JPH01562A - スキヤナ前準備装置 - Google Patents

スキヤナ前準備装置

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JPH01562A
JPH01562A JP62-46394A JP4639487A JPH01562A JP H01562 A JPH01562 A JP H01562A JP 4639487 A JP4639487 A JP 4639487A JP H01562 A JPH01562 A JP H01562A
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JP
Japan
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drawn
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JP62-46394A
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JPH073576B2 (ja
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功 山岡
深澤 秀通
純一 田村
Original Assignee
大日本印刷株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スキャナを使用して各種原稿の色分解を行う
前に使用されるスキャナ前準備システムに関するもので
ある。
(従来の技術) 近年、スキャナによる原稿の色分解とともに、印刷物1
頁分の画像データをコンピュータ処理により合成するレ
イアウトスキャナが印刷製版の分野で使用されている。
このレイアウトスキャナはスキャナにページ編集機能を
持ったコンピュータを接続したものであり、スキャナに
よって取り込んだ画像データを上記コンピュータに与え
、レイアウト等の処理を施した後上記スキャナに出力す
るものである。
第23図は一般的なレイアウトスキャナの構成を示した
概略図で、図において160はレイアウト部、170は
タブレットデジタイザー、180はスキャナ部である。
図示の如く、レイアウト部160は、コンピュータ16
1とこれに接続されているメモリ162.163 、デ
イスプレィ164、ジョイステック165およびキーボ
ード166より構成され・タブレットデジタイザー17
0はカーソル171・入力面172からなり、入力面1
72には台紙領域173、メニュー領域174が設定さ
れている。スキャナ部180は入力ドラム1811出カ
ドラム182、リニアエンコーダ183、ロータリエン
コーダ184およびインタフェイス185.186より
構成され、インタフェイス185.186はコンピュー
タ161に接続されている。なお、コンピュータ161
は入力コンピュータ、レイアウトコンピュータおよび出
力コンピュータくいずれも図示せず)より構成されてい
る。
このレイアウトスキャナでは各種原稿、割付指定紙、そ
の他の指示書に基づいて画像データの編集作業等が次に
ようにして行われる。まずスキャナ部180の入力ドラ
ム181上に割付指定紙で指示された角度で原稿を貼り
、リニアエンコーダ183からX方向位置データPXお
よびロータリエンコーダ184からY方向位置データP
Yと共に、原稿の画像データをインクフェイス185を
介してコンピュータ161の人力コンピュータ(図示せ
ず)に取込み、メモリ162に記tαさせる。画像デー
タはvI付指定紙(図示せず)に基づき実際のトリミン
グ範囲より少し大きめの範囲について原稿から取込んで
おき、後にコンピュータ161のレイアウトコンピュー
タ(図示せず)で正確なトリミングを行う。
画像データが書込まれたメモリ162は入力コンピュー
タから切り離されてレイアウトコンピュータに接続され
る。これによりデイスプレィ164にはメモリ162に
書込まれている画像データが表示される。この表示画像
をオペレータが観察し、割付指定紙を参照しながらジョ
イスティック165を抛作してカーソルを移動させトリ
ミング範囲を指定したり網ふせの位置等を指定する。ま
た、キーボード166により変倍率、版面色、綱%等の
指定を行う。
これらのデータはメモリ163に書込まれるので、書込
み終了後にメモリ163をレイアウトコンピュータから
切り離し、コンピュータ161(7)出力コンピュータ
(図示せず)に接続する。これによりメモリ163のデ
ータは出力コンピュータおよびインクフェイス183を
介して取り出され、スキャナ部180の出力ドラム18
2上にセットされたフィルムにトリミングレイアウト済
みの画像が出力されることとなる。
また、ジョイスティック165およびキーボード166
を使用して行った上記の作業は、タブレットデジタイザ
−170を操作して行うこともできる。すなわち、タブ
レットデジタイザー170の台紙領域173に上記割付
指定紙をセットして、カーソル171を操作して、割付
指定紙にi画された絵柄の位置データおよびメニュー領
域74に設定された各種メニューを選択して入力すれば
よい。
ここで、スキャナ部180の入力ドラム181から原稿
の画像データを取り込む場合、まず、割付指定紙で指定
された角度で原稿を入力ドラム181に貼り付ける必要
がある。そして、この原稿の貼り付は作業は作業者が目
測に基づき行っている。すなわち、割付指定紙に藺かれ
ている図形の傾斜角度を分度器により測定し、この測定
値を基にして分度器等を用いて原稿の角度を確認しつつ
走査ドラムに貼り付けている。したがって、作業が煩雑
となるのみならず正確な角度で原稿を貼り付けることが
できないという問題が生じていた。
次に、スキャナ部180の入力ドラム181から原稿の
画像データを取り込むにあたっては、取込む画像データ
の範囲を指示する必要があるが、この↑指示は作業者が
