JPH01502347A - ナプキン製品固定用ブリーフおよびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ナプキン製品固定用ブリーフおよびその製造方法ｌ豆坐１遣 本発明は、ナプキン製品を保持し、全体または部分的に伸縮性織物素材、好まし くは編み物またはかぎ針線みによって作られ、偏平で、はぼ長方形の袋から形成 するブリーフに関し、舗装の両側面はブリーフの前部と後部とを形成し、該側面 の縁部および底の縁部の中央部が閉じられて股部分を形成し、舗装の底で縁部の 二つの接続していない部分を分離して足が通る足間口部を作り、前記ブリーフは ナプキン製品を少なくとも部分的に収容して保持する手段を備える。

実質的に上記の型のブリーフは例えば、米国特許明細書第３，６５６．３２４号 で知られており、本発明はナプキン製品を支えるのに適したブリーフとして知ら れているブリーフをさらに発展させたものである。

しかし、ナプキン製品を保持することを意図したブリーフは種々の異なる型で知 られ、これらはブリーフの内側に縫い付はポケットを備えた工場縫製ブリーフと して作成されている。ナプキン製品は該ポケットに入れられ部分的または全体に そこに収められる。こうすることによって、たとえ使用者が肉体的に活動的であ る場合でも、ナプキン製品がしっかりと保持される。

しかし、前記のブリーフは、幾分かは、個々にサイズが異なるナプキン製品と人 間に合うように比較的数多くのサイズとデザインで製造しなければならないため に、また幾分かは、裁断、縁取り、縫製等というかたちの大部分の後処理が必要 なので製造費用がかさむために、不都合である。

こうしたいくつかの問題を解決し、安価なブリーフを提供する試みで、ブリーフ を編み物またはかぎ針編みによる全体または部分的伸縮性素材で製造することが 知られている。該ブリーフでは同一箇所で一部をより緩く一部をしっかり編んだ 物を部分的に使用することにより、および伸縮性の糸を部分的に使用して編むこ とにより、ナプキン製品を保持する可能性を提供する。したがって、ナプキン製 品はより緩く編んだ部分に内包できるが、よりしっかりと編んだ部分と伸縮性の 糸はナプキン製品の縁部に沿って配置され、それによって該ナプキン製品を保持 する。

しかし、多くの場合、このようにしてナプキン製品を保持することは、該ナプキ ン製品が役に立たない位置にずれてしまうことがあるために、特に使用者が肉体 的に活動的である場合、十分に安心できない、さらに、故意に、または知らない うちにナプキン製品をすぐに取り外してしまう身体障害者が使用する場合、前記 のブリーフは不都合である。

たとえ、該ブリーフが低価格で製造できるとしても、また多くの用途で満足のい くように機能するとしても、すべての用途で十分に安心できるナプキン製品の保 持を提供しない。

こうした欠点を改善し、ナプキン製品をより良（保持するために、例えば、西ド イツ公開公報番号第１．９３３．５３３号から知られるような、保持手段を備え るブリーフを作ることが提案されてきた。該保持手段はナプキン製品の側面を横 切るように置くことを意図されたリボン型伸縮性素材の形で作られている。しか し、このような構造は、生理用ナプキンの場合のように、股部分を通して伸長す るようにおかれた小型のナプキン製品の保持に使用する場合に限り適切なもので ある。したがって、前記の西ドイツ特許明細書で開示されたブリーフは、特に、 使用者が肉体的に活動的である場合、または使用者が身体障害者であり、故意に 、または知らない人ちにナプキン製品を取り外してしまう場合、失禁の成人に使 用する大型のナプキン製品の保持に使用するには不向きである。

その上、公知の保持手段は後形成でブリーフに接合されている。この後形成は労 力を浪費し、したがって、生産費の望ましくない大部分を構成する。さらに、公 知の保持手段は尿失禁患者の成人男性により使用されるナプキン製品の保持には 使用できない。

それゆえ、本発明の目的は紹介のために説明した型のブリーフを提供することに より前述の欠点を改善することであり、該ブリーフは自動式機械でエンドレスの 長さで作られ、ナプキン製品が取り除かれたり、または役に立たない位置にずれ たりしないような確実な方法で、いかなる後処理もなしに支えることを可能にす る保持手段を具備し、該保持手段は特に尿失禁患者の成人男性により使用される ナプキン製品の保持を可能にする。

