JPH0155808B2 - - Google Patents
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- JPH0155808B2 JPH0155808B2 JP58243063A JP24306383A JPH0155808B2 JP H0155808 B2 JPH0155808 B2 JP H0155808B2 JP 58243063 A JP58243063 A JP 58243063A JP 24306383 A JP24306383 A JP 24306383A JP H0155808 B2 JPH0155808 B2 JP H0155808B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- bearing
- ball
- web
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- 238000005266 casting Methods 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/3837—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages
- F16C33/3843—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages
- F16C33/3856—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages made from plastic, e.g. injection moulded window cages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/3887—Details of individual pockets, e.g. shape or ball retaining means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/02—General use or purpose, i.e. no use, purpose, special adaptation or modification indicated or a wide variety of uses mentioned
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ウエブによつて結合される二つのサ
イドリングを有し、還状に配列される各ボールの
中心を含み軸受軸線方向に延びる仮想円筒面に対
し、軸受半径方向外方および内方にて湾曲内面が
形成されたポケツトを備えた玉軸受、特にアンギ
ユラコンタクト玉軸受用保持器に関する。
イドリングを有し、還状に配列される各ボールの
中心を含み軸受軸線方向に延びる仮想円筒面に対
し、軸受半径方向外方および内方にて湾曲内面が
形成されたポケツトを備えた玉軸受、特にアンギ
ユラコンタクト玉軸受用保持器に関する。
この種の保持器は例えばドイツ特許公報DE−
AS1750106によつて公知である。この公知の保持
器においてはポケツトの壁面とボールとの間の摩
擦は比較的大きい。また、その他の欠点として、
保持器に潤滑剤を留めておく空間が確保できない
という点が挙げられる。さらには、ポケツトはボ
ールと一致して形成されているため、ボールはポ
ケツトの一つの縁に接触して動き始め、その結果
潤滑剤がポケツト壁面の鋭角断面をなす縁で掻き
取られてしまいまた半径方向のポケツトの遊び量
を正確に設定することができない。
AS1750106によつて公知である。この公知の保持
器においてはポケツトの壁面とボールとの間の摩
擦は比較的大きい。また、その他の欠点として、
保持器に潤滑剤を留めておく空間が確保できない
という点が挙げられる。さらには、ポケツトはボ
ールと一致して形成されているため、ボールはポ
ケツトの一つの縁に接触して動き始め、その結果
潤滑剤がポケツト壁面の鋭角断面をなす縁で掻き
取られてしまいまた半径方向のポケツトの遊び量
を正確に設定することができない。
