JPH0156930B2 - - Google Patents
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- JPH0156930B2 JPH0156930B2 JP58238869A JP23886983A JPH0156930B2 JP H0156930 B2 JPH0156930 B2 JP H0156930B2 JP 58238869 A JP58238869 A JP 58238869A JP 23886983 A JP23886983 A JP 23886983A JP H0156930 B2 JPH0156930 B2 JP H0156930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striker
- movable member
- case
- rope hook
- latch member
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60P—VEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
- B60P7/00—Securing or covering of load on vehicles
- B60P7/06—Securing of load
- B60P7/08—Securing to the vehicle floor or sides
- B60P7/0807—Attachment points
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60P—VEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
- B60P7/00—Securing or covering of load on vehicles
- B60P7/06—Securing of load
- B60P7/08—Securing to the vehicle floor or sides
- B60P7/0823—Straps; Tighteners
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D9/00—Equipment for handling freight; Equipment for facilitating passenger embarkation or the like
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S292/00—Closure fasteners
- Y10S292/04—Automatic release latches
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/59—Manually releaseable latch type
- Y10T403/591—Manually releaseable latch type having operating mechanism
- Y10T403/595—Lever
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トラツク等の運搬車両の荷台におい
て、積荷固定用ロープを引掛けるためのロープフ
ツク装置に関する。
て、積荷固定用ロープを引掛けるためのロープフ
ツク装置に関する。
従来のこの種のロープフツク装置としては、例
えば次のようなものがある。
えば次のようなものがある。
(A) 荷台の床板の側部又はあおり板の上部に、外
方に向けて下向き鉤状に突出するロープフツク
を単に固着しただけのもの。(例えば実開昭53
−84820号公報参照)。
方に向けて下向き鉤状に突出するロープフツク
を単に固着しただけのもの。(例えば実開昭53
−84820号公報参照)。
(B) ロープフツクを、あおり板の内側に設けたも
の(例えば実開昭51−47111号公報参照)。
の(例えば実開昭51−47111号公報参照)。
(C) 例えば実開昭58−2136号公報に開示されてい
るように、ロープフツクを、あおり板その他の
荷台の表面より出没しうるようにしたもの。
るように、ロープフツクを、あおり板その他の
荷台の表面より出没しうるようにしたもの。
上記(A)の構成のものでは、ロープフツクに、荷
積作業者や通行人が衣服を引掛けたり、車両走行
中に、ロープフツクが通行人に触れて負傷させた
り、他物に触れて、これを損傷したりする恐れが
あるとともに、車両全体の美感を損なう等の問題
点がある。
積作業者や通行人が衣服を引掛けたり、車両走行
中に、ロープフツクが通行人に触れて負傷させた
り、他物に触れて、これを損傷したりする恐れが
あるとともに、車両全体の美感を損なう等の問題
点がある。
上記(B)の構成のものでは、上記(A)におけるよう
な問題点は生じないものの、ロープフツクが荷台
への荷物の積載を妨げ、積載容量が少なくなつた
り、ロープフツクが積荷に触れてこれを損傷した
り、大量に荷積みした場合、ロープをロープフツ
クに引掛けにくい等の問題点がある。
な問題点は生じないものの、ロープフツクが荷台
への荷物の積載を妨げ、積載容量が少なくなつた
り、ロープフツクが積荷に触れてこれを損傷した
り、大量に荷積みした場合、ロープをロープフツ
クに引掛けにくい等の問題点がある。
また、上記(C)の構成のものでは、上記(A)及び(B)
におけるような問題点は解消しうるものの、ロー
プフツクを引き出すために、あおり板その他の荷
台の表面に設けた凹部とロープフツクとの間に指
を挿入しうる空間を設けなければならず、外観が
見苦しくなるとともに、その空間に塵芥が堆積し
て、ロープフツクの出没が不能となつたり、その
空間を通して雨水等がロープフツクの出没機構内
に侵入し、さびの発生を助長して、耐久性が悪化
する等の問題点がある。
におけるような問題点は解消しうるものの、ロー
プフツクを引き出すために、あおり板その他の荷
台の表面に設けた凹部とロープフツクとの間に指
を挿入しうる空間を設けなければならず、外観が
見苦しくなるとともに、その空間に塵芥が堆積し
