JPH0155794B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0155794B2 JPH0155794B2 JP21166484A JP21166484A JPH0155794B2 JP H0155794 B2 JPH0155794 B2 JP H0155794B2 JP 21166484 A JP21166484 A JP 21166484A JP 21166484 A JP21166484 A JP 21166484A JP H0155794 B2 JPH0155794 B2 JP H0155794B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blocks
- block
- driven
- timing
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は感熱プリンタの駆動方法に関するもの
である。
である。
従来、例えば320個の感熱素子を一列に配列し、
これを64個ずつ5ブロツクB1〜B5に分割して1
ブロツクずつ時分割駆動を行なうものがある。つ
まり第6図に示すようなタイミングで各ブロツク
B1〜B5を順次駆動していくもので、この印字結
果は、紙送り速度との関係で、微視的に見ると第
7図のように紙送り方向に少しずつずれたものと
なる。
これを64個ずつ5ブロツクB1〜B5に分割して1
ブロツクずつ時分割駆動を行なうものがある。つ
まり第6図に示すようなタイミングで各ブロツク
B1〜B5を順次駆動していくもので、この印字結
果は、紙送り速度との関係で、微視的に見ると第
7図のように紙送り方向に少しずつずれたものと
なる。
上記従来の駆動方法では、黒率の高い(特に、
ベタ打ち=黒率100%)プリントを行なうと、各
ブロツク間に濃度の低い部分ができ、第8図のよ
うにブロツク間が白線となつて見えてしまうので
ある。この原因としては、主に二つが考えられる
が、その一つは、1ブロツク内での温度分布が中
央で高く、端部にいくに従つて低くなることで、
その結果、プリント結果も端部(各ブロツク間の
境界部)が薄くなつてしまうのである。
ベタ打ち=黒率100%)プリントを行なうと、各
ブロツク間に濃度の低い部分ができ、第8図のよ
うにブロツク間が白線となつて見えてしまうので
ある。この原因としては、主に二つが考えられる
が、その一つは、1ブロツク内での温度分布が中
央で高く、端部にいくに従つて低くなることで、
その結果、プリント結果も端部(各ブロツク間の
境界部)が薄くなつてしまうのである。
もう一つは、各ブロツクのプリント結果が第7
図に示したように紙送り方向にずれてしまうこと
に起因するものである。つまり、ベタ打ちを行な
つても、1ブロツクのプリント結果は実際には矩
形にはならず、第7図示のように端部に空白部が
できるものであり、プリント結果が横一線になら
ないために、上記空白部が縦長に延びてしまうか
らである。
図に示したように紙送り方向にずれてしまうこと
に起因するものである。つまり、ベタ打ちを行な
つても、1ブロツクのプリント結果は実際には矩
形にはならず、第7図示のように端部に空白部が
できるものであり、プリント結果が横一線になら
ないために、上記空白部が縦長に延びてしまうか
らである。
本発明は、各ブロツク間の白線を消去して一様
なプリントを行なうことを目的とするものであ
る。
なプリントを行なうことを目的とするものであ
る。
本発明は、隣接する二つのブロツクを同時駆動
し、しかも同時駆動するブロツクを一ブロツクず
つ移動していくようにしたものである。
し、しかも同時駆動するブロツクを一ブロツクず
つ移動していくようにしたものである。
第1図に基づいて、本発明による駆動方法を説
明すると、まず、タイミングt1において、第1ブ
ロツクB1のみを駆動し、タイミングt2において
は、第1、第2ブロツクB1,B2を同時駆動する。
以下、タイミングT3,T4,T5において、それぞ
れ(第2、第3ブロツクB2,B3)、(第3、第4
ブロツクB3,B4)、(第4、第5ブロツクB4,
B5)を同時駆動し、最後に、タイミングt6で第5
ブロツクB5をもう1回駆動して1ラインの駆動
を終了するものである。
明すると、まず、タイミングt1において、第1ブ
ロツクB1のみを駆動し、タイミングt2において
は、第1、第2ブロツクB1,B2を同時駆動する。
以下、タイミングT3,T4,T5において、それぞ
