JPH01501871A - 液状インキマーキング用の速乾記録用要素 - Google Patents

液状インキマーキング用の速乾記録用要素

Info

Publication number
JPH01501871A
JPH01501871A JP62501889A JP50188987A JPH01501871A JP H01501871 A JPH01501871 A JP H01501871A JP 62501889 A JP62501889 A JP 62501889A JP 50188987 A JP50188987 A JP 50188987A JP H01501871 A JPH01501871 A JP H01501871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
water
receiving layer
image
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62501889A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョーンズ,レイモンド ティー.
Original Assignee
イーストマン コダック カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーストマン コダック カンパニー filed Critical イーストマン コダック カンパニー
Publication of JPH01501871A publication Critical patent/JPH01501871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5236Macromolecular coatings characterised by the use of natural gums, of proteins, e.g. gelatins, or of macromolecular carbohydrates, e.g. cellulose
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31725Of polyamide
    • Y10T428/31736Next to polyester
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31725Of polyamide
    • Y10T428/31768Natural source-type polyamide [e.g., casein, gelatin, etc.]

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゞ ′インキマーキング の束 管 ・ 、溌1坏と1肛 本発明は一般には像記録用要素に関し、特には、インキによって像を記録する方 法に使用する像記録用要素に関する。
更に具体的には、本発明は水系液状インキマーキング用にした急速乾燥像記録用 要素に関する。本明細書に記載する像記録用要素およびインキの代表的な用途と しては、コンピュータ周辺装置例えばペンプロッタ、インキジェットプリンタ( 単色または多色記録のいずれも含む)、そしてコンピュータエイディフドデザイ ン/コンピュータエイディッドマニュファクチャリング(CAD/CAM)装置 が含まれる。
二里皇青i 本発明に係る型の像記録用要素は、代表的には、支持体材料とその上に担持され たインキ受容層とからなる。その要素には、反射観察を意図したもの(これは通 常、不透明支持体を含む)および透過光による観察を意図したちのくこれは通常 、透明支持体をもつ)が含まれる。
従来から、広範な各種の型のインキ受容層が提案されてきた0例えば、米国特許 第3,889.270号明細書には、タンパク質、多Ii類、セルロース、セル ロース誘導体、ポリビニルアルコール、ビニルアルコールコポリマー、ゼラチン 、アルブミン、カゼインまたはシリカゲルからなるインキ受容層が記載されてい る。米国特許第4.37L582号明細書には、塩基性ポリマーラテックスを含 むインキ受容層が記載されている。
米国特許第4,528.242号明細書には、カルボキシル化ポリマーとポリア ルキレングリコールとの混合物からなるインキ受容層が記載されている。英国特 許出願第2.134.129A号および第2.147.003A号各明細書には 、高分子バインダー、多価金属とカチオン性有機材料との水溶性塩例えば4級ア ンモニウム塩、ポリアミドおよび塩基性ラテックスからなるインキ受容層が記載 されている。多くの特許明細書に、高分子バインダー中に分散させた顔料からな るインキ受容層が記載されている。そのような特許明細書としては、米国特許第 4.269.991号、米国特許第4.425.405号、米国特許第4,44 6.174号、米国特許第4,474,847号、米国特許第4.474,85 0号および米国特許第4.478,910号各明細書が含まれる。
ペンブロックおよびインキジェットプリンタ等の装置中に使用されるようにした 多数の各種の型のインキも公知であり、多数の特許明細書例えば米国特許第4. 155.768号、米国特許第4.176、361号、米国特許第4.197. 135号、米国特許第4、395.287号、米国特許第4.396.429号 および米国特許第4.409,039号各明細書が含まれる。
従来提案されてきた像記録用要素およびインキは、非常に多種多様な性質に亘っ ているが、当業界tこおいては多数の未解決の問題があり、そして公知の製品に は多数の欠陥があり、゛商業的有用性を著しく制限している。これらのインキお よび記録用要素を使用する要件は非常に厳しい。例えば、インキと記録用要素と の組合せは、 (1)インキ受容層がインキを急速に吸収する能力をもつ場合に得られるような 、急速乾燥特性、 (2)像が明瞭でしかも鮮明に規定されるようなコントロールされた拡散特性、 および (3)インキ中に存在する染料または顔料をインキ受容層の表面または付近に堆 積させた場合の結果のように高い像密度を示すことが好ましい。
密度が高いことに加えて、インキ像が耐摩耗性であり、従って容易にすり落ちる ことがなく、そして汚れ(smear)抵抗性があり、従って汚れの危険性なし に通常の取扱にかける゛ことができ、そして耐水性であり、従って水または他の 水性液体との接触(例えば、こぼれまたは他の事故的な液体への暴露の結果とし て要素ビ接触することがある)によって被害を受けないことも望まれる。親水性 のインキ受容層は、耐水性であって、層それ自体の溶解または損傷を通じてのイ ンキ像の除去を回避するものでなければならず、そして非ブロツキング性(非粘 着性)で包装や取扱いを容易にするものであるのが好ましい。
米国特許第4,308,542号(第1@第40〜68行参照)、米国特許第4 ,371.582号(第2欄第38行〜第3欄第27行参照)および米国特許第 4.554.181号(第1@第35〜61行参照)各明細書に指摘されている ように、それらの目標は、問題の解決を著しく困難なものとする明らかに両立し ない要件を課するものである。米国特許第4,308,542号明細書に提案さ れている解決方法は、記録用媒体として合成パルプ祇を使用し、そしてその紙を 加熱処理して合成バルブを溶融するものであるが、この方法は像形成方法におい てコストおよび時間のかかる追加工程を必要とするという重大な欠点をもってい る。
米国特許第4.37L582号明細書によって提案されている解決方法は、イン キ受容層として塩基性ラテックスポリマーを使用するものであり、そして米国特 許第4,554,181号明細書は水溶性多価金属塩とカチオン性ポリマーとの 組合せを提案している。しかしながら、これらの技術は、しばしば有効性が限ら れたものだけであり、そして耐摩耗性および耐水性の程度も望ましい程度の高い ものを提供しない。
