JPH0151419B2 - - Google Patents

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JPH0151419B2
JPH0151419B2 JP58070717A JP7071783A JPH0151419B2 JP H0151419 B2 JPH0151419 B2 JP H0151419B2 JP 58070717 A JP58070717 A JP 58070717A JP 7071783 A JP7071783 A JP 7071783A JP H0151419 B2 JPH0151419 B2 JP H0151419B2
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JP
Japan
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roll
sheet strip
roll core
core
guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP58070717A
Other languages
English (en)
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JPS59198240A (ja
Inventor
Kunyoshi Nagahata
Takashi Hashimoto
Machio Hatase
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Nabtesco Corp
Original Assignee
Teijin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Seiki Co Ltd filed Critical Teijin Seiki Co Ltd
Priority to JP7071783A priority Critical patent/JPS59198240A/ja
Publication of JPS59198240A publication Critical patent/JPS59198240A/ja
Publication of JPH0151419B2 publication Critical patent/JPH0151419B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、プラスチツクフイルム、コーテイ
ングシート、紙等のシート帯状物を巻き取る、詳
しくは巻き取り完了した満巻ロールから空ロール
芯へ巻きうつし空ロール芯に巻き取るシート帯状
物の巻き取り装置に関する。
従来のシート帯状物の巻き取り装置としては、
例えば第1図に示すようなものが知られている。
同図において、1は図示していない台座に支持さ
れた支持アームであり、この支持アーム1には空
ロール芯2がヒンジピン3を介して回転可能に支
持され、このロール芯2は図示していないモータ
によつて時計方向に後述するシート帯状物の走行
速度と同一周速で回転させられる。また、この空
ロール芯2は支持アーム1の回動と同時にまたは
直後に回転させられる。ロール芯2の近傍には幅
広(例えば幅1500mm)のシート帯状物4が前記モ
ータとは別個の図示していないモータによつて回
転させられる図示していない満巻ロール芯の回転
によつて走行させられている。5はロール芯2よ
り下方に位置し略円弧状をした巻付アームであ
り、この巻付アーム5の基端はヒンジピン6を介
して図示していない架台に揺動可能に支持されて
いる。巻付アーム5の先端にはガイドロール7が
ヒンジピン8を介して回転可能に支持されてお
り、このガイドロール7は、巻付アーム5がロー
ル芯2に接近するように揺動すると、ロール芯2
より下流側のシート帯状物4に接触し、このシー
ト帯状物4をロール芯2に巻き付けることができ
る。巻付アーム5の略中央にはブラケツト10が
ボルト11によつて固定されており、このブラケ
ツト10にはガイドロール7とロール芯2との間
のシート帯状物4に向かつて延びたガイドバー1
7が固定されている。18はブラケツト10に固
定されたエアシリンダであり、このエアシリンダ
