JPH01591A - 映像表示方法 - Google Patents

映像表示方法

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JPH01591A
JPH01591A JP63-47443A JP4744388A JPH01591A JP H01591 A JPH01591 A JP H01591A JP 4744388 A JP4744388 A JP 4744388A JP H01591 A JPH01591 A JP H01591A
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signal
memory
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訓弘 野村
哲夫 町田
一成 山田
竹越 敏夫
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株式会社日立製作所
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像表示方式に関し、更に詳しくは、走査線補
間により入力映像より高解像度の映像を得るのに好適な
映像表示方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、ビデオ信号(以下、NTSC信号と言う)出力画
面の高画質化の手法として、例えば、電子通信学誌、V
ol、68.黒3、′最近のディジタルテレビ受像機の
動向″で報告されたディジタルテレビや、日本工業技術
センターの“ビデオ信号のディジタル処理技術と事例研
究”(1986年、第56ページ)に紹介されたソニー
のDSC−10(Digital 5can Conv
erter)等が知られている。これらの従来技術では
、NTSC信号の規格である水平周波数15.75KH
z、垂直周波数6 ’OHzのインタレース走査法を、
水平周波数31.5KHz、垂直周波数60Hzのノン
インタレース走査法に変換している。また、これらの変
換において1よ、水平周波数を2倍化することにより、
1フイールド当たりの走査線数を2倍にしており、NT
SC入力信号を成るドツトクロックでディジタル化して
メモリに書き込み、書き込みクロックの2倍のドツトク
ロックで読み出すようにしている。この場合、読み出し
のクロックが書き込みタロツク゛      の2倍と
なるため、1ライン分の信号が書き込みみれる毎に1つ
のラインを2度ずつ読み出すか、上下のラインで補間す
ることにより、2倍の出力ラインを得ている。
然るに、上記従来方式は、水平周波数が31.5KHz
、垂直周波数が60HzのCRTにのみ適用可能であり
、コンピュータ分野における一般的なワークステーショ
ンのCRTは、上記の周波数なワークステーションのC
RTは、上記の周波数と一致しないため、これらの端末
では上記従来方式を採用できない。
NTSC信号の表示走査線485本に対し、−般のワー
クステーションにおけるCRTの表示走査線数(垂直方
向のドツト数)は、NTSC信号の2倍以下、例えば、
700〜800本程度のものが多い。従って、NTSC
信号の表示走査線を単に2倍に補間するだけでは、映像
画面の一部がCRTからはみ出してしまう。この場合、
NTSC信号の表示走査線を例えば1.5倍に補間でき
れば、映像画面の全面を適度の大きさでCRTに出力す
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第14図は、NTSC方式における映像画面1oを示し
たものであり、実線は奇数フィールドの走査線1,3.
5・・・、離線は偶数フィールドの走査線2,4,6・
・・を示す。このようにインタレース走査されたNTS
Cを走査線を1.5倍に補間する場合に、例えば、従来
の「フィールド内袖間方式」、すなわち、同一フィール
ド内の上下の走査線の平均値をとって補間走査線を作り
出す方法を採用すると、奇数、偶数の各フィールド20
