JPH0155086B2 - - Google Patents
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- JPH0155086B2 JPH0155086B2 JP6123182A JP6123182A JPH0155086B2 JP H0155086 B2 JPH0155086 B2 JP H0155086B2 JP 6123182 A JP6123182 A JP 6123182A JP 6123182 A JP6123182 A JP 6123182A JP H0155086 B2 JPH0155086 B2 JP H0155086B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14778—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カーペツト類を熱可塑性樹脂板の表
面に結合してなる製品、例えば自動二輪車用のフ
ート・レスト マツト(foot rest mat)、または
一般自動車、住居、店舗または事務所等の床面ま
たはその他の上に敷くマツトの製造法に関するも
のである。
面に結合してなる製品、例えば自動二輪車用のフ
ート・レスト マツト(foot rest mat)、または
一般自動車、住居、店舗または事務所等の床面ま
たはその他の上に敷くマツトの製造法に関するも
のである。
従来のこの種のマツト製品の製造法として、予
め成形された熱可塑性樹脂板の平面にカーペツト
類を接着剤によつて接着する方法があるが、この
種の製造法においては、接着剤の塗布むら(不均
一)や、接着剤がカーペツト類からはみ出したり
することによる不良品の発生があり、また熱可塑
性樹脂板とカーペツト類との接着性も低いので、
良好な製品の歩留りが低かつた。
め成形された熱可塑性樹脂板の平面にカーペツト
類を接着剤によつて接着する方法があるが、この
種の製造法においては、接着剤の塗布むら(不均
一)や、接着剤がカーペツト類からはみ出したり
することによる不良品の発生があり、また熱可塑
性樹脂板とカーペツト類との接着性も低いので、
良好な製品の歩留りが低かつた。
また従来マツト製品の別の製造法として、予め
成形された熱可塑性樹脂板の表面にカーペツト類
を例えばミシンによつて縫合する方法があるが、
この種の製造法においては、縫合するための糸が
切れて不良品が発生したり、また製品使用時に糸
が切れることもあり、またミシン縫合時に生じる
ミシン針の貫通跡、すなわち針によるキズ跡がで
きることは不可避であつた。
成形された熱可塑性樹脂板の表面にカーペツト類
を例えばミシンによつて縫合する方法があるが、
この種の製造法においては、縫合するための糸が
切れて不良品が発生したり、また製品使用時に糸
が切れることもあり、またミシン縫合時に生じる
ミシン針の貫通跡、すなわち針によるキズ跡がで
きることは不可避であつた。
上記の従来の製造法においては、特に接着剤ま
たは縫合糸を必要とし、またこれら資材を用いる
接着作業またはミシン縫合作業を特に必要とし、
したがつて、これらの作業のための諸設備や作業
場を必要とするので、生産性が低く、省エネルギ
および省力が不可能となり、したがつて製品コス
トの低下は不可能であつた。
たは縫合糸を必要とし、またこれら資材を用いる
接着作業またはミシン縫合作業を特に必要とし、
したがつて、これらの作業のための諸設備や作業
場を必要とするので、生産性が低く、省エネルギ
および省力が不可能となり、したがつて製品コス
トの低下は不可能であつた。
本発明は、上記のような従来の製造法における
諸欠点を解決する方法を提供することを目的とす
るものである。
諸欠点を解決する方法を提供することを目的とす
るものである。
上記目的を達成するための本発明は、基布の両
面に繊毛を有するカーペツト類の裏面を結合補強
材によつて裏打ちしてなるカーペツト類を所定形
状に裁断した後に、上記裏面に加熱板を圧しつけ
上記裏面の繊毛を上記結合補強材に融着固定化さ
せて上記カーペツト類の裏面における繊毛間の気
孔の大きさおよび数を減少させ、次に移動型およ
び固定型よりなる射出成形金型における上記移動
型の内面に設けられている小突起壁によつて囲ま