本発明の目的は、環状に配列される各ボールの
中心を含み軸受軸線方向に延びる仮想円筒面に対
し、軸受半径方向外方及び内方にて湾曲内面が形
成されたボールポケツトを有しポケツトの壁とボ
ールとの間の摩擦が非常に小さく、潤滑剤を留め
ておく空間を確保し、かつ半径方向のポケツトの
遊び量を正確に設定できる。玉軸受とくにアンギ
ユラコンタクト玉軸受用保持器の保持器を提供す
ることである。
中心を含み軸受軸線方向に延びる仮想円筒面に対
し、軸受半径方向外方及び内方にて湾曲内面が形
成されたボールポケツトを有しポケツトの壁とボ
ールとの間の摩擦が非常に小さく、潤滑剤を留め
ておく空間を確保し、かつ半径方向のポケツトの
遊び量を正確に設定できる。玉軸受とくにアンギ
ユラコンタクト玉軸受用保持器の保持器を提供す
ることである。
この目的は、本発明にしたがつて下記のごとく
に達成される。すなわち、一方のサイドリングに
形成される、保持器内側部分または保持器外側部
分のポケツト壁面が、軸受軸線を含む面での断面
内にて保持器の半径方向で区分された複数の円錐
面を有し、各円錐面はそれぞれ軸受の軸線に対し
て異なる角度で傾斜し、他方のサイドリングは半
径がボールの半径よりも大きい球面の一部をなす
ポケツト壁面を有し、かつポケツト壁面の中心点
がボールの中心点に対して軸方向では一方のサイ
ドリングの方に、そして半径方向では内部に向か
つて保持器の軸心の方にずらした位置に定められ
ていることによつて達成される。
に達成される。すなわち、一方のサイドリングに
形成される、保持器内側部分または保持器外側部
分のポケツト壁面が、軸受軸線を含む面での断面
内にて保持器の半径方向で区分された複数の円錐
面を有し、各円錐面はそれぞれ軸受の軸線に対し
て異なる角度で傾斜し、他方のサイドリングは半
径がボールの半径よりも大きい球面の一部をなす
ポケツト壁面を有し、かつポケツト壁面の中心点
がボールの中心点に対して軸方向では一方のサイ
ドリングの方に、そして半径方向では内部に向か
つて保持器の軸心の方にずらした位置に定められ
ていることによつて達成される。
この設計によつて軸方向に型抜き可能なスライ
ダーを有する鋳造ままたは射出工具によつて好条
件で製造できる玉軸受用の、例えばプラスチツク
製の保持器が提供される。
ダーを有する鋳造ままたは射出工具によつて好条
件で製造できる玉軸受用の、例えばプラスチツク
製の保持器が提供される。
本発明の他の特徴によれば、一方のサイドリン
グのボケツト壁面が円筒形の面および二つの円錐
形の面で形成されている。そして上記二つの円錐
面の一方は、軸受の軸線に対して、他方の円錐面
よりも大きい角度で傾斜している。さらに、該円
錐形面はプリズム状に形成されており、鈍角をな
している。このように設計されたポケツトをもつ
保持器は摩擦が非常に小さくなる。
グのボケツト壁面が円筒形の面および二つの円錐
形の面で形成されている。そして上記二つの円錐
面の一方は、軸受の軸線に対して、他方の円錐面
よりも大きい角度で傾斜している。さらに、該円
錐形面はプリズム状に形成されており、鈍角をな
している。このように設計されたポケツトをもつ
保持器は摩擦が非常に小さくなる。
最後に、ウエブの軸受半径方向内方に向く縁面
が凹面湾曲し軸受軸線方向に延びていることおよ
び/または軸受軸線方向からみたサイドリングの
正面外側部分にポケツトに沿つた溝を形成するこ
とにより、サイドリング肉厚を均一、かつウエブ
と近似的に同じ厚さにすることができ、有利であ
る。その結果、曲げ弾性のある保持器を得ること
ができ、特にモーメント負荷を受ける軸受用に適
したものとなる。
が凹面湾曲し軸受軸線方向に延びていることおよ
び/または軸受軸線方向からみたサイドリングの
正面外側部分にポケツトに沿つた溝を形成するこ
とにより、サイドリング肉厚を均一、かつウエブ
と近似的に同じ厚さにすることができ、有利であ
る。その結果、曲げ弾性のある保持器を得ること
ができ、特にモーメント負荷を受ける軸受用に適
したものとなる。
以下添付の図面に示される実施例を詳細に説明
する。
する。
第1図ないし第3図に示される本発明の第一実
施例は、軸方向に型抜き可能なスライダー(図示
せず)を有する鋳造または射出工具により製造さ
れたアンギユラコンタクト玉軸受用プラスチツク
保持器で、二つのサイドリング1,2の正面外側