割付指定紙に描かれたトリミング範囲と原稿とを見比べ
ながら目測にて行っている。しかしながら、このような
作業者の目測による指示では、スキャナ部180が取り
込んだ画像範囲と実際に必要な画像範囲とはずれること
が多く、スキャナ部180が取り込んだ範囲が必要な範
囲よりも小さい場合はやり直しとなり、大きい場合は取
込み時間の無駄となるばかりでなく、メモリ162を有
効に使用できないという問題が生じていた。
そこで、上記作業を改善するものとして、原稿の投影機
能を有する倍率測定機を利用して、原稿の変倍率、原稿
の貼込線およびトリミング範囲を同時に出力することが
できるスキャナ用原稿貼付シートの作成装置が特開昭6
1−295758号の発明として、本出願人によって提
案されている。そして、この装置は測定順に原稿の貼込
線およびトリミング線が一定の割付パターンに従って1
枚めシートに描画されるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記スキャナ用原稿貼付シートの作成装置に
は次のような問題点がある。
まず、1枚のシートに貼り付けられた原稿の中には、原
稿の貼り付けられた向きとは異なった向きで分解画像を
得たいもの、あるいは、貼り付けた原稿を裏返しにした
状態の分解画像を得たいもの等があり、このような原稿
に対しては、入力ドラムに貼り°付けるシートの方向を
変えたり、シートを裏返して入力ドラムに貼り付ける等
の煩雑な作業をしなければ所望の分解画像が得られない
という第一の問題が生じていた。
また、1枚のシートにはできるだけ多くの原稿を貼りつ
けることが作業効率の面から好ましいが、原稿のサイズ
は35fi〜4×5インチまで種々であり一定しないた
め、上記のような一定の割付パターンではすきまなくで
きるだけ多くの原稿を1枚のシートに貼り付けることが
できないという第二の問題点が生じていた。
さらに、複数の原稿に対して色分解操作を行う場合、ス
キャナを効率良く使用するために、予め同一条件で色分
解できる原稿毎に原稿を選別し、できるだけ条件を変え
ずに色分解操作を行うことが好ましい、したがって、1
枚のシートに貼り付けられる原稿はできるだけ同一の条
件で色分解できるようにすることが要求される。
しかしながら、上記スキャナ用原稿貼付シートの作成装
置は原稿の色分解において要求される条件毎に原稿を選
別する機能はなく、この装置を使用して原稿の倍率測定
等を行う場合は、予め作業者が煩雑な原稿の選別作業を
行わなければならないという第三の問題点が生じていた
ここで、原稿の選別を行うために要求される条件には次
のようなものがある。
まず、スキャナ部180の入力ドラム181は原稿の分
解倍率によってドラムの直径が数段階に変化し、原稿を
入力ドラムに181に貼り付けるときに使用する原稿貼
付シートも使用するドラム毎に作成する必要がある。し
たがって、上記原稿貼付シートを作成する場合には、予
め同一サイズの分解ドラム上に貼り付けることができる
もの毎に原稿を選別しなければならないが、この原稿の
選別作業は測定された倍率値に基づいて行われるため、
作業が煩雑となる問題が生じていた。
次に、出力ドラム182上にセットされた露光フィルム
に出力されるY、M、C,、にの各画像の配置(以下「
出力フォーマット」という)は出力画像のサイズによっ
て異なっている。第24図[al、fbl、(C1、(
diは出力フォーマットの例を示したものであり、同図
(a)は1枚の露光フィルムP上に縦一列に各画像を配
置した例、同図(blは1枚の露光フィルムP上に縦横
二列に各画像を配置した例、同図(C1は2枚の露光フ
ィルムP1、P2に各画像を配置した例、同図Tdlは
4枚の露光フィルムP1、P2、P3、P4上に各画像
を配置した例である。
このように出力フォーマットが異なるのは、スキャナの
露光ドラムのサイズおよび出力される画像のサイズの制
約から生ずるものであり、1枚の露光フィルム上に同時
に4つの画像を出力(以下「同時4色」という)できる
場合は第10図(al、山)の出力フォーマットになり
、1枚の露光フィルム上に同時に2つの画像を出力(以
下「同時2色」という)することしかできない場合は同
図telの出力フォーマットになり、1枚の露光フィル
ム上に1つの画像を出力(以下「逐次1色」という)す
ることしかできない場合は同図(diの出力フォーマッ
トになる。一方、露光フィルムPは高価であるため、露
光フィルムPにはできるだけすきまなく画像を出力する
必要がある。
したがって、入力ドラム181から取り込んだ画像を直
接出力ドラム182に分解画像として出力する場合には
、同一の出力フォーマットで出力できるもの毎に原稿を
選別することが望ましい。
さらに、スキャナ部180の入力ドラム181から原稿
の画像データを取り込むにあたっては、スキャナセット
アンプ作業を行う必要がある。
このスキャナセントアップ作業においては、HCP(ハ
イライトコントロールポイント)濃度、DR(デンシテ
ィレンジ) 、TONE等の各種分解条件の設定が行わ
れる。ここで、HCPの設定では印刷再現を行う場合の
原稿上の最小濃度が設定され、DRの設定では印刷再現
を行う場合の原稿上の最大濃度が設定され、TONEの
設定ではハイライトからシャドウまでの階調曲線の設定
が行われる。なお、このような各種分解条件の設定は周
知であるため詳細な説明は省略する。通常上記分解条件
は原稿毎に異なっているため、入力ドラム181にセッ
トされた原稿毎に分解条件の設定を行う必要があり、上
記スキャナセットアツプ作業に時間を要するのみならず
、設定を誤った場合は画像データの取込みすなわち分解
作業のやりなおしとなる。
したがって、スキャナセットアツプ作業を効率よく行う
ためには、同一の分解条件のもの毎に原稿を選別する必
要がある。
本発明は上記第二の問題点に鑑みてなされたもので、原
稿の貼込線およびトリミング線を描画するための各原稿
の図形データを、シート上に貼り付けられる原稿の隙間