18のピストンロツドの先端には刃物支持部材1
9が固定されている。刃物支持部材19には刃物
20が固定されており、この刃物20はエアシリ
ンダ18のピストンロツドが突出することによつ
てガイドバー17とロール芯2との間のシート帯
状物4を切断することができる。21はロール芯
2より上方に位置するニツプ−アームであり、こ
のニツプ−アーム21の基端にはヒンジピン21
aを介して前記架台に回動可能に支持されてい
る。ニツプ−アーム21の先端には外周にゴムが
巻かれた圧着ロール22がヒンジピン23を介し
て回転可能に支持されている。ニツプ−アーム2
1がロール芯2に接近するように回動すると、圧
着ロール22はロール芯2より上流側のシート帯
状物4をロール芯2に圧接させることができる。
このような巻き取り装置によつてシート帯状物4
を巻き取るには、まず、巻付アーム5をロール芯
2に接近するように回動させ、ロール芯2より下
流側のシート帯状物4をガイドロール7及びガイ
ドバー17を介してロール芯2に巻き付ける。次
に、ニツプ−アーム21をロール芯2に接近する
ように回動させ、ロール芯2より上流側のシート
帯状物4をロール芯2に巻き付け、圧着ロール2
2をシート帯状物4を介してロール芯2に圧接さ
せる。次に、第2図に示すように、エアシリンダ
18のピストンロツドを突出させ、刃物20によ
つてガイドバー17とロール芯2との間のシート
帯状物4を切断する。切断されたシート帯状物4
のロール芯2側の端部は、ロール芯2の時計方向
への回転とともに、圧着ロール22に巻かれたシ
ート帯状物4とロール芯2との間に巻き込まれ
る。この後は、シート帯状物4は、ロール芯2の
回転に従つてロール芯2に巻き取られる。
しかしながら、このような従来のシート帯状物
の巻き取り装置にあつては、次のような問題点が
あつた。まず、シート帯状物4は、刃物20によ
つて切断されるため、所定値以上の張力が与えら
れなければならない。このため、切断時には、圧
着ロール22はシート帯状物4を介して所定値以
上の力でロール芯2に圧接されなければならな
い。したがつて、刃物20によつて切断されたシ
ート帯状物4のロール芯2側の端部は、圧着ロー
ル22に巻かれたシート帯状物4とロール芯2と
の間に巻き込まれにくくなり、ロール芯2の放射
外方に折り返されたりシワを発生したりする。こ
の結果、ロール芯2に巻かれたシート帯状物4の
端部が不良になるとともに、この不良端部の上に
積層された数十層のシート帯状物4までが変形さ
れることによつて不良になる、という問題点があ
つた。また、シート帯状物4の前記端部が折り返
しやシワを発生せずに巻き込まれるためには、圧
着ロール22が中心軸に対してたわみを生じては
ならない。ところで、圧着ロール22は、所定値
以上の力でロール芯2に圧接されているため、中
心軸に対してたわみやすい(シート帯状物の巾が
広い程長い圧着ロールが必要であり、よりたわみ
やすい)。このため、圧着ロール22の外径は所
定値(例えば130mm)以上でなければならない。
したがつて、ガイドバー17の先端は圧着ロール
22とロール芯2との接点pに余り近づくことが
できない。このため、刃物20で切断したシート
帯状物4の前記端部は、前記接点pに余り近づく
ことができず(シート帯状物4の切断端部から前
記接点p迄の距離lは約50mm位)、圧着ロール2
2に巻かれたシート帯状物4とロール芯2との間
に巻き込まれにくくなる。したがつて、シート帯
状物4の前記端部に折り返しやシワが発生し、こ
の結果、シート帯状物4の端部の不良や、この不
良端部の上に巻かれたシート帯状物4の不良が発
生する、という問題点があつた。
この発明は、前述の問題点に着目してなされた
もので、第1に、支持アームに回転可能に支持さ
れたロール芯と、ロール芯の近傍を走行するシー
ト帯状物と、ロール芯より下流側のシート帯状物
に接触可能かつ回転可能のガイドロールおよび該
ガイドロールと前記ロール芯との間の前記シート
帯状物を切断する刃物を有し、走行するシート帯
状物をロール芯へ巻き移す時、前記ロール芯より
下流側の前記シート帯状物を前記ガイドロールを
介して前記ロール芯に巻き付けるように揺動する
巻付アームと、前記ロール芯より上流側のシート
帯状物を前記ロール芯に圧接させながら回転可能
の圧着ロールと、前記ガイドロールと圧着ロール