部には、ポケツトに沿つた形状の溝4が設けら
れ、その結果、例えば繊維強化プラスチツクで製
造するならば、特に曲げ弾性の良い保持器を得る
ことができる。かかる保持器は特にモーメント負
荷を受ける軸受用に適している。なぜならば、サ
イドリング1,2の肉厚がウエブ3の厚さとほぼ
同じ程度に薄く一様であるため、弾性があり、そ
して保持器内におけるボールの種々の球体運動に
対し薄い壁の変形によつてこれに追従できるから
である。軸方向に型抜き可能なスライダーを持つ
鋳造または射出工具を使用することによつて保持
器ポケツトはピツチ円(複数の球の中心を結ぶ仮
想円)より外方に位置する保持器外側部分5とピ
ツチ円より内方に位置する保持器内側部分6とに
区分される。保持器外側部分5のポケツト6,7
は、ポケツト壁7の半径Rがボールの半径R1よ
りも本質的に大きいように湾曲している。必要な
半径方向ポケツト遊びを設定するため、ポケツト
壁7の中心点MWはボール8の中心点MKに対し
て、軸方向においては他のサイドリング1側へ、
半径方向においては内方に向つて保持器(軸受)
軸線側へずらして設定されている。第2図に示さ
れている、上方の保持器外側部分5および下方の
保持器内側部分6は、それぞれ両者の間に位置す
る一本の縁線9によつて互いに区分せられてい
て、上記縁線9は保持器の鋳造または射出のさい
に軸方向スライダー(図示せず)の分離接目によ
つて生じる。縁線9の上方に配設された保持器ポ
ケツトのウエブ壁10は軸受の軸線方向に延びる
円筒面の一部をなすように設計されていて、互い
に上記軸線でほぼ平行に延びており、そして相互
の間隔はボールの直径よりも僅かに大きく設定さ
れている。ポケツトの上記上方の保持器内側部分
をこのように設計することによつて、下述する下
方の保持器内側部分の構成と相俟つて、ボール8
はポケツト壁7の周縁ではなく壁面内の一点11
において点接触することとなり、したがつてボー
ルのスピン軸と接触点11との距離は従来のもの
よりも短くなり、該接触点11におけるボール8
の周速は最低のものとなる。したがつて保持器の
摩擦も最少となる。
施例は、軸方向に型抜き可能なスライダー(図示
せず)を有する鋳造または射出工具により製造さ
れたアンギユラコンタクト玉軸受用プラスチツク
保持器で、二つのサイドリング1,2の正面外側
部には、ポケツトに沿つた形状の溝4が設けら
れ、その結果、例えば繊維強化プラスチツクで製
造するならば、特に曲げ弾性の良い保持器を得る
ことができる。かかる保持器は特にモーメント負
荷を受ける軸受用に適している。なぜならば、サ
イドリング1,2の肉厚がウエブ3の厚さとほぼ
同じ程度に薄く一様であるため、弾性があり、そ
して保持器内におけるボールの種々の球体運動に
対し薄い壁の変形によつてこれに追従できるから
である。軸方向に型抜き可能なスライダーを持つ
鋳造または射出工具を使用することによつて保持
器ポケツトはピツチ円(複数の球の中心を結ぶ仮
想円)より外方に位置する保持器外側部分5とピ
ツチ円より内方に位置する保持器内側部分6とに
区分される。保持器外側部分5のポケツト6,7
は、ポケツト壁7の半径Rがボールの半径R1よ
りも本質的に大きいように湾曲している。必要な
半径方向ポケツト遊びを設定するため、ポケツト
壁7の中心点MWはボール8の中心点MKに対し
て、軸方向においては他のサイドリング1側へ、
半径方向においては内方に向つて保持器(軸受)
軸線側へずらして設定されている。第2図に示さ
れている、上方の保持器外側部分5および下方の
保持器内側部分6は、それぞれ両者の間に位置す
る一本の縁線9によつて互いに区分せられてい
て、上記縁線9は保持器の鋳造または射出のさい
に軸方向スライダー(図示せず)の分離接目によ
つて生じる。縁線9の上方に配設された保持器ポ
ケツトのウエブ壁10は軸受の軸線方向に延びる
円筒面の一部をなすように設計されていて、互い
に上記軸線でほぼ平行に延びており、そして相互
の間隔はボールの直径よりも僅かに大きく設定さ
れている。ポケツトの上記上方の保持器内側部分
をこのように設計することによつて、下述する下
方の保持器内側部分の構成と相俟つて、ボール8
はポケツト壁7の周縁ではなく壁面内の一点11
において点接触することとなり、したがつてボー
