JPH0152727B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0152727B2 JPH0152727B2 JP56205034A JP20503481A JPH0152727B2 JP H0152727 B2 JPH0152727 B2 JP H0152727B2 JP 56205034 A JP56205034 A JP 56205034A JP 20503481 A JP20503481 A JP 20503481A JP H0152727 B2 JPH0152727 B2 JP H0152727B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eyepiece
- endoscope
- spring member
- rotating ring
- elastic force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 30
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 30
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/48—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor adapted for combination with other photographic or optical apparatus
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内視鏡に対し撮影装置を、容易且つ
迅速に着脱自在に連結して撮影を行なうことがで
き、且つ接着後においては充分な強度で係合保持
できるようにした内視鏡撮影装置等の着脱機構に
関するものである。
迅速に着脱自在に連結して撮影を行なうことがで
き、且つ接着後においては充分な強度で係合保持
できるようにした内視鏡撮影装置等の着脱機構に
関するものである。
近年、医療面のみならず工業面において、観
察、診断及び鉗子を用いた処理等ができる内視鏡
が広く用いられている。
察、診断及び鉗子を用いた処理等ができる内視鏡
が広く用いられている。
上記観察あるいは診断等の際、被検体、例えば
体腔内患部を観察する内視鏡に撮影装置を連結し
て前記体腔内患部を撮影しておくことは誤診等を
避ける上からも、又比較研究の上からも広く行な
われている。
体腔内患部を観察する内視鏡に撮影装置を連結し
て前記体腔内患部を撮影しておくことは誤診等を
避ける上からも、又比較研究の上からも広く行な
われている。
この内視鏡は、後端部に接眼レンズが配設収容
された接眼部を有する操作部と、この操作部から
前方へ延出され照明光学系及び観察光学系を内設
して例えば体腔内へ挿入され該体腔内像を前記接
眼部の接眼レンズに伝達する挿入部とからなる。
そして、前記撮影装置は、接眼部に着脱自在に連
結される構造となつており、着脱操作の容易なこ
とが望まれている。即ち、この着脱操作が迅速に
できないと、観察際中に撮影を必要とする時、い
わゆるシヤツタチヤンスを逃がす虞れがある。そ
の為、できれば介助者の手を借りることなく術者
自身が内視鏡を支持したまま片手で容易、迅速に
撮影装置を着脱できることが望ましい。
された接眼部を有する操作部と、この操作部から
前方へ延出され照明光学系及び観察光学系を内設
して例えば体腔内へ挿入され該体腔内像を前記接
眼部の接眼レンズに伝達する挿入部とからなる。
そして、前記撮影装置は、接眼部に着脱自在に連
結される構造となつており、着脱操作の容易なこ
とが望まれている。即ち、この着脱操作が迅速に
できないと、観察際中に撮影を必要とする時、い
わゆるシヤツタチヤンスを逃がす虞れがある。そ
の為、できれば介助者の手を借りることなく術者
自身が内視鏡を支持したまま片手で容易、迅速に
撮影装置を着脱できることが望ましい。
この課題を解決するものとして本出願人は実公
昭56−28965号公報記載の内視鏡撮影装置等の着
脱機構を提案している。これは、連結部本体と、
この連結部本体に形成され内視鏡の接眼部を収納