本発明によれば、この目的は、前記袋の少なくとも一方の側面と一体に作られ、 舗装の高さの約号に伸長する最低−個の左右対称に設けられたポケット形状の保 持部の形で保持手段を提供することにより達成され、該保持部は完成品のブリー フでは、前部および／または後部に隣接し、はぼ平行な平面で拡がっている。

この結果、驚くほど簡単な方法と従来の設備の使用によって、ポケット形状の保 持部の形での保持手段を内包するブリーフを自動式機械でエンドレスの長さで作 ることが可能になる。これらのポケット形状の保持部はナプキン製品が取り外さ れたり、または役に立たない位置にずれたりしないような確実な方法で該ナプキ ン製品を支えることを可能にする。ブリーフの長さの約Ａの、ポケット形状の保 持部の拡がりは該ナプキン製品がずれないことを確実にするだけでなく、使用者 が身体的活動をする間に回転しないことも保証する。そのうえ、該ポケット形状 の保持部は尿失禁患者の成人男性によって使用されるナプキン製品と共に使用さ れる場合に特に適する。この場合のナプキン製品は多くの場合、使用者の前部に 置かれるように意図され、股部分に向かって、下方に細くなるような形に作られ ている。該ナプキン製品の縦の本質的な部分を支えるには、該ナプキン製品が回 転して役に立たない位置に動くことを防止する必要がある。

また、本発明は、ナプキン製品を保持し、全体または部分的に伸縮性織物素材、 好ましくは編み物またはかぎ針編みによって作られ、各ブリーフが偏平で、実質 的に長方形の袋を形成する該ブリーフに関連し、舗装の側面はブリーフの前部と 後部とを形成して、該側面の縁部および底の縁部の中央部とに沿って閉じられ、 該ブリーフは少なくとも部分的に収容されるナプキン製品の保持手段を備えてい る。そして、該ブリーフは二つの重ねられたエンドレスな織物で作られ、該織物 は相互に隙間をとって該織物と反対方向に相互接続され、袋の側面を作り、この 方法は最低−個の左右対称に設けられたポケット形状の保持部の形で保持手段を 提供し、該保持部は前記袋の少なくとも一方の側面（ブリーフの前部または後部 ）と一体に作られ、舗装の高さの約Ａに及ぶように作られ、該保持部は完成品の ブリーフでは、前部および／または後部に隣接し、前部および／または後部にほ ぼ平行な平面で拡がるように作られる。

１に五ｊ 第１図は本発明によるブリーフの実施例を作成して裏返す前の側面図、 第２図は本発明によるブリーフの別の実施例の第１図に相当する側面図、 第３図は本発明によるブリーフの別の実施例の第１図に相当する側面図、 第４図は本発明によるブリーフの別の実施例の第１図に相当する側面図、 第５図は本発明によるブリーフの別の実施例の第１図に相当する側面図、 第６図は伸縮性の糸が作られる方法を示した編み物パターンの部分図である。

上記で説明したように、本発明は米国特許明細書第３、６５６．３２４号に開示 されたブリーフをさらに改良したものであり、該明細書の内容は説明のために本 明細書に記載されている。該ブリーフに関連して該米国特許で説明されている素 材、編み物の種類、サイズ、および実施例は本発明のブリーフの製造にも適用し 、公知のブリーフと本発明のブリーフを区別する特性に限り、以下で特に強調す る。

本発明によるブリーフはナプキン製品を保持する保持部を最低一つ備えることで 区別される。

第１図はほぼ長方形の袋から形成されるブリーフを示す０袋の両側面の一方は該 ブリーフの前部ｌを形成し、該側面は、重ねられたほぼ同形の側面と縁部２．３ で閉じられている。

両側面は従来の編み機で製造され、股部分を作る縁部５の中央部４に沿い、足を 通す足間口部６．７が中央部４を閉じることにより形成され、閉じられた縁部２ ゜３の方向へ伸長する。前記ブリーフのウェストの開口部８は接合していない縁 部９の間に提供され、伸縮性の糸を使用して公知の方法で伸縮性ウェストバンド を形成する。

保持部１０は前部１を作ると同時に作られ、第１図に示す実施例では伸縮性の糸 １１で構成され、原糸１１は前部１の一部であり前部１を形成する織物の残りの 部分と共に纒まれていない、糸１１は該前部１の底と上縁部９にほぼ平行に通る 。糸１１は適当な数でよいが、原糸は前部ｌの幅の約号、かつ前部１の高さの約 ％の範囲で拡がっている。

