JPH01502103A - 電子式エンジン制御装置を備えた車両用の盗難防止器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の名称） 電子式エンジン制御装置を備えた車両用の盗難防止器（産業上の利用分野） 本発明は電子式エンジン制御装置を備えた車両用の１１１防止器に関するもので ある。

（従来技術） 電子式エンジン制御装置を車両に搭載することは周知のことである。このような ｔ＋＋Ｊ御装置は環境因子、運転因子を感知してエンジン機能をｌ’Ｊ　ＩＩＩ する。またこのようなエンジン制御装置では状況を監視し、誤作動を表示できる ようになっている。エンジン制御装置は車両型式毎に標準規格化されたモジュー ルで構成されている。このようなモジュールは個々の車両型式に適合する完成し た構造部品として提供されている。

゛またモジュールは密閉状のスチールボックスの形態をなしており、車両に＠脱 自在に取付けることができるようになっている。モジュールの接続のために内部 に信号回路、検出回路。

制御回路その他の回路配線が集合状態で結線された多極差込コネクタが装備され ており、モジュールに差込み接続して利用される。

さて、車両用盗難防辻器は主として車両の不当な始動を最大限確実に防止するこ とを目的とするものである。これは車両が盗難にあったことを音響的および／ま たは視覚的信号で知らせることよりもはるかに重要である。このような盗遁防止 器の技術的進歩に平行して盗難防止器を破る手口の自動車泥棒も増加しているこ とが統計的に示されている。自動車泥棒にとっては盗難防止器をできるだけ短詩 １ｍで破ることが主たる目的である。従って、一般の自動車泥棒に対処できかつ それを破ることが可能であるにせよまた未遂に終るにせよ時間がかかるような盗 難防止器に大鑓の需要がある。

盗難を防止するための方法としては電子式エンジンｉｉ＋　ｍ装置の機能を停止 させる方法が考えられている。このような機能の停止は外部操作可能かつロック 可能なシステムを採用することで達成できる。電子式エンジン制ｗＪ装置を停止 させれば車両の始動は不可能となる。不当に始動させようとするには、ケーシン グ内部に組込まれたモジュール内にある外部操作可能かつロック可能なブレーカ −スイッチを元どおり復帰させねばならない。このようなブレーカ−スイッチの 復帰は例えば安全キーあるいはエンコードスイッチ等の公知の盗難防止策により 簡単に復帰できないようにしである。

周知のように、高級車の盗難はプロ的手段によってなされている。このようなプ ロの手口において上記のような盗舊防止器破りは、盗みができない場合に、目的 とする自ｆ！！１ｍの型式に応じた市販の電子式エンジンｖｌｔｌｌ］装置のモ ジュールを購入し、動作停止状態のモジュールと交換することで行われるものと 考えられる。しかし、このような交換の際にはモジュールから多極差込コネクタ を引抜く必要が有る。

ドイツ連邦共和国特許公開公報第３０４５３４５号においてはエンジンの主機能 を停止させるスイッチを備えた車両用盗鯉防止装置が開示されており、このスイ ッチは車内の操作装置により切換可能となっている。操作装置は各種の数字の組 合わせで合わせられるスイッチング機構である。エンジン機能に重要な電気部品 にはデコーダが取付けられており、このデコーダは少なくとも一本の配線により 上記スイッチング機構に接続されているので、スイッチング機構において所定の 数字の組合わせが合うと出力信号が発せられる。このようなデコーダの出力信号 により上記電気部品の回路内のブレーカが閉じられる。

アメリカ合衆国特許第３８７６８８４号公報にはイグニッションキーにより確保 する型式の盗難防止器が開示されている。

この防止器においては、点火装置が誘導コイル点火回路とコンデンサ放電点火回 路とをコネクタにより連結するように構成されている。コンデンサ放電点火回路 にはイグニッションキーで操作可能な切換スイッチが設けられている。

（発明の目的） 本発明は動作の停止が可能となるにせよまた未遂に終わるにせよ、停止作業に手 間取って極めて長時間かかり、また経ｗＡ晋練を要し、最適な安全性を保証しう る電子式エンジン制御装置用の盗難防止器の提供を目的とする。

