JPH0151687B2 - - Google Patents

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JPH0151687B2
JPH0151687B2 JP60062202A JP6220285A JPH0151687B2 JP H0151687 B2 JPH0151687 B2 JP H0151687B2 JP 60062202 A JP60062202 A JP 60062202A JP 6220285 A JP6220285 A JP 6220285A JP H0151687 B2 JPH0151687 B2 JP H0151687B2
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JP
Japan
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transmission member
shaft joint
pawl
transmission
tightening
Prior art date
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Application number
JP60062202A
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English (en)
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JPS60231021A (ja
Inventor
Eerenshupiiru Kurausu
Yoon Toomasu
Shutoraintsu Uorufugangu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Automotive GmbH
Original Assignee
Uni Cardan AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Uni Cardan AG filed Critical Uni Cardan AG
Publication of JPS60231021A publication Critical patent/JPS60231021A/ja
Publication of JPH0151687B2 publication Critical patent/JPH0151687B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/64Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members comprising elastic elements arranged between substantially-radial walls of both coupling parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/24Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts comprising balls, rollers, or the like between overlapping driving faces, e.g. cogs, on both coupling parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2つの軸間におけるトルク伝達用の
かみあい軸継手であつて、駆動軸上の駆動部分
と、被駆動軸上の被駆動部分と、駆動部分上の少
なくとも2つのつめと、被駆動部分上の同じ数の
つめと、駆動側および被駆動側の両方のつめ相互
間に位置する可動の伝達部材とから成つている形
式のものに関する。
〔従来の技術〕
かみあい軸継手、チエーン継手、コイルばね軸
継手が既に公知である。これらの公知例の難点
は、軸の変位の補償が極めて限られたままである
という点にある。しかも伝達部材とつめとの間に
生ずるすべり摩擦が摩擦損失および摩耗を伴う。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、トルク並びに回転運動を伝達
