JP3542629B2 - フイルムカセット - Google Patents
フイルムカセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3542629B2 JP3542629B2 JP05068194A JP5068194A JP3542629B2 JP 3542629 B2 JP3542629 B2 JP 3542629B2 JP 05068194 A JP05068194 A JP 05068194A JP 5068194 A JP5068194 A JP 5068194A JP 3542629 B2 JP3542629 B2 JP 3542629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- film
- locking means
- light shielding
- teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/28—Locating light-sensitive material within camera
- G03B17/30—Locating spools or other rotatable holders of coiled film
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/261—Details of spools
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/265—Details of light-proofing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/266—Thrust-type cartridges
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は写真の分野に関し、更に詳しくは、その回りにフイルムストリップが巻回されたフイルムスプールを具備するフイルムカセットに関する。
さらに本発明は、フイルムスプールの回転をロックするスプールを有し且つフイルムのカセット内部への出入りを許容する光遮蔽ドアを具備するフイルムカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
1992年5月19日に発行された米国特許第5,115,268号に開示されているフイルムカセットは、フイルム出入り通路を介して周囲の光が流入するのを防止する光拘束プラッシュと、フイルム巻取及びフイルム反巻取方向に回転可能に支持されたフイルムスプールと、スプールを保持・開放するためにスプールに係合し且つスプールから離脱するように移動可能に支持されたロック爪とを有する。スプールは共通軸のラチット輪及び非対称な形状を有する歯車を有する。ロック爪は、一端でもって枢動可能に取り付けられ且つ反対端に非対称な形状の止め部を有する剛性のあるビーム部材であることは明らかである。ロック爪の湾曲スプリングアーム部は止め部を有する剛性ビームの端部から延びており、隣接する2つの歯の間へ止め部をバイアスさせてスプールを保持している。隣接する2つの歯の間から止め部を除去するために、ロック爪の係合解放部が剛性のビーム部材をスプリングアーム部による反対方向への付勢に抗して枢動回転させる。そして係合解放部は突出部をラチェト輪から離した状態に維持するために回転位置に保持される。係合開放部が解放された時、スプリングアーム部は自由に剛性ビーム部材を枢動し、突出部をスプール再保持のために隣接する2つの歯の間へ戻す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の米国特許第5,115,268号において、ロック手段のビーム部材は明らかに剛性であり、ラチェット輪の歯及びビーム部材の突出部は非対称の形状でありフイルム反巻取方向へのスプールの強制的な回転動作はビーム部材をおそらくふらつかせることとなるであろう。
【0004】
また、この米国特許第5,115,268号特許では、フイルムカセットはフイルムスプールが反巻取方向に回転した時先端の突出していないフイルム先端部がカセット内部から外部へ前進することを可能ならしめる。しかしながら、フイルム先端部が光拘束プラッシュに対してつぶされる可能性があり、このような場合はフイルム先端部はカセット内部から外部へ前進することができない。更に、フイルム先端部がカセットの内部へ数回出入りする場合は、光拘束手段としての有効性を失う原因となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、本発明によれば、周囲の光がカセット内部へ流入するのを防止する光遮蔽手段と、回転可能に支持されたフイルムスプールと、該スプールを保持するために該スプールに係合し、且つ該スプールを解放するために該スプールから離脱するように移動可能に支持されたロック手段とを含んで成るフイルムカセットにおいて、
前記光遮蔽手段は周囲の光がカセット内部に流入するのを防止するように閉鎖動作を行い、且つ解放動作を行うと共に、前記光遮蔽手段の閉鎖動作に応答して前記ロック手段を前記スプールに係合するように移動させるカム手段を具備し、前記ロック手段は、一時的に変形する弾性手段を具備し、ロック手段が前記カム手段によって前記スプールに係合するように移動されるのを防止し、前記光遮蔽手段が強制的に閉鎖され、もって前記光遮蔽手段はロック手段が阻害された場合でも閉塞可能であることを特徴とするフィルムカセットが提供される。
【0006】
請求項2によると、前記スプールはフイルム巻取方向及び反巻取方向に回転可能であり、前記弾性手段は一時的に変形する一体的な手段からなり、ロック手段が前記カム手段によって前記スプールに係合するように移動されるのを防止し、前記光遮蔽手段が強制的に閉鎖され、もって前記光遮蔽手段はロック手段が阻害された場合でも閉塞可能であることを特徴とする。
【0007】
