JPH0642065B2 - 印刷製版用レイアウトデータ作成装置 - Google Patents

印刷製版用レイアウトデータ作成装置

Info

Publication number
JPH0642065B2
JPH0642065B2 JP32006188A JP32006188A JPH0642065B2 JP H0642065 B2 JPH0642065 B2 JP H0642065B2 JP 32006188 A JP32006188 A JP 32006188A JP 32006188 A JP32006188 A JP 32006188A JP H0642065 B2 JPH0642065 B2 JP H0642065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
layout
separation
layout data
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32006188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02163739A (ja
Inventor
晶夫 菅野
純一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP32006188A priority Critical patent/JPH0642065B2/ja
Publication of JPH02163739A publication Critical patent/JPH02163739A/ja
Publication of JPH0642065B2 publication Critical patent/JPH0642065B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチラシ等の商業印刷物のコンピュータによる製
版処理に使用されるレイアウトデータの作成装置に関す
るものである。
(従来の技術) 近年、スキャナによる原稿の色分解とともに、印刷物1
頁分の画像データをコンピュータ処理により合成する印
刷製版用レイアウトシステムが印刷製版の分野で使用さ
れている。このレイアウトシステムはスキャナにページ
編集機能を持ったコンピュータを接続したものであり、
スキャナによって取り込んだ画像データを上記コンピュ
ータに与え、レイアウト等の処理を施した後上記スキャ
ナに出力するものである。
第19図は一般的な印刷製版用レイアウトシステムの構成
を示した概略図で、図において160はレイアウト部、170
はタブレットデジタイザー、180はスキャナ部である。
図示の如く、レイアウト部160は、コンピュータ161とこ
れに接続されているメモリ162、163、デイスプレイ16
4、ポインテイングデバイス165およびキーボード166よ
り構成され、タブレットデジタイザー170はカーソル17
1、入力面172からなり、入力面172には台紙領域173、メ
ニュー領域174が設定されている。スキャナ部180は入力
ドラム181、出力ドラム182、およびインタフェイス18
5、186より構成され、インタフェイス185、186はコンピ
ュータ161に接続されている。なお、コンピュータ161は
入力コンピュータ、レイアウトコンピュータおよび出力
コンピュータ(いずれも図示せず)より構成されてい
る。
このレイアウトシステムでは各種原稿、割付指定紙、そ
の他の指示書に基づいて画像データのレイアウト作業等
が次のようにして行われる。まずスキャナ部180の入力
ドラム181上に割付指定紙で指示された角度で原稿を貼
り、原稿の画像データをインタフェイス185を介してコ
ンピュータ161の入力コンピュータ(図示せず)に取込
み、メモリ162に記憶させる。画像データは割付指定紙
(図示せず)に基づき実際のトリミング範囲より少し大
きめの範囲について原稿から取込んでおき、後にコンピ
ュータ161のレイアウトコンピュータ(図示せず)で正
確なトリミングを行う。
画像データが書込まれたメモリ162は入力コンピュータ
から切り離されてレイアウトコンピュータに接続され
る。これによりデイスプレイ164にはメモリ162に書込ま
れている画像データが表示される。この表示画像をオペ
レータが観察し、割付指定紙を参照しながらポインテイ
ングデバイス165を操作してカーソルを移動させトリミ
ング範囲を指定したり網ふせの位置等を指定する。ま
た、キーボード166により版面色、網%等の指定を行
う。
これらの指定に従ってレイアウト処理されたデータはメ
モリ163に書込まれるので、書込み終了後にメモリ163を
レイアウトコンピュータから切り離し、コンピュータ16
1の出力コンピュータ(図示せず)に接続する。これに
よりメモリ163のデータは出力コンピュータおよびイン
タフェイス186を介して取り出され、スキャナ部180の出
力ドラム182上にセットされたフイルムにトリミングレ
イアウト済みの画像が出力されることとなる。
また、ポインテイングデバイス165およびキーボード166
を使用して行った上記の作業は、タブットデジタイザー
170を操作して行うこともできる。すなわち、タブレッ
トデジタイザー170の台紙領域173に上記割付指定紙をセ
ットして、カーソル171を操作して、割付指定紙に描画
された絵柄の位置データおよびメニュー領域174に設定
された各種メニューを選択して入力すればよい。
ところで、一般にチラシと呼ばれる商品宣伝用の印刷物
等においては、一般の印刷物とは異なり原稿に写ってい
る被写体部分のみを印刷し、しかもこの被写体部分が相
互に重なりあっている場合が極端に多いという特徴があ
る。
第20図はチラシ印刷物の仕様体裁が描画された割付指定
紙を示した模式図である。図においてBは割付指定紙で
あり、この割付指定紙B上には写真部分のトリミング枠
およびスケッチ画からなる図形E6と、写真部分のスケッ
チ画のみからなる図形E3、E4、E5、E7、E8、E9、E11、E
12と、平網(網ふせ)部分の枠を示す図形E1、E2、E10
が描画されている。そして、図形E1、E2、E10内には各
色の網%を示す平網情報が記入されている。
図示の如く、図形E3、E4、E5、E7、E8、E9、E11、E12は
原稿に写っている被写体部分の輪郭線を示しており、こ
の部分には該当する原稿の被写体のみが印刷されること
となる。そして、これを第19図に示すレイアウト装置で
行うには、メモリ162に格納された原稿の被写体部分を
含む矩形形状の画像データの中から、被写体部分のみを
抽出するための切抜き作業を行う必要がある。
第21図(a)、(b)はこの切抜き作業を説明するための模式
図であり、ここでは第20図の図形E7に該当する原稿の画
像データの切抜き作業について説明する。切抜き作業
は、第21図(a)に示すようにデイスプレイ164に表示され
た画像I1について、ポインテイングデバイス165を操作
して、画像I1中の人物の輪郭線にそってカーソル167を
移動させることにより行われる。
ところがデイスプレイ164に表示された画像I1はメモリ1
64内の画像を間引いてその全体像を表示したものであ
り、この全体像に対してカーソル167を操作した場合に
は輪郭線の精度が悪くなるという問題がある。このた
め、高品質が要求される印刷物については、第21図(b)
に示すようにメモリ162内の画像を間引かずに部分的に
表示した拡大画像I2に対してカーソル167を移動させて
上記切抜き作業を行う必要がある。
しかし、このようにデイスプレイ上に全体画像あるいは
部分拡大画像を表示しカーソルを操作して行う切抜き作
業は煩雑で時間がかかるという欠点がある。特に、チラ
シのような印刷物においては、割付指定紙の体裁やチラ
シに掲載される商品の種類およびその販売価格がチラシ
の配付時期間際まで決定されない場合が多く、製版、印
刷にかけられる時間が雑誌等の一般印刷物に比べて極端