れた上記移動型内面に、上記カーペツト類の全周
側面が上記小突起壁に接触するように、上記カー
ペツト類の表面を当てて設置し、次いで上記移動
型を上記固定型に押しつけて、これらの型の間に
形成されたキヤビテイ内に、熱可塑性樹脂の加熱
混練物を加圧充填し、上記カーペツトの裏面にお
ける減少された大きさおよび数の上記気孔にも上
記熱可塑性樹脂の加熱混練物を浸透させることを
特徴とする上記カーペツト類と熱可塑性樹脂板と
の一体成形品の射出成形製造法である。
面に繊毛を有するカーペツト類の裏面を結合補強
材によつて裏打ちしてなるカーペツト類を所定形
状に裁断した後に、上記裏面に加熱板を圧しつけ
上記裏面の繊毛を上記結合補強材に融着固定化さ
せて上記カーペツト類の裏面における繊毛間の気
孔の大きさおよび数を減少させ、次に移動型およ
び固定型よりなる射出成形金型における上記移動
型の内面に設けられている小突起壁によつて囲ま
れた上記移動型内面に、上記カーペツト類の全周
側面が上記小突起壁に接触するように、上記カー
ペツト類の表面を当てて設置し、次いで上記移動
型を上記固定型に押しつけて、これらの型の間に
形成されたキヤビテイ内に、熱可塑性樹脂の加熱
混練物を加圧充填し、上記カーペツトの裏面にお
ける減少された大きさおよび数の上記気孔にも上
記熱可塑性樹脂の加熱混練物を浸透させることを
特徴とする上記カーペツト類と熱可塑性樹脂板と
の一体成形品の射出成形製造法である。
次に本発明の実施例を、図面を参照して以下に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1ないし3図に示したように、基布1の両面
に繊毛2を有するカーペツト類3の裏面を結合補
強材4によつて裏打ち(backing)してなるカー
ペツト類を所定形状に裁断する。
に繊毛2を有するカーペツト類3の裏面を結合補
強材4によつて裏打ち(backing)してなるカー
ペツト類を所定形状に裁断する。
カーペツト類は、例えばタフテツドカーペツ
ト、コードカーペツト、およびニードルパンチカ
ーペツトなどを総称するものである。
ト、コードカーペツト、およびニードルパンチカ
ーペツトなどを総称するものである。
カーペツト類に使用される繊維材としては、例
えば綿、羊毛、レーヨン、アセテート、トリアセ
テート、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリ
ロニトリル、ポリビニルアルコール、およびポリ
プロピレンなどを単独に使用し、またこれら材料
のうちで併用できる場合には、これら材料のうち
の2種以上を併用してもよい。
えば綿、羊毛、レーヨン、アセテート、トリアセ
テート、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリ
ロニトリル、ポリビニルアルコール、およびポリ
プロピレンなどを単独に使用し、またこれら材料
のうちで併用できる場合には、これら材料のうち
の2種以上を併用してもよい。
結合補強材すなわち裏打ち材(back up mate
−rial)としては、例えばSBRラテツクス、酢酸
ビニル塩化ビニル共重合エマルジヨン、アクリル
樹脂エマルジヨンなどを単独に使用し、またこれ
ら材料のうちで併用できる場合には、これら材料
のうちの2種以上を併用してもよい。また粉末炭
酸カルシウムを上記ラテツクスまたはエマルジヨ
ンに添加混合して使用してもよい。
−rial)としては、例えばSBRラテツクス、酢酸
ビニル塩化ビニル共重合エマルジヨン、アクリル
樹脂エマルジヨンなどを単独に使用し、またこれ
ら材料のうちで併用できる場合には、これら材料
のうちの2種以上を併用してもよい。また粉末炭
酸カルシウムを上記ラテツクスまたはエマルジヨ
ンに添加混合して使用してもよい。
次に、上記カーペツト類を、その裏面を上側に
して適当な台板(図示を省略する)の上に置き、
その上方から適当な加熱板5を圧しつけカーペツ
ト類の裏面の繊毛2を結合補強材4に融着固定化
させてカーペツト類の裏面における繊毛間の気孔
の大きさおよび数を減少させる。
して適当な台板(図示を省略する)の上に置き、
その上方から適当な加熱板5を圧しつけカーペツ
ト類の裏面の繊毛2を結合補強材4に融着固定化
させてカーペツト類の裏面における繊毛間の気孔