請求項3によると、前記光遮蔽手段は第1枢動軸の回りに解放及び閉鎖移動するように枢動可能に取り付けられ、且つ前記ロック手段は前記第1枢動軸とほぼ平行な第2枢動軸の回りに前記スプールに対し係合・離脱移動をするように枢着されていることを特徴とする。
請求項4によると、前記ロック手段は、前記スプールに係合する対称形状の突出部を有し、且つ該スプールは、それぞれ連続する歯を備えた歯付周囲部を有し、これらの歯は対称形状に形成されていて、前記スプールがフイルム反巻取方向及びフイルム巻取方向に回転する際、前記突出部を隣接する2つの歯の間に受け入れ、且つ前記突出部をこれらの2つの歯の間から放出するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
【実施例】
本発明はフイルムカセットにおいて好適に実施したものを示している。フイルムカセットの特徴は良く知られているため、以下の説明では、特に開示した実施例を直接構成し又は協働する要素のみについて指摘する。しかしながら、他の要素は当業者に知られている種々の形態を採りうるものと理解すべきである。
【0009】
図面において、図1〜図3はフイルムカセット1を示し、フイルム出入口5を有するカセットシェルないしハウジング3と、このフイルム出入口からカセット内部へ周囲の光が流入するのを防止する光遮蔽ドア7と、カセットシェル内部にてフイルム反巻取及び巻取方向Wに回転可能に支持されたフイルムスプール9と、スプールの回転を阻止するために該スプールを保持ないし維持するロック装置11とを含む。
【0010】
フイルムスプール9は、それぞれの中間スペースによって区画された連続的な歯15から成る歯付周囲部を備えたスプールコアないしハブ13を有する。歯15は個々に同一かつ対称な(非対称でない)形状を有する。図1参照のこと。
ロック装置11は単一片部材であり、第1スプリングアーム19、この第1スプリングアームよりも一層複雑な形状の第2スプリングアーム21、及びこの第2スプリングアームの比較的剛性のある支持延長部22から成る。第1スプリングアーム19と第2スプリングアームの比較的剛性のある支持延長部22とは共通のベース23に概ね収斂している。ロック装置11は軸ピン25又はボール・ソケット(図示せず)のまわりに枢動可能にベース23にて支持されている。2つのスプリングアーム19及び21は圧縮応力による変形の後そのサイズ及び形状を回復することができる。第1スプリングアーム19は自由端27、及びこの自由端とベース23との間に位置するカム追随面29を有する。第2スプリングアーム21は角度を形成する2つの辺33及び35を有する自由端31を有し、その比較的剛性のある支持延長部22はその自由端とベース23との間に位置する対称形状の突出部37を有する。
【0011】
角度を形成する2つの辺41及び43を有する規制突起部39はカセットシェル3の内部に固定されている。図1及び図2に示すように、規制突起部39の角度を形成する辺41は第2スプリング脚21の自由端31の角度を形成する辺35に接触するようにされており、比較的剛性のある支持延長部22の突出部37を歯15の隣接する2つの歯の間の中間スペース17の何れかの中に保持する。これはフイルムの反巻取及び巻取方向U及びWにスプール9が回転すのを実質上防止するためにスプールコア13を保持ないし維持することにより行われる。しかしながら、図3に示すように、フイルムスプール9はフイルム反巻取及び巻取方向U及びWに強制的に回転されることが可能であり、その間に突出部37が位置する2つの隣接する歯15の何れか一方がその突出部をこれらの2つの歯を分離している特定のスペース17から放出するようにしている。
【0012】
光遮蔽ドア7は、軸ピン45のまわりを閉鎖方向に移動可能に支持されており、周囲の光がフイルム出入口5を介してカセット内部へ流入するのを防止し、且つフイルムのカセットの内部への出入りを許容するように同ピンのまわりに開方向へ移動可能に支持されている。ドア7の軸ピン45はロック装置11の軸ピン25と並行に延びている。共軸のカム47はドア7と一体的に形成されており、図3及び図1に見られるようにドアが閉じられ、ロック装置11を枢動する際、第1スプリングアーム19のカム追随面29を押圧するカム面49を有する。これは、通常は、第2スプリングアーム21の自由端31が規制突起部39を乗り越え自由端の角度部の辺33をこの規制突起部39の角度辺43から離し、自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41に接触するようにもたらすこととなる。同時に、比較的剛性のある延長部22の突出部37は隣接する2つの歯15の間のスペース17の何れか1つに位置することとなる。
【0013】
光遮蔽ドア7には、ドアが図1に示すように閉じられたときに、カセットシェルの内側に固定された対応の突起55及び57を受け入れ、ドアを閉じた状態に解除可能に保持するためのノッチ51及び53がそれぞれ設けられている。ドア7を押し開くと、ノッチと突起との係合状態を解削する。或いは、他の突起手段を設けてもよい。
【0014】
図1及び図2から始まって、光遮蔽ドア7が開放位置にあるとき、そのカム面49は第1スプリング脚19のカム追随面29から外れる。しかしながら、第2スプリング脚21は比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37を2つの隣接する歯15の間のスペース17の何れか1つに保持し続ける。というのは、第2スプリング脚の自由端31の角度部の辺35は規制突起部39の角度部の辺41に接触しているからである。このようにして、ロック装置11は図2に示す位置に止まる。
【0015】
その後図3に示すように、フイルムスプール9が反巻取方向Uに回転すると、その間に比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37が位置している2つの歯15の何れか一方がこれらの2つの歯を分離している特定のスペース17から突出部を放出する。即ち、第2スプリング脚21の自由端31は規制突起部39を乗り越え、従って自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41から離れ、且つ自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43に接触するようにもたらす。このようにして、ロック装置11は図2及び図3に見られるように、枢動する。