に少なく、入稿から製版、印刷、納品までの期間が数日
しかないのが実情であり、原稿を1点ずつデイスプレイ
に表示して上記のような切抜き作業を行っていたのでは
とても納期に間に合わないという問題がある。
また、レイアウトシステムの中には被写体とその背景の
濃度差を利用して自動的に画像の切抜きを行う機能を備
えたものもあるが、被写体の輪郭線全てに対して明確な
濃度差があるような原稿は少なく、部分的には自動で画
像の切抜きを行うことができるが、残りの部分について
は上記のような切抜き作業を行わなければならないとい
う問題がある。
このように第19図に示すレイアウトシステムはチラシの
ような印刷物の製版処理には適用することができず、実
際には各種マスクを使用して手作業によりレイアウトを
行っている状態であり、チラシの製版に関しては合理化
が遅れているのが実情である。
以上のような問題点を解決するものとして、特願昭62−
233400号および特願昭62−233401号に、ラフな切抜きデ
ータをレイアウトシステムに与え、この切抜きデータに
基づいて印刷物1ページ分のレイアウト処理を行い、画
像データどうしが重ならない単位で最終的な原版を作成
する前段階の原版(以下「分版」という)を作成するシ
ステムが本出願人により提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、特願昭62−233400号および特願昭62−23
3401号に提案されているシステムにおいては、分版指示
データが付加されたレイアウトデータが直接レイアウト
システムに与えられて、分版単位でページメイクアップ
処理が行われるため、この分版指示データが誤っている
場合には、作成された分版において画像あるいは図形が
重なるという分版不良が生じ、ページメイクアップ処理
をやり直さなければならないという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、分版指
示データが付加されたレイアウトデータについて、分版
指示データの誤りを修正することができ、分版不良のな
いレイアウトデータが作成できる装置を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的達成のため本発明は、割付指定紙に基づき原稿
番号、原稿の倍率データ、画像の切り抜きデータおよび
レイアウトすべき画像の重なりを示す分版指示データを
含む第一のレイアウトデータを作成し第一の記録媒体に
記録する第一レイアウトデータ作成手段と、版下台紙上
に描画された図形の番号と画像のトリミング範囲を示す
代表的形状からなる図形データ、平網データおよび平網
部分の分版指示データを含む第二のレイアウトデータを
作成し第二の記録媒体に記録する第二レイアウトデータ
作成手段と、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記
録されたレイアウトデータを読取るレイアウトデータ読
取手段と、このレイアウトデータ読取手段が読取ったデ
ータに基づいて、前記第一のレイアウトデータと第二の
レイアウトデータを合併し、画像データどうしが重なら
ない単位でレイアウトデータを作成する分版用レイアウ
トデータ作成手段と、前記分版用レイアウトデータ作成
手段が作成したデータを表示する表示手段と、前記分版
用レイアウトデータ作成手段が作成したデータについて
分版指示データの誤りを修正する分版指示修正手段と、
この分版指示修正手段が修正したレイアウトデータを出
力するデータ出力手段とを具備する印刷製版用レイアウ
トデータ作成装置を提供する。
(作用) 本発明においては、第一のレイアウトデータ作成手段
が、割付指定紙に基づき原稿番号、原稿の倍率データ、
画像の切り抜きデータおよびレイアウトすべき画像の重
なりを示す分版指示データを含む第一のレイアウトデー
タを作成し、作成したデータを第一の記録媒体に記録
し、第二のレイアウトデータ作成手段が、版下台紙上に
描画された図形の番号と画像のトリミング範囲を示す代
表的形状からなる図形データ、平網データおよび平網部
分の分版指示データを含む第二のレイアウトデータを作
成し、作成したデータを第二の記録媒体に記録し、レイ
アウトデータ読取手段が前記第一および第二の記憶媒体
に記録されたデータを読取り、読取られたデータに基づ
いて、分版用レイアウトデータ作成手段が、前記第一の
レイアウトデータと第二のレイアウトデータを合併し、
画像データどうしが重ならない単位でレイアウトデータ
を作成し、作成されたデータは表示手段に表示され、表
示されたデータについて分版不良が生じている場合に
は、分版修正手段にて前記分版用レイアウトデータ作成
手段が作成したデータを修正し、修正されたデータはデ
ータ出力手段より出力される。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す装置のブロック図であ
る。図において、1はスキャナ用原稿貼付シート作成装
置であり、倍率測定手段11およびデータタブレット20よ
り構成される倍率測定機10と、シート上に所定の図形を
描画するための描画データ作成手段22aおよび本発明の
第一レイアウトデータ作成手段22bを有するコンピュー
タ22と、この第一レイアウトデータ作成手段22bが作成
したデータを本発明の第一の記録媒体となるフロッピー
FD1A、FD1Bに記録するフロッピーデイスクドライブ25
と、描画データ作成手段22aが作成した描画データに基
づいてシート上に原稿輪郭線およびトリミング枠を描画
するプロッター26と、コンピュータ22に接続されたキー
ボード23およびディスプレイ24とから構成されている。
また、Wはプロッター26により原稿の輪郭線およびトリ
ミング枠等が描画されたシートである。
40は版下台紙情報作成装置であり、版下台紙上に描画さ
れた図形番号、形状、位置、平網等の各種レイアウトデ
ータを入力するためのデータタブレット41と、本発明の
第二レイアウトデータ作成手段43aを有するコンピュー
タ43と、第二レイアウトデータ作成手段43aが作成した
データを本発明の第二の記録媒体となるフロッピーFD2
A、FD2Bに記録するフロッピーデイスクドライブ45と、
コンソール44とから構成されている。
30は、スキャナ用原稿貼付シート作成装置1と版下台紙
情報作成装置40が作成した第一および第二のレイアウト
データから分版用のレイアウトデータを作成、修正等を
行う分版設計装置であり、フロッピーデイスクドライブ
31、コンピュータ32、キーボード33、ポインティングデ
バイス34、ディスプレイ35および磁気ディスク36より構
成される。
フロッピーデイスクドライブ31は、本発明のレイアウト
データ読取手段となるものであり、フロッピーFD1A、FD
1B、FD2A、FD2Bのデータをコンピュータ32に与えたり、
コンピュータ32で作成した新たなレイアウトデータをフ
ロッピーFD3A、FD3Bに記録する。コンピュータ32は、フ
ロッピーデイスクドライブ31から入力されたフロッピー
の第一レイアウトデータと第二レイアウトデータを合併
し、すなわち、フロッピーFD1AとフロッピーFD2Aのデー
タを合併し、フロッピーFD1BとフロッピーFD2Bのデータ
を合併し、分版単位で印刷物1ページに対してのレイア
ウトデータを作成する分版用レイアウトデータ作成手段
32aと、この分版用レイアウトデータ作成手段32aが作成
したデータについて、フロッピーデイスクドライブ31か
ら入力されたレイアウトデータの中の分版指示データの
誤りを修正する分版指示修正手段32bを有する。キーボ
ード33およびポインティングデバイス34はこの分版指示
修正手段32bに修正データを入力するものであり、ディ
スプレイ35には分版用レイアウトデータ作成手段32aが
作成したデータあるいは分版指示修正手段32bが修正し
たデータ等が表示され、磁気デイスク36にはフロッピー
デイスクドライブ31が読取ったデータあるいは分版用レ