するためのかみあい軸継手において、公知のかみ
あい軸継手よりも大幅な半径方向、軸線方向の変
位、さらには角度変位を補償できるようにするこ
とである。この場合さらに、かみあい軸継手に一
定のねじり弾性をあたえ、回転振動並びにトルク
衝撃を減衰できるようにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を本発明は次のようにして解決
した。即ち、駆動側および被駆動側両方のつめの
側面相互間の中間室が半径方向で内方に狭くされ
ており、これらの中間室内に位置する伝達部材が
少なくとも1つのエンドレスの可撓かつ弾性的な
引締め部材によつて保持されており、この引締め
部材は、中間室の狭くされている方とは反対側か
ら伝達部材に接触しているのである。
〔作用および効果〕
引締め部材によつて駆動側のつめと被駆動側の
つめとの間に保持された伝達部材は駆動部分のつ
めから被駆動部分のつめへ周方向力を伝達する。
この場合駆動部分および被駆動部分は一般に円板
状であつて、例えば円筒フランジとして構成され
ており、この駆動部分および被駆動部分に周方向
でつめが一様に分配して配置されており、これに
よつて両方のつめが互いにかみ合うのに伴い伝達
部材用の中間室を形成している。伝達部材は特に
円柱形をなしており、又は球面体、例えば球面こ
ろとして構成するとよい。可撓の引締め部材は伝
達部材に面接触し、その弾性によつて軸の半径方
向変位および角度変位の補償を可能にする。この
軸継手は剛性の伝達部材を使用するにもかかわら
ずねじり弾性を呈する。というのは、伝達部材が
引締め部材の弾性的な力に抗して半径方向で稼動
可能だからである。このようにして、回転振動も
減衰されることになる。つめ相互間の中間室は、
つめ側面が半径方向で斜面をなしていることによ
つて狭くされている。この斜めのつめ側面が平ら
な面であると効果的であつて、結果としてくさび
形の間隙室が形成される。
〔実施態様〕
有利な実施態様によれば、中間室が半径方向で
内向きに狭くされていて、引締め部材は伝達部材
へその外側から接触している。伝達部材は引締め
部材によつて中間室の狭い方へ引き付けられ、つ
め側面に接触保持される。個々の伝達部材への引
締め部材の巻掛け角は、駆動側および被駆動側の
つめがそれぞれ3つである場合、引締め部材案内
に関連して例えば60゜,120゜又は180゜である。
一実施態様によれば、たんに1つの引締め部材
がすべての伝達部材に巻き掛けられる。この場
合、引締め部材から各伝達部材へ及ぼされる力は
等しく、いずれの回転方向でも伝達作用は等し
い。
別の実施態様によれば2つの引締め部材が使わ
れ、その一方の引締め部材は、駆動側のつめに一
方の回転方向で接触する伝達部材に巻き掛けられ
て案内されており、他方の引締め部材は、同じ駆
動側のつめに他方の回転方向で接触する伝達部材
に巻き掛けられて案内されている。この実施態様
の場合、両方の引締め部材の性質を変えることに
よつて軸継手に回転方向によつて異なるねじり弾
性をあたえることができる。駆動側の3つのつめ
と被駆動側の3つのつめとの間に合計6つの伝達
部材を有する軸継手の場合、各引締め部材がそれ
ぞれ3つの伝達部材に巻き掛けられる。このよう
な原則はつめ並びに伝達部材の数がもつと多い軸
継手にもあてはまる。例えば、駆動側の4つのつ
めと被駆動側の4つのつめとの間に8つの伝達部
材を有する軸継手の場合は、各引締め部材がそれ
ぞれ4つの伝達部材に巻き掛けられる。
引締め部材は1本又はもつと多くの平行なベル
ト、ロープ又はチエーンによつて構成することが
できる。引締め部材の可撓性の程度は、伝達部材
への密接、場合によつては偏向を可能にする必要
があり、弾性の程度は、軸相互の変位に伴つて引
締め部材が伸長するのを許容する必要がある。
本発明のかみあい軸継手の別の実施態様によれ
ば、2つの引締め部材が中間室よりも内方側でガ
イドピンを介して偏向案内される。このような偏
向案内が軸継手の中央範囲でなされると特に有利
であつて、この場合引締め部材は軸継手軸線の近
くに配置された偏向ピンを介して案内される。こ
のようにして、一方の引締め部材が他方の引締め
部材に保持されている伝達部材の半径方向での動
きを妨げるようなことは避けられる。
本発明の軸継手の有利な実施態様によれば、伝
達部材がその中央平面に対して対称形に少なくと
