JPH0151425B2 - - Google Patents

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JPH0151425B2
JPH0151425B2 JP50152380A JP50152380A JPH0151425B2 JP H0151425 B2 JPH0151425 B2 JP H0151425B2 JP 50152380 A JP50152380 A JP 50152380A JP 50152380 A JP50152380 A JP 50152380A JP H0151425 B2 JPH0151425 B2 JP H0151425B2
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JP
Japan
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plate
conveyor
downstream end
engaging member
board
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JP50152380A
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JPS56500962A (ja
Inventor
Uiriamu Arufuretsudo Nikoruzu
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Crown Packaging UK Ltd
Original Assignee
Metal Box PLC
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Filing date
Publication date
Application filed by Metal Box PLC filed Critical Metal Box PLC
Publication of JPS56500962A publication Critical patent/JPS56500962A/ja
Publication of JPH0151425B2 publication Critical patent/JPH0151425B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F23/00Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
    • B41F23/04Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
    • B41F23/044Drying sheets, e.g. between two printing stations
    • B41F23/0443Drying sheets, e.g. between two printing stations after printing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は板の移送装置、特に、それに限定され
るわけではないが、金属板その他しなやかでない
材料に印刷するための印刷機に関連する移送装置
に関する。また本発明はそのような印刷機自体に
も関する。
〔従来の技術〕
たとえば缶体その他の品物の製造に用いられる
金属板に印刷する公知の装置において、第一の水
平コンベヤにより水平面内で運搬されつつある時
に金属板に印刷インキが施される。第一のコンベ
ヤは第二の水平コンベヤから直立して取付けられ
る各対の仕切りまたは炉皿の中に各板を供給し、
各板はつぎに仕切りにより連続的に進行させら
れ、先ずインキ乾燥炉の形をとる加熱部位を通
り、ついで板を冷却する冷却部位を通り、最後に
第二のコンベヤの下流端において仕切りから印刷
済板材の積み重ねの上に放出される。
印刷インキ付加部位、炉、および冷却部位は互
いに一線に配置され、そのため広い床面積を占有
することになる。炉および冷却部位において空気
が板材の周囲を自由に循環し得るようにしなが
ら、板の支持材ともなる金属格子を、この仕切り
は含んでいる。インキ乾燥のために適正温度まで
乾燥炉内の板が加熱されるが、これは仕切りの熱
伝導性により仕切り自体がこの温度に達するまで
遅れる。すなわち空間の利用効率が悪い上、前記
装置はエネルギの浪費をも伴う。さらに所要の生
産量を上げるために、第二のコンベヤは4000個も
の仕切りが必要となるであろう。仕切りは摩もう
と損傷を受け易く定期的に交換しなければならな
いから、前記コンベヤにはイニシヤルコストの他