をできるだけすくなくするように出力できる装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的達成のため本発明は、複数の原稿についてスキ
ャナの分解倍率データ、原稿輪郭線データおよびトリミ
ングデータを含む原稿データを入力するための原稿デー
タ入力手段と、この原稿データ入力手段から入力される
原稿輪郭線データおよびトリミングデータより形成され
る描画図形を所定の割付領域に順次割り付けていく描画
図形割付手段と、この描画図形割付手段により図形が割
り付けられた領域をこの図形の外接矩形に近接する線で
分割して新たな割付領域を生成する割付領域生成手段と
、前記描画図形割付手段が割り付けた図形を所定のシー
ト上に描画するための描画手段とを具備するスキャナ前
準備装置を提供する。
(作用)。
本発明においては、原稿データ入力手段から入力される
複数の原稿についてのスキャナの分解倍率データ、原稿
輪郭線データおよびトリミングデータを含む原稿データ
から形成される描画図形に対して、描画図形割付手段が
各描画図形を所定の割付領域に順次割り付けていくとと
もに、割付領域生成手段がこの描画図形割付手段により
図形が割り付けられた領域をこの図形の外接矩形に近接
する線で分割して新たな割付領域を生成することにより
、前記描画図形割付手段が割り付ける描画図形がほとん
どすきまなく配置され、このすきまなく配置された図形
を描画手段が所定のシート上に描画する。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す装置にブロック図であ
り、第2図は第1図に示す装置の外観図である。図にお
いて、3は本発明の原稿データ入力手段となるフロッピ
ーディスクであり、倍率測定機21で測定されフロッピ
ー20に書き込まれたスキャナの分解倍率データ、原稿
輪郭線データおよびトリミングデータを含む原稿データ
を読み出す。IOは分解データ記憶手段となるメモリで
あり、各スキャナの仕様データあるいは原稿の分解条件
を記憶している。4は演算制御部であり、本発明の描画
図形割付手段7aおよび割付領域生成手段、さらに、原
稿選別手段5、描画図形修正手段6が設けられていると
ともに装置全体を総括的に制御している。
原稿選別手段5は、フロッピーディスク3から原稿デー
タが入力された原稿に対してメモリ10に記憶された分
解データに基づいて同一のシートに貼り付けられる原稿
を選別するものであり、フロッピーディスク3から入力
される分解倍率データおよびメモリ10に記憶された分
解データに基づいてスキャナの分解ドラム毎に原稿を選
別する第一の選別手段5aと、フロッピーディスク3か
ら入力される原稿データおよびメモリ10に記憶された
分解データに基づいてスキャナの出力ドラムに同一の出
力フォーマントで分解画像を出力できる原稿を選別する
第二の選別手段5bと、メモリ10に記憶された複数の
分解条件に基づいて少なくとも分解条件の1つが同一と
なるように原稿を選別する第三の選別手段5Cとを具備
している。
描画図形修正手段6は、フロッピーディスク3から入力
される原稿輪郭線データおよびトリミングデータより形
成される描画図形を、デジタイザ1あるいはキーボード
2から入力される修正データに基づいて平面上で移動修
正するものであり、描画図形を基準点に対してキーボー
ド2で指定された角度だけ回転させる回転手段6aと、
描画図形を所定の基準線に対して対称な図形に修正する
逆版手段6bと、描画図形をデジタイザ1で指定された
位置に平行移動させる平行移動手段6Cと、描画図形を
削除する削除手段6dとを具備している。
描画図形割付手段7aは、フロッピーディスク3人力さ
れる原稿輪郭線データおよびトリミングデータより形成
される描画図形を所定の割付領域に順次割り付けていき
、割付領域生成手段7bは、描画図形割付手段7aによ
り図形が割り付けられた領域をこの図形の外接矩形に近
接する線で分割して新たな割付領域を生成する。
8はデイスプレィであり、フロッピーディスク3から入
力される原稿輪郭線データおよびトリミングデータより
形成される描画図形の表示等を行う。9は本発明の描画
手段となるプロッタであり、割付領域生成手段7bが生
成する割付領域に基づいて描画図形割付手段7aが割り
付けた図形を所定のシート上に描画する。
第3図はフロッピーディスク3から入力される原稿輪郭
線データおよびトリミングデータを表した模式図である
。図において、図形rlr2r3「4は原稿の輪郭線を
示しており、図形QIQ2Q3Q4はトリミング枠を示
しており、点Rはトリミング枠に基づいて原稿のトリミ
ング範囲を決定するための特定点を示している。そして
、フロッピーディスク3からは、各点rl(Dye、 
Dye)、r2(Dxz、Dyt) 、r3(DXs、
Dy5) 、 r4(Dxa、Dye) 、ql(DX
ai* 、 D’/+m、) 、q2(DXllam 
+ D!/sin )、q3(DXsa+t + DY
max ) 、q4(DX+mt9. Dy+=ax 
)、R(Dx、Dy)の座標データが入力される。ここ
で、トリミング枠を示す図形qlq2q3q4は基準線
すなわちX軸に垂直、水平な矩形であり、原稿上のスキ
ャナ入力範囲を示している。
第4図はフロッピー20に書き込まれるデータを作成す
る装置のブロック図である0図において、21は第1図
に示す倍率測定機であり、原稿を指定されたサイズに投
影して原稿の倍率を測定する倍率測定手段21aと、i
!置された割付指定紙上の基準線および絵柄の位置デー
タを入力するデータタブレット30を有している。40
は演算制御部であり、描画座標値算出手段40aを有す
るとともに装置全体を総括的に制御している。
描画座標値算出手段20aは倍率測定手段1aからの倍
率データおよびデータタブレット10からの位置データ
に基づいて各原稿の原稿貼込線およびトリミング線の描