伸縮性の糸は、前部１の直接隣接する部分と共にポケット形状の保持部ｌＯを提 供し、そこにナプキン製品を入れることができる。この実施例ではポケット形状 の保持部１０は尿失禁患者の成人男性により使用されるナプキン製品を支えるこ とを意図しており、該保持部１ｏの位置と拡がりが保持部１０内に置かれること を意図されたナプキン製品で陰茎を固定せずに収納する場所を提供する。

第２図から第５図に示したブリーフの実施例同様、第１図のブリーフも、製造し て隣接するブリーフを切断してからの形で図示しである。それゆえ、これらの図 は裏返して内側を表にしたブリーフを示している。該ブリーフを使用する場合は 内側を返して、製造後製品の外側に位置した前記保持部１０がブリーフの内側に 位置し、該ブリーフが保持することを意図したナプキン製品を受け入特表千１− ５０２３４７　（４） れるようにする。

したがって１図示したブリーフは後処理不要で自動式機械によって製造され、該 ブリーフの使用を可能にするのに必要な動作は保持部ｌＯが該ブリーフの内側に くるように前述の裏返しをすることであり、その後ナプキン製品（図示せず）は 前記保持部１０内に置かれ、該ブリーフの使用準備が整う。

しかし、前記伸縮性の糸１１を該ブリーフの内部に向いた面上に用意することも 可能であり、原糸を相互接続して織物を作ることも同様に可能である。

第２図は第１図の実施例にほぼ相当するブリーフを示す、しかし、伸縮性の糸１ １はこの実施例では横方向の幅を次第に最上部から最下部の糸に向かって減少す るように製造され、それによって股部分に向かって細くなるポケット形状の保持 部１２を作る。

また、このブリーフは第１図の実施例と同じナプキン製品と共に使用することを 意図されているが、ポケット形状の保持部１２の次第に細くなるところは尿失禁 患者の成人男性により使用されるナプキン製品のしっかりとした保持を提供する 。このナプキン製品は多くの場合、使用者の股部分に位置するように意図された 部分に向かって下方に細くなる形に製造されている。

第１図および第２図では、ブリーフがほぼ平坦な後部を持つように、該ブリーフ を前から見た図を示したに過ぎない。

尿失禁および大便失禁患者によって使用されるナプキン製品と共に使用されるこ とを意図したブリーフの場合は、該ブリーフの後部は図示した前部ｌの構成にほ ぼ相当する構成をしており、すなわち、ブリーフの後部にもナプキン製品を保持 する伸縮性の糸が提供される。

しかし、この種のナプキン製品は多くの場合、使用者の背面に位置することを意 図された部分がより広く拡がり、それゆえ最初に説明した保持部１２が通常ブリ ーフのウェストの開口部８の方向により広い拡がりを持つように、後部に具備さ れた保持部は前部１の保持部よりも広い拡がりを持つ場合が多い。

明らかに、保持部を形成する糸はナプキン製品のサイズと形によって他の型、お よび他のサイズで設けられる。それゆえ、尿失禁および大便失禁患者用のナプキ ン製品と共に使用することを意図されたブリーフは伸縮性の糸１１で製造される ことは都合がよく、該ブリーフの前部および後部の両部は、上方に向かって細く なる保持部がこれによって使用者の体に対して前方または後方へのナプキン製品 のずれを確実に阻止するような方法で設けられる。同時に、前部および後部、そ れぞれでの保持部のこのような形はナプキン製品を故意に除去することを防止し 、したがって、この実施例は特に身体障害者による使用に適する。

第３図に示したブリーフの実施例では、保持部１３は前部ｌを構成する織物と一 体に製造される余剰織物部１４により構成される。それゆえ、該ブリーフは幅の 広いものとそれより狭いものとを重ね合わせた織物で製造され、製造中、前部の 重なり合った部分で各縁部２，３に沿う点１５において、幅広い方の織物の該余 剰織物部１４は伸縮性の糸により接続し、さらに原糸は該ブリーフの底で縁部５ から距離をおいて位置する点で前部１と接続し、該距離は余剰織物部１４の幅に 相当する。伸縮性の糸は、該余剰織物部が該前部１と平行に、かつ、該前部１上 の相当する点と重なりあい、間隔の開いた点１５で接続されるような方法で、織 物の余剰織物部１４を上方に折り曲げて引っ張り上げている。原点１５を適切に 配置することにより、ポケット形状の保持部１３はブリーフの底の縁部５の閉鎖 された中央部４の上の部分に設けられている。