にかなりの保守費がかかる。また仕切りは間隔が
狭いので、連続する板を正確に仕切りの間に供給
するには2つのコンベヤの時期調整が重要であ
る。
コンベヤ上に金属製品を保持するのに磁界を用
いることは公知である。米国特許第3165210号に
示す公知の配置においては、鋼製かんの端が第一
のコンベヤによつて磁気ローラーに運搬され、磁
気ローラーはかん端を約90゜回転させる。磁気ロ
ーラーの上部から延びる固定シユートはかん端を
受け取り、互いに積重ね関係のシユート上に積重
ねる。しかし、この配置は加熱および冷却部位に
印刷済金属板を通す目的には適しない。というの
は、いつぽうでは2つの部位を通して第1のコン
ベヤが延在するには大きな空間が必要であろう
し、他方では固定シユートは板材を隔置関係にお
いて進行させるのに役立たないからである。また
印刷装置では前記のかん端積重ね機(スタツカ)
と異り、印刷インキが触れたり、こすれたりしな
いように冷却されるため、冷却部位の端末に達す
るまで、この隔置関係を保たなければならない。
本発明の一目的は磁性材製板がコンベヤ進路を
追従するように磁界を与える装置、および立てた
状態で面と面が向合せの隔置関係に板を、たとえ
ば本発明による印刷機械の冷却部位を通して進行
させるため、コンベヤ進路の下流に配置されるコ
ンベヤ装置、を有する板移送装置を与えることで
ある。
本発明のいま一つの目的は前記装置よりも床占
有面積が少ない印刷装置を与えることである。乾
燥炉から冷却部位へ板を移送するために、かかる
印刷装置に用いる小形の移送装置を与えること
も、いま一つの目的である。
また他の目的は前記従来の仕切を運ぶコンベヤ
ではなく、印刷装置に用いるのに適しておりまた
上記の不利な点の少なくとも幾つかを除去ないし
軽減する板移送装置を提供することである。
移送行程の一部分の間に板を支持するために磁
界または同等の装置が設けられており、そのため
装置内の運動部品の数が初期の装置(仕切支持型
コンベヤを含む)よりも少なくなる、板移送装置
を与えることが本発明のさらにもう一つの目的で
ある。
仕切りの使用を無くすることにより、乾燥炉の
サイズと複雑性を減ずることも、いま一つの目的
である。
〔発明の開示〕
本発明の一局面によれば、本発明は板の移送装
置を与えるものであり、該装置は板進行手段とコ
ンベヤ手段とを有し、該板進行手段は既定の進路
に沿つて縁と縁とを突合せて、連続して板材を進
行させるように配置され、該コンベヤ手段は該進
路の下流端における板進行手段の、上方に傾斜し
た下流端末部から隔置されて、該進路の下流端に
到達する板がその運動量(慣性)によりコンベヤ
手段に向つて運ばれるようになつており、板の前
縁を位置決めする手段と落下する板材後縁を受承
する支持手段とを該コンベヤ手段は有しており、
前記下流端末部から離して板を面と面が向合せの
隔置された関係で、立てた状態で前進させるよう
に該コンベヤ手段が配置されている。
本発明は他の局面において印刷機(プリン
タ);加熱により板のインクを乾燥させる、水平
に延びるインク乾燥装置、インク乾燥装置の下方
の冷却装置;および乾燥装置から冷却装置へ印刷
済の板を連続して移送する移送装置;を含む板材
印刷機械を与えるものであり、該乾燥装置は実質
的に同一平面内で縁と縁とを突合せて第一の方向
に移動する板に対して働くように配置されてお
り、該移送装置は前記板の運動方向をある角度だ
け回転させるようにされ、冷却装置に移動した際
に各板の一つの面が、前記第一の方向と実質的に
反対の第二の方向に向かうようになつており(第
3図参照)、該冷却装置は面と面が向合せの隔置
された関係で、立てた状態で板を第二の方向に進
行させるためのコンベヤ手段を有している。
冷却部位が加熱部位の下に配置されているこの
配列はかなりの空間節約を可能とし、しかも本発
明の移送装置が印刷機械に組込まれる場合には、
簡単にそれが達成される。
乾燥炉は実質的に平らに炉内を通して板を運ぶ
コンベヤを有して、直接火災乾燥を可能とし、つ
いで、移送装置により冷却部位に板が移送される
ことが有利であり、該移送装置は冷却部位へ板を
進行させる時に、板を保持するための磁気手段を
有することが望ましい。冷却部位のコンベヤはそ
の上で板材の縁を位置決めする磁気手段を持つこ
とが好都合である。
このような装置を印刷機械に用いる時、仕切り
が無いので印刷インクの乾燥のために板を加熱す
るのに要する空間とエネルギが少なくて済むとい
う利点がある。その上、仕切りが無いために機械
のイニシヤルコストと保守費とが共に軽減される
が、運動部品の数が少ないことから摩もうが減少
されて保守費が節約されるのである。供給コンベ
ヤが炉内コンベヤの狭い間隔に配置された仕切り
の間に板を供給しなければならない場合よりも、