イアウトデータ作成手段32bが作成したデータ等が記憶
される。
第2図は第1図に示すスキャナ用原稿貼付シート作成装
置1の外観図であり、第1図と同じものには同一の符号
を付す。図において、12は作業台、13は支柱、14は投影
レンズ、15は原稿ホルダ、16はランプハウス、17は操作
制御盤、18は倍率表示器であり、これらにより第1図に
示す倍率測定手段11が構成される。また、19は角度表示
器、21はカーソルであり、Bは割付指定紙、Iは原稿ホ
ルダ15にセットされた原稿の投影像である。
ここで倍率測定手段11においては、投影レンズ14、原稿
ホルダ15、それにランプハウス16は一体となって支柱13
に保持され、作業台12の表面に置かれている割付指定紙
Bの表面を原稿の像の投影面とするようになっており、
原稿ホルダ15に装着された原稿はランプハウス16の中に
設けてある光源から適当なコンデンサレンズなどを介し
て照明され、その絵柄の投影像Iが割付指定紙Bの表面
に投影されるようになっている。また、投影レンズ14、
原稿ホルダ15、それにランプハウス16は支柱13に沿って
上下に移動可能に構成され、操作制御盤17のスイッチな
どを操作することにより上下に移動し、これにより透過
原稿の像を所定の範囲にわたって任意の大きさに縮小、
拡大した投影像Iを割付指定紙Bの表面に結像させるこ
とができるようになっている。そして、このとき投影レ
ンズ14と割付指定紙Bの間の距離をリニアエンコーダな
どによって取込み、演算処理して倍率を求め、倍率表示
器18に表示するようになっている。したがって、透過原
稿を原稿ホルダ15にセットし、その投影像Iを割付指定
紙Bに描かれている図形と一致させてやれば、倍率が自
動的に倍率表示器18に表示され、倍率測定を終了させる
ことができる。なお、このような倍率測定手段11は周知
である。
第3図はコンピュータ22の制御動作を説明するためのフ
ローチャート、第4図(a)、(b)はデータタブレット20か
らコンピュータ22に入力される位置データと第一レイア
ウトデータにおける位置データとの関係を説明するため
の模式図であり、以下図に基づいて第一レイアウトデー
タの作成及びシートWの作成の動作について説明する。
まず、測定に先立ち作業者が割付指定紙に描画された図
形の重なり状態を判断し、分版単位で原稿のグループ分
けを行なう。第16図に示す割付指定紙についてはE3、E
4、E5、E7、E8、E9、E10、E11、E12が重なっているある
いは近接している図形となり、これらの図形に対応する
原稿がグループ分けされ、結果として図形E1、E2、E3、
E5、E6、E7、E9、E12に対応する原稿が第一グループ
に、図形E4、E8、E10、E11に対応する原稿が第二グルー
プに選別される。
このようにして分版単位にグループ分けされた原稿につ
いて原稿NO.、分版NO.およびスキャナ解像力がキーボー
ド23から入力されるのを待機し(S1)、入力されたら倍率
測定手段11等からの倍率データおよびデータタブレット
20からの位置データが入力されるのを待機する(S2)。ス
キャナ解像力は予め指示されている値が入力されるが通
常10〜20本/mmである。倍率データの入力は、上記のよ
うに原稿の投影像と割付指定紙B上の図形を一致させる
ことにより、倍率測定手段11から直接あるいは倍率表示
器18に表示された値を作業者がキーボード31から入力す
ることにより行われる。
ステップS2においては第4図(a)に示すようにデータ
タブレット20のXY座標軸上での各点の位置データ、す
なわち、割付指定紙Bに描かれている基準点P0および版
面線H(スキャナの入力ドラムに原稿を貼り付ける場合
の基準線に対応)上の2点P1、P2の座標値、投影像I
(図では第20図に示す図形E3に対応する原稿の投影像を
示す)の中の原稿輪郭線を形成する矩形の頂点A1、B1、
C1、D1の座標値、切抜き図形の頂点I1、J1、K1、L1の座
標値、および、後で画像の位置決めを行う場合に使用さ
れる特定点T1の座標値が入力される。
次いで、第一レイアウトデータ作成手段22bがステップ
S1、S2で入力されたデータに基づいて分版単位の第
一レイアウトデータを作成する(S3)。第一レイアウトデ
ータ作成手段22bは、第4図(a)に示す点P1、P2の座標値
より定まる版面線HのX軸に対する傾きθを算出し、さ
らに、切抜き図形の頂点I1、J1、K1、L1の座標値から第
4図(a)に示すようなトリミング範囲を示す矩形の頂点E
1、F1、G1、H1の座標値を算出し、第4図(b)に示すよう
に、点P0を原点とし版面線Hを基準線とするxy座標系
での上記各点A1、B1、C1、D1、E1、F1、G1、H1、I1、J
1、K1、L1、T1に対応する点a1、b1、c1、d1、e1、f1、g
1、h1、i1、j1、k1、l1、t1の座標値を算出し、これら
の算出された座標値とステップS1、S2で入力された原稿
NO.、分版NO.、スキャナ解像力および倍率データを対応
づけた第一レイアウトデータを作成する。次いで、描画
データ算出手段22aが描画データを算出する(S4)。描画
データは、シートW上に描画される原稿の輪郭線および
トリミング枠の描画座標値であり、第4図(b)に示す点a
1、b1、c1、d1、e1、f1、g1、h1の座標値をステップS2
で入力される倍率値で割ったものである。
なお、トリミング範囲の座標値に関し、切抜き図形の場
合はトリミング範囲を示す図形の座標値はデータタブレ
ット20より入力されず上記のように切抜き図形の座標値
から算出されるが、第20図(b)に示す図形E6のように切
抜き図形でない場合は、トリミング範囲を示す図形の座
標値が直接データタブレット20から入力されることとな
る。
このようにして描画データが算出されると、原稿の測定
が終了か否かが判断され(S5)、終了しない場合はステッ
プS1に戻り、別の原稿についてステップS1以降の処理を
行ない、終了する場合は、ステップS3で作成した第一レ
イアウトデータを出力し(S6)、さらに、ステップS4で算
出した描画データの出力を行い(S7)、この出力された描
画データに基づいてプロッター26がシートW上に各原稿
の輪郭線およびトリミング枠等を描画する。なお、シー
トW上の描画位置は、予め設定された描画パラメータに
基づいて自動的にあるいは作業者の指示により決定され
る。
第5図(a)、(b)は第3図のステップS6で出力された第一
レイアウトデータの内容を示した模式図であり、同図
(a)は上記第一のグループに属する原稿の各データを、
同図(b)には上記第二のグループに属する原稿の各デー
タを示している。図示の如く測定されたNO.1〜9の原
稿について各データが分版単位で対応づけられている。
ここで、「輪郭線」、「トリミング枠」、「切抜き」お
よび「特定点」は第4図(b)に示すようなxy座標系に
おける各点の座標値である。そして、この第5図に示す
第一レイアウトデータはフロッピーデイスクドライブ33
によりフロッピーFD1AおよびFD1Bに記録されるが、第5
図(a)に示す分版NO.1のデータはフロッピーFD1Aに記録
され、同図(b)に示す分版NO.2のデータはフロッピーFD
1Bに記録される。このように分版単位でフロッピーを作
成することにより後のレイアウトにおける操作が容易と
なるが、フロッピーの枚数が増えてかえって操作が煩雑
となる場合は、同一のフロッピーに異なる分版NO.のレ
イアウトデータすなわち第5図(a)、(b)に示すデータを
記録してもよい。
なお、「切抜き」の位置データは第5図に示すように四
角形を表す位置データに限定するものではなく、多角形
の位置データであってもよい。切抜きの形状を多角形と
することにより、対象により近接した切抜き画像を1つ
の分版内に納めることができる。
第6図は第3図のステップS7で出力された描画データ
に基づいてプロッター26で作成されたシートWの模式図
であり、図示の如く、シートWの上部には基準線301が
