JPH0157334B2 - - Google Patents

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JPH0157334B2
JPH0157334B2 JP23445186A JP23445186A JPH0157334B2 JP H0157334 B2 JPH0157334 B2 JP H0157334B2 JP 23445186 A JP23445186 A JP 23445186A JP 23445186 A JP23445186 A JP 23445186A JP H0157334 B2 JPH0157334 B2 JP H0157334B2
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JP
Japan
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film
liquid
developing
section
processing
Prior art date
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JP23445186A
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JPS6389857A (ja
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Tsutomu Katsuyama
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BAIKON KK
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BAIKON KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、撮影したフイルムを現像するフイ
ルムの現像処理装置に関する。
<従来の技術> フイルムの撮影、現像機は本出願人が提案した
特開昭56−40819号公報、特公昭61−28977号公報
(特開昭56−43633号公報)等で公知である。
<発明が解決しようとする問題点> 上記撮影、現像機は現像を行うために現像室内
に現像液、定着液、洗浄液等を容れた複数の液槽
を設置してある。従つて、現像進路は上記各液槽
内に順番に上下方向に蛇行しながら入つて出るよ
うに構成しなければならなかつた。
このため各液槽内の液の交換、槽内の洗浄に非
常に手数がかかると共に、現像進路の構成が複雑
で、製作が面倒である。
更に、液槽、現像進路に大きなスペースを要
し、小型化に限度がある。
<問題点を解決するための手段> そこで本発明は、現像室内にフイルムの進路沿
いに細長く延び且つ内部が所定の間隔で設けた劃
壁により前後方向の複数の区画に仕切られた液受
けトレーを設置し、この液受けトレー内にフイル
ムの両側縁を導く相対向したガイド溝を対向面に
有し、且つ上記劃壁を跨ぐ下端からの切込みを有
する二つの側壁を備えた誘導処理枠を装入し、上
記誘導処理枠には側壁のガイド溝の直下に沿い、
且つ前記液受けトレーの各区劃内あるいはその直
上で個々に両側壁を連結する複数の処理板を設
け、上記各処理板には前記液受けトレーの各区劃
の底を貫通した上下方向のノズルの上端を上面に
露出させる開口を設け、現像室内に置いた現像液
等の処理液を容れた複数の容器から延びる給液管
を夫々ポンプを介して前記ノズルの下端に連結す
ると共に、各区劃の底のドレンと夫々の容器を戻
液管で連結したことを特徴とする。
<実施例> 図示の実施例が前記従来例と大きく異るのは、
現像室1の壁面1′に細長く延び、且つ内部が所
定の間隔で前後方向に設けた劃壁2により複数の
区劃3に仕切られた液受けトレー4をほぼ水平に
設置し、この液受けトレー4内にフイルムFの両
側縁を導く相対向したガイド溝5,5を対向面に
有し且つ上記劃壁2を跨ぐ下端からの垂直な切込
み6を有する二つの側壁7,7を備えた誘導処理
枠8をほぼ水平に装入し、上記誘導処理枠8には
側壁のガイド溝5,5の直下に沿い、且つ前記液
受けトレー4の各区劃3内あるいはその直上で
個々に両側壁7,7をH形に連結する複数の処理
板9を設け、上記各処理板9には前記液受けトレ
ー4の各区劃の底を貫通した上下方向のノズル1