れ(第2、第3ブロツクB2,B3)、(第3、第4
ブロツクB3,B4)、(第4、第5ブロツクB4,
B5)を同時駆動し、最後に、タイミングt6で第5
ブロツクB5をもう1回駆動して1ラインの駆動
を終了するものである。
以上のように、隣接する2ブロツクずつを同時
駆動していくため、ブロツク間の境界部が必ず一
度は温度分布ピークとなり、濃度分布が一様化さ
れるものである。しかも各ブロツク間の空白部が
修復され、従来の白線が消去されるものである。
駆動していくため、ブロツク間の境界部が必ず一
度は温度分布ピークとなり、濃度分布が一様化さ
れるものである。しかも各ブロツク間の空白部が
修復され、従来の白線が消去されるものである。
上記の駆動方法を実現するための回路構成の一
例を第2図に示す。同図において、Lは一ライン
分の印字データを記憶するラツチ回路、T1〜T1
……T5〜T5は5ブロツクB1〜B5に分割した感熱
素子、G1〜G1……G5〜G5の入力端子SB1〜SB5
には、それぞれ第3図のようなタイミングパルス
を供給してある。
例を第2図に示す。同図において、Lは一ライン
分の印字データを記憶するラツチ回路、T1〜T1
……T5〜T5は5ブロツクB1〜B5に分割した感熱
素子、G1〜G1……G5〜G5の入力端子SB1〜SB5
には、それぞれ第3図のようなタイミングパルス
を供給してある。
まず、タイミングt1においては、端子SB1にの
みパルスが供給され、ゲート回路G1〜G1が開い
て、第1ブロツクB1の感熱素子T1〜T1のみが駆
動される。タイミングt2においては、端子SB1,
SB2にパルスが供給され、ゲート回路G1〜G1,
G2〜G2が開いて第1、第2ブロツクB1,B2が同
時駆動される。
みパルスが供給され、ゲート回路G1〜G1が開い
て、第1ブロツクB1の感熱素子T1〜T1のみが駆
動される。タイミングt2においては、端子SB1,
SB2にパルスが供給され、ゲート回路G1〜G1,
G2〜G2が開いて第1、第2ブロツクB1,B2が同
時駆動される。
以下、タイミングt3,t4,t5において、それぞ
れ(第2、第3ブロツクB2、B3)、(第3、第4
ブロツクB3,B4)、(第4、第5ブロツクB4,
B5)が同時され、タイミングt6においては第5ブ
ロツクB5のみが駆動される。
れ(第2、第3ブロツクB2、B3)、(第3、第4
ブロツクB3,B4)、(第4、第5ブロツクB4,
B5)が同時され、タイミングt6においては第5ブ
ロツクB5のみが駆動される。
第4図には他の実施例を示してあり、ゲート回
路G11〜G51の端子SB1〜SB6にはそれぞれ第5図
のタイミングパルスを供給してある。これによつ
て上記の実施例と全く同様の動作が行なわれるも
のである。
路G11〜G51の端子SB1〜SB6にはそれぞれ第5図
のタイミングパルスを供給してある。これによつ
て上記の実施例と全く同様の動作が行なわれるも
のである。
なお、上記のように各ブロツクは2回ずつ駆動
されてプリントが行なわれるため、2回の駆動で
所望のプリント濃度が得られるように、1回分の
駆動エネルギーを設定しておく。駆動エネルギー
の調整は、例えば、パルスの印加時間または電圧
を制御することによつて行う。
されてプリントが行なわれるため、2回の駆動で
所望のプリント濃度が得られるように、1回分の
駆動エネルギーを設定しておく。駆動エネルギー
の調整は、例えば、パルスの印加時間または電圧
を制御することによつて行う。
上記の各実施例では、5ブロツクに分割した場
合について述べたが、3ブロツク以上であればよ
い。N(N=3、4……)ブロツクに分割した場
合も、上記と同様に、まず第1ブロツクB1を駆
動した後、隣接する2つの第Bi、Bi+1{i=1
〜(N−1)}ブロツクずつを同時駆動していき、
最後にNブロツクBNをさらに1回駆動してプリ
ントを行なうものである。
合について述べたが、3ブロツク以上であればよ
い。N(N=3、4……)ブロツクに分割した場
合も、上記と同様に、まず第1ブロツクB1を駆
動した後、隣接する2つの第Bi、Bi+1{i=1
〜(N−1)}ブロツクずつを同時駆動していき、
最後にNブロツクBNをさらに1回駆動してプリ
ントを行なうものである。
本発明によれば、隣接する2ブロツクを、1ブ
ロツクずつ移動しながら同時駆動していくように
したので、各ブロツク間の温度分布、すなわちプ
リント結果の濃度分布の谷間がつぎのタイミング
でそのピークとなり、濃度分布が一様となる。し
かも、各ブロツク間の空白部が修復されるため、