画座標値を算出する。また、デイスプレィ42は描画座
標値算出手段20aが算出した座標値から形成される図
形の表示等を行ない、キーボード41は倍率測定機21
で測定される原稿の原稿磁等を入力するために使用され
る。
第5図は第4図に示す装置の外観図であり、第4図と同
じものには同一の符号を付す。図において、22は作業
台、23は支柱、24は投影レンズ、25は原稿ホルダ
、26はランプハウス、27は操作制御盤、28は倍率
表示器であり、これらにより第4図に示す倍率測定手段
1aが構成される。また、29は角度表示器、31はカ
ーソルであり、Bは割付指定紙、■は原稿ホルダ25に
セットされた原稿の投影像である。
ここで倍率測定手段1aにおいては、投影レンズ24、
原稿ホルダ25、それにランプハウス26は一体となっ
て支柱23に保持され、作業台22の表面に置かれてい
る割付指定紙Bの表面を原稿の像の投影面とするように
なっており、原稿ホルダ25に装着された原稿はランプ
ハウス26の中に設けである光源から適当なコンデンサ
レンズなどを介して照明され、その絵柄の投影像Iが割
付指定紙Bの表面に投影されるようになっている。また
、投影レンズ24、原稿ホルダ25、それにランプハウ
ス26は支柱23に沿って上下に移動可能に構成され、
操作制御盤27のスイッチなどを操作することにより上
下に移動し、これにより透過原稿の像を所定の範囲にわ
たって任意の大きさに縮小、拡大した投影像■を割付指
定紙Bの表面に結像させることができるようになってい
る。そして、このとき投影レンズ24と割付指定紙Bの
間の距離をリニアエンコーダなどによって取込み、演算
処理して倍率を求め、倍率表示器28に表示するように
なっている。したがって、透過原稿を原稿ホルダ25に
セットし、その投影像Iを割付指定祇已に描かれている
図形と一致させてやれば、倍率が自動的に倍率表示器2
8に表示され、倍率測定を終了させることができる。な
お、このような倍率測定手段1aは周知である。
第6図は倍率測定手段21aからのデータに基づく措置
座標値算出の制御動作を説明するためのフローチャート
であり、以下図に基づいて演算制御部40の制御動作に
ついて説明する。
まず、作業台22のデータタブレット30の上に割付指
定紙B(あるいはそのコピー)がセットされるのを待機
しくSl)、セットされたら倍率測定機21から原稿隘
、倍率データおよび位置データが入力されるのを待機す
る(S2)。この倍率測定機からの入力においては次の
操作を行う。
まず、原稿ホルダ25にカラーフィルムなどの原稿をセ
ットし、作業台22のデータタブレット30の上にセッ
トされた割付指定紙Bの表面に原稿の像■を投影させる
。次いで、原稿隘を操作制御盤27に設けられているテ
ンキーあるいはキーボード41によって入力した後、操
作制御盤27に設けられている倍率合わせスイッチを操
作し、割付指定紙Bに描かれている割付指定用の図形に
対して原稿像■の絵柄を一致させるようにする。なお、
このときの位置の一致は割付指定紙Bを作業台22の上
でずらすことによって行う、この後、操作制御盤27の
倍率表示スイッチを操作すれば、そのときの倍率が倍率
表示器2Bに表示されるとともに倍率データが演算制御
部40に取り込まれる0次いでデータタブレットより位
置データの入力が行われる。
第7図はデータタブレット30上での入力点の説明図で
ある0図において、作業台22に設けられたデータタブ
レフト30上には割付指定紙Bが載置され、割付指定紙
B上には矩形を形成する版面線Hおよび割付指定用の図
形Eが描かれている。投影像■は図形Eと一致するよう
に投影されている。
まず、割付指定紙Bに描かれている版面線H上の2点P
L、 R2の位置データをカーソル31にて入力する。
この版面線Hはスキャナの分解ドラムに原稿を貼り付け
る場合の基準線に対応するものである。次に、投影像■
を形成する矩形の頂点R1、R2、R3、R4の位置デ
ータをカーソル31にて入力し、さらに、投影像Iの中
のトリミング範囲を示す矩形の頂点Ql’、Q2’ 、
Q3’ 、Q4’の位置データおよび特定点Rの位置デ
ータをカーソル31にて入力する。これらの位置データ
は操作制御盤27の操作スイッチ、あるいはキーボード
41を操作することにより演算制御部40に取り込まれ
る。
このようにして倍率測定機21から原稿隘、倍率データ
および位置データが入力されると、描両座標値算出手段
21aがこの倍率データおよび位置データに基づいて演
算処理を行い、原稿の貼込線およびトリミング線の描画
座標値を算出しくS3)、この算出された描画データは
フロッピーディスク23に記憶される(S4)。次いで
、倍率測定機21 aから倍率データおよび位置データ
の入力を行う測定が終了したか否かを判断しくS5)、
終了していない場合は次の原稿のついてステップ82以
下の処理を行う。
第8図はステップS2の位置データの入力においてデー
タタブレット30から入力される各点の位置関係を示し
た説明図であり、図に基づいて描画座標値算出手段21
aによる描画座標値の算出を詳細に説明する。
図に示すX−Y座標において版面線■1上の2点PL、
 P2の座標をPL(a、 b)、P2(c、 d)と
すると版面線Hの座標軸Xに対する傾きθは −b tanθ=□     ■  −a となる。
ここで、原点をPO(w、 z)とし、版面線1−1お
よびこれに直交する線を座標軸とする新座標をX−yと
すると、X−Y座標からx−y座標への座標変換式は次
のようになる。
X=xcosθ+y sinθ+W y=−xsinθ+y cosθ+2 これより となる。
また、0式よりsinθ、cosθは と表されるため、データタブレット30上でX−Y座標
で入力した任意の点の座標は■、0式より版面線Hを基
準とするx−y座標上の座標値に置換される。例えば、
点R1のX−Y座標値を(XRI、 YRI) 、x−
y座標値を(xRl、y R1)とすると となる。同様にして、R2−R4,01′〜Q4’の全