ルのスピン軸と接触点11との距離は従来のもの
よりも短くなり、該接触点11におけるボール8
の周速は最低のものとなる。したがつて保持器の
摩擦も最少となる。
一方、下方の保持器内側部分6のポケツト壁は
円筒状の面12の区域および円錐状の面13,1
4の二つの区域を有し、それらはそれぞれ該軸受
の軸線に対して異なる角度で傾斜している。上方
の区域の円筒状の面12は真中の区域の円錐状の
面13よりも大きい角度で該軸受軸に対して傾斜
しており、上記円錐状の面13は下方の円錐状の
面14よりも該軸受軸に対して大きい角度をな
し、円錐状の面13および14はボール8の接触
面としてプリズム状をなすように設計され、各角
は鈍角をなしている。円筒状の面12とポケツト
壁7の上縁との間の内法間隔は、保持器ポケツト
の中心及び軸受軸線を含む面内での軸受軸線方向
で、ボールの直径よりも小さい。したがつてボー
ル8の挿入は、ポケツト壁を弾性変形せしめなが
ら、保持器ポケツトの中に押し込むことによつて
なされる。かくして保持器を軸受から取りはずし
た場合にも、ボールの半径方向内側への脱落が阻
止される。中央の円錐状の面13はサイドリング
1およびウエブ3の部分にまで延びており、その
結果該部分にて、隣接せるボールポケツト間の軸
受円周方向に肉厚部が形成している。下方の区域
の円錐状の面14はボールを保持器の半径方向で
案内する。ボール8は、この発明によるポケツト
設計においては、従来の球状面をもつ保持器ポケ
ツトにおける場合のように一つの縁の上で運動す
るのではなく、ピツチ円より内方に位置する二つ
お円錐状の面13,14の上で運動するのであ
る。すなわち、上記従来のものでは円をなす縁線
でボールは線接触をなしていたが、本発明では二
つの円錐面上(縁線ではない)の二点(紙面に対
して直角方向にずれていることをもある二点)で
点接触をなすものである。かくして、かかる面1
4の配設によつて摩擦による摩耗を小さくできる
ので半径方向のポケツト遊びが精密に設定するこ
とができ、上記摩耗による半径方向遊びの増大傾
向が大幅に阻止される。さらに保持器ポケツトの
この設計によつて、潤滑剤がボール表面から掻き
取られなくなる。さらに例えばボール8と保持器
のポケツト壁7,10との間に間〓が生じ、それ
が潤滑剤溜めとして機能する。
円筒状の面12の区域および円錐状の面13,1
4の二つの区域を有し、それらはそれぞれ該軸受
の軸線に対して異なる角度で傾斜している。上方
の区域の円筒状の面12は真中の区域の円錐状の
面13よりも大きい角度で該軸受軸に対して傾斜
しており、上記円錐状の面13は下方の円錐状の
面14よりも該軸受軸に対して大きい角度をな
し、円錐状の面13および14はボール8の接触
面としてプリズム状をなすように設計され、各角
は鈍角をなしている。円筒状の面12とポケツト
壁7の上縁との間の内法間隔は、保持器ポケツト
の中心及び軸受軸線を含む面内での軸受軸線方向
で、ボールの直径よりも小さい。したがつてボー
ル8の挿入は、ポケツト壁を弾性変形せしめなが
ら、保持器ポケツトの中に押し込むことによつて
なされる。かくして保持器を軸受から取りはずし
た場合にも、ボールの半径方向内側への脱落が阻
止される。中央の円錐状の面13はサイドリング
1およびウエブ3の部分にまで延びており、その
結果該部分にて、隣接せるボールポケツト間の軸
受円周方向に肉厚部が形成している。下方の区域
の円錐状の面14はボールを保持器の半径方向で
案内する。ボール8は、この発明によるポケツト
設計においては、従来の球状面をもつ保持器ポケ
ツトにおける場合のように一つの縁の上で運動す
るのではなく、ピツチ円より内方に位置する二つ
お円錐状の面13,14の上で運動するのであ
る。すなわち、上記従来のものでは円をなす縁線
でボールは線接触をなしていたが、本発明では二
つの円錐面上(縁線ではない)の二点(紙面に対
して直角方向にずれていることをもある二点)で
点接触をなすものである。かくして、かかる面1
4の配設によつて摩擦による摩耗を小さくできる
ので半径方向のポケツト遊びが精密に設定するこ
とができ、上記摩耗による半径方向遊びの増大傾
向が大幅に阻止される。さらに保持器ポケツトの
この設計によつて、潤滑剤がボール表面から掻き
取られなくなる。さらに例えばボール8と保持器