描画され、さらに各原稿の輪郭線302およびトリミング
枠303が所定の位置に描画され、これら原稿輪郭線およ
びトリミング枠の近傍に原稿NO.300Nおよび倍率値300m
が描画されている。このシートWは上記第一レイアウト
データ同様に分版単位で作成される。そして、作業者は
原稿輪郭線302に沿って各原稿をシートW上に貼り付
け、原稿の貼り付けられたシートWをレイアウトスキャ
ナ(後述する)の入力ドラムにセットし、トリミング枠
303に基づいて各原稿の画像データ入力範囲すなわちス
キャン範囲を設定することとなる。
第7図は版下台紙情報作成装置40に設けられたデータタ
ブレット41の入力面42を示した模式図であり、図示の如
く入力面42には台紙領域42a、第1メニュー領域42bおよ
び第2メニュー領域42cが設定されている。台紙領域42a
は第16図に示す割付指定紙Bに基づいて作成された版下
台紙に合わせてカーソル(図示せず)によりM1、M2およ
びM3の三点が入力されることにより設定される。第1メ
ニュー領域42bはデータタブレット41で頻繁に用いられ
る図形がその項目として設定されている。ここでは矩
形、円形、多角形、直線……を各項目としている。第2
メニュー領域42cには、絵柄番号、変倍率(%)、網ふ
せ→網%、生き罫色、版面色、特定点等のレイアウト上
の項目、ターミネータ、終了点の操作上の項目、C(シ
アン)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、K(ブラッ
ク)の色項目とこれらの項目に数値入力のための0〜
9、小数点、数値の区切りを示すTABが設定されてい
る。
次にデータタブレット41上での各種位置データおよびレ
イアウトデータの入力操作について説明する。この場合
版下台紙は割付指定紙Bに基づいて製版用に最終決定さ
れたレイアウト状態を正確にトレースしたものである
が、説明のために第20図に示す割付指定紙Bを版下台紙
とする。
まず、台紙領域の座標である版面座標を入力する。これ
は第7図に示すM1〜M3の3点をカーソルで入力すること
により行われる。次いで版面色を入力する。例えば版面
色がシアン10%の場合は、カーソルにより第2メニュー
領域42cの「版面色」、「C」、「1」、「0」、「T
AB」を順次指定する。
版面色入力が終了したら図形入力を行なう。図形とはト
リミング範囲を示す図形およびその他の版下台紙上に描
画された図形をいう。例えば、図形がE1のような矩形で
ある場合は、第1メニュー領域42bの「矩形」に続いて
図形E1の左上および右下の2頂点をそれぞれカーソルで
入力する。この図形は絵柄の場合と網ふせの場合とがあ
る。絵柄の場合は原稿から画像データを取り込むことと
なり、網ふせの場合は指定された色に塗りつぶすことに
なる。そして、網ふせの場合は網ふせの色および分版N
O.の入力を行なう。図形E1は網ふせであり、その網%は
シアン100%であり、分版NO.は1であるため、まず「網
ふせ」、「C」、「1」、「0」、「0」、「TAB」
と指定し、続いて「分版NO.」、「1」、「TAB」と
指定する。また図形E6の場合は絵柄であるため、絵柄番
号、変倍率(倍率)および特定点の入力を行なう。分版
NO.は、スキャナ用原稿貼付シート作成装置1のデータ
タブレット20より入力されるため、このデータタブレッ
ト41において入力する必要はない。絵柄番号入力は「絵
柄番号」、「4」、「TAB」なる操作を行なう(絵柄
番号4の場合)。変倍率入力は「変倍率」、「1」、
「2」、「0」、「TAB」と操作する(変倍率120%
の場合)。そして特定点入力は「特定点」に続いて版下
台紙上の所定点を指す。この特定点の入力は版下台紙上
に絵柄が描画されている図形に対して行われる。また、
すでに割付指定紙Bに基づいて倍率測定機10より特定点
が入力されている場合には、特定点がだぶって入力され
るが、正確性よりデータタブレット41から入力された特
定点を有効とする。ここで、上記絵柄番号は第3図のス
テップS1で入力される原稿NO.と同じものであり、変倍
率の入力は第3図のステップS2で倍率データが入力され
た場合省略されることとなる。また、図形E3、E4、E5、
E7、E8、E9、E11、E12のような切抜き図形の場合は、ト
リミング範囲を示す図形の座標値は入力せず絵柄番号お
よび特定点のみが入力される。なお、実際に印刷される
罫線を表す生き罫があれば生き罫の色入力を行なう。こ
れは「生き罫色」、「M」、「5」、「0」、「TA
B」と行なう「生き罫色M50%の場合)。
第2メニュー領域42Cにある「ターミネータ」は、入力
操作の開始点に戻るためのものであり、「ターミネー
タ」を指示することにより新たな図形について上述の操
作を行なうことができる。また「終了」が指示されると
データタブレット41からのデータ入力が終了することと
なる。
そしてこのようにしてデータタブレット41から入力され
るデータに基づいて第二レイアウトデータ作成手段43a
が版下台紙に基づく第二レイアウトデータを作成する
が、ここで入力されるデータも第一レイアウトデータと
同様に分版単位で入力され、第二レイアウトデータは分
版単位で作成される。
第8図(a)、(b)、(c)は第二レイアウトデータ作成手段4
3aが作成したデータの内容を示した模式図であり、同図
(a)は第5図(a)に示す分版NO.1に対応するデータを、
同図(b)は第5図(b)に示す分版NO.2に対応するデータ
を示している。第8図(a)、(b)に示すように第二レイア
ウトデータは、「図形NO.」、「図形形状」、「図形の
種類」、「平網情報」、「原稿NO.」、「配置位置」、
「特定点」および「分版NO.」から構成されている。こ
こで、「図形NO.」は第16図に示す割付指定紙上の図形E
1、E2、E3、E4、E5、E6、E7、E8、E9、E10、E11、E12に
対応し、「図形形状」は第7図の第1メニュー領域42b
から入力されたものであり、「図形の種類」は第1メニ
ュー領域42bに示された定形図形かそれ以外の切抜き図
形か区別するものであり、「平網情報」は網ふせの場合
の網%を示すものであり、「原稿NO.」、「特定点」お
よび「分版NO.」は第7図に示す第2メニュー領域42cか
ら入力される「絵柄番号」、「特定点」および「分版N
O.」にそれぞれ対応している。そして、上記第二レイア
ウトデータはフロッピーディスクドライブを介してフロ
ッピーFD2A、FD2Bに記録されるが、第8図(a)に示す分
版NO.1のデータ、すなわち図形E1、E2、E3、E5、E6、E
7、E9、E12のデータはフロッピーFD2Aに記録され、第8
図(b)に示す分版NO.2のデータすなわち図形E4、E8、E1
0、E12のデータはフロッピーFD2Bに記録される。
また「配置情報」は第8図(c)に示すようにデータタブ
レット41から入力された各図形の位置関係を示したもの
である。図示のごとく、網ふせの図形E1、E2、E8に対し
ては図形形状とその位置のデータが与えられ、定形とな
る図形E6に対しては図形形状、位置および特定点のデー
タが与えられ、切抜きの図形E3、E4、E5、E7、E8、E9、
E11、E12に対しては特定点のデータのみが与えられてい
る。
なお、第二レイアウトデータにおいても、第一レイアウ
トデータと同様に分版単位でフロッピーを作成すること
により後のレイアウトにおける操作が容易となるが、フ
ロッピーの枚数が増えてかえって操作が煩雑となる場合
は、同一のフロッピーに異なる分版NO.のレイアウトデ
ータすなわち第8図(a)、(b)に示すデータを記録しても
よい。
第9図は、第1図に示す分版用レイアウトデータ作成手
段32aの制御動作を示したフローチャートであり、以下
図に基づいて分版用レイアウトデータの作成について説
明する。
まず、フロッピーディスクドライブ31を介してフロッピ
ーFD1A、FD1Bに記録された第一レイアウトデータを読出
し(S21)、続いてフロッピーFD2A、FD2Bに記録された第