して位置決めする挿入口部と、光軸方向に沿つて
回動するように上記連結部本体に枢着され、一端
部を上記挿入口部内に突没するようにするととも
に、突出したとき上記接眼部の裏面に当接して接
眼部の抜けを阻止する複数の係止片と、この各係
止片を突出方向へ付勢する付勢体と、上記連結部
本体に対して外部から移動操作可能に設けられる
とともに、上記付勢体の付勢力に抗して上記各係
止片を挿入口部内から退避させる操作体とを具備
して構成されている。
昭56−28965号公報記載の内視鏡撮影装置等の着
脱機構を提案している。これは、連結部本体と、
この連結部本体に形成され内視鏡の接眼部を収納
して位置決めする挿入口部と、光軸方向に沿つて
回動するように上記連結部本体に枢着され、一端
部を上記挿入口部内に突没するようにするととも
に、突出したとき上記接眼部の裏面に当接して接
眼部の抜けを阻止する複数の係止片と、この各係
止片を突出方向へ付勢する付勢体と、上記連結部
本体に対して外部から移動操作可能に設けられる
とともに、上記付勢体の付勢力に抗して上記各係
止片を挿入口部内から退避させる操作体とを具備
して構成されている。
しかしながら、前記先行技術では、常時係止片
がばねによつて付勢されたそのばねによる付勢力
に直接逆らう向きに内視鏡接眼部を挿入させるた
め、係合保持する機能を充分維持するには、上記
ばねの付勢力を大きくしなければならないため、
内視鏡接眼部を挿入して装着する際、係止片が接
眼部裏面に強く当たり、接眼部裏面の斜視面が損
傷されることになり、内視鏡自体の商品価値が低
下するのみならず、撮影のため内視鏡を回転させ
た場合等回転角度によつては係合保持する機能が
充分でなくなり、撮影に支障をきたすことにな
る。又上記係止片は挿入口部側部の周方向に沿つ
て多数設けるとこじるような力に対しても内視鏡
を充分な強度で係合保持できるが、実際には、係
止片は少数となり、係合保持する強度が不足する
場合があり、この種の力に対しても充分な強度で
係合保持する着脱機構が久しく望まれていた。
がばねによつて付勢されたそのばねによる付勢力
に直接逆らう向きに内視鏡接眼部を挿入させるた
め、係合保持する機能を充分維持するには、上記
ばねの付勢力を大きくしなければならないため、
内視鏡接眼部を挿入して装着する際、係止片が接
眼部裏面に強く当たり、接眼部裏面の斜視面が損
傷されることになり、内視鏡自体の商品価値が低
下するのみならず、撮影のため内視鏡を回転させ
た場合等回転角度によつては係合保持する機能が
充分でなくなり、撮影に支障をきたすことにな
る。又上記係止片は挿入口部側部の周方向に沿つ
て多数設けるとこじるような力に対しても内視鏡
を充分な強度で係合保持できるが、実際には、係
止片は少数となり、係合保持する強度が不足する
場合があり、この種の力に対しても充分な強度で
係合保持する着脱機構が久しく望まれていた。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもの
で、内視鏡接眼部が挿入して係合保持される挿入
口部側部に、接眼部を押圧保持する係合部を該挿
入口部内側に突出するようにばね部材を用いて形
成し、且つ該ばね部材の端部を一方の周方向に回
動するように付勢された回転環に設けた案内溝に
収容してばね部材の弾性力を規制し、前記ばね部
材の端部を接眼部が装着及び解除される時は解放
状態にし、装置後は固定することにより、容易に
着脱でき、且つ装着後は内視鏡が脱落しないよう
に強固に係合保持できるようにした内視鏡撮影装
置等の着脱機構を提供することを目的とする。
で、内視鏡接眼部が挿入して係合保持される挿入
口部側部に、接眼部を押圧保持する係合部を該挿
入口部内側に突出するようにばね部材を用いて形
成し、且つ該ばね部材の端部を一方の周方向に回
動するように付勢された回転環に設けた案内溝に
収容してばね部材の弾性力を規制し、前記ばね部
材の端部を接眼部が装着及び解除される時は解放
状態にし、装置後は固定することにより、容易に
着脱でき、且つ装着後は内視鏡が脱落しないよう
に強固に係合保持できるようにした内視鏡撮影装
置等の着脱機構を提供することを目的とする。
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明す