（発明の構成） 本発明の目的は請求の範囲第１項の特徴部分の構成により達成される。

本発明の構成ではロック可能または信号をデコードすることで外部より操作可能 なスイッチ回路が車両固定部の多極差込コネクタに組込まれており、対応するモ ジュールに車両固定部の多極差込コネクタを接続した後、多極差込コネクタをい かように接続解除した場合でも、もしくは不当に接続解除した場合にのみ、前記 スイッチ回路が配線回路を遮断して車両の始動を不可能とする。

本発明は二段式もしくはタンデム式盗難防止器として提供されている。モジュー ルの第１防止部を破るにはモジュールの操作が必要であり、まず実行不可能であ る。極めて長けた泥棒によりモジュールが交換され、第１防止部が破られたとし ても後続の第２防止部が働き、この第２防止部を破るのに手間取るのでこれらを 短時間で破るのは不可能である。

本発明の特徴はモジュールに組込まれたブレーカ回路がデコードボタンスイッチ により外部から操作可能となっていることである。このようなスイッチはキー操 作によるものであってもよい。

多極差込コネクタに組込まれたスイッチは２つの異なる動作機能を有する。その 第１は正当であると否とにかかわらず接続解除状態では単一もしくは複数の回路 配線に遮断を生じさせるようにスイッチが構成されていることである。

一方、復帰および対応するモジュールの正当な接続はデコードスイッチもしくは キー操作スイッチを介してのみ可能である。第２の動作機能は不当な接続解除の 場合にのみ遮断が生じ、また正当な接続解除時の遮断を防ぐために、デコードス イッチ回路もしくはキー操作スイッチ回路により、接続解除時用の遮断系をロッ クするようになっていることである。

好適な他の構造は請求の′ａｊ！囲の各項に記載されている。

（図面の簡単な説明） 図は本発明の車両用盗難防止装置を示す概略図である。

（実施例） 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

図にはスチールケーシング２の形態をなすモジュール１が概略で示されている。

スチールケーシング２の内部には電子式制御装置の構成部品が収納されているヮ モジュール１は図丞しない取付機構を有しており、車両に対しモジュール１を着 脱自在となっている。モジュール１はまた電気的な接続用のソケット３を有して いる。単画側には多数の検出回路、信号回路等の配線が箱されている。これらの 配線はケーブル８にまとめられており、端部に多極差込コネクタ５が取付けられ ている。この多極差込〕ネクタ５はプラグビン６を有しており、これをモジュー ル１のソケット３に差込むことにより接続が行なわれる。図ではケーブル８から 出た各配線９が多極差込コネクタ５の対応するプラグビン６に接続された状態が ポされている。

交換可能なモジュール１のスチールケーシング２の内部には少なくとも１つのブ レーカ回路４が組込まれている。このブレーカ回路４は電子式エンジンＩＩＪ御 装置の少なくとも１つの操作及び／もしくはｆｉｌＪ　１回路あるいは電流及び ／もしくは電圧回路の遮断すなわち作動の停止を行なう。ブレーカ回路４は例え ばエンコードボタンスイッチにて外部より操作可能となっている。このブレーカ 回路４にはシリンダ錠もしくはスイッチ機構及び適当なロック機構を設けること もできる。

これによりブレーカ回路４を外部からいじろうどするとモジュール１どその電子 式エンジン制御１１四の機能を停止させる。

ブレーカ回路がオフどなると原則的に不当な＠帰操作はできなくなる。またこの ようなブレーカ回路４は他の遠隔操作は構に連結することも可能であり、その場 合操作機構は自動車のダツシュボードに設けることもできる。

多極差込コネクタ５の内部にはブロックで示したオン・オフ・スイッチ回路１０ がｉ　ｌＪられている。このスイッチ回路１０はプラグビン６ど配線９との間の 単一、複数もしくはすべての電流もしくは電圧回路に介在している。このスイッ チ回路１０は機械的スイッチ及び／もしくは電気的及び／もしくは電子的スイッ チを含むことができる。このスイッチ回路１０は多極差込コネクタ５の接続解除 状態ではいかなる場合でもオフとなり、正当な取扱者にしか実行不可能な操作が 行なわれた後でないとオンにならないように構成できる。スイッチ回路１０はま た不当に接続解除をしようとするとオフになり、正当な接続解除前に正当な取扱 者しか実行不可能な方法で操作されることで、接続解除時にオフ作動しないよう に構成できる。

上記スイッチ回路１０は例えばＭ断可能な閉回路によりスイッチング位置［オン Ｊに保たれる公知の電子式スイッチでもよい。モジュール１から多極差込コネク タ５を接続解除すると遮断されるような閉回路はさまざまな方式で形成できる。

