JPH01503774A - 空気ばね付き車両座席 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 空気はね付き車両座席 本発明は、座席枠が、この座席枠に配置された二叉連結棒によってかつ空気ばね の介在のもとに、車両車体に付属する床枠に垂［振動可能に支持されている空気 ばね付＠車両座席に関する。

この種の車両座席には、これらの車両座席が空気ばねの内圧の変化によってのみ 興なる静的な高さくすなわち座席が運転者の体重のかかる際に振動する中間位置 ＝中間着座位置）に調節され得る（いわゆる統合高さ調節）という利点がある。

一般にこの種の車両座席では、例えば車両座席が非常に悪い車道又は荒れた土地 であまり激しく５ｔｆｆする場合又は例えば空気はね装置の欠陥の際に座席が、 運転者が車両をもはやコントロールできない床に近い位置へ下側のストッパまで 低下する傾向を持つ場合に備えて、座席の垂直振動が阻止可能になる阻止装置を これらの車両座席が持っていることも要求される。

空気ばね付き車両座席用の公知の阻止装置は、例えば捕捉かぎを含んでおり、こ の捕捉かぎは、予め設計止定められた静的な高さにおいて、二叉連結棒又は対向 する座席枠又は天枠に取り付けられたビンを捕捉し、それによって座席の垂直振 動を阻止する（ドイツ連邦共和国特許出願公開第３５３４３７８号明細普参照） 。しかしこのような捕捉かぎには、これらの捕捉かぎが予め設計止定められた静 的な高さだけでしか座席を抱束できず、従って阻止装置の操作の際に運転者が自 分の体の大きさに応じて希望しかつ統合高さ調節によってｗｉ節される静的な高 さに全熱一致しない静的な高さに運転者を無理やり座らせることがしばしばある という欠点がある。

符表千１−５０３７７４　（２） 同じ欠点は他の公知の阻止装置にもあり、この阻止装置では、載置台が空気ばね の完全な排気との組み合わせで使用される。

これらの’１１２０１台は車両座席の通常の走行運転中、座席の天枠に平らに位 置しておりかつ阻止装置を作動させる手動レバーの模作の蝦にのみ８豆せしめら れるので、座席は空気ばねが同時に完全に排気される際に戴慣台上へ低下する。

もちろん、この目的のために載置台の高さを、車両座席において統合高さ調節に よって調節可能である最低の静的な高さより低く又は必要とあらば、同じ高さで なければならない。さもなければ車両の停止中の低く調節された静的な高さにお いて座席が全然向東可能でないか又は戴置台上に載置され得ないからである。さ らに、このような戴置台拘束の暇に座席が保持されないので、例えば困難な土地 走行の際に垂直振動の名目上の回正にも向らず座席が運転者と共に上方へ振られ 、それによって運転者が自分の車両をコントロールできなくなることは、基本的 な欠点である。

本発明の課題は、運転者が統合高さ調節によって選ばれたいかなる静的な高さに おいても座席を固定することができかつ上方及び下方のすべての垂直振動を効果 的に阻止することができることを保証する、上述の種類の甫両座席用因止装置を 髭供することである。

この課題は本発明によれば、阻止装置が、二叉連結棒に枢着されかつこれらの二 叉連結棒から座席の垂直振動に応じて移動せしめられる固定素子を持っており、 この固定素子が、固定素子の固定区間に作用する固定装置によってτ定可能であ り、国定素子の固定区間が、座席のすべての高さ調節位置で最大発生する垂直振 動と同じか又はそれより大きいことによって解決される。

このような固定素子は、本発明の好ましい実施例によれば、軸線方向に移動せし められる棒によって形成され、固定装置は、棒の固定区間に作用する締め付は装 置として構成されており、この締め付は装置は固定区間に沿っていかなる位置に も棒を効果的に保持することができる。締め付は固定装置を用いたこのような棒 固定素子の正確なｙｌａ的な構成に関しては、例えばドイツ連邦共和国特許出願 公開第３４２０１０３号明８瞥参照。

しかし他の固定素子及び固定装置は本発明による教示の実現のためにも使用でき 、例えば座席の垂［！Ｄに応じて移動せしめられる、固定装置によって固定可能 である帯状織物又は銅又は例えば座席の垂ＴＩＩＮＩｍに応じて回転せしめられ 、歯付き固定装置の保合により固定可能である歯付き弧状片などが使用できる。

阻止装置は荷重を受けて非常に釈放又は拘束解除しにくいことがしばしばあるか ら、この欠点を回避すべき別の課題が出される。これは本発明による阻止装置で は、阻止装置の操作の際に同時に締め切り弁が接続され、この締め切り弁が空気 はねへの圧縮空気供給及び空気はねかうの圧縮空気排出を遮断する。

従って公知の従来技術と異なり空気ばねの排気ではなく、空気はわが座席の拘束 の際に持っている内圧による空気ばねの完全な封入を目指している。

これによって２つの利点が得られる。

一方では、座席又は運転者の重量はさらに引き続き空気ばねの内圧により支えら れるので、阻止装置は健全な空気ばねにおいてそれほど荷重を吸収する必要がな くかついつでも容易に再び釈放できる。座席の拘束された収態で完全に封入され た空気ばねの別の利点としては、座席使用者も意図せずに、高さ調節の操作によ り、すなわち空気ばねへの圧縮空気供給により、機械的阻止装置にかかる荷重を 高めることができないことである。

上述の種類の車両座席において空気はね装置に欠陥が生ずる可能性が考察される 場合は、本発明による阻止装置には、空気ばねの助けがないにも宛らず運転者は いつでも、車両座席を原則として運転者が希望するいかなる静的な高さにも調節 でき、従って必要な確実性をもって１両をコントロールすることができるという 利点がある。これは、欠陥のある空気はね装置において運転者交代が行なわれか つ車両座席の静的な高さが運転者の体の大きさの液化に応じて新たに調節されな ければならない場合にも適用される。

本発明による阻止装置は座席の垂直振動を田土する。多くの車両座席においては さらに、二叉連結棒が床枠又は座席枠に水平方向にも振動可能に支持されており 、それにより水平方向の衝撃を運転者に与えないようにしである。この場合のた めに、本発明の特に好ましい実五例によれば、固定素子が二叉連結棒のうちの一 方又は１対の二叉連結棒に枢着されており、固定装置が他方の二叉連結棒又は二 叉連結棒対に取り付けられている。

この結果、本発明による阻止装置は二叉連結棒の間においてのみ作用しかつ床枠 又は座席枠に対する二叉連結棒の有り得る水平運動を妨げないようにすることが できる。それにより、座席の場合によって設けられた水平振動可能な支持装置を 、座席の垂直振動が阻止される場合にも、なお維持することができる。

本発明の実汎例を以下に詳細に設明する。

第１図は本発明による車両座席の斜視図である。

車両座席の振動系の基本構造が示されている。例えば座席用クッション、背もた れ、場合によっては肘掛けなどのようなりッション部分は、図示されていない。

振動系は座席枠２を含んでおり、この座席林は、振動系に配置された二叉連結棒 ３及び４によってかつ横梁５及び６に支えられている空気はね７の介在のもとに 、車両座体（図示せず）に付属する床枠８に垂直振動可能に支持されている。

ねじ９によって二叉交差点に互いに関節結合されている二叉連結棒３及び４は、 図示した振動系では対になって存在しているが、しかし区画上前方にある二叉連 結棒対は、振動系を見やすくするために、切り欠かれている。

二叉連結棒対４は座席枠２の軸１０上に固定軸受を持っている。下側の床枠８に 二叉連結棒対４が軸１１によって締め付は装置１２上に支持されているので、こ こではいわゆる可動軸受が形成されている。

二叉連結棒対３は、可動軸受を持つ座席枠２及び床枠８に配置されている。ここ にはローラ】３及び】４が見える。

床枠にある可動軸受１２及び１３により、二叉連結棒は全体として床枠８におい て水平振動可能である。このために引張ばね対】５及び１６が設けられており、 これらの引張ばね対はビン１７を介して二叉連結棒に取り付けられかつピン１８ 及び１９を介して床枠に取り付けられている。これらの水平振動を阻止しようと する場合は、そのために捕捉かぎ２０が設（プられており、この捕捉かぎは、例 えばボーデンケーブル又はレバー（図示せず）によって操作され得る。

本発明による、垂直振動を阻止するための阻止装置は、床枠８にあるｓ２１によ り形成され、この棒は軸＋１を介して結合されている。この棒２１は振動系の垂 Ｍ振動に応じて軸線方向に移動せしめられる。

棒２１は締め付は装置２２により覆われ、この締め付は装置はボーデンケーブル ２３及びレバ〜２４によって作動可能でありかつａ２１をいかなる位置にも固定 区賀２５に沿って固定することができる。

レバー２４の操作の際同時に締め・切り弁２６が接続され、この締め切り弁は旦 止装置の阻止された＄：態で空気はね７への圧縮空気供給及び空気はね７からの 圧縮空気排出を遮断する。この目的のために空気ばねの給気及び排気のための空 気管２７が締め切り弁２６と接続されている。

捕捉かぎ２０によっでは止可能な水平Ｍｔに関係なく振動系の垂直振動の阻止が 行なえるようにするために、本発明による垂直振動固止装置は二叉連結棒対３及 び４の間においての６作用する。図面から分かるように、床枠８内にローラ３０ 及び】３上に支持された帯板が設けられており、これらの帯板は、二叉連結棒対 ３を帯板２８の横梁、２９と結合する。この横梁２９上に締め付は装置２２が取 り付けられている。レバー２４によってボーデンケーブル２３を介して締め付は 装置２２が作動せしめられる場合は、この締め付は装置が棒２１を固定し、それ によって座席の垂直振動及び二叉連結棒対３乃び４の振を運動は止められる。

本発明による教示に基づき寸法設定された棒２１の固定区間２５により、阻止装 置は座席のいかなる所望位置においても、座席のどの高さ位置が静的な高さきし てばね７の内圧の変化により調節されているかに関係なく、作用することができ ることが分かる。

国際調査報告 国際調査報告 ｆ’２８ε００２９２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　座席粋が、この座席枠に配置された二又連結棒によつてかつ空気ばねの介在 のもとに、車両車体に付属する床粋に垂直振動可能に支持されており、座席枠の 静的な高さが空気ばねの内圧の変化によつてのみ異なる高さ位置に調節可能であ り（＝統合高さ調節）、座席の垂直振動が阻止装置によつて阻止可能である空気 ばね付き車両座席において、阻止装置が、二又連結極（３，４）に枢着されかつ これらの二又連結棒から座席の垂直振動に応じて移動甘しめられる固定素子（２ １）を持つており、この固定素子が、固定素子（２１）の固定区間（２５）に作 用する固定装置（２２）によつて固定可能であり、固定素子の固定区間が、座席 のすべての高さ調節位置で最大発生する垂直振動と同じか又はそれより大きいこ とを特徴とする空気ばね付き車両座席。 ２　阻止装置が締め切り弁（２６）と組み合わされ、この締め切り弁が阻止装置 の操作の際に空気ばね（７）への圧縮空気供給及び空気ばね（７）からの圧縮空 気排出を遮断することを特徴とする、請求項１に記載の車両座席。 ３　固定素子が、床枠又は座席枠に配置された棒（２１）により形成され、固定 装置が、棒（２１）の固定区間（２５）に作用する締め付け装置（２２）により 形成されることを特徴とする、請求項１又は２に記載の車両座席。 ４　二又連結棒が床枠又は座席枠に水平振動可能に支持されている車両座席にお いて、固定素子（２１）が二又連結棒のうちの一方又は１対の二又連結棒（４） に枢着されており、固定装置（２２）が他方の二又連結棒又は二又連結棒対（３ ）に取り付けられていることを特徴とする、請求項１ないし３のうち１つに記載 の車両座席。