も1つの直径縮小範囲を有しており、この範囲へ
引締め部材が巻き掛けられている。伝達部材の直
径縮小範囲に引締め部材が巻き掛けられることに
よつて、引締め部材が伝達部材とつめとの間に締
め付けられるようなことは避けられる。軸継手が
2つの引締め部材を有している場合には、一方の
引締め部材を巻き掛ける伝達部材の直径縮小範囲
が、他方の引締め部材を巻き掛ける伝達部材の直
径縮小範囲に対して相対的に位置をずらされてい
る。この場合、一方の引締め部材が伝達部材の中
央の1つの直径縮小範囲に巻き掛けられて、他方
の引締め部材は伝達部材の端における2つの直径
縮小範囲へ2本に分割された形に巻き掛けられる
ならば有利である。
本発明のこの実施態様の場合、駆動側および被
駆動側のつめが、その軸方向の中央範囲にいずれ
か一方の回転方向へ突出した1つの側面を、また
軸方向の両方の縁部範囲に前記側面とは逆向きに
突出した側面をそれぞれ有しており、中間室内に
位置する伝達部材が、つめの前記側面に面して中
央範囲もしくは両方の縁部範囲に直径の大きな支
持面を有しており、これらの支持面とは相対的に
直径の小さな支持面の範囲に引締め部材が巻き掛
けられて案内されている。このような、伝達部材
およびつめの輪郭がほぼ対称形をなしている実施
態様によれば引締め部材の半径方向での支障のな
い動きが保証される。
伝達部材の支持面の範囲が案内面の範囲に対し
て相対的に回転可能に構成されているならば有利
である。この構成によればつめ側面と伝達部材と
のすべり摩擦が避けられる。さらに、引締め部材
の偏向案内用のガイドピン上にスリーブを回転可
能に支承しておくことができる。これによつて引
締め部材とガイドピンとの間の摩擦抵抗が著しく
軽減される。ただしガイドピンにおける引締め部
材の曲げ抵抗はいずれにせよ克服する必要があ
る。有利な実施態様の場合、伝達部材が、両端側
に軸方向のピンを有する円柱形の中央部分と、こ
れらのピン上に回転可能に支承されたローラとか
ら成つており、この伝達部材に面する一方のつめ
の側面は中央範囲をとつ面状に高くされており、
他方のつめの側面はその両方の縁部範囲をとつ面
状に高くされている。伝達部材としてこのような
二重ローラを使用した場合つめと伝達部材とのす
べり摩擦は完全に避けられる。というのは、伝達
部材の中央部分が一方のつめの側面で転動し、両
方のローラが他方のつめの側面で転動することに
なるからである。
駆動側又は被駆動側のつめは、軸継手の駆動部
分又は被駆動部分をなす内側部分の半径方向ウエ
ブとして構成することができる。引締め部材の巻
き掛け案内を相応に設計するならば、軸継手を、
鉄道車両駆動装置においてしばしば必要とされる
ような車軸と中空軸との連結に適するように構成
することも可能である。4つよりも多くの偶数の
伝達部材を使用するならば、本発明のかみあい軸
継手の場合伝達部材に起因するような不つりあい
は生じない。
〔実施例〕
以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。
第1図の実施例によれば、駆動側の内側部分1
aに120゜の角度で外向きに突出した3つのつめ1
が設けられている。被駆動部分は駆動側のつめ1
の間へ位置する3つのつめ2を備えている。これ
ら両方のつめ1,2の側面1b,2bは互いの間
に半径方向で内向きにくさび形に狭くされた中間
室3を形成し、これらの中間室3内に各1つの伝
達部材4が配置されている。少なくとも1本のス
チールベルトから成る1つの引締め部材5が6つ
の伝達部材4のすべてに巻き掛けられていて、こ
れらの伝達部材4をつめ1,2の側面1b,2b
に接触保持している。
第2図の実施例の場合、1つの引締め部材の代
りに2つの引締め部材5が使われ、各引締め部材
5がそれぞれ1つおきに3つの伝達部材4に巻き
掛けられている。
第3図の実施例によれば、駆動円板のつめ1は
被駆動円板のつめ2と同様に外周づめとして構成
されている。つめ1,2の側面1b,2b相互間
に形成される中間室3は半径方向で内方へ向かつ
て狭くされている。伝達部材4は円柱形であつ
て、端面に円柱形ピン4aを有しており、このピ
ン4aへ引締め部材5が巻き掛けられている。一
方の円板、例えば駆動円板に軸方向の6つのガイ
ドピン6が設けられており、これらのガイドピン
6を介して引締め部材5が偏向案内されている。