【0016】
フイルムスプール9が反巻取方向Uに回転するが、ドア7が閉じられている場合は、その間に比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37が位置している2つの歯15の何れか一方が、これらの2つの歯を分離している特定のスペース17から突出部を放出する。(これは、第1スプリング脚19の形状によって可能になる)。従って、第2スプリング脚21の自由端31は規制突起部39を乗り越え、従って自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41から離れ、且つ自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43に接触するようにもたらす。しかしながら、ロック装置11はドア7が開放されているときは、図3に示すようにドアのカム面49が第1スプリング脚19のカム追随面29に対して接触し続けているので、自由に枢動することが出来ない。そこで、フイルムスプール9が回転を続ける際に、第1スプリング脚19の弾性によって比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37を次の有効なスペース17に戻し、その結果第2スプリング脚21の自由端31を規制突起部39を越えて戻ることとなる。その結果、ロック装置11のみならず、ドア7もふらつくことはなくなり、開放位置に押しやられることもない。
【0017】
ドア7が閉じられている時、そのカム面49は第1スプリング脚19のカム追随面29を押圧し、図3及び図1に見られるようにロック装置11を枢動させる。これは、通常、第2スプリング脚21の自由端31をして規制突起部39を乗り越えさせ、従って自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43から離し、且つ自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41に接触するようにもたらす。同時に、比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37は歯15の隣接する2つの歯の間のスペース17の何れか1つに位置する。
【0018】
ドア7が閉じられているが、比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37の先端が歯15の何れか1つの先端に接合している場合は、規制突起部39を乗り越えることが出来ない。従ってロック装置11は図1に示すように枢動することは出来ない。しかしながら、ドア7は第1スプリング脚19によってロック装置をふらつかせることなく、閉鎖位置に強制されている。そして、フイルムスプール9が巻取方向Wに回転することにより比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37がスペース17の1つに受け入れられるのを可能にする。同時に、第2スプリング脚21の自由端31は規制突起部39を乗り越え、従って、自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43から離し、且つ自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41に接触するようにもたらす。このようにして、ロック装置11は図3及び図1に見られるように枢動する。
【0019】
以上、本発明の添付図面を参照して実施例について詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の精神ないし範囲内において種々の形態、変形、修正等が可能であることに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例にかかるスプールロック手段及び光遮蔽ドアを具備したフイルムカセットの断面図であって、ロック位置におけるドア閉鎖及びスプールロック状態を示す。
【図2】図1と類似の図であり、ロック位置におけるドア開放及びスプールロック状態を示す。
【図3】図1と類似の図であり、非ロック位置におけるドア開放及びスプールロック状態を示す。
【符号の説明】
1…フイルムカセット
3…カセットシェル
5…フイルム出入口
7…光遮蔽ドア
9…フイルムスプール
11…ロック装置
13…スプールコア
15…歯
17…中間スペース
19…第1スプリングアーム
21…第2スプリングアーム
22…比較的剛性のある支持・延長部
23…スプリングアームのベース
25…軸ピン
27…第1スプリングアームの自由端
29…カム追随面
31…第1スプリングアームの自由端
33…自由端31の角度部の辺
35…自由端31の角度部の辺
37…突出部
39…規制突起部
41…規制突起部の角度部の辺
43…規制突起部の角度部の辺
45…軸ピン
47…共軸ピン
49…カム面
51…ドアのノッチ
53…ドアのノッチ
55…カセットシェルからの突起
57…カセットシェルからの突起
U…フイルム反巻取方向
W…フイルム巻取方向
【産業上の利用分野】
本発明は写真の分野に関し、更に詳しくは、その回りにフイルムストリップが巻回されたフイルムスプールを具備するフイルムカセットに関する。
さらに本発明は、フイルムスプールの回転をロックするスプールを有し且つフイルムのカセット内部への出入りを許容する光遮蔽ドアを具備するフイルムカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