0D、200Eにおける表示走査線は第15図のように
なる。この方法により得た画面では。
実走査線2本毎に補間走査線が現われるが、奇数フィー
ルドと偶数フィールドとで走査線の上下関係が逆転する
部分があり、画面にちらつきを生ずるという問題がある
。例えば、偶数フィールド200Eの上から2本目には
第4ラインが表示されるが、奇数フィールド200Dで
は、第3ラインと第5ラインとから合成される補間走査
線が3本目に位置するため、実画面上で第4ラインより
上にある第3ラインの影響が、出力画面上で第4ライン
よりも下に現われる。
一方、従来の「フィールド間補間」方式、すなわち、補
間位置に他のフィールドの走査線を挿入する方式を利用
すると、走査線数を1.5倍化した奇数、偶数の各フィ
ールド200D、200Eは第16図のようになる。こ
の図面では、奇数。
偶数の2つのフィールドで、1度しか現われない走査線
(例えば、第1.第2.第3.第6.第7ライン・・・
)と、2度現われる走査線(例えば、第4、第5.第8
.第9ライン)とがあるため、垂直2方向の解像度に問
題がある。
本発明の目的は、入力映像信号の走査線を補間して、入
力映像よりも高解像度で画質の優れた映優を作り出す映
像表示方式を提供することにある。
本発明の他の目的は、特にNTSC信号を出力表示装置
の垂直方向の解像度に適合させることができる映像表示
方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の映像表示方式では、
奇数フィールドの映像信号と偶数フィールドの映像信号
をそれぞれ第1.第2のメモリに順次に格納すると共に
、上記各メモリからそれぞれ1走査線ずつ入力順序に従
って映像信号を読み出し、第1メモリから読み出した奇
数フィールドの映像信号と、これら2つの映像信号を合
成して得た映像信号とを奇数、偶数の各出力フィールド
でそれぞれ所定の順序で選択することにより、上記入力
映像信号による表示走査線よりも走査線数の多い表示画
面を構成するようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
上記第1.第2メモリは、例えば、ランダムポートとシ
リアルポートを有するデュアルポートメモリにより構成
される。この場合、入力映像信号はディジタル化され、
数ドツト分ずつ人力バッフ、アに蓄えられた後、ランダ
ムポート側からデュアルポートメモリに書き込まれる。
一方、デュアルポートメモリからの情報読み出しは、C
RTの水平同期信号に基づいて実行され、例えば、CR
Tが水平帰線期間に入ると1次の1ライン分のブタ−が
デュアルポートメモリのメモリセルからシフトレジスタ
へ内部転送される。シフトレジスタに蓄えらだデータは
、書き込みと非同期に読み出しが可能であり、これによ
って周波数変換が行なえる。また、各デュアルポートメ
モリの出力側に、それぞれ1ライン分のデータを格納す
るラインメモリと、各ラインメモリの内容を加算する加
算器を設け、これらの要素から前述した奇数フィールド
の1ライン、偶数フィールドの1ライン及びそれらを加
算(合成)した1ラインの映像信号を得て、これを所定
のJft序で読み出すことによって、走査線数を拡大し
た映像画面を構成する。
〔実施例〕
第1図は本発明による映像表示方式の基本構成を説明す
るための図であり、20は低解像度の映像信号、例えば
NTSC方式の映像信号を1時的に記憶するためのメモ
リを示す。映像信号は奇数フィールド12と偶数フィー
ルド14とからなり。
奇数フィールド12はNTSC画面上の奇数番目の走査
線1,3,5.・・・の映像信号、偶数フィールド14
は偶数番目の走査線2,4,6.・・・の映像信号から
なる。メモリ20には、これらの各ラインの映像信号が
フィールド別に順次に入力され。
奇数フィールドと偶数フィールドの各走査線の映像信号
は、それぞれ奇数ラインメモリ74Aと偶数ラインメモ
リ74Bに所定の順序で読み出される。本発明では、上
記ラインメモリ74A、74Bに読出された奇数フィー