従来のようなブロツク間に見える白線を消去で
き、プリント品質が向上するものである。
ロツクずつ移動しながら同時駆動していくように
したので、各ブロツク間の温度分布、すなわちプ
リント結果の濃度分布の谷間がつぎのタイミング
でそのピークとなり、濃度分布が一様となる。し
かも、各ブロツク間の空白部が修復されるため、
従来のようなブロツク間に見える白線を消去で
き、プリント品質が向上するものである。
第1図は本発明による駆動方法の説明図、第2
図は回路構成の一例を示した論理回路図、第3図
は第2図の動作説明のためのタイムチヤート、第
4図は回路構成の他の例を示した論理回路図、第
5図は第4図の動作説明のためのタイムチヤー
ト、第6図は従来の駆動方法によるタイミングを
示したタイムチヤート、第7図は従来の駆動方法
によるプリント結果を示した説明図、第8図は従
来の駆動方法によつてベタ打ちした場合のプリン
ト結果を示した説明図である。 B1〜B5……ブロツク、T1〜T1〜T5〜T5……
感熱素子。
図は回路構成の一例を示した論理回路図、第3図
は第2図の動作説明のためのタイムチヤート、第
4図は回路構成の他の例を示した論理回路図、第
5図は第4図の動作説明のためのタイムチヤー
ト、第6図は従来の駆動方法によるタイミングを
示したタイムチヤート、第7図は従来の駆動方法
によるプリント結果を示した説明図、第8図は従
来の駆動方法によつてベタ打ちした場合のプリン
ト結果を示した説明図である。 B1〜B5……ブロツク、T1〜T1〜T5〜T5……
感熱素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の感熱素子をN(N=3、4……)組の
ブロツクB1〜BNに分割してあり、 まず、第1ブロツクB1を1回駆動した後、隣
接する2ブロツクBi、Bi+1{i=1〜(N−
1)}ずつを順次同時駆動していき、最後に第N
ブロツクBNをさらに1回駆動して記録を行なう
ことを特徴とする感熱プリンタの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59211664A JPS6189771A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 感熱プリンタの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59211664A JPS6189771A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 感熱プリンタの駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189771A JPS6189771A (ja) | 1986-05-07 |
JPH0155794B2 true JPH0155794B2 (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=16609547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59211664A Granted JPS6189771A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 感熱プリンタの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6189771A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63116873A (ja) * | 1986-11-06 | 1988-05-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プリンタ装置 |
JPH024533A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-09 | Fujitsu Ltd | 感熱記録方式 |
-
1984
- 1984-10-09 JP JP59211664A patent/JPS6189771A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6189771A (ja) | 1986-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |