JPH0156999B2 - - Google Patents

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JPH0156999B2
JPH0156999B2 JP60004787A JP478785A JPH0156999B2 JP H0156999 B2 JPH0156999 B2 JP H0156999B2 JP 60004787 A JP60004787 A JP 60004787A JP 478785 A JP478785 A JP 478785A JP H0156999 B2 JPH0156999 B2 JP H0156999B2
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JP
Japan
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supply
chemical
pressure
chemical liquid
piping
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JP60004787A
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JPS61164998A (ja
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Kyohisa Fujinaga
Eisuke Arai
Tomoaki Yamashita
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPS61164998A publication Critical patent/JPS61164998A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液状の薬品を連続的に自動供給する薬
品の自動供給装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来より、この種の供給装置としては、薬液を
貯蔵した複数の貯蔵タンクを有し、これらの貯蔵
タンクに薬液圧送用ガスを導入することによつ
て、それらの貯蔵タンクから薬液を連続的に供給
する装置がある。
従来、このような供給装置にあつては、薬液圧
送用ガスを各貯蔵タンクに選択的に供給するため
にその薬液圧送用ガスの供給配管中に備えた複数
のバルブと、薬液を選択的に外部に供給するため
にその薬液の供給配管中に備えた複数のバルブと
を関連的に制御する手段が備えられていなかつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の供給装置には、実用上次の
ような問題があつた。
(1) 供給装置を稼動状態としたときに、本装置に
接続されている供給配管の供給口から薬液が供
給されない場合の故障原因としては、薬液残量
モニタ用のセンサの故障、制御バルブの故障、
フイルタの目づまりなどの種々の原因が挙げら
れる。しかし、どの原因によるのかは直ちに把
握することが難しく、特に薬液の供給制御に用
いられている数多くのエアバルブや電磁バルブ
が故障した場合、それらのバルブの中で故障し
ているものを捜すためにかなりの時間を要し、
しかもいちいち配管からバルブを取りはずして
調べるなどの多大な労力が必要であつた。
(2) また、薬液供給装置と供給配管の管理及び保
守に関し、次のような欠点があつた。
(i) 長期間薬液を使用しない場合には、薬液供
給装置内の配管及び本装置に接続した供給用
配管内での薬液を流出させ、更に窒素ガスブ
ロー等で乾燥させたあと、窒素ガス等で配管
を封入する必要がある。このとき、床下や天
井等における供給配管に沿つて人が移動し、
人手によつてバルブの開閉を行わなければな
らず、きわめて面倒であつた。
(ii) 一部の供給配管を長期間使用しない場合に
は、その配管部分を窒素封入して、配管に接
続した圧力ゲージの圧力変化で保守を行つて
いる。しかし、定期的にしか圧力ゲージを見
回ることができないため、窒素ガスがもれて
空気と置換したとしてもただちに気づかず、
その置換している時間が長いことが多く、配
管の劣化を早める場合があつた。
この発明は、特に、多数のバルブの中から故障
したものを自動的に捜し出すことができて、配管
系の管理、保守に適する薬品の自動供給装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記従来の問題を解決するため、本発明による
薬品の自動供給装置は、薬液を貯蔵した複数の貯
蔵タンクを有し、これらの貯蔵タンクに薬液圧送
用ガスを導入することによつて、それらの貯蔵タ