0の上端を上面に露出させる開口11を設け、現
像室内にはそのほかに現像液等の処理液を容れた
複数の容器12を格納し、各容器の口には夫々器
内に通じる給液管13と戻液管14を設け、各給
液管13は夫々ポンプ15を介して液受けトレー
の各区劃3のノズル10の下端に接続し、各戻液
管14は各区劃3のドレン16の下端に接続して
あることである。
尚、ここでは液受けトレー4の区劃3は4つあ
るので便宜上前から順番に3a,3b,3c,3
dとし、区劃3aのノズル10とドレン16に給
液管と戻液管を接続する容器は12a、以下同様
に区劃3bと3cと3dのノズル10とドレン1
6に給液管と戻液管を接続する容器は12bと1
2cと12dとする。
従つて、従来例と同様に撮影部17で輪転式に
資料を撮影して撮影部中を間欠的に進む露光済み
のフイルムFはローラ18で向きを下向きに変
え、撮影部の出口に遮光的に連通した現像通路1
9内に入り、そのパーフオレーシヨンに噛み合つ
た対の入口送りローラ20により撮影部での速度
と同様で間欠的に真下に向かつて送り進められた
のち対の転向送りローラ21で進路を直角に転じ
て誘導処理枠8の前端に向かい、その両側縁を該
枠の両側壁7,7の対向したガイド溝5,5で導
かれて枠内を水平に進む。
上記転向送りローラ21は撮影部での間欠撮影
速度よりも遅い、所定の現像処理速度で連続回転
するため、撮影を行つている間、その速度差で撮
影部から現像部に余分に送り進められる後続のフ
イルムは両送りローラ20と21の間にある貯留
部22内に蛇行状に撓んで入り、ここで滞留す
る。
一方、前述の容器12a内には現像液、12b
には定着液、12cには洗浄水、12dには洗浄
水が入れてあり、容器内の液は夫々給液管13、
ポンプ15で吸出されて液受けトレー4の各区劃
3a,3b,3c,3dの底を貫通した各ノズル
10に下から供給されてノズル上端から溢れ出
し、誘導処理枠8の各処理板9の上面を伝つて流
れ、前後端から各区劃3内に流れ落ち、ドレン1
6、戻液管14で各容器に戻されて循環する。
このため誘導処理枠8の各処理板9の上面に近
接してフイルムFが進む際、各処理板9上を流れ
る液は処理板上面とフイルム下面の露光面の間で
液膜を形成し、これにより区劃3aの処理板上を
通過する際にフイルムは現像され、区劃3bの処
理板上を通過する際に定着され、区劃3c及び区
劃3dの処理板上を通過する際に水洗される。
そして、誘導処理枠の後端から出ると送風機2
3の温風を浴びて乾燥されたのち転向送りローラ
21と同速の転向送りローラ24で進路を下に転
じ、現像室とは隔離されたリール25に巻き取ら
れるか、その下方の抽斗(ひきだし)26に入つ
て溜る。リール25に巻き取るためにリールは対
の駆動ローラ上に外接して乗り、回転駆動され
る。従つて、送りローラ24から下に送り出され
るフイルムを手でリールに巻き付け、リールを駆
動ローラ上に乗せればよい。そして、現像が完了
した時点で抽斗26を外に抜き出し、内に溜つて
いる現像済みのフイルムや、リールに巻き取られ
たフイルムをリールごと取り出すことができる。
ポンプ15は各容器12a,12b,12c,
12d用の4台を一つのモータで駆動するように
してもよいし、各個にモータで駆動してもよい。
また、容器とポンプ、あるいはポンプとノズル
10の間に電熱ヒータで加熱できる加温流路27
を設け、各液をこの加温流路27に通し、液温を
例えば30℃に維持するようにヒータを温度制御す
るとよい。加温流路27はヒータで加熱されるア
ルミ合金の柱に液を通すための貫通孔をこの例で
は4つ開設して構成してある。
そして、液が汚れたり、現像、定着能力が劣化
した場合は現像室の扉1″を開け、給液管、戻液
管を接続した口を容器から外し、新品の液を入れ
た容器と交換し、口をこの容器に付け換える。容
器は図示のように現像室の底に置いた浅い箱1
2′内に一括して入れて置くと交換が容易に行え
る。
液受けトレー4、誘導処理枠8は必要に応じて
壁面1′から簡単に着脱して洗えるようにするこ
とが好ましい。
このため液受けトレー4は壁面1′に複数個の
摘み付きねじ29を締付けて固定してある。ま
た、第4,5図に示すように誘導処理枠8の前後
には両側壁7,7の上部を貫く摘み付きの軸30
を設け、その先端には摘み30′に向かつて直径
を縮小したテーパ駒31を固定すると共に、摘み