のポケツト壁7,10との間に間〓が生じ、それ
が潤滑剤溜めとして機能する。
プリズム状面をなす保持器内側部分6における
ボール8の案内および保持器外側部分5における
ボール8の点接触案内によつて、発生する摩擦は
非常に小さいものとなる。したがつて保持器とボ
ール8との間の摩耗も著しく低減する。下方の保
持器内側部分6のウエブは保持器中央部から始ま
り、保持器サイドリング1の軸受半径方向幅(第
2図では高さとしてあらわれる)よりも広がつて
いくように形成されているため、ボール8は材料
の片寄りに起因する応力集中や、ひび割れを生ず
る面で転動することはない。本発明による保持器
は重量が小さく、その体積も小さいため鋳造また
は射出による成形の際、型内における滞留時間は
短い。
ボール8の案内および保持器外側部分5における
ボール8の点接触案内によつて、発生する摩擦は
非常に小さいものとなる。したがつて保持器とボ
ール8との間の摩耗も著しく低減する。下方の保
持器内側部分6のウエブは保持器中央部から始ま
り、保持器サイドリング1の軸受半径方向幅(第
2図では高さとしてあらわれる)よりも広がつて
いくように形成されているため、ボール8は材料
の片寄りに起因する応力集中や、ひび割れを生ず
る面で転動することはない。本発明による保持器
は重量が小さく、その体積も小さいため鋳造また
は射出による成形の際、型内における滞留時間は
短い。
第4図に示す他の実施例の保持器も、上述のよ
うに設計された保持器ポケツトを有しているが、
前実施例の保持器と異なる点は、サイドリング1
5,16の外側の設計にある。これらのサイドリ
ングは、軸受軸線方向にみた正面部17の外側に
軸方向に窪む環状溝18を備えている。
うに設計された保持器ポケツトを有しているが、
前実施例の保持器と異なる点は、サイドリング1
5,16の外側の設計にある。これらのサイドリ
ングは、軸受軸線方向にみた正面部17の外側に
軸方向に窪む環状溝18を備えている。
第5図に示した保持器もまた本質的には第1図
ないし第3図に示したものと同様な保持器ポケツ
トを有している。ウエブはこの実施例の場合には
保持器内径面19は凸状に湾曲されている。
ないし第3図に示したものと同様な保持器ポケツ
トを有している。ウエブはこの実施例の場合には
保持器内径面19は凸状に湾曲されている。
これら上述の実施例は、本発明による保持器に
ついての一例であるにすぎず、構造の変更は本発
明の範囲内において容易に可能である。例えば保
持器外側部分5のポケツト壁は保持器内側部分6
のポケツト壁と同様に設計することもできる。す
なわち円筒状の面12をそれぞれピツチ円から外
に出るように形成するこである。さらに、下方の
保持器内側部分6のポケツト壁を球面状に設計
し、上方の保持器外側部分5のポケツト壁に円筒
状の面および円錐状の面13,14を備えるよう
に設計することも可能である。
ついての一例であるにすぎず、構造の変更は本発
明の範囲内において容易に可能である。例えば保
持器外側部分5のポケツト壁は保持器内側部分6
のポケツト壁と同様に設計することもできる。す
なわち円筒状の面12をそれぞれピツチ円から外
に出るように形成するこである。さらに、下方の
保持器内側部分6のポケツト壁を球面状に設計
し、上方の保持器外側部分5のポケツト壁に円筒
状の面および円錐状の面13,14を備えるよう
に設計することも可能である。
第1図は本発明の第一実施例のアンギユラコン
タクト玉軸受用保持器の保持器の断面図で、上半
分はポケツト部分での断面、下半分はウエブ部分
での断面、第2図は第1図のポケツト部分断面の
拡大図、第3図は第1図の保持器の部分平面図、
第4図は他の実施例の保持器のポケツト部分での
断面図、第5図はさらに他の実施例の保持器のポ
ケツト部分での断面図である。 1,15……一方のサイドリング、2,16…
…他方のサイドリング。3……ウエブ、4……
溝、5……保持器外側部分、6……保持器内側部
分、7……ポケツト壁面、8……ボール、12…
…円筒形の面、13,14……円錐面、R……ポ
ケツト壁面の半径、R1……ボールの半径、MW
……ポケツト壁面の中心、MK……ボールの中
心。
タクト玉軸受用保持器の保持器の断面図で、上半
分はポケツト部分での断面、下半分はウエブ部分
での断面、第2図は第1図のポケツト部分断面の