との間に位置し回転可能の近接ロールと、を備
え、前記近接ロールによつて、前記圧着ロールよ
り上流側のシート帯状物を、前記刃物によつて切
断されたシート帯状物の切断端部が前記近接ロー
ルと前記ロール芯との間で案内されて前記圧着ロ
ールと前記ロール芯との間へ導かれるように、ロ
ール芯に近接若いしくは接触させることにより、
第2に、支持アームに回転可能に支持されたロー
ル芯と、ロール芯の近傍を走行するシート帯状物
と、ロール芯より下流側のシート帯状物に接触可
能かつ回転可能のガイドロールおよび該ガイドロ
ールと前記ロール芯との間の前記シート帯状物を
切断する刃物を有し、走行するシート帯状物をロ
ール芯へ巻き移す時、前記ロール芯より下流側の
前記シート帯状物を前記ガイドロールを介して前
記ロール芯に巻き付けるように揺動する巻付アー
ムと、前記ロール芯より上流側のシート帯状物を
前記ロール芯に圧接させながら回転可能の圧着ロ
ールと、前記ガイドロールと圧着ロールとの間に
位置し前記圧着ロールの径より小径の回転可能の
近接ロールと、を備え、前記近接ロールによつ
て、前記圧着ロールより上流側のシート帯状物
を、前記刃物によつて切断されたシート帯状物の
切断端部が前記近接ロールと前記ロール芯との間
で案内されて前記圧着ロールと前記ロール芯との
間へ導かれるように、ロール芯に近接若しくは接
触させることにより、前記問題点を解決すること
を目的とする。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来技術と同一部分については同
一符号を付し説明を省略する。
ブラケツト10の一端には第1エアシリンダ1
2のヘツド側がヒンジピン13を介して回動可能
に取り付けられている。さらに、ブラケツト10
には一対のスライドシヤフト14が紙面に垂直な
方向に配列するように固定されている。15はス
ライドシヤフト14に摺動可能に支持されたスラ
イダであり、このスライダ15の一端部には第1
エアシリンダ12のピストンロツドの先端がヒン
ジピン16を介して回動可能に連結され、他端部
にはガイドロール7とロール芯2との間のシート
帯状物4に向かつて突出するガイドバー17が固
定されている。この結果、第1エアシリンダ12
のピストンロツドが引つ込むと、ガイドバー17
はスライダ15とともに他方側へ移動し、ガイド
ロール7とロール芯2との間のシート帯状物4を
ロール芯2に近づけ巻き付けることができる。1
8はスライダ15の他端部に固定された第2エア
シリンダであり、この第2エアシリンダ18のピ
ストンロツドの先端には刃物支持部材19が固定
されている。刃物支持部材19には刃物20が固
定されており、この刃物20は第2エアシリンダ
18のピストンロツドが突出することによつてガ
イドバー17とロール芯2との間のシート帯状物
4を切断することができる。第3,4図におい
て、31は台座であり、この台座31の上面には
ブラケツト32が固定されている。ブラケツト3
2には前記支持アーム1の中央部がヒンジピン3
3を介して回動可能に支持されている。支持アー
ム1の一端には図示していない公知のモータによ
つて回転させられる空の前記ロール芯2が回転可
能に支持され、他端には前記モータとは別個の図
示していない公知のモータによつて回転させられ
る前記シート帯状物4の巻き取りが完了した満巻
ロール芯2が回転可能に支持されている。支持ア
ーム1の中央部には上方および下方にそれぞれ突
出するガイドアーム34が形成され、各ガイドア
ーム34の先端にはヒンジピン35を介してガイ
ドロール36が回転可能に支持されている。一方
のロール芯2に巻き掛けられた前記シート帯状物
4は下側のガイドロール36に巻き掛けられた後
他方の満巻ロール芯2に巻き取られたシート帯状
物4の端部に連続されている。38は台座31の
一方側近傍に配設された架台であり、この架台3
8には前記巻付アーム5の基端が回動可能に支持
されている。巻付アーム5の基端には突起部39
が形成されており、この突起部39より下方の架
台38には第3エアシリンダ40のヘツド側がヒ
ンジピン41を介して回動可能に支持されてい
る。第3エアシリンダ40のピストンロツドの先
端部は突起部39の先端部にヒンジピン42を介
して回動可能に連結されている。第3エアシリン