点１５でブリーフの前部１を作るために使用し、伸縮性の糸を使用する織物の余 剰織物部１４が該前部１に隣接し、かつ該前部１に平行に位置して、保持部１３ にほぼ相当するポケット形状の保持部１６を提供するので、第４図の実施例は第 ３図の実施例とほぼ同様に作られる。

この実施例に従って、保持部１８が余剰織物部１４の上端１７とウェストの開口 部８での縁部との間に設けられ、この保持部１８は伸縮性の糸を使用して作られ る。この保持部１８はブリーフの高さの方向に比較的小さく拡がって位置し、前 面１の織物と共に環状の保持部を形成する。糸１１は、好ましくは該前部１の幅 の約局を横に伸長するが、この伸長は使用するナプキン製品に適合できる。前記 の実施例でのように、糸は伸縮性があり、ナプキン製品を圧迫して原糸と前部の 織物とのあいだに該ナプキン製品を保持する。

前記の保持部１８がウェストバンドの直ぐ下にナプキン製品を支え、同時に保持 部１６がほぼ使用者の股部分にナプキン製品を支えるという点を考えると、該保 持部１８は、ポケット形状の保持部での保持よりもしっかりしたナプキン製品の 保持が行なえる。こうして二つの保持部を互いに分離して置くと、たとえ使用者 が肉体的に活動的であっても、ナプキン製品は外れたり、または横方向に回転し たりしない、保持部１６が縁部４で閉鎖されているという事実によって、底がポ ケットにでき、使用者の股部分を通ってナプキン製品が後方へ転置されることも 防止する。さらに、前記保持部１８はナプキン製品を圧迫し、該ナプキンはその 反対側から身体と、該保持部１８とウェストバンドとの間に提供されるナプキン 製品の方向への伸縮性ウェストバンドによる圧迫を受け、したがって、使用者の 身体に沿う上方へのずれも防止される。

第５図の実施例では保持部は、ブリーフそのものを構成する重なった織物と一体 に製造される二つの重なった追加織物によって提供される。それゆえ、前部１と 一体に製造される追加織物の部分１９は縁部５に沿って該前部１に接合され、該 縁部５の中央部４に沿う二つの重なった追加織物間に接合が提供されて、前記の 実施例と同様の方法で二つの足間口部６．７を提供する。追加織物は側面の縁部 ２０．２１に沿って閉鎖され、該追加織物がブリーフの前部１と後部との間の空 間に置かれる場合、二層のブリーフが提供される。したがって、部分１９は該前 部１に隣接して位置するが、図示されない重なった部分はブリーフの図示されな い後部に隣接して設けられる。

使用者の前部に位置するように意図された前記の追加部分１９には、開口部２２ が設けられる。該開口部２２はブリーフの底とほぼ平行であり、該ブリーフの幅 の約％にわたり横に拡がっている。該開口部は該ブリーフと共に使用するナプキ ン製品によって数と配置位置が決まる０図の実施例では、二つの開口部２２は該 ブリーフの底から異なる距離で平行に設けられる。該開口部２２は尿失禁患者の 成人男性により使用されるナプキン製品を保持することを意図している。該ナプ キン製品は股部分に隣接する最下部が前記前部１と前記部分１９との間の空間に 挿入されるように位置し、同様に該ナプキン製品の最上部も開口部２２を通って 前記前部１と前記部分１９との間の空間に位置するように挿入される。この結果 、該ナプキン製品の中央部は前記二層ブリーフの内側に位置し、陰茎の固定しな い収納が可能となる。

二層の実施例を尿失禁および大便失禁患者用のナプキン製品と共に使用する場合 、前記開口部２２に相当する開口部が追加部分（図示せず）に提供され、この追 加部分は前記追加部分１９の上に重ねられ、前面および後面の双方で該ナプキン 製品を保持することが可能になる。

編み方を説明するため、第６図は伸縮性の糸１１が作られる方法を図示する編み もののバクーンを示す、この図は糸の製造を図示した例に過ぎず、糸の数量は本 発明を限定するものではない。