の大きさおよび数を減少させる。
次に、第5図に示したような移動型6および固
定型7よりなる射出成形用金型における移動型6
の内面には小突起壁8を設けておく。
定型7よりなる射出成形用金型における移動型6
の内面には小突起壁8を設けておく。
上記のような所定形状に裁断したカーペツト類
3の全周側面が小突起壁8に接触することができ
るように、小突起壁8は、所定形状に予め形成さ
れているものとする。
3の全周側面が小突起壁8に接触することができ
るように、小突起壁8は、所定形状に予め形成さ
れているものとする。
次に、第6図に示したように、カーペツト類3
の表面を移動型6における小突起壁8内の内面に
当てて設置する。第6図においては、カーペツト
類3の裏面は、右側方へ向いている。
の表面を移動型6における小突起壁8内の内面に
当てて設置する。第6図においては、カーペツト
類3の裏面は、右側方へ向いている。
なお、移動型6にカーペツト類の設置する一つ
の方法としては、例えば予め移動型6の内面に、
幅約10mmで、適宜長さ約20〜50mmのいわゆるマジ
ツクバンド(マジツクテープ)の雄部分の裏面
を、移動型6の内面の数個所に、両面接着性テー
プによつて貼りつけておく。マジツクバンドは、
例えば多数の鉤型を有する雄部分と、多数の輪型
を有する雌部分とを有し、雄部分を雌部分に押し
つけると、鉤型が輪型に係合し、また雄部分を雌
部分から引きはなすと、鉤型と輪型との係合は容
易に外されるものである。
の方法としては、例えば予め移動型6の内面に、
幅約10mmで、適宜長さ約20〜50mmのいわゆるマジ
ツクバンド(マジツクテープ)の雄部分の裏面
を、移動型6の内面の数個所に、両面接着性テー
プによつて貼りつけておく。マジツクバンドは、
例えば多数の鉤型を有する雄部分と、多数の輪型
を有する雌部分とを有し、雄部分を雌部分に押し
つけると、鉤型が輪型に係合し、また雄部分を雌
部分から引きはなすと、鉤型と輪型との係合は容
易に外されるものである。
カーペツト類を雄部分に押えつければ、カーペ
ツト類の表面の繊毛が雄部分に係合し、カーペツ
ト類は容易に移動型に設置できる。
ツト類の表面の繊毛が雄部分に係合し、カーペツ
ト類は容易に移動型に設置できる。
次に、第7図に示したように、移動型6を移動
させて固定型に押しつけて、これらの型の間に形
成されたキヤビテイ9内に、スプルー(湯口)1
0を通して、熱可塑性樹脂の加熱混練物を射出さ
せる。その結果、第8図に示したように熱可塑性
樹脂の加熱混練物は、キヤビテイ9に充填される
とともに、カーペツト類3の裏面における繊毛間
の小さくかつ数が少ない気孔にも充填される。
させて固定型に押しつけて、これらの型の間に形
成されたキヤビテイ9内に、スプルー(湯口)1
0を通して、熱可塑性樹脂の加熱混練物を射出さ
せる。その結果、第8図に示したように熱可塑性
樹脂の加熱混練物は、キヤビテイ9に充填される
とともに、カーペツト類3の裏面における繊毛間
の小さくかつ数が少ない気孔にも充填される。
熱可塑性樹脂としては、例えば軟質ポリ塩化ビ
ニール、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、ポリオ
レフイン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル
系熱可塑性エラストマー、スチレンブタジエン共
重合熱可塑性エラストマー、ポリスチロール、ハ
イインパクトポリスチロール、ABS、ポリプロ
ピレンおよびポリエチレンなどを単独に使用し、
またこれら材料のうちで併用できる場合には、こ
れら材料のうちの2種以上を併用してもよい。
ニール、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、ポリオ
レフイン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル
系熱可塑性エラストマー、スチレンブタジエン共
重合熱可塑性エラストマー、ポリスチロール、ハ
イインパクトポリスチロール、ABS、ポリプロ
ピレンおよびポリエチレンなどを単独に使用し、
またこれら材料のうちで併用できる場合には、こ
れら材料のうちの2種以上を併用してもよい。
次に、キヤビテイ内の熱可塑性樹脂は、所定温