ダ40のピストンロツドが引つ込むと、巻付アー
ム5はヒンジピン6を中心として時計方向に回動
し、ガイドロール7は第4図に示すようにロール
芯2とガイドロール36との間のシート帯状物4
をロール芯2に巻き付ける。巻付アーム5より上
方の架台38にはニツプ−アーム44の基端部が
ヒンジピン21aを介して回動可能に支持されて
いる。ニツプ−アーム44の先端部には外径130
mmの前記圧着ロール22が回転可能に支持され、
圧着ロール22より先方のニツプ−アーム44に
は圧着ロール22の外径より外径が小径(例え
ば、65mm)の外周にゴムが巻かれた近接ロール4
5がヒンジピン46を介して回転可能に支持され
ている。圧着ロール22および近接ロール45に
巻き掛けられた前記シート帯状物4は一方側の空
のロール芯2に巻き掛けられた前記シート帯状物
4に連続している。即ち、前記シート帯状物4は
ロール芯2の近傍を走行しているのである。ニツ
プ−アーム44の基端部には突起部47が形成さ
れており、この突起部47より下方の架台38に
は第4エアシリンダ48のヘツド側がヒンジピン
49を介して回動可能に支持されている。第4エ
アシリンダ48のピストンロツドの先端と突起部
47の先端とはヒンジピン50を介して回動可能
に連結されている。第4エアシリンダ48のピス
トンロツドが突出すると、ニツプ−アーム44は
ヒンジピン21aを中心として反時計方向に回動
し、圧着ロール22はロール芯2より上流側のシ
ート帯状物4をロール芯2に圧接させる。このと
き、近接ロール45は、第4図に示すように、ロ
ール芯2およびガイドロール36の間のシート帯
状物4をロール芯2に巻き付けたガイドロール7
と圧着ロール22との間に位置し、圧着ロール2
2より上流側のシート帯状物4をロール芯2に3
mm以下の隙間を有し近接若しくは接触させてい
る。架台38の上端部にはダンサアーム52の中
央部がヒンジピン53を介して回動可能に支持さ
れている。ダンサアーム52の一端部より上方の
架台38には第5エアシリンダ54のヘツド側が
ヒンジピン55を介して回動可能に支持され、第
5エアシリンダ54のピストンロツドの先端はダ
ンサアーム52の一端部にヒンジピン56を介し
て回動可能に連結されている。ダンサアーム52
の他端部にはダンサロール57がヒンジピン58
を介して回転可能に支持され、ダンサロール57
より上方の架台38には一方側および他方側にそ
れぞれガイドロール59および60がヒンジピン
61および62を介して回転可能に支持されてい
る。ガイドロール59、ダンサロール57、ガイ
ドロール60、に巻き掛けられたシート帯状物4
は圧着ロール22に巻き掛けられたシート帯状物
4に連続している。第5エアシリンダ54はダン
サアーム52を回動させることによつてロール芯
の回転を制御しシート帯状物4の張力を一定に調
整している。
次に、この発明の一実施例の作用について説明
する。
まず、第3エアシリンダ40のピストンロツド
を引つ込めることによつて巻付アーム5をヒンジ
ピン6を中心として時計方向に回動させると、ガ
イドロール7はロール芯2より下流側のシート帯
状物4即ち一方側の空ロール芯2と下側のガイド
ロール36との間のシート帯状物4をロール芯2
に巻き付ける。次に、第4エアシリンダ48のピ
ストンロツドを突出させることによつてニツプ−
アーム44をヒンジピン21aを中心として反時
計方向に回動させると、圧着ロール22は、第4
図に示すように、ロール芯2より上流側のシート
帯状物4をロール芯2に圧接させる。このとき、
近接ロール45は、ガイドロール7と圧着ロール
22との間に位置し、圧着ロールの様に強く圧接
する必要がないので、圧着ロール22より上流側
のシート帯状物4をロール芯2に近接若しくは軽
微に接触させているにすぎない。次に、第1エア
シリンダ12のピストンロツドを引つ込めると、
ガイドバー17は、スライダ15とともにロール
芯2側へ移動し、ロール芯2とガイドロール7と
の間のシート帯状物4に当接する。第1エアシリ
ンダ12のピストンロツドをさらに引つ込める
と、ガイドバー17は、ロール芯2とガイドロー
ル7との間のシート帯状物4とともに、ロール芯
2と近接ロール45との接点(若しくは近接点)
qの近傍まで移動する。こうして、ガイドバー1
7はロール芯2とガイドロール7との間のシート