二レイアウトデータを読出す(S22)。
次いで、読出された第一レイアウトデータおよび第二レ
イアウトデータについて原稿NO.の照合を行ない(S23)、
照合した原稿NO.について第8図(a)、(b)に示す第二レ
イアウトデータより図形の種類を判断し(S24)、図形の
種類が「切抜き」の場合は、第5図(a)、(b)に示す第一
レイアウトデータの切抜きデータに基づいて図形データ
を作成し(S25)、図形の種類が「定形」の場合は、第8
図(c)に示す第二レイアウトデータの定形図形データに
基づいて図形データを作成する(S26)。このようにして
作成された二種類の図形データと、第8図(c)に示す図
形に関するデータ以外の「平網情報」「特定点」とを合
併して新たなレイアウトデータを作成する(S27)。ここ
で、ステップS26で作成された図形データは第8図(c)
に示すようにその位置が決まっているが、ステップS25
で作成された図形データは形状のみでその位置が決まっ
ていないため、その位置決めを行う必要がある。そし
て、この位置決めは第5図(a)、(b)に示すt1〜t9の特定
点と第8図(a)、(b)に示すU1〜U9の特定点とステップS
24で照合した原稿NO.について対応づけることにより行
われる。次いで、継続するか否かが判断され(S28)、継
続する場合はステップS23に戻り、残りの原稿について
ステップS23以降の処理が行われる。
このようにしてステップS23でNO.が照合した原稿につ
いてステップS27のデータ合併を繰り返すことにより、
印刷物1ページ分全体のレイアウトデータが作成される
こととなるが、この印刷物1ページ分全体のレイアウト
データは、分版単位で作成される。すなわち、第5図
(a)に示すフロッピーFD1Aのデータと第8図(a)に示すフ
ロッピーFD2Aのデータが合併されて分版NO.1のレイア
ウトデータが作成され、第5図(b)に示すフロッピーFD1
Bのデータと第8図(b)に示すフロッピーFD2Bのデータが
合併されて分版NO.2のレイアウトデータが作成され
る。そして、全ての原稿について分版単位でステップS
27のデータ合併が行われると、ステップS28で「No」
と判断され、ステップS23からステップS27までの処理
を繰り返して得られた分版単位のレイアウトデータは、
分版用レイアウトデータとして一旦磁気デイスク36に格
納され(S29)。
第10図(a)、(b)は上記のようにして分版用レイアウトデ
ータ作成手段32aが作成したデータを示した模式図であ
る。この場合、第10図(a)は分版NO.1についてのデータ
を示しており、分版データSE1は第一レイアウトデータ
からの切抜き図形データLE3、LE5、LE7、LE9およびLE12
と、第二レイアウトデータからの定形図形データLE1、L
E2およびLE6とからから構成されている。第10図(b)は分
版NO.2についてのデータを示しており、分版データSE2
は第一レイアウトデータからの切抜き図形データLE4、L
E8およびLE11と、第二レイアウトデータからの定形図形
データLE10とから構成されている。そして、図示の如く
分版データSE1およびSE2の図形データには第二レイアウ
トデータからの特定点U1〜U9のデータが対応づけられて
いる。
このようにして作成され磁気デイスク36に格納されてい
る分版用レイアウトデータに対して、分版指示修正手段
32bにてその確認、修正が行われる。
第11は分版用レイアウトデータの修正確認を行う場合に
使用されるデイスプレイ35の表示画面の状態を表した模
式図である。図示の如く、画面36はメニュー領域37と図
形表示領域38とから構成され、メニュー領域37はデータ
表示部37a、表示領域38に表示された図形を部分的に拡
大するためのメニュー37b、分版NO.を修正する図形のN
O.を指定するためのメニュー37c、修正する分版のNO.を
指定するためのメニュー37d、修正する図形NO.や分版N
O.の数字を入力するためのメニュー37e、操作の終了を
指示するためのメニュー37fより構成され、各メニュー3
7b〜37fにはそれぞれ「部分拡大」、「図形NO.」、「分
版NO.」、「01・・・9」、「終了」の表示がなされ
ている。
第12図は第1図に示す分版修正手段32bの制御動作を示
したフローチャート、第13図は第11図に示す画面36の表
示領域38に表示される図形の例を示した模式図であり、
以下、分版用レイアウトデータの修正確認の動作につい
て説明する。
まず、磁気デイスク36内に格納されている分版用レイア
ウトデータを読出し(S31)、分版NO.が入力されるのを待
機する(S32)。この分版NO.の入力は、ポインティングデ
バイス34を操作してデイスプレイ35のメニュー37dを指
示した後メニュー37e中の数字を指示することにより行
われる。分版NO.が入力されると、入力された分版NO.の
図形情報がデイスプレイ35の表示領域38に表示される。
例えば、入力された分版NO.が「1」の場合は、第13図
に示すような図形が表示領域38に表示される。
次いで、表示された図形情報について分版指示データを
修正するか否かが判断され(S34)、「Yes」の場合は分版
指示データすなわち該当する図形についての分版NO.を
修正する(S35)。この分版指示データの修正は、デイス
プレイ35に表示された図形の重なりをオペレータが判断
し、ポインティングデバイス34を操作してメニュー領域
37を指示することにより行われる。具体的には、分版N
O.が誤っている図形についてメニュー37cを指示した後
メニュー37eの数字を指示して修正する図形を特定し、
メニュー37dを指示した後メニュー37eを指示して正しい
分版NO.を入力することとなる。第13図に示す例では、
図形NO.8の分版NO.が誤って「1」となっているため、
図形LE7、LE8、LE9が重なってデイスプレイ35に表示さ
れ、オペレータは図形NO.8の分版指示データが誤って
いることを容易に確認することができる。したがって、
オペレータがポインティングデバイス34を操作して図形
NO.8の分版NO.を「2」に修正することにより、ステッ
プS35の分版指示データの修正が行われることとなる。
このとき、デイスプレイ35に表示される図形の重なり状
態が判別できない場合は、メニュー37bにより表示され
ている図形を部分的に拡大して表示することにより図形
の重なり状態を容易に判別することができる。拡大する
図形の指示は、ポインティングデバイス34を操作してメ
ニュー37bを指示した後、表示領域38に表示されている
カーソル(図示せず)を移動させて拡大する図形を指示
することにより行われる。
このようにして分版指示データが修正された後の図形の
レイアウト状態は再びデイスプレイ35に表示され(S3
3)、続いて修正するか否かが判断され(S34)、「Yes」の
場合は再度ステップS35の分版指示データの修正が行わ
れ、「No」の場合は分版用レイアウトデータの修正確認
を続けるか否かが判断される(S36)。そして、「Yes」の
場合はステップS32に戻って分版NO.が入力されるのを待
機する。このステップS32〜S36の処理を繰返して全ての
分版についてレイアウトデータの確認が終了すると、す
なわちステップS36で「No」の場合は、フロッピーデイ
スクドライブ31を介して第1図に示すフロッピーFD3A、
FD3Bに修正後の分版用レイアウトデータを記録する(S3
7)。この場合、フロッピーFD3Aには分版NO.1のデータ
が記録され、フロッピーFD3Bには分版NO.2のデータが
記録されるが、同一のフロッピーに分版NO.1および2
のデータを記録してもよい。
なお、上記分版用レイアウトデータの修正、確認におい
ては、分版指示データが正しいか否かの判断は、デイス
プレイ35に表示された図形の重なり状態からオペレータ
が行っているが、コンピュータ32に図形データの重なり
を判別する機能をもたせ、コンピュータ32が分版指示デ
