JPH0155071B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0155071B2 JPH0155071B2 JP17372685A JP17372685A JPH0155071B2 JP H0155071 B2 JPH0155071 B2 JP H0155071B2 JP 17372685 A JP17372685 A JP 17372685A JP 17372685 A JP17372685 A JP 17372685A JP H0155071 B2 JPH0155071 B2 JP H0155071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- electromagnetic pump
- cylindrical body
- induction coil
- pumping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 23
- 238000007654 immersion Methods 0.000 claims description 11
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 11
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000009970 fire resistant effect Effects 0.000 description 1
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011135 tin Substances 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は溶湯を汲出す際に用いて好適な浸漬
型電磁ポンプの出湯制御方法に関する。
型電磁ポンプの出湯制御方法に関する。
鋳造工場等において、保持炉内の溶湯の汲出し
は、通常、浸漬型電磁ポンプを使用して行われ
る。この浸漬型電磁ポンプは、円筒状の誘導型ポ
ンプであり、アルミニウム、亜鉛、錫、マグネシ
ウムまたはこれらの合金類が溶融された溶湯（温
度300〜800℃）の中に本体下部を浸漬し、前記溶
湯を電磁誘導により汲上げ、本体上部から出湯す
る装置である。
は、通常、浸漬型電磁ポンプを使用して行われ
る。この浸漬型電磁ポンプは、円筒状の誘導型ポ
ンプであり、アルミニウム、亜鉛、錫、マグネシ
ウムまたはこれらの合金類が溶融された溶湯（温
度300〜800℃）の中に本体下部を浸漬し、前記溶
湯を電磁誘導により汲上げ、本体上部から出湯す
る装置である。
ところで、従来、この浸漬型電磁ポンプにより
溶湯を汲上げる場合、同ポンプの誘導コイルへ最
初から定格電圧を印加していた。しかしながら、
このように最初から定格電圧を印加すると、電磁
ポンプ内溶湯が、通電開始時に噴出して出湯樋か
らあふれ、ある時間が経過した後、始めて所定出
湯量となり、初期の出湯状態が非常に不安定であ
つた。
溶湯を汲上げる場合、同ポンプの誘導コイルへ最
初から定格電圧を印加していた。しかしながら、
このように最初から定格電圧を印加すると、電磁
ポンプ内溶湯が、通電開始時に噴出して出湯樋か
らあふれ、ある時間が経過した後、始めて所定出
湯量となり、初期の出湯状態が非常に不安定であ
つた。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、出湯初期における溶湯の噴出を防止し、電磁
ポンプ内溶湯を静かに汲上げることができる浸積
型電磁ポンプの出湯制御方法を提供することにあ
る。
で、出湯初期における溶湯の噴出を防止し、電磁
ポンプ内溶湯を静かに汲上げることができる浸積
型電磁ポンプの出湯制御方法を提供することにあ
る。
この発明による浸漬型電磁ポンプの出湯制御方
法は、内部鉄心を有する耐火物製円柱体と、この
円柱体の周囲に順次同心円状に配設された耐火物
製円管および中空円柱状のケーシングと、前記円
管の外周に嵌装された環状の誘導コイルと、この
誘導コイルを支持する櫛状の外部鉄心とからな
り、前記円柱体と前記円管との間に形成された溶
湯汲上げ通路を介して電磁誘導により溶湯を汲上
げる浸漬型電磁ポンプにおいて、前記溶湯の汲上
げ開始時点以降、前記誘導コイルへの印加電圧を
漸増させ、汲上げ開始時から一定時間経過後に、
前記誘導コイル電圧を定格電圧とすることを特徴
とする。
法は、内部鉄心を有する耐火物製円柱体と、この
円柱体の周囲に順次同心円状に配設された耐火物
製円管および中空円柱状のケーシングと、前記円
管の外周に嵌装された環状の誘導コイルと、この
誘導コイルを支持する櫛状の外部鉄心とからな
り、前記円柱体と前記円管との間に形成された溶
湯汲上げ通路を介して電磁誘導により溶湯を汲上
げる浸漬型電磁ポンプにおいて、前記溶湯の汲上
げ開始時点以降、前記誘導コイルへの印加電圧を
漸増させ、汲上げ開始時から一定時間経過後に、
前記誘導コイル電圧を定格電圧とすることを特徴
とする。
この発明によれぱ、誘導コイルへの通電開始時
点以降、漸次、印加電圧を増加させ、一定時間経
過後に定格電圧とするので、通電開始時における
汲上げ力が徐々に増加し、これにより、初期の出
湯を安定に行うことができる。
点以降、漸次、印加電圧を増加させ、一定時間経
過後に定格電圧とするので、通電開始時における
汲上げ力が徐々に増加し、これにより、初期の出
湯を安定に行うことができる。
第１図は、この発明の一実施例による浸漬型電
磁ポンプ１の構成を示す正断面図であり、電磁ポ
ンプ１本体の下部が溶湯２に浸漬され、電磁誘導
によつて汲上げられた溶湯２は出湯樋３から排出