帯状物4をロール芯2に巻き付けることができ
る。次に、第2エアシリンダ18のピストンロツ
ドを突出させると、第5図に示すように、刃物2
0はガイドバー17とロール芯2との間のシート
帯状物4を切断する。このとき、近接ロール45
は圧着ロール22より上流側のシート帯状物4を
ロール芯2に近接若しくは軽微に接触させている
にすぎないので、シート帯状物4の切断端部は前
記接点(若しくは近接点)qに容易にかみ込むこ
とができる。この接点(若しくは近接点)qにか
み込んだ前記切断端部は近接ロール45および圧
着ロール22間に渡つて走行しているシート帯状
物4の下部に案内されながら圧着ロール22およ
びロール芯2の接点pにかみ込みロール芯2に巻
き取られていく。従つて、前記切断端部は折り返
しやシワを発生することがない。またこのとき、
近接ロール45の外径(65mm)は圧着ロール22
の外径(130mm)より小さいのでガイドバー17
は、前記接点pに接近する場合に比べて、前記接
点(若しくは近接点)qにより近く接近すること
ができる。このため、刃物20によつて切断され
たシート帯状物4のロール芯2側の端部は前記接
点(若しくは近接点)qに非常に接近する(シー
ト帯状物4の切断端部から前記接点(若しくは近
接点)qまでの距離mは約32mm位となる)。従つ
て、前記切断端部は折り返しやシワを発生するこ
となく、近接ロール45に巻かれたシート帯状物
4とロール芯2との間に巻き込まれることができ
る。ロール芯2の継続回転によつて、ロール芯2
には数十層のシート帯状物4が巻かれる。したが
つて、前記切断端部の上にも数十層のシート帯状
物4が積層される。しかし、前記切断端部は折り
返しやシワを発生していないので、この切断端部
の上に積層された数十層のシート帯状物4が変形
することもない。この結果、シート帯状物4の端
部の不良や、この不良端部の上に巻かれたシート
帯状物4の不良の発生を防止することができる。
次に、ロール芯2の回転を継続することによつて
シート帯状物4のロール芯2への巻き取りを継続
する。このようなロール芯2の回転中に、まず、
支持アーム1の他端に支持されている巻き取りの
完了した満巻ロール芯2を図示していない新しい
空のロール芯に交換する。なお、満巻ロール芯の
回転は刃物20の突出を検知した後停止すればよ
い。同時に、第2エアシリンダ18のピストンロ
ツドを引つ込め、刃物20をガイドバー17の先
端より引つ込める。さらに、第1エアシリンダ1
2のピストンロツドを突出させ、ガイドバー17
および刃物20を前記接点(若しくは近接点)q
から離隔させる。さらに、第3エアシリンダ40
のピストンロツドを突出させ、巻付アーム5を反
時計方向に回動させる。さらに、第4エアシリン
ダ48のピストンロツドを引つ込め、ニツプ−ア
ーム44を時計方向に回動させる。ここで、圧着
ロール22がロール芯2から離隔する直前または
同時に、図示していないタツチロールをロール芯
2に軽く押付け、シート帯状物4の拡開を防止す
る方が良い。シート帯状物4が所定量巻き取られ
たならば、支持アーム1をヒンジピン33を中心
として180゜回転させると、第3図の如く元の状態
に戻る。以後、この動作が繰り返される。
なお、前述の実施例では、シート帯状物4の巾
を1500mmとしたため、圧着ロール22の外径が
130mm、近接ロール45の外径が65mmとなり、シ
ート帯状物4の切断端部から前記接点までの距離
mが従来の約50mmから約32mmになつた場合につい
て説明したが、シート帯状物4の巾を600mmにし
た場合、圧着ロール22の外径は90mm、近接ロー
ル45の外径は50mmとなり、前記切断端部から前
記接点までの距離mは従来の約32mmから約27mmに
短縮される。したがつて、前記切断端部の折り返
しやシワの発生はより一層防止され、前記切断端
部の不良や、不良端部の上に巻かれたシート帯状
物4の不良の発生を、より確実に防止することが
できる。なお、切断時に近接ロールおよびロール
芯間にエアを吹き込んでも良い。
以上説明したように、本発明によれば、第1
に、近接ロールによつて、圧着ロールより上流側
のシート帯状物を、ガイドロールとロール芯の間
で刃物によつて切断されたシート帯状物の切断端
部が近接ロールとロール芯との間で案内されて圧
着ロールとロール芯との間へ導かれるようにロー