ての点がx−y座標で得られることとなる。
ここで、スキャナから画像を取り込むときのトリミング
枠は、第3図に示すようにX軸とy軸に平行な矩形であ
るため、上記のようにして算出された点01′〜Q4’
の各X座標値、y座標値からこれらの最大値X+aax
 s )’II□、最小値X5in % ’/vr□7
を求め、トリミング枠の座標値旧(X+st++ 、y
arn ) 、Q2(Xllllll 、yehrn 
) 、Q3(X+sa*+y+sax ) 、Q4Cx
mrn 、ya□)が得られる。
次に、これらの点R2〜R4、Ql−Q4の座標値から
シート上に図形を描画するための描画座標値すなわち第
3図に示す点r2〜r4、q1〜q4の座標値を算出す
る。
前記倍率測定作業で得られた倍率を一倍とし上記計算の
結果得られた座標値を(X、 y)、描画座標値を(D
x、 Dy)とすると、となる。
したがって、■、■、0式よりシート上に描画される図
形rlr2r3r4、(11Q2Q3(14の描画座標
値が得られることとなる。
第9図+a+、(blは描画座標値算出手段40aが算
出した図形データに基づいて原稿貼込線およびトリミン
グ線を各種シートに描画した例を示す説明図である。
第9図(alは透明シート100に描画した例である。
図において透明シート100の一端には版面線Hに対応
する基準線101が描画され、さらに原稿m 100N
、倍率値100+++が描画されている。透明シート1
00の中央部には矩形の原稿貼込線102が描画され、
原稿貼込線102の内側にはトリミング範囲を示す矩形
のトリミング線103が描画されている。
第9図山)は紙等の不透明シート200に描画した例で
ある。この場合は上記透明シート100と同様に基準線
201、原稿11k120ON、倍率値200m 。
矩形の原稿貼込線202が描画されるが、トリミング線
203は矩形の各辺を原稿貼込線202の外側まで延長
した形で描画される。これは、不透明シート200は原
稿貼込線202に沿ってカットされ切り抜かれた後、該
切り抜き部に原稿がセットされるためである。
第10図は1枚シートに複数の原稿の原稿貼込線および
トリミング線を不透明シートに描画した例を示す説明図
である。図示の如く、シート300の右上端には基準線
301が描画され、さらに各原稿の原稿貼込綿302お
よびトリミング線303が所望の位置に描画され、これ
ら原稿貼込線およびトリミング線の近傍に原稿隘、30
ONおよび倍率値30軸が描画されている。
次に、第4図に示すフロッピーディスク43に記憶され
た各原稿の倍率データ、原稿輪郭線データおよびトリミ
ングデータ等からなる原稿データに対して行われる各種
処理について説明する。
第11図は第1図に示す演算制御部4の制御動作を示し
たフローチャートであり、以下図に基づいてその制御動
作を説明する。
まず、各原稿の原稿データが書き込まれたフロッピー2
0がフロッピーディスク3にセットされるのを待機しく
5ll) 、セットされたら編集作業を行うデータファ
イルがキーボード2から指定されるのを待機しく512
)、ファイルが指定されたら指定されたファイル内のデ
ータを読み出しメモリ10に一旦記憶する(513)。
次いで、読み出されたデータに対して処理内容の選択が
行われる(514) 、この選択は作業者がキーボード
2を操作することにより行われ、処理1が選択された場
合は原稿選別手段5による原稿の選別処理が行われ(5
15)、処理2が選択された場合は描画図形修正手段6
による描画図形の修正が行われ(517) 、処理3が
選択された場合は描画図形割付手段7aによる描画図形
の割付すなわち出力位置の決定が行われる(516) 
、なお、この原稿の選別処理、描画図形の修正処理およ
び出力位置の決定については後述する。ここで、処理l
または処理2が選択された場合は、所定の処理が終了す
るとステップS14に戻り再び処理内容の選択が行われ
る。ステップ316で出力位置が決定されると、図形を
シート上に描画するためのデータ出力が行われて(51
B) 、プロッタ9により所望の図形がシート上に描画
される。
第12図は第1図に示す原稿選別手段5による各種処理
を説明するためのフローチャートであり、以下図に基づ
いて原稿選別手段5の制御動作について説明する。
まず、処理内容の選択を行うが(521) 、この選択
は作業者がキーボード2を操作することにより行われる
。第一の選別処理が選択された場合は、第一の選別手段
5aがスキャナの分解ドラム毎に原稿を選別しく522
) 、第二の選別処理が選択された場合は、第二の選別
手段5bがスキャナの出力ドラムに同一の出力フォーマ
ントで分解画像を出力できる原稿を選別しく523) 
、第三の選別処理が選択された場合は、第三の選別手段
5cが少なくとも分解条件の1つが同一となるように原
稿を選別する(524) 、このようにして選択された
処理が終了するとw1続するか否かが判断され(525
) 、継続する場合はステップS21に戻り選別された
原稿に対して、さらに別の選別処理が行われる。したが
って、この選別処理を繰り返すことにより、複数の選別
処理を組み合わせて原稿を選別することができる。
次に、ステップ322〜24で行われる選別処理につい
て詳細に説明する。
第13図は第一の選別手段5aが原稿を選別するために
用いる各スキャナの仕様データの例を示した模式図であ
り、この仕様データは予めメモ1月0に記憶されている
。図示の如く仕様データ項目としては倍率51、分解ド
ラム52および原稿貼付シートサイズ53が設定されて
いる。分解ドラム52は数種類が標準であり、本実施例
では大、中、小の3種類のものと、大、小の2種類のも
のが設定されている0倍率51は、分解ドラム52に示
す種類のドラムが適用される分解倍率範囲を示し、原稿
貼付シートサイズ53は、分解ドラム52に示す種類の
ドラムに使用される原稿貼付ノートのサイズを示してい