1992年5月19日に発行された米国特許第5,115,268号に開示されているフイルムカセットは、フイルム出入り通路を介して周囲の光が流入するのを防止する光拘束プラッシュと、フイルム巻取及びフイルム反巻取方向に回転可能に支持されたフイルムスプールと、スプールを保持・開放するためにスプールに係合し且つスプールから離脱するように移動可能に支持されたロック爪とを有する。スプールは共通軸のラチット輪及び非対称な形状を有する歯車を有する。ロック爪は、一端でもって枢動可能に取り付けられ且つ反対端に非対称な形状の止め部を有する剛性のあるビーム部材であることは明らかである。ロック爪の湾曲スプリングアーム部は止め部を有する剛性ビームの端部から延びており、隣接する2つの歯の間へ止め部をバイアスさせてスプールを保持している。隣接する2つの歯の間から止め部を除去するために、ロック爪の係合解放部が剛性のビーム部材をスプリングアーム部による反対方向への付勢に抗して枢動回転させる。そして係合解放部は突出部をラチェト輪から離した状態に維持するために回転位置に保持される。係合開放部が解放された時、スプリングアーム部は自由に剛性ビーム部材を枢動し、突出部をスプール再保持のために隣接する2つの歯の間へ戻す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の米国特許第5,115,268号において、ロック手段のビーム部材は明らかに剛性であり、ラチェット輪の歯及びビーム部材の突出部は非対称の形状でありフイルム反巻取方向へのスプールの強制的な回転動作はビーム部材をおそらくふらつかせることとなるであろう。
【0004】
また、この米国特許第5,115,268号特許では、フイルムカセットはフイルムスプールが反巻取方向に回転した時先端の突出していないフイルム先端部がカセット内部から外部へ前進することを可能ならしめる。しかしながら、フイルム先端部が光拘束プラッシュに対してつぶされる可能性があり、このような場合はフイルム先端部はカセット内部から外部へ前進することができない。更に、フイルム先端部がカセットの内部へ数回出入りする場合は、光拘束手段としての有効性を失う原因となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、本発明によれば、周囲の光がカセット内部へ流入するのを防止する光遮蔽手段と、回転可能に支持されたフイルムスプールと、該スプールを保持するために該スプールに係合し、且つ該スプールを解放するために該スプールから離脱するように移動可能に支持されたロック手段とを含んで成るフイルムカセットにおいて、
前記光遮蔽手段は周囲の光がカセット内部に流入するのを防止するように閉鎖動作を行い、且つ解放動作を行うと共に、前記光遮蔽手段の閉鎖動作に応答して前記ロック手段を前記スプールに係合するように移動させるカム手段を具備し、前記ロック手段は、一時的に変形する弾性手段を具備し、ロック手段が前記カム手段によって前記スプールに係合するように移動されるのを防止し、前記光遮蔽手段が強制的に閉鎖され、もって前記光遮蔽手段はロック手段が阻害された場合でも閉塞可能であることを特徴とするフィルムカセットが提供される。
【0006】
請求項2によると、前記スプールはフイルム巻取方向及び反巻取方向に回転可能であり、前記弾性手段は一時的に変形する一体的な手段からなり、ロック手段が前記カム手段によって前記スプールに係合するように移動されるのを防止し、前記光遮蔽手段が強制的に閉鎖され、もって前記光遮蔽手段はロック手段が阻害された場合でも閉塞可能であることを特徴とする。
【0007】
請求項3によると、前記光遮蔽手段は第1枢動軸の回りに解放及び閉鎖移動するように枢動可能に取り付けられ、且つ前記ロック手段は前記第1枢動軸とほぼ平行な第2枢動軸の回りに前記スプールに対し係合・離脱移動をするように枢着されていることを特徴とする。
請求項4によると、前記ロック手段は、前記スプールに係合する対称形状の突出部を有し、且つ該スプールは、それぞれ連続する歯を備えた歯付周囲部を有し、これらの歯は対称形状に形成されていて、前記スプールがフイルム反巻取方向及びフイルム巻取方向に回転する際、前記突出部を隣接する2つの歯の間に受け入れ、且つ前記突出部をこれらの2つの歯の間から放出するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
【実施例】
本発明はフイルムカセットにおいて好適に実施したものを示している。フイルムカセットの特徴は良く知られているため、以下の説明では、特に開示した実施例を直接構成し又は協働する要素のみについて指摘する。しかしながら、他の要素は当業者に知られている種々の形態を採りうるものと理解すべきである。
【0009】
図面において、図1〜図3はフイルムカセット1を示し、フイルム出入口5を有するカセットシェルないしハウジング3と、このフイルム出入口からカセット内部へ周囲の光が流入するのを防止する光遮蔽ドア7と、カセットシェル内部にてフイルム反巻取及び巻取方向Wに回転可能に支持されたフイルムスプール9と、スプールの回転を阻止するために該スプールを保持ないし維持するロック装置11とを含む。
【0010】
フイルムスプール9は、それぞれの中間スペースによって区画された連続的な歯15から成る歯付周囲部を備えたスプールコアないしハブ13を有する。歯15は個々に同一かつ対称な(非対称でない)形状を有する。図1参照のこと。
ロック装置11は単一片部材であり、第1スプリングアーム19、この第1スプリングアームよりも一層複雑な形状の第2スプリングアーム21、及びこの第2スプリングアームの比較的剛性のある支持延長部22から成る。第1スプリングアーム19と第2スプリングアームの比較的剛性のある支持延長部22とは共通のベース23に概ね収斂している。ロック装置11は軸ピン25又はボール・ソケット(図示せず)のまわりに枢動可能にベース23にて支持されている。2つのスプリングアーム19及び21は圧縮応力による変形の後そのサイズ及び形状を回復することができる。第1スプリングアーム19は自由端27、及びこの自由端とベース23との間に位置するカム追随面29を有する。第2スプリングアーム21は角度を形成する2つの辺33及び35を有する自由端31を有し、その比較的剛性のある支持延長部22はその自由端とベース23との間に位置する対称形状の突出部37を有する。
