JPH0150285B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0150285B2
JPH0150285B2 JP57130028A JP13002882A JPH0150285B2 JP H0150285 B2 JPH0150285 B2 JP H0150285B2 JP 57130028 A JP57130028 A JP 57130028A JP 13002882 A JP13002882 A JP 13002882A JP H0150285 B2 JPH0150285 B2 JP H0150285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
voltage
input device
ratio
bus bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57130028A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5921223A (ja
Inventor
Nobuo Eda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP57130028A priority Critical patent/JPS5921223A/ja
Publication of JPS5921223A publication Critical patent/JPS5921223A/ja
Publication of JPH0150285B2 publication Critical patent/JPH0150285B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力系統の母線等を保護ちる比率差動
継電器用入力装置に関する。
従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。第1図において、1は母線、2-1〜2-o
母線1より引出された送電線又は変圧器等の回線
14-1〜14-oに設置された変流器(以下、CT
と称す)、3-1〜3-oはCT2-1〜2-oの2次電流
に比例した出力を導出する入力装置で、CT2次電
流に比例した出力電流を導出してこれを動作量と
する差動トランスと称されるトランス4と、CT2
次電流に比例した出力電流を導出してこれを抑制
量に使用する抑制トランスと称されるトランス5
と、前記トランス5の出力電流を受けてこれに比
例した電圧を発生させる抵抗6と、前記抵抗6で
発生させた電圧を全波整流させるダイオードブリ
ツジ回路7とで構成されている。4-1〜4-3,5
−1〜5-3は各々トランス4,5の1次コイルター
ンを変更するタツプ、8は入力装置3-1〜3-o
出力を受けて母線の事故を検出する比率差動継電
器である。
次に上記構成から成る従来の入力装置の動作に
ついて説明する。母線に接続された全回線14-1
〜14-oのCT2-1〜2-oに設けられた入力装置
-1〜3-oの各出力線は全部並列接続され、その
合成出力は比率差動継電器8に導入されている。
トランス4の出力電流を合成したものは差動電流
と称し、その和はベクトル合成値であり、母線内
部事故時は故障電流に比例し、外部事故時は零と
なる。したがつてこの差動電流の大きさを検出す
れば母線の内、外部事故の判別ができる。このよ
うな方式を差動方式と称する。
この差動方式の原理を成立させるためにはCT
の1次電流とトランス4の出力電流の比が全回線
共に同一である事が必要であり、CT比が異なる
場合は、トランス4の1次コイルターンをタツプ
-1〜4-3で変更して総合変流比を合すようにし
ている。しかし、CT比は全回線同じとなるよう
にしていても、大電流が流れた時、CTが飽和し
て誤差を生じればやはり差動の原理はくずれる事
になり、外部事故であつても差動電流は零とはな
らない。この誤差電流で誤動作しないように電流
の大きさと共に継電器を動作しにくくしたものを
比率差動継電器と称し、その演算は動作量から抑
制量を減算したものが一定値以上ある場合に動作
させる。トランス5の出力はこの抑制量を導出す
るものであり、その回線のCT2次電流に比例した
量が取り出される。
第1図は単母線に適用した例であるが、第2図
で二重母線に適用する場合を説明する。1-1〜1
−2は母線、9-1〜9-o,10-1〜10-oは回線1
-1〜14-oを母線1-1又は1-2に選択接続する
ための断路器、9-1a〜9-oa,10-1a〜10-oa
は各々断路器9-1〜9-o,10-1〜10-oの補助
接点で、各々の断路器閉時、各々の接点が閉とな
るものである。例えば断路器9-1が閉で断路器1
-2が開の場合、接点9-1aが閉となり接点10-
aは開となる。すなわち、CT2-1の回線14-1
が母線1-1に接続された場合、入力装置3-1の出
力は比率差動継電器8-1に選択されるようになつ
ている。8-1〜8-2は第1図の8と同じ比率差動
継電器であり、母線1-1,1-2毎に設けられてお
り、比率差動継電器8-1は母線1-1を保護し、比
率差動継電器8-2は母線1-2を保護し、入力装置
-1〜3-oは共用で使用する。このような方式を
分割保護方式と称し、二重母線における事故母線
選択用に広く採用されている。
従来の入力装置は以上のように構成されている
ので、1回線1相分にトランス2個を要し、回線
数の多い母線においてはコスト的、形状的に大き
なウエートを占めている。又CT比補償タツプが
トランスの1次コイルターンを変更する方法のた
め、タツプ変更時又はタツプ部不良によりCTオ
ープンとなる危険がある。更にトランスの口出し
線及びタツプ部配線用の電線が太くなり、配線作
業が非常に困難である等の欠点がある。
本発明は上記のような従来のものの欠点を除去
するためになされたもので、使用トランス数を半
減し、トランス1次タツプを廃止しても従来と同