る。
る。
第1図ないし第6図は、本発明の一実施例に係
るもので、第1図は、一実施例の構造を有する連
結部を装着された内視鏡と共に示し、第2図は、
第1図のA−A′線で切断した連結部を示し、第
3図は、内視鏡を解放した後の連結部を示し、第
4図は、第3図のB−B′線で断面した連結部を
示し、第5図は、第3図のC−C′線断面図を示
し、第6図は、係合片の形状を示す。
るもので、第1図は、一実施例の構造を有する連
結部を装着された内視鏡と共に示し、第2図は、
第1図のA−A′線で切断した連結部を示し、第
3図は、内視鏡を解放した後の連結部を示し、第
4図は、第3図のB−B′線で断面した連結部を
示し、第5図は、第3図のC−C′線断面図を示
し、第6図は、係合片の形状を示す。
これらの図において、着脱自在で装着される内
視鏡1は、先端に照明及び観察光学系が配設され
た細長の挿入部2と、この挿入部2後端に、その
先端側が接続され、その後端側に接眼レンズ系を
収容する接眼部3を有する操作部とからなり、こ
の接眼部3は、後方にテーパ状に拡開する斜面部
を有する(接眼部)裏面4が形成され、この後端
は強度上肉厚の円板状に形成されている。
視鏡1は、先端に照明及び観察光学系が配設され
た細長の挿入部2と、この挿入部2後端に、その
先端側が接続され、その後端側に接眼レンズ系を
収容する接眼部3を有する操作部とからなり、こ
の接眼部3は、後方にテーパ状に拡開する斜面部
を有する(接眼部)裏面4が形成され、この後端
は強度上肉厚の円板状に形成されている。
一方、略パイプ形状の連結部本体5には、一実
施例の着脱機構が設けてあり、図示しない後端側
(第1図及び第3図において右側)の開口部に撮
影装置が一体又は別体で装着されるようになつて
おり、前端側の開口部に上記内視鏡接眼部3を挿
入収容して位置決めする挿入口部6が形成されて
いる。
施例の着脱機構が設けてあり、図示しない後端側
(第1図及び第3図において右側)の開口部に撮
影装置が一体又は別体で装着されるようになつて
おり、前端側の開口部に上記内視鏡接眼部3を挿
入収容して位置決めする挿入口部6が形成されて
いる。
この挿入口部6は、上記内視鏡接眼部3後端の
外径に見合う口径に形成されている。つまり、接
眼部3の最終挿入位置に対応する箇所は、密着す
るように接眼部3の外径に合わせてあり、又入口
側は、接眼部3を挿入しやすくなるようにテーパ
状に拡げてある。さらに上記最終挿入位置に対応
して挿入口部6内には、接眼部3の周端に当接し
て係止する突縁部7が設けられている。
外径に見合う口径に形成されている。つまり、接
眼部3の最終挿入位置に対応する箇所は、密着す
るように接眼部3の外径に合わせてあり、又入口
側は、接眼部3を挿入しやすくなるようにテーパ
状に拡げてある。さらに上記最終挿入位置に対応
して挿入口部6内には、接眼部3の周端に当接し
て係止する突縁部7が設けられている。
上記連結部本体5は、同心となるパイプ状の外
筒8と挿入口部6前端で折返すように連結して一
体(又は別体でも良い)物とされ、前記突縁部7
外周部分の外筒8は周に沿つて環状に切欠かれ、
この切欠きに挿入した内壁面が連結部本体5の外
周に当接し、その外周部に設けたつば部が前記切
欠きの前後両側の外筒8に嵌合して回動自在とな
る肉厚の回転環9が設けられている。この回転環
9の後部側周に沿つた連結部本体5と外筒8間の
空隙部には、第5図に示すように引き伸ばされた
引張ばね10が、一端を連結部本体5に、他端を
前記回転環9に固程され、常時回転環9に時計方
向に回動する付勢力を与えるようにしてある。上
記ばね10は、必要に応じ、二個以上設けること
もできる。
筒8と挿入口部6前端で折返すように連結して一
体(又は別体でも良い)物とされ、前記突縁部7
外周部分の外筒8は周に沿つて環状に切欠かれ、
この切欠きに挿入した内壁面が連結部本体5の外
周に当接し、その外周部に設けたつば部が前記切
欠きの前後両側の外筒8に嵌合して回動自在とな
る肉厚の回転環9が設けられている。この回転環
9の後部側周に沿つた連結部本体5と外筒8間の
空隙部には、第5図に示すように引き伸ばされた
引張ばね10が、一端を連結部本体5に、他端を
前記回転環9に固程され、常時回転環9に時計方
向に回動する付勢力を与えるようにしてある。上
記ばね10は、必要に応じ、二個以上設けること
もできる。
一方、前記挿入口部6の側周の適当な単数又は
複数箇所(図示では上部及び下部二箇所)にそれ
ぞれ孔が形成され、各係合片11を形成する各板
ばね12の略中央に取付けられた係合部となる半
球状のロツクボール13が常時各孔から挿入口部
6内側に突出するように固定されている。上記各
係合片11は、板ばね12の略中央に内視鏡接眼
部3と当接して係合するロツクボール13をねじ
等で固定して突設し、一方の端部に近い板ばね1
2部分を斜面部を有するように折曲してその一方
の端部に案内ボール14が固着して突設されてい
る。
複数箇所(図示では上部及び下部二箇所)にそれ
ぞれ孔が形成され、各係合片11を形成する各板
ばね12の略中央に取付けられた係合部となる半
球状のロツクボール13が常時各孔から挿入口部
6内側に突出するように固定されている。上記各
係合片11は、板ばね12の略中央に内視鏡接眼
部3と当接して係合するロツクボール13をねじ
等で固定して突設し、一方の端部に近い板ばね1
2部分を斜面部を有するように折曲してその一方
の端部に案内ボール14が固着して突設されてい
る。
上記各係合片11は、前記回転環9前端側に形
成された空隙部内に収容され、各係合片11の他
端は各孔の周囲の連結部本体5にねじ等で固定さ
れ、案内ボール14取付けられた端部は、回転環
9の前端面に形成された各案内溝15内に収容さ
れている。
成された空隙部内に収容され、各係合片11の他
端は各孔の周囲の連結部本体5にねじ等で固定さ
れ、案内ボール14取付けられた端部は、回転環
9の前端面に形成された各案内溝15内に収容さ
れている。
上記各案内溝15は、第2図又は第4図に示す
ように収容された案内ボール14が、光軸からの
距離の増大する径方向に移動できる垂直状溝部1
5Aと、この垂直状溝部15Aの最大距離となる
部分から反時計方向にその距離を保ち、その後反
時計方向の回動と共に、次第にその距離が小さく
なる斜面状溝部15Bと、この最小距離の部分を
周方向に少し延出した溝部とよりなる。
ように収容された案内ボール14が、光軸からの
距離の増大する径方向に移動できる垂直状溝部1
5Aと、この垂直状溝部15Aの最大距離となる
部分から反時計方向にその距離を保ち、その後反
時計方向の回動と共に、次第にその距離が小さく
なる斜面状溝部15Bと、この最小距離の部分を
周方向に少し延出した溝部とよりなる。
しかして上記係合片11の端部に固着された案
内ボール14は、内視鏡接眼部3が装着されない
状態においては、第3図又は第4図に示すように
垂直溝部15A内に収容され、この状態において
ロツクボール13は、板ばね12の弾性力によつ
て孔から常時、挿入口部6内側に突出するように
付勢されている。そしてこのロツクボール13
は、内視鏡接眼部3が挿入される際等の押圧力に
よつて、前記板ばね12による弾性力に抗して挿
入口部6外側に退避するようにされ、これに伴つ
て板ばね12の端部の案内ボール14は、垂直溝
部15A内を光軸からの距離の増大する方向、つ
まり第4図の矢符で示す方向に移動するように構
成されている。
内ボール14は、内視鏡接眼部3が装着されない
状態においては、第3図又は第4図に示すように
垂直溝部15A内に収容され、この状態において
ロツクボール13は、板ばね12の弾性力によつ
て孔から常時、挿入口部6内側に突出するように
付勢されている。そしてこのロツクボール13
は、内視鏡接眼部3が挿入される際等の押圧力に
よつて、前記板ばね12による弾性力に抗して挿
入口部6外側に退避するようにされ、これに伴つ
て板ばね12の端部の案内ボール14は、垂直溝
部15A内を光軸からの距離の増大する方向、つ
まり第4図の矢符で示す方向に移動するように構
成されている。
この実施例においては、内視鏡接眼部3が容易
に着脱できるようにしてある点と、接眼部3が挿
入口部6に挿入して装着される際、及び回転環9
を回転して解放する際に、板ばね12の一方の端
部を略解放状態にして該板ばね12の弾性力を比
較的弱くして装着及び解放を容易にし、且つ装着
後は該板ばね12の一端を略固定して着装された
