JPH0156200B2 - - Google Patents
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- JPH0156200B2 JPH0156200B2 JP58249142A JP24914283A JPH0156200B2 JP H0156200 B2 JPH0156200 B2 JP H0156200B2 JP 58249142 A JP58249142 A JP 58249142A JP 24914283 A JP24914283 A JP 24914283A JP H0156200 B2 JPH0156200 B2 JP H0156200B2
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Landscapes
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は吸水紙の製造方法に関するものであ
り、更に詳細には迅速に且つ多量の水分を吸収
し、又は区分された室内の水分含量を制御するこ
とを可能にする吸水紙の製造方法に関するもので
ある。
り、更に詳細には迅速に且つ多量の水分を吸収
し、又は区分された室内の水分含量を制御するこ
とを可能にする吸水紙の製造方法に関するもので
ある。
水不溶性高分子吸水剤を一般にパルプを主体と
した吸水紙と複合化させ、従来の吸水紙より該水
不溶性高分子吸水剤の水に対する高吸水能を利用
した高吸水能シートが生理用ナプキン、紙おむつ
などの衛生材料、更にはメデイカル用途に用いら
れ、又最近に到つて、ある区分した空間内の空気
中の水分含量を制御する基材、たとえば果実袋内
部の空気中の水分含量の制御用基材として用いら
れている。
した吸水紙と複合化させ、従来の吸水紙より該水
不溶性高分子吸水剤の水に対する高吸水能を利用
した高吸水能シートが生理用ナプキン、紙おむつ
などの衛生材料、更にはメデイカル用途に用いら
れ、又最近に到つて、ある区分した空間内の空気
中の水分含量を制御する基材、たとえば果実袋内
部の空気中の水分含量の制御用基材として用いら
れている。
従来の、水不溶性高分子吸水剤とシートとを複
合化したいわゆる高吸水能シートの製造方法は、
水不溶性高分子吸水剤に水を添加した時に膨潤
し、ゲル状化することにより粘着性を発現する性
質を利用して具体的には一方のシートに高分子吸
水剤を散布した後、水分を付与して他方のシート
をあわせ、エンボス加工等をすることにより複合
化せしめ、高吸水能シートとして形成せしめてい
る。しかるに、このようにして形成された高吸水
能シートは、ポリマーの脱落性が大きく、高吸水
能シートが硬くなつてしまい、吸水能の低下が生
ずる。そこで、水の付与方法を工夫して、スプレ
ー等が考えられ特開昭54−123293、特開昭51−
40497、特開昭54−141099にて開示されているが、
水をスプレーすることにより、かえつてウエツブ
がびしよびしよになり、他に乾燥工程を要し、結
局工数が多くなり製造コストでの経済性に劣る。
又、上述の方法は紙の製造方法としては製造速度
が極めて遅い、そこでこれらの問題点を一挙に解
決する方法として抄紙工程で紙製造工程の中にポ
リマー散布装置を導入し、紙製造スピードに対応
した高吸水性複合化シートを製造する方法が考え
られれば極めて高い効果を期待しうる。しかし、
いわゆる抄造浴の中へ高分子吸水剤を投入した混
抄方式、又は布上に移送された紙状形成なしう
る湿潤ウエツブの上に高分子吸水剤を散布した複
合化方式を採るとしても、高分子吸水剤の特性す
なわち多量の水分を吸収して、ゲル状になること
からローラー等への付着となり、装置上のトラブ
ルを生じて不可能である。従つて従来の方法と異
なる手段を講じなければならない。
合化したいわゆる高吸水能シートの製造方法は、
水不溶性高分子吸水剤に水を添加した時に膨潤
し、ゲル状化することにより粘着性を発現する性
質を利用して具体的には一方のシートに高分子吸
水剤を散布した後、水分を付与して他方のシート
をあわせ、エンボス加工等をすることにより複合
化せしめ、高吸水能シートとして形成せしめてい
る。しかるに、このようにして形成された高吸水
能シートは、ポリマーの脱落性が大きく、高吸水
能シートが硬くなつてしまい、吸水能の低下が生
ずる。そこで、水の付与方法を工夫して、スプレ