第2図の実施例との比較でいえば、引締め部材の
張り側がガイドピン6によつて中央へずらされて
おり、従つて伝達部材4の半径方向運動が妨げら
れることはない。
第4図の実施例によれば、互いに隣り合う伝達
部材4が異なる構成をなしており、軸線方向で互
いにずらされた複数の引締め部材5が巻き掛けら
れている。図中左に示す伝達部材4は、直径の大
きな1つの円柱形の中央範囲4bと直径の小さな
2つの円柱形の縁部範囲4aとを有している。こ
の伝達部材4に巻き掛けられる引締め部材5は、
両方の縁部範囲4aを中心として案内される2つ
の別個のベルトから成つている。図中右に示す伝
達部材4は左の伝達部材4とは逆に構成されてい
て、中央の円柱形範囲4aが小さな直径を有して
おり、この範囲4aの両端側に直径の大きな縁部
範囲4bを有している。この場合引締め部材5は
範囲4aのみに巻き掛けられている。要するに、
いずれの伝達部材4も直径の小さい範囲に引締め
部材5が巻き掛けられている。
被駆動部のつめ2の側面はその両側で接触する
伝達部材4に対して対称形をなす輪郭を有してい
る。即ち、左の伝達部材4の突出した中央範囲4
bには中央範囲の突出した一方の側面2aが対応
しており、右の伝達部材4の突出した縁部範囲4
bには中央範囲の両側から突出した他方の側面2
dが対応している。これらの側面2a,2dは、
第1図〜第3図の実施例におけるつめの側面2b
(および側面1b)と同様に互いに平行な面であ
る。この第4図の実施例の場合、隣り合う伝達部
材4の両方の引締め部材5が位置をずらされてい
ることによつて、引締め部材5が邪魔し合うよう
なことが避けられる。さらに、両方の引締め部材
5が伝達部材にその中央平面に対して対称形に接
触し、従つて伝達部材における負荷が一様にな
る。
第5図の実施例によれば、第3図の実施例と異
なる点として、ベルトの代りにスチールチエーン
が引締め部材5として使用されている。引締め部
材5はたんに1つだけ図示されている。伝達部材
4およびガイドピン6のスリーブは相応のリム
(図示せず)を有している。駆動側のつめ1およ
び被駆動側のつめ2はスチールチエーンの動きの
ためのみぞ1c,2cを有している。
第6図および第7図に示す伝達部材は、第4図
に示した伝達部材4にほぼ相当する構成をなして
いる。ただし相違点として、例えば第6図の例の
場合端面側のピン4a上にすべり軸受又はころが
り軸受7を介してスリーブ8が回転可能に支承さ
れている。これによつて、引締め部材と伝達部材
との間のすべり摩擦が避けられる。また、第7図
の例の場合中央部分4aの両端側にピン4cが設
けられており、これらのピン4c上にすべり軸受
又はころがり軸受7を介して直径の大きなローラ
4bが回転可能に支承されている。ローラ4bが
中央部分4aに対して相対的に回転可能であるこ
とによつてやはり引締め部材と中央部分4aとの
間のすべり摩擦が避けられる。
第8図はベルト状の引締め部材用のガイドピン
6の実施例を示している。このガイドピン6上に
は、すべり軸受を介して中央の1つのスリーブ6
aと両縁部範囲を覆う2つのスリーブ6bとが回
転可能に支承されている。このようなガイドピン
溝成によれば引締め部材とガイドピン表面とのす
べり摩擦が避けられる。
一般に、円柱形の伝達部材はつめの側面と線接
触をする。軸相互の変位の結果として駆動側のつ
めと被駆動側のつめとの間で伝達部材が転位した
場合、常にすべり摩擦損失が生ずることになり、
このすべり摩擦損失は、補償すべき変位が大きけ
ればそれだけ著しくなる。すべり摩擦は、もし単
独のローラの代りに二重ローラを伝達部材として
使うならば完全に避けることができる。第9図に
このような二重ローラの実施例が示されている。
この二重ローラは両端側に軸方向のピン4aを有
する円柱形の中央部分4bと、これらのピン4a
上にニードル軸受7を回転可能に支承されたロー
ラ4dとから成つている。中央部分4bおよびロ
ーラ4dは互いに等しい直径をなしている。ピン
4aは軸線方向でローラ4dの孔から突出してい
て、引締め部材を巻き掛けるのに役立てられる。
被駆動側のつめ2の側面はとつ面状に高くされた
中央範囲2aを有しており、これに対して駆動側
のつめ1の側面の中央範囲はおう面状に低くされ
ている。つめ1,2の側面の内ローラ4dに面す
る縁部範囲はとつ面とおう面との関係が逆になつ
ている。即ち、つめ2の側面は縁部範囲2eがお
う面をなしており、つめ1の側面は縁部範囲1d
がとつ面をなしている。従つて、この二重ローラ
の中央部分4bは被駆動側のつめ2の中央範囲2
a上を転動し、ローラ4dは駆動側のつめ1の縁
部範囲1d上を転動する。
第10図は中央部へ巻き掛けられる引締め部材
用の二重ローラの実施例を示している。中央部分
4aは両端近くにフランジ状の突出範囲4bを有
している。この突出範囲4bの端面から軸線方向
でピン4eが突出しており、こられのピン4e上
にころがり軸受7を介してローラ4dが回転可能
に支承されている。駆動側のつめ1はとつ面状に
高くされた2つの平行な縁部範囲1dを有してお
り、これらの縁部範囲1dにローラ4dが支えら
れる。被駆動側のつめ2は、前記縁部範囲1dに
対して軸線方向でずらされてとつ面状に高くされ
た2つの平行な縁部範囲2dを有しており、これ
らの縁部範囲2dに前記フランジ状の突出範囲4
bが支えられる。第9図および第10図の実施例
によれば伝達部材4が駆動側および被駆動側のつ
め1,2の側面上で純然たるころがり運動を生
じ、ひいてはすべり摩擦並びに摩耗がほぼ完全に
避けられる。
第11図に示されている二重ローラの場合、第
9図の実施例とわずかに異なる点として、ローラ
4dから突出したピン4a上にころがり軸受7を
介してスリーブ8が回転可能に支承されている。
これによつて、第9図の例の場合になおかつ生ず
るような引締め部材とピン4aとのすべり摩擦が
ころがり摩擦に変わる。第12図の実施例の場
合、両方のフランジ状の突出範囲4bは、第10
図の例におけるように中央部分4aと一体に結合
されているのではなくて、ローラ4bとしてころ
がり軸受7aを介してピン4e上に回転可能に支
承されている。この実施例においても中央部分4
aおよびローラ4b,4dは互いに無関係に回転
できる。従つて、第10図の例において生ずるよ
うな中央部分4aと引締め部材との間のすべり摩
擦が避けられる。さらに、第11図および第12
図に示す伝達部材は何らのすべり摩擦損失も生ぜ
ず、つめ相互間で摩耗を伴うことなく伝達運動を
行なう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のかみあい軸継手の第1実施例
を示す横断面図、第2図は本発明のかみあい軸継
手の第2実施例を示す横断面図、第3図は本発明
のかみあい軸継手の第3実施例を示す横断面図、
第4図は本発明のかみあい軸継手の第4実施例に
おける伝達部材の縦断面図、第5図は本発明のか
みあい軸継手の第5実施例を示す横断面図、第6
図は伝達部材の縦断面図、第7図は第6図の例と
は異なる伝達部材の縦断面図、第8図はガイドピ
ンの縦断面図、第9図、第10図、第11図、第
12図はいずれも異なる伝達部材の縦断面図であ
る。 1…駆動側のつめ、1a…駆動側の内側部分、
1b…側面、1c…みぞ、1d…とつ面状の縁部
範囲、2…被駆動側のつめ、2a…とつ面状の中
央範囲、2b…側面、2c…みぞ、2d…とつ面
状の縁部範囲、2e…おう面状の縁部範囲、3…
中間室、4…伝達部材、4a…ピンもしくは直径
の小さな範囲、4b…中央部分もしくは直径の大
きな範囲、4c…ピン、4d…ローラ、4e…ピ
ン、5…引締め部材、6…ガイドピン、6a…ス
リーブ、6b…スリーブ、7…軸受、7a…軸
受、8…スリーブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2つの軸間におけるトルク伝達用のかみあい
    軸継手であつて、駆動軸上の駆動部分と、被駆動
    軸上の被駆動部分と、駆動部分上の少なくとも2
    つのつめと、被駆動部分上の同じ数のつめと、駆
    動側および被駆動側の両方のつめ相互間に位置す
    る可動の伝達部材とから成つている形式のものに
    おいて、駆動側および被駆動側両方のつめ1,2
    の側面1b,2b相互間の中間室3が半径方向で
    内方に狭くされており、これらの中間室3内に位
    置する伝達部材4が少なくとも1つのエンドレス
    の可撓かつ弾性的な引締め部材5によつて保持さ
    れており、この引締め部材5は、中間室3の狭く
    されている方とは反対側から伝達部材4に接触し
    ていることを特徴とする、かみあい軸継手。 2 中間室3がクラツチ軸線へ向かつて狭くされ
    ていて、引締め部材5が伝達部材4の外側に接触
    している、特許請求の範囲第1項に記載のかみあ
    い軸継手。 3 たんに1つの引締め部材5がすべての伝達部
    材4に接触している、特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載のかみあい軸継手。 4 2つの引締め部材5が設けられており、一方
    の引締め部材は、駆動側のつめ1に一方の回転方
    向で接触する伝達部材4に巻き掛けられて案内さ
    れており、他方の引締め部材は、同じ駆動側のつ
    め1に他方の回転方向で接触する伝達部材4に巻
    き掛けられて案内されている、特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載のかみあい軸継手。 5 引締め部材5が1つ又は平行な2つのベル
    ト、ロープ又はチエーンから成つている、特許請
    求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に
    記載のかみあい軸継手。 6 引締め部材5が中間室3よりも内方側でガイ
    ドピン6を介して偏向案内されている、特許請求
    の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記
    載のかみあい軸継手。 7 伝達部材4がその中央平面に対して対称形に
    少なくとも1つの直径縮小範囲4aを有してお
    り、この範囲4aへ引締め部材5が巻き掛けられ
    ている、特許請求の範囲第1項から第6項までの
    いずれか1項に記載のかみあい軸継手。 8 駆動側および被駆動側のつめ1,2が、その
    軸方向の中央範囲にいずれか一方の回転方向へ突
    出した1つの側面2aを、また軸方向の両方の縁
    部範囲に前記側面2aとは逆向きに突出した側面
    2dをそれぞれ有しており、中間室3内に位置す
    る伝達部材4が、つめ1,2の前記側面2a,2
    dに面して、中央範囲4bもしくは両方の縁部範
    囲4bに直径の大きな支持面を有しており、これ
    らの支持面とは相対的に直径の小さな支持面の範
    囲4a,4aに引締め部材5が案内されている、
    特許請求の範囲第4項から第7項までのいずれか
    1項に記載のかみあい軸継手。 9 伝達部材4の支持面の範囲が案内面の範囲に
    対して相対的に回転可能に構成されている、特許
    請求の範囲第8項に記載のかみあい軸継手。 10 ガイドピン6上にスリーブ6a,6bが回
    転可能に支承されている、特許請求の範囲第6項
    から第9項までのいずれか1項に記載のかみあい
    軸継手。 11 伝達部材4が、両端側に軸方向のピン4a
    を有する円柱形の中央部分4bと、これらのピン
    4a上に回転可能に支承されたローラ4dとから
    成つており、この伝達部材4に面する一方のつめ
    2の側面は中央範囲2aをとつ面状に高くされて
    いて、他方のつめ1の側面はその両方の縁部範囲
    1dをとつ面状に高くされている、特許請求の第
    1項から第9項までのいずれか1項に記載のかみ
    あい軸継手。 12 伝達部材4が、両端側にフランジ状の突出
    範囲4b並びに軸方向のピン4eを有する円柱形
    の中央部分4aと、ピン4e上に回転可能に支承
    されたローラ4dとから成つており、この伝達部
    材4に面する一方のつめ2の側面は、前記フラン
    ジ状突出範囲4bに向き合う両方の縁部範囲2d
    をとつ面状に高くされていて、他方のつめ1の側
    面は、前記ローラ4dに向き合う両方の縁部範囲
    1dをとつ面状に高くされている、特許請求の範
    囲第1項から第10項までのいずれか1項に記載
    のかみあい軸継手。
JP60062202A 1984-04-28 1985-03-28 かみあい軸継手 Granted JPS60231021A (ja)

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DE3415908.8 1984-04-28

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