JPH0154140B2 - - Google Patents

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JPH0154140B2
JPH0154140B2 JP29610285A JP29610285A JPH0154140B2 JP H0154140 B2 JPH0154140 B2 JP H0154140B2 JP 29610285 A JP29610285 A JP 29610285A JP 29610285 A JP29610285 A JP 29610285A JP H0154140 B2 JPH0154140 B2 JP H0154140B2
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JP
Japan
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wire
slide member
side plate
pair
cam surface
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JP29610285A
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English (en)
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JPS62151237A (ja
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Kyoshi Yokoo
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Sanwa Shoji Co Ltd
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Sanwa Shoji Co Ltd
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Application filed by Sanwa Shoji Co Ltd filed Critical Sanwa Shoji Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、直線状の線材を所定の波形状に成
形するとともに、該線材に、交差する線材の位置
決めをするための溝を形成する金網用波形線材製
造装置に関する。
[従来の技術] 第7図は、装飾金網を示す正面図である。図示
するように、多数の波形線材を交差して配するこ
とによつて装飾金網が作られる。第8図は、第7
図に示されている波形線材1を単独で取出して示
した正面図である。この波形線材1には、交差す
る線材の位置決めをするための溝2,3が所定間
隔ごとに形成されている。位置決め溝2には第7
図に示している波形線材4が配置され、位置決め
溝3には波形線材5が配置される。
第8図に示す波形線材1は、従来、次のような
工程を経て製造されていた。まず、直線状の線材
を1対の成形デイスク間に通すことによつて、所
定の波形状に成形する。次に、この線状を所定長
さに切断する。そしてその後、切断された波形線
材に、プレス機械等を用いて一定間隔ごとに位置
決め溝を形成してゆく。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、切断された波形線材の上述のような溝
加工を施すと、線材が横方向に曲がつたりねじれ
たりする。このような線材は、この状態のままで
は使いものにならない。そのため、線材を定盤上
に置き、手作業で該線材を叩いたりして曲がりや
ねじれを矯正していた。この労力は多大なもので
あり、また生産効率を悪化を来たす。
それゆえに、この発明の目的は、波形線材が切
断される前に、すなわち成形工程と溝形成工程と
を連続的に行なうことによつて、曲がりやねじれ
の少ない線材を効率良く製造し得る金網用波形線
材製造装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明は、直線状の線材を所定の波形状に成
形するとともに、該線材に、交差する線材の位置
決めをするための溝を形成する金網用波形線材製
造装置であつて、固定ベースと、1対の成形デイ
スクと、第1および第2側板と、スライド部材
と、溝加工歯と、ばねと、カム面とを備えてい
る。1対の成形デイスクは、固定ベースに支持さ
れて互いに逆向きに回転するようにされ、かつそ
れらの間に直線状の線状を挟んで波形状に成形す
る。第1および第2側板は、いずれか一方の成形
デイスクの両側面にそれぞれ固定して取付けられ
る。スライド部材は、第2側板内に設けられ、成
形デイスクの回転軸心と中心とする円に沿つて所
定の間隔で配置され、かつ成形デイスクの回転平
面に交差する方向にスライドし得るようにされて
いる。溝加工歯は、位置決め溝を形成するもので
あり、スライド部材の成形デイスク側に向く一方
端部に固定して設けられる。ばねは、スライド部
材を常にその他方端側に向かつて移動させるよう
に付勢している。カム面は、スライド部材の他方
端部に当接するように固定ベースに固定して設け
られる。
カム面は、1対の成形デイスク間の線材挟み領
域に対応した部分が突出して形成されている。カ
ム面の突出部分は、スライド部材がこの突出部分
上を通過するときに溝加工歯を1対の成形デイス
ク間の線材挟み領域に突出させるのに十分な高さ
を有している。第1側板は、溝加工歯に対応した
位置に、溝加工歯によつて押出される線材の押出
部分を受入れるための逃し溝を有している。
[作用] 直線状の線材は、1対の成形デイスク間を通る
とき所定の波形材に成形される。また、一方の成
形デイスクには円周方向に沿つて溝加工歯が所定
