JPH0546985Y2 - - Google Patents

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JPH0546985Y2
JPH0546985Y2 JP17823885U JP17823885U JPH0546985Y2 JP H0546985 Y2 JPH0546985 Y2 JP H0546985Y2 JP 17823885 U JP17823885 U JP 17823885U JP 17823885 U JP17823885 U JP 17823885U JP H0546985 Y2 JPH0546985 Y2 JP H0546985Y2
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JP
Japan
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base
upper base
coil winding
lower base
shaft
Prior art date
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JP17823885U
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JPS6287939U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特に車両からの振動や衝撃を減衰で
きるようにしたシートサスペンシヨンに関する。
《従来の技術》 この種のシートサスペンシヨンとしては、一般
にスプリングとシヨツクアブソーバを備えた上下
運動リンク機構が採用されている。第2図はその
一例として特開昭60−116535号公報に記載された
シートサスペンシヨンの概略を示したものであ
る。このシートサスペンシヨンは、シート本体を
取付けるアツパベース1と、車体フロア或はスラ
イドレール上に設けられるロアベース2と、アツ
パベース1とロアベース2との間に対向配置さ
れ、かつ交差部の軸3によりアツパベース1を上
下動可能に指示する一対のX形リンク4と、座者
の体重に応じて調整を行なう一対のスプリング5
と、リンク4とロアベース2の間に設けられるシ
ヨツクアブソーバ6とから概略構成されている。
《考案が解決しようとする問題点》 このように従来のシートサスペンシヨンでは、
アツパベースを上下動可能に支持するリンク機構
が設けられているため、複雑な構造となつて、加
工及び組立作業工数がアツプしてコスト高なもの
となつている。しかも大型化して車体フロアから
シートフレームまでの高さがどうしても高くなつ
てしまうので、トラツクなどの着座位置が比較的
高い車両にしか適用できなかつた。
本考案は、このような事情に鑑みなされたもの
で、簡易な機構であつて、しかも軽量かつ薄型に
することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 すなわち、本考案のシートサスペンシヨンは、
アツパベースとロアベースとの間における少なく
とも4隅部に配置され、且つ一端が前記アツパベ
ースに係止され他端が前記ロアベースに固定され
たコイルスプリングと、ロアベース側に設けられ
るシヤフトと、一端部のコイル巻部が前記シヤフ
トに捲回保持されるとともに、他端部が該コイル
巻部を包囲するように折り曲げられトーシヨンバ
ー部を形成したのち前記アツパベースの下面に係
止されて支持部を形成する支持部材と、該支持部
材のコイル巻部に連繋されてコイル巻部のばね圧
を変位することにより前記アツパベースの上下量
を調整する操作部とからなることを特徴とする。
《作用》 車体などから伝わる振動は、アツパベースを支
持するスプリングにより吸収される。また前記ス
プリング自体のバネ圧は、支持部材のコイル巻き
のバネ圧を変位することによつて調整可能とな
る。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。
第1図は本考案を適用したシートサスペンシヨ
ンの要部を示す分解斜視図である。図において、
シートサスペンシヨンは、ロアベース10と、図
示しないシート本体を取付けるアツパベース20
と、ロアベース10とアツパベース20との間に
配置されるコイルスプリング30と、ロアベース
10上に設けられるシヤフト40と、シヤフト4
0に保持されて前記アツパベース20の上下量を
調整する支持部材50と、支持部材50のバネ圧
を変位するための操作部60とを備えている。
前記ロアベース10は、剛性板体からなり、上
面の4隅に夫々コイルスプリング30の一端が固
定され、コイルスプリング30の他端をアツパベ
ース20の下面に設けられたフツク21に係止す
ることによつてアツパベース20を上下揺動自在
に支持している。またロアベース1の略中央部に
は、L字状ブラケツト70が両側に設けられてお
り、このブラケツト70にシヤフト40がEリン
グ71により固定された状態で配置される。この
シヤフト40には操作部60を有する支持部材5
0が保持されている。保持部材50は一端部がコ
イル状に捲回したコイル巻部51に形成されたの
ち後述の操作部60の加圧棒62に接続部材65
を介して係止されているとともに、他端部が該コ
イル巻部51を包囲するように折り曲げられトー
シヨンバー部50aを形成したのち前記アツパー
ベース20の下面に係止されて支持部52を形成
されている。そして、コイル巻部51にシヤフト
40を挿通することにより支持部材50が保持さ
れ、かつアツパベース20をコイルスプリング3
0で支持した状態で支持部52がアツパベース2
0の略中央部に係止されるようになつている。
また、支持部材50に連繋される操作部60
は、シヤフト40に対して交差線上に設けられ、
一対のブラケツト61により回動自在に支持され
た加圧棒62と、加圧棒62に形成したねじ溝6
2aに噛合されるとともにブラケツト61に固定
されたナツト63と、加圧棒62の先端に取付け
られた操作ノブ64と、加圧棒62の後端を支持
部材50のコイル巻部51に連結するための接続
部材65とからなり、操作ノブ64を回転操作し
て加圧棒62を前後移動することによつて、前記
コイル巻部51のバネ圧を変位して支持部52を
上下に揺動する構成となつている。
このように形成されたシートサスペンシヨン
は、これ自体独立して車体フロアに配置してもよ
く、またスライドレール上に載置して前後動可能
に構成してもよい。そして、例えば座者体重が大
きい場合には、前記加圧棒62を後方に押してコ
イル巻部51のバネ圧を強める方向に操作ノブ6
4を適宜に回転操作する。これにより、アツパベ
ース20は係止部52の振動に比例して上方に動
かされるため、コイルスプリング30自体のバネ
圧が適宜調整されるのである。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案のシートサスペン
シヨンによれば、アツパベースとロアベースとの
間における少なくとも4隅部にコイルスプリング
を配置し、このコイルスプリングの一端をアツパ
ベースに係止し、他端をロアベースに固定してロ
アベースに対してアツパベースを支持させ、支持
部材の一端部のコイル巻部が前記シヤフトに捲回
保持されるとともに、他端部が該コイル巻部を包
囲するように折り曲げられトーシヨンバー部を形
成したのち前記アツパーベースの下面に係止され
て支持部を形成し、前記コイル巻部をロアベース
側に設けられたシヤフトに捲回保持させ、支持部
材のコイル巻部のばね圧を変位することにより前
記アツパベースの上下量を調整する操作部を有す
ることから、簡易な手段で振動を十分吸収でき、
しかも従来のようなリンク機構を必要とせずにシ
ートサスペンシヨンを構成していることとなり、
軽量かつ薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したシートサスペンシヨ
ンの要部を示す分解斜視図、第2図はシートサス
ペンシヨンの従来例を示す概略側面図である。 10……ロアベース、20……アツパベース、
30……コイルスプリング、40……シヤフト、
50……支持部材、50a……トーシヨンバー
部、51……コイル巻部、52……支持部、60
……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アツパベースとロアベースとの間における少な
    くとも4隅部に配置され、且つ一端が前記アツパ
    ベースに係止され他端が前記ロアベースに固定さ
    れたコイルスプリングと、ロアベース側に設けら
    れるシヤフトと、一端部のコイル巻部が前記シヤ
    フトに捲回保持されるとともに、他端部が該コイ
    ル巻部を包囲するように折り曲げられトーシヨン
    バー部を形成したのち前記アツパーベースの下面
    に係止されて支持部を形成する支持部材と、該支
    持部材のコイル巻部に連繋されてコイル巻部のば
    ね圧を変位することにより前記アツパベースの上
    下量を調整する操作部とからなることを特徴とす
    るシートサスペンシヨン。
JP17823885U 1985-11-21 1985-11-21 Expired - Lifetime JPH0546985Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17823885U JPH0546985Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17823885U JPH0546985Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6287939U JPS6287939U (ja) 1987-06-05
JPH0546985Y2 true JPH0546985Y2 (ja) 1993-12-09

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