ー等が考えられ特開昭54−123293、特開昭51−
40497、特開昭54−141099にて開示されているが、
水をスプレーすることにより、かえつてウエツブ
がびしよびしよになり、他に乾燥工程を要し、結
局工数が多くなり製造コストでの経済性に劣る。
又、上述の方法は紙の製造方法としては製造速度
が極めて遅い、そこでこれらの問題点を一挙に解
決する方法として抄紙工程で紙製造工程の中にポ
リマー散布装置を導入し、紙製造スピードに対応
した高吸水性複合化シートを製造する方法が考え
られれば極めて高い効果を期待しうる。しかし、
いわゆる抄造浴の中へ高分子吸水剤を投入した混
抄方式、又は布上に移送された紙状形成なしう
る湿潤ウエツブの上に高分子吸水剤を散布した複
合化方式を採るとしても、高分子吸水剤の特性す
なわち多量の水分を吸収して、ゲル状になること
からローラー等への付着となり、装置上のトラブ
ルを生じて不可能である。従つて従来の方法と異
なる手段を講じなければならない。
そこで本発明者らは、上記の問題を解決し、高
吸水能であつてポリマーの脱落や、硬くなること
もないすぐれた吸水紙を能率よく製造する方法を
得るべく鋭意努力検討し、本発明を完成するに到
つた。すなわち本発明は紙質形成可能なる湿潤ウ
エツブの上に水不溶性高吸水性重合体粒子を載せ
て他の紙質形成可能なる湿潤ウエツブ又は乾燥ウ
エツブで覆い、ついでプレス乾燥する吸水紙の製
造方法を提供するものである。
吸水能であつてポリマーの脱落や、硬くなること
もないすぐれた吸水紙を能率よく製造する方法を
得るべく鋭意努力検討し、本発明を完成するに到
つた。すなわち本発明は紙質形成可能なる湿潤ウ
エツブの上に水不溶性高吸水性重合体粒子を載せ
て他の紙質形成可能なる湿潤ウエツブ又は乾燥ウ
エツブで覆い、ついでプレス乾燥する吸水紙の製
造方法を提供するものである。
本発明において用いられる水不溶性高吸水性高
分子とは、水に不溶であるが自重の20〜1500倍も
の吸水性能を有するものであり、澱粉−アクリロ
ニトリルグラフト重合体、澱粉−アクリル酸グラ
フト重合体、カルボキシル化澱粉などの澱粉誘導
体やセルロース−アクリロニトリルグラフト重合
体、セルロース−アクリル酸グラフト重合体やア
クリル酸、メタクリル酸のホモ重合体、これらの
共重合体、これらとビニルアルコールやエチレン
オキシドなどとの共重合体、これらの重合体の塩
共重合体の塩など合成高分子系の重合体などが例
示される。これらのうちで、長期間にわたる安定
性の面から合成高分子系の水不溶性高吸水性高分
子が好適に用いられる。これらの水不溶性高吸水
性高分子は、分子中に水酸基やカルボキシル基な
ど、水に極めて親和性の強い基を有しており、
又、分子間が適度に架橋されてブロツクが形成さ
れているので、このブロツクに水を多量に吸い込
むが、水に溶解することはできず、結局ブロツク
が極めて大きく膨張し高吸水能を発現すると考え
られ、本発明に係る吸水紙の本質的機能を分担す
るのである。
分子とは、水に不溶であるが自重の20〜1500倍も
の吸水性能を有するものであり、澱粉−アクリロ
ニトリルグラフト重合体、澱粉−アクリル酸グラ
フト重合体、カルボキシル化澱粉などの澱粉誘導
体やセルロース−アクリロニトリルグラフト重合
体、セルロース−アクリル酸グラフト重合体やア
クリル酸、メタクリル酸のホモ重合体、これらの
共重合体、これらとビニルアルコールやエチレン
オキシドなどとの共重合体、これらの重合体の塩
共重合体の塩など合成高分子系の重合体などが例
示される。これらのうちで、長期間にわたる安定
性の面から合成高分子系の水不溶性高吸水性高分
子が好適に用いられる。これらの水不溶性高吸水
性高分子は、分子中に水酸基やカルボキシル基な
ど、水に極めて親和性の強い基を有しており、
又、分子間が適度に架橋されてブロツクが形成さ
れているので、このブロツクに水を多量に吸い込
むが、水に溶解することはできず、結局ブロツク
が極めて大きく膨張し高吸水能を発現すると考え
られ、本発明に係る吸水紙の本質的機能を分担す
るのである。
本発明に係る水不溶性高吸水性重合体は、その
形状が粒子である。形状が粒子であるが故に単位
面積あたり重合体の絶対量を多く載せることがで
きて、本発明に係る吸水紙の高吸水速度、高吸水
能を発現せしめることができるのである。
形状が粒子である。形状が粒子であるが故に単位
面積あたり重合体の絶対量を多く載せることがで
