JPH0153408B2 - - Google Patents

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JPH0153408B2
JPH0153408B2 JP11468181A JP11468181A JPH0153408B2 JP H0153408 B2 JPH0153408 B2 JP H0153408B2 JP 11468181 A JP11468181 A JP 11468181A JP 11468181 A JP11468181 A JP 11468181A JP H0153408 B2 JPH0153408 B2 JP H0153408B2
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JP
Japan
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diffraction grating
grating
side diffraction
interference fringes
exit
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JP11468181A
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JPS5816216A (ja
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Ryuichi Sato
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/42Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
    • G02B27/4205Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect having a diffractive optical element [DOE] contributing to image formation, e.g. whereby modulation transfer function MTF or optical aberrations are relevant

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、参照波面が平面波の場合に、得られ
る等間隔平行干渉縞の方向とシエアの方向が一致
することを可能とすると共に、球面波の場合でも
その近軸成分に対する等間隔平行干渉縞の方向を
一致させることも可能なタルボ干渉計に関するも
のである。
タルボ干渉計とは、コリメイトされた光と2枚
の格子によつて構成され、タルボ効果とモアリ技
術を利用した干渉計である。このタルボ効果は、
コリメートされた光で入射側回折格子を照明する
と発生した回折光同志の重ね合せの結果、格子の
後方2md2/λの位置に格子の直後と全く同じ光
の強度分布が得られ、後方(2m+1)d2/λの
位置には格子の白黒を反転した像が得られるもの
である。尚、ここではmは整数、dは格子ピツ
チ、λは光の波長である。このようにして得られ
た像はフーリエ像と呼ばれ、入射側回折格子とそ
の後方md2/λにあるフーリエ像との間に位相物
体を挿入するとフーリエ像が変形する。この変形
したフーリエ像に射出側回折格子を重ね合せてモ
アレ縞を発生させ、フーリエ像の変形を拡大検出
するのがタルボ干渉計の原理である。
このタルボ干渉計は、横ずらしのシエアリング
干渉計の一種として知られている。一般にこの種
の干渉計に於いては平面波や、球面波の近軸成分
に対応する干渉縞を等間隔平行縞とし、その縞の
方向とシエアの方向を一致させた場合が有用な方
法とされている。以下の説明に於いては、参照平
面波や参照球面波に対応する等間隔平行干渉縞を
基準干渉縞と称することにする。
タルボ干渉計は参照波面を平面波とする場合に
は一般に第1図に示すような構成となつている。
即ち、光源ランプ1、コンデンサーレンズ2(2
a,2b)、フイルタ3、拡散板4、ピンホール
5から成る光源部6から射出された光が、ピンホ
ール5に焦点を有するコリメータレンズ7に入光
し光軸に平行な光線束となり、入射側回折格子
8、射出側回折格子9を経由して観察スクリーン
10に到達する。試料11は入射側回折格子8と
射出側回折格子9の間に挿入されるが、試料11
を光源部6と入射側回折格子8の中間に配置する
場合もある。試料11としては例えばレンズと
し、その収差や脈理を観察することができる。
又、参照波面を球面波とする場合はピンホール5
をコリメータレンズ7の焦点からデイフオーカス
した位置に配置することによつて行なわれる。
入射側回折格子8及び射出側回折格子9は格子
ピツチをdとし、その逆数1/dを基本周波数と
し、格子8,9同志は距離l1だけ離れて配置され
ている。座標軸として入射側回折格子8の格子方
向と平行なy軸、格子方向と直交する方向にx軸
をとる。実際の干渉計の操作に於いてはモアレ縞
を明瞭に現出させるために、射出側回折格子9の
格子方向をy軸に対して光軸Cを回転軸として時
計廻りに若干の角度αだけ回転して使用する。試
料11は射出側回折格子9から光源部6の方向に
距離l2の位置に置くものとする。又、入射側回折
格子8によつて生ずる回折光のうち、0次回折光
が、試料11を通過して観察スクリーン10で得
られる位相分布をw(x、y)とする。このよう
な構成に於いて、参照波面を平面波とする場合に
得られる干渉パターンは、 x(1−cosα)+ysinα−(∂w/∂x)l3 =m・d+定数 但しm=0、±1、±2、… l3=l1…(l1≦l2) l2…(l1>l2) で表わされる曲線群となることが知られている。
これはシエアリング干渉パターンであるが、参照
平面波に対する基準干渉縞は傾きを(cosα−
1)/sinαとする等間隔平行干渉縞である。これ
は通常の構成では、シエアの方向、即ちx軸の方
向と参照平面波に対する基準干渉縞の方向とが一
致し得ないことを示している。このため、方向の
不一致を計算で補正するか、測定誤差として無視
し得る程度に使用範囲を制限しなければならな
い。
本発明の目的は、上述の従来装置を改良し、参
照平面波に対応する基準干渉縞とシエアの方向を
一致させ、傾きの補正を要しないタルボ干渉計を
提供することにあり、その要旨は、所定の間隔を
もつて対向して配置された入射側回折格子及び射
出側回折格子の格子ピツチをそれぞれd1及びd2
(但しd1>d2)とし、格子同志を光軸を中心に相
対的に角度α傾けた場合に、cosα=d2/d1なる関
係を有するようにしたことを特徴とするものであ
る。
本発明を第3図以下に図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。
入射側回折格子12の格子ピツチをd1、射出側
回折格子13の格子ピツチをd2(ただしd1>d2
とし、これらの基本周波数は格子ピツチの逆数で
ある1/d1、1/d2となつている。回折格子1
2,13同志の間隔は第2図の場合と同様にl1
回折格子13から試料11までの距離をl2とす
る。座標軸として入射側回折格子12の格子方向
と平行にy軸、格子方向に直交してx軸をとり、
射出側回折格子13の格子方向はy軸に対して、
前述したように光軸Cを回転軸として時計方向に
角度αだけ回転しているものとする。このような
格子12,13を使用すると、参照波面を平面と
する場合に観察スクリーン10で観察される干渉
パターンは、 (1/d1−cosα/d2)x+(sinα/d2)y−(1/
d1)・(∂w/∂x)l3=m+定数 但しm=0、±1、±2、… l3=l1…(l1≦l2) l2…(l1>l2) で表わされる曲線群となる。ここで射出側回折格
子13の回転角αを調節して、第1項の係数が0
となるように、cosα=d2/d1なる関係が得られる
ようにする。これは格子ピツチをd1>d2としてあ
ることから実現可能である。かくすることによ
り、干渉パターンは、 (sinα/d2)y−(1/d1)・(∂w/∂x)l3=1
+定数 となるから、対応する基準干渉縞は、x軸に平行
で間隔がd2/sinαの等間隔平行干渉縞となり、シ
エアの方向と一致し所望の性質が得られることに
なる。
又、上述のような構成であるから、球面波の近
軸成分に対する等間隔平行干渉縞と、シエアの方
向を一致させることも可能である。参照波面とし
て、球面波の近軸成分を用いた場合に得られる干
渉縞は、 {(l1/d1)・(1/R)+(1/d1)−(cosα=d
2)}x+(sinα/d2)y−(1/d1) ・(∂w/∂x)l3=m+定数 但しm=0、±1、±2、… l3=l1…(l1≦l2) l2…(l1>l2) Rは射出側回折格子13を頂点としたときの球
面波の曲率半径であり、曲率中心が、射出側回折
格子13より光源部6の側にあるときは負の値、
その反対側にあるときは正の値 となる。従つて、cosα≠d2/d1のときは、曲率半
径が、 R=(l1/d1){(cosα/d2)−(1/d1)}-1 なる球面波の近軸成分に対応する基準干渉縞と、
シエアの方向とを一致させることができる。これ
はレンズ等の球面収差を、有限距離の結像条件で
測定する場合に有用な性質である。
第5図の実施例は第3図の構成図からコリメー
タレンズ7及び試料11を取り除き、光源部6と
入射側回折格子12との間に被検レンズ14を配
置し、被検レンズ14の共役な結像点の一方が無
限遠にある場合の球面収差を測定する構成図であ
る。回折格子12,13は前述したようなcosα
=d2/d1なる関係を有しており、被検レンズ14
は、その焦点位置とピンホール5が一致するよう
に光軸C上に配置する。このとき参照波面は平面
波でその基準干渉縞と、シエアの方向は一致して
いるから、光軸Cを通る干渉縞とx軸との偏差
は、球面収差の横収差量に直接比例する量とな
る。又、縦収差量については、光源部6にを光軸
に沿つて前後に移動し、被検レンズ14に対して
デイフオーカスを与えることによつて、干渉縞は
光軸Cを中心として回転する。このときのデイフ
オーカス量に対して、光軸Cを通る干渉縞とx軸
との交点をプロツトすれば、これは、とりも直さ
ず球面収差の縦収差量である。このように本実施
例によれば、基準干渉縞の傾きを補正することな
く球面収差を測定することが可能となる。
第6図の実施例は、有限距離の結像条件でのレ
ンズの球面収差を測定する場合の構成図である。
被検レンズ14はその共役な結像点の一方と、ピ
ンホール5が一致するように、光軸C上に配置す
る。又、もう一方の共役な結像点Pと、参照球面
波の球の中心が一致するように、回折格子12,
13は、 R=(l1/d1){(cosα/d2)−(1/d1)}-1 但しRは射出側回折格子13が測つた結像点P
の距離 なる関係を有する配置とする。このとき結像点P
に対応する球面波が基準干渉縞となりシエアの方
向と一致するので、第5図の場合と同様にしてレ
ンズの球面収差を測定することができる。
本発明に係るタルボ干渉計は、上述のように格
子同志の角度とピツチを所定の関係に調整するこ
とにより、平面波に対応する基準干渉縞の方向
と、シエアの方向を一致させることができるので
傾きの補正をする必要がなく、射出側回折格子の
基本周波数と角度を選ぶことによつて所望のピツ
チを持つ基準干渉縞を得ることができる。又、球
面波に対応する基準干渉縞も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、通常のタルボ干渉計の構成図、第2
図はその回折格子の斜視図、第3図以下は本発明
に係るタルボ干渉計の実施例であり、第3図はそ
の構成図、第4図は回折格子の斜視図、第5図及
び第6図はレンズの球面収差を測定する場合の構
成図である。 符号6は光源部、7はコリメータレンズ、10
は観察スクリーン、11は試料、12は入射側回
折格子、13は射出側回折格子、14は被検レン
ズ、d1は入射側回折格子の格子ピツチ、d2は射出
側回折格子の格子ピツチ、l1は入射側回折格子と
射出側回折格子との距離、l2は試料と射出側回折
格子との距離、Pは結像点である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の間隔をもつて対向して配置された入射
    側回折格子及び射出側回折格子の格子ピツチをそ
    れぞれd1及びd2(但しd1>d2)とし、格子同志を
    光軸を中心に相対的に角度α傾けた場合に、
    cosα=d2/d1なる関係を有するようにしたことを
    特徴とするタルボ干渉計。 2 入射側回折格子の格子方向を鉛直方向とし、
    射出側回折格子の格子方向を鉛直線から角度α傾
    け基準干渉縞が水平方向に現出するようにした特
    許請求の範囲第1項に記載のタルボ干渉計。
JP11468181A 1981-07-22 1981-07-22 タルボ干渉計 Granted JPS5816216A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11468181A JPS5816216A (ja) 1981-07-22 1981-07-22 タルボ干渉計

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JP11468181A JPS5816216A (ja) 1981-07-22 1981-07-22 タルボ干渉計

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Publication Number Publication Date
JPS5816216A JPS5816216A (ja) 1983-01-29
JPH0153408B2 true JPH0153408B2 (ja) 1989-11-14

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ID=14643966

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JP11468181A Granted JPS5816216A (ja) 1981-07-22 1981-07-22 タルボ干渉計

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JPS5816216A (ja) 1983-01-29

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