30′と誘導処理枠の手前の側壁7との間にはば
ね32を配し、軸30をばね32で手前に牽引
し、壁面1′には上記軸30と対応した位置にテ
ーパ駒31の大径部が通れる大径孔33を上にテ
ーパ駒31が通れない小径孔34を下に開設し、
その両孔を軸30が通れる上下方向の長孔35で
連結してある。
従つて、液受けトレー4を壁面1′に摘み付き
ねじ29で設置後、摘み付き軸30のテーパ駒3
1を壁面の大径孔33に通し、それからばね32
に抗して軸30を一旦押込んで軸30を長孔35
沿いに降し、押込みを釈放すると軸30はばね3
2の牽引で手前に戻り、このときテーパ駒31は
小径孔34中に壁面1′の背後から途中まで入つ
て停り、かくして誘導処理枠8を液受けトレー4
に装入した状態に壁面に固定できる。壁面1′か
ら外すには上記の操作を逆に行い、誘導処理枠8
を液受けトレー4の上方に持ち上げてテーパ駒3
1を大径孔33を通じて手前に抜いて外し、それ
から摘み付きねじ29を弛め外して液受けトレー
4を壁面1′から分離する。この壁面1′の背後に
は図面では省略したがもう一つ固定の、あるいは
開閉できる壁を設けて塞ぎ現像中に上記孔33,
34,35から現像室1内に光が入るのを防止す
ることは言う迄もない。尚、前記ばね32は軸3
0に巻いたコイルばねとして示してあるが、軸3
0を第4図で左に弾圧するものであれば板ばねそ
の他のばねでもよい。
誘導処理枠8を液受けトレー4内に装入した状
態の位置決め及び固定は前述のように小径孔34
中に途中まで入るテーパ駒31によつてこの実施
例では行つているが、この位置決めと固定は誘導
処理枠8の各側壁7の切込み9の上端を液受けト
レー4の劃壁2の上端に当接させて行つてもよい
し、第3図に破線で示したように液受けトレー4
の端壁あるいはその劃壁2に誘導処理枠8の下端
を受け止める部材28を設け、それで支えて行つ
てもよい。
更に、この実施例では別の撮影機で撮影したフ
イルムをも現像することができるように、フイル
ムを誘導処理枠8の前端に送り進める転向送りロ
ーラ21に向けて直進させる補助通路36が設け
てある。この補助通路36は現像室1の側壁に開
口するので、途中にソレノイドSOL1で操作さ
れるシヤツタ37を設け、常時はシヤツタ37で
通路36を遮蔽し現像室内に光が入るのを防ぐ。
そして、シヤツタ37と転向送りローラ21と
の間には上記ローラ21と同速で回転する対の送
りローラ38を設けると共に、現像室の側壁外面
には撮影済みフイルムを巻き取つたリール39を
回転自在に支持する小箱40をヒンジ41で蝶着
し、第1図のように小箱40の自由端を引締めク
ランプ42などで現像室の側壁に留め、小箱40
の側面を現像室の側壁外面に密接させたとき、小
箱40の側面にあるフイルムの出口43は補助通
路36に連通する。現像を行うには小箱40の正
面の蓋44を開き、小箱内に撮影みフイルムを巻
き取つたリール39を箱内に突出する軸に嵌めて
回転自在に支持し、現像専用押釦スイツチSW1
を押してONにする。これによりソレノイドSOL
1はシヤツタ37を開き、対のローラ38,2
1,24は回転するのでリール39のフイルムの
先端を出口43から補助通路36に手で差し込
み、フイルムの先端が対のローラ38で引つ張ら
れるのを確認して蓋44を閉じる。これによりフ
イルムをリール39から手繰り出し、前述したよ
うに現像、定着、水洗、乾燥して、リール25に
巻き取つたり抽斗26に入れることができる。
尚、このリール39に巻き取られるフイルムは巻
き終りの数巻きが露光してもよいように余分に巻
き取つてあるので、リール39を小箱内にセツト
し、フイルムを引き出してその先端を出口43か
ら補助通路36に差し込んでも撮影した像が露光
することはない。
このように撮影部17で撮影したフイルムと、
別の撮影機で撮影したフイルムの双方を現像でき
るようになつている場合、一方のフイルムを現像
中のときは他方のフイルムは現像できないように
して置く必要がある。このため現像通路19には
補助通路36と交叉する手前にセンサS1を設
け、撮影、現像を一貫して行うフイルムを現像中
はこのセンサS1でフイルムを感知し、小箱40
内のフイルムを現像するために前述の押釦スイツ
チSW1を押してもシヤツタ37は開かないよう
になつている。また、補助通路36には送りロー
ラ38の奥にセンサS2を設け、小箱40中のフ