ンクから薬液を連続的に供給する薬品の自動供給
装置において、 薬液圧送用ガスの供給配管にガス圧を検出する
第1の圧力ゲージを取り付けると共に、その薬品
圧送用ガスの供給配管と各貯蔵タンクとの間の分
岐配管途中に、各貯蔵タンク毎の第1のバルブを
取り付け、 また、薬液の供給配管に薬液の圧力を検出する
第2の圧力ゲージを取り付けると共に、その薬液
の供給配管と各貯蔵タンクとの間の分岐配管途中
に、各貯蔵タンク毎の第2のバルブを取り付け、 また、分岐配管を通して各貯蔵タンクにガス抜
き用配管を接続し、そのガス抜き用配管にガス圧
を検出する第3の圧力ゲージを取り付けると共
に、そのガス抜き用配管と各貯蔵タンクとの間の
分岐配管途中に、各貯蔵タンク毎の第3のバルブ
を取り付け、 また、各貯蔵タンク毎において、薬品圧送用ガ
スの供給配管の分岐配管と、薬液の供給配管の分
岐配管との間を第4のバルブを通して配管接続
し、 前記全てのバルブと圧力ゲージを、それぞれの
バルブを遠隔操作によつて種々の形態に関連的に
切替制御しかつそれぞれの圧力ゲージの検出信号
に基づいて配管内の圧力変化を監視する1つのコ
ントローラに接続し、 このコントローラは、バルブの故障検出時に、
各貯蔵タンク毎において第1、第2、第3、第4
バルブを異なる複数の開閉パターンにしたがつて
順次開閉制御し、それぞれの開閉パターンと、そ
れぞれの開閉パターン時における第1、第2、第
3の圧力ゲージの検出圧力に基づいて、故障して
いるバルブを検出するものであることを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図は本発明の供給装置全体の構
成を表わし、本例においては4本の貯蔵タンクを
有する。
図において、1は薬液圧送用の窒素ガス供給口
であり、この供給口1は、ハンドバルブ2a、圧
力ゲージ3aを有する圧力調節器4、フイルター
ユニツト5を介して窒素ガスの供給配管L1に通
じている。この供給配管L1には、ハンドバルブ
2bを介して圧力スイツチ6が接続されている。
この圧力スイツチ6は、窒素圧が規定の値を越え
たときに、その高圧の窒素ガスをパージするもの
である。供給配管L1は4つに分岐し、そしてそ
れらはフレキシブルチユーブ7a,7b,7c,
7dに連なるカツプラー8a,8b,8c,8d
によつて4本の貯蔵タンク9a,9b,9c,9
dのそれぞれに接続されている。各貯蔵タンク9
a,9b,9c,9dに対する供給配管L1中の
それぞれには、エアバルブ10a,10b,10
c,10dが介在されている。
また、図において、11は薬液を外部に供給す
るための薬液供給口であり、この供給口11は、
ハンドバルブ2c、圧力ゲージ3d、薬液用フイ
ルターユニツト12、圧力ゲージ3c、ハンドル
バルブ2d、バツフアタンクユニツト13を介し
て薬液の供給配管L2に通じている。バツフアタ
ンクユニツト13の詳細については後述する。供
給配管L2は4つに分岐し、そしてそれらはフレ
キシブルチユーブ14a,14b,14c,14
dに連なるカツプラー15a,15b,15c,
15dによつて4本の貯蔵タンク9a,9b,9
c,9dのそれぞれに接続されている。各貯蔵タ
ンク9a,9b,9c,9dに対する供給配管
L2中のそれぞれには、エアバルブ16a,16
b,16c,16dが介在されている。
これらの各貯蔵タンク9a,9b,9c,9d
毎における供給配管L1,L2の間には、それぞれ
エアバルブ17a,17b,17c,17dが接
続されている。また、各貯蔵タンク9a,9b,
9c,9dに対しては、それらの薬液残量モニタ
用のセンサ18a,18b,18c,18dが配
備されている。
また、図において19はガス抜き口であり、こ
れは圧力ゲージ3dを介してガス抜き用配管L3
に通じている。この配管L3は4つに分岐し、そ
してそれらは、各貯蔵タンク9a,9b,9c,
9d毎の供給配管L1中におけるエアバルブ9a,
9b,9c,9dの出口側の配管後段に接続され
ている。各貯蔵タンク9a,9b,9c,9dに
対する配管L3中には、それぞれエアバルブ20
a,20b,20c,20dが介在されている。
また、第2図、第3図および第4図において2
1は警報ランプ、22は排気ダクト、23はコン
トロールパネル、24はコントローラ、25は排
管接続口、26は電源コード接続口、27は制御
入力信号用コード接続口、28はエアバルブ駆動
用の高圧空気取入口である。前述した圧力センサ
3a〜3d、エアバルブ10a〜10d,16a
〜16d,17a〜17d,20a〜20d、薬
液残量モニタ用センサ18a〜18d、バツフア
タンクユニツト13、および警報ランプ21は、
全てコントローラ24の制御下にある。これら制
御の詳細は、コントローラパネル23で監視でき