る。このように分解倍率に応して分解ドラムの種類が異
なるのは次の理由による。すなわち、倍率によってスキ
ャナの画像の取込み速度が異なり、この速度調整をドラ
ム径を変えることによりドラム周速度を変化させて行っ
ているためである。
したがって、ステップS22の第一の選別処理において
は、作業者がキーボード2を操作してスキャナ機種およ
びドラム名を指定すると、第一の選別手段5aが各原稿
の倍率データと指定されたドラムの倍率範囲とを比較し
、該当する原稿を選別する。
第14図は第二の選別手段5bの制御動作を説明するた
めのフローチャートであり、第15図は第二の選別手段
5bが原稿を選別するときに用いる各スキャナの仕様デ
ータの例を示した模式図である。この場合各スキャナの
仕様データ項目としては、第15eに示すように出力フ
ォーマノドおよび最大サイズ設定されている。出力フォ
ーマノドは同時4色、同時2色、逐次1色の3種類があ
り、これは第24図fat、(cl、fdlに示すフォ
ーマットに相当する。また、最大サイズにおいて「タテ
」はスキャナの出力ドラムの同一円周上に出力できる画
像の最大サイズであり、「ヨコJはスキャナの出力ドラ
ムの軸方向に出力できる画像の最大サイズである。そし
て、これらの仕様データは予めメモリ10に記憶されて
いる、以下図に基づいてステップ323の第二の選別処
理について説明する。
まず、スキャナ機種が指定されるのを待機しく531)
、指定されると第11図のステップ313でデータを読
み出した原稿についてその出力フォーマットを決定する
(S32) 、出力フォーマットの決定は、第11図の
ステップ313で読み取られた原稿データのうちトリミ
ング枠を示す図形q1q2q3q4を倍率値mだけ変倍
して得られた出力画像のサイズ、すなわち、91q2・
mXqlq4・m(= QIQ2 x QIQ4)と各
フォーマットの最大サイズとを比較することにより決定
される。該当するフォーマントが複数ある場合には色数
の多いフォーマントを選択する0次いで、出力フォーマ
ットが指定されるのを待機しく533)、指定があると
指定されたフォーマントに該当する原稿データの収集を
行う(534) 、このようにして収集された同一のフ
ォーマットを有する原稿は、出力ドラムにセットされる
露光フィルム毎に選別される(535) 、この露光フ
ィルム毎の原稿の選別は、ステップ334で収集された
原稿の出力画像領域を露光フィルム上で順次割付でいく
ことにより容易に行うことができる。この後継続するか
否かが判断され(536) 、継続する場合はステツ7
”S33に戻り、別のフォーマントに対して原稿の選別
が行われる。
第16図は第三の選別手段5cの制御動作を説明するた
めのフローチャートであり、以下図に基づいて第12図
のステップS24の第三の選別処理について説明する。
まず、各原稿について分解条件がキーボード2から入力
されるのを待機する(541)。ここで、分解条件とは
前記したHCP (ハイライトコントロールポイント)
、DR(デンシティレンジ) 、TONE等の各種スキ
ャナ分解用データであり、これらのデータは予め各原稿
について濃度計等で測定して求められたものである。こ
のようにして各原稿について分解条件が入力されると、
選別条件が指定されるのを待機する(542) 、ここ
で、選別条件は入力されたスキャナ分解条件の中から適
宜指定される0例えば、HCP 濃度が0.25のもの
を指定する場合は、HCP =0.25を入力する。ま
た、この選別条件は1つでもよく複数であってもよい。
選別条件が指定されると、第三の選別手段5cがステッ
プS41で分解条件が入力された原稿の中から指定され
た条件を有する原稿データの収集を行う(S43)、次
いで、他の選別を行うか否かを判断しく544)、他の
選別を行う場合はステップ341に戻り、指定された他
の選別条件について原稿データの収集を行う。
第17図は第1図に示す描画図形修正手段6による各種
処理すなわち第11図のステップ317の処理を説明す
るためのフローチャートであり、以下図に基づいて描画
図形修正手段6の制御動作について詳細に説明する。
まず、シート猶が指定されるのを待機しく551)、指
定されたシートに貼り付けられる原稿について原稿患お
よび原稿輪郭線データとトリミングデータより形成され
る描画図形をデイスプレィ8に表示する(552) 、
この場合、指定されたシートに貼り付けられる原稿の原
稿嵐および貼付位置は予め原稿貼付位置決定手段により
決定されているものとする。次いで、指定された原稿に
対して描画図形を平面上で移動修正等を行うための処理
選択が行われる(553)。ここで、図形回転が選択さ
れると回転手段6aが基準点に対してキーボードで指定
された角度だけ描画図形を回転させ(S54) 、図形
逆版が選択されると逆版手段6bが描画図形を所定の基
準線に対して対称な図形に修正しく555) 、原稿階
変更が選択されるとデイスプレィ8に表示されている原
稿隘の変更を行ない(556) 、シート隘変更が選択
されるデイスプレィ8に表示されているシート尚の変更
を行い(557) 、図形削除が選択されると削除手段
6dが描画図形を削除すなわち第11図のステップ31
Bでデータ出力されないようにしく55B) 、図形位
置変更が選択されると平行移動手段6Cが描画図形をデ
ジタイザ1で1旨定された位置に平行移動させる(S5
9)。このステップ554〜59における図形修正処理
は、修正したい原稿の隘を作業者がキー゛ボードで指定
することにより行われ、1側車位にあるいは複数同時に
行われる。次いで、他の修正を行うか否がが判断され(
560) 、他の修正を行う場合はステップS53に戻
り、行わない場合はシート更新を行うか否かが判断され
(561) 、シート更新を行う場合はステップS51
に戻り、別のシートに貼り付けられる原稿に対してステ
ップ352以降の処理が行われる。
第18図ta+はステップ354で行われる図形回転処