て、ロープフツクの出没が不能となつたり、その
空間を通して雨水等がロープフツクの出没機構内
に侵入し、さびの発生を助長して、耐久性が悪化
する等の問題点がある。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたもので、特に、上記(C)の構成
をさらに改良することにより、不使用時には、ロ
ープフツクの先端面が荷台の表面に設けた凹部を
閉塞しうるとともに、作動が単純かつ確実で、微
妙なタイミングの狂いにより誤作動が生じるとう
ようなことがなく、また細かな部材の必要性をな
くして、装置全体の強度を向上しうるようにした
運搬車両用ロープフツク装置を提供することを目
的としている。
点に鑑みてなされたもので、特に、上記(C)の構成
をさらに改良することにより、不使用時には、ロ
ープフツクの先端面が荷台の表面に設けた凹部を
閉塞しうるとともに、作動が単純かつ確実で、微
妙なタイミングの狂いにより誤作動が生じるとう
ようなことがなく、また細かな部材の必要性をな
くして、装置全体の強度を向上しうるようにした
運搬車両用ロープフツク装置を提供することを目
的としている。
上記目的を達成するため、本発明の運搬車両用
ロープフツク装置は、 車両の荷台に固着されたケースと、 先端部に、荷台の表面に設せた凹部とほぼ補形
をなし、かつ下部にロープを引掛けることのでき
るロープフツクを備え、先端が荷台の表面より突
出する突出位置と、先端が荷台の表面とほぼ整合
することにより、前記凹部を閉塞する没入位置
と、該没入位置より先端がさらに若干没入する作
動位置とに、移動可能なように前記ケースに支持
された移動部材と、 前記ケースと移動部材との間に設けられ、前記
移動部材を突出位置に向けて常時付勢する付勢手
段と、 前記ケースと移動部材とのいずれか一方に設け
られたストライカと、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられていない方の部材に枢着されるとと
もに、前記ストライカと係合可能で、該ストライ
カと係合することにより、移動部材の没入位置か
ら突出位置方向への移動を阻止し得る係止部を備
え、該係止部が前記ストライカと係合し得る係止
位置と、前記係止部がストライカから離れた解除
位置とに移動可能なラツチ部材と、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられた方の部材に設けられ、移動部材が
没入位置から作動位置に移動する際に、前記ラツ
チ部材を解除位置に向けて押動する第1押動手段
と、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられた方の部材に設けられ、移動部材が
没入位置から突出位置に移動する際に、前記ラツ
チ部材を係止位置に向けて押動する第2押動手段
とを備えている。
ロープフツク装置は、 車両の荷台に固着されたケースと、 先端部に、荷台の表面に設せた凹部とほぼ補形
をなし、かつ下部にロープを引掛けることのでき
るロープフツクを備え、先端が荷台の表面より突
出する突出位置と、先端が荷台の表面とほぼ整合
することにより、前記凹部を閉塞する没入位置
と、該没入位置より先端がさらに若干没入する作
動位置とに、移動可能なように前記ケースに支持
された移動部材と、 前記ケースと移動部材との間に設けられ、前記
移動部材を突出位置に向けて常時付勢する付勢手
段と、 前記ケースと移動部材とのいずれか一方に設け
られたストライカと、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられていない方の部材に枢着されるとと
もに、前記ストライカと係合可能で、該ストライ
カと係合することにより、移動部材の没入位置か
ら突出位置方向への移動を阻止し得る係止部を備
え、該係止部が前記ストライカと係合し得る係止
位置と、前記係止部がストライカから離れた解除
位置とに移動可能なラツチ部材と、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられた方の部材に設けられ、移動部材が
没入位置から作動位置に移動する際に、前記ラツ
チ部材を解除位置に向けて押動する第1押動手段
と、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられた方の部材に設けられ、移動部材が
没入位置から突出位置に移動する際に、前記ラツ
チ部材を係止位置に向けて押動する第2押動手段
とを備えている。
なお、ストライカと第1押動手段とは、ケース
又は移動部材に突設した1本のピンをもつて構成
することができる。
又は移動部材に突設した1本のピンをもつて構成
することができる。
本発明によると、ロープフツクの不使用時に
は、ロープフツクを没入位置で停止させておく
と、ロープフツクの先端面により閉塞され、凹凸
のない平らな外観を呈することができるととも
に、凹部とロープフツクとの間隙から塵芥や雨水
等が侵入するおそれはない。
は、ロープフツクを没入位置で停止させておく
と、ロープフツクの先端面により閉塞され、凹凸
のない平らな外観を呈することができるととも
に、凹部とロープフツクとの間隙から塵芥や雨水
等が侵入するおそれはない。
この状態から、ロープフツクを作動位置まで押
し込むと、移動部材とケースの連係が解除され、
その後ロープフツクは付勢手段の付勢力により突
出位置まで押し出される。
し込むと、移動部材とケースの連係が解除され、
その後ロープフツクは付勢手段の付勢力により突
出位置まで押し出される。
この状態でロープをロープフツクに引掛けるこ
とができる。
とができる。
次に、ロープフツクを突出位置から没入位置ま
で押し込むと、移動部材とケースとが連係され
て、ロープフツクは没入位置で停止させられる。
で押し込むと、移動部材とケースとが連係され
て、ロープフツクは没入位置で停止させられる。
以下、添付図面に示す本発明の実施例について
説明する。
説明する。
第1図において、1は、小型トラツクの荷台
で、床板2と、この床板2の両側部に立設された
固定式の側部あおり板3と、床板2の後端に、上
下方向に開閉自在に蝶着された後部あおり板4と
からなつている。