イルムを現像中はこのセンサS2でフイルムを感
知し、撮影、現像一貫用押釦スイツチSW2を押
しても貯留部22中からフイルムを現像速度で引
き出す引き出しローラ45は回転しないようにな
つている。
前述のセンサS2は小箱内のフイルムを現像す
る際に各容器12a,12b,12c,12dか
らポンプ15で吸出されて循環する現像液等が所
要の適温に達しているときだけ送りローラ38の
回転を許容し、達していないときは達するまで送
りローラ38の回転を停止させる機能も併せて有
する。前述のセンサS1にも同様な機能を持た
せ、撮影、現像を一貫して行うフイルムを現像す
る際には液温が所要の適温に達するまで前記引き
出しローラ45の回転を停止させるようにしても
よいが、ここではその機能はセンサS2の手前の
センサS3に持たせてある。
上記引き出しローラ45とセンサS3は次のよ
うな機能をも併せて有する。即ち、撮影、現像を
一貫して行う当初、撮影部17からのフイルムを
送りローラ20が撮影速度で現像通路19中を下
に進め、引き出しローラ45がこれを挟んでフイ
ルムの先端をセンサS3が感知したとき、上記引
き出しローラ45の回転を一旦停めると同時に、
それまで、第1図破線のように起立して貯留部2
2の入口を閉止していたゲート46をソレノイド
(図示せず)で開かせる。これにより撮影速度で
次々と送り進められる後続のフイルムを貯留部2
2内に撓んで入らせ、ここにプールするのであ
る。また、このセンサS3はフイルム先端を感知
し、引き出しローラ45が回転して現像部に送り
進めるフイルムの長さを検出するロータリーエン
コーダ47を検出態勢にリセツトする。これに対
応して送りローラ20にも送り進めるフイルムの
長さを検出するロータリエンコーダ48を配設
し、送りローラ20の直下のセンサS4でロータ
リエンコーダ48を検出態勢にリセツトする。
貯留部22でプールできるフイルムの長さは例
えば5mと定めてあるのでロータリエンコーダ4
8が検出した送りローラ20によるフイルムの長
さから貯留部22内にプールされているフイルム
の長さは判明するので、それが例えば5mになつ
たら撮影中止を警告表示する。そしてその後、撮
影現像押釦スイツチSW2を押してプールしたフ
イルムを例えば1m貯留部から引き出しローラ4
5が現像部に送つたときに撮影可能とし、撮影を
行わせるようにすることができる。
これは引き出しローラ45が貯留部22から引
き出すフイルムの長さをロータリエンコーダ47
が検出するのでその値を送りローラ20で駆動さ
れるロータリエンコーダの値から減算することに
よつて行うことができる。
一回分の資料の全部の撮影が終つても撮影速度
でのフイルムの進行は継続し、最終の撮像駒の後
に適当な長さの余白を連ね、この余白の後端がソ
レノイドSOL2で作動されるカツタ49の切断
位置に達する迄フイルムを進めたときに送りロー
ラ20は回転を停止し、フイルムの進行は停ま
る。
勿論、その間にフイルムを現像速度で進めて現
像を連続的に行い、貯留部22内にフイルムが無
くなり送りローラ20と引き出しローラ45の間
でフイルムが緊張されるとセンサS5がこれを感
知し(このとき最終撮像駒の後の余白の後端はカ
ツタ49の切断位置に位置する。)、ソレノイド
SOL2を作動してカツタ49でフイルムを切断
する。
そして、現像したフイルムのカツタ49で切断
された末尾が現像通路19の末端にあるセンサS
6を通過すると現像モードは終り、現像部の各ロ
ーラを駆動するモータ、送風機23やポンプの駆
動モータ、加温流路のヒータの電源が切れる。
以上、この発明の現像処理装置を撮影、現像機
の現像部に組込み、その撮影、現像機の作動と共
に説明した。
しかし、本発明はそのように撮影、現像機に組
込む場合だけに限定されず、第6図に示すように
現像だけを単独に行う現像機に組込んで実施する
こともできる。
この場合は前述の実施例の補助通路36に相当
する通路36が現像通路の入口部になり、撮影部
から来る通路が無いので送りローラ21、カツタ
24は省略可能である。
また、どのように実施するにせよ各処理板9の
前後の各端部の上面は図示のように下り勾配の斜
面9′にし、所属の区劃中に液をスムースに流下
させるようにすることが好ましい。更に、各処理
板の上方には誘導処理枠8の両側壁7,7を各処
理板と同様にH形に連結する前後方向に分断され
た連結壁50を設け、現像すべきフイルムの進行
を停めて液温の上昇を待つ間、各ノズル10から
上向きに溢出する液を各連結壁の下面で浴び、各
連結壁から液受けトレーの所属の区劃に滴下して
戻すようにすることが好ましい。
<発明の効果> 本発明によれば現像すべきフイルムの両側縁を
誘導処理枠8の両側壁7,7の対向したガイド溝
5,5に案内させてフイルムを直進させ、フイル
ム下面直下の処理板9の上面に開口したノズル1
0から溢出する現像液、定着液、洗浄水をフイル
ムに接触させてフイルムを現像、定着、水洗し、
夫々の処理を行つた液を各処理板上から液受けト
レーの所属の区劃に流下させて容器に戻しながら
ポンプで循環させる。
このため各処理液の液槽を現像室内に並べて設
置し、上記液槽に順番に上下に蛇行させてフイル
ムを浸漬しては引き上げることを繰り返して現
像、定着、水洗を行う場合に比し、フイルムの送
進が著しく簡略化すると共に、液の交換が容易に
なり、且つ装置の占有スペースが非常に小さくな
り、小型化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の現像処理装置を撮影現像機の
現像部に組込んだ一実施例の概略を示す全体の正
面図、第2図は第1図の液受けトレーと誘導処理
枠の一部を断面にした分解斜視図、第3図は第1
図の要部を一部拡大して示した部分断面正面図、
第4図は第3図の−線での断面図、第5図は
第1図の現像室の壁面の一部の正面図、第6図は
現像のみを行う現像機に組込んだ場合の本発明の
他の一実施例の概略を示す全体図で、図中、1は
現像室、2は劃壁、3a……dは区劃、4は液受
けトレー、5はガイド溝、6は切込み、7は側
壁、8は誘導処理枠、9は処理板、10はノズ
ル、11は開口、12a……dは容器、13は給
液管、14は戻液管、15はポンプ、16はドレ
ンを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 現像室内に、フイルムの進路沿いに細長く延
    び且つ内部が所定の間隔で設けた劃壁により前後
    方向の複数の区画に仕切られた液受けトレーを設
    置し、この液受けトレー内にフイルムの両側縁を
    導く相対向したガイド溝を対向面に有し、且つ上
    記劃壁を跨ぐ下端からの切込みを有する二つの側
    壁を備えた誘導処理枠を装入し、上記誘導処理枠
    には側壁のガイド溝の直下に沿い、且つ前記液受
    けトレーの各区劃内あるいはその直上で個々に両
    側壁を連結する複数の処理板を設け、上記各処理
    板には前記液受けトレーの各区劃の底を貫通した
    上下方向のノズルの上端を上面に露出させる開口
    を設け、現像室内に置いた現像液等の処理液を容
    れた複数の容器から延びる給液管を夫々ポンプを
    介して前記ノズルの下端に連結すると共に、各区
    劃の底のドレンと夫々の容器を戻液管で連結した
    ことを特徴とするフイルムの現像処理装置。
JP23445186A 1986-10-03 1986-10-03 フイルムの現像処理装置 Granted JPS6389857A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23445186A JPS6389857A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 フイルムの現像処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS6389857A JPS6389857A (ja) 1988-04-20
JPH0157334B2 true JPH0157334B2 (ja) 1989-12-05

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ID=16971203

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JP23445186A Granted JPS6389857A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 フイルムの現像処理装置

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