る。また、コントローラパネル23から所望の制
御指令をコントローラ24に送ることができる。
次に、コントローラ24の機能と共に供給装置
の作用を場合分けして説明する。
「薬液供給装置を稼働する場合」 本装置を稼働させるには、まず電源が入つた状
態で全てのエアバルブ10a〜10d、16a〜
16d,17a〜17d,20a〜20dが閉、
かつハンドバルブ2a〜2dが開であることを確
認する。次に、圧力ゲージ3aで圧力を確認しな
がら圧力調節器4を調節し、窒素ガス供給口1か
ら所望の圧力の窒素ガスをフイルターユニツト5
を通じて本装置に流入せる。窒素圧が規定の圧力
を超えた場合には圧力スイツチ6が動作し、窒素
ガスをパージして本装置の安全化が図られる。窒
素ガスが流入後、エアバルブ10aを開にすると
窒素ガスはフレキシブルチユーブ7aとカツプラ
ー8aを通つて薬液貯蔵タンク9aに入り、その
タンク9a内の圧力が流入した窒素ガスの圧力ま
で上がる。この状態でエアバルブ16aを開にす
ると、タンク9a内の薬液はカツプラー15aと
フレキシブルチユーブ14aを通つてバツフアタ
ンクユニツト13を通過し、更に薬液用フイルタ
ーユニツト12に入つてここで薬液中のダストが
除去され、そののち薬液供給口11に接続された
供給配管に圧送される。圧力ゲージ3cは、薬液
貯蔵タンク9aから圧送されてきた薬液の圧力を
検知しており、また圧力ゲージ3bは、薬液用フ
イルターユニツト12を通過して供給配管に圧送
される薬液の圧力を検知している。
供給配管に薬液を圧送する途中で薬液貯蔵タン
ク9a内の薬液が空になつたときには、自動的に
隣の薬液貯蔵タンク9b内から薬液が圧送され
る。すなわち、薬液残量モニタ用センサ18a
が、薬液貯蔵タンク9a内の薬液が空になつたこ
とを検知し、これに対応した信号を本装置のコン
トローラ24に送る。コントローラ24はこの空
状態の信号を受けると、コントロールパネル23
にて空になつたタンクの空表示をおこなわせると
ともに、エアバルブ10a,16aを閉にする。
つづいて、コントローラ24は、エアバルブ10
b,16bを開け、窒素ガスをフレキシブルチユ
ーブ7bとカツプラー8bを介して薬液供給用タ
ンク9b内に流入され、カツプラー15bとフレ
キシブルチユーブ14bを介して供給配管に薬液
を圧送させる。以上のようにして、大量の薬液を
各貯蔵タンク9a,9b,9c,9dから順次連
続的に供給することができる。
「薬液貯蔵タンクを交換する場合」 薬液貯蔵タンク9aが空の状態では、エアバル
ブ10a,16a,17a,20aが閉になつて
いる。このとき、コントローラパネル23にある
タンク9aのタンク交換用ボタン(図示せず)を
押すとエアバルブ20aが開き、タンク9a内に
あつた窒素ガスがカツプラー8aとフレキシブル
チユーブ7aを介してガス抜き口19に流出し、
これによりタンク9a内は常圧となる。この状態
とした後、カツプラー8a,15aをはずし、空
になつたタンク9aを除く。薬液を充填させた新
たな薬液貯蔵タンクを薬液残量モニタ用センサ1
8aの上に置き、そのタンクにカツプラー8a,
15aを接続する。そして、この操作が正常に行
われたことを確認したあと、コントローラパネル
23にあるタンク9aのタンク交換用ボタンを元
にもどし、コントローラ24によつてエアバルブ
20aを閉にする。この間、薬液は他のタンクか
ら供給されているため、連続的な薬液の供給がな
される。
「エアバルブの故障を発見する場合」 薬液供給装置を稼働させている状態であるにも
拘らず、供給配管の供給口11から薬液が供給さ
れない場合が生じる。この場合は故障原因の1つ
として、薬液供給装置内のエアバルブ10a〜1
0d,16a〜16d,17a〜17d,20a
〜20dの故障が考えられる。本薬液供給装置で
は、故障したエアバルブの発見方法が次のように
自動化されている。
すなわち、窒素ガスを薬液供給装置に流入さ
せ、かつすべてのエアバルブ10a〜10d,1
6a〜16d,17a〜17d,20a〜20d
を閉の状態として、コントロールパネル23に付
設されているエアバルブテスト用ボタン(図示せ
ず)を押す。ただし、エアバルブ10a〜10
d,16a〜16d,17a〜17d,20a〜
20dはすべてノルマルクローズ型のエアバルブ
とする。まず、薬液貯蔵タンク9aの系の内のエ
アバルブ10a,16a,17a,20aに関し
ての場合を説明する。これら4個のエアバルブの
中で同時に2個以上故障する確立はきわめて少な
い。そこで、コントローラ24から一定の時間間
隔でエアバルブの開閉の制御信号を次(i)、(ii)、(iii)
の順序で送り、そのときの圧力ゲージの値をコン
トローラ24で検知して、1個の故障したエアバ
ルブを見つけ出し、そしてその故障箇所をコント
ロールパネル23にて表示させる。
(i) エアバルブ10a開、エアバルブ16a開。
これらのエアバルブ10a,16aが共に正
常であれば、タンク9aから薬液が送り出され
て、圧力ゲージ3cが窒素圧とほぼ一致する値
を示す。この値を示さないときは、エアバルブ
10a,16aのいずれかが故障している。
(ii) エアバルブ16a開、エアバルブ20a開。
エアバルブ10a,20aが共に正常であれ
ば、窒素ガスはこれらのバルブ10a,20a
を通つてガス抜き口19に流出する。このと
き、圧力ゲージ3dで圧力変化を検知できる。
いま、例えば上記(i)のバルブテストシーケンス
にてエアバルブ10a,16aが共に正常であ
ることを確認できている場合において、ここで
の(ii)のバルブテストシーケンスのときに圧力ゲ
ージ3dにて圧力変化が検知されないときは、
エアバルブ20aの故障であることを意味す
る。一方、バルブテストシーケンスにてエアバ
ルブ10a,16aのいずれかが故障している
ことを確認できている場合において、ここでの
(ii)のエアバルブテストシーケンスのときに圧力
ゲージ3dにて圧が変化が検知されるときは、
エアバルブ16aの故障を意味する。また、こ
のときに圧力変化が検知されないときは、エア
バルブ10aの故障を意味する。
(iii) エアバルブ10a閉、エアバルブ20a閉、
エアバルブ17a開。
エアバルブ17aが正常であれば、窒素ガス
はそのエアバルブ17aを通過して配管内の薬
液を加圧し、圧力ゲージ3cにてほぼ窒素圧に
一致する圧力を検知することができる。この圧
力が検知されないときには、エアバルブ17a
の故障を意味する。
これら(i)、(ii)、(iii)の一連のバルブテストシーケ
ンスが終了した後は、エアバルブ10a,16
a,17a,20aが閉であることを確認し、そ
れらの内の故障エアバルブをコントロールパネル
23にて表示する、次に、薬液貯蔵タンク9bの
系の内のエアバルブ10b,16b,17b,2
0bのテストシーケンスへと自動的に移行する。
他の薬液貯蔵タンク9c,9dの系のエアバルブ
テストについても同様に進行する。
このようにして、多数のバルブの中から故障し
ているバルブが容易に捜し出せる。したがつて、
従来のようなバルブを配管から取りはずすなどの
労力と時間が節約できる。
「フイルターの機能劣化を検知する場合」 フイルターユニツト12に使用されているフイ
ルターが長期間使用している間に目ずまりを起こ
したときにも、供給配管の供給口11から薬液が
供給されなくなる。このときには、圧力ゲージ3
b,3cの圧力変化をコントローラ24にて検知
することにより、フイルターの目づまりを表示す
ることができる。すなわち、薬液が正常に流れて
いる場合には、フイルターユニツト12の前後に
設置している圧力ゲージ3b,3cが示す圧力差
は、正常時のフイルターの圧損を示す。このとき
の圧損はほぼ一定であるが、フイルタが破れると
この圧損は減少し、フイルターが目づまりを起こ
すとこの圧損は増加する傾向になる。したがつ
て、コントローラ24にてこの圧損をモニタし、
規定の圧損値よりも大きく変化するときは、フイ
ルターの機能劣化をコントロールパネル23に表
示させる。
このような機能を有しているため、供給配管の
供給口11から薬液が供給されない場合に、フイ
ルターに原因があるときには、コントロールパネ
ル23の表示を見るだけで容易に分り、フイルタ
ーを取りはずして詳細に調べるなどの手間が省け
る。
ちなみに、従来においては、一般にフイルター
の目づまりが薬液供給装置を設置してからなり長
期間使用したときに起こることがあるため、供給
配管の供給口で薬液が供給されないときは、フイ
ルターの目づまり以外の原因を調べてから後に、
フイルターを調べることが多い。したがつて、フ
イルターの目づまりまでの原因さがしに時間を要
するとともに、フイルターを取りはずして、丹念
に調べる必要があつた。
次に、前出したバツフアタンクユニツト13の
詳細を第5図により説明する。
バツフアタンクユニツト13の設置目的は、薬
液の連続的な供給を確実にし、安全化を図ること
にある。そこで、まずその設置目的を明らかにす
るため、バツフアタンクユニツト13が設置され
ない場合に生じる問題について説明する。
例えば、空になつた薬液貯蔵タンク9aを交換
する際に、フレキシブルチユーブ14a内に空気
が滞留し、これがそのまま供給配管L2の方へ圧
送されることになる。また、薬液残量モニタ用セ
ンサ18aが故障した場合には、薬液貯蔵タンク
9aが空になつたとしても、薬液残量モニタ用セ
ンサ18aが空になつたことを検知しないため、
フレキシブルチユーブ7aおよびカツプラー8a
を通つて薬液貯蔵タンク9a内に流入した窒素ガ
スがカツプラー15aおよびフレキシブルチユー
ブ14a、フイルターユニツト12および薬液供
給口11を通つて、供給配管に流れ込むことにな
る。このように、気体が供給配管の供給口で放出
される結果、薬液の突出を起こしたり、窒素ガス
が吹き出し状態になつて、安全性に問題を生じる
とともに、フイルターユニツト12のガス抜きを
行わなければならないなどの問題が起こる。
バツフアタンクユニツト13は、このような問
題を解決するために備えられている。
第5図において29はバツフアタンクであり、
エアバルブ30と薬液流入管31を介して上側か
ら薬液を導入し、そして薬液流出管32とエアバ
ルブ33を介して下側から薬液を導出する流路を
供給配管L2の一部としている。バツフアタンク
29内には、そのタンク29内の液面が下側の液
面検知位置Pにまで下がつたことを検知する液面
検知器34が備えられている。バツフアタンク2
9の上方は、ガス排出管35、薬液検知器36、
エアバルブ37、およびフイルター38、逆止弁
39を介して排出管に接続されている。
バツフアタンクユニツト13を動作させるに
は、エアバルブ37を開にし、エアバルブ33を
閉にした状態でエアバルブ30を開ける。このと
き、薬液はバツフアタンク29内の空気をガス排
出管35から流出させながら、薬液流入管31か
らバツフアタンク29内に流入する。薬液がバツ
フアタンク29内に充満して、薬液検知器36に
よつて薬液が検知されると、エアバルブ37を閉
にし、エアバルブ33を開にする。これにより、
薬液流入管31からバツフアタンク29内に流入
する薬液は、薬液流出管32を通つてフイルタユ
ニツト12の方に常時流出することになる。ここ
で、例えば、薬液流入管31から空気や窒素ガス
が流れ込むと、バツフアタンク29の上部に気体
の層ができる。さらに、窒素ガス等が流れ込む
と、バツフアタンク29内の薬液の液面が押し下
げられる。そして、この液面が液面検知器32の
液面検知位置Pまで下げられると液面検知器34
が動作し、コントローラ24がエアバルブ30,
33を閉にして、エアバルブ37を開にする。こ
れにより、バツフアタンク29内の気体はガス排
出管35より放出される。バツフアタンク29内
の気体の圧力が常圧戻るとエアバルブ30を開け
て、薬液流入管31よりバツフアタンク29内に
薬液を流入させる。バツフアタンク29内が薬液
で満たされて、液液検知器36により薬液が検知
されると、エアバルブ37が閉まり、エアバルブ
33が開く。これにより、再び薬液が供給配管の
方に送出される。なお、逆止弁39は排出管から
の汚染を防止するために設置されており、またフ
イルター38は排出管からの気体のダストを除外
するために設置されている。
このようにして、供給装置で発生する気体はす
べてバツフアタンクユニツト13にけ除かれ、供
給配管へは薬液のみが供給されることになる。こ
の結果、薬液の供給口での窒素ガスの突出事故等
を防ぐことができ、連続的な薬液の供給が可能と
なる。
ちなみに、従来においては、薬液貯蔵タンクの
薬液残量モニタ用センサが故障した場合、タンク
内に薬液が充填されていてもセンサが一方的に
“空”表示したり、また逆にタンク内の薬液が空
になつても一方的に“充”表示するだけである。
そして、前者の場合、供給配管の供給口で薬液が
供給されず、このセンサの故障であることを見つ
けるのに時間を要した。また、後者の場合、薬液
圧送用のガスがタンクからフイルターを通つて、
供給配管の供給口よりガスが突出して初めて、セ
ンサの故障に気づくのが通常であつた。このと
き、センサの故障を修理して、再度薬液を供給す
る場合に、フイルターでのガス抜きの操作が必要
になるなどの問題があつた。
第6図は、第1図の薬液供給装置における薬液
供給口11に接続される供給配管の例を表わす。
図において、40a〜40dは供給配管制御用
エアバルブ、41a〜41fは供給配管の薬液供
給口制御用エアバルブ、42a〜42dは排管接
続口制御用エアバルブであり、これらのエアバル
ブを介して薬液供給装置の薬液供給口11から計
6つの薬液供給口43a〜43fと計4つの排管
接続口44a〜44dへ通じる管路が構成されて
いる。
すなわち、薬液供給装置の薬液供給口11に接
続されて本管となる供給配管45が三つに分岐し
て、その内の一本が排管接続口制御用エアバルブ
42aを介して排管接続口44aに接続されてい
る。また、分岐した他の2本は図中左、右の供給
岐管46a,46bとなり、更に左側の供給岐管
46bからは供給岐管46cが分岐している。右
側の供給岐管46aは、供給配管制御用エアバル
ブ40aを経てから三本に分岐し、その内の二本
の分岐路は、薬液供給口制御用エアバルブ41
a,41bを介して薬液供給口43a,43bに
通じ、他の1本の分岐路は排管接続口制御用エア
バルブ42bを介して排管接続口44bに通じて
いる。後者の他の1本の分岐路中には圧力ゲージ
47aが備えられている。
供給岐管46bは、供給配管制御用エアバルブ
40b,40cを経てから三本に分岐し、その内
の二本の分岐路は、薬液供給口制御用エアバルブ
41c,41dを介して薬液供給口43c,43
dに通じ、他の1本の分岐路は排管接続口制御用
エアバルブ42cを介して排管接続口44cに通
じている。後者の他の1本の分岐路中には圧力ゲ
ージ47bが備えられている。
供給岐管46cは、供給配管制御用エアバルブ
40b,40dを経てから三本に分岐し、その内
の二本の分岐路は、薬液供給口制御用エアバルブ
41e,41fを介して薬液供給口43e,43
fに通じ、他の1本の分岐路は排管接続口制御用
エアバルブ42dを介して排管接続口44dに通
じている。後者の他の1本の分岐路中には圧力ゲ
ージ47cが備えられている。
各排管接続口44a,44b,44c,44d
は排管48に接続されている。また、同第6図に
おけるエアバルブとしてはノルマルクローズ型が
使用されており、それらは全て薬液供給装置のコ
ントローラ24によつて制御される。
このような供給配管における薬液の供給制御は
次のように行なわれる。
薬液供給装置の薬液供給口11からの薬液は、
供給配管に圧送される。ここで、例えば供給岐管
46bに薬液を供給する場合には、供給配管制御
用エアバルブ40b,40cを開にする。このと
き、薬液供給口制御用エアバルブ41cまたは4
1dを開すると、薬液供給口43cまたは43d
から薬液を使用することができる。また、薬液の
供給岐管46cに薬液を供給する場合には、供給
配管制御用エアバルブ40bを開状態とすると共
に、供給配管制御用エアバルブ40dを開にすれ
ばよい。このように、薬液供給装置のコントロー
ラ24からエアバルブを自動制御する。
したがつて、従来のように床下に作業員がもぐ
つて、配管の途中に接続されているハンドバルブ
を1つ1つ開閉して回る必要がなく、省力化を図
るうえで有利となる。
第7図および第8図は、供給配管の薬液供給口
における供給薬液のダスト検査を自動化する場合
に付加する構成の例を表わす。これらの図におい
て、49は薬液供給口制御用エアバルブ、50は
薬液用フイルター、51はハンドバルブ、52,
53はダスト検出器、54,55はダスト検出器
用コントローラである。ダスト検出器52,53
としては、一般に市販されている公知の原理のも
のを使用している。そこで、その詳細な図面等は
省略する。また、ダスト検出器用コントローラ5
4,55は薬液供給装置のコントローラ24の制
御下にある。
第7図において、ダスト検出器52は超音波を
利用したものであり、この検出器52を直接配管
に接続し、その配管内の薬液中のダストからの反
射超音波を検出して、ダストの寸法と数を測定す
る。したがつて、バルブ49,51を開にした状
態では、流れている薬液中のダストの変化が“そ
の場観察”的に把握することができる。フイルタ
ー50は圧送されてくる薬液中のダストを徐去す
るために設置されている。このフイルター50の
除去効果は実験的に求めることができるから、ダ
スト検出器52のダスト測定結果から、フイルタ
ー通過後の薬液中のダストを予測することが可能
である。したがつて、ダスト検出器52の測定結
果が規定のダスト数よりも増加した場合には、薬
液供給装置のコントローラ24からエアバルブ4
9を閉にする命令を出して、コントロールパネル
23に警報信号を出すことができる。
一方、第8図のダスト検出器53はレーザを応
用したものであり、配管内を流れている薬液の一
部をダスト検出器53内に吸引してその薬液中の
ダストにレーザ光を照射し、そしてダストにより
散乱されるレーザ光を評価することにより、薬液
中のダストの寸法と数を求める。検査後の薬液は
配管に流出しているが、検査時での汚染に注意す
れば、再び供給配管にもどすことも可能である。
第8図の薬液中のダストが規定のダスト数を超え
た場合の動作は、第7図の場合と同様である。
このような第7図および第8図の構造を有する
ことにより、薬液供給口からは常時高品質の薬液
が自動供給されることになる。
ちなみに、従来においては、フイルターや配管
の劣化等で薬液中のダストが増加しても、供給配
管の供給口で薬液を採出してダストを測定する定
期的な検査の時に判明できなかつた。薬液供給口
から供給されたトリクロロエチレンの純度を原子
吸光法により測定した結果、トリクロロエチレン
中の不純物濃度は、半導体工業用トリクロロエチ
レンの純度として要求されている純度よりもはる
かに高純度の薬液を供給できることが確かめられ
た。そして、第8図のダスト測定方法に基づき、
測定された供給トリクロロエチレンのダスト数
(測定ダスト寸法は2μm以上)によつて、薬液供
給装置から供給配管を介して供給されるトリクロ
ロエチレンのダストが半導体工業用トリクロロエ
チレンとして要求されるダスト数よりもはるかに
少ないことがわかつた。また、これらのダストも
薬液供給口の直前に設置されたフイルター50に
よつて更に減少させることができる。
次に、薬液供給装置およびこれに接続される供
給配管の管理の自動化について説明する。
「薬液供給装置の配管管理」 配管内の薬液は、停留していると品質が劣化す
る。このため、夏休みや正月休みなど長期間薬液
供給装置を使用しないときは、本装置の配管内の
薬液を使用前に捨て、配管を洗浄するなどの対策
が必要である。
そこで、まず第1図、第5図、および第6図に
おいて、供給配管制御用エアバルブ40a,40
bを閉にし、排管接続口制御用エアバルブ42a
を開にする。また、第5図のエアバルブ37を閉
にし、エアバルブ30,33を開にするととも
に、液面検知器34の作動を止めた状態にする。
その後、第1図の窒素ガス供給口1より窒素ガス
を本装置内に流入させ、エアバルブ17aを開に
する。所定の時間後にそのエアバルブ17aを閉
にし、そしてエアバルブ17bを所定の時間開に
する。これと同様の操作をエアバルブ17c,1
7dについても行う。この結果、薬液供給装置の
配管内の薬液は、薬液供給装置の薬液供給口11
から、供給配管45を通つて、排管接続口44a
から排管48に排出される。また、所定の時間、
これら配管を窒素ブローするため、その配管内を
乾燥する。配管内の乾燥後に、エアバルブ17a
〜17d,30,33,42aをすべて閉にす
る。その結果、本装置内の配管及び供給配管45
は窒素封入される。これらのシーケンスはすべて
コントローラ24の制御により行う。また、配管
に窒素ガスが封入されているため、圧力ゲージ3
b,3cの圧力の経時変化を見ることにより、配
管の接続部のゆるみなどが検知できる。このよう
にして、薬液供給装置の管理が極めて容易に行な
われる。
「供給配管の配管管理」 上記の薬液供給装置の配管管理シーケンスによ
り、薬液供給装置の配管内の薬液を除去し、乾燥
させたあと、供給配管の配管管理シーケンスに移
る。まず、第1図において、窒素ガス供給口1よ
り窒素ガスを薬液供給装置内に流入させる。次
に、第5図において、液面検知器34を作動させ
ない状態として、エアバルブ30,33を開にす
る。更に、第6図において、供給配管制御用エア
バルブ40aを開にし、排管接続口制御用エアバ
ルブ42bを開にする。このとき、供給岐管46
aに流入する窒素ガス圧により、その供給配管4
6a内の薬液は、排管接続口44bから排管48
に排出される。次に、排管接続口制御用エアバル
ブ42bを閉にし、薬液供給口制御用エアバルブ
41bを開にする。これにより、供給岐管46a
と薬液供給口43bの間の配管内にある薬液をそ
の薬液供給口43bから流出させる。その後、薬
液供給口制御用エアバルブ41bを閉にし、薬液
供給口制御用エアバルブ41aを開にする。その
結果、薬液供給口43aと供給岐管46aとの間
の配管内の薬液が薬液供給口43aより排出され
る。その排出後、再び薬液供給口制御用エアバル
ブ41aを閉にする。以上の操作により、供給配
管制御用エアバルブ40aから排管接続口44b
までの供給岐管46aに連結されている配管内の
薬液は、すべて排出されることになる。
次に、排管接続口制御用エアバルブ42bを開
け、そして供給岐管46a内を窒素ブローして乾
燥させてから、その排管接続口制御用エアバルブ
42bを閉にする。更に、薬液供給口制御用エア
バルブ41bを開にし、そして薬液供給口43b
までの配管内を窒素ブローして乾燥させた後、そ
のエアバルブ41bを閉にする。次に、排管接続
口制御用エアバルブ41aを開にし、そして薬液
供給口43aまでの配管内を窒素ブローして乾燥
させたあと、そのエアバルブ41aを閉にし、更
に供給配管制御用エアバルブ40aを閉にする。
以上の操作により、供給岐管46a内が再使用時
まで窒素封入され、その間の窒素ガス圧の変化を
圧力ゲージ47aにより検知して監視する。
また、供給岐管46b,46cの窒素封入の手
順についても、上記供給岐管46aについての窒
素封入の手順と同様である。これらの手順のルー
ルは、次のようにまとめられる。
供給岐管の薬液を排管接続口により配管に排
出させる。
供給岐管に連結されている薬液供給口の内
で、供給配管制御用エアバルブから最も遠い薬
液供給口から順に配管内の薬液を除去する。
窒素ブローにより供給岐管内を乾燥させる。
窒素ブローによりと同様の順序で各薬液供
給口と供給岐管との間の配管内を乾燥させる。
上記のすべての配管を窒素封入する。
これら〜の一連の操作はコントローラ24
によつて制御される。
以上のような機能を果すことにより、薬液供給
装置を長期間使用しないときの保守管理が容易と
なる。また、長期間使用しない箇所の薬液供給用
の配管を窒素封入して、そのときの圧力ゲージの
圧力変化を薬液供給装置のロントローラ24によ
りモニタできることから、供給配管の保守管理も
容易になる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による薬品の自動
供給装置は、一つのコントローラによつて、薬液
供給装置における数多くのバルブを集中制御し
て、それらを種々の形態に関連的に切替え、しか
も上記のコントローラは、配管中における圧力ゲ
ージの検出信号を入力して配管内の圧力変化を監
視するものであるから、複数の薬液貯蔵タンクか
ら多量の薬液を配管により所定の位置まで連続的
に供給できることは勿論、数多くあるバルブを
種々の形態に関連的に切替えることによつて、そ
れらの内から故障したものを捜し出す作業をきわ
めて容易にかつ自動的に行なうことができる。し
かも、長期間に亘つて、薬液供給装置や供給配管
を使用しない場合には、自動的に本装置や供給配
管を窒素封入でき、またその間の圧力変化を検知
することによつて、配管接続部のゆるみや漏れを
発見することができる。また、このようにして薬
液の自動供給及び保守・管理の自動化を図ること
ができるため、省力化及び安全対策上極めて有利
であり、従来の作業員が介在することによる薬液
の汚染等が無くなり、製品の歩留りの向上等が図
られる利点がある。
特にコントローラは、バルブの故障検出時に、
各貯蔵タンク毎における配管系のバルブを異なる
複数の開閉パターンにしたがつて順次開閉制御
し、それぞれの開閉パターンと、それぞれの開閉
パターン時における圧力ゲージの検出圧力に基づ
いて、故障しているバルブを検出するから、多数
のバルブの中から故障したものを捜し出す作業の
完全自動化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の供給装置の一実施例の配管
図、第2図は第1図の本装置の正面図、第3図は
本装置の側面図、第4図は本装置の上面図、第5
図は本装置の一部として組み込まれているバツフ
アタンクユニツトのエアバルブとタンクの配管
図、第6図は供給装置に接続される供給配管の一
例を表わす配管図、第7図及び第8図は供給配管
にダスト検出器を備える場合における配管の異な
る例を表わす図である。 1……窒素ガス供給口、3a〜3c……圧力ゲ
ージ、9a〜9d……貯蔵タンク、10a〜10
d,16a〜16d,17a〜17d,20a〜
20d……エアバルブ、11……薬液供給口、2
4……コントローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 薬液を貯蔵した複数の貯蔵タンクを有し、こ
    れらの貯蔵タンクに薬液圧送用ガスを導入するこ
    とによつて、それらの貯蔵タンクから薬液を連続
    的に供給する薬品の自動供給装置において、 薬液圧送用ガスの供給配管にガス圧を検出する
    第1の圧力ゲージを取り付けると共に、その薬品
    圧送用ガスの供給配管と各貯蔵タンクとの間の分
    岐配管途中に、各貯蔵タンク毎の第1のバルブを
    取り付け、 また、薬液の供給配管に薬液の圧力を検出する
    第2の圧力ゲージを取り付けると共に、その薬液
    の供給配管と各貯蔵タンクとの間の分岐配管途中
    に、各貯蔵タンク毎の第2のバルブを取り付け、 また、分岐配管を通して各貯蔵タンクにガス抜
    き用配管を接続し、そのガス抜き用配管にガス圧
    を検出する第3の圧力ゲージを取り付けると共
    に、そのガス抜き用配管と各貯蔵タンクとの間の
    分岐配管途中に、各貯蔵タンク毎の第3のバルブ
    を取り付け、 また、各貯蔵タンク毎において、薬品圧送用ガ
    スの供給配管の分岐配管と、薬液の供給配管の分
    岐配管との間を第4のバルブを通して配管接続
    し、 前記全てのバルブと圧力ゲージを、それぞれの
    バルブを遠隔操作によつて種々の形態に関連的に
    切替制御しかつそれぞれの圧力ゲージの検出信号
    に基づいて配管内の圧力変化を監視する1つのコ
    ントローラに接続し、 このコントローラは、バルブの故障検出時に、
    各貯蔵タンク毎において第1、第2、第3、第4
    バルブを異なる複数の開閉パターンにしたがつて
    順次開閉制御し、それぞれの開閉パターンと、そ
    れぞれの開閉パターン時における第1、第2、第
    3の圧力ゲージの検出圧力に基づいて、故障して
    いるバルブを検出するものであることを特徴とす
    る薬品の自動供給装置。
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