【0011】
角度を形成する2つの辺41及び43を有する規制突起部39はカセットシェル3の内部に固定されている。図1及び図2に示すように、規制突起部39の角度を形成する辺41は第2スプリング脚21の自由端31の角度を形成する辺35に接触するようにされており、比較的剛性のある支持延長部22の突出部37を歯15の隣接する2つの歯の間の中間スペース17の何れかの中に保持する。これはフイルムの反巻取及び巻取方向U及びWにスプール9が回転すのを実質上防止するためにスプールコア13を保持ないし維持することにより行われる。しかしながら、図3に示すように、フイルムスプール9はフイルム反巻取及び巻取方向U及びWに強制的に回転されることが可能であり、その間に突出部37が位置する2つの隣接する歯15の何れか一方がその突出部をこれらの2つの歯を分離している特定のスペース17から放出するようにしている。
【0012】
光遮蔽ドア7は、軸ピン45のまわりを閉鎖方向に移動可能に支持されており、周囲の光がフイルム出入口5を介してカセット内部へ流入するのを防止し、且つフイルムのカセットの内部への出入りを許容するように同ピンのまわりに開方向へ移動可能に支持されている。ドア7の軸ピン45はロック装置11の軸ピン25と並行に延びている。共軸のカム47はドア7と一体的に形成されており、図3及び図1に見られるようにドアが閉じられ、ロック装置11を枢動する際、第1スプリングアーム19のカム追随面29を押圧するカム面49を有する。これは、通常は、第2スプリングアーム21の自由端31が規制突起部39を乗り越え自由端の角度部の辺33をこの規制突起部39の角度辺43から離し、自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41に接触するようにもたらすこととなる。同時に、比較的剛性のある延長部22の突出部37は隣接する2つの歯15の間のスペース17の何れか1つに位置することとなる。
【0013】
光遮蔽ドア7には、ドアが図1に示すように閉じられたときに、カセットシェルの内側に固定された対応の突起55及び57を受け入れ、ドアを閉じた状態に解除可能に保持するためのノッチ51及び53がそれぞれ設けられている。ドア7を押し開くと、ノッチと突起との係合状態を解削する。或いは、他の突起手段を設けてもよい。
【0014】
図1及び図2から始まって、光遮蔽ドア7が開放位置にあるとき、そのカム面49は第1スプリング脚19のカム追随面29から外れる。しかしながら、第2スプリング脚21は比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37を2つの隣接する歯15の間のスペース17の何れか1つに保持し続ける。というのは、第2スプリング脚の自由端31の角度部の辺35は規制突起部39の角度部の辺41に接触しているからである。このようにして、ロック装置11は図2に示す位置に止まる。
【0015】
その後図3に示すように、フイルムスプール9が反巻取方向Uに回転すると、その間に比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37が位置している2つの歯15の何れか一方がこれらの2つの歯を分離している特定のスペース17から突出部を放出する。即ち、第2スプリング脚21の自由端31は規制突起部39を乗り越え、従って自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41から離れ、且つ自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43に接触するようにもたらす。このようにして、ロック装置11は図2及び図3に見られるように、枢動する。
【0016】
フイルムスプール9が反巻取方向Uに回転するが、ドア7が閉じられている場合は、その間に比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37が位置している2つの歯15の何れか一方が、これらの2つの歯を分離している特定のスペース17から突出部を放出する。(これは、第1スプリング脚19の形状によって可能になる)。従って、第2スプリング脚21の自由端31は規制突起部39を乗り越え、従って自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41から離れ、且つ自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43に接触するようにもたらす。しかしながら、ロック装置11はドア7が開放されているときは、図3に示すようにドアのカム面49が第1スプリング脚19のカム追随面29に対して接触し続けているので、自由に枢動することが出来ない。そこで、フイルムスプール9が回転を続ける際に、第1スプリング脚19の弾性によって比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37を次の有効なスペース17に戻し、その結果第2スプリング脚21の自由端31を規制突起部39を越えて戻ることとなる。その結果、ロック装置11のみならず、ドア7もふらつくことはなくなり、開放位置に押しやられることもない。
【0017】
ドア7が閉じられている時、そのカム面49は第1スプリング脚19のカム追随面29を押圧し、図3及び図1に見られるようにロック装置11を枢動させる。これは、通常、第2スプリング脚21の自由端31をして規制突起部39を乗り越えさせ、従って自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43から離し、且つ自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41に接触するようにもたらす。同時に、比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37は歯15の隣接する2つの歯の間のスペース17の何れか1つに位置する。
【0018】
ドア7が閉じられているが、比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37の先端が歯15の何れか1つの先端に接合している場合は、規制突起部39を乗り越えることが出来ない。従ってロック装置11は図1に示すように枢動することは出来ない。しかしながら、ドア7は第1スプリング脚19によってロック装置をふらつかせることなく、閉鎖位置に強制されている。そして、フイルムスプール9が巻取方向Wに回転することにより比較的剛性のある支持・延長部22の突起部37がスペース17の1つに受け入れられるのを可能にする。同時に、第2スプリング脚21の自由端31は規制突起部39を乗り越え、従って、自由端の角度部の辺33を規制突起部の角度部の辺43から離し、且つ自由端の角度部の辺35を規制突起部の角度部の辺41に接触するようにもたらす。このようにして、ロック装置11は図3及び図1に見られるように枢動する。
【0019】
以上、本発明の添付図面を参照して実施例について詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の精神ないし範囲内において種々の形態、変形、修正等が可能であることに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例にかかるスプールロック手段及び光遮蔽ドアを具備したフイルムカセットの断面図であって、ロック位置におけるドア閉鎖及びスプールロック状態を示す。
【図2】図1と類似の図であり、ロック位置におけるドア開放及びスプールロック状態を示す。
【図3】図1と類似の図であり、非ロック位置におけるドア開放及びスプールロック状態を示す。
【符号の説明】
1…フイルムカセット
3…カセットシェル
5…フイルム出入口
7…光遮蔽ドア
9…フイルムスプール
11…ロック装置
13…スプールコア
15…歯
17…中間スペース
19…第1スプリングアーム
21…第2スプリングアーム
22…比較的剛性のある支持・延長部
23…スプリングアームのベース
25…軸ピン
27…第1スプリングアームの自由端
29…カム追随面
31…第1スプリングアームの自由端
33…自由端31の角度部の辺
35…自由端31の角度部の辺
37…突出部
39…規制突起部
41…規制突起部の角度部の辺
43…規制突起部の角度部の辺
45…軸ピン
47…共軸ピン
49…カム面
51…ドアのノッチ
53…ドアのノッチ
55…カセットシェルからの突起
57…カセットシェルからの突起
U…フイルム反巻取方向
W…フイルム巻取方向
Claims (4)
- 周囲の光がカセット内部へ流入するのを防止する光遮蔽手段と、回転可能に支持されたフイルムスプールと、該スプールを保持するために該スプールに係合し、且つ該スプールを解放するために該スプールから離脱するように移動可能に支持されたロック手段とを含んで成るフイルムカセットにおいて、
前記光遮蔽手段は周囲の光がカセット内部に流入するのを防止するように閉鎖動作を行い、且つ解放動作を行うと共に、前記光遮蔽手段の閉鎖動作に応答して前記ロック手段を前記スプールに係合するように移動させるカム手段を具備し、前記ロック手段は、一時的に変形する弾性手段を具備し、ロック手段が前記カム手段によって前記スプールに係合するように移動されるのを防止し、前記光遮蔽手段が強制的に閉鎖され、もって前記光遮蔽手段はロック手段が阻害された場合でも閉塞可能であることを特徴とするフイルムカセット。 - 前記スプールはフイルム巻取方向及び反巻取方向に回転可能であり、前記弾性手段は一時的に変形する一体的な手段からなり、ロック手段が前記カム手段によって前記スプールに係合するように移動されるのを防止し、前記光遮蔽手段が強制的に閉鎖され、もって前記光遮蔽手段はロック手段が阻害された場合でも閉塞可能であることを特徴とする請求項1に記載のフイルムカセット。
- 前記光遮蔽手段は第1枢動軸の回りに解放及び閉鎖移動するように枢動可能に取り付けられ、且つ前記ロック手段は前記第1枢動軸とほぼ平行な第2枢動軸の回りに前記スプールに対し係合・離脱移動をするように枢着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフイルムカセット。
- 前記ロック手段は、前記スプールに係合する対称形状の突出部を有し、且つ該スプールは、それぞれ連続する歯を備えた歯付周囲部を有し、これらの歯は対称形状に形成されていて、前記スプールがフイルム反巻取方向及びフイルム巻取方向に回転する際、前記突出部を隣接する2つの歯の間に受け入れ、且つ前記突出部をこれらの2つの歯の間から放出するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のフイルムカセット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US036020 | 1993-03-22 | ||
US08/036,020 US5572272A (en) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | Film cassette with spool lock and light-shielding door |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720613A JPH0720613A (ja) | 1995-01-24 |
JP3542629B2 true JP3542629B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=21886157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05068194A Expired - Fee Related JP3542629B2 (ja) | 1993-03-22 | 1994-03-22 | フイルムカセット |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5572272A (ja) |
EP (1) | EP0617316B1 (ja) |
JP (1) | JP3542629B2 (ja) |
DE (1) | DE69410324T2 (ja) |
ES (1) | ES2115796T3 (ja) |
HK (1) | HK1008848A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08179469A (ja) * | 1994-12-26 | 1996-07-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真フイルムパトローネ |
JPH08211559A (ja) * | 1995-02-07 | 1996-08-20 | Konica Corp | フィルム一体型カメラ |
US5946516A (en) * | 1996-12-10 | 1999-08-31 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Attachment structure for attaching a lens unit for a camera body |
WO2007053880A1 (en) * | 2005-11-08 | 2007-05-18 | Aimbridge Pty Ltd | Load reactive member and devices using the member |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2731894A (en) * | 1956-01-24 | Film container for roll | ||
US4221479A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-09 | Eastman Kodak Company | Camera film magazine |
DE2963936D1 (en) * | 1979-08-03 | 1982-12-02 | Eastman Kodak Co | Photographic film cartridge assembly |
JPH01231045A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真フイルムパトローネ |
JP2728267B2 (ja) * | 1988-08-31 | 1998-03-18 | 富士写真フイルム株式会社 | 光密性カートリッジを使用するカメラ |
US4938429A (en) * | 1989-01-12 | 1990-07-03 | Eastman Kodak Co. | Film cassette |
JPH0375637A (ja) * | 1989-08-17 | 1991-03-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真フィルムパトローネ |
EP0414269B1 (en) * | 1989-08-25 | 1995-03-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photographic film cassette |
EP0436767A3 (en) * | 1990-01-12 | 1992-08-26 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Film cassette |
US5030978A (en) * | 1990-09-12 | 1991-07-09 | Eastman Kodak Company | Photographic film cassette |
US5049912A (en) * | 1990-10-11 | 1991-09-17 | Eastman Kodak Company | Film cassette with locking means for exposure status indicator |
US5209419A (en) * | 1991-11-04 | 1993-05-11 | Eastman Kodak Company | Film cassette with flanged film spool |
US5200777A (en) * | 1991-11-04 | 1993-04-06 | Eastman Kodak Company | Film cassette with integrated cassette element lock and light blocking device |
JP2855013B2 (ja) * | 1991-11-25 | 1999-02-10 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フイルムパトローネ |
US5363166A (en) * | 1991-12-06 | 1994-11-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photographic film cassette and camera for use therein |
US5317355A (en) * | 1993-03-22 | 1994-05-31 | Eastman Kodak Company | Film cassette with spool lock and light-shielding door |
-
1993
- 1993-03-22 US US08/036,020 patent/US5572272A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-11 EP EP94103745A patent/EP0617316B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-11 ES ES94103745T patent/ES2115796T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-11 DE DE69410324T patent/DE69410324T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-22 JP JP05068194A patent/JP3542629B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-07-06 HK HK98108890A patent/HK1008848A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HK1008848A1 (en) | 1999-05-21 |
US5572272A (en) | 1996-11-05 |
JPH0720613A (ja) | 1995-01-24 |
EP0617316B1 (en) | 1998-05-20 |
DE69410324T2 (de) | 1998-12-24 |
DE69410324D1 (de) | 1998-06-25 |
EP0617316A1 (en) | 1994-09-28 |
ES2115796T3 (es) | 1998-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0668530B1 (en) | Film cassette with lockable light shield | |
EP0664476B1 (en) | Film cassette with lockable light shield | |
US5600395A (en) | One-time-use camera has driver for closing film cassette which cannot re-open closed cassette | |
US5317355A (en) | Film cassette with spool lock and light-shielding door | |
US5319407A (en) | Film cassette with interacting spool lock and light shield | |
JP3542629B2 (ja) | フイルムカセット | |
US5608480A (en) | One-time-use camera with stop-protrusion for engaging open light lock of cassette to prevent cassette from dislodging lid closing chamber | |
US5748990A (en) | One-time-use camera with lid flexed to uncover chamber when cassette forcibly ejected from chamber | |
US5296886A (en) | Film cassette with spool lock | |
US5748989A (en) | One-time-use camera with manual control lever and bi-directional overcenter spring for closing movable light shield of film cassette | |
JPH075526A (ja) | シャッタチャージ機構 | |
US5522563A (en) | Film cassette with latching device to prevent separation of cassette halves | |
US5715494A (en) | Film cartridge with film-exposed visual indicator | |
JPH03119331A (ja) | フィルム被動運動伝達機構を有するカメラ | |
JP3193144B2 (ja) | レンズ付きフイルムユニットの巻止め装置 | |
US6862406B2 (en) | Loyalty camera and a system and method for promoting consumer loyalty | |
US5899592A (en) | Camera with film winder that can reset closing mechanism for closing light lock of film cassette | |
US6012857A (en) | Camera with film sensor to determine when to close cassette not urged against filmstrip during exposure | |
JP3294975B2 (ja) | カメラのバリヤ移動制限機構 | |
JPH1144934A (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
US5933669A (en) | Film winding mechanism with reduced space requirements | |
US6011934A (en) | Camera with closing mechanism to close cassette | |
US5652934A (en) | Spindle lock | |
JPH09211794A (ja) | 巻き上げノブの構造 | |
US6014527A (en) | Camera with closing lever pivotally supported on cassette to close cassette |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040302 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |