JPH0152167B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0152167B2 JPH0152167B2 JP17175180A JP17175180A JPH0152167B2 JP H0152167 B2 JPH0152167 B2 JP H0152167B2 JP 17175180 A JP17175180 A JP 17175180A JP 17175180 A JP17175180 A JP 17175180A JP H0152167 B2 JPH0152167 B2 JP H0152167B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- hole
- stepped
- shape
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は透孔を有する段差壁板の成形方法に
関するものである。
関するものである。
一般に、部材を成形型により成形するとき、成
形型の構成を簡単にするとともに、加工工程を少
なくすることが望ましい(例えば特公昭55−
41904号公報参照)。ここに述べる段差壁板はプラ
スチツク材あるいはアルミ合金材などからなり、
一対の成形型によつて成形される。第1図乃至第
3図に示すようにこの段差壁板1は食い違いの断
面形状をなしていて、その段差部1aに軸受孔な
どの透孔1bを設ける構造になつている。
形型の構成を簡単にするとともに、加工工程を少
なくすることが望ましい(例えば特公昭55−
41904号公報参照)。ここに述べる段差壁板はプラ
スチツク材あるいはアルミ合金材などからなり、
一対の成形型によつて成形される。第1図乃至第
3図に示すようにこの段差壁板1は食い違いの断
面形状をなしていて、その段差部1aに軸受孔な
どの透孔1bを設ける構造になつている。
そして段差壁板1を成形するのに用いる従来例
の成形型の形状は、第4図に示す断面形状のよう
になつている。すなわち第2図に示す段差壁板1
の一方側の壁面形状E−F−G−Hに対応して、
一方側の成形型2の壁面形状はe−f−g−hの
ようになつている。また段差壁板1の他方側の壁
面形状J−K−M−Nに対応して、他方側の成形
型3の壁面形状はj−k−m−nのようになつて
いる。
の成形型の形状は、第4図に示す断面形状のよう
になつている。すなわち第2図に示す段差壁板1
の一方側の壁面形状E−F−G−Hに対応して、
一方側の成形型2の壁面形状はe−f−g−hの
ようになつている。また段差壁板1の他方側の壁
面形状J−K−M−Nに対応して、他方側の成形
型3の壁面形状はj−k−m−nのようになつて
いる。
成形型2と成形型3とを組み合わせて成形する
と、透孔のあいていない段差壁板が成形される。
そこで次に機械加工工程によつて段差部1aに透
孔1bを穿設するようにしている。
と、透孔のあいていない段差壁板が成形される。
そこで次に機械加工工程によつて段差部1aに透
孔1bを穿設するようにしている。
しかしながらこのようにして加工工程が多くな
ることは好ましくなく、また透孔の位置決めに手
間取るなどの煩わしさがある。
ることは好ましくなく、また透孔の位置決めに手
間取るなどの煩わしさがある。
本発明は段差部に透孔を形成するために別の加
工工程を設けることなく、成形型による成形時
に、透孔を同時に形成できる成形型を使用するよ
うにしたものであつて、この成形型の構造は第5
図乃至第9図に示す実施例のようになつている。
工工程を設けることなく、成形型による成形時
に、透孔を同時に形成できる成形型を使用するよ
うにしたものであつて、この成形型の構造は第5
図乃至第9図に示す実施例のようになつている。
第5図乃至第7図は一方側の成形型4を示すも
ので、段差壁板1の一方側の壁面形状E−F−G
−Hに対応して、一方の成形型4の壁面形状を従
来例の成形型と同様にe−f−g−hに形成して
ある。さらに食い違いの段差部4aに、段差壁板
1に設ける透孔1bのほぼ半分の大きさの形状か
らなる突出部4bが一体に設けてある。この突出
部4bの高さは、後述する成形型5と組み合わせ
たとき、成形型5の壁面j−kに当接するように
してある。
ので、段差壁板1の一方側の壁面形状E−F−G
−Hに対応して、一方の成形型4の壁面形状を従
来例の成形型と同様にe−f−g−hに形成して
ある。さらに食い違いの段差部4aに、段差壁板
1に設ける透孔1bのほぼ半分の大きさの形状か
らなる突出部4bが一体に設けてある。この突出
部4bの高さは、後述する成形型5と組み合わせ
たとき、成形型5の壁面j−kに当接するように
してある。
第8図、第9図は他方側の成形型5を示すもの
で、段差壁板1の他方側の壁面形状J−K−M−
Nに対応して、他方側の成形型5の壁面形状を従
来例の成形型と同様にj−k−m−nに形成して
ある。さらに食い違いの段差部5aに、段差壁板
1に設ける透孔1bのほぼ半分の大きさの形状か
らなる突出部5bが一体に設けてある。この突出
部5bの高さは、成形型4と組み合わせたとき、
成形型4の壁面g−hに当接するようにしてあ
る。
で、段差壁板1の他方側の壁面形状J−K−M−
Nに対応して、他方側の成形型5の壁面形状を従
来例の成形型と同様にj−k−m−nに形成して
ある。さらに食い違いの段差部5aに、段差壁板
1に設ける透孔1bのほぼ半分の大きさの形状か
らなる突出部5bが一体に設けてある。この突出
部5bの高さは、成形型4と組み合わせたとき、
成形型4の壁面g−hに当接するようにしてあ
る。
成形型4と成形型5とを組み合わせると、その
間に段差壁板1の厚さに相当する空隙ができる。
そして前述したように突出部4bが成形型5の壁
面j−kに当接し突出部5bが成形型4の壁面g
−hに当接するとともに、突出部4bと突出部5
bとが互いに当接するようになり、透孔1bの大
きさに相当する部分が塞がれるから、この成形作
業によつて成形された段差壁板1には透孔1bが
設けられるようになる。
間に段差壁板1の厚さに相当する空隙ができる。
そして前述したように突出部4bが成形型5の壁
面j−kに当接し突出部5bが成形型4の壁面g
−hに当接するとともに、突出部4bと突出部5
bとが互いに当接するようになり、透孔1bの大
きさに相当する部分が塞がれるから、この成形作
業によつて成形された段差壁板1には透孔1bが
設けられるようになる。
なお段差部に設ける透孔は丸孔とは限らず、四
角孔あるいは六角孔のように対称形のものであれ
ばよく、要は成形型の型抜き方向に対して支障が
ない形状であればよい。
角孔あるいは六角孔のように対称形のものであれ
ばよく、要は成形型の型抜き方向に対して支障が
ない形状であればよい。
前述のように本発明による成形方法は、成形工
程において段差壁板の透孔を同時に成形できる成
形型を使用するから、透孔を開ける加工工程を節
減することができるという特長がある。
程において段差壁板の透孔を同時に成形できる成
形型を使用するから、透孔を開ける加工工程を節
減することができるという特長がある。
第1図は透孔を有する段差壁板の正面図、第2
図は第1図A−A線の断面図、第3図はこの段差
壁板の斜視図、第4図は従来例の成形型の断面
図、第5図は本発明の実施例による一方側の成形
型の正面図、第6図は第5図B−B線の断面図、
第7図はこの成形型の斜視図、第8図は本発明の
実施例による他方側の成形型の背面図、第9図は
第8図C−C線の断面図である。 1……段差壁板、1a……段差部、1b……透
孔、2,3……従来例の成形型、4……本発明の
成形型、4a……段差部、4b……突出部、5…
…本発明の成形型、5a……段差部、5b……突
出部、E−F−G−H,J−K−M−N……段差
壁板の壁面形状、e−f−g−h,j−k−m−
n……成形型の壁面形状。
図は第1図A−A線の断面図、第3図はこの段差
壁板の斜視図、第4図は従来例の成形型の断面
図、第5図は本発明の実施例による一方側の成形
型の正面図、第6図は第5図B−B線の断面図、
第7図はこの成形型の斜視図、第8図は本発明の
実施例による他方側の成形型の背面図、第9図は
第8図C−C線の断面図である。 1……段差壁板、1a……段差部、1b……透
孔、2,3……従来例の成形型、4……本発明の
成形型、4a……段差部、4b……突出部、5…
…本発明の成形型、5a……段差部、5b……突
出部、E−F−G−H,J−K−M−N……段差
壁板の壁面形状、e−f−g−h,j−k−m−
n……成形型の壁面形状。
Claims (1)
- 1 食い違いの断面形状をなし段差部に透孔を有
する段差壁板を成形するにあたり、該段差壁板を
成形する一対の成形型は、段差壁板の段差部に対
応する段差部それぞれに、透孔のほぼ半分の形状
をなす突出部を一体に形成してあり、該両突出部
が当接するように該両成形型を組み合わせて成形
するようにしたことを特徴とする透孔を有する段
差壁板の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17175180A JPS5795404A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Formation of stepped wall provided with through hole |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17175180A JPS5795404A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Formation of stepped wall provided with through hole |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795404A JPS5795404A (en) | 1982-06-14 |
JPH0152167B2 true JPH0152167B2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=15929010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17175180A Granted JPS5795404A (en) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | Formation of stepped wall provided with through hole |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5795404A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4567959B2 (ja) * | 2003-10-23 | 2010-10-27 | 富士重工業株式会社 | 金属パネルの位置決め孔成形方法及び金属パネルの位置決め孔部構造 |
-
1980
- 1980-12-05 JP JP17175180A patent/JPS5795404A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795404A (en) | 1982-06-14 |
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