JP2501759Y2 - パワ―ユニットの支持装置 - Google Patents

パワ―ユニットの支持装置

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JP2501759Y2
JP2501759Y2 JP5587190U JP5587190U JP2501759Y2 JP 2501759 Y2 JP2501759 Y2 JP 2501759Y2 JP 5587190 U JP5587190 U JP 5587190U JP 5587190 U JP5587190 U JP 5587190U JP 2501759 Y2 JP2501759 Y2 JP 2501759Y2
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JP
Japan
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mount
frame
power unit
sub
engine
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JP5587190U
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JPH0414517U (ja
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信行 赤塚
謙一郎 堀
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のトランスミッションおよびエンジ
ン(パワーユニット)を支持するパワーユニットの支持
装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車のエンジンルーム内は各種機器の実装密度が高
いのでコンパクトな機器配置が必要である。中でもパワ
ーユニットは最も重要なものでありかつ大きいのでエン
ジンルーム内での占有スペースが大きくなり他の機器の
配設が制約される。
従来のパワーユニットの支持装置は第6図および第7
図に示すように車体フレームに掛け渡すようにして固定
されたクロスメンバー1の上にリヤーロールストッパ2
を固定し、このリヤーロールストッパ2にリヤーマウン
ト3を一個設けるとともに、前記クロスメンバー1と車
体フレームとの間に掛け渡したセンターメンバ4にフロ
ントマウント5を設けてパワーユニット6を二点支持し
てその垂直荷重を主に支持するようにしている。そして
この二点支持によるパワーユニット6の安定性を得るた
めにトランスミッション7の側面よりトランスミッショ
ンマウント701とエンジン8の側面よりエンジンマウン
ト801を設けてパワーユニット6を側面より支持してパ
ワーユニット6の横ゆれに対して安定性を持たせるよう
にしている。
(考案が解決しょうとする課題) 上記従来例においてリヤーマウント3は、クロスメン
バー1の上に設けたリヤーロールストッパ2に装着され
ているのでこのリヤーマウント3、クロスメンバー1お
よびリヤーロールストッパ2はエンジンルーム内に突出
して広いスペースを占有するという問題がある。例えば
車種によっては丁度このリヤーマウントの位置にステア
リング用のラック.ピニオンが車両の幅方向に配設され
る。このような車種にあってはリヤーマウント3をこの
位置に設けることができず、パワーユニットのマウント
の配置を特別に設計しなければならないという不具合が
ある。またリヤーマウントを低くしょうとしてもセンタ
ーメンバー4がパワーユニット6の下にあるのでパワー
ユニット6自体を低くすることができない。そこでラッ
ク.ピニオンをこの位置に装備している車種では結局セ
ンターメンバー4およびクロスメンバー1も下げなけれ
ばならず最低地上高さが確保できなくなるという問題が
ある。このように従来例では最低地上高さの関係からリ
ヤーマウント3の高さをこれ以上低くすることができず
エンジンルーム内の有効空間を広くすることができない
という問題がある。
本考案はパワーユニットを低く支持できるようにして
リヤーマウントの高さを低くしたパワーユニットの支持
装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案に係る手段は、左右
のサブフレームにフロントサブフレームとリヤーサブフ
レームを掛け渡して固定し、該リヤーサブフレームの下
面に二個のリヤーマウントを設けるとともにフロントサ
ブフレームの上に一個のフロントマウントを設け、該リ
ヤーマウントとフロントマウントにトランスミッション
とエンジンを支持し、前記左右のサブフレームを弾性体
を介して支持したことを特徴とする。
(作用) 本考案はこのように構成したので、パワーユニットは
左右のサブフレーム、フロントサブフレームおよびリヤ
ーサブフレームの間に位置しているのでパワーユニット
の高さ方向には何ら邪魔するフレームはなく、その高さ
の調節は任意である。これによりマウントの取り付け位
置も任意になりリヤーサブフレームの下面にリヤーマウ
ントを設けてパワーユニットを支持することが可能にな
りエンジンルーム内へのリヤーマウントの突出をなくす
ことが可能になる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について説明する。第1図およ
び第5図において左右に設けられたサブフレーム9に掛
け渡すようにしてリヤーサブフレーム10とフロントサブ
フレーム11が設けられている。リヤーサブフレーム10の
下面にはリヤーマウント12が装着されており、一方フロ
ントサブフレーム11の上にはフロントマウント13が装着
されている。リヤーサブフレーム10の上にはラック.ピ
ニオン14が取り付けられている。トランスミッション15
とエンジン16はリヤーマウント12とフロントマウント13
にて支持されている。リヤーサブフレーム10は第3図に
示すようにその裏面にマウント取り付けステー17が二組
設けられ、そのビーム側面にはラック.ピニオン取り付
け部18が形成され、両端には取り付け座19が形成されて
いる。第4図において左右のサブフレーム9に掛け渡す
ようにしてリヤーサブフレーム10とフロントサブフレー
ム11を取り付けることによりその中央部は空間になって
おり、リヤーフレーム10の裏面に設けた二個のリヤーマ