ルドと偶数フィールドの2つの走査線の映像信号を補間
回路22により合成し、補間された走査線の映像信号を
作る。そして、ラインメモリ74A、74Bの出力と補
間回路22の出力とをセレクタ24により所定のJ須序
で選択することにより、高解像度画面の出力映像信号3
0を得る。奇数走査線、偶数走査線、補間走査線をどの
ような順序で選ぶかは、出力画面の垂直解像度に応じて
異なる。
今、メモリ20上のアドレスNに記憶されている奇数フ
ィールド・ラインの内容をA (N) 、偶数フィール
ド・ラインの内容をB (N)と定義した場合、例えば
、奇数フィールドでは、A(N)、 [A(N+1)+
B(N)]/2. B(N+1)偶数フィールドの出力
画面では、 B(N)、  A(N+lL  [A(N+2)+B(
N+1)コ /2゜を繰り返し単位として、Nが1.3
,5,7.・・・の順でインクリメントされる形で上記
セレクタに選択動作をさせると、映像信号30により得
られる出力画面の奇数フィールド200Dと偶数フィー
ルド200Eは、それぞれ第2図のようになる。
この例では、各フィールドの走査線数は原映像の1.5
倍になっており、奇数、偶数の2フイールドからなる画
固上で、各走査線の内容は上下の位置関係を乱すことな
く、且つ、同一の頻度で分布するため、ちらつきのない
良質の高解像度映像が得られる。
以下、本発明の映像表示を実施するための信号処理回路
について説明する。
第3図は信号処理回路の1実施例を示すブロック図であ
る。入力信号であるNTSC信号10は、同期信号分離
回路40に入力され、水平、垂直の各同期信号HDI、
VDlを分離される。また、サブキャリア分離回路42
でサブキャリア信号を除去した後、A/D変換回路44
でデイジスタル信号に変換される。ディジタル化した映
像信号は入力バッファ46に蓄積され、数ドツト分の信
号をまとめて、奇数フィールドの映像信号はデュアルポ
ートメモリ20A、偶数フィールドの映像信号はデュア
ルポートメモリ20Bにそれぞれランダムポート側から
順次に書き込まれる。この書き込みと並行して、出力C
R5Tからの水平周期信号HDoと乗置同期信号VDo
に同期して、各フィールドの1ライン分のデータがデュ
アル′ポートメモリ20A、20B内のそれぞれのシフ
トレジスタ74A、74Bに内部転送され、上記シフト
レジスタの内容なシリアルポートから順次に読み出され
て、CRTに表示される。
デュアルポートメモリ2OA、20Bで2フィールド構
成し、1ラインずつ読み出す。本発明では、これらのラ
イン信号は、奇数フィールドメモリ中の1ラインをその
まま出力する場合、偶数フィールドメモリ中の1ライン
をそのまま出力する場合、及び奇数フィールドメモリか
らの読出し信号と偶数フィールドメモリからの読出し信
号とを合成して平均値を出力する場合、の3通りがある
セレクタ24では、上記いずれかの出力を選択する。選
択された信号はRGB信号に変換された後、CRTに表
示される。
次に、個々の回路動作を説明する。同期分離回路40″
rNTSC信号から水平同期信号HDiと垂直同期信号
V D tを分離し、サブキャリア分離回路42でサブ
キャリア信号を除去した後1.映像信号をAD変換器4
4でディジタル化する。分離された水平同期信号HDi
は、ドツトクロック作成回路50に入力され、これによ
り、HDlに同期したサブキャリアの4倍の周波数(3
,58X4=14.32MHz)をもつドツトクロック
CLが得られる。ドツトカウンタ52はI(D lによ
ってリセットされ、ドツトクロック作成回路50からの
ドツトクロックCLをカウントして、画面の水平方向の
アドレス値Xを生成する。ラインカウンタ54は垂直同
期信号VDIでリセットされ、水平同期信号MDIをカ
ウントすることによって、画面の垂直方向のアドレス値
yを生成する。どき込みアドレス作成回路56は、画面
アドレスX。
yをメモリ書き込みアドレスに変換する。一方、CRT
側の垂直同期信号V D oでラインカウンタ82をリ
セットし、水平同期信号HDOをカウントすることによ