度に冷却保持してある金型により、冷却固化し、
次に、金型を開くと、移動型6に設けられている
突出用ピン(図示を省略する)によつて、カーペ
ツト類3とこれに一体化された熱可塑性樹脂の板
状物よりなる成形品が、自動的に移動型から突出
されて浮き上がる。次に、手または自動取出機
(図示を省略する)によつて、製品を移動型から
取出す。この場合、製品はマジツクバンドから容
易に外される。スプルー部分を取除くと、第9図
に示したような製品11が完成される。
度に冷却保持してある金型により、冷却固化し、
次に、金型を開くと、移動型6に設けられている
突出用ピン(図示を省略する)によつて、カーペ
ツト類3とこれに一体化された熱可塑性樹脂の板
状物よりなる成形品が、自動的に移動型から突出
されて浮き上がる。次に、手または自動取出機
(図示を省略する)によつて、製品を移動型から
取出す。この場合、製品はマジツクバンドから容
易に外される。スプルー部分を取除くと、第9図
に示したような製品11が完成される。
第10図に示したように、固定型7′の内面中
央に突出部12を設けたものを用い、この突出部
12は、移動型6′を固定型7′に押しつけた場合
に、移動型6′内に設置したカーペツト類3の裏
面に達する高さの平面13を有するものとする。
この場合、スプルー10′を2個所以上設けても
よい。
央に突出部12を設けたものを用い、この突出部
12は、移動型6′を固定型7′に押しつけた場合
に、移動型6′内に設置したカーペツト類3の裏
面に達する高さの平面13を有するものとする。
この場合、スプルー10′を2個所以上設けても
よい。
この場合には、第11図に示したような製品1
1′が完成される。
1′が完成される。
射出成形用金型の移動型および固定型の形状を
種々変更したものを用いれば、第12図ないし第
19図に示したような製品が製造できることは、
容易に了解されるであろう。
種々変更したものを用いれば、第12図ないし第
19図に示したような製品が製造できることは、
容易に了解されるであろう。
本発明によれば、従来製造法におけるような接
着剤やミシン縫合法を用いず、したがつて接着作
業またはミシン縫合作業を必要とせず、またこれ
ら作業のための諸設備や作業場を必要としないの
で、不良品の発生がなく、生産性が向上し、省エ
ネルギおよび省力が可能となり、ひいては製品コ
ストが低下される。
着剤やミシン縫合法を用いず、したがつて接着作
業またはミシン縫合作業を必要とせず、またこれ
ら作業のための諸設備や作業場を必要としないの
で、不良品の発生がなく、生産性が向上し、省エ
ネルギおよび省力が可能となり、ひいては製品コ
ストが低下される。
本発明による製造法によれば、カーペツト類の
裏面は、結合補強材(裏打ち材)によつて裏打ち
され、裏面の繊毛は結合補強材に融着固定化さ
れ、裏面の繊毛間には小さくかつ数の少ない気孔
があるので、熱可塑性樹脂の加熱混練物はこれら
の気孔に充填されるので、カーペツト類の基布の
表面の繊毛間には充填されない。また裏面の繊毛
は固定化されているので、熱可塑性樹脂の加熱混
練物をキヤビテイ内に加圧充填した際に裏面の繊
毛が切れて、その切れた繊毛がキヤビテイ内の熱
可塑性樹脂の加熱混練物中に混入されることがな
いので、熱可塑性樹脂の板状物(第9図、第12
図ないし第15図)またはほぼリング状の板状物
(第11図、第16図ないし第19図)の外観を
そこなうことがない。
裏面は、結合補強材(裏打ち材)によつて裏打ち
され、裏面の繊毛は結合補強材に融着固定化さ
れ、裏面の繊毛間には小さくかつ数の少ない気孔
があるので、熱可塑性樹脂の加熱混練物はこれら
の気孔に充填されるので、カーペツト類の基布の
表面の繊毛間には充填されない。また裏面の繊毛
は固定化されているので、熱可塑性樹脂の加熱混
練物をキヤビテイ内に加圧充填した際に裏面の繊
毛が切れて、その切れた繊毛がキヤビテイ内の熱
可塑性樹脂の加熱混練物中に混入されることがな
いので、熱可塑性樹脂の板状物(第9図、第12
図ないし第15図)またはほぼリング状の板状物
(第11図、第16図ないし第19図)の外観を
そこなうことがない。
また本発明によれば、移動型の内面に小突起壁
を有し、カーペツト類の全周側面が小突起壁に接
触している状態において、熱可塑性樹脂の加熱混
練物がキヤビテイ内に射出充填されるので、熱可