ル芯に近接若しくは接触させるよう構成し、第2
に、前記近接ロールの径が圧着ロールの径より小
径となるよう構成しているので、シート帯状物の
切断端部は、折り返しやシワを発生することな
く、確実に近接ロールに巻かれたシート帯状物と
ロール芯との間に巻き込まれることができ、この
結果、シート帯状物の切断端部の不良の発生を未
然に防止することができ、さらに、この不良端部
の上に巻かれた数十層のシート帯状物の変形によ
る不良の発生も未然に防止することができるとい
う効果が得られる。
なお、前記実施例においては、巻付アーム5の
回動後、第1エアシリンダ12のピストンロツド
を突出させることによつてガイドバー17を一方
側に移動させてあるので、ガイドバー17の先端
は巻付アームの回動およびニツプ−アーム44の
回動時間中、ロール芯2とガードロール36との
間のシート帯状物4を擦ることがなく、この結
果、シート帯状物4の表面に傷が発生することを
防止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシート帯状物の巻き取り装置の
要部を示す正面図、第2図は従来のシート帯状物
の巻き取り装置の作用および問題点を説明する正
面図、第3図はこの発明に係るシート帯状物の巻
き取り装置の一実施例を示す正面図、第4図は第
3図の要部拡大図、第5図はこの発明に係るシー
ト帯状物の巻き取り装置の一実施例の作用説明図
である。 1……支持アーム、2……ロール芯、4……シ
ート帯状物、5……巻付アーム、7……ガイドロ
ール、17……ガイドバー、20……刃物、22
……圧着ロール、45……近接ロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持アームに回転可能に支持されたロール芯
    と、ロール芯の近傍を走行するシート帯状物と、
    ロール芯より下流側のシート帯状物に接触可能か
    つ回転可能のガイドロールおよび該ガイドロール
    と前記ロール芯との間の前記シート帯状物を切断
    する刃物を有し、走行するシート帯状物をロール
    芯へ巻き移す時、前記ロール芯より下流側の前記
    シート帯状物を前記ガイドロールを介して前記ロ
    ール芯に巻き付けるように揺動する巻付アーム
    と、前記ロール芯より上流側のシート帯状物を前
    記ロール芯に圧接させながら回転可能の圧着ロー
    ルと、前記ガイドロールと圧着ロールとの間に位
    置し回転可能の近接ロールと、を備え、前記近接
    ロールによつて、前記圧着ロールより上流側のシ
    ート帯状物を、前記刃物によつて切断されたシー
    ト帯状物の切断端部が前記近接ロールと前記ロー
    ル芯との間で案内されて前記圧着ロールと前記ロ
    ール芯との間へ導かれるように、ロール芯に近接
    若しくは接触させたことを特徴とするシート帯状
    物の巻き取り装置。 2 支持アームに回転可能に支持されたロール芯
    と、ロール芯の近傍を走行するシート帯状物と、
    ロール芯より下流側のシート帯状物に接触可能か
    つ回転可能のガイドロールおよび該ガイドロール
    と前記ロール芯との間の前記シート帯状物を切断
    する刃物を有し、走行するシート帯状物をロール
    芯へ巻き移す時、前記ロール芯より下流側の前記
    シート帯状物を前記ガイドロールを介して前記ロ
    ール芯に巻き付けるように揺動する巻付アーム
    と、前記ロール芯より上流側のシート帯状物を前
    記ロール芯に圧接させながら回転可能の圧着ロー
    ルと、前記ガイドロールと圧着ロールとの間に位
    置し前記圧着ロールの径より小径の回転可能の近
    接ロールと、を備え、前記近接ロールによつて、
    前記圧着ロールより上流側のシート帯状物を、前
    記刃物によつて切断されたシート帯状物の切断端
    部が前記近接ロールと前記ロール芯との間で案内
    されて前記圧着ロールと前記ロール芯との間へ導
    かれるように、ロール芯に近接若しくは接触させ
    たことを特徴とするシート帯状物の巻き取り装
    置。
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