ウント12とフロントサブフレーム11の上面にに設けた一
個のリヤーマウント13によりパワーユニットはこれらマ
ウントにて三点支持されるようになっている。サブフレ
ーム9は第2図に示すようにゴムブッシュ20を介して車
体本体に取り付けられる。リヤーマウント12には取り付
け金物21が設けられていて(フロントマウント13にも同
様の取り付け金物21が取り付けられている)トランスミ
ッション15に取り付けられた取り付け部材22およびエン
ジン16に取り付けられた取り付け部材23にてトランスミ
ッション15とエンジン16はリヤーマウント12に取り付け
支持される。すなわちトランスミッション15とエンジン
16はリヤーマウント12およびフロントマウント13を介し
てサブフレーム9に支持され更にゴムブッシュ20を介し
て車体本体に支持されることになる。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説
明する。第4図においてサブフレーム9とリヤーサブフ
レーム10およびフロントサブフレーム11とを組み付けた
状態ではその中央部が空間になっているのでトランスミ
ッション15およびエンジン16の上下移動を邪魔するもの
はなにもなくその高さ調整は任意に行なえる。これによ
りリヤーマウント12の取り付け位置にも上下方向の制限
はなくリヤーサブフレーム10の下部への取り付けが可能
になる。このようにリヤーマウント12をリヤーサブフレ
ーム10の下部に取り付けることによりリヤーサブフレー
ム10の上部にラック.ピニオン14の支持部18を形成して
その支持が可能になる。またトランスミッション15およ
びエンジン16の上下移動を可能にしてその高さ調整を任
意に調整可能にしてリヤーマウント12の取り付け位置が
拘束されないのでリヤーマウント12を二個設けてパワー
ユニットを三点支持することが可能になり安定した支持
が得られる。次にトランスミッション15とエンジン16は
リヤーマウント12およびフロントマウント13を介してサ
ブフレーム9に支持され更にゴムブッシュ20を介して車
体本体に支持されるので、リヤーマウント12およびフロ
ントマウント13のバネ定数とゴムブッシュ20のバネ定数
を選択することによりパワーユニットはダイナミックダ
ンパーとなりエンジンの振動が車体本体に伝わるのを防
止することが可能になる。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案によれば、サブフレームにリ
ヤーサブフレームおよびフロントサブフレームを掛け渡
すようにして設けパワーユニットの高さ調節を任意に行
なえるようにしリヤーマウントをリヤーフレームの下部
に設けたので、エンジンルーム内の有効空間を広くする
ことができ例えラック.ピニオンがこの位置に装備され
る機種であっても最低地上高さを確保してパワーユニッ
トのマウントの配置設計が容易になる。またこれにより
リヤーマウントを二個設けてパワーユニットを三点支持
して安定した支持が可能になるとともにリヤーマウント
がリヤーサブフレームを下部に設けられているのでリヤ
ーマウントの取り替えが容易になるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は第1図に
おける要部の組み立て分解斜視図、第3図は第1図にお
けるリヤーサブフレームの斜視図、第4図は第1図にお
けるサブフレームとリヤーフレームおよびフロントフレ
ームの組み立てを示す斜視図、第5図は第1図のリヤー
フレーム側から見た斜視図、第6図は従来例の側面図、
第7図は第6図の平面図である。 9……サブフレーム 10……リヤーサブフレーム 11……フロントサブフレーム 12……リヤーマウント 13……フロントマウント 15……トランスミッション 16……エンジン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右のサブフレームにフロントサブフレー
    ムとリヤーサブフレームを掛け渡して固定し、該リヤー
    サブフレームの下面に二個のリヤーマウントを設けると
    ともにフロントサブフレームの上に一個のフロントマウ
    ントを設け、該リヤーマウントとフロントマウントにト
    ランスミッションとエンジンを支持し、前記左右のサブ
    フレームを弾性体を介して車体本体に支持したことを特
    徴とするパワーユニットの支持装置。
JP5587190U 1990-05-28 1990-05-28 パワ―ユニットの支持装置 Expired - Lifetime JP2501759Y2 (ja)

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JP5587190U JP2501759Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 パワ―ユニットの支持装置

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JP5587190U JP2501759Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 パワ―ユニットの支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH0414517U JPH0414517U (ja) 1992-02-05
JP2501759Y2 true JP2501759Y2 (ja) 1996-06-19

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ID=31579207

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086833Y2 (ja) * 1993-11-09 1996-02-28 敬植 山田 油圧ショベル用アダプタ
JP6035984B2 (ja) * 2012-08-09 2016-11-30 スズキ株式会社 車両用パワーユニット支持構造

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JPH0414517U (ja) 1992-02-05

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