前記のブリーフは二枚の重なった織物のエンドレスの長さの形で作られ、該織物 は相互に隙間を開けて、該織物の横方向に相互接合する。横向き接合を利用して 該ブリーフを切断し、該ブリーフにそれぞれ閉鎖された縁部２および３を設け、 したがって、製造中、隣接するブリーフの縁部３に引き続いてブリーフの縁部２ が作られる。横方向接合部を切断することにより、個々のブリーフは平坦な、は ぼ長方形の袋の形に作られ、舗装の側面は前部１と後部とを形成する。製造中、 縁部５は相互に隙間を置いて、すなわち、足間口部５．６を作るために中央部４ で閉じられている。少なくとも、該袋側面の一つと共に、一体の保持部１０．１ ２．１３．１６．１８は作られ、該保持部は、ブリーフの完成品では袋の側面の 一方に隣接し、および同一平面上でほぼ平行になる。該保持部は前記前部ｌと前 記後部を通る左右対称図案に関連してほぼ左右対称に作られて、該保持部に後か ら置かれるナプキン製品が足間口部５．６に関連して、従って使用者の身体に関 連して、左右対称に位置する。

本発明の方法の特定の実施例によれば、前部１が、後部に使用された織物に重な らない余剰織物部１４を作り出すさらに幅の広い織物で作られるように保持部は 製造される。該余剰織物部１４は前記袋の側面の底から距離をおいて備えられる 点と接続する伸縮性の糸によって縁部に沿う点にあり、この距離は余剰織物部１ ４の幅に対応し、それゆえ、該余剰織物部１４は該伸縮性の糸のために前部１に 隣接し、平行になるように引き上げられる。接合点１５の間に保持部１３は形成 される。後続の方法により、保持部は袋の側面の縦の約％に及ぶ糸１１によって 作られ、原糸は該側面を形成する残りの織物と共には纒まれず、ナプキン製品を 内包する保持部は原糸１１と該織物自体との間に形成される。別の方法によれば 、糸１１と側面に平行になるように引き上げられた余剰織物部１４との組み合わ せを使うことができる。

第５図に示したブリーフは各側面と一体に二つの追加織物１９を製造することに より作成され、該追加織物はそれぞれが側面のサイズとほぼ同一のサイズである 。該追加織物１９は縁部２０．２１に沿って閉じられている。該追加織物１９が 前部１と後部との間の空間に入れられると二層ブリーフが形成される。該追加織 物の製造中、開口部２２は少なくとも該追加織物の一つに設けられ、裏返してか ら、ナプキン製品はその端部を該開口部２２を通して挿入することにより、この ブリーフ内で支えられて、前記二層ブリーフの二つの槽の間の空間に置かれる。

これらの方法により、二つの重なる層を編むのに通常使用される従来の機器を利 用して、一つ以上のポケット形状の保持部を有する最終製品の製造が可能となり 、したがってこのような製品は、ナプキン製品を入れられるポケットまたは保持 部を備えるための二つ以上の重ねられる層と共に製造されるブリーフと同じ機能 を果たす。