拡大図、第3図は第1図の保持器の部分平面図、
第4図は他の実施例の保持器のポケツト部分での
断面図、第5図はさらに他の実施例の保持器のポ
ケツト部分での断面図である。 1,15……一方のサイドリング、2,16…
…他方のサイドリング。3……ウエブ、4……
溝、5……保持器外側部分、6……保持器内側部
分、7……ポケツト壁面、8……ボール、12…
…円筒形の面、13,14……円錐面、R……ポ
ケツト壁面の半径、R1……ボールの半径、MW
……ポケツト壁面の中心、MK……ボールの中
心。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ウエブによつて結合される二つのサイドリン
グを有し、環状に配列される各ボールの中心を含
み軸受軸線方向に延びる仮想円筒面に対し、軸受
半径方向外方及び内方にて湾曲内面が形成された
保持器外側部分及び保持器内側部分をそれぞれ有
するポケツトを備えた玉軸受用保持器において、 一方のサイドリング1,15に形成される、保
持器内側部分6または保持器外側部分5のポケツ
ト壁面が、軸受軸線を含む面での断面内にて保持
器の半径方向で区分された複数の円錐面13,1
4を有し、各円錐面はそれぞれ軸受の軸線に対し
て異なる角度で傾斜し、他方のサイドリング2,
16は、半径Rがボールの半径R1よりも大きい
球面の一部をなすポケツト壁面7を有し、かつポ
ケツト壁面7の中心点MWがボールの中心点MK
に対して軸方向では一方のサイドリング1,15
の方に、そして半径方向では内部に向かつて保持
器の軸心の方にずらした位置に定められているこ
とを特徴とする玉軸受用保持器。 2 一方のサイドリング1,15のポケツト壁面
6が円筒形の面12および二つの円錐形の面1
3,14で形成されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の玉軸受用保持器。 3 複数の円錐面13,14の各面は、保持器の
半径方向外方に位置する面がその面よりも内方に
位置する面よりも、軸受の軸線に対して、大きい
角度で傾斜していることを特徴とする特許請求の
範囲第1項または第2項記載の玉軸受用保持器。 4 複数の円錐面13,14は、プリズム状に各
面が鈍角をなすように設定されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のうち
の一つに記載の玉軸受用保持器。 5 円錐面13がサイドリング1,15およびウ
エブ3の部分にまで延出し、該部分にてウエブ3
が隣接せるポケツト間で軸受の円周方向に肉厚部
を形成していることを特徴とする特許請求の範囲
第1項ないし第4項のうちの一つに記載の玉軸受
用保持器。 6 円筒形の面12とポケツト壁面7の上縁との
内法距離が、保持器ポケツトの中心及び軸受軸線
を含む面内での軸受軸線方向で、ボール8の直径
よりも小さいことを特徴とする特許請求の範囲第
1項ないし第5項のうちの一つに記載の玉軸受用
保持器。 7 下方の保持器内側部分6のウエブは、保持器
中央部から始まり、軸受半径方向での保持器サイ
ドリング1の寸法より大となるように同方向に延
出していることを特徴とする特許請求の範囲第1
項ないし第6項のうちの一つに記載の玉軸受用保
持器。 8 ウエブ3の軸受半径方向内方に向く縁面が凹
面湾曲し軸受軸線方向に延びていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし第7項のうちの
一つに記載の玉軸受用保持器。 9 ウエブの軸受半径方向内方に向く縁面が凸面
湾曲し軸受軸線方向に延びていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第8項のうちの一
つに記載の玉軸受用保持器。 10 サイドリング1,2は、軸受軸線方向から
みた正面の外側部でポケツトに沿つた形状の溝4
を有し、かつ該サイドリング1,2の肉厚はウエ
ブ3の肉厚とほぼ同一であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項ないし第9項のうちの一つに
記載の玉軸受用保持器。
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