間隔ごとに設けられている。この溝加工歯は、ス
ライド部材がカム面の突出部分上を通過すると
き、1対の成形デイスク間に挟まれた線材に向か
つて移動し該線材に位置決め溝を形成する。この
ように、線材の成形加工と溝形成加工とが連続的
な工程でなされるので、生産効率が良い。また、
線材が切断される前に溝形成加工を行なうので、
言い換えれば線材が1対の成形デイスクあるいは
前後の工程に配置された機械によつて拘束されて
いる状態のときに溝形成加工を行なうので、曲が
りやねじれの少ない線材を得ることができる。
[実施例] 第3図は、この発明の一実施例が適用された波
形線材製造ラインを示す概略平面図であり、第4
図はその正面図である。この両図を参照して、コ
イル台などから取出された線材1は、直線機1
0、ガイド部材11、成形ユニツト12、下曲が
り矯正機13、横曲がり矯正機14およびねじれ
矯正機15を通過する。
直線機10は、複数個のロール16を有してお
り、対向したロール間に線材1を通すことによつ
て該線材1を直線状にする。対向するロール間の
間隔は、ハンドル17を回転操作することによつ
て調節され得るようになつている。したがつて、
使用される線材1がこのような寸法のものであつ
ても、その寸法に応じたロール間の間隔を設定す
ることができる。
ガイド部材11は、線材1を次工程の成形ユニ
ツト12の所定位置へ正確に案内するためのもの
である。このガイド部材11は、長孔18および
ねじ19の組合わせによつてその高さが調節され
得るようになつている。
成形ユニツト12は、上記成形デイスク20と
下部成形デイスク21とを備えている。第3図で
は、上部成形デイスクの図示が省略されている。
第4図を参照して、上部成形デイスク20と下部
成形デイスク21とは、互いに逆向きに回転する
ようにされている。上部成形デイスク20の円周
面上には、所定の間隔で凸部22が形成されてい
る。これに対応して、下部成形デイスク21に
は、上部成形デイスク20の凸部22に嵌まり合
う凹部23が円周方向に沿つて所定間隔ごとに形
成されている。したがつて、直線状の線材1が1
対の成形デイスク20,21間を通過するとき、
凸部22および凹部23の作用によつて所定の波
形状に成形される。下部成形デイスク21には、
線材1に位置決め溝を形成するための位置決め溝
形成機構が設けられているが、これについては後
述する。
成形ユニツト12を通過した線材1は、下曲が
り矯正機13によつて上方への曲がりが矯正され
る。下曲がり矯正機13は、線材1を下方から支
える矯正部材27を有しているが、この強制部材
27は、長孔24、ねじ25および調整ボルト2
6の組合わせによつてその高さが調節され得る。
また、下曲がり矯正機13自体も、長孔28およ
びねじ29の組合わせによつて、その高さが調節
され得る。
横曲がり矯正機14は、複数個のロール30を
有しており、この対向したロール間に線材1を通
すことによつて線材1の左方への曲がりや左右へ
の曲がりを矯正する。対向するロール間の間隔
は、ハンドル31を回転操作することによつて調
節され得る。
第5図は、第3図および第4図に示されている
ねじれ矯正機15の斜視図である。ねじれ矯正機
15は、線材1を通過させ得る貫通した貫通溝3
2を有している。この貫通溝32の幅寸法は、線
材1の幅寸法とほぼ同じである。したがつて、線
材1が、貫通溝32を通れば、ねじれが矯正され
る。また、ねじれ矯正機15は、ハンドル33を
操作することによつて、適宜に回転させ得るよう
になつている。したがつて、線材1のねじれ量の
大きさやねじれの方向に応じて、ねじれ矯正機1
5は適当に回転操作される。
ねじれ矯正機15を通過した線材1は、その後
切断機構によつて所定の長さに切断される。
第6図は、第4図に示されている下部成形デイ
スク21を拡大して示す正面図である。図示する
ように、この実施例では、下部成形デイスク21
の外周面上に4個の凹部23が等間隔に形成され
ている。また、図中、36aは第1図に示すボル
ト36を挿通させる貫通孔である。第1図は、こ
の発明の一実施例の要部を示す側面断面図であ
る。この第1図は、第6図の線−に沿つて見
た部分に対応している。
下部成形デイスク21は、その左側面に左側板
34を有し、その右側面に右側板35を有してい
る。左側板34、下部成形デイスク21および右
側板35は、ボルト36を介して一体的に設けら
れる。左側板34は一体的に形成された回転軸3
7を有している。この回転軸37は、装置の固定
部に回転自在に支持されている。
右側板35内には、スライド部材38が円周方
向に沿つて所定の間隔で設けられている。このス
ライド部材38は、下部成形デイスク21の回転
平面に交差する方向にスライドし得るようにされ
ている。右側板35には、スライド部材38を摺
動可能に受入れる受入穴と外周面とを連絡する穴
39が形成されている。この穴39内には、スラ
イド部材38に固定して取付けられるボルト40
の頭部が位置する。したがつて、スライド部材3
8は、ボルト40が穴39内を移動できる範囲だ
けスライド可能となる。
第2図は、第1図の線−に沿つて見た平面
断面図である。第1図とともにこの第2図を参照
して、スライド部材38の一方端部には、ボルト
42を介して溝加工歯41が固定して取付けられ
る。この溝加工歯41は、線材1に位置決め溝2
を形成するものである。左側板34は、溝加工歯
41と対向する部分に、逃がし溝43を有してい
る。この逃がし溝43は、線材1が溝加工歯41
によつて押圧されたときこの線材1を受入れる。
スライド部材38の他方端部には、軸44を介
してボールベアリング45が回転自在に保持され
る。また、第1図に示すように、スライド部材3
8の他方端部と右側板35との間にはばね46が
配置される。このばね46の働きによつて、スラ
イド部材38は常にその他方端側に向かつて移動
するように付勢される。
装置の固定部には、スライド部材38に回転自
在に保持されるボールベアリング45に当接する
カム面47が固定して設けられれる。したがつ
て、成形デイスク21が回転するとき、ボールベ
アリング45はカム面47上を円を描いて移動す
る。
カム面47は、第1図の示すように、ボールベ
アリング45の通過軌道上の或る地点48が突出
して形成されている。この突出部分48は、上部
成形デイスク20と下部成形デイスク21との間
の線材挟み領域に対応した位置とされる。
したがつて、下部成形デイスク21が回転して
溝加工歯41が最も上方の位置に達したとき、す
なわち溝加工歯41が線材1に対面した位置にな
つたとき、スライド部材38はカム面47の突出
部分48上に乗る。その結果、スライド部材38
が、ばね46の力に抗して、その一方端側に向か
つて移動する。それに応じて、溝加工歯41が線
材1内に入り込むように移動して、該線材1に位
置決め溝2を形成する。
こうして、位置決め溝形成加工が線材成形加工
に連続して行なわれ、生産効率が従来に比べて大
幅に向上する。また、線材1が1対の成形デイス
ク間や前後の機械などによつて拘束されている状
態のときに位置決め溝を形成するので、曲がりや
ねじれの少ない線材を得ることができる。
上述し、また図示した実施例は、この発明を具
体化した一例にすぎない。したがつて、この発明
の均等範囲内において種々の修正や変形が可能で
ある。たとえば、上述した実施例では、下部成形
デイスク21にデイスク部材38が設けられてい
たが、上部成形デイスク20にスライド部材を設
けるようなものであつてもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、直線状の線
材を所定の波形状に成形する工程と、線材に位置
決め溝を形成する工程とが連続的に行なわれるの
で、生産効率の大幅向上を期待できる。さらに、
線材が切断される前に、すなわち線材が1対の成
形デイスク等によつて拘束されている状態のとき
に位置決め溝を形成するものあるので、曲がりや
ねじれの少ない線材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の要部を示す側
面断面図である。第2図は、第1図の線−に
沿つて見た平面断面図である。第3図は、この発
明の一実施例が適用された波形線材製造ラインを
示す概略平面図である。第4図は、第3図に示し
た波形線材製造ラインの概略正面図である。第5
図は、第3図および第4図に示されているねじれ
矯正機15の斜視図である。第6図は、第4図に
示されている下部成形デイスク21の正面図であ
る。第7図は、装飾金網の正面図である。第8図
は、装飾金網用波形線材の正面図である。 図において、20は上部成形デイスク、21は
下部成形デイスク、38はスライド部材、41は
溝加工歯、46はばね、47はカム面、48は突
出部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直線状の線材を所定の波形状に成形するとと
    もに、該線材に、交差する線材の位置決めをする
    ための溝を形成する金網用波形線材製造装置であ
    つて、 固定ベースと、 前記固定ベースに支持されて互いに逆向きに回
    転するようにされ、かつそれらの間に直線状の線
    材を挟んで波形状に成形する1対の成形デイスク
    と、 前記いずれか一方の成形デイスクの両側面にそ
    れぞれ固定して取付けられた第1および第2側板
    と、 前記第2側板内に設けられ、前記成形デイスク
    の回転軸心を中心とする円に沿つて所定の間隔で
    配置され、かつ前記成形デイスクの回転平面に交
    差する方向にスライドし得るようにされたスライ
    ド部材と、 前記位置決め溝を形成するものであり、前記ス
    ライド部材の前記成形デイスク側に向く一方端部
    に固定して設けられる溝加工歯と、 前記スライド部材を常にその他方端側に向かつ
    て移動させるように付勢するばねと、 前記スライド部材の他方端部に当接するように
    前記固定ベースに固定して設けられたカム面と、
    を備え、 前記カム面は、前記1対の成形デイスク間の線
    材挟み領域に対応した部分が突出して形成され、 前記カム面の突出部分は、前記スライド部材が
    この突出部分上を通過するときに前記溝加工歯を
    前記1対の成形デイスク間の線材挟み領域に突出
    させるのに十分な高さを有しており、 前記第1側板は、前記溝加工歯に対応した位置
    に、前記溝加工歯によつて押出される線材の押出
    部分を受入れるための逃し溝を有している、金網
    用波形線材製造装置。
JP29610285A 1985-12-25 1985-12-25 金網用波形線材製造装置 Granted JPS62151237A (ja)

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JPS62151237A JPS62151237A (ja) 1987-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055243U (ja) * 1991-07-09 1993-01-26 秀嗣 新川 多角コイル成形機
DE60219493T2 (de) * 2001-09-28 2007-12-20 Asahi Glass Co., Ltd. Draht für ein Drahtglas und Verfahren zur Herstellung eines Drahtes
CN102825179B (zh) * 2012-09-19 2014-06-04 四川博华工程材料有限公司 高强度铁丝网织网机

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