で、床板2と、この床板2の両側部に立設された
固定式の側部あおり板3と、床板2の後端に、上
下方向に開閉自在に蝶着された後部あおり板4と
からなつている。
側部あおり板3は、側板3aと、この側板3a
の上端に連設され、荷台1の内方を向く水平な上
片3bと、この上片3bの内端より垂下する垂下
片3cとからなつている。
の上端に連設され、荷台1の内方を向く水平な上
片3bと、この上片3bの内端より垂下する垂下
片3cとからなつている。
この側部あおり板3における上片3bの長手方
向に沿つて、複数のロープフツク装置5が、適宜
の間隔をもつて設けられている。
向に沿つて、複数のロープフツク装置5が、適宜
の間隔をもつて設けられている。
第2図以降に示すように、各ロープフツク装置
5は、ほぼ垂直な基片6aの前後の縁部より上方
に延出する腕部6bの上端を、側部あおり板3の
上片3bの下面に固着されたベース6と、このベ
ース6における基片6aの一側面に、適宜の止め
ねじ(図示略)等をもつて固着され、中央部が、
荷台1の内方に向けて平面形がコ字状をなすよう
に膨出するカバー7とからなるケース8を備えて
いる。
5は、ほぼ垂直な基片6aの前後の縁部より上方
に延出する腕部6bの上端を、側部あおり板3の
上片3bの下面に固着されたベース6と、このベ
ース6における基片6aの一側面に、適宜の止め
ねじ(図示略)等をもつて固着され、中央部が、
荷台1の内方に向けて平面形がコ字状をなすよう
に膨出するカバー7とからなるケース8を備えて
いる。
カバー7の中央のコ字状膨出部における前壁7
a、側壁7b及び後壁7cと、ベース6における
基片6aの中央部とによつて形成された矩形の空
間内には、横断面が矩形の筒部9の上端に、ロー
プを引掛けるための側面形がほぼT字状をなすロ
ープフツク10を固着してなる移動部材11にお
ける上記筒部9が、上下方向に摺動自在に嵌合さ
れている。
a、側壁7b及び後壁7cと、ベース6における
基片6aの中央部とによつて形成された矩形の空
間内には、横断面が矩形の筒部9の上端に、ロー
プを引掛けるための側面形がほぼT字状をなすロ
ープフツク10を固着してなる移動部材11にお
ける上記筒部9が、上下方向に摺動自在に嵌合さ
れている。
ロープフツク10は、筒部9の上端に固着され
た頚部10aと、この頚部10aの上端より前後
方向に延出する頭部10bとからなり、頚部10
aが、側部あおり板3における上片3bに凹設さ
れた、頭部10bとほぼ補形をなす平面形の凹部
12の底壁12a中央に穿設された窓孔13を貫
通することにより、頭部10bが凹部12より出
没し得るように配設されている。
た頚部10aと、この頚部10aの上端より前後
方向に延出する頭部10bとからなり、頚部10
aが、側部あおり板3における上片3bに凹設さ
れた、頭部10bとほぼ補形をなす平面形の凹部
12の底壁12a中央に穿設された窓孔13を貫
通することにより、頭部10bが凹部12より出
没し得るように配設されている。
移動部材11は、第2図乃至第5図に示すよう
に、ロープフツク10の上面が、側部あおり板3
の上片3bの表面とほぼ整合することにより、凹
部12を閉塞する没入位置と、第6図に示すよう
に、没入位置よりさらに下方に没入し、ロープフ
ツク10の頭部10bの下面が凹部12の底壁1
2aに当接する作動位置と、第7図に示すよう
に、ロープフツク10が側部あおり板3の上片3
bの表面より上方に突出し、かつ筒部9の下端に
固着されたフランジ状のストツパ14がカバー7
の下端に当接する突出位置とに、移動可能であ
る。
に、ロープフツク10の上面が、側部あおり板3
の上片3bの表面とほぼ整合することにより、凹
部12を閉塞する没入位置と、第6図に示すよう
に、没入位置よりさらに下方に没入し、ロープフ
ツク10の頭部10bの下面が凹部12の底壁1
2aに当接する作動位置と、第7図に示すよう
に、ロープフツク10が側部あおり板3の上片3
bの表面より上方に突出し、かつ筒部9の下端に
固着されたフランジ状のストツパ14がカバー7
の下端に当接する突出位置とに、移動可能であ
る。
ベース6における基片6aの下端中央より荷台
1の内方に向けて直角に連設したばね受け片15
と、移動部材11の筒部9における荷台1の内方
側の側壁9aの下部を、ベース6側に向けて切り
起こして形成したばね受け片16との間には、移
動部材11の付勢手段をなす圧縮コイルばね17
が縮設され、このばね17により、移動部材11
は、突出位置に向けて常時上向きに付勢されてい
る。
1の内方に向けて直角に連設したばね受け片15
と、移動部材11の筒部9における荷台1の内方
側の側壁9aの下部を、ベース6側に向けて切り
起こして形成したばね受け片16との間には、移
動部材11の付勢手段をなす圧縮コイルばね17
が縮設され、このばね17により、移動部材11
は、突出位置に向けて常時上向きに付勢されてい
る。
18はプツシユロツク・プツシユレリーズ機構
で、概ねストライカピン19、ラツチ部材20及
びピン21等からなつている。
で、概ねストライカピン19、ラツチ部材20及
びピン21等からなつている。
ストライカピン19は、筒部9における両側壁
9a,9bの中央より若干前方寄りの下半部に穿
設された上下方向を向く1対の長孔22,22を
左右方向に水平に貫通し、両端をカバー7の側壁
7bとベース6の基片6aとに、それぞれ止着さ
れている。
9a,9bの中央より若干前方寄りの下半部に穿
設された上下方向を向く1対の長孔22,22を
左右方向に水平に貫通し、両端をカバー7の側壁
7bとベース6の基片6aとに、それぞれ止着さ
れている。
この実施例においては、ストライカピン19
は、ラツチ部材20と係合して、移動部材11の
没入位置から突出位置方向への移動を阻止するス
トライカとしての役目と、移動部材11が没入位
置から作動位置に移動する際に、ラツチ部材20
を後述する解除位置に向けて押動する第1押動手
段としての役目との2つの役目を果たしている。
は、ラツチ部材20と係合して、移動部材11の
没入位置から突出位置方向への移動を阻止するス
トライカとしての役目と、移動部材11が没入位
置から作動位置に移動する際に、ラツチ部材20
を後述する解除位置に向けて押動する第1押動手
段としての役目との2つの役目を果たしている。
ラツチ部材20は、筒部9内において、その側
壁9aの中央より若干前方寄りの上部に、左右方
向の軸23をもつて上端部を枢着され、概ね後下
方に向けて延出している。
壁9aの中央より若干前方寄りの上部に、左右方
向の軸23をもつて上端部を枢着され、概ね後下
方に向けて延出している。
ラツチ部材20における軸23の直前部には、
前方を向く突片20aが連設され、この突片20
aは、箇部における前壁9cに穿設された上下方
向を向く長孔24と、カバー7の前壁7aの上縁
よりほぼ中位部まで切設されたU字状の切欠き2
5とを貫通して、ケース8の前方に突出してい
る。
前方を向く突片20aが連設され、この突片20
aは、箇部における前壁9cに穿設された上下方
向を向く長孔24と、カバー7の前壁7aの上縁
よりほぼ中位部まで切設されたU字状の切欠き2
5とを貫通して、ケース8の前方に突出してい
る。
ラツチ部材20における突片20aより下方の
前縁は、後下方に向かつてなだらかに傾斜する傾
斜面20bをなし、この傾斜面20bの下部に
は、前方に向かつてフツク状に突出する係止部2
0cが連設されている。この係止部20cの先端
から、ラツチ部材20の下端にかけては、傾斜面
20bと同様に後下向き傾斜する傾斜面20dと
なつている。第5図に明示するように、これらの
傾斜面20b,20dは、長孔22と交わる場合
には、常時後部下向き傾斜状をなして交わるよう
になつている。
前縁は、後下方に向かつてなだらかに傾斜する傾
斜面20bをなし、この傾斜面20bの下部に
は、前方に向かつてフツク状に突出する係止部2
0cが連設されている。この係止部20cの先端
から、ラツチ部材20の下端にかけては、傾斜面
20bと同様に後下向き傾斜する傾斜面20dと
なつている。第5図に明示するように、これらの
傾斜面20b,20dは、長孔22と交わる場合
には、常時後部下向き傾斜状をなして交わるよう
になつている。
ラツチ部材20における後縁は、後下方に向か
つてなだらかに傾斜する傾斜面20eをなしてい
る。
つてなだらかに傾斜する傾斜面20eをなしてい
る。
このラツチ部材20は、第5図及び第7図に実
線で示すように、突片20aが長孔24の上縁に
当接し、かつ係止部20cが長孔22と交差し
て、この係止部20cにストライカピン19が係
合し得る係止位置と、第6図に実線で、かつ第7
図に想像線で示すように、後下端部が筒部9にお
ける後壁9dに当接し、かつ係止部20cが長孔
22から後方に外れた解除位置とに移動可能で、
第5図に示すように、係止部20cがストライカ
ピン19に係合したときは、移動部材11の没入
位置から突出位置方向への移動を阻止するように
なつている。
線で示すように、突片20aが長孔24の上縁に
当接し、かつ係止部20cが長孔22と交差し
て、この係止部20cにストライカピン19が係
合し得る係止位置と、第6図に実線で、かつ第7
図に想像線で示すように、後下端部が筒部9にお
ける後壁9dに当接し、かつ係止部20cが長孔
22から後方に外れた解除位置とに移動可能で、
第5図に示すように、係止部20cがストライカ
ピン19に係合したときは、移動部材11の没入
位置から突出位置方向への移動を阻止するように
なつている。
26は、一端26aを筒部9の側壁9aに、か
つ他端26bをラツチ部材20の後下部にそれぞ
れ係止されたコイル状のオーバーセンタースプリ
ングで、この他端26bが、ラツチ部材20の後
下部とともに、その一端26aと軸23の中心と
を通る直線lを横切つて通過することにより(こ
の通過時のラツチ部材20の位置を以下中間位置
という)、このばねの付勢方向が反転し、ラツチ
部材20を、係止位置と解除位置とに振り分け的
に付勢するようにしたものである。
つ他端26bをラツチ部材20の後下部にそれぞ
れ係止されたコイル状のオーバーセンタースプリ
ングで、この他端26bが、ラツチ部材20の後
下部とともに、その一端26aと軸23の中心と
を通る直線lを横切つて通過することにより(こ
の通過時のラツチ部材20の位置を以下中間位置
という)、このばねの付勢方向が反転し、ラツチ
部材20を、係止位置と解除位置とに振り分け的
に付勢するようにしたものである。
このオーバーセンタースプリング26は、例え
ばラツチ部材20が中間位置を通過するとき、板
ばねの山部を乗り越えるようにした、他の公知の
振り分け的な付勢手段と置換えてもよい。
ばラツチ部材20が中間位置を通過するとき、板
ばねの山部を乗り越えるようにした、他の公知の
振り分け的な付勢手段と置換えてもよい。
ピン21は、筒部9における両側壁9a,9b
の中央上半部に穿設された上下方向を向く1対の
長孔27,27を左右方向に水平に貫通し、両端
をカバー7の側壁7bとベース6の基片6aとに
それぞれ止着され、移動部材11が没入位置から
突出位置に移動する際に、ラツチ部材20の傾斜
面20eに当接して、ラツチ部材20を係止位置
に向けて押動する第2押動手段をなしている。
の中央上半部に穿設された上下方向を向く1対の
長孔27,27を左右方向に水平に貫通し、両端
をカバー7の側壁7bとベース6の基片6aとに
それぞれ止着され、移動部材11が没入位置から
突出位置に移動する際に、ラツチ部材20の傾斜
面20eに当接して、ラツチ部材20を係止位置
に向けて押動する第2押動手段をなしている。
なお、第6図に示すように、ラツチ部材20が
解除位置にあるとき、その傾斜面20eが、長孔
27に対して後部下向き傾斜状をなして交わるよ
うになつている。
解除位置にあるとき、その傾斜面20eが、長孔
27に対して後部下向き傾斜状をなして交わるよ
うになつている。
長孔22,27の上下方向の長さは、移動部材
11の作動位置から突出位置までの移動距離とほ
ぼ等しいか、又はそれより大とし、ラツチ部材2
0の形状及び枢着位置と、ストライカピン19及
びピン21の位置との関係は、装置全体が、後述
するとおりに円滑に作動するように定めてある。
11の作動位置から突出位置までの移動距離とほ
ぼ等しいか、又はそれより大とし、ラツチ部材2
0の形状及び枢着位置と、ストライカピン19及
びピン21の位置との関係は、装置全体が、後述
するとおりに円滑に作動するように定めてある。
次に、実施例の操作及び作用について説明す
る。
る。
第2図乃至第5図に示すように、移動部材11
が没入位置にあるときは、ラツチ部材20の係止
部20cがストライカピン19に係合し、移動部
材11は、没入位置より上方への移動を阻止され
るとともに、ばね17により上向きに付勢されて
いるので、安定を保つて没入位置に維持される。
が没入位置にあるときは、ラツチ部材20の係止
部20cがストライカピン19に係合し、移動部
材11は、没入位置より上方への移動を阻止され
るとともに、ばね17により上向きに付勢されて
いるので、安定を保つて没入位置に維持される。
このとき、ロープフツク10は、側部あおり板
3の上片3bとほぼ同一高さまで没入しているの
で、ロープフツク10が他物に引掛かることはな
く、かつ美麗な外観を呈する。
3の上片3bとほぼ同一高さまで没入しているの
で、ロープフツク10が他物に引掛かることはな
く、かつ美麗な外観を呈する。
この状態から、ロープフツク10にロープ28
(第7図参照)を引掛けたい場合には、ロープフ
ツク10の上面を下方に押し込み、移動部材11
を、没入位置から作動位置まで下降させ、その
後、手を離せばよい。
(第7図参照)を引掛けたい場合には、ロープフ
ツク10の上面を下方に押し込み、移動部材11
を、没入位置から作動位置まで下降させ、その
後、手を離せばよい。
このロープフツク10の最初の押し込み動作に
より、移動部材11とともにラツチ部材20が下
降し、ストライカピン19が、長孔22内を相対
的に上方に移動して、ラツチ部材20の傾斜面2
0bに当接し、ラツチ部材20を解除位置に向け
て押動する。
より、移動部材11とともにラツチ部材20が下
降し、ストライカピン19が、長孔22内を相対
的に上方に移動して、ラツチ部材20の傾斜面2
0bに当接し、ラツチ部材20を解除位置に向け
て押動する。
ラツチ部材20が中間位置を通過すると、オー
バーセンタースプリング26の付勢方向が反転
し、その付勢力により、ラツチ部材20の解除位
置方向への移動は助長される。
バーセンタースプリング26の付勢方向が反転
し、その付勢力により、ラツチ部材20の解除位
置方向への移動は助長される。
その後、ロープフツク10の頭部10bの下面
が凹部12の底壁12aに当接すると、移動部材
11は第6図に示す作動位置となり、このとき、
ラツチ部材20は、解除位置に確実に維持され
る。
が凹部12の底壁12aに当接すると、移動部材
11は第6図に示す作動位置となり、このとき、
ラツチ部材20は、解除位置に確実に維持され
る。
この状態から、ロープフツク10より手を離す
と、ばね17の上向き付勢力により、移動部材1
1とラツチ部材20とは、一体となつて押し上げ
られる。
と、ばね17の上向き付勢力により、移動部材1
1とラツチ部材20とは、一体となつて押し上げ
られる。
この間、ラツチ部材20は、オーバーセンター
スプリング26の作用により、解除位置に確実に
維持され、妄りに係止位置に復帰回動する恐れは
ない。
スプリング26の作用により、解除位置に確実に
維持され、妄りに係止位置に復帰回動する恐れは
ない。
したがつて、移動部材11が没入位置を通過す
る際にも、ラツチ部材20は解除位置に確実に維
持され、係止部20cがストライカピン19に係
合することはなく、移動部材11は、没入位置を
自由に通過することができる。
る際にも、ラツチ部材20は解除位置に確実に維
持され、係止部20cがストライカピン19に係
合することはなく、移動部材11は、没入位置を
自由に通過することができる。
移動部材11が没入位置を越えてさらに若干上
昇したとき、第7図に想像線で示すように、ピン
21がラツチ部材20の傾斜面20eに当接し、
ラツチ部材20を係止位置に向けて押動し、ラツ
チ部材20が中間位置を通過すると、オーバーセ
ンタースプリング26の付勢方向が再度反転し、
その付勢力により、ラツチ部材20は確実に係止
位置に達する。
昇したとき、第7図に想像線で示すように、ピン
21がラツチ部材20の傾斜面20eに当接し、
ラツチ部材20を係止位置に向けて押動し、ラツ
チ部材20が中間位置を通過すると、オーバーセ
ンタースプリング26の付勢方向が再度反転し、
その付勢力により、ラツチ部材20は確実に係止
位置に達する。
しかし、このとき、移動部材11は、没入位置
を越えて若干上方に移動しており、かつストライ
カピン19は、長孔22内において、ラツチ部材
20の係止部20cと係合し得る位置(第5図参
照)より相対的に下降しているので、係止部20
cは、ストライカピン19に係合することはでき
ない。
を越えて若干上方に移動しており、かつストライ
カピン19は、長孔22内において、ラツチ部材
20の係止部20cと係合し得る位置(第5図参
照)より相対的に下降しているので、係止部20
cは、ストライカピン19に係合することはでき
ない。
このままの状態で、移動部材11がさらに上昇
し、第7図に示す突出位置に達すると、ストツパ
14がカバー7の下端に当接して停止する。
し、第7図に示す突出位置に達すると、ストツパ
14がカバー7の下端に当接して停止する。
この状態で、ロープフツク10の下面にロープ
28を引掛けて、積荷を縛ることができる。
28を引掛けて、積荷を縛ることができる。
ロープフツク10の不使用時には、ロープフツ
ク10を、第7図に示す状態から没入位置まで押
し込めばよい。
ク10を、第7図に示す状態から没入位置まで押
し込めばよい。
すると、ラツチ部材20は、第7図示の状態の
まま、移動部材11とともに下降し、移動部材1
1が没入位置に達する直前に、ストライカピン1
9が傾斜面20dに当接して、ラツチ部材20を
若干解除位置方向に回動させながら、係止部20
cを乗り越えて、長孔22内を相対的に上昇す
る。
まま、移動部材11とともに下降し、移動部材1
1が没入位置に達する直前に、ストライカピン1
9が傾斜面20dに当接して、ラツチ部材20を
若干解除位置方向に回動させながら、係止部20
cを乗り越えて、長孔22内を相対的に上昇す
る。
このときのラツチ部材20の解除位置方向への
回動量は微小で、オーバーセンタースプリング2
6により付勢方向を反転させるには至らず、した
がつて、ストライカピン19による係止部20c
の通過後、ラツチ部材20は、このオーバーセン
タースプリング26の付勢力により、即座に係止
位置に復帰回動させられ、係止部20cはストラ
イカピン19と係合する。
回動量は微小で、オーバーセンタースプリング2
6により付勢方向を反転させるには至らず、した
がつて、ストライカピン19による係止部20c
の通過後、ラツチ部材20は、このオーバーセン
タースプリング26の付勢力により、即座に係止
位置に復帰回動させられ、係止部20cはストラ
イカピン19と係合する。
その後、ロープフツク10から手を離しても、
上述のように、ラツチ部材20とストライカピン
19との係合により、移動部材11の上方への移
動は阻止されるので、移動部材11は、突出位置
に復帰することなく、突入位置に維持される。
上述のように、ラツチ部材20とストライカピン
19との係合により、移動部材11の上方への移
動は阻止されるので、移動部材11は、突出位置
に復帰することなく、突入位置に維持される。
このように、ロープフツク10の押し込み操作
をくり返えすことにより、ロープフツク10を突
出位置まで突出させたり、没入位置に停止させた
りする作動をくり返えすことができる。
をくり返えすことにより、ロープフツク10を突
出位置まで突出させたり、没入位置に停止させた
りする作動をくり返えすことができる。
以上から明らかなように、本発明によると、ロ
ープフツクの不使用時には、ロープフツクを没入
位置に停止させておくことにより、荷台の表面に
形成された凹部はロープフツクにより閉塞され、
ロープフツクが人体やその衣服又は積荷その他の
物に引掛かり、それらを負傷させたり損傷させた
りする等の恐れをなくすことができるとともに、
荷台の外観を、凹凸の少ないすつきりしたものと
することができ、安全対策上及び外観の向上上有
意義であり、また、凹部より塵芥や雨水等がロー
プフツク装置内に侵入するのを防止することがで
きる。
ープフツクの不使用時には、ロープフツクを没入
位置に停止させておくことにより、荷台の表面に
形成された凹部はロープフツクにより閉塞され、
ロープフツクが人体やその衣服又は積荷その他の
物に引掛かり、それらを負傷させたり損傷させた
りする等の恐れをなくすことができるとともに、
荷台の外観を、凹凸の少ないすつきりしたものと
することができ、安全対策上及び外観の向上上有
意義であり、また、凹部より塵芥や雨水等がロー
プフツク装置内に侵入するのを防止することがで
きる。
また、ロープフツクにロープ掛けを行なう場
合、ロープフツクを押し込むだけで、その復路
で、ロープフツクがロープ掛けに最適な突出位置
まで突出し、かつロープフツクの不使用時には、
再度ロープフツクを押し込むだけで、もとの没入
位置に戻るので、いわゆるワンタツチで、ロープ
フツクの出没操作を行なうことができ、また作動
が単純で、微妙なタイミングの狂いにより誤作動
が生じるというようなことがなく、確実に作動
し、さらに細かな部材が必要ないので、各部材の
剛性を高めて、装置全体をロープ掛けにふさわし
い強固なものとすることができる利点がある。
合、ロープフツクを押し込むだけで、その復路
で、ロープフツクがロープ掛けに最適な突出位置
まで突出し、かつロープフツクの不使用時には、
再度ロープフツクを押し込むだけで、もとの没入
位置に戻るので、いわゆるワンタツチで、ロープ
フツクの出没操作を行なうことができ、また作動
が単純で、微妙なタイミングの狂いにより誤作動
が生じるというようなことがなく、確実に作動
し、さらに細かな部材が必要ないので、各部材の
剛性を高めて、装置全体をロープ掛けにふさわし
い強固なものとすることができる利点がある。
さらに、本発明においては、ケース側又は移動
部材側のいずれか一方にラツチ部材を、かつ同じ
く他方に、ストライカと第1押動手段と第2押動
手段という、実質的にピン等で形成できる単純な
部材を、それぞれ設けることにより、プツシユロ
ツク・プツシユレリーズ機構を、簡単に製造でき
るという利点がある。
部材側のいずれか一方にラツチ部材を、かつ同じ
く他方に、ストライカと第1押動手段と第2押動
手段という、実質的にピン等で形成できる単純な
部材を、それぞれ設けることにより、プツシユロ
ツク・プツシユレリーズ機構を、簡単に製造でき
るという利点がある。
特に、上述の実施例のように、1つのストライ
カピン19のみで、ラツチ部材と係合して、移動
部材の没入位置から突出位置への移動を阻止する
ストライカとしての役目と、ラツチ部材を係止位
置から解除位置に押動する第1押動手段としての
役目との両方の役目を果たすようにすれば、さら
に、部品点数は減少し、安価に製造することがで
きる。
カピン19のみで、ラツチ部材と係合して、移動
部材の没入位置から突出位置への移動を阻止する
ストライカとしての役目と、ラツチ部材を係止位
置から解除位置に押動する第1押動手段としての
役目との両方の役目を果たすようにすれば、さら
に、部品点数は減少し、安価に製造することがで
きる。
しかし、必要に応じて、ストライカと第1押動
手段とを、別個独立の部材で形成してもよい。
手段とを、別個独立の部材で形成してもよい。
なお、上述の実施例においては、ロープフツク
10が側部あおり板3の上片3bより上方に向け
て出没し得るようにしてあるが、例えば上述の実
施例のロープフツク装置5全体を、90゜横向きに
寝かせて、側部あおり板3に取付け、ロープフツ
ク10を側部あおり板3の側板3aより外側方に
向けて出没し得るようにしたり、ロープフツク装
置を、荷台の床板内に埋設し、ロープフツクを床
板の側端又は側部下面より出没し得るようにした
り、又は後部あおり板にも側部あおり板と同様
に、ロープフツク装置を設ける等、幾多の変化変
形が可能である。
10が側部あおり板3の上片3bより上方に向け
て出没し得るようにしてあるが、例えば上述の実
施例のロープフツク装置5全体を、90゜横向きに
寝かせて、側部あおり板3に取付け、ロープフツ
ク10を側部あおり板3の側板3aより外側方に
向けて出没し得るようにしたり、ロープフツク装
置を、荷台の床板内に埋設し、ロープフツクを床
板の側端又は側部下面より出没し得るようにした
り、又は後部あおり板にも側部あおり板と同様
に、ロープフツク装置を設ける等、幾多の変化変
形が可能である。
また、上述の実施例では、移動部材側にラツチ
部材を設け、ケース側にストライカと第1押動手
段と第2押動手段とを設けてあるが、この取付け
関係を逆にして、ケース側にラツチ部材を設け、
移動部材側にストライカ等を設けるようにしても
よい。
部材を設け、ケース側にストライカと第1押動手
段と第2押動手段とを設けてあるが、この取付け
関係を逆にして、ケース側にラツチ部材を設け、
移動部材側にストライカ等を設けるようにしても
よい。
第1図は、本発明のロープフツク装置を備える
トラツクの荷台を示す概略斜視図、第2図は、第
1図のA−A線に沿う拡大縦断正面図で、移動部
材が没入位置にある状態を示す図、第3図は、第
2図のB−B線に沿う縦断側面図、第4図は、第
3図のC−C線に沿う横断平面図、第5図は、第
2図のD−D線に沿う縦断側面図、第6図は、移
動部材が作動位置にあるときの要部の状態を示す
縦断側面図、第7図は、移動部材が突出位置にあ
る状態を示す、第5図と同様な部分の縦断側面図
である。 1……荷台、3……側部あおり板、5……ロー
プフツク装置、6……ベース、7……カバー、8
……ケース、9……筒部、10……ロープフツ
ク、11……移動部材、12……凹部、17……
ばね、18……プツシユロツク・プツシユレリー
ズ機構、19……ストライカピン(ストライカ及
び第1押動手段)、20……ラツチ部材、20c
……係止部、21……ピン(第2押動手段)、2
6……オーバーセンタースプリング、28……ロ
ープ。
トラツクの荷台を示す概略斜視図、第2図は、第
1図のA−A線に沿う拡大縦断正面図で、移動部
材が没入位置にある状態を示す図、第3図は、第
2図のB−B線に沿う縦断側面図、第4図は、第
3図のC−C線に沿う横断平面図、第5図は、第
2図のD−D線に沿う縦断側面図、第6図は、移
動部材が作動位置にあるときの要部の状態を示す
縦断側面図、第7図は、移動部材が突出位置にあ
る状態を示す、第5図と同様な部分の縦断側面図
である。 1……荷台、3……側部あおり板、5……ロー
プフツク装置、6……ベース、7……カバー、8
……ケース、9……筒部、10……ロープフツ
ク、11……移動部材、12……凹部、17……
ばね、18……プツシユロツク・プツシユレリー
ズ機構、19……ストライカピン(ストライカ及
び第1押動手段)、20……ラツチ部材、20c
……係止部、21……ピン(第2押動手段)、2
6……オーバーセンタースプリング、28……ロ
ープ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両の荷台に固着されたケースと、 先端部に、荷台の表面に設けた凹部とほぼ補形
をなし、かつ下部にロープを引掛けることのでき
るロープフツクを備え、先端が荷台の表面より突
出する突出位置と、先端が荷台の表面とほぼ整合
することにより、前記凹部を閉塞する没入位置
と、該没入位置より先端がさらに若干没入する作
動位置とに、移動可能なように前記ケースに支持
された移動部材と、 前記ケースと移動部材との間に設けられ、前記
移動部材を突出位置に向けて常時付勢する付勢手
段と、 前記ケースと移動部材とのいずれか一方に設け
られたストライカと、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられていない方の部材に枢着されるとと
もに、前記ストライカと係合可能で、該ストライ
カと係合することにより、移動部材の没入位置か
ら突出位置方向への移動を阻止し得る係止部を備
え、該係止部が前記ストライカと係合し得る係止
位置と、前記係止部がストライカから離れた解除
位置とに移動可能なラツチ部材と、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられた方の部材に設けられ、移動部材が
没入位置から作動位置に移動する際に、前記ラツ
チ部材を解除位置に向けて押動する第1押動手段
と、 前記ケースと移動部材とのうち、前記ストライ
カが設けられた方の部材に設けられ、移動部材が
没入位置から突出位置に移動する際に、前記ラツ
チ部材を係止位置に向けて押動する第2押動手段
とを備えることを特徴とする運搬車両用ロープフ
ツク装置。 2 ストライカと第1押動手段とが、ケース又は
移動部材に突設された1本のピンよりなる特許請
求の範囲第1項に記載の運搬車両用ロープフツク
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58238869A JPS60131339A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 運搬車両用ロ−プフツク装置 |
US06/681,659 US4820094A (en) | 1983-12-20 | 1984-12-14 | Rope hook arrangement for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58238869A JPS60131339A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 運搬車両用ロ−プフツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60131339A JPS60131339A (ja) | 1985-07-13 |
JPH0156930B2 true JPH0156930B2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=17036461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58238869A Granted JPS60131339A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 運搬車両用ロ−プフツク装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4820094A (ja) |
JP (1) | JPS60131339A (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185141U (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 | ||
US5004388A (en) * | 1988-12-05 | 1991-04-02 | Harris Halford S | Retractable cleat device |
US4909658A (en) * | 1989-03-03 | 1990-03-20 | Townsend Blue H | Bull rope release |
US5301627A (en) * | 1993-08-27 | 1994-04-12 | Accon, Inc. | Retractable boat cleat |
US5444897A (en) * | 1994-01-06 | 1995-08-29 | Gross; Nathan R. | Hooks reciprocable between a recessed inoperative position and an exposed operative position |
DE9403619U1 (de) * | 1994-03-03 | 1994-09-22 | Karl Hildebrand GmbH, 40699 Erkrath | Zurrpunkt |
US5676508A (en) * | 1995-04-03 | 1997-10-14 | Weicht; Gary Lee | Multi-function tie-down device |
US5535694A (en) * | 1995-09-21 | 1996-07-16 | Accon Marine, Inc | Retractable cleat with a sealed housing |
DE29717325U1 (de) * | 1997-09-27 | 1998-07-16 | Wilhelm Karmann GmbH, 49084 Osnabrück | Cabriolet-Fahrzeug |
US6164048A (en) * | 1998-10-07 | 2000-12-26 | Rhodes; David Meritt | Quick release apparatus |
US6382139B1 (en) | 1998-10-07 | 2002-05-07 | David Meritt Rhodes | Quick release apparatus for constrained animals |
JP2003512578A (ja) * | 1999-10-21 | 2003-04-02 | シー.エヌ.アンウィン リミテッド | 定着具に関する改良 |
US6234101B1 (en) * | 1999-12-20 | 2001-05-22 | Accon Marine, Inc. | Chock |
US6290441B1 (en) * | 2000-03-31 | 2001-09-18 | The Budd Company | Stake pocket tie down |
KR100418747B1 (ko) * | 2000-12-14 | 2004-02-14 | 기아자동차주식회사 | 차량 적재함의 로프후크 |
US6565301B1 (en) * | 2002-03-18 | 2003-05-20 | Chia-Sheng Lin | Device mounted on cargo carrier for holding securely cargo-locating rope |
US6588355B1 (en) | 2002-05-01 | 2003-07-08 | Steelcase Development Corporation | Lift-up cleat |
US8201856B2 (en) * | 2008-08-26 | 2012-06-19 | The Boeing Company | Flush-mounted latching assembly |
DE102015211295B4 (de) * | 2015-06-18 | 2022-06-09 | Bos Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Sichern von Ladegut in einem Laderaum eines Kraftfahrzeugs |
CN106081112B (zh) * | 2016-07-12 | 2018-01-02 | 于卫华 | 无人飞行器智能交收货物装置及实施方法 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS5121946U (ja) * | 1974-08-06 | 1976-02-18 | ||
JPS582136B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1983-01-14 | 日立造船株式会社 | 圧密貨物再スラリ−化装置における目詰り防止方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1983
- 1983-12-20 JP JP58238869A patent/JPS60131339A/ja active Granted
-
1984
- 1984-12-14 US US06/681,659 patent/US4820094A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5121946U (ja) * | 1974-08-06 | 1976-02-18 | ||
JPS582136B2 (ja) * | 1978-03-31 | 1983-01-14 | 日立造船株式会社 | 圧密貨物再スラリ−化装置における目詰り防止方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60131339A (ja) | 1985-07-13 |
US4820094A (en) | 1989-04-11 |
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