本発明が目指す目的は、ペンブロックおよびインキジェットプリンタ等の装置に 使用するようにした像記録用要素に対する各種の要求を満足させる問題に対して 、簡単で、低コストで、そして容易に実施できる解決手段を提供することにある 。
本発明によれば、ペンブロックおよびインキジェットプリンタ等のような装置で の水系液状インキマーキング用にした像記録用要素は、その要素が支持体とその 上に担持された親水性架橋性フィルム形成性材料(この材料は、水系インキを急 速に吸収することを可能にし、これによって急速乾燥性要素を提供しながら非粘 着性および耐水性にするのに充分な程度に架橋されているものとする)のインキ 受容層とを含んでなる。換言すれば、前記の材料は非粘着性および耐水性にする のに充分な程度には架橋されているが、水系液状インキの急速吸収を妨げるのに は不充分である。本発明の要素は、水分散性架橋性着色剤/樹脂組成物を含む水 系液状インキと、その着色剤/樹脂組成物を架橋してインキマーキングを汚れ抵 抗性、耐摩耗性および耐水性にする架橋剤を含むインキ受容層との組合せで使用 する。
2種の架橋剤(両者共、インキ受容層を形成する被覆組成物中に便利に配合する ことができる)を使用することにより、本発明の像記録用要素は当業界における 要求を有効に満たすことができる。架橋剤の一方は、親水性インキ受容層を望ま しい制御された程度に架橋するのに有効となるように選択する。他方は、水系液 状インキ中に使用される着色剤/樹脂組成物を架橋するのに有効となるように選 択する。前者の架橋剤は、皮膜(これがインキ受容層として作用する)の乾燥の 際に架橋反応を遂行する。後者の架橋剤は、インキ像の乾燥の際に架橋反応を遂 行する。
ましい責 の量日 本発明の新規の像記録用要素で使用する支持体材料は、任意の特別な用途で使用 することが望まれるのに応じて、不透明、半透明または透明材料であることがで きる。有用な支持体材料の例としては、紙、布、プラスチックフィルム、金属シ ート材料およびガラスが含まれる。最も代表的には、不遇明支持体が望ましい場 合には紙を使用し、そして半透明または透明支持体が望ましい場合にはプラスチ ックフィルムを使用する。写真技術において周知のとおり、下塗層を使用して、 親水性インキ受容層の支持体への接着を確実なものにすることができる。
透明な像記録用要素を調製するには、好ましい支持体材料は、写真フィルムの製 造で支持体として有用であることが知られている材料である。例えば、支持体は 、セルロースエステル例えばセルローストリアセテート、セルロースアセテート プロピオネートまたはセルロースアセテートブチレート、ポリエステル例えばポ リ (エチレンテレフタレート)、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリイミド 、ポリオレフィン、ポリ (ビニルアセクール)、ポリエーテル、ポリスルホン アミド等からなることができる。ポリエステル支持体および特にポリ (エチレ ンテレフタレート)は、優れた寸法安定性の点で好ましい。
本発明の新規の急速乾燥像記録用要素におけるインキ受容層は親水性架橋性フィ ルム形成性材料から形成される。非常に広範なそのような材料が、写真要素の製 造において知られており、そして一般に使用されている。有用な材料としては、 タンパク質、タンパク誘導体、セルロース誘導体例えばカルボキシメチルセルロ ース、ヒドロキシエチルセルロースおよヒ水溶性セルロースアセテート、ポリビ ニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、例え ばアルカリ処理ゼラチン(牛の骨または獣皮ゼラチン)または酸処理ゼラチン( 豚皮ゼ′ラチン)、ゼラチン誘導体例えばアセチル化ゼラチン、フタル酸化ゼラ チン等、多糖類例えばデキストラン、アラビアゴム、ゼイン、カゼイン、ペクチ ン、コラーゲン誘導体、コロジオン、寒天、アロールート、アルブミン等が含ま れる。これらはYutzy等の米国特許第2.614,928号および第2.6 14,929号、Lowe等の米国特許第2.691,582号、第2.614 ,930号、第2.614,931号、第2.327.808号および第2,4 48.534号、Gates等の米国特許第2.787,545号および第2, 956,880号、旧mme1mann等の米国特許第3,061,436号、 Farrel 1等の米国特許第2,816,027号、Ryanの米国特許第 3,132.945号、3.138.461号および第3.186.846号、 Dersch等の英国特許第L167.159号および米国特許第2.960. 405号および第3,436,220号、Gearyの米国特許第3.486, 896号、Gazzardの英国特許第793.549号、Ga tes等の米 国特許第2,992,213号、第3.157.506号、第3.184,31 2号および第3,539,353号、Miller等の米国特許第3.227, 571号、Boyer等の米国特許第3,532.502号、?Ialan米国 特許第3,551,151号、Lohmer等の米国特許第4,018,609 号、Luciani等の英国特許第1.186,790号、英国特許第1.48 9,080号および承り等のベルギー特許第856,631号、英国特許第1, 490,644号、英国特許第1,483,551号、アラセ等の英国特許第1 ,459.906号、Sa]oの米国特許第2,110.491号および第2, 311,086号、Fallesenの米国特許第2.343.650号、Yu tzyの米国特許第2,322,085号、 Loweの米国特許第2.563 .791号、Ta1bot等の米国特許第2,725,293号、Hi 1 b ornの米国特許第2す748,022号、DePau皆等の米国特許第2.9 56.883号、Ritchieの英国特許第2.095号、DeStubne rの米国特許第1.752.069号、5heppard等の米国特許第2,1 27,573号、Liergの米国特許第2,256.720号、Ga5par の米国特許第2,361.936号、Farmerの英国特許第15.727号 、5tevensの英国特許第1.062.116号およびヤマモト等の米国特 許第3.923.517号各明細書に記載されている。
ゼラチンは、透明材料のインキ受容層の形成に使用するのに特に好ましい材料で ある。その理由は多くあるが、その中でもゼラチンが透明皮膜を形成すること、 容易にコントロール可能な態様で架橋が容易なこと、そして水系液状インキの吸 収性が高く速乾特性をもたらすことが理由である。
インキ受容層は本発明の像記録用要素において架橋されており、耐水性および非 粘着性等の望ましい特性を提供する。
架橋は、耐摩耗性および取扱いの結果として要素上に形成される指紋抵抗性を提 供するのにも有用である。
非粘着性は本発明の像記録用要素におけるインキ受容層の特に重要な特徴である 。像記録用要素は、代表的には、シート状(市販される包装においては、多数の シートを相互に重ねる)またはロール状で使用される。どちらの場合でも、イン キ受容層が非粘着性であって、隣接シートが包装内で互に接着せず、そして隣接 巻きがロール内で互に接着しないことが重要である。
親水性フィルム形成性材料を架橋する機能をもつ公知の架橋剤(硬化剤として知 られてもいる)が多数存在し、写真業界で写真要素のゼラチン乳剤層および他の 層を硬化するのに通常使用されている。