コンベヤの相対的時期調整が難かしくないという
ことも、いま一つの利点である。
冷却部位コンベヤの板の位置決めコンベヤ面の
下に細長い支持手段を配置し、それにより板が冷
却部位を通して進行する時、コンベヤ面に保持さ
れた板は僅かに反つた形状となり圧縮されて支持
されるようになることも有利である。従つて板は
自由に相互に揺動して触れ合い、こすれ合うこと
が無く、各板と隣りの板との間にすき間をもつて
保持されることができる。
以下に図面を参照しつつ、実施例のみにより本
発明の具体化を「発明の明細」に記載する。
〔発明の明細〕
図面は全て線図であり、本発明の理解に不可欠
でない部品を省略して判り易くしてある。同等部
品は同じ引用番号を付けてある。
第1図に示す機械は、他の図面を参照して更に
詳しく説明するが、包装産業用のブリキ板のよう
な小型の磁性金属板(例えば60センチメートル四
方の板)の印刷に、主として産業上用いられるも
のである。第3図または第5図に示される移送装
置の主な産業用途は図面に示される小形板材の印
刷機械にある。しかし、連続する板の縁と縁とを
突合せる関係から面と面を向合せる関係に転換す
る必要がある場合、特に板の運動方向を同時に変
換する必要がある場合に、他の多くの用途を前記
移送装置が有することは明らかである。
先ず第1ないし第3図を参照すると、垂直方向
に移動自在のテーブル14を支持するフレーム1
2を有するデスタツカー(積重ね解除器)10を
含む。運転中はテーブル14は金属板18の積重
ねを載せるパレツト16を支持する。フレーム1
2の上部に、一対の放出ローラー20が最上部の
板18を印刷機22に供給するように配置され
る。
印刷機22は放出ローラー20から各板18を
受承するように配置された入口コンベヤ24と、
入口コンベヤ24から板18を受承するためフレ
ーム28に取付けられる回転印刷ドラム26とを
有する。インキ付加器30を通過して板を運び、
印刷機22と長く水平に延びる乾燥炉34との間
に延在する供給コンベヤ32の上に板を排出する
ように、ドラム26が配置されている。
支持プレート40に支えられて炉34を貫通す
る上方のベルト38を水平炉内コンベヤ36は有
する。このコンベヤは遊離プーリー42と被駆動
プーリー44との回りに延在する一対のエンドレ
スのスチールベルトを含んでいる。インキを乾燥
して印刷済の板から溶剤を除去するため、乾燥炉
34の中で、コンベヤ36の上方のベルト38の
上を運ばれる板18に向けて直接に、線図で示さ
れた火炎バーナー・ユニツト35からの熱を当て
るいつぽう、バーナー・ユニツトの下流に、板に
向けて加圧された加熱空気を当てることにより、
熱い板から蒸発した溶剤を吹き飛ばすために加熱
空気帯が設けられる。
第3図に示されるように、回転自在の遊動プー
リー52と被駆動軸55に取付けられているいま
一つのプーリー54とにかけられた中間コンベヤ
50により、板移送装置47の移送コンベヤより
なる板進行手段48の上に板を放出するように、
炉内コンベヤ36の下流端46が配置される。移
送コンベヤよりなる板進行手段48は、その進路
方向に対して、垂直面内で部分的に湾曲し、部分
的に真直ぐで、その下流端末部72が上向きに傾
斜して約260゜向きを変える進路56に従つて延び
ている。コンベヤ進路56は細長いガイド手段で
あるスチールプレート58により少なくとも部分
的に画成される。被駆動軸55に取付けられるプ
ーリー54により第1の板係合部材であつてコン
ベヤ部材であるエンドレスコンベヤ・ベルト60
はプレート58に沿つて動かされ、遊動プーリー
62と調整式引張りプーリー64との回りに延び
る。ベルト60は被駆動軸55に付くプーリーに
よりプレート58の外側に沿つて動かされる。ベ
ルト60とは反対側のプレート58の背後に磁石
手段である永久磁石66の列が固定されている。
プレート58を支持し、さらに移送装置の固定フ
レーム70により支持されている一対の固定側方
サポート68の間にこれらの磁石が取付けられ
る。かくてコンベヤ進路56に沿つて磁界が発生
し、ベルト60に対して板18を保持し、板はベ
ルトにより進路56に沿つて運ばれる。磁石66
は進路56の実質的に全体にわたつて配置され
る。しかし、屈曲した進路56の上方に傾斜した
下流端末部72、すなわちプーリー62に近い部
分の磁石は下記の理由で磁力が弱まる磁界を与え
るように配置される。本例では磁石66より弱い
適切な磁石66Aを選ぶことにより行われる。し
かし、その代りにコンベヤの進路の最終すなわち
下流端において、すなわち板進行手段である移送
コンベヤ48の下流端末部72で、ベルト60を
プレート58から離れるように案内することもで
きるが、この場合、最初はプレート58により、
また最後のベルトがプレート58から離れる区域
においてはベルト60により、進路56が画成さ
れる。
炉内コンベヤ36の下方に配置される、水平冷
却部位コンベヤすなわちコンベヤ手段である冷却
器コンベヤ74の下側のベルト75に向けて、コ
ンベヤ進路56の上方に傾斜した下流端が方向付
けされる。被駆動プーリー78、一対の自由に回
転自在の遊動プーリー80,82、および調整自
在の引張りプーリー84の回りに延在する一組の
第2の板係合部材であるエンドレスのスチール・
ベルト76をコンベヤ手段である冷却器コンベヤ
74は含んでいる(第4図)。プーリー78,8
0は垂直方向に調整自在であり(方法は図示され
ず)、下側のベルト75の高さを必要なだけ変え
ることができる。
下側のベルト75が常時、下面に沿つて伸びる
ように磁石手段である水平ら磁気レール85も垂
直方向に移動自在であり、この磁気レールの典型
例は平らなスチールプレート86を有し、その
上、プレート86を支持する1対の固定側方サポ
ート90の間に一連の永久磁石88が固定され
る。冷却器コンベヤ74の下側のベルト75に対
して、移送コンベヤ48を離れる板18の前縁1
9を保持するために、磁界を磁石88が与え、そ
のためその後は板材は冷却器コンベヤ74からぶ
ら下る。磁気レール85の下方に隔置された支持
手段である水平ドラツグレール92は第3または
第4図に示すように僅かに反つた状態に板材を磁
気手段85に対して圧縮して保持し、そのため板
が相互に揺動して、ふれ合い、こすれ合うことが
ないようにしており、また各板と隣りの板との間
にすき間91(典型的には2.5cm)を保持するの
に役立つ。
冷却器コンベヤ74は冷却部位93を貫通して
いる。板18が冷却器コンベヤ74に沿つて進む
時、板に冷却空気を当てるために、部位93に、
磁気レール85とドラツグレール92との中間の
高さにブロワー(94に線図で示される)または
他の適当な装置が取付けられる。空気吹付け装置
94はしかし印刷装置の重要部分ではない。板材
は時に冷却器コンベヤ74により前進中に単に大
気と接触することにより、部位93において冷却
されるからである。
冷却器コンベヤ74の下流に、板18を受承す
るために積重ね装置96(第1図および第4図)
が配置される。この装置96はスタンド100の
上に取付けられ、水平面に対して前方に傾斜した
テーブル98を有し、そのためテーブルの後の高
い方の縁がレール92の下流端に隣接した位置に
くるようになつている。レール92は第4図に示
されるように磁気レール85よりも前で終結して
いる。磁気レール85の下流端は従つてテーブル
98の上方に来る。コンベヤベルト76により板
が磁気レール85を過ぎた点、すなわち磁石88
の影響範囲外まで運ばれると、板はテーブル98
に向つて前方へ倒れる。テーブル98の下縁およ
び側縁の上方に伸びるフインガ102はテーブル
上に板を積重ねて配置する役目を持つ。
第1ないし第4図に図解される、本機械の運転
を以下に説明する。
未印刷のぶりき板18はテーブル14の積重ね
の最上部から印刷インク付加部位22に連続的に
供給される。部位22で各板の片面にアプリケー
タ30によりインクが付加される。つぎに板は比
較的に高速度にて、印刷面を上にして、炉内コン
ベヤ36により乾燥路34を通過させられる。こ
こで、火炎バーナー(板を加熱する)および板に
吹付けられる加熱空気により溶剤がインキから蒸
発してインキが乾燥する。つぎに、依然として熱
い板は板進行手段48により同じ速度で冷却器コ
ンベヤ74およびブロワー94に向けて運ばれ
る。第3図に示される如く、板18はその印刷し
ない面をプレート58に向けて、進路56に沿つ
てベルト60により運ばれ、進路が曲つている所
では進路に対して切線位置をとる。板18が水平
の中間コンベヤ50から進路56を回つて運ば
れ、最後に冷却器コンベヤ74に板の前縁19が
向くように、進路56の下流端末部72にて板が
上方へ傾斜するまで、磁石手段66により与えら
れる磁界が板を保持する。
この点にて、板18はその運動量(惰性)によ
り冷却器コンベヤ74に向つて前進を続け、移送
コンベヤよりなる板進行手段48の弱い磁石手段
66Aにより減衰する局部磁界は板18の運動方
向を決定する力が無くなり、板は磁石88の影響
下に入る。換言すれば、板18は移送コンベヤよ
りなる板進行手段48から冷却器コンベヤ74の
方向へ投入される。移送コンベヤを離れる板の運
動エネルギーの全部ではないが、その大部分が位
置エネルギーに変換されるように、板進行手段4
8、コンベヤ手段74の相対的配置およびベルト
60の速度が選択されている。すなわち板の前縁
19はちようど冷却器コンベヤ74の下側に到達
し、磁石88により同コンベヤの下側のベルト7
5に当つて保持される。進路56の下流端におい