きて、本発明に係る吸水紙の高吸水速度、高吸水
能を発現せしめることができるのである。
本発明に係る水不溶性高吸水性重合体の使用量
は0.01〜1000ｇ／m2使用可能であるが0.01〜100
ｇ／m2であることが好ましい。この使用量は用途
によつても異なり、たとえば止水剤に用いる場合
には50〜500ｇ／m2使用され、果実袋に用いる場
合には１〜10ｇ／m2使用されることが好ましい。
は0.01〜1000ｇ／m2使用可能であるが0.01〜100
ｇ／m2であることが好ましい。この使用量は用途
によつても異なり、たとえば止水剤に用いる場合
には50〜500ｇ／m2使用され、果実袋に用いる場
合には１〜10ｇ／m2使用されることが好ましい。
本発明に係る湿潤ウエツブとは紙質形成可能な
ものであることが必要であるが、たとえば不織布
シート、バイブシート、湿紙などがあげられる。
又乾燥ウエツブとしては乾紙などがあげられる。
ものであることが必要であるが、たとえば不織布
シート、バイブシート、湿紙などがあげられる。
又乾燥ウエツブとしては乾紙などがあげられる。
本発明に係る吸水紙を製造するに際しては、湿
潤ウエツブに水不溶性高吸水性重合体を載せ他の
湿潤ウエツブで覆いプレスして製造するが、プレ
スの前又は後に更に水不溶性高吸水性重合体を載
せて更に他の湿潤ウエツブで覆いプレスするなど
何層にも重ね合わすようにして製造することもで
きる。この場合には湿潤ウエツブはプレスしてウ
エツブが相互に接着している程度に湿潤しておれ
ばよい。
潤ウエツブに水不溶性高吸水性重合体を載せ他の
湿潤ウエツブで覆いプレスして製造するが、プレ
スの前又は後に更に水不溶性高吸水性重合体を載
せて更に他の湿潤ウエツブで覆いプレスするなど
何層にも重ね合わすようにして製造することもで
きる。この場合には湿潤ウエツブはプレスしてウ
エツブが相互に接着している程度に湿潤しておれ
ばよい。
本発明において、水不溶性高吸水性重合体を特
に湿潤ウエツブに載せるという手段を採る理由
は、水不溶性高吸水体はウエツブが湿潤している
ときにウエツブと良好な接着性を示し、その結果
良好な紙を形成することになるからである。無論
バインダーをウエツブに塗布して接着し紙とする
こともできる。そのようなバインダーには一般公
知の接着剤が用いられ、澱粉糊であつても合成高
分子の糊であつてもよい。
に湿潤ウエツブに載せるという手段を採る理由
は、水不溶性高吸水体はウエツブが湿潤している
ときにウエツブと良好な接着性を示し、その結果
良好な紙を形成することになるからである。無論
バインダーをウエツブに塗布して接着し紙とする
こともできる。そのようなバインダーには一般公
知の接着剤が用いられ、澱粉糊であつても合成高
分子の糊であつてもよい。
又、本発明に係る吸水紙を製造するに際して
は、炭酸カルシウム、クレー、石膏などの紙力増
強剤や、他に一般公知の紙添加剤を用いることが
できる。
は、炭酸カルシウム、クレー、石膏などの紙力増
強剤や、他に一般公知の紙添加剤を用いることが
できる。
次に本発明に係る吸水紙の製造工程を具体的に
説明すれば次のようである。
説明すれば次のようである。
丸網抄紙機もしくは長網抄紙機同士あるいは丸
網抄紙機と長網抄紙機を組合せた抄合せマシンに
おいて、丸網抄紙機あるいは長網抄紙機が抄紙さ
れた湿潤ウエブ上に非水溶性高吸水性重合体粒子
を、抄紙機の横方向に振動しているフルイを用い
て散布し、該粒子上に他の丸網抄紙機もしくは長
網抄紙機により抄紙された湿潤ウエブを重ね合せ
て積層シートを形成し、該積層シートを必要に応
じ吸引脱水した後、プレス工程及び乾燥工程を経
て、本発明の吸水紙をうることができる。
網抄紙機と長網抄紙機を組合せた抄合せマシンに
おいて、丸網抄紙機あるいは長網抄紙機が抄紙さ
れた湿潤ウエブ上に非水溶性高吸水性重合体粒子
を、抄紙機の横方向に振動しているフルイを用い
て散布し、該粒子上に他の丸網抄紙機もしくは長
網抄紙機により抄紙された湿潤ウエブを重ね合せ
て積層シートを形成し、該積層シートを必要に応
じ吸引脱水した後、プレス工程及び乾燥工程を経
て、本発明の吸水紙をうることができる。
本発明に係る吸水紙は水滴と接して迅速に水を
吸水し、又充分に吸水した後きわめて湿度の低い
雰囲気におかれれば蒸発により水分を放出する能
力を有するので、たとえば果実を虫害から護るた
めの果実袋の内部に存在せしめておくと、果実袋
内部の水を吸収し果実表面を美麗にすることがで
きる。
吸水し、又充分に吸水した後きわめて湿度の低い
雰囲気におかれれば蒸発により水分を放出する能
力を有するので、たとえば果実を虫害から護るた
めの果実袋の内部に存在せしめておくと、果実袋
内部の水を吸収し果実表面を美麗にすることがで
きる。
又、テイツシユペーパーに用いれば、吸水能が
大きいために多量の水を吸収しても紙自身は湿潤
してしぼんでしまうこともなく紙の形状を保ち、
見掛け状乾燥状態を保ちながら多量の水を吸収し
てしまうことができる。
大きいために多量の水を吸収しても紙自身は湿潤
してしぼんでしまうこともなく紙の形状を保ち、
見掛け状乾燥状態を保ちながら多量の水を吸収し
てしまうことができる。
又、本発明に係る吸水紙は、その厚さおよび水
溶性高吸水性高分子の使用量を大きくするなどし
て製造すれば、吸水して体積膨張し、しかも変形
し易い性質を利用すれば止水材としても用いるこ
とができる。
溶性高吸水性高分子の使用量を大きくするなどし
て製造すれば、吸水して体積膨張し、しかも変形
し易い性質を利用すれば止水材としても用いるこ
とができる。
又、本発明に係る吸水紙をはさんだ板紙、又は
シートを製造して、箱ないし袋とし、その外側を
ロウなど塗布しておけば完全な防水包装をするこ
とも可能となる。
シートを製造して、箱ないし袋とし、その外側を
ロウなど塗布しておけば完全な防水包装をするこ
とも可能となる。
以下に実施例をもつて本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
実施例 １
パルプとして、Ｎ／Ｌ＝20／80 35゜SRのOCR
用パルプを用い14ｇ／m2の湿紙に、吸水能600
ｇ／ｇの架橋ポリアクリル酸ソーダ粒子（粒子径
40μ〜400μ）を３ｇ／m2ふりかけ14ｇ／m2の湿紙
をあて、５Kg／cm2の圧力で３分間プレスし大型写
真乾燥機で乾燥して、吸水紙を製造した。外観は
通常の紙と異るところはなかつた。
用パルプを用い14ｇ／m2の湿紙に、吸水能600
ｇ／ｇの架橋ポリアクリル酸ソーダ粒子（粒子径
40μ〜400μ）を３ｇ／m2ふりかけ14ｇ／m2の湿紙
をあて、５Kg／cm2の圧力で３分間プレスし大型写
真乾燥機で乾燥して、吸水紙を製造した。外観は
通常の紙と異るところはなかつた。
実施例 ２
実施例１と同じ湿紙に吸水能600ｇ／ｇの架橋
ポリアクリル酸ソーダ粒子（粒子径40μ〜400μ）
を３ｇ／m2ふりかけ、その上に乾紙をのせて５
Kg／cm2の圧力で３分間プレスし、大型写真乾燥機
で乾燥して吸水紙を製造した。外観は通常の紙と
異なるところはなかつた。
ポリアクリル酸ソーダ粒子（粒子径40μ〜400μ）
を３ｇ／m2ふりかけ、その上に乾紙をのせて５
Kg／cm2の圧力で３分間プレスし、大型写真乾燥機
で乾燥して吸水紙を製造した。外観は通常の紙と
異なるところはなかつた。
実施例 ３
乾紙に1000ｇ／m2水をスプレーし、そのうえに
吸水能600ｇ／ｇ（KP6200）の架橋ポリアクリル
酸ソーダ粒子（粒子径40μ〜400μ）を３ｇ／m2ふ
りかけその上に乾紙をのせて５Kg／cm2の圧力で３
分間プレスし、大型写真乾燥機で乾燥して吸水紙
を製造した。外観は通常の紙と異なるところはな
かつた。
吸水能600ｇ／ｇ（KP6200）の架橋ポリアクリル
酸ソーダ粒子（粒子径40μ〜400μ）を３ｇ／m2ふ
りかけその上に乾紙をのせて５Kg／cm2の圧力で３
分間プレスし、大型写真乾燥機で乾燥して吸水紙
を製造した。外観は通常の紙と異なるところはな
かつた。
比較例 １
実施例１と同じパルプで１％パルプスラリーと
し、これに吸水能600の架橋ポリアクリル酸ソー
ダ粒子（粒子径40μ〜400μ）をパルプに対し10％
添加して２分間撹拌した。ついで0.3％に希釈し
た後坪量28ｇ／m2となるよう抄紙した。しかしで
きあがつた紙には無数のピンホールが生じてお
り、商品形態となり得ないものであつた。
し、これに吸水能600の架橋ポリアクリル酸ソー
ダ粒子（粒子径40μ〜400μ）をパルプに対し10％
添加して２分間撹拌した。ついで0.3％に希釈し
た後坪量28ｇ／m2となるよう抄紙した。しかしで
きあがつた紙には無数のピンホールが生じてお
り、商品形態となり得ないものであつた。
比較例 ２
実施例１とパルプを用いて抄紙する際、抄紙機
のワイヤーからシートを剥した後（水分85％）吸
水能600ｇ／ｇの架橋ポリアクリル酸ソーダを３
ｇ／m2相当量ふりかけて毛布をあてた。次いで５
Kg／cm2の圧力で５分間プレスし、水分含量を
63.40％とした。毛布をとつて乾察したところ、
加橋ポリアクリル酸ソーダの約1/3が毛布にとら
れてしまつた。このシートを乾燥機のカンバス面
に当つて乾燥したところ、カンバスに付着して剥
れなかつた。プレス圧を３Kg／cm2として同様の操
作をしても、同様の結果であつた。
のワイヤーからシートを剥した後（水分85％）吸
水能600ｇ／ｇの架橋ポリアクリル酸ソーダを３
ｇ／m2相当量ふりかけて毛布をあてた。次いで５
Kg／cm2の圧力で５分間プレスし、水分含量を
63.40％とした。毛布をとつて乾察したところ、
加橋ポリアクリル酸ソーダの約1/3が毛布にとら
れてしまつた。このシートを乾燥機のカンバス面
に当つて乾燥したところ、カンバスに付着して剥
れなかつた。プレス圧を３Kg／cm2として同様の操
作をしても、同様の結果であつた。
Claims (1)
- １ 紙質形成可能なる湿潤ウエツブの上に水不溶
性高吸水性重合体粒子を載せて、これを他の紙質
形成可能なる湿潤ウエツブで又は乾燥ウエツブで
覆い、ついでプレス乾燥してなる吸水紙の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249142A JPS60139898A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 吸水紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249142A JPS60139898A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 吸水紙の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139898A JPS60139898A (ja) | 1985-07-24 |
| JPH0156200B2 true JPH0156200B2 (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=17188544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58249142A Granted JPS60139898A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 吸水紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139898A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY124298A (en) * | 1994-12-28 | 2006-06-30 | Kao Corp | Absorbent sheet, process for producing the same, and absorbent article using the same |
| US6086950A (en) * | 1994-12-28 | 2000-07-11 | Kao Corporation | Absorbent sheet, process for producing the same, and absorbent article using the same |
| US5672249A (en) * | 1996-04-03 | 1997-09-30 | The Procter & Gamble Company | Process for including a fine particulate filler into tissue paper using starch |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP58249142A patent/JPS60139898A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139898A (ja) | 1985-07-24 |
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