内視鏡接眼部3を強固に係合保持するようにして
ある点が特徴となつている。
に着脱できるようにしてある点と、接眼部3が挿
入口部6に挿入して装着される際、及び回転環9
を回転して解放する際に、板ばね12の一方の端
部を略解放状態にして該板ばね12の弾性力を比
較的弱くして装着及び解放を容易にし、且つ装着
後は該板ばね12の一端を略固定して着装された
内視鏡接眼部3を強固に係合保持するようにして
ある点が特徴となつている。
このように構成された一実施例の動作は、次の
ようになる。
ようになる。
内視鏡接眼部3が挿入される前の状態は、第3
図及び第4図に示すように、各係合部11のロツ
クボール13は挿入口部6側周に設けられた各孔
から、挿入口部6内側に突出し、案内ボール14
は、垂直状溝部15Aの挿入口部6側端部に位置
している。従つて内視鏡接眼部3が挿入される
と、接眼部3後端外周と当接してその押圧力によ
り各ロツクボール13は、板ばね12の付勢力に
抗して挿入口部6の外側に退避し、これを共に各
案内ボール14は、垂直状溝部15Aを外側に矢
符に示すように移行する。各案内ボール14が垂
直状溝部15Aで最も外側となる部分に移行する
と、回転環9は、引張ばね10の弾性力によつ
て、矢符Dに示すように時計方向に回動される。
そして内視鏡接眼部3がさらに挿入されると、前
記ロツクボール13は、接眼部3のテーパ状裏面
4と当接し、接眼部3後端面が突縁部7に当接す
るかその直前においてロツクボール13は接眼部
裏面4を板ばね12の弾性力によつて押圧して接
眼部3後端を突縁部7に当接させると共に、ロツ
クボール13は接眼部3の裏面4と当接して挿入
口部6側に突出し、一方案内ボール14は、斜面
状溝部15Bに引張ばね10と板ばね12による
弾性力によつて、挿入口部6側に最も近接する案
内溝15端部に位置する。この状態は、第1図及
び第2図に示すものとなり、この場合案内ボール
14は、径方向に移動できないように規制されて
いるので、板ばね12による付勢力は充分強固な
ものとなり、内視鏡接眼部3は強固に固定される
ことになる。
図及び第4図に示すように、各係合部11のロツ
クボール13は挿入口部6側周に設けられた各孔
から、挿入口部6内側に突出し、案内ボール14
は、垂直状溝部15Aの挿入口部6側端部に位置
している。従つて内視鏡接眼部3が挿入される
と、接眼部3後端外周と当接してその押圧力によ
り各ロツクボール13は、板ばね12の付勢力に
抗して挿入口部6の外側に退避し、これを共に各
案内ボール14は、垂直状溝部15Aを外側に矢
符に示すように移行する。各案内ボール14が垂
直状溝部15Aで最も外側となる部分に移行する
と、回転環9は、引張ばね10の弾性力によつ
て、矢符Dに示すように時計方向に回動される。
そして内視鏡接眼部3がさらに挿入されると、前
記ロツクボール13は、接眼部3のテーパ状裏面
4と当接し、接眼部3後端面が突縁部7に当接す
るかその直前においてロツクボール13は接眼部
裏面4を板ばね12の弾性力によつて押圧して接
眼部3後端を突縁部7に当接させると共に、ロツ
クボール13は接眼部3の裏面4と当接して挿入
口部6側に突出し、一方案内ボール14は、斜面
状溝部15Bに引張ばね10と板ばね12による
弾性力によつて、挿入口部6側に最も近接する案
内溝15端部に位置する。この状態は、第1図及
び第2図に示すものとなり、この場合案内ボール
14は、径方向に移動できないように規制されて
いるので、板ばね12による付勢力は充分強固な
ものとなり、内視鏡接眼部3は強固に固定される
ことになる。
一方、写真撮影後において装着された内視鏡接
眼部3を取りはずすには、第2図の矢符Eで示す
ように回転環9を反時計方向に回動すると、案内
ボール14は、垂直状溝部15Aの光軸から最大
距離の位置に案内移動し、その後板ばね12の弾
性力によつて内側に移動する。この状態において
は、板ばね12の案内ボール14が固着された端
部側は径方向へ移動可能とされているので、板ば
ね12による接眼部3を押圧する力は比較的小さ
く、内視鏡接眼部3を引ひ抜くように力を加える
と、容易にロツクボール13を外側に退避させ
て、接眼部3を解放することができる。
眼部3を取りはずすには、第2図の矢符Eで示す