一の機能を発揮できる入力装置を提供することを
目的としている。
以下、本発明の第1実施例を第1図と同一部分
には同一符号を付して説明を省略した第3図につ
いて説明する。第3図において、CT2-1〜CT2
−nの2次電流に比例した出力を導出する入力装
置3-1〜3−n(特に入力装置3-1だけを詳細に
図示する)はトランス5の2次側に並列接続した
抵抗13と、切替スイツチ又はタツプ等の切替え
器12により前記抵抗13に並列接続される抵抗
11-1〜11-3と、前記抵抗で発生させた電圧を
全波整流させるためのダイオードブリツジ回路7
とで構成されている。他は第1図と同じ回路構成
である。上記第3図は本発明を単母線保護に適用
した場合であり、CT2-1〜2-oの2次電流は
各々トランス5で一定の変流比で2次側に変流さ
れ、抵抗13及び抵抗11-1〜11-3の内いずれ
か選択されたものとで電圧に変換される。この抵
抗11-1〜11-3の選択は切替えスイツチ又はタ
ツプ等の切替え器12により行なうもので、前記
第1図に示した従来のトランスの1次コイルター
ンを変更してCT比補償するものと同一目的であ
り、各回線14-1〜14-oのCT比が異なる場合、
トランス5の変流比を同一にしているため、該ト
ランス5の2次電流は各CTの2次電流に比例し
て各回線14-1〜14-oで異なる。この2次電流
を抵抗13及び抵抗11-1〜11-3の内いずれか
を選択して電圧として各回線ともに同一にする。
尚抵抗13は常時トランス5の2次側に接続し
ているため、切替えスイツチ12が開となつても
CTオープンとなる事はないように考慮している。
前記抵抗13の両端に得られたトランス5の2次
電圧は動作出力として外部配線用端子15-1,1
-1より取出し、この外部配線用端子は他回線の
入力装置の外部配線用端子と直列に接続されてい
る。また前記抵抗13及び抵抗11-1〜11-3
内いずれか選択されたものとで得られたトランス
5の2次電圧はダイオードブリツジ7で全波整流
して抑制電圧として取出すもので、このダイオー
ドブリツジの出力端子は他回線の入力装置内のダ
イオードブリツジの出力端子と並列に接続されて
いる。比率差動継電器8のインピーダンスは抵抗
13、抵抗11-1〜11-3に比して充分大きくし
ているため、入力装置3-1〜3-oの出力は定電圧
源出力として扱える。
したがつて、比率差動継電器8に印加される動
作量は各入力装置3-1〜3-oの動作出力電圧のベ
クトル和(差動電圧)であり、抑制量は各入力装
置3-1〜3-oのCT2次電流に比例したもののうち
最大値電圧(最大値抑制)となり、従来入方式と
同様の効果を奏する。
次に本発明の第2実施例を第2図と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略した第4図につい
て説明する。第4図において、CT2-1〜CT2-o
の2次電流に比例した出力を導出する入力装置3
−1〜3-o(特に入力装置3-1だけを詳細に図示す
る)はトランス5の2次側に並列接続した抵抗1
3と、切替スイツチ又はタツプ等の切替え器12
により前記抵抗13に並列接続される抵抗11-1
〜11-3と、断路器9-1で制御される補助リレー
接点9-1a,9-1bと、断路器10-1で制御される
補助リレー接点10-1a,10-1bと、前記補助
リレー接点9-1aを介して入力された前記抵抗で
発生させた電圧を全波整流させるダイオードブリ
ツジ回路7-1と、前記補助リレー接点10-1a
介して入力された前記抵抗で発生させた電圧を全
波整流させるダイオードブリツジ回路7-2とで構
成されている。
前記補助リレー接点9-1aは断路器9-1が閉時
に接点ONするa接点、補助リレー接点9-1bは断
路器9-1が開時に接点ONするb接点である。尚
図示はしないが全回線ともに入力装置3-1と同様
に各々の回線の断路器条件で制御される補助リレ
ー接点を有している。
上記第4図は本発明を二重母線保護に適用する
場合であり、トランス5の出力電圧を断路器9-
,10-1の条件に合せて切替えるようにしてい
る。従来と大きく異なる点は入力装置の差動及び
抑制出力回路が比率差動継電器8-1及び8-2用に
独立して2組設けてある点であり、入力装置3-1
〜3-oの外部において接点9-1a〜9-oa,9-1b
-ob,10-1a〜10-oa,10-1b〜10-obの配
線をしなくてもよい。すなわちトランス5の2次
回路全部を例えばプリント基板化して、配線の合
理化が可能なように考慮したものである。
尚第2実施例ではダイオードブリツジ回路7-1
〜7-2は従来に比して2倍の数を要すが、接点9
−1a,9-1b、10-1a,10-1bは抑制回路用と差
動回路用で共用し、接点数を半減させている。
以上の記載のように、本発明は差動出力用トラ
ンスと抑制出力用トランスを共用したから、使用
トランスの数を半減させることができ、又、CT
比補償を電圧回路で実施するようにしたので、
CTオープンの危険性がなくなり、配線も電線径
を小さくすることができるため容易となり、トラ
ンス2次回路を全部プリント基板化する事も可能
となる。更に二重母線保護方式に必要な断路器補
助リレー接点数を半減させる事により、補助リレ
ー数も減り、安価で小形化となり、かつ配線合理
化にも多いに効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は単母線に適用した従来の比率差動継電
器用入力装置を示す回路図、第2図は二重母線に
適用した従来の比率差動継電器用入力装置を示す
回路図、第3図は単母線に適用した本発明の比率
差動継電器用入力装置を示す回路図、第4図は二
重母線に適用した本発明比率差動継電器用入力装
置を示す回路図である。 1,1-1,1-2…母線、2-1〜2-o…CT、3-1
〜3-o…入力装置、4,5…トランス、4-1〜4
−3,5-1〜5-3…切換えタツプ、6,11-1〜1
-3,13…抵抗、7,7-1,7-2…全波整流用
ダイオードブリツジ回路、8,8-1,8-2…比率
差動継電器、9-1〜9-o,10-1〜10-o…断路
器、12…切換え用スイツチ又はタツプ、9-1a
〜9-oa,10-1a〜10-oa…断路器補助リレーの
a接点、9-1b〜9-ob,10-1b〜10-ob…断路
器補助リレーのb接点。なお、図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 母線に接続された複数の回線と、前記各回線
    に各々設けられた変流器2次電流を一定の比で変
    流するトランスと、前記トランス2次電流を電圧
    変換する複数の出力抵抗の内いずれかを選択する
    切替え器と、前記選択された出力抵抗の両端電圧
    を全波整流するダイオードブリツジ回路とを備
    え、前記出力抵抗の両端電圧を全回線直列接続し
    てこの合成値を動作量とし、前記全波整流された
    電圧を全回線並列接続してこの合成値を抑制量と
    して前記母線の事故を検出する比率差動継電器に
    各々供給できるように構成したことを特徴とする
    比率差動継電器用入力装置。 2 回線を複数の母線に選択接続するための母線
    選択断路器と、前記母線選択断路器の開閉状態に
    合わせて回路を開閉する前記各回線毎かつ前記母
    線毎の補助リレーと、前記回線に設けられた変流
    器2次電流を一定の比で変流するトランスと、前
    記トランス2次電流を電圧変換する複数の出力抵
    抗と、前記複数の出力抵抗の内いずれかかを選択
    する切替え器と、前記選択された出力抵抗の両端
    電圧を前記補助リレー接点により、各母線毎に選
    択する母線選択回路と、前記選択された出力抵抗
    の両端電圧を全波整流するダイオードブリツジ回
    路とを備え、前記出力抵抗の両端電圧を全回線直
    列接続してこの合成値を動作量とし、前記全波整
    流された電圧を全回線並列接続してこの合成値を
    抑制量として前記各母線毎に設けられた比率差動
    継電器に各々供給できるように構成したことを特
    徴とする比率差動継電器用入力装置。
JP57130028A 1982-07-24 1982-07-24 比率差動継電器用入力装置 Granted JPS5921223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57130028A JPS5921223A (ja) 1982-07-24 1982-07-24 比率差動継電器用入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57130028A JPS5921223A (ja) 1982-07-24 1982-07-24 比率差動継電器用入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5921223A JPS5921223A (ja) 1984-02-03
JPH0150285B2 true JPH0150285B2 (ja) 1989-10-27

Family

ID=15024363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57130028A Granted JPS5921223A (ja) 1982-07-24 1982-07-24 比率差動継電器用入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5921223A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173624A (ja) * 1985-01-28 1986-08-05 三菱電機株式会社 母線保護リレ−方式
JP2553837B2 (ja) * 1985-08-13 1996-11-13 三菱電機株式会社 比率差動継電器用入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5921223A (ja) 1984-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0150285B2 (ja)
JP3598126B2 (ja) 三相負荷時電圧位相調整変圧器
US1752947A (en) Protective system
JPH0626037Y2 (ja) 地絡保護装置
JP2705219B2 (ja) 地絡検出保護装置
JPH1118278A (ja) 双極直流送電系統
JP2553837B2 (ja) 比率差動継電器用入力装置
JP3071787B1 (ja) 三相単相変換装置。
JPH0246217Y2 (ja)
JPS5967833A (ja) 電源自動切換装置
US1959162A (en) Electrical distribution system
Hostetler et al. Useful Applications for Differential Relays With Both KCL and ATB 87 Elements
US2148289A (en) System of electrical distribution
JP2705198B2 (ja) 地絡検出装置
JPS58209828A (ja) 高電圧遮断装置における遮断器の遮断電流の制限方法および装置
JPH06112071A (ja) サイクロコンバータ用変圧器
JPS6325858Y2 (ja)
JPH0411177Y2 (ja)
JP2585414B2 (ja) 地絡検出保護装置
JPH0231879Y2 (ja)
JPS6022776Y2 (ja) 信号検出回路
US2205206A (en) Differential protective scheme
JPS64894B2 (ja)
JPH0247174B2 (ja)
JPH06284556A (ja) 三相4線式回路の地絡電流検出方式