塑性樹脂の加熱混練物がカーペツト類の周側面か
ら、カーペツト類表面の繊毛間に浸入することが
ない。
を有し、カーペツト類の全周側面が小突起壁に接
触している状態において、熱可塑性樹脂の加熱混
練物がキヤビテイ内に射出充填されるので、熱可
塑性樹脂の加熱混練物がカーペツト類の周側面か
ら、カーペツト類表面の繊毛間に浸入することが
ない。
したがつて本明によれば、カーペツト類の表面
の繊毛全部が完全に繊毛の働きをすることがで
き、優秀な製品が得られる。
の繊毛全部が完全に繊毛の働きをすることがで
き、優秀な製品が得られる。
第1図は、カーペツト類の平面図であり、第2
図は、第1図のA−A線におけるカーペツト類の
断面図であり、第3図は、結合補強材によつて裏
打ちされたカーペツト類の一部の断面図であり、
第4図は、加熱板の概略断面図であり、第5図
は、射出成形用金型の縦断面図であり、第6図
は、カーペツト類を設置した射出成形用金型の縦
断面図であり、第7図は、移動型が固定型に押し
つけられているときの射出成形用金型の縦断面図
であり、第8図は、キヤビテイ内に熱可塑性樹脂
が充填されているときの射出成形用金型の縦断面
図であり、第9図は、上記射出成形用金型によつ
て製造された製品の縦断面図であり、第10図
は、別の射出成形用金型の縦断面図であり、第1
1図は、第10図の射出成形用金型によつて製造
された製品の縦断面図であり、第12図は、さら
に別の製品の平面図であり、第13図は、第12
図のA−A線における製品の断面図であり、第1
4図は、さらに別の製品の平面図であり、第15
図は、第14図のA−A線における製品の断面図
であり、第16図は、さらに別の製品の平面図で
あり、第17図は、第16図のA−A線における
製品の断面図であり、第18図は、さらに別の製
品の平面図であり、第19図は、第18図のA−
A線における製品の断面図である。 1:基布、2:繊毛、3:カーペツト類、4:
結合補強剤(裏打ち材)、5:加熱板、6:移動
型、7:固定型、8:小突起壁、9:キヤビテ
イ、11:製品。
図は、第1図のA−A線におけるカーペツト類の
断面図であり、第3図は、結合補強材によつて裏
打ちされたカーペツト類の一部の断面図であり、
第4図は、加熱板の概略断面図であり、第5図
は、射出成形用金型の縦断面図であり、第6図
は、カーペツト類を設置した射出成形用金型の縦
断面図であり、第7図は、移動型が固定型に押し
つけられているときの射出成形用金型の縦断面図
であり、第8図は、キヤビテイ内に熱可塑性樹脂
が充填されているときの射出成形用金型の縦断面
図であり、第9図は、上記射出成形用金型によつ
て製造された製品の縦断面図であり、第10図
は、別の射出成形用金型の縦断面図であり、第1
1図は、第10図の射出成形用金型によつて製造
された製品の縦断面図であり、第12図は、さら
に別の製品の平面図であり、第13図は、第12
図のA−A線における製品の断面図であり、第1
4図は、さらに別の製品の平面図であり、第15
図は、第14図のA−A線における製品の断面図
であり、第16図は、さらに別の製品の平面図で
あり、第17図は、第16図のA−A線における
製品の断面図であり、第18図は、さらに別の製
品の平面図であり、第19図は、第18図のA−
A線における製品の断面図である。 1:基布、2:繊毛、3:カーペツト類、4:
結合補強剤(裏打ち材)、5:加熱板、6:移動
型、7:固定型、8:小突起壁、9:キヤビテ
イ、11:製品。
Claims (1)
- 1 基布の両面に繊毛を有するカーペツト類の裏
面を結合補強材によつて裏打ちしてなるカーペツ
ト類を所定形状に裁断した後に、上記裏面に加熱
板を圧しつけ上記裏面の繊毛を上記結合補強材に
融着固定化させて上記カーペツト類の裏面におけ
る繊毛間の気孔の大きさおよび数を減少させ、次
に移動型および固定型よりなる射出成形用金型に
おける上記移動型の内面に設けられている小突起
壁によつて囲まれた上記移動型内面に、上記カー
ペツト類の全周側面が上記小突起壁に接触するよ
うに、上記カーペツト類の表面を当てて設置し、
次いで上記移動型を上記固定型に押しつけて、こ
れらの型の間に形成されたキヤビテイ内に、熱可
塑性樹脂の加熱混練物を加圧充填し、上記カーペ
ツトの裏面における減少された大きさおよび数の