ように回転環9を反時計方向に回動すると、案内
ボール14は、垂直状溝部15Aの光軸から最大
距離の位置に案内移動し、その後板ばね12の弾
性力によつて内側に移動する。この状態において
は、板ばね12の案内ボール14が固着された端
部側は径方向へ移動可能とされているので、板ば
ね12による接眼部3を押圧する力は比較的小さ
く、内視鏡接眼部3を引ひ抜くように力を加える
と、容易にロツクボール13を外側に退避させ
て、接眼部3を解放することができる。
尚、以上述べた一実施例において、係合片11
に突設したロツクボール13は、半球状の形状に
限らず、接眼部裏面4と当接する部分が略同一形
状で接眼部3が挿入される際当接する部分が押圧
により外側に退避する形状であれば、殆んど同一
の機能をするものであり、又当接する部分が孤面
状その他の形状でも充分係合保持する機能を有す
るようにできる。
に突設したロツクボール13は、半球状の形状に
限らず、接眼部裏面4と当接する部分が略同一形
状で接眼部3が挿入される際当接する部分が押圧
により外側に退避する形状であれば、殆んど同一
の機能をするものであり、又当接する部分が孤面
状その他の形状でも充分係合保持する機能を有す
るようにできる。
又、係合片11の端部に突設した案内ボール1
4は、案内溝15内をスムーズに案内移動できる
ものであれば良く、丸みを有する形状のものであ
れば充分その機能を果たすものである。
4は、案内溝15内をスムーズに案内移動できる
ものであれば良く、丸みを有する形状のものであ
れば充分その機能を果たすものである。
以上述べたように本発明によれば、着脱自在に
内視鏡接眼部が挿入される挿入口部の側周に内視
鏡接眼部の斜面状裏面と当接して内視鏡を係合保
持する係合部をばね部材を用いて突設し、且つ該
ばね部材の端部を案内溝内に収容して弾性力を可
変制御しているので、容易且つ迅速に着脱ができ
ると共に、装着後は内視鏡接眼部を強固に係合保
持できるという効果がある。
内視鏡接眼部が挿入される挿入口部の側周に内視
鏡接眼部の斜面状裏面と当接して内視鏡を係合保
持する係合部をばね部材を用いて突設し、且つ該
ばね部材の端部を案内溝内に収容して弾性力を可
変制御しているので、容易且つ迅速に着脱ができ
ると共に、装着後は内視鏡接眼部を強固に係合保
持できるという効果がある。
第1図ないし第6図は、本発明の一実施例に係
り、第1図は、一実施例の構造を有する連結部を
装着された内視鏡と共に示す一部切欠き断面図、
第2図は、第1図のA−A′線で切断した連結部
を示す断面図、第3図は、連結部を解放された内
視鏡と共に示す一部切欠き断面図、第4図は、第
3図のB−B′線断面図、第5図は、第3図のC
−C′線断面図、第6図は、係合片の形状を示す斜
視図である。 1……内視鏡、3……接眼部、4……裏面、5
……連結部本体、6……挿入口部、7……突縁
部、9……回転環、10……ばね、11……係合
片、12……板ばね、13……ロツクボール、1
4……案内ボール、15……案内溝。
り、第1図は、一実施例の構造を有する連結部を
装着された内視鏡と共に示す一部切欠き断面図、
第2図は、第1図のA−A′線で切断した連結部
を示す断面図、第3図は、連結部を解放された内
視鏡と共に示す一部切欠き断面図、第4図は、第
3図のB−B′線断面図、第5図は、第3図のC
−C′線断面図、第6図は、係合片の形状を示す斜
視図である。 1……内視鏡、3……接眼部、4……裏面、5
……連結部本体、6……挿入口部、7……突縁
部、9……回転環、10……ばね、11……係合
片、12……板ばね、13……ロツクボール、1
4……案内ボール、15……案内溝。
Claims (1)
- 1 着脱自在で内視鏡接眼部が挿入して位置決め
される挿入口部側部に、内視鏡接眼部の斜面状裏
面と当接する係合部を、ばね部材により挿入口部
内側に突出するように設け、且つ該ばね部材の端
部を、周方向の一方に回動付勢された回転環に形
成され径方向及び斜面状の連続した溝部からなる
案内溝に収納し、未装着時には前記ばね部材の端
部は外側径方向へ退避自在に径方向の案内溝に位
置して該ばね部材の弾性力を弱くし、他方装着時
には前記回転環が付勢力により一方向に回動され
て前記ばね部材の端部は斜面状の案内溝に位置し
て該ばね部材の弾性力を強くするようにしたこと
を特徴とする内視鏡撮影装置等の着脱機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56205034A JPS58105222A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 内視鏡撮影装置等の着脱機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56205034A JPS58105222A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 内視鏡撮影装置等の着脱機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58105222A JPS58105222A (ja) | 1983-06-23 |
JPH0152727B2 true JPH0152727B2 (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=16500340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56205034A Granted JPS58105222A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 内視鏡撮影装置等の着脱機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58105222A (ja) |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP56205034A patent/JPS58105222A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58105222A (ja) | 1983-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6138449B2 (ja) | ||
US4727859A (en) | Right angle detachable prism assembly for borescope | |
US4182558A (en) | Camera mounting device for an endoscope | |
CN115087410A (zh) | 轴承构造以及具备轴承构造的包覆单元 | |
JPH0152727B2 (ja) | ||
JPS6365128B2 (ja) | ||
JPS61183615A (ja) | 内視鏡用插入補助具の保持装置 | |
JPS6120567Y2 (ja) | ||
JPS6226732Y2 (ja) | ||
JPS6356523B2 (ja) | ||
JPH075635A (ja) | フィルムカセット | |
JP3542629B2 (ja) | フイルムカセット | |
JPH026412Y2 (ja) | ||
JPH0128488Y2 (ja) | ||
JPH0577044B2 (ja) | ||
JPS58105219A (ja) | 内視鏡撮影装置等の着脱機構 | |
JPS58105223A (ja) | 内視鏡撮影装置等の着脱機構 | |
JP3367191B2 (ja) | レンズのアクセサリ着脱機構 | |
JPH0353831B2 (ja) | ||
JPS629884B2 (ja) | ||
KR920004625Y1 (ko) | 캠코더용 내시경 촬영 어댑터장치 | |
JP4151098B2 (ja) | レンズ用アクセサリ | |
US20220400935A1 (en) | Endoscope eyepiece grasping mechanism and endoscope camera head with endoscope eyepiece grasping mechanism | |
JP3180453B2 (ja) | 内視鏡の接眼部 | |
JPH0248809Y2 (ja) |