JPH0159350B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0159350B2
JPH0159350B2 JP13871082A JP13871082A JPH0159350B2 JP H0159350 B2 JPH0159350 B2 JP H0159350B2 JP 13871082 A JP13871082 A JP 13871082A JP 13871082 A JP13871082 A JP 13871082A JP H0159350 B2 JPH0159350 B2 JP H0159350B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
sheet
metal
vapor deposition
sheet material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13871082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5927925A (ja
Inventor
Minoru Ikeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiwa Shoko KK
Original Assignee
Keiwa Shoko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Keiwa Shoko KK filed Critical Keiwa Shoko KK
Priority to JP13871082A priority Critical patent/JPS5927925A/ja
Publication of JPS5927925A publication Critical patent/JPS5927925A/ja
Publication of JPH0159350B2 publication Critical patent/JPH0159350B2/ja
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフイン等のプラスチツクフイ
ルムにアルミニウム等の金属の真空蒸着が部分的
に施された部分金属蒸着フイルムの製造方法に関
する。
従来より金属真空蒸着技術は各種プラスチツク
フイルムや加工紙に対して広く適用されており金
属蒸着体は汎用資材として各種用途で大量に使わ
れている。
そして、この金属蒸着体において部分的に金属
蒸着が施された部分金属蒸着シートが出回わりは
じめ、さらに金属蒸着品の利用分野が拡大してい
る現状にある。
ところで従来、部分金属蒸着シートの製造法と
しては一旦蒸着したのち転写することにより部分
蒸着を得る転写方式や、ホツトスタンピング方式
のほか、蒸着後、前記蒸着面に印刷方式等により
樹脂膜を塗工し、更に未塗工部分をカセイソーダ
等で分解させるいわゆるバスター加工等が知られ
ている。しかしながらいずれも二段の工程を経て
のち、部分蒸着を得る方式であるので製造コスト
が高くなり、しかも設備費も割高になる欠点があ
つた。
上記欠点を解決する発明として特公昭56−
14745号よれば、連続模様が打ち抜かれた打ち抜
きシートと打ち抜きのない通常シートとを夫々、
全巾にわたつて重畳しつつ連続進行させるととも
に、前記重畳された打ち抜きシート側から金属蒸
着を行ない、前記打ち抜きシートと通常シートと
の夫々を同時に蒸着する方法について開示されて
いるが、この方法においては重畳された打ち抜き
シートと通常シートが巻出ロールから巻出され
て、冷却ドラム下部を通過する過程で打ち抜きシ
ート面側から金属蒸着源によつて蒸着した後、二
つの巻取ロールで前記打ち抜きシートと、通常シ
ートを別々に巻取るものであるから重畳された打
ち抜きシートと、通常シートの巻出してから金属
蒸着後、巻取段階までに打ち抜きシートと通常シ
ートとの間にズレが生じやすく、所定の金属蒸着
模様が形成されにくに欠点がある。
又、装置的にみても打ち抜きシートと通常シー
トを別々に巻取る関係で巻取ロールが二つの必要
なことから蒸着機の規模が非常に大きくなること
を否めないものである。
本発明は上述の問題点に鑑み成されたものであ
つて以下、その構成を添付図面により説明する。
図面において符号1は任意の透孔2を有するフ
イルム又はシート材であつて、この片面上にはポ
リオレフインを押出ラミネートしてラミネートフ
イルム層3が剥離可能に形成されている。
次に前記フイルム又はシート材1側からアルミ
ニウム等の金属蒸着4を施す。
次いで、前記フイルム又はシート材1とラミネ
ートフイルム層3を剥離すると、ラミネートフイ
ルム面上には結果的に部分的な金属蒸着が施され
ることになる。
更に必要に応じてラミネートフイルム面上に部
分的に設けられた金属蒸着4を保護するためのト
ツプコート層5が設けられる。
ここで任意の透孔を有するフイルム又はシート
材とはたとえばレース様編機体や各種模様の切り
抜きのあるプラスチツクフイルムや紙など任意に
選択できる。
また、この任意の透孔を有するフイルム又はシ
ート材の片面上へポリオレフインのラミネートフ
イルム層を剥離可能に形成する手段としてはポリ