例えば閉回路の一部をモジュール１を通じて引出すこともできる。また、多極差 込コネクタ５の内部に接続解除の際に５１回路を遮断させるスイッチを設けるこ とも可能であり、多極差込コネクタ５を元どおり接続すると閉回路も元に戻って オンとなる。但し、電子スイッチはデコードボタンスイッチによりスイッチ回路 １０を元どおりスイッチング位Ｍ「オン」としない限りオフ状態を保つ。また、 正当な接続解除の際には上記電子式スイッチの遮断可能な閉回路を外部操作可能 なスイッチで短絡可能とする方法もある。この場合にスイッチはキーもしくはデ コードボタンによってのみ操作可能に構成される。なお、この例では不当に接続 を解除した場合にのみオフ状態となるようにされる。

また、不当な接１解除の際のオフ状態は機械的な力でスイッチング位ｇ！ｒオン 」に保持するようなスイッチ回路１０によっても得ることができる。これを実現 するには加圧部材の装着が考えられる、接続によりＩｌｉ械的な力が消滅すると オフとなる。そしてキーもしくはボタンの操作により、このような機械的な力の 消滅を阻止できる切換え可能なロック久槙を設けることで正当な接続解除を行う ことができる。またこの原理を逆にして接続を解除すると機械的な力で直接オフ 状態となるようにすることもできる。この場合も正当な接続解除の際には正当な 取扱者の操作によって機械的な力が働かないようにすることができる。

国際調査磐央 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔｌ（Ｅ　ＩＮＴＥＲＮＡＴｒＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴ　０ＮＤＥ−Ａ−２５２２３６４０２／１２／７６　ＮｏｎａＤＥ−Ａ −３０４５３４５０Ｘ１０７／８２　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−３８７６８Ｂ４　０８ １０４／７５　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−４５８４５７０２２１０４／８６　Ｎｏｎｅ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）密閉状態のスチールケーシングの形態をなす、車両形式毎に標準規格化さ れたモジュールを備え、前記スチールケーシングの内部には電子式エンジン制御 装置の少なくとも１つの操作回路及び／または制御回路に対して少なくとも１つ の外部操作可能かつロック可能なプレー力回路が組込まれてむり、前記スチール ケーシングは自動車の内部もしくは他の部位に着脱自在に取付けられて、前記電 子式エンジン制御装置を自動車に設けられた信号回路、検出回路及び制御回路に 接続可能となっている車両用の盗難防止器であって、多極差込コネクタ５の車両 側固定部内には、該多極差込コネクタ５の車両側固定部に備えられた少なくとも １つのプラグビン６とこのプラグビンから引出された少なくとも１つの個別配線 ９との間において、オン・オフ・スイッチ回路１０が組込まれており、該オン・ オフ・スイッチ回路１０は前記多極差込コネクタ５の接線が解除されたあらゆる 場合または不当な接続解除の場合にのみ回路を遮断するように構成されている盗 難防止器。
2. （２）モジュール１の内部のプレー力回路４が外部操作可能なデコードボタンス イッチからなる電子スイッチである請求の範囲第１項に記載の盗難防止器。
3. （３）モジュール１の内部のブレーカ回路４がキー操作スイッチである請求の範 囲第１項に記載の盗難防止器。
4. （４）オン・オフ・スイッチ回路１０が電子式スイッチであり、該電子式スイッ チが遮断可能な閉回路によりスイッチング位置「オン」に保たれ、閉回路が遮断 された後にデコードボタンスイッチによりスイッチング位置「オン」に復帰可能 となっている請求の範囲第１項〜第３項のいずれかに記載の盗難防止器。
5. （５）オン・オフ・スイッチ回路１０が電子式スイソチであり、該電子式スイッ チが遮断可能な閉回路によりスイッチング位置「オン」に保たれ、前記電子式ス イッチの閉回路がデコードボタンスイッチもしくはキー操作スイッチにより短絡 可能である請求の範囲第１項〜第３項のいずれかに記載の盗難防止器。
6. （６）オン・オフ・スイッチ回路１０が機械的な力でスイッチング位置「オン」 に保たれ、ボタンもしくはキーにて切換可能なロック機構によって機械的力の消 勢を阻止できるようになっている請求の範囲第１項〜第３項のいずれかに記載の 盗難防止器。