って、画面上のアドレスy′を決定する。また、読み出
しアドレス作成回路72で画面アドレスをメモリ読み出
しアドレスに変換する。
本実施例では、ドツトクロックCLによりAD変換器4
4を動作させ、サブキャリアの4倍の周波数で映像信号
をサンプリングするようにしている。この場合、デュア
ルポートメモリ20A、20Bの大きさは、それぞれ1
フイ一ルド分のデータを格納するのに必要な横910ド
ツト、縦525/2ドツト、濃淡8ビツトとなる。ここ
で縦525ドツトは、NTSC信号の走査線数(垂直帰
線期間も含む)525本に合わせである。
各ドツトを8ビツトでディジタル化した場合、デュアル
ポートメモリに必要なメモリ容量は、2゜Aと20Bの
2面トータルで478にバイトとなる。
メモリ20A、20Bは、例えば現在市販されているH
M53461 (日立製作所)のLSIを1フイールド
あたり8個1合計16個使用して構゛成してもよい。こ
の場合のメモリ構成を第4図に示す。入力バッファ46
にそれぞれ8ビツトからなる4ビツト分のデータを蓄わ
えて、4ビツト分を1度アクセスでデュアルポートメモ
リ20Aまたは20Bに書き込む。デュアルポートメモ
リ2OA、20Bは、1チツプが64にビット×4のメ
モリ8チツプ用いて構成されているため、各ドツトが第
4図の如く、2個のメモリチップに分けて書き込まれ遜
。なお、奇数フィールドメモリに書くか、偶数フィール
ドメモリに書くかは、フリップフロップ58が垂直同期
信号VD、のたびに選択信号を切り換える。
NTSC信号をワークステーションのCRTに表示する
場合1両者の水平周波数および垂直周波数は互いに異な
るため、周波数の変換が必要になる。デュアルポートメ
モリ20A、20Bは、書き込みと読み出しを互いに独
立して行なうことができるため、NTSC信号の水平、
垂直同期信号HD + 、 V D iに従ってメモリ
への書き込みを行ない、これとは独立して、CRTの水
平、垂直同期信号HDO,VD、に同期させてデータを
読み出すことによって、上記した周波数変換を実現でき
る。
以下、デュアルポートメモリ20A、20Bの読み出し
動作について述べる。
メモリからのデータの読み出しは、1ラインずつ行なう
。HD oが帰線期間になると、アドレス切換え回路7
0が、読み出しアドレス作成回路72からのアドレスを
デュアルポートメモリ2゜A及び20Bに設定し、1ラ
イン分のデータをシフトレジスタ74A及び74Bに内
部転送する。
表示走査線を例えば1.5倍に拡大した場合、映像デー
タを横方向にも1.5倍に拡大するために、シリアルク
ロック作成口l&76で読み出しクロックをCRTのド
ツトクロックDCLの2/3倍にしたタロツクSCを作
成する。このクロックSCをシフトレジスタ74A、7
4Bに入力し、それらの内容を順次に読み出す。水平方
向の拡大率を変えたい場合は、上記シリアルクロックS
Cの周期を変えればよい。シフトレジスタ74A、74
Bの内容がデュアルポートメモリ20A、20Bの各シ
リアポートから読み出されている間に、アドレス切換え
回路70は、書き込みアドレス作成口#56から出力さ
れるアドレスに従って、ランダムポート側からデュアル
ポートメモリ2OAまたは20Bにデータを害き込む。
第S図にメモリ制御のタイミングチャートを示す。Ao
−A7はデュアルポートメモリ20A、20Bに設定す
るアドレス、CLはドツトクロック作成回路50が出力
するドツトクロック信号、WEは、Write Ena
ble信号、DTloEはData Transfer
loutput Enable信号、SCはシリアルク
ロック作成回路76が出力するシリアルクロック信号で
ある。この例では、第(K−1)ラインと第にラインを
出力しながら、(i−j)ドツトから(i+8t j)
  ドツトの内容をデュアルポートメモリ20Aまたは
20Bに書き込んでいる。ここで(i、j)は、画面ア
ドレスx=i。
y=jのドツトを示す。4進カウンタ60がドツトクロ
ックCLをカウント動作し、4ドツト分のカウントが行
なわれる毎に、4進カウンタ60からの出力がインバー
タ62で反転されて、WEとしてメモリに与えれる。こ
の時、入力バッファ46に蓄えられた4ドツト分のデー
タが、ランダムポートよりデュアルポートメモリ20A
または20Bに書き込まれる。
HDOが帰線期間に入ると、(1+41J)ドツトから
(i+7.j)  ドツトのデータがランダムボート側
から書き込まれた後に、読み出し開始ドツト(1,K)
ドツトのメモリアドレスを読み出しアドレス作成口72
が設定し、データの内部転送が行なわれる。内部転送が
終ると、ランダムポート側から次の4ドツトが書き込ま
れ、これと並行してシリアルポートからは、CRTの周
波数に従ってデータが読み出される。
読み出しは、第2図に示した表示を表現するために1ラ
インずづ行なわれる。第6図は、読み出し制御信号作成
回路90の詳細図である。セレクタ24の選択信号を作
成するために必要なHD’はCRTの水平同期信号HD
oを遅延回路100で遅延させることにより作成する。
第5図で述べたDTloEは、HDOが立ち下り、ラン
ダムポート側からの書き込み1サイクル(第5図では(
i+ 4 r j)  ドツトから(x+7tJ)  
ドツト)が終了した後、ハイレベルからローレベルに変
化する(内部転送モードになる)。従って、遅延回路9
8でHD、より遅延した信号を作成し、これをDTlo
Eとする。
本発明によるラスク表示順序は、前述したように、奇数
フィールドと偶数フィールドとで、それぞれ所定単位の
繰り返しを行なっている。この繰り返しを実現するため
に、パターン発生回路92から、奇数フィールドを表示
する時は、例えばPo” (1,1,O) 、 PE=
 (1,0,1)−偶数フィールドを表示する時には、
Po= (0,1゜1)、PE= (1,1,O)のパ
ターンをそれぞれ繰り返して出力させる。奇数、偶数フ
ィールドの出カバターンの切り換えは、フリップフロッ
プ104で行なう。パターン発生回路92から出力され
る繰り返しパターンPDt P已はHD、と共にそれぞ
れAND回路94.96に入力され、AND回路の出力
HDD、およびHDEを、それぞれデュアルポートメモ
リ2OA、20Bのreadenable信号とする。
第7A図と第7B図に奇数フィールドおよび偶数フィー
ルドにおける読み出し制御信号のタイムチャートを示す
。第7A図に示す如く、奇数フィールドの表示期間では
、例えばHDoの第1パルス発生時点で奇数、偶数面フ
ィールドメモリともread enable状態であり
(HDD、HDEのパルスが立ち上がる)、それぞれの
メモリの最初のデータであるNTSC画面上の第1ライ
ン及び第2ラインが読み出されて、ラインメモリ78A
78Bに格納される。これらのラインメモリ78A、7
8Bの内容は、顆次加算器22で加算され1、    
各加算結果を右へ1ビツトシフトした値がセレクタ24
へ入力される。選択信号作成回路102は、パルスHD
’ が入力される都度、ラインメモリ78A、加算器2
2.ラインメモリ78Bの順に入力データの選択を行な
うように、制御信号をセレクタ24に与える。これによ
って、HD’の1番目□のパルス発生時には、ラインメ
モリ78Aから出力された第1ラインが選択される。次
のHDoパルスが発生した時では、奇数フィールドメモ
リへのread enable信号となるパルスHDD
が立ち上がるため、第3ラインのデータナラインメモリ
78Aに格納される。この時、偶数フィールドメモリの
read enable信号となるHDEパルスは発生
しないため、ラインメモリ78Bの内容は更新されず、
第2ラインのデータが格納されたままである。HD’の
2番目のパルスによって、セレクタ24は、加算器22
の出力を選択し、(第2ライン士第3ライン)/2の値
がセレクタ出力となる。HDoの3番目のパルスが発生
した時点では、HDDパルスは出力されず、I D E
パルスが立ち上るため、偶数フィールドのラインメモリ
78Bだけが更新され、第4ラインのデータが格納され
る。そして、HD ’の3番目のパルスに応答してセレ
クタ24は、ラインメモリ78Bの出力、すなわち、第
4ラインのデータを出力する。以下、この手順を繰り返
し、奇数フィールドの出力が行なわれる。
偶数フィールドを表示する時は、パターン発生回路92
は、Po= (0+ 1+ 1)+ PE= (1−+
1.0)のパターンをそれぞれ出力する。この結果、H
DD、HDEのパルス列は第7B図のようになる。この
場合、選択信号作成回路102は、ラインメモリ78B
、ラインメモリ78A、加算器22の順に選択制御信号
を繰り返す。選択信号作成回路102が出力する選択信
号のパターンは。
奇数フィールドを表示する時と偶数フィールドを表示す
る時とで異なり、この切換えは垂直同期パルスV D 
oでフリップ・フロップ動作するフリップフロップ10
4によって行なわれる。
このようにして、セレクタ24により選択された各ライ
ンのデータは、YC分離回路110及びマトリックス回
路112でRGB信号に変換され、DA変換器120で
アナログ信号となってCRTに表示される。尚、CRT
の水平方向のドツト数をDH1水平表示期間をTH(u
s)とすると、読み出し速度制御回路122はDH/T
H(MHz)に相当する信号をDA変換器120に供給
する。
第8図は、他の実施例として、走査線の補間倍率を7/
4に設定した場合の本発明による映像信号を示す0倍率
を774にすると、標準のNTSC信号から約850本
の走査線をもつ出力画像を得ることができる。この例で
は、奇数フィールドの出力期間中には、奇数ラインと偶
数ラインを交互に出力して最初の4本分の出力信号を得
、次に補間信号、偶数ライン、補間信号の順で3本の出
力信号を得、これを交互に繰り返すことにより、1.2
.3’、4 (5+6)/2,6゜(7+8)/2,9
,1,11.・・・の内容をもつ映像信号を作る。一方
、偶数フィールドでは、先ず上記3本分の信号を出力し
、次に4本分の信号を出力させる形で補正動作を行なう
ことにより、(1+2)/2,2.(3+4)/2.5
.+3゜7、a、(9+10)/2.・・・の内容をも
つ映像信号を作る。
第9A図〜第9Z図は、本発明の方式により入力映像信
号を補間して、整数倍率で拡大された映像信号画面を得
る場合の1実施例を示す。これらのうぢ、第9A図を第
9B図は、それぞれ倍率Mが「2」と「4」の場合に得
られる出力画面を示しており、第9C図は、倍率Mが偶
数の場合の補間ルールを示す。一方、第9D図と第9E
図は、倍率Mは「3」と「5」の場合に得られる出力画
面を示しており、第9F図は倍率が奇数の場合の補間ル
ールを示す。
第10A図〜第10F図は、本発明により得られる倍率
がm/2(但し、mは奇数)の場合の出力画面を示し、
第10A図〜第10C図はmが3゜7.11.・・・の
場合の具体例と補間ルール、第10D図〜第10F図は
mが5.9,13. ・・・の場合の具体例と補間ルー
ルを示す。
て 第3図のシステムにおいて、倍IMを指定し友倍率調整
手段130を設ければよい。この倍率調整手段130は
、ROMアドレス発生回路132とROM134とから
なっている。ROMアドレス発生回路132は、指定倍
率Mに応じてROM134の読み出しアドレスを発生す
る。また、ROM134は、予め倍率Mに応じた複数の
パターンデータを記憶しており、倍率が指定されると、
ROMからパターン発生回路92に、この倍率に対応し
た繰り返しパターンPD、PEを発生させるためのデー
タP Po、 P PEが与えられる。また、シリアル
クロック作成回路76に対しては、倍率に応じたクロッ
ク周期を指示する信号が与えられ、選択信号作成回路1
02に対しては、セレクタ24の動作シーケンスを上記
倍率に応じた形とするための指示信号SDが与えられる
第11図と第12図は、ROM134に用意されるパタ
ーンデータの1例を示す。ROM134には、各倍率毎
に奇数フィールド用と偶数フィールド用の2つのレコー
ドが用意され、各レコードは、繰り返しパターンPPD
とPPE、この繰り返しパターンの長さを示すデータ、
および選択シー整 ケンスSDとを含む。パターン発生口ス92は、ROM
から与えられたPPDD、 PPFlに従ったパターン
で、前述の繰り返しパターンPD、PEを発生し、これ
によって、デュアルポートメモリ20A、20Bからラ
インメモリ78A、78Bへのデータ読出しのシーケン
スが決まる。選択シーケンSDにおいて、「0」は奇数
ラインメモリ78A、rE」は偶数ラインメモリ78 
B 、  rAJは加算器22の出力を選択することを
意味している。従って、例えば倍率が5/2の場合1選
択信号作成回路102は、奇数フィールドではrOAE
OAJの繰り返し、偶数フィールドではrOEOAEJ
の繰り返しでセレクタ24に入力の選択を行なわせるよ
う制御信号を出力することになる。
以上、インタレース走査のCRTに対してXTSC信号
を補間し、所定の倍率に拡大した映像を表示する例につ
いて述べたが、本発明をノンインタレースCRTに対し
て適用する場合は1例えば第13図のような補間を行な
えばよい。例えば1.5倍の映像を得る場合、奇数フィ
ールドと偶数フィールドの内容をそれぞれデュアルポー
トメモリ20Aち20Bから1ラインずつ読み出して、
ラインメモリ78A、78Bに格納し、ラインメモリ7
8A、78Bからは、8ビツトずつデータを読み出して
加算器22で加算し、加算結果を右へ1ビツトシフトし
て1/2にした値をセレクタ24に入力する。また、選
択信号作成回路102により、24でラインメモリ78
A、ラインメモリB、加算器22の順に入力を選択させ
る制御信号を繰り返して発生する 〔発明の効果〕 本発明によれば、NTSC信号を周波数の異なるCRT
に高画質で表示できるので、コンピュータ端末における
ビデオ信号処理に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による走査線の補間方式の基本構成を説
明するための図、第2図は本発明により得られる映像信
号の1例を示す図、第3図は本発明を実施する映像表示
システムの1例を示すブロック図、第4図はデュアルポ
ートメモリの具体的な構成の1例を示す図、第5図はデ
ュアルポートメモリへのデータ書き込み、読み出し動作
を説明するためのタイムチャート、第6図は、読出し制
御信号作成回路90の1実施例を示すブロック図、第7
A図、第7B図はそれぞれ奇数フィールドと偶数フィー
ルドにおけるメモリ制御信号のタイムチャート、第8図
、第9A図〜第9F図および第10A図〜第10Fは本
発明により得られる映像信号の他の実施例を示す図、第
11図と第12図はそれぞれROM134の内容の1例
を示す図。 第13図はノンインタレース走査CRTを対象とした本
発明による走査線の補間方法を示す図、第14図はNT
SC方式の走査線説明図、第15図と第16図は従来の
走査線補間により得られる画面の説明図である。 70・・・アドレス切換え回路、 20・・・デュアルポートメモリ、 74・・・シフトレジスタ、78・・・ラインメモリ、
22・・・加算器、24・・・セレクタ、90・・・読
み出し制御信号作成回路、102・・・選択信号作成回
路、 92・・・パターン発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、奇数フィールドと偶数フィールドの入力映像信号を
    それぞれ第1、第2のメモリに順次に格納すると共に、
    上記各メモリからそれぞれ1走査線ずつ入力順序に従っ
    て映像信号を読み出し、第1メモリから読み出した奇数
    フィールドの映像信号と、第2メモリから読み出した偶
    数フィールドの映像信号と、これら2つの映像信号を合
    成して得た映像信号とを奇数、偶数の各出力フィールド
    でそれぞれ所定の順序で選択することにより、上記入力
    映像信号による表示走査線よりも走査線数の多い表示画
    面を構成するようにしたことを特徴とする映像表示方式
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