オレフインの押出温度を通常の押出温度よりも下
げて押出ラミネートするかもしくは前記フイルム
又はシート材の面上にシリコン離型剤等により離
型処理を施してから通常の押出温度でポリオレフ
インをラミネートするなどある。
次に本発明の実施例を説明する。
実施例 任意の透孔を有するシート材として、割繊維不
織布(日石合樹(株)商品で品番HS−24を使用)の
片面上に押出ラミネーシヨン法によりポリプロピ
レン(d=0.9、MI=30)を280℃で溶融押出し、
100μの間隙を有するニツプロール間で50μ厚のポ
リプロピレンフイルムをラミネーシヨンすること
により蒸着用基材とした。次いで、この蒸着用基
材の割繊維不織布面側にアルミニウムを真空蒸着
したのち、前記ポリプロピレンフイルムと蒸着用
基材を剥離してそれぞれ巻取ると、ポリプロピレ
ン面上には割繊維不織布の有する透孔と同様の形
状にアルミニウムの蒸着が成され、きれいに部分
蒸着され、興趣に富むポリプロピレンフイルムが
得られた。
以上のとおり本発明は構成されるものである
が、任意の透孔を有するフイルム又はシート材の
片面上に設けられるラミネートフイルム層は剥離
可能に押出ラミネートしたものであるから前記フ
イルム又はシート材側から金属蒸着を施すにあた
つて、その巻出時、これに続く金属蒸着時にも前
記フイルム又はシート材と、ラミネートフイルム
層との間にズレは全く生じることがないので、前
記フイルム又はシート材に設けられた任意の透孔
と同じ形状の部分蒸着がムラなく形成できる効果
がある。
又、所定の金属蒸着後、前記フイルム又はシー
トと、ラミネートフイルム層との剥離は前述のご
とく剥離可能な貼合せ状態にあるから夫々を別々
に巻取る必要がなく、一旦、一諸に巻取つてから
あらためて夫々を別々に巻取り可能であり作業性
がきわめて良い。
更に本発明の実施に使用する装置としては前述
のごとく金属蒸着装置の中に1つの巻出ロール
と、1つの巻取ロールがあればよいので従来のも
ので実施可能でもある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1
図は本発明において使用する任意の透孔を有する
フイルム又はシート材の断面図、第2図は任意の
透孔を有するフイルム又はシート材の片面上に剥
離可能にポリオレフインを押出ラミネートした蒸
着用基材の断面図、第3図は蒸着用基材の透孔側
から金属蒸着したものの断面図、第4図は蒸着
後、任意の透孔を有するフイルム又はシート材を
蒸着用基材から剥離した際のポリオレフインフイ
ルムの断面図、第5図は第4図に示すポリオレフ
インの蒸着面側にトツプコート層を設けたものの
断面図である。 1……任意の透孔を有するフイルム又はシート
材、2……透孔、3……ラミネートフイルム層、
4……金属蒸着、5……トツプコート層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 任意の透孔を有するフイルム又はシート材の
    片面上にポリオレフインを剥離可能に押出ラミネ
    ートして、ラミネートフイルム層を形成し、前記
    フイルム又はシート材側から金属蒸着を施しての
    ち、前記フイルム又はシート材と、ラミネートフ
    イルム層を剥離することによりラミネートフイル
    ム面上に部分的に金属蒸着を施すことを特徴とす
    る部分金属蒸着フイルムの製造方法。
JP13871082A 1982-08-09 1982-08-09 部分金属蒸着フイルムの製造方法 Granted JPS5927925A (ja)

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JP13871082A JPS5927925A (ja) 1982-08-09 1982-08-09 部分金属蒸着フイルムの製造方法

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JPS5927925A JPS5927925A (ja) 1984-02-14
JPH0159350B2 true JPH0159350B2 (ja) 1989-12-15

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ID=15228312

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JP13871082A Granted JPS5927925A (ja) 1982-08-09 1982-08-09 部分金属蒸着フイルムの製造方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2534761B2 (ja) * 1988-11-17 1996-09-18 株式会社東芝 加熱調理器
JP2542688B2 (ja) * 1988-11-18 1996-10-09 株式会社東芝 加熱調理器

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JPS5927925A (ja) 1984-02-14

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