上記気孔にも上記熱可塑性樹脂の加熱混練物を浸
透させることを特徴とする上記カーペツト類と熱
可塑性樹脂板との一体成形品の射出成形製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123182A JPS58177332A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | カ−ペツト類と熱可塑性樹脂板との一体成形品の射出成形製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123182A JPS58177332A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | カ−ペツト類と熱可塑性樹脂板との一体成形品の射出成形製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177332A JPS58177332A (ja) | 1983-10-18 |
JPH0155086B2 true JPH0155086B2 (ja) | 1989-11-22 |
Family
ID=13165235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6123182A Granted JPS58177332A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | カ−ペツト類と熱可塑性樹脂板との一体成形品の射出成形製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177332A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111247A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-18 | 豊田合成株式会社 | 加飾成形品 |
JPS61110631A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-28 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ゴムマツト付き車両用カ−ペツトマツト |
JPS61110629A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-28 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ゴムマツト付き車両用カ−ペツトマツト |
JPS61135836A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-23 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | カ−ペツトマツト |
FR2688164B1 (fr) * | 1992-03-06 | 1995-09-01 | Chaignaud Silac | Procede pour la fabrication in situ de pieces thermoplastiques revetues d'etoffe, l'etoffe pour la mise en óoeuvre du procede et produit obtenu par ce procede. |
CN101947925B (zh) * | 2010-10-21 | 2012-06-13 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种汽车地毯 |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP6123182A patent/JPS58177332A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58177332A (ja) | 1983-10-18 |
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