ーダが正しいか否かを判断するようにしてもよい。コン
ピュータに判断させた場合は、分版指示データが間違っ
ている図形、すなわち重なっている図形についてデイス
プレイ35の画面36上でブリンクさせたり、表示色を反転
させたり、あるいは単にメッセージ表示するようにすれ
ばよい。
以上のようにして作成された分版用レイアウトデータは
レイアウトシステムに与えられ、分版単位のページメイ
クアップ処理が行われこととなる。
第14図はレイアウトシステムの構成を示したブロック図
である。図において、レイアウトシステム50は、原稿か
ら画像データを取り込み各種レイアウト処理を行って印
刷物1ページ分の画像データを作成し、原版となるイエ
ロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの色分解版を作
成する。51A、51Bは原稿から画像データを取り込むため
の入力ドラムであり、52は色分解された原稿の画像デー
タを露光フイルム上に出力するための出力ドラムであ
り、55A、55Bは入力用コンピュータである。53は入力ド
ラム51A、51Bと入力用コンピュータ55A、55Bとを接続す
るインタフェイスであり、入力ドラム51A、51Bに配置さ
れた走査ヘッド(図示せず)が読み取った原稿の画像デ
ータを入力用コンピュータに与える。54は出力ドラム52
と出力用コンピュータ57とを接続するインタフェイスで
あり、出力用コンピュータ57から出力される色分解され
た画像データを出力ドラムの露光器(図示せず)に与え
る。
66は磁気デイスクであり、入力ドラム51A、51Bにセット
された原稿の画像データを原稿単位で記憶する。入力用
コンピュータ55A、55Bは、入力ドラム51A、51B上にセッ
トされた原稿を走査ヘッドで読み取った場合の画像デー
タ量を算出する画像データ量算出手段55aと、画像デー
タ量算出手段55aが算出した量の画像データを磁気デイ
スク66に格納する場合の領域を設定するデータ格納領域
設定手段55bを有している。また、56A、56Bは各々フロ
ッピーFD1A、FD1Bに書き込まれたデータを入力用コンピ
ュータ55A、55Bに与えるためのフロッピーデイスクドラ
イブである。
60は各種画像データのレイアウト処理を行うレイアウト
用コンピュータであり、61はフロッピーに記録された分
版用レイアウトデータを読取るフロッピーデイスクドラ
イブであり、62は磁気デイスク66に記憶された画像デー
タを表示しその位置決めを行うためのディスプレイであ
り、63はディスプレイ63に表示された画像の位置決め指
示を行うためのポインティングデバイスであり、64はレ
イアウト用コンピュータ60を操作するためのコンソール
である。
レイアウト用コンピュータ60は、フロッピーデイスクド
ライブ61から入力された分版用レイアウトデータに基づ
いて、磁気デイスク66に記憶された原稿単位の画像デー
タを読み出し、その位置決めを行なう画像位置決め手段
60aと、この画像位置決め手段60aによる位置決めデータ
に基づいて印刷物1ページ分のメイクアップ処理を行な
い、メイクアップされた画像データを作成するメイクア
ップ画像データ作成手段60bとを有している。67は磁気
デイスクであり、メイクアップ画像データ作成手段60b
で作成された印刷物1ページ分の画像データを分版毎に
記憶する。また、65は接続切換装置であり、複数の磁気
デイスク66、67から、入力用コンピュータ55A、55B、出
力用コンピュータ57あるいはレイアウト用コンピュータ
60に対して画像データの入出力を行う対象となるデイス
クの切り換えを行う。なお、入力用コンピュータ55A、5
5Bおよび出力用コンピュータ57には操作用のコンソール
(図示せず)が接続されている。
次にレイアウトシステム50における原稿の画像データの
入力、入力された画像データのレイアウト処理およびレ
イアウト処理された画像データの出力動作について説明
する。
第15図は入力用コンピュータ55A、55Bの制御動作を示し
たフローチャートであり、第16図は入力された画像デー
タを格納する磁気デイスクの模式図であり、以下図に基
づいて各原稿の画像データの入力について説明する。こ
の場合、予めスキャナ用原稿貼付シート作成装置1によ
り作成されたシートWには分版単位で所定の原稿が貼り
付けられ、分版NO.1に対応するシートWは入力ドラム5
1Aに、分版NO.2に対応するシートWは入力ドラム51Bに
セットされているものとし、画像データの入力はフロッ
ピーFD1A、FD1Bに記録された第一レイアウトデータに基
づいて行われる。
まず、フロッピーデイスクドライブ56A、56Bにセットさ
れたフロッピーFD1A、FD1Bから第一レイアウトデータを
読み出し(S41)、これから画像データを読み取ろうとす
る原稿について原稿NO.が入力されるのを待機し(S42)、
入力されたら入力サイズが設定されるのを待機する(S4
3)。原稿NO.の入力は作業者がコンソール(図示せず)
を操作することにより行われる。入力サイズは入力ドラ
ム51A、51Bに取付けられた走査ヘッドが原稿をスキャン
する範囲を示し、フロッピーFD1A、FD1Bに書き込まれた
トリミング枠および倍率データより算出され、その設定
は入力ドラム51A、51Bの円周方向および軸方向のスキャ
ン開始点を作業者が指示することにより行われる。ここ
では、入力ドラム51A、51B上でシートW上に描画された
トリミング枠の各頂点のうちのスキャン開始点を指示す
ることにより容易に入力サイズが設定される。この入力
サイズの設定が終了すると、画像データ算出手段55aが
画像データ量を算出する(S14)。画像データ量は、原稿
をスキャンして得られた画像データを磁気デイスク66に
格納する場合の磁気デイスク66内でのデータ量に相当
し、ステップS43で入力された入力サイズおよびステッ
プS41で読み出した第一レイアウトデータの中のスキャ
ナ解像力から算出される。
次いで、入力用コンピュータ55A、55Bに接続されたコン
ソール(図示せず)より複数設けられている磁気デイス
ク66から画像データを格納するデイスクNO.が入力され
るのを待機し(S45)、デイスクNO.が入力されたらデータ
格納領域設定手段55bがステップS45で特定された磁気
デイスク内にステップS44で算出された画像データを格
納するデータ格納領域を設定する(S16)。このデータ格
納領域の設定は、ステップS45で特定された磁気デイス
ク内の未だ画像データが格納されていない領域あるいは
未だデータ格納領域が設定されていない領域について行
われる。例えば、第16図に示すように磁気デイスク66が
NO.1〜5まで設けられている場合において、ステップ
S45でNO.1が入力され、NO.1のデイスクには既に画像
データが領域IM1〜IM3に格納されているとすると、ステ
ップS46ではステップS14で算出された画像データを格
納する領域IM4が設定される。
この後、各種スキャナ分解条件が設定されたのち、入力
ドラム51A、51Bを回転させ走査ヘッド(図示せず)より
ステップS42で特定された原稿のスキャナ入力を行ない
(S47)、インタフェイス53を介して画像データを取り込
み、ステップS45で特定されたデイスクのステップS46
で設定された領域に画像データを格納する(S48)。次い
で、継続するか否かが判断され(S49)、継続する場合
は、ステップS42に戻り残りの原稿についてステップS
42以降の処理をおこない、継続しない場合は終了する。
この場合、入力用コンピュータ55Aからは分版NO.1に対
応する原稿の画像データが取り込まれ、入力用コンピュ
ータ55Bからは分版NO.2に対応する原稿の画像データが
取り込まれることとなる。
このようにスキャナ用原稿貼付シート作成装置1からの
分版単位の第一レイアウトデータに基づいてレイアウト
に必要な原稿の画像データの入力処理を行うことによ
り、版下台紙が完成する前に時間のかかる原稿のスキャ
ナ入力作業を先行させることができるとともに、複数の
入力ドラム、入力用コンピュータ等を走査することによ
り原稿の入力処理を分版単位で並行して行うことができ
る。
なお、上記実施例では、第一レイアウトデータが記録さ
れたフロッピー、入力ドラム、入力用コンピュータ等を
複数使用して、分版単位で原稿の画像データの入力処理
を行っているが、同一のフロッピーに異なる分版の第一
レイアウトデータを記録し、同一の入力ドラム、入力用
コンピュータ等を使用して異なる分版の原稿の画像デー
タの入力処理を行ってもよい。また、フロッピーデイス
クドライブ55A、56Bを介して入力用コンピュータ55A、5
5Bに与えるデータは、フロッピーFD3A、FD3Bに記録され
た分版用レイアウトデータであってもよく、この分版用
レイアウトデータは同一のフロッピーに異なる分版のデ
ータが記録されていてもよい。
次に、レイアウト用コンピュータ60の制御動作について
詳細に説明する。
第17図は画像位置決め手段60aおよびメイクアップ画像
データ作成手段60bの制御動作を示したフローチャート
であり、以下図に基づいてメイクアップ画像の作成処理
について説明する。
まず、フロッピーFD3A、FD3Bから分版用レイアウトデー
タを読み出し(S51)、磁気デイスク66から各原稿の画像
データを読み出す(S52)。次いで、画像位置決め手段60a
が第10図(a)、(b)に示す分版データに従って読み出され
た画像のデータの位置決めを行う(S53)。画像データの
位置決めは、ステップS52で読み出された画像データと
この画像データに対応する図形データとを各々の中心点
が一致するようにしてディスプレイ62に表示し、同時に
表示された特定点の位置を決定することにより行われ
る。すなわち、表示された画像と図形の相対位置が正し
ければこの時の特定点の位置が画像の位置とされ、正し
くなければポインテイングデバイス63を操作して特定点
の位置を修正し、修正後の特定点の位置が画像の位置と
される。このようにして画像位置決め手段60aにより作
成された画像の位置決めデータはフロッピーFD3A、FD3B
に格納される(S54)。
この後、メイクアップ画像データ作成手段60bが、フロ
ッピーFD3A、FD3Bから分版用レイアウトデータおよびス
テップS53で決定された位置決めデータすなわち特定点
データを読み出し、磁気デイスク66から各画像データを
読み出し、フロッピーFD3A、FD3Bのデータに基づいて読
み出した画像データのトリミングおよび位置決めを行っ
て、印刷物1ページ分のレイアウトすなわちメイクアッ
プ処理を行ない(S55)、このメイクアップされた画像デ
ータはメイクアップ画像データとして磁気デイスク67に
格納される(S56)。ここで、ステップS51で読み出され
た分版用レイアウトデータは分版単位となっているた
め、ステップS56で磁気デイスク67に格納されたメイク
アップ画像データも分版単位となっている。
第18図(a)、(b)は磁気デイスク67に格納されたメイクア
ップ画像データの状態を示した模式図である。第18図
(a)は分版NO.1についてのメイクアップ画像データを示
しており、図示の如くメイクアップ画像データSI1は、
網ふせ画像データME1、ME2と、写真画像データME3、ME
5、ME6、ME7、ME9、ME12より構成されている。写真画像
データME3、ME5、ME6、ME7、ME9、ME12は磁気デイスク6
6に格納された原稿NO.1、3、4、5、7、9の画像デ
ータを、第10図(a)に示す図形LE3等と特定点U1等のデー
タによりトリミング位置決めしたものである。
第18図(b)は分版NO.2についてのメイクアップ画像デー
タを示しており、図示の如くメイクアップ画像データSI
2は、網ふせ画像データME10と、写真画像データME4、ME
8、ME11より構成されている。写真画像データME4、ME
8、ME11は磁気デイスク66に格納された原稿NO.2、6、
8の画像データを、第10図(b)に示す図形LE4等と特定点
U2等のデータによりトリミング位置決めしたものであ
る。
以上のようにして磁気デイスク67内に格納された分版単
位のメイクアップ画像データSI1、SI2は出力用コンピュ
ータ57により読み出され、インタフエイス54を介して出
力ドラム52にセットされた露光フイルム上に出力され
る。これにより、分版単位のイエロー、マゼンタ、シア
ンおよびブラックの原版が作成される。そして、この作
成された分版単位の原版を合成して印刷物1ページ分の
原版を新たに作成し、これに基づいて、刷版工程を経て
印刷が行われることとなる。
ところで、このようにして作成された分版単位の原版に
おいて、第18図に示す画像データME3等に相当する部分
は、実際に印刷される被写体部分以外の部分を含んでい
るため、この被写体部分のみを抽出する必要がある。こ
の被写体部分の抽出は、被写体の輪郭線に沿って切抜き
マスクを作成し、この切抜きマスクと上記分版単位の原
版とを重ねて写真合成することにより行われる。
なお、本実施例では、分版単位で入力ドラム51A、51B、
入力コンピュータ55A、55B等よりなる画像データ入力手
段を設けているが、分版数がさらに増えた場合は、一つ
の入力手段で複数の分版に含まれる画像データを入力し
てもよい。
(発明の効果) 以上のように本発明においては、第一のレイアウトデー
タ作成手段が、割付指定紙に基づき原稿番号、原稿の倍
率データ、画像の切り抜きデータおよびレイアウトすべ
き画像の重なりを示す分版指示データを含む第一のレイ
アウトデータを作成し、作成したデータを第一の記録媒
体に記録し、第二のレイアウトデータ作成手段が、版下
台紙上に描画された図形の番号と画像のトリミング範囲
を示す代表的形状からなる図形データ、平網データおよ
び平網部分の分版指示データを含む第二のレイアウトデ
ータを作成し、作成したデータを第二の記録媒体に記録
し、レイアウトデータ読取手段が前記第一および第二の
記憶媒体に記録されたデータを読取り、読取られたデー
タに基づいて、分版用レイアウトデータ作成手段が、前
記第一のレイアウトデータと第二のレイアウトデータを
合併し、画像データどうしが重ならない単位でレイアウ
トデータを作成し、作成されたデータは表示手段に表示
されるため、図形の重なり状態が容易に判別され、分版
不良を迅速かつ確実に発見することができ、表示された
データについて分版不良が生じている場合には、分版修
正手段にて前記分版用レイアウトデータ作成手段が作成
したデータを修正し、修正されたデータはデータ出力手
段より出力されるため、分版不良のないレイアウトデー
タをレイアウトシステムに与えることができ、メイクア
ップ処理のやり直しを防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置のブロック図、第
2図は第1図に示すスキャナ用原稿貼付シート作成装置
1の外観図、第3図はコンピュータ22の制御動作を説明
するためのフローチャート、第4図(a)、(b)はデータタ
ブレット20からコンピュータ22に入力される位置データ
と第一レイアウトデータにおける位置データとの関係を
説明するための模式図、第5図(a)、(b)は第3図のステ
ップS6で出力された第一レイアウトデータの内容を示
した模式図、第6図は第3図のステップS7で出力され
た描画データに基づいてプロッター26で作成されたシー
トWの模式図、第7図は版下台紙情報作成装置40に設け
られたデータタブレット41の入力面42を示した模式図、
第8図(a)、(b)、(c)は第二レイアウトデータ作成手段4
3aが作成したデータの内容を示した模式図、第9図は、
第1図に示す分版用レイアウトデータ作成手段32aの制
御動作を示したフローチャート、第10図(a)、(b)は分版
用レイアウトデータ作成手段32aが作成したデータを示
した模式図、第11図は分版用レイアウトデータの修正確
認を行う場合に使用されるデイスプレイ35の表示画面の
状態を表した模式図、第12図は第1図に示す分版修正手
段32bの制御動作を示したフローチャート、第13図は第1
1図に示す画面36の表示領域38に表示される図形の例を
示した模式図、第14図はレイアウトシステムの構成を示
したブロック図、第15図は入力用コンピュータ55A、55B
の制御動作を示したフローチャート、第16図は入力され
た画像データを格納する磁気デイスクの模式図、第17図
は画像位置決め手段60aおよびメイクアップ画像データ
作成手段60bの制御動作を示したフローチャート、第18
図(a)、(b)は磁気デイスク67に格納されたメイクアップ
画像データの状態を示した模式図、第19図は一般的な印
刷製版用レイアウトシステムの構成を示した概略図、第
20図はチラシ印刷物の仕様体裁が描画された割付指定紙
を示した模式図、第21図(a)、(b)は切抜き作業を説明す
るための模式図である。 1……スキャナ用原稿貼付シート作成装置 10……倍率測定機、20……データタブレット 22……コンピュータ 22a……描画データ作成手段 22b……第一レイアウトデータ作成手段 23……キーボード、24……ディスプレイ 25……フロッピーディスクドライブ 26……プロッター 40……版下台紙情報作成手段 41……データタブレット 43……コンピュータ 43a……第二レイアウトデータ作成手段 44……コンソール 45……フロッピーディスクドライブ 30……分版設計装置 31……フロッピーデイスクドライブ 32……コンピュータ 32a……分版用レイアウトデータ作成装置 32b……分版指示修正手段 33……キーボード 34……ポインティングデバイス 35……デイスプレイ 36……磁気デイスク FD1A、FD1B、FD2A、FD2B、FD3A、FD3B……フロッピー W……シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】割付指定紙に基づき原稿番号、原稿の倍率
    データ、画像の切り抜きデータおよびレイアウトすべき
    画像の重なりを示す分版指示データを含む第一のレイア
    ウトデータを作成し第一の記録媒体に記録する第一レイ
    アウトデータ作成手段と、 版下台紙上に描画された図形の番号と画像のトリミング
    範囲を示す代表的形状からなる図形データ、平網データ
    および平網部分の分版指示データを含む第二のレイアウ
    トデータを作成し第二の記録媒体に記録する第二レイア
    ウトデータ作成手段と、 前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録されたレイ
    アウトデータを読取るレイアウトデータ読取手段と、 このレイアウトデータ読取手段が読取ったデータに基づ
    いて、前記第一のレイアウトデータと第二のレイアウト
    データを合併し、画像データどうしが重ならない単位で
    レイアウトデータを作成する分版用レイアウトデータ作
    成手段と、 前記分版用レイアウトデータ作成手段が作成したデータ
    を表示する表示手段と、 前記分版用レイアウトデータ作成手段が作成したデータ
    について分版指示データの誤りを修正する分版指示修正
    手段と、 この分版指示修正手段が修正したレイアウトデータを出
    力するデータ出力手段と、 を具備することを特徴とする印刷製版用レイアウトデー
    タ作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の装置において、前記分版用レイ
    アウトデータ作成手段が作成したレイアウトデータ中の
    図形部分の重なりより、前記第一の記録媒体あるいは前
    記第二の記録媒体に記録された分版指示データが正しい
    否かを判断する分版指示判別手段を具備することを特徴
    とする印刷製版用レイアウトデータ作成装置。
JP32006188A 1988-12-19 1988-12-19 印刷製版用レイアウトデータ作成装置 Expired - Lifetime JPH0642065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32006188A JPH0642065B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 印刷製版用レイアウトデータ作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32006188A JPH0642065B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 印刷製版用レイアウトデータ作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02163739A JPH02163739A (ja) 1990-06-25
JPH0642065B2 true JPH0642065B2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=18117282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32006188A Expired - Lifetime JPH0642065B2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 印刷製版用レイアウトデータ作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0642065B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108984859A (zh) * 2018-06-26 2018-12-11 拓卡奔马机电科技有限公司 裁割布料信息自动识别方法及系统、计算机设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02163739A (ja) 1990-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2572622B2 (ja) スキャナ用原稿貼付シートの作成装置
JPH0642065B2 (ja) 印刷製版用レイアウトデータ作成装置
JPH0786681B2 (ja) 印刷製版用レイアウト装置
JP2000029198A (ja) 検版装置、画像処理装置および記録媒体
JPH0786682B2 (ja) 印刷製版用レイアウト装置
JP2771563B2 (ja) 画像レイアウト装置
JP3113633B2 (ja) 検版装置
JP2834457B2 (ja) 画像レイアウト装置
JPH0711698B2 (ja) 印刷製版用レイアウト装置
JP3143709B2 (ja) スキャナ読込み補正方法
JP2903560B2 (ja) 企画・製版システム
JPS6242158A (ja) 印刷システムにおける画像輪郭の抽出方法
JPS6330974A (ja) カタログ編集システム
JPH0777417B2 (ja) レイアウトスキヤナ−文字、図形入力装置
JPS5860371A (ja) 画像処理方法
JP3026404B2 (ja) 前準備装置
JPH03107153A (ja) 企画・製版システム
JPH01105257A (ja) スキヤナ前準備装置
JPH0690500B2 (ja) 印刷製版用レイアウト装置
JPH08153209A (ja) 一括画像入力による印刷用画像データの作成方法および作成装置
JPH073573B2 (ja) スキャナ前準備装置
JPH073574B2 (ja) スキヤナ前準備装置
JPS62219767A (ja) カラ−スキヤナ−用原稿の角度および倍率設定装置
JPH073576B2 (ja) スキヤナ前準備装置
JPH0673015B2 (ja) 図形のレイアウト方法