国際調査報告 −一一一−＾帥に絆−１１ａ、ｐ口／ＤＫ８ε１００００９

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. （１）ナプキン製品を支え、全体または部分的に伸縮性織物素材、好ましくは編 み物またはかぎ針編みによって作られ、偏平で、ほぼ長方形の袋を形成し、該袋 の両側面はブリーフの前部と後部とを形成し、該側面の縁部と底の縁部の中央部 とに沿って閉じられて、股部分を形成し、該袋の底で縁部の二つの接続していな い部分を分離して足開口部を作り、少なくとも部分的にブリーフ内に収容するナ プキン製品を保持する保持手段を備えるブリーフであって、該保持手段は、少な くとも該側面の一つと一体に作成され、該側面の高さの約１／３に及ぶ、少なく とも一つの左右対称なポケット形状の保持部の形で設けられ、該保持部は完成品 のブリーフでは前記前部および／または前記後部に隣接し、かつ同一平面上で平 行であることを特徴とするブリーフ。
2. （２）保持部が伸縮性の糸によって構成され、該糸が前記前部の一部で該前部を 提供する残りの織物と共に編まれず、該糸が該前部の底と上部とに平行になり、 該前部の幅の約１／３を横方向に伸長することを特徴とする請求項１記載のブリ ーフ。
3. （３）前記前部の上部から底に向かう方向に前記伸縮性の糸が次第に減少しなが ら該前部を横方向に伸長し、それによって、股部分に向かって細くなる保持部を 作り出すことを特徴とする請求項２記載のブリーフ。
4. （４）保持部が前記前部と一体に製造される余剰織物部によって構成され、該前 部が前記後部を提供する織物よりも幅広い織物で製造され、割り増し幅を構成す る該織物の部分が該前部から向きが逸れている縁部に沿う隙間の開いた点で伸縮 性の糸に接合され、また該伸縮性の糸が該ブリーフの底に沿う前部の縁部から距 離を開けて位置する点で該前部と共に編まれて、該伸縮性の糸が該前部と平行に なり、かつ該前部に接合されるように織物の前記余剰織物部を上方に引き上げ、 それによって該前部の中央部でポケット形状の保持部を形成することを特徴とす る請求項１記載のブリーフ。
5. （５）伸縮性の糸からなる保持部が、前記織物の割り増し幅を利用して提供され るポケット形状の保持部の保持部の上部から距離をおいて提供されることを特徴 とする請求項４記載のブリーフ。
6. （６）対応する保持部が前記後部に設けられることを特徴とする請求項２記載の ブリーフ。
7. （７）保持部が二つの追加織物によって構成され、該追加織物が前記ブリーフの 底の縁部に沿って、前記前部および後部とそれぞれ一体に製造され、該追加織物 はそれぞれが該前部および後部とほぼ同サイズであり、側面の縁部に沿って閉じ られており、そのため該ブリーフの前部および後部の間の空間に該追加織物が入 れられて二層のブリーフが提供され、ならびに相互に隙間の開いた開口部が使用 者の前部に置かれることを意図した該追加織物に少なくとも設けられ、該開口部 が該ブリーフの底とほぼ平行であり、該ブリーフの幅の約１／３を横方向に伸長 することを特徴とする請求項１記載のブリーフ。
8. （８）前記保持部が前記ブリーフを使用する場合、使用者に向かい合う前部およ び／または後部の表面に設けられることを特徴とする請求項１から７のいずれか に記載のブリーフ。
9. （９）ナプキン製品を支え、全体または部分的に伸縮性織物素材で、好ましくは 編み物またはかぎ針編みによって作られ、各ブリーフは偏平で、ほぼ長方形の袋 を形成し、該袋の両側面は前部と後部とを形成して、該側面の縁部と底の編部の 中央部とに沿って閉じられ、少なくとも部分的に該ブリーフ内に収容するナプキ ン製品を支える保持手段を備え、二つの重ねられる織物をエンドレスな長さで作 り、該織物は相互に隙間を開けて該織物の横方向に相互接合されて、袋側面を作 るブリーフの製造方法で、前記保持手段は少なくとも一つの左右対称に置かれた ポケット形状の保持部の形で提供され、該保持部は少なくとも一つの前記側面と 一体に、および該側面の高さの約１／３に及ぶように作られ、該保持部は完成品 のブリーフの前部および／または後部に隣接し、かつ同一面でほぼ平行に伸長す るように作られることを特徴とする方法。
10. （１０）前記側面の一つ、好ましくは前部を形成する側面、が他方の側面の織物 よりも幅の広い織物で作られ、この余剰織物部が該側面と向き合う縁部に沿い、 縦方向に相互に隙間の開いた点にあり、該側面の底から距離をおいて該側面上の 点と共に編まれる伸縮性の糸を通り、該距離は該織物の余剰織物部の幅に相当し 、それにより該保持部が形成されることを特徴とする請求項９記載の方法。
11. （１１）前記保持部が、前記側面の長さの約１／３で該側面を形成する残りの織 物と共に編まれないことを特徴とする請求項９または１０のいずれかに記載の方 法。
12. （１２）前記保持部が二つの追加織物から作られ、該追加織物のそれぞれが側面 のサイズにほぼ相当するサイズであり、該織物が該袋の底の縁部に沿って該側面 のそれぞれと一体に作られ、該追加織物が該側面の縁部に沿って閉じられ、少な くとも該追加織物の一方で相互に隙間を開けた開口部が備えられ、該開口部は前 記ブリーフの底とほぼ平行で該底から異なる距離にあり、該追加織物が裏返され て該ブリーフの内部になり二層ブリーフを作り出すことを特徴とする請求項９記 載の方法。