て磁石手段66Aにより与えられる減衰した磁界
のため、板18の後縁は進路56を離れることが
できる。そして、冷却器コンベヤ74の下側のベ
ルト75が板の前縁19を進行させる時、板の後
縁はドラツグレール92に沿つて滑る。このため
板は前方の板にぶつかることなく、すき間91が
このようにして維持される。
板18は炉内コンベヤ36および移送コンベヤ
48上の板の速度に比べて比較的遅い速度にてベ
ルト76により運ばれる。板が移送コンベヤ48
上におけるように縁と縁の突合せの関係で平らに
横たわつている時よりも、コンベヤ手段74にお
けるように面と面を向い合せてぶら下つている時
に板と次の板との間の距離がずつと狭いから、上
記が可能となる。すなわち、コンベヤ手段74は
ずつと遅い進行速度でコンベヤ36と同じ産出量
を挙げることができる。板18は冷却器コンベヤ
74により前進させられる間に前記の如く冷却さ
れ、最後に装置96上に放出されて、前の板の上
に積み重なる。
第5図に、回転自在の軸106に取付けられた
一対の同形の円板105の形成をした直径の大き
い車輪103が示されるが、この軸106は機械
の主駆動モーター(図示せず)により適切な歯車
を介して駆動される。しかし、図示の実施例の如
く、ベルト60が車輪103の回りに延在する場
合、車輪は自由にベルト60と共に回転すること
ができ、ベルトは前のように軸55のプーリー5
4により駆動される。
第3図に示す固定板58とその関連部品である
固定側方サポート68の代りを車輪103がつと
めている。磁石手段66は車輪の周囲に配置さ
れ、全て同じ磁界強さを持つ。車輪103の外輪
の回りに円筒板107を設けて、ベルト60が円
筒板107にかけられてもよい。コンベヤ進路5
6は第5図の2つの矢印56の間に延在し、進路
の下流端108において、ベルト60はプーリー
62により車輪103から離れるように変向さ
れ、このため板18に及ぼす磁石手段66の磁界
が弱まり、既述の如く板は冷却器コンベヤ74と
の係合状態に投入される。
プーリー62は省いてもよいが、その場合、ベ
ルト60は点108(第5図で破線により示され
る)を超して車輪103の外輪に追従する。そこ
で固定の進路の変更手段であるくさび104を設
けて、車輪形移送コンベヤ48との接触から各板
18を離して冷却器コンベヤ74に向けることが
できる。
第5図に対するもう一つの代案として、ベルト
60を省くことができる。この場合は、板18を
中間コンベヤ50から車輪103へ移送するため
中間コンベヤ50を車輪103の外周へ向けて延
長するが、両者の間にはギヤツプができる。この
ギヤツプに橋をかけるため静止プレートをコンベ
ヤ50と車輪103の間に設け、板をこの静止プ
レートの上を自身の惰力で滑らせて送ることがで
きる。この代案では板は車輪に直接接触して車輪
の回りを運ばれ、最後にくさび状の偏向手段10
4によつて方向を変えられて、冷却器コンベヤ7
4に向つて自身の惰力によつて投げ出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による印刷機械の正面図、第2
図は本機械の部分を示す拡大正面図、第3図は本
機械の移送装置を示す正面図、第4図は本機械の
放出端を示す正面図、第5図は第3図に示す移送
装置の代りに使用し得る代替の移送装置を示す正
面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 既定の進路56に沿つて板18を、順次に縁
    と縁とを突合せた状態で連続して進行させる板進
    行手段48を含む、磁性材製板用の板移送装置に
    おいて、前記既定の進路56はその進路方向に対
    して垂直面内で湾曲し、その下流端末部72が上
    向きに傾斜しており、前記板進行手段48は、前
    記既定の進路に沿つて動く第1の板係合部材60
    と、板18を引張つて第1の板係合部材60に連
    続して係合させるための磁石手段66,66Aと
    からなつており、そして更に、前記板移送装置
    は、前記既定の進路56の下流端において、前記
    板進行手段48の上向きに傾斜した下流端末部7
    2から離隔したコンベヤ手段74を有し、前記既
    定の進路の下流端に到達した板18は前記下流端
    から自身の慣性により前記コンベヤ手段74に向
    かつて送られるようになつており、このコンベヤ
    手段74は、前記板進行手段48の前記下流端末
    部72から自身の慣性によつて送られる板18の
    進路を遮るための第2の板係合部材76と、前記
    第2の板係合部材76と共同して板18の前縁1
    9をこの第2の板係合部材76で受けて保持する
    磁石手段85と、落下して来る板の後縁を受ける
    支持手段92とからなり、このコンベヤ手段74
    は、板18を縦にして間隔を置いて面と面が向き
    合つた状態で前記下流端末部72から離隔するよ
    うに前進させるようになつている、磁性材製板用
    の板移送装置。 2 前記板進行手段48の下流端末部72に配置
    されている磁石手段66Aが、前記下流端末部7
    2を除いた前記板進行手段48の部分に配置され
    た磁石手段66よりも弱い、請求項1記載の板移
    送装置。 3 前記第1の板係合部材60が、前記下流端末
    部72において、この第1の板係合部材60が下
    流端末部72に沿つて進行するに従い前記磁石手
    段66,66Aから離れる方向へそれ、そのため
    に、磁石手段66,66Aによつて板18に加え
    られる力が減少するように配置される請求項1記
    載の板移送装置。 4 前記第2の板係合部材76と前記支持手段9
    2との間の距離が、板の進行方向の前縁と後縁と
    の間の距離より小さい請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の板移送装置。 5 前記板進行手段48の前記第1の板係合部材
    60が循環式のコンベヤ部材60であり、この板
    進行手段は、また、前記コンベヤ部材60を前記
    既定の進路56に従つて移動するように位置決め
    するための固定のガイド手段58および複数のプ
    ーリ54,62,64と、前記固定のガイド手段
    58のまわりにコンベヤ部材60を駆動するため
    の手段55とからなり、前記磁石手段66,66
    Aはコンベヤ部材60の背後に配置された前記固
    定のガイド手段58によつて保持されている請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の板移動装置。 6 板進行手段48が、その周囲が少くとも前記
    既定の進路56の大部分を形成する回転自在の車
    輪103を有し、この車輪には磁石手段66が組
    み込まれており、そして更に、前記磁石手段66
    によつて板18に加えられる力を減少するよう
    に、前記既定の進路56の下流端に配置された進
    路の変更手段104を有する請求項1記載の板移
    送装置。 7 第1の板係合部材60が、前記既定の進路5
    6を形成する前記車輪103の周囲に接触して延
    びる循環式のコンベヤ部材60である請求項6記
    載の板移送装置。 8 印刷機22と、加熱することにより板18上
    のインキを乾燥するための水平に延びるインキの
    乾燥装置34とからなる磁性材製板用の印刷機械
    であつて、前記インキの乾燥装置34の下方に配
    置された冷却装置93と、印刷された板18を連
    続して前記乾燥装置34から冷却装置93へ移送
    する板移送装置47とを含み、 前記板移送装置47は既定の進路56に沿つて
    板18を、順次に縁と縁とを突合せた状態で連続
    して進行させる板進行手段48を含み、前記既定
    の進路56はその進路方向に対して垂直面内で湾
    曲し、その下流端末部72が上向きに傾斜してお
    り、前記板進行手段48は、前記既定の進路に沿
    つて動く第1の板係合部材60と、板18を引張
    つて第1の板係合部材60に連続して係合させる
    ための磁石手段66,66Aとからなつており、
    そして更に、前記板移送装置47は、前記既定の
    進路56の下流端において、前記板進行手段48
    の上向きに傾斜した下流端末部72から離隔した
    コンベヤ手段74を有し、前記既定の進路の下流
    端に到達した板18は前記下流端から自身の慣性
    により前記コンベヤ手段74に向かつて送られる
    ようになつており、このコンベヤ手段74は、前
    記板進行手段48の前記下流端末部72から自身
    の慣性によつて送られる板18の進路を遮るため
    の第2の板係合部材76と、前記第2の板係合部
    材76と共同して板18の前縁19をこの第2の
    板係合部材76で受け止めて保持する磁石手段8
    5と、落下して来る後縁を受ける支持手段92と
    からなり、このコンベヤ手段74は、板18を縦
    にして間隔を置いて面と面が向き合つた状態で前
    記下流端末部72から離隔するように前進させる
    ようになつている、磁性材製板用の印刷機械。
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