理を説明するための模式図である。図示の如くこの図形
回転処理においては、デイスプレィ8に表示されている
図形MOがその図形中心O1を中心として90′単位で
回転される0図においては図形MOが90@回転されて
破線で示す図形M1となっている。この図形処理は、デ
イスプレィに表示された図形で決まる原稿の向きとは異
なった向きで出力画像を得たい場合に選択される。
第18図(blはステップS55で行われる図形逆版処
理を説明するための模式図である0図示の如くこの図形
逆版処理においては、デイスプレィ8に表示されている
図形間が、第3図に示すy軸に平行な直線lに対して対
称な図形M2に修正される。この図形逆版処理は原稿を
裏返しにした状態の出力画像を得たい場合に選択される
第19図は描画図形割付手段7aおよび割付領域生成手
段7Bの制御動作を説明するためのフローチャートであ
り、以下図に基づいて第11図のステップ316におけ
る処理について説明する。なお、シートサイズは予め指
定されているとする。
まず、各原稿の描画図形を大きさ順にソートする(59
1)。描画図形は基準線に対して角度をもっているため
、ここでの描画図形の大きさは基準線に平行な外接矩形
の大きさとする。次いで、シー)SJI域全体について
左側にある図形が割り付けられていない部分(以下「余
白Jという)を探しく591) 、余白が存在するか否
かが判断され(S93) 、存在しない場合はシート更
新を行い(S94)、存在する場合はこの余白に入る図
形を探しく595) 、該当する図形が存在するか否か
が判断される(S96)。この場合、ステップS91で
図形が大きさ順にソートされているため、判断が迅速に
行われる。そして、該当する図形が存在しない場合は終
了しく597) 、存在する場合は、描画図形割付手段
7aが該当する図形をステップS92で探し出した余白
に割り付けた後、割付領域生成手段7bが新しい余白を
生成する(59B)。新しい余白は、割り付けた図形に
近接しその外形線に平行な線で領域を分割することによ
り生成される。この生成した新しい余白に対して、まだ
割り付けていない図形のうち最も小さい図形が入るか否
かが判断され(S99) 、入らない場合はこの新しい
余白をマージして新たな余白を作成した後(5100)
、入る場合はマージせずに、ステップ39Bで生成した
余白を残りの図形を割り付けるための余白として登録し
く5101)、ステップS92に戻り次の図形の割り付
けを行う。
第20図は描画図形割付手段7aにより描画図形がシー
ト領域に割り付けられていく例を示した模式図であり、
以下図に基づいて第19図に示すステップ動作を具体的
に説明する。
まず、ステップS91においては第20図(alに示す
ように、F1〜F5の図形が大きさ順にソートされる。
いま、第20図(blに示すようにシート領域の部分領
域E1に図形F1が割り付けられ、部分領域E2、E3
には図形が割り付けられていないとすると、ステップ3
92においては左側の余白として部分領域E2が探しだ
され、ステップ395においては図形F2が探し出され
、ステップ39Bにおいて同図(C1に示すように部分
領域E2に図形F2が割り付けられる。そして、図形F
2の外接矩形に近接しその外形線に平行な線11.12
により部分領域E2がさらに部分領域E2. 、E2.
 、E2゜に分割され、図形F2が割り付けられていな
い領域が新しい余白としてステップ5lotにおいて登
録される。また、第20図telに示すように図形FX
を割り付けて部分領域EXとEYを新しい余白として生
成したが、部分領域EYが小さすぎて残りの図形が入ら
ない場合はステップ5100により部分領域EXとEY
が合併されて新たな部分領域EZが新しい余白としてス
テップS 101で登録される。
第21図は描画図形割付手段7aが各原稿の描画図形を
割り付けた例を示した模式図であり、図示の如く所定の
N域80にはサイズの異なる描画図形がすきまなく配置
されている。
以上のようにして、原稿選別手段5で選別され、描画図
形修正手段6で適宜修正された各原稿の貼込線およびト
リミング線よりなる図形が、ブロック9にセットされた
シート上の描画図形割付手段7aによって決定された位
置に出力される。
なお、第三の選別手段5Cを使用して原稿の各種スキャ
ナ分解条件が入力された場合は、第1図に示す演算制御
部4にプリンタを接続し、ブロックからの上記描画図形
の出力に合わせて、このプリンタにて原稿の分解指示書
を作成するようにしてもよい。
第27図は上記プリンクにて作成された分解指示書の一
例を示した説明図である。図示の如く、分解指示書40
0は所定の項目が所定のフォーマットで記載され、各種
分解条件が記入できるようになっている。そして、領域
400aにはジップ名、原稿番号等が、領域400bに
は各種測定値が、fJf+!1400cには各種jh示
値がプリントアウトされている。
領域400cに記入されている各種指示値は第16図の
ステップ341で入力された分解条件そのものであり、
領域400aに記入されている事項はこの分解条件の入
力時に合わせて入力されたデータである。また、領域4
00bに記入されている各種測定値はフロッピーディス
ク3から演算制御部4に入力された原稿データであり、
この中で「角度」は第8図に示す版面線Hの座標軸Xに
対する傾きθであり、仕上寸法は第3図に示す図形ql
q2q3Q4を倍率値mだけ変倍して得られた出力画像
のサイズ、すなわち、91q2・mXqlq4− m 
(−QIQ2XQIQ4)である。
ここで分解指示書400の作成にあたっては、予め各項
目および罫線が印刷された用紙をセットして、データの
みを上記プリンタで記入するようにしてもよく、また、
図示のような所定のフォーマントをメモリ10に記憶さ
せておき、記憶されたフォーマットとデータを併せて上
記プリンタから出力してもよい。
このように原稿貼付シート作成のために入力されたデー
タを利用して、原稿貼付シート上に貼付けられる原稿の
分解指示書を作成することにより、従来手作業で行われ
ていた分解指示書の記入事項を省略することができ、正
確な分解指示書を効率よく作成することができることと
なる。
なお、本発明の装置で作成された原稿貼付シートはレイ
アウトスキャナのみに対して使用されるものではなく、
コンビエータと接続されていない通常のスキャナに使用
してその稼動効率等の向上が図れることはいうまでもな
い。
(発明の効果) 以上のように本発明においては、原稿データ入力手段か
ら入力される複数の原稿についてのスキャナの分解倍率
データ、原稿輪郭線データおよびトリミングデータを含
む原稿データから形成される描画図形に対して、描画図
形割付手段が各描画図形を所定の割付領域に順次割り付
けていくとともに、割付領域生成手段がこの描画図形割
付手段により図形が割り付けられた領域をこの図形の外
接矩形に近接する線で分割して新たな割付領域を生成す
ることにより、前記描画図形割付手段が割り付ける描画
図形がほとんどすきまなく配置され、このすきまなく配
置された図形を描画手段が所定のシート上に描画するた
め、1枚のシートにできるだけ多くの原稿を貼りつける
ことができ、結果としてスキャナの前準備作業の効率を
大幅に向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置にブロック図、第
2図は第1図に示す装置の外観図、第3図はフロッピー
ディスク3から入力される原稿輪郭線データおよびトリ
ミングデータを表5 した模式図、第4図はフロッピー
20に書き込まれるデータを作成する装置のブロック図
、第5図は第4図に示す装置の外観図、第6図は倍率測
定手段21aからのデータに基づく描画座標値算出の制
御動作を説明するためのフローチャート、第7図はデー
タタブレット30上での入力点の説明図、第8図はステ
ップS2の位置データの人力においてデータタブレット
30から入力される各点の位置関係を示した説明図、第
9図fal、(b)は描画座標値算出手段40aが算出
した図形データに基づいて原稿貼込線およびトリミング
線を各種シートに描画した例を示す説明図、第10図は
1枚シートに複数の原稿の原稿貼込線およびトリミング
線を不透明シートに描画した例を示す説明図、第11図
は第1図に示す演算制御部4の制御動作を示したフロー
チャート、第12図は第1図に示す原稿選別手段5によ
る各種処理を説明するためのフローチャート、第13図
は第一の選別手段5aが原稿を選別するために用いる各
スキャナの仕様データの例を示した模式図、第14図は
第二の選別手段5bの制御動作を説明するためのフロー
チャートで、第15図は第二の選別手段5bが原稿を選
別するときに用いる各スキャナの仕様データの例を示し
た模式図、第16図は第三の選別手段5cの制御動作を
説明するためのフローチャート、第17図は第1図に示
す描画図形修正手段6による各種処理すなわち第11図
のステップ517の処理を説明するためのフローチャー
ト、第18図(a)はステップ354で行われる図形回
転処理を説明するための模式図、第18図(blはステ
ップ355で行われる図形逆版処理を説明するための模
式図、第19図は描画図形割付手段7aおよび割付領域
生成手段7Bの制御動作を説明するためのフローチャー
ト、第20図は描画図形割付手段7aにより描画図形が
シート領域に割り付けられていく例を示した模式図、第
21図は描画図形割付手段7aが各原稿の描画図形を割
り付けた例を示した模式図、第22図は演算制御部4に
接続されたプリンタにて作成された分解指示書の一例を
示した説明図、第23図は一般的なレイアウトスキャナ
の構成を示した概略計テ第24図(al、(bl、(C
1、+d)は出力フォーマットの例を示した模式図であ
る。 1−・−デジタイザ  2−−−−キーボード3〜−−
−−フロッピーディスク 4− 演算制御部5−−−一
原稿選別手段 5a−一一−−第一の選別手段5b−−
−−−一第二の選別手段 5cm・・−第三の選別手段
6−・・・描画図形修正手段 6a−−−−一回転手段
6b−−−−一逆版手段   6cm−−−−一平行移
動手段6d・−・・−・−削除手段 7−−−原稿貼行
位置決定手段1a−−−・・描画図形割付手段 7b・−一一一一一割付領域生成手段 8−−−デイスプレィ 9−−−−プロッタ1(1−−
一−−−−メモリ 20−・−フロッピー2ニー・−倍
率測定機 特許出願人 大日本印刷株式会社 代理人 弁理士 小 西 淳 美 第2図 第3図 第5図 第6図・ 第7図 第8図 第10図 第12図 第13図 第14図 第150 第16図 第18図 (a)          (b) 第19図 、EI    J、2 第20図 (e) 第21図 第22図 4Ωq

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の原稿についてスキャナの分解倍率データ、原稿輪
    郭線データおよびトリミングデータを含む原稿データを
    入力するための原稿データ入力手段と、 この原稿データ入力手段から入力される原稿輪郭線デー
    タおよびトリミングデータより形成される描画図形を所
    定の割付領域に順次割り付けていく描画図形割付手段と
    、 この描画図形割付手段により図形が割り付けられた領域
    をこの図形の外接矩形に近接する線で分割して新たな割
    付領域を生成する割付領域生成手段と、 前記描画図形割付手段が割り付けた図形を所定のシート
    上に描画するための描画手段とを具備することを特徴と
    するスキャナ前準備装置。
JP4639487A 1986-10-22 1987-02-28 スキヤナ前準備装置 Expired - Lifetime JPH073576B2 (ja)

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