されるようになつている。前記電磁ポンプ１の中
心部には、耐火性の円柱体４が設けられ、この円
柱体４の内部には内部鉄心５が収納されている。
また、前記円柱体４の外側には軸心を共通にし
て、耐火性円管６、この円管６の外周を覆う金属
製の保護管７、中空円筒状のケーシング８および
このケーシング８の外周を覆う耐火部材９が順次
配設されている。また、前記保護管７の外周に
は、例えば、６個の櫛状外部鉄心１０，１０…が
放射状に配設されている。この外部鉄心１０は横
断面が扇形の柱状体で、同鉄心１０の保護管７に
当接する面には、電磁ポンプ１本体の軸方向と直
交する凹溝が刻設され、この凹溝に環状コイル１
１が嵌装されている。次に、円柱体４と円管６と
の間には、耐火物製の固定部材１２が設けられ、
円柱体４と円管６の軸心を合わせる様構成されて
いる。そして、円柱体４と円管６との間に溶湯汲
上げ通路１３が形成される。また、円管６は出湯
樋３の下部に設けられた円環状のフランジ１４を
電磁ポンプ１本体上部にボルトにより締付固定す
ることにより、同ポンプ１本体内部に押付固定さ
れる。
磁ポンプ１の構成を示す正断面図であり、電磁ポ
ンプ１本体の下部が溶湯２に浸漬され、電磁誘導
によつて汲上げられた溶湯２は出湯樋３から排出
されるようになつている。前記電磁ポンプ１の中
心部には、耐火性の円柱体４が設けられ、この円
柱体４の内部には内部鉄心５が収納されている。
また、前記円柱体４の外側には軸心を共通にし
て、耐火性円管６、この円管６の外周を覆う金属
製の保護管７、中空円筒状のケーシング８および
このケーシング８の外周を覆う耐火部材９が順次
配設されている。また、前記保護管７の外周に
は、例えば、６個の櫛状外部鉄心１０，１０…が
放射状に配設されている。この外部鉄心１０は横
断面が扇形の柱状体で、同鉄心１０の保護管７に
当接する面には、電磁ポンプ１本体の軸方向と直
交する凹溝が刻設され、この凹溝に環状コイル１
１が嵌装されている。次に、円柱体４と円管６と
の間には、耐火物製の固定部材１２が設けられ、
円柱体４と円管６の軸心を合わせる様構成されて
いる。そして、円柱体４と円管６との間に溶湯汲
上げ通路１３が形成される。また、円管６は出湯
樋３の下部に設けられた円環状のフランジ１４を
電磁ポンプ１本体上部にボルトにより締付固定す
ることにより、同ポンプ１本体内部に押付固定さ
れる。
次に、第２図は電磁ポンプ電圧を制御する制御
回路２０の構成を示す図である。この図におい
て、１は電磁ポンプ本体、１１はコイル、２１は
力率改善用コンデンサ、２２は交流電圧が供給さ
れる電源端子であり、前記制御回路２０は電磁ポ
ンプ１本体と電源端子２２との間に直列に介挿さ
れている。この制御回路２０において、２３，２
４は逆並列接続されたサイリスタであり、これら
のサイリスタ２３，２４が３相交流電源ラインの
各相に挿入されている。２５はサイリスタ２３，
２４を位相制御するコントローラ、２６は電源ス
イツチである。
回路２０の構成を示す図である。この図におい
て、１は電磁ポンプ本体、１１はコイル、２１は
力率改善用コンデンサ、２２は交流電圧が供給さ
れる電源端子であり、前記制御回路２０は電磁ポ
ンプ１本体と電源端子２２との間に直列に介挿さ
れている。この制御回路２０において、２３，２
４は逆並列接続されたサイリスタであり、これら
のサイリスタ２３，２４が３相交流電源ラインの
各相に挿入されている。２５はサイリスタ２３，
２４を位相制御するコントローラ、２６は電源ス
イツチである。
以上の構成において、コントローラ２５は電源
スイツチ２６の投入時以降、サイリスタ２３，２
４の導通角を徐々に増加させる。これにより、電
磁ポンプ１のコイル１１に、第３図に示すように
徐々に増加する３相交流電圧が印加され、溶湯２
が徐々に汲上げられる。そして、一定時間Ｔが経
過した時点で、サイリスタ２３，２４の導通角が
180℃となり、以後、定格電圧が連続して電磁ポ
ンプ１へ供給される。
スイツチ２６の投入時以降、サイリスタ２３，２
４の導通角を徐々に増加させる。これにより、電
磁ポンプ１のコイル１１に、第３図に示すように
徐々に増加する３相交流電圧が印加され、溶湯２
が徐々に汲上げられる。そして、一定時間Ｔが経
過した時点で、サイリスタ２３，２４の導通角が
180℃となり、以後、定格電圧が連続して電磁ポ
ンプ１へ供給される。
以上説明したように、この発明による浸漬型電
磁ポンプによれば、出湯初期による溶湯の噴出を
防止することができると共に、電磁ポンプ内溶湯
を静かに汲上げることができ、出湯状態が安定化
する効果が得られる。
磁ポンプによれば、出湯初期による溶湯の噴出を
防止することができると共に、電磁ポンプ内溶湯
を静かに汲上げることができ、出湯状態が安定化
する効果が得られる。
第１図は、この発明の一実施例による浸漬型電
磁ポンプ１の構成を示す正断面図、第２図はサイ
リスタ２３，２４を用いた制御回路２０の構成を
示す図、第３図は第２図の特性を示す図である。 １……電磁ポンプ、２……溶湯、４……円柱
体、５……内部鉄心、６……円管、８……ケーシ
ング、１０……外部鉄心、１１……コイル、１３
……汲上げ通路、２０……制御回路。
磁ポンプ１の構成を示す正断面図、第２図はサイ
リスタ２３，２４を用いた制御回路２０の構成を
示す図、第３図は第２図の特性を示す図である。 １……電磁ポンプ、２……溶湯、４……円柱
体、５……内部鉄心、６……円管、８……ケーシ
ング、１０……外部鉄心、１１……コイル、１３
……汲上げ通路、２０……制御回路。
Claims (1)
- １ 内部鉄心を有する耐火物製円柱体と、この円
柱体の周囲に順次同心円状に配設された耐火物製
円管および中空円柱状のケーシングと、前記円管
の外周に嵌装された環状の誘導コイルと、この誘
導コイルを支持する櫛状の外部鉄心とからなり、
前記円柱体の前記円管との間に形成された溶湯汲
上げ通路を介して電磁誘導により溶湯を汲上げる
浸漬型電磁ポンプにおいて、前記溶湯の汲上げ開
始時点以降、前記誘導コイルへの印加電圧を漸増
させ、汲上げ開始時から一定時間経過後に、前記
誘導コイル電圧を定格電圧とすることを特徴とす
る浸漬型電磁ポンプの出湯制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17372685A JPS6234664A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 浸漬型電磁ポンプの出湯制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17372685A JPS6234664A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 浸漬型電磁ポンプの出湯制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234664A JPS6234664A (ja) | 1987-02-14 |
| JPH0155071B2 true JPH0155071B2 (ja) | 1989-11-22 |
Family
ID=15966002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17372685A Granted JPS6234664A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 浸漬型電磁ポンプの出湯制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6234664A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5598200A (en) * | 1995-01-26 | 1997-01-28 | Gore; David W. | Method and apparatus for producing a discrete droplet of high temperature liquid |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP17372685A patent/JPS6234664A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6234664A (ja) | 1987-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5534854A (en) | Controlling method of secondary winding-exciting motor | |
| US3914575A (en) | Power supplying device for the operation of a gas discharge container | |
| JPH0155071B2 (ja) | ||
| JPH0140616Y2 (ja) | ||
| JPH01271055A (ja) | 溶湯を注湯し、または注湯を停止させるための電磁ポンプの運転方法 | |
| JPS5666186A (en) | Starting circuit in single-phase induction motor | |
| CN216138091U (zh) | 一种冶金铸造加工用空壳固定装置 | |
| CN215893335U (zh) | 一种余热回收的镀锌装置 | |
| JPS60204254A (ja) | 浸漬型電磁ポンプ | |
| JPS6231363A (ja) | 浸漬型電磁ポンプ | |
| JPS6342838B2 (ja) | ||
| JPH03200020A (ja) | 昇温炉の湯面レベル検出装置 | |
| IT1174908B (it) | Impianto magnetodinamico,in particolare per la fusione e la colata di metalli in forme da fonderia | |
| SU1109469A1 (ru) | Индукционна ванна | |
| JP3116491B2 (ja) | アーク炉投入電力制御装置 | |
| JP3436112B2 (ja) | 溶融装置 | |
| SU140133A1 (ru) | Способ электрошлаковой сварки и выплавки флюсов | |
| JPS54115725A (en) | Primary voltage controller for induction motor | |
| JPS5759497A (en) | Induction generator | |
| JPS61142981A (ja) | 電力制御方法 | |
| JPS56131080A (en) | Gas shielded arc welding method on consumable electrode system | |
| JPH0521841Y2 (ja) | ||
| JPS5825862A (ja) | 加圧式注湯炉の注湯方法 | |
| CA1238185A (en) | Electromagnetic metal melt pump for pumping out and charging the molten from a furnace | |
| JPH0470756B2 (ja) |