硬化剤は、単独でまたは組合せて、そして遊離の形またはブロックされた形で使 用することができる。非常に多数の有用な硬化剤が知られている。その例を挙げ れば、ホルムアルデヒドおよび遊離ジアルデヒド例えばスクシンアルデヒドおよ びグルタルアルデヒド、例えばA11en等の米国特許第3.232,764に 記載;ブロック化ジアルデヒド、例えばKaszubaの米国特許第2,586 .168号、Jeffreysの米国特許第2.870,013号およびヤマモ ト等の米国特許第3.819,608号に記載;α−ジケトン、例えばA11e n等の米国特許第2.725.305号に記載:Burness等の米国特許第 3.542.558号に記載の型の活性エステル、スルホネートエステル、例え ばA11en等の米国特許第2.725,305号および第2.726.162 号に記載;活性ハロゲン化合物、例えばBurnessの米国特許第3,106 ,468号、5ilver+++an等の米国特許第3.839,042号、B a1lantine等の米国特許第3.951,940号および旧+n+ne] mann等の米国特許第3,174,861号に記載H3−)リアジンおよびジ アジン、例えばヤマモト等の米国特許第3,325.287号、 Ancler au等の米国特許第3,288.775号および5tauner等の米国特許第 3.992,366号に記載;エポキシド、例えばA11en等の米国特許第3 ,047,394号、Burnessの米国特許第3.189.459号および Birr等の独国特許第1,085,663号に記載;アジリジン、例えばA1 1en等の米国特許第2.950.197号、Burness等の米国特許第3 ,271,175号およびサトー等の米国特許第3,575.705号に記載; 活性結合2以上をもつ活性オレフィン、例えばBurness等の米国特許第3 .490.911号、第3.539.644号および第3,841,872号( 米国特許第Re、29.305号)、Cohenの米国特許第3,640.72 0号、He1st等の独国特許第872,153号およびA11enの米国特許 第2.992.109号に記載;ブロック化活性オレフィン、例えばBurne ss等の米国特許第3.360.372号および讐i 1sonの米国特許第3 .345.177号に記載;カルボジイミド、例えばBlout等の独国特許第 1,148,446号に記載13位が非置換のイソキサゾリウム塩、例えばBu rness等の米国特許第3,32L313号に記載;2−アルコキシ−N−カ ルボキシジヒドロキシリンのエステル、例えばBergthaller等の米国 特許第4,013,468号に記載;N−カルバモイルおよびN−カルバモイロ ビリジニウム塩、例えばHi++unela+annの米国特許第3,880, 665号に記載;混合機能の硬化剤例えばハロゲン置換アルデヒド酸(例えばム コクロル酸およびムコブロム酸)、例えばWh i teの米国特許第2,08 0,419号に記載のもの、オニウム置換アクロレイン、例えばTschopp 等の米国特許第3.792.021号に記載のもの、および他の硬化性官能性基 を含むビニルスルホン、例えば5era等の米国特許第4 、028 、320 号に記載のもの−並びに高分子硬化剤例えばジアルデヒドデンプン、例えばJe ffreys等の米国特許第3.057,723号に記載のものおよびコポリ  (アクロレインメタクリル酸)、例えばHimmelmann等の米国特許第3 ,396,029号に記載のものである。
硬化剤の組合せ使用はSieg等の米国特許第3.497.358号、Dall on等の米国特許第3.832,181号および第3.840,370号並びに ヤマモト等の米国特許第3,898.089号に記載されている。
5heppard等の米国特許第2,165,421号、X1eistの独国特 許第881 、444号、R4ebe1等の米国特許第3,628,961号並 びにLlgi等の米国特許第3,901,708号に記載されているように、硬 化促進剤を使用することができる。
本発明の重要な特徴は2種の異なる架橋剤を使用する点にある。架橋剤の一方は インキ受容層を形成する親水性フィルム形成性材料と反応し、他方は水系液状イ ンキ中に存在する着色剤/樹脂組成物と反応する。架橋剤は両方とも、インキ受 容層を形成するのに使用する被覆組成物中に配合する。親水性フィルム形成性材 料と反応する架橋剤の架橋作用は、インキ受容層を乾燥する際に起きる。着色剤 /樹脂組成物と反応する架橋剤の架橋作用は、インキを乾燥する際に起きる。
非粘着剤で耐水性であるが、与えられた水系液状インキを急速に吸収するインキ 受容層をもつ本発明の目的を達成するためには、親水性フィルム形成性材料と反 応する架橋剤による硬化が低すぎてはならず(すなわち、過度に軟かすぎるため にインキ受容層が水に溶解する傾向があり、そして粘着性になる傾向がある)、 そして高すぎてもならない(すなわち、インキ受容層が過度に硬いために、イン キを急速に吸収せず、そして乾燥インキをそれに強固に結合させることができな いことがある。更に、着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤は、適正な硬化を妨 げるかあるいは過度の硬化を起こすことによってインキ受容層の硬化を妨害する ものであってはならない。
要約すれば、着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤の本質的な特徴は、それが水 溶性であること、インキ受容層を形成する親水性フィルム形成性材料と相客性で あること、親水性フィルム形成性材料の硬化を有意には妨害しないこと、そして インキ乾燥の際にインキを容易に架橋することである。前記の要件を満たす架橋 剤はいずれも許容できる。
多価金属の水溶性塩は水系インキ用の架橋剤として特に有用である。有用な塩と しては、鉱酸の塩および有機酸の塩が含まれる。使用することのできる多価金属 としては、銅、鉄、鉛、ニッケル、コバルト、アルミニウム、亜鉛、クロム、カ ルシウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム、およびマンガンが含まれ る。使用することのできる塩の型としては、硝酸塩、硫酸塩、塩化物、酢酸塩、 ギ酸塩、ホウ酸塩、サリチル酸塩、リンゴ酸塩、アセチルアセトン酸塩、プロピ オン酸塩、ブチル酸塩、臭化物、安息香酸塩、フタル酸塩、フン化物、沃化物、 チオシアン酸塩等が含まれる。
多価金属のカルボン酸塩は特に有用であり、脂肪族型および芳香族型のモノカル ボン酸またはポリカルボン酸の塩が含まれる。好ましい塩はカルボキシル基1〜 3個および炭素原子20個までのカルボン酸の塩である。本発明の目的において 有用な多価金属のカルボン酸塩の代表例は以下のとおりである。
ギ酸鉛 酢酸鉛 臭化鉛 プロピオン酸鉛 硝酸鉛 酢酸カルシウム 臭化カルシウム ブチル酸カルシウム 塩化カルシウム イソブチル酸カルシウム フタル酸カルシウム プロピオン酸カルシウム 塩化クロム 硫酸クロム 酢酸マグネシウム ブチル酸マグネシウム 塩化マグネシウム リンゴ酸マグネシウム フタル酸マグネシウム等。
本明細書において、カルボン酸塩を示す用語は、金属の安定な酸化状態にあるい ずれの金属の塩を含む一般的な意味で用いる。例えば、用語「酢酸鉛」は、式( CHzCOO) zPbで表されそして8酢酸鉛と通常称される2価鉛の酢酸塩 、および式(CHzCOO) aPbで表されそして四酢酸鉛と通常称される4 価鉛の酢酸塩の両者を含むものとして用いる。更に、これらの用語は金属塩の無 水物および水和物の両方を含むものとして用いる。
本発明の実施にあたり、インキの架橋に選んだ架橋剤が、インキ受容層を形成す る親水性フィルム形成性材料の架橋を有意に妨害しないように保証することを充 分に注意する必要がある。親水性フィルム形成性材料を硬化する試薬をインキの 硬化にも使用することはできない。なぜなら、そのような試薬を過剰に使用する と親水性フィルム形成性材料を過剰に硬化してしまい、水系インキの急速吸収に 対する親水性を不充分なものにしてしまうからである。
インキ受容層を形成するには、親水性架橋性フィルム形成性材料、その材料用の 架橋剤、およびインキ用架橋剤を水性溶液または分散液中に組合せ、支持体上に 薄層として塗布しそして乾かす。前記の組成物は、多数の適当な方法、例えば浸 漬コーチング、ローラーコーチング、逆ロールコーチング、エアナイフコーチン グ、ドクターブレードコーチング、グラビアコーチング、スプレーコーチング、 抽出コーチング、ビーズコーチング、ストレッチフローコーチングおよびカーテ ンコーチングのいずれかによって支持体材料上に塗布することができる。塗布層 の乾燥は広範な温度範囲例えば約り0℃〜約140℃、そしてより好ましくは約 り15℃〜約125℃の温度で実施することができる。
インキ受容層の厚さは、望ましい場合には、像記録用要素を使用すべき特定の用 途に応じて広範に変えることができる。
一般的に言えば、インキジェット記録に使用する要素は、ペンプロッタに使用す る要素よりも厚いインキ受容層を必要とする。なぜなら、インキシエンド記録は 、より多くのインキ堆積を必要とし、これには有効に吸収する、より厚い層が必 要となるからである。代表的には、インキ受容層は約0.0004〜約o、6o smの範囲、そしてより好ましくは約0.0008〜約0.0016鶴の乾燥厚 さをもつ。
インキ受容層を形成する被覆組成物を形成する成分の割合は、該当する特定の要 素の要件を満たすように広く変化させることができる。代表的には、親水性フィ ルム形成性材料を架橋する架橋剤は、親水性フィルム形成性材料1重量部当り約 0.01〜約0.1重量部の量、より好ましくは1重量部当り約0.03〜約0 .07重量部の量で使用する。代表的には、インキを架橋する架橋剤は、親水性 フィルム形成性材料1重量部当り約0.05〜約0.9重量部の量、より好まし くは1重量部当り約0.2〜約0.5重量部の量で使用する。
親水性フィルム形成性材料および2種の架橋剤の他に、インキ受容層を形成する のに使用する組成物は、他の成分例えば界面活性剤(これは塗布特性を助長する )および艷消剤(これは非粘着特性に寄与する)を含有することができる。
有用な艷消剤としては、デンプン、二酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、 硫酸バリウム、コロイド状シリカおよび高分子ビーズ例えばポリメチルメタクリ レートビーズが含まれる。
ポリエステルを支持体材料として使用する場合には、下塗剤を有効に使用して支 持体に対するインキ受容層の結合を改良する。この目的に有用な下塗用組成物は 写真技術において周知であり、例えば塩化ビニリデンのインターポリマー例えば 塩化ビニリデン/アクリロニトリル/アクリル酸ターポリマーまたは塩化ビニリ デン/アクリル酸メチル/イタコン酸ターポリマーが含まれる。
−i的に言えば、インキを架橋する試薬が、着色剤とだけでなく、着色剤/#A 脂組成物の樹脂上に存在する官能性基と反応しても、本発明において有害ではな い。更に、望ましし)こと“ができる。従って、例えば、使用する着色剤がアニ オン性色素である場合には、それと反応するカチオン性剤例えシボビニルベンジ ル4級アンモニウムポリマー(例えば、1978年1月24日発行のKelle y等の米国特許第4,070,188号およびその中に記載されている文献に記 載されている)をインキ受容層に含有させることができる。
本発明で使用するインキは、中性、酸性またはアルカリ性p)Iのものであるこ とができる。それらは、水分散性架橋性着色剤/樹脂組成物を含む水系インキで ある。本明細書にお0て、用語「着色剤/樹脂組成物」はぐその中に顔料ま娼ま 色素が樹脂中に溶解されているかあるいは均一に分散されてしする組成物を意味 する。通常の習慣に従って、本明細書の用語「着色剤」は色素および樹脂の両方 を含むので、本発明の着色剤/樹脂組成物は色素/樹脂組成物および顔料/樹脂 組成物を含む、色素または顔料は、それらを適当な量で水分散性架橋性樹脂中に 配合して着色剤/樹脂組成物を形成することができる限り、任意の種類を本発明 ゛において使用すること力(できる、水系インキは、着色剤/樹脂組成物の他に 、インキ中に通常使用される他の試薬例えば湿潤剤、イオン封鎖剤、pHl1E 衝剤、粘度変性剤等を含有することができる。
本発明においては、インキおよびインキ用架橋剤を適切に選択して、前記の架橋 剤と反応することのできる官能性基を着色剤/樹脂組成物中の樹脂がもつように することが必要である。多くの異なる型の官能性基を有用に使用することができ る。スルホネート基は、それらが着色剤/樹脂組成物の水分散性を促進すること 、および架橋性部位を提供することの2つの機能を果す点で特に有利である。
水分散性架橋性着色剤/樹脂組成物およびインキ中におけるそれらの使用は当業 界において公知であり、例えば1979年4月10日発行のBlackwell 等の米国特許第4,148,779号(この記載を参考用に本明細書に含める) に記載されている。
本発明で使用する着色剤/樹脂組成物中の樹脂として特に有用な水分散性架橋性 ポリエステルおよびポリエステルアミドは5hields等の米国特許第3.5 46,008号(1970年12月8日発行) 、Lbler等の米国特許第3 .734,874号(1973年5月22日発行)、O’Ne111等の米国特 許第4.073,777号(1978年2月14日発行) 、5ublettの 米国特許第4.233,196号(1980年11月11日発行)、およびCo neyの米国特許第4,335.220号(1982年6月15日発行)にも記 載されている。これらの記載は参考用として本明細書に含める。5−ソジオスル ホイソフタレートからなるポリエステルおよびポリエステルアミドは本発明にお いて特に好ましい。
着色剤を樹脂中に均一に分散させることのできる各種の手段が当業界において周 知である0例えば、(1)色素または顔料を、Blackwell等の米国特許 第4.148.779号に記載されているように、溶融ブレンディング技術によ って分散することができ、(2)米国特許第4.203.716号(この記載は 参考用として本明細書に含める)に記載されているように「ローディング」技術 によって色素を分散させることができ、または(3)欧州特許出願第01463 37号(1985年6月26日公開:この記載を参考用として本明細書に含める )に記載されているように色素を重合性モノマー中に溶解し、そして懸濁重合方 法でモノマーを重合することにより色素を分散させることができる。
親水性フィルム形成性材料、架橋性着色剤/樹脂組成物、親水性フィルム形成性 材料と反応する架橋剤および着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤として使用す る適切な材料の選択は、本明細書の記載に基づいて当業者が容易に実施できるも のである。従って、例えば、異なる官能性基によって架橋性が付与される着色剤 /樹脂組成物および親水性フィルム形成性材料として材料を選択することができ 、そして該当する特定の官能性基と反応して望ましい架橋を行なう個々の能力を 基準として、2種の架橋剤を選ぶことができる。
本発明の好ましい態様においては、親水性フィルム形成性材料はゼラチンであり 、着色剤/樹脂組成物はスルホネート官能性基を含むポリエステルまたはポリエ ステルアミドからなり、親水性フィルム形成性材料と反応する架橋剤はビニルス ルホニル化合物であり、着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤は多価金属酢酸塩 である。ビニルスルホニル化合物はゼラチン中に存在するアミノ基およびカルボ キシル基と反応し、これによってインキ受容層の架橋を行なう。多価金属酢酸塩 はゼラチンのアミノ基またはカルボキシル基と反応せず、またビニルスルホニル 化合物の反応を妨害しないが、ポリエステルまたはポリエステルアミドのスルホ ン酸基と反応してインキの望ましい架橋を行う。
ビニルスルホニル化合物は周知であり、ゼラチン用の特に有効な硬化剤すなわち 架橋剤である。ビニルスルホニル硬化剤の特徴は複数のビニルスルホニル基を含 有する点にある。
恐らく、できる限り簡単な構造であるジビニルスルホンでは、単独のスルホニル 基が2個のビニル基と一緒になっている。
最も代表的には、複数のビニルスルホニルアルキル基例えばビニルスルホニルメ チル、エチル、プロピルまたはブチル基が、中間のエーテル、アミン、ジアミン または炭化水素架橋ヲ介して一緒になっている。ビス(ビニルスルホニル)エー テル例エバビス(ビニルスルホニルメチル)およびビス(ビニルスルホニルエチ ル)エーテルが硬化剤として使用するのに特に適していることが分かった。代表 的なビニルスルホニル硬化剤およびそれらの合成方法および用途についてはBu rness等の米国特許第3,490,911号(1970年1月20日発行) ;第3,539.644号(1970年11月10日発行)および第3,642 ,486号(1972年2月15日発行)に記載されている。これらの記載を参 考用として本明細書に含める。
有用なビニルスルホニル硬化剤の例としては以下のものが含まれる。
ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルビス(2−ビニルスルホニルエチル) エーテルビス(4−ビニルスルホニルブチル)エーテルN、N’−ビス(2−ビ ニルスルホニルエチノリビペラジン 本発明の特に好ましい態様においては、親水性フィルム形成性材料はゼラチンで あり、着色剤/樹脂組成物は5−ソジオスルホイソフタル酸であり、親水性フィ ルム形成性材料と反応スる架橋剤はビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで あり、着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤は酢酸カルシウムである。
本発明の最も好ましい態様の像記録用要素は透明であり、支持体が二輪延伸熱硬 化ポリ (エチレンテレフタレート)フィルムであり、親水性フィルム形成性材 料はゼラチンであり、ゼラチンと反応する架橋剤はビス(ビニルスルホニルメチ ル)エーテルであり、着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤は酢酸カルシウムで あり、そして着色剤/樹脂組成物はBlackwell等の米国特許第4.14 8.779号に記載されているような色素/樹脂組成物、すなわち、 (A)分散色素約5〜約60重量%、および(B)直鎖状水分散性コポリエステ ル約95〜約40重量%、または (C)前記コポリエステル(B)と炭素原子6〜12個の飽和脂肪族または環状 脂肪族ジカルボン酸とのブレンドであって前記ジカルボン酸がブレンド合計重量 の約40重量%までである前記ブレンド95〜約40重量%からなろ水分散性組 成物であり、そして前記のコポリエステルが (D)脂肪族、環状脂肪族または芳香族ジカルボン酸成分少な(とも1種と (E)少な(とも約20モル%が式 %式%) (式中、nは2〜約14の整数である)のポリ(エチレングリコール)である炭 素原子約2〜約28個のジオール成分と (F)芳香族核に結合した一5oth基(ここでMは水素原子、Na” Li” またはに゛である)を含み、そして成分(D)と成分(F)との合計モルの少な くとも約8モル%〜約45モル%を構成する、二官能性ジカルボン酔歩なくとも 1種とからなるものである。
Blackwel 1等の米国特許第4,148.779号に説明されているよ うに、分散色素すなわち水不溶性色素は、いずれのペンダント水溶性基例えばス ルホン酸基またはその塩をも含まないことを特徴とする、任意の化学分類群例え ばアゾ、アントラキノン、メチンおよびジスアゾであることができる。前記の米 国特許第4.148,779号に説明されているとおり、好ましい色素/樹脂組 成物においては、コポリエステル酸部分がイソフタル酸90〜92モル%と5− ソジオスルホイソフタル酸8〜10モル%とからなり、そしてジオールがジエチ レングリコールであり、そして特に好ましい色素/樹脂組成物ムこおいては、コ ポリエステル酸部分がイソフタル酸87〜83モル%と5−ソジオスルホイソフ タル酸13〜17モル%とからなり、そしてジオール部分がジエチレングリコー ル72〜68モル%と1.4−シクロヘキサジメタノール28〜32モル%とか らなる。
前記の米国特許第4,148,779号の色素/樹脂組成物が本発明の最も好ま しい態様において特に有効である。なぜなら、それは容易に架橋され、インキ受 容層を形成するゼラチンに対して強固に接着し、そして鮮明で濃い像を提供する からである。
本発明の目的に有用な顔料の代表的な例としては以下のものが含まれる。
酸化鉄 酸化銅 酸化マンガン クロム酸鉛 アルミン酸コバルト カーボンブラック フタロシアニン顔料 フェロシアニド顔料等。
前記の顔料は任意の適当な態様で樹脂とブレンドして水系液状インキ中で有用な 顔料/樹脂組成物を形成することができる。
本明細書において、以下の用語は以下の意味をもつものである。
「水系液状インキ」・・・液状媒体が圧倒的に水である任意の液状インキ。
「水分散性」・・・水中で真溶液、コロイド分散液または懸濁液を形成すること ができること。
「耐水性」・・・前記の要素を取扱いそして使用する条件下で起きる水による溶 解に抵抗することができること。
「非粘着性要素」・・・分離された場合に有意な損傷を与えるのに充分に一緒に 接着することなしに積み重ねることができる要素。
「着色剤/樹脂組成物」・・・色素または顔料が樹脂中に溶解しているかまたは 実質的に均一に分散している、色素または顔料と樹脂との任意の組合せ。
本発明を遂行した以下の実施例によって本発明を更に説明アクリロニトリルと塩 化ビニリデンとアクリル酸とのターポリマーからなる下塗層で被覆された二軸延 伸熱硬化ポリ(エチレンテレフタレート)フィルムを本明細書に記載した型の像 記録用要素用の支持体材料として使用した。ゼラチンと、バライソノニルフェノ キシポリグリシドール界面活性剤と、高分子ビーズ(これは艶消剤として作用す る)と、ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルと、酢酸カルシウムとからな °る一連の水性被覆組成物を使用して前記の支持体材料上にインキ受容層を形成 した。各々の場合に、前記の組成物は1.076g/ r!の量で塗布した。酢 酸カルシウムおよびビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル(BVSMEと称 する)の量は下記の表1に示したとおりであった。ここで前記の量は、ゼラチン 重量は基準にした重量%で示した。テストは2種の異なるインキ、すなわち赤色 インキと青色インキで実施した。
これらのインキは両方とも、Blackwel 1等の米国特許第4.418. 779号(1979年4月10日発行)の実施例に従って調製した。赤色インキ 中に使用した色素はカラーインデックスDisperse Red 339とし て示され、そして青色インキ中のものはカラーインデックスDisperse  Blue 337 として示される。
前記のインキを使用し、手持ちのペンで与えることにより前記要素のインキ受容 層上に像を形成した。各々の場合に、インキの乾燥時間を測定し、そして熱水中 で浸漬に耐える要素の能力は、インキ像が要素から除かれる温度を確認すること によって測定した。これらのテストにおいては、要素を室温で水中に浸漬し、そ して要素からインキ像が分離する温度まで水を加熱するか、あるいは分離が起ら ない場合には沸騰させた。記載した乾燥時間は、指でインキマーキングをぬぐっ た場合に、その場に汚れがつかなくなるのに必要な時間である。
老−一旦 1 5 1.5 20 40 77 >1002 10 0.75 15 25  93 >1003 15 0.75 15 25 >100 >1004 2 5 0.75 15 20 88 >1005 10 1.5 35 40 > 100 >1006 15 1.5 5 10 93 >1007 25 1. 5 20 20 93 >100前記に示した結果が示すところによれば、各々 の場合にインキは急速に乾燥され、そしてインキ像は非常な熱水中でのそして多 くの場合に沸騰水中においてさえ、浸漬に耐えることができた。すべての例にお いて、要素は非粘着性であり、そしてインキ像は鮮明で、掘<、汚れがなくそし て耐摩耗性であった。
前記の結果と対比して、酢酸カルシウムを省略したこと以外は同様のインキ受容 層を塗布した場合−には、乾燥時間は同様(赤色インキは15秒で青色インキは 25秒)であったが、赤色インキ像および青色インキ像は共にわずか49℃の水 温で要素から脱落した。このような要素は、熱いコーヒーやその他の熱い飲み物 (これらは代表的には約70℃の温度である)がその上にこぼれた場合に、損傷 なしに残存することはできない。
酢酸カルシウムの代りに硫酸アルミニウムを使用した別のテストを実施した。硫 酸アルミニウムの使用量は10%、15%および25%であり、BVSME L 、 ヘ/l、 0.75%およびBVSMEレベル3.0%で行なった。各々の 場合に40秒以下の満足な乾燥時間が得られたが、インキ像は49℃の水温で要 素から脱落した。この点は、酢酸カルシウムがゼラチン上に存在するアミノ基ま たはカルボキシル基のいずれかと反応せずに色素/樹脂組成物の樹脂に存在する スルホン酸基と反応する事実によって説明することができる(架橋の構造は、1 つのカルシウムイオンが別々のポリマー鎖上の2つのスルホン酸基と反応するも のである)。一方、硫酸アルミニウムはゼラチンに存在するカルボキシル基と反 応することができるがアミノ基とは反応せず、そして樹脂のスルホン酸基と反応 することができる。ゼラチンに存在するカルボキシル基と反応することができる ので、硫酸アルミニウムはBVSMEによるゼラチンの架橋を妨害して明らかに ゼラチンを過剰硬化し、従ってインキ像は適切に接着しない。硫酸アルミニウム とゼラチンとの反応は、色素/樹脂組成物との反応の利用性を少ないものにもし 、そしてこれによって、恐らく、得られる結果が劣悪になった。従って、硫酸ア ルミニウムは、前記の具体的な系での架橋剤としては有効な選択ではない。しが しながら、親水性フィルム形成性材料および/または色素/樹脂組成物上の官能 性基が異なる別の条件下では有効であろう。例えば、親水性フィルム形成性材料 がヒドロキシエチルセルロースである場合には、効果的に使用することができよ う。
別に1エ インキ受容層の被覆量を下記の表■に示すように変化させること以外は例2を繰 返した。各々の場合に、インキの急速乾燥が達成され、そして像記録用要素は沸 騰水中での浸漬に耐えることができた。
8 0.54 10 20 >100 >1009 0.81 15 20 > 100 >10010 1.076 15. 20 >100 >100架橋性 インキと架橋化像記録用要素との独特の組合せが、出願人の観察した優れた性能 特性を提供する機構については出願人は理解しておらず、そして出願人の発明が 機能する態様の理論的説明のいずれに拘束されることも望むものではない。しか しながら、親水性フィルム形成性層に適切で緩やかな程度の架橋を与えることに より、表面から離れたインキ中の水を「内側からはじきとばしくwick)J  、そして着色剤/樹脂組成物の大部分を表面上または表面付近に残して像密度お よび鮮明性を最大にすることができるものと考えられる。着色剤/樹脂組成物の 横方向拡散は非常にわずかであるが、インキ中の水はインキ受容層中に深く浸透 しそして横方向に拡散する。同時に、インキ受容層は充分に架橋されて非粘着性 となり、高い水準の耐摩耗性をもち、水または他の液体との接触によ゛る脱離に 対する抵抗性もある。着色剤/樹脂組成物が含まれているので、記録用要素と共 に使用されるインキはインキ受容層に非常に強固に接着する。すなわち、樹脂は 接着を非常に促進する。架橋化インキ受容層内に含有されている架橋剤はインキ 乾燥の際に着色剤/樹脂組成物を容易に架橋し、それにより要素上に堆積された インキマーキングは強固に接着するだけでなく、耐摩耗性、耐汚染性および耐水 性になる。従って、本発明によって提供される像記録用要素と水系インキとの独 特の組合せは当業界において空前の利点をもつものである。それらは例えば、非 常に速い乾燥特性、像拡散特性の優れたコントロール、濃い鮮明な像の形成、優 れた非粘着特性、インキ中の有機溶媒に要求される欠点および害からの回避、そ して非汚染性で耐摩耗性で耐水性インキ像の形成(これは非常に耐久性があり、 そして非常に強固にインキ受容層に結合しているのでこの要素は沸騰水中での浸 漬に有効に耐えることができる)である。
本発明を、その好ましい態様に関して詳細に説明したが、本発明の精神および範 囲内において変形および変法を行なうことができるものと理解されたい。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 昭和63年9月 9日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US 87100377 2、発明の名称 液状インキマーキング用の速乾記録用要素3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国、ニューヨーク14650゜ロチェスター、ステイト  ストリート343名称 イーストマン コダック カンパニー住 所 〒105 東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光虎ノ門ビル 電話504−07215、 補正書の提出年月日 1988年2月5日 1988年4月15日 6、添付書類の目録 補正書の翻訳文 1通 明 細 書 ′ ゛インキマーキン゛ の束 管 、 シー主恩■公団 本発明は一般には像記録用要素に関し、特には、インキによって像を記録する方 法に使用する像記録用要素に関する。
更に具体的には、本発明は水系液状インキマーキング用にした急速乾燥像記録用 シート材料に関する。本明細書に記載する像記録用シート材料およびインキの代 表的な用途としては、コンピュータ周辺装置例えばペンブロック、インキジェッ トプリンタ(単色または多色記録のいずれも含む)、そしてコンピュータエイデ ィフドデザイン/コンピュータエイディッドマニュファクチャリング(CAD/ CAM)装置が含まれる。
1J坏ど1最 本発明に係る型の像記録用要素は、代表的には、支持体材料とその上に担持され たインキ受容層とからなる。その要素には、反射観察を意図したもの(これは通 常、不透明支持体を含む)および透過光による観察を意図したもの(これは通常 、透明支持体をもつ)が含まれる。
従来から、広範な各種の型のインキ受容層が提案されてきた。例えば、米国特許 第3,889,270号明細書には、タンパク質、多糖類、セルロース、セルロ ース誘導体、ポリビニルアルコール、ビニルアルコールコポリマー、ゼラチン、 アルブミン、カゼインまたはシリカゲルからなるインキ受容層が記載されている 。米国特許第4,371,582号明細書には、塩基性ポリマーラテックスを含 むインキ受容層が記載されている。
米国特許第4.446.174号明細書には、顔料を含有し、そして凝固ゼラチ ンと水溶性多価金属塩とを含有することもできるインキ受容層が記載されている 。米国特許第4.528.242号明細書には、カルボキシル化ポリマーとポリ アルキレングリコールとの混合物からなるインキ受容層が記載されている。英国 特許出願第2.134.129A号および第2.147.003A号各明細書に は、高分子バインダー、多価金属とカチオン性を機材料との水溶性塩例えばアル キルアミン塩、4級アンモニウム塩、・ポリアミドおよび塩基性ラテックスから なるインキ受容層が記載されている。そして、欧州特許出願第0.164.19 6号明細書には、水溶性多価金属塩とカチオン性ポリマーとを含有し、そしてバ インダー例えばゼラチンを含有することもできるインキ受容層が記載されている 。、多くの特許明細書に、高分子バインダー中に分散させた顔料からなるインキ 受容層が記載されている。そのような特許明細書としては、米国特許第4.26 9.991号、米国特許第4,425.405号、米国特許第4.446.17 4号、米国特許第4,474,847号、米国特許第4.474,850号およ び米国特許第4,478,910号各明細書が含まれる。
ベンプロフタおよびインキジェットプリンタ等の装置中に使用されるようにした 多数の各種の型のインキも公知であり、多数の特許明細書例えば米国特許第4, 155.768号、米国特許第4,176.361号、米国特許第4.197. 135号、米国特許第4.395.287号、米国特許第4.396.429号 および米国特許第4.409,039号各明細書が含まれる。
米国特許第4,136,076号明細書には、主に水または低級アルコールであ る溶媒ビヒクル中に?8解したアクリル酸ポリマー、染料、揮発性塩基性化合物 および錯体化多価金属イオン架橋剤を含有するインキが記載されている。
従来提案されてきた像記録用要素およびインキは、非常に多種多様な性質に亘っ ているが、当業界においては多数の未解決の問題があり、そして公知の製品には 多数の欠陥があり、商業的宵月性を著しく制限している。これらのインキおよび 記録用要素を使用する要件は非常に厳しい。例えば、インキと記録用要素との組 み合わせは、 (1)インキ受容層がインキを急速に吸収する能力をもつ場合に得られるような 、急速乾燥特性、 (2)像が明瞭でしかも鮮明に規定されるようなコントロールされた拡散特性、 および (3)インキ中に存在する染料または顔料をインキ受容層の表面または付近に堆 積させた場合の結果のように高い像密度を示すことが好ましい。
°密度が高いことに加えて、イ・ンキ像が耐摩耗性であり、従って容易にすり落 ちることがなく、そして汚れ(smear)抵抗性があり、従って汚れの危険性 なしに通常の取り扱いにかけることができ、そして耐水性であり、従って水また は他の水性液体との接触(例えば、こぼれまたは他の事故的な液体への暴露の結 果として要素と接触することがある)に゛よって被害を受けないことも望まれる 。
11F11! 本発明によれば、ペンプロフタおよびインキジェットプリンタ等のような装置で の水系液状インキマーキング用にした像記録用シート材料は、そのシート材料が 支持体とその表面上に担持された親水性フィルム形成性材料(この材料は、水系 インキを吸収することを可能にし、これによって急速乾燥性要素を提供しながら 非粘着性および耐水性にするのに充分な程度に架橋することによって硬化されて いるものとする)のインキ受容層とを含んでなる。換言すれば、前記の材料は非 粘着性および耐水性にするのに充分な程度には架橋されているが、水系液状イン キの吸収を妨げるのには不充分である。
本発明のシート材料は、水分散性架橋性着色剤/樹脂組成物を含む水系液状イン キと、インキ受容層(これは、そのインキ受容層の硬化を妨害しないが、着色剤 /樹脂組成物を架橋してインキマーキングを汚れ抵抗性、耐摩耗性および耐水性 にする試薬を含むものとする)との組み合わせで使用する。
2種の架橋剤(両者共、インキ受容層を形成する被覆組成物中に便利に配合する ことができる)を使用することにより、本発明の像記録用要素は当業界における 要求を有効に満たすことができる。架橋剤の一方は、親水性インキ受容層を望ま しい制御された程度に架橋するのに有効となるように選択する。他方は、水系液 状インキ中に使用される着色剤/樹脂組成物を架橋するのに有効となるように選 択する。前者の架橋剤は、皮膜(これがインキ受容層として作用する)の乾燥の 際に架橋反応を遂行する。後者の架橋剤は、インキ像の乾燥の際に架橋反応を遂 行する。
本発明の特に好ましいB様においては、親水性フィルム形成性材料はゼラチンで あり、着色剤/樹脂組成物は5−ソジオスルホイソフタル酸であり、親水性フィ ルム形成性材料と反応スる架橋剤はビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで あり、着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤は酢酸カルシウムである。
本発明の最も好ましいBPJO像記録用要素は退明であり、支持体が二輪延伸熱 硬化ポリ (エチレンテレフタレート)フィルムであり、親水性フィルム形成性 材料はゼラチンであり、ゼラチンと反応する架橋剤はビス(ビニルスルホニルメ チル)エーテルであり、着色剤/樹脂組成物と反応する架橋剤は酢酸カルシウム であり、そして着色剤/樹脂組成物はBlackwell等の米国特許第4,1 48,779号に記載されているような色素/樹脂組成物、すなわち、 (A)分散色素約5〜約60重量%、および(B)直鎖状水分散性コポリエステ ル約95〜約40重量%、または (C)前記コポリエステル(B)と炭素原子6〜12個の飽和脂肪族または環状 脂肪族ジカルボン酸とのブレンドであって前記ジカルボン酸がブレンド合計重量 の約40重量%までである前記ブレンド95〜約40重量%からなろ水分散性組 成物であり、そして前記のコポリエステルが (d)脂肪族、環状脂肪族または芳香族ジカルボン酸成分少なくとも1種と (e)少なくとも約20モル%が式 8式% (式中、nは2〜約14の整数である)のポリ(エチレングリコール)である炭 素原子約2〜約28個のジオール成分と (f)芳香族核に結合した一503M基(ここでMは水素原子、Na″Li゛ま たはに゛である)を含み、そして成分(d)と成分(f)との合計モルの少なく とも約8モル%〜約45モル%を構成する、二官能性ジカルボン酸受なくとも1 種とからなるものである。
Blacki+e11等の米国特許第4,148,779号に説明されているよ うに、分散色素すなわち水不溶性色素は、いずれのペンダント水溶性基例えばス ルホン酸基またはその塩をも含まないことを特徴とする、任意の化学分類群例え ばアゾ、アントラキノン、メチンおよびジスアゾであることができる。前記の米 国特許第4.148.779号に説明されているとおり、好ましい色素/樹脂組 成物においては、コポリエステル酸部分がイソフタル酸90〜92モル%と5− ソジオスルホイソフタル酸8〜10モル%とからなり、そしてジオールがジエチ レングリコールであり、そして特に好ましい色素/樹脂組成物においては、コポ リエステル酸部分がイソフタル酸87〜83モル%と5−ソジオスルホイソフタ ル酸13〜17モル%とからなり、そしてジオール部分がジエチレングリコール 72〜68モル%と1゜4−シクロヘキサジメタノール28〜32モル%とから なる。
前記の米国特許第4.148,779号の色素/樹脂組成物が本発明の最も好ま しいG様において特に有効である。なぜなら、それは容易に架橋され、インキ受 容層を形成するゼラチンに対して強固に接着し、そして鮮明で壇い像を提供する からである。
本発明の目的に有用な顔料の代表的な例としては以下のものが含まれる。
酸化鉄 酸化銅 酸化マンガン クロム酸鉛 アルミン酸コバルト インキ受容層の被覆量を下記の表■に示すように変化させること以外は例2を繰 り返した。各々の場合に、インキの急速乾燥が達成され、そして像記録用要素は 沸騰水中での浸漬に耐えることができた。
架橋性インキと架橋化像記録用要素との独特の組み合わせが、出願人の観察した 優れた性能特性を提供する機構については出願人は理解していない。しかしなが ら、親水性インキ受容層に適切で穏やかな程度の架橋を与えることにより、イン キ中の水を表面から離して「内側からはじきとばしく1vickE、そして着色 剤/樹脂組成物の大部分を表面上または表面付近に残して像密度および鮮明性を 最大にすることができるものと考えられる。着色剤/樹脂組成物の横方向拡散は 非常にわずかであるが、インキ中の水はインキ受容層中に深く浸透しそして横方 向に拡散する。同時に、インキ受容層は充分に架橋されて非粘着性となり、高い 水準のi5を摩耗性をもち、水または他の液体との接触による脱離に対する抵抗 性もある。着色剤/樹脂組成物が含まれているので、記録用要素と共に使用され るインキはインキ受容層に非常に強固に接着する。すなわち、樹脂は接着を非常 に促進する。架橋化インキ受容層内に含有されている架橋剤はインキ乾燥の際に 着色剤/樹脂組成物を容易に架橋し、それにより要素上に堆積されたインキマー キングは強固に接着するだけでな(、耐摩耗性、耐汚染性および耐水性になる。
従って、本発明によって提供される像記録用要素と水系インキとの独特の組み合 わせは当業界において空前の利点をもつものである。それらは例えば、非常に速 い乾燥特性、検波散性の優れたコントロール、濃し)鮮そして非汚染性で耐摩耗 性で耐水性インキ像の形成(これLま非常に耐久性があり、そして非常に強固に インキ受容層に結合しているのでこの要素は沸騰水中での浸漬に有効に耐えるこ とができる)である。
庄」&JとI−匣 1、 ペンプロフタおよびインキシエンドプリンタのような装置での水系液状イ ンキマーキング用にした像記録用シート材料であって、そのシート材料が支持体 とその表面上に担持された親水性フィルム形成性材料のインキ受容層とを含んで なり、前記フィルム形成性材料が、水分散性架橋性着色剤/樹脂組成物を含む水 系インキを吸収することを可能にしながら非粘着性および耐水性にするのに充分 な程度に架橋することによって硬化されており、そして前記のインキ受容層が、 その硬化を妨害しないが、それに与えられた水系液状インキ中の架橋性着色剤/ 樹脂組成物を架橋することのできる試薬を含んでいる、前記の像記録用シート材 料。
2、前記の親水性フィルム形成性材料がゼラチンである請求の範囲第1項記載の 像記録用シート材料。
3、前記のインキ受容層が、ビニルスルホニル化合物で架橋されたゼラチンを含 む請求の範囲第1項記載の像記録用シート材料。
4、前記のインキ受容層がビス(ビらルスルホニルメチル)エーテルで架橋化さ れたゼラチンを含む請求の範囲第1項記載の像記録用シート材料。
5、前記の支持体がポリエステルフィルムである請求の範囲第1項記載の像記録 用シート材料。
6、前記の支持体がポリ (エチレンテレフタレート)フィルムである請求の範 囲第1項記載の像記録用シート材料。
7、着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の試薬が多価金属の水溶性 塩である請求の範囲第1項記載の像記録用シート材料。
8、着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の試薬が水溶性カルシウム 塩である請求の範囲第7項記載の像記録用シート材料。
9、着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の試薬が水溶性多価金属ア セテートである請求の範囲第7項記載の像記録用シート材料。
10、着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の試薬が酢酸カルシウム である請求の範囲第7項記載の像記録用シート材料。
11、前記のインキ受容層が更に艶消剤を含有する請求の範囲第1項記載の像記 録用シート材料。
12、前記のインキ受容層が更にビニルベンジル4級アンモニウムポリマーを含 有する請求の範囲第1項記載の像記録用シート材料。
13、前記のシート材料が透明支持体と、その表面上に担持され、多価金属水溶 性塩含有架橋ゼラチンを含むインキ受容層とを含んでなる請求の範囲第1項記載 の像記録用シート材料。
14、前記のシート材料がポリエステル支持体と、その表面上に担持され、酢酸 カルシウム含有架橋ゼラチンを含むインキ受容層とを含んでなる請求の範囲第1 項記載の像記録用シート材料。
15、前記のシート材料が二軸延伸熱硬化ポリ (エチレンテレフタレート)フ ィルムと、アクリロニトリルと塩化ビニリデンとアクリル酸とのターポリマーか らなる下塗層と、ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで架橋されたゼラチ ンからなりそして酢酸カルシウムを含有するインキ受容層とを前記フィルムの表 面上にこの順序で担持している請求の範囲第1項記載の像記録用シート材料。
16、水系液状インキを像記録用シート材料の表面上に与えてその上にインキマ ーキングを形成するインキ付は方法において、 (1)前記の水系インキが水分散性架橋性着色剤/樹脂組成物を含んでおり、そ して (2)前記の像記録用シート材料が支持体とその上に担持された親水性フィルム 形成性材料のインキ受容層とを含んでなり、前記フィルム形成性材料が、前記水 系インキを吸収することを可能にしながら非粘着性および耐水性にするのに充分 な程度に架橋することによって硬化されており、そして前記のインキ受容層が、 その硬化を妨害しないが前記の着色剤/樹脂組成物を架橋して前記のインキマー キングを耐水性にする試薬を含んでいる、前記インキ付は方法の改良。
23、前記の色素/樹脂組成物が (A)分散色素約5〜約60重量%、および(B)直鎖状水分散性コポリエステ ル約95〜約40重量%、または (C)前記コポリエステル(B)と炭素原子6〜12個の飽和脂肪族または環状 脂肪族ジカルボン酸とのブレンドであって前記ジカルボン酸がブレンド合計重量 の約40重量%までである前記ブレンド95〜約40重量%からなろ水分散性組 成物であり、そして前記のコポリエステルが (d)脂肪族、環状脂肪族または芳香族ジカルボン酸成分少なくとも1種と (e)少なくとも約20モル%が式 %式%) (式中、nは2〜約14の整数である)のポリ(エチレングリコール)である炭 素原子約2〜約28個のジオール成分と (f)芳香族核に結合した−5O3F’l基(ここでMは水素原子、Na” +  Li”またはに゛である)を含み、そして成分(d)と成分(f)との合計モ ルの少なくとも約8モル%〜約45モル%を構成する、二官能性ジカルボン酸受 なくとも1種とからなるものである、請求の範囲第20項記載のインキ付は方法 。
24、前記の親水性フィルム形成性材料がゼラチンである請求の範囲第16項記 載のインキ付は方法。
25、前記のインキ受容層が、ビニルスルホニル化合物で架橋されたゼラチンを 含む請求の範囲第16項記載のインキ付は方法。
26、前記のインキ受容層がビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで架橋化 されたゼラチンを含む請求の範囲第16項記載のインキ付は方法。
27、前記の支持体がポリエステルフィルムである請求の範囲第16項記載のイ ンキ付は方法。
28、前記の支持体がポリ (エチレンテレフタレート)フィルムである請求の 範囲第16項記載のインキ付は方法。
29、前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する試薬が多価金属の水溶性塩である請 求の範囲第16項記載のインキ付は方法。
30、前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する試薬が水溶性カルシウム塩である請 求の範囲第16項記載のインキ付は方法。
31、前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する試薬が水溶性多価金属アセテートで ある請求の範囲第16項記載のインキ付は方法。
32、前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する試薬が酢酸カルシウムである請求の 範囲第16項記載のインキ付は方法。
33、前記のインキ受容層が更に艶消剤を含有する請求の範囲第16項記載のイ ンキ付は方法。
34、前記のインキ受容層が更にビニルベンジル4級アンモニウムポリマーを含 有する請求の範囲第16項記載のインキ付は方法。
35、前記の像記録用シート材料が透明支持体とその上に担持され、多価金属水 溶性塩含有架橋ゼラチンからなるインキ受容層とを含んでなる請求の範囲第23 項記載のインキ付は方法。
36、前記の像記録用シート材料がポリエステル支持体と、その表面上に担持さ れ、酢酸カルシウム含有架橋ゼラチンを含むインキ受容層とを含んでなる請求の 範囲第35項記載のインキ付は方法。
37、前記の像記録用シート材料が二輪延伸熱硬化ポリ (エチレンテレフタレ ート)フィルムと、アクリロニトリルと塩化ビニリデンとアクリル酸とのターポ リマーからなる下塗層と、ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで架橋され たゼラチンからなりそして酢酸力ルレウムを含有するインキ受容層とを前記フィ ルムの表面上にこの順序で担持しているものである請求の範囲第36項記載のイ ンキ付は方法。
国際調査報告 1mw1MIAmlj1mlie、p(:/1J537/QQ377λN)CE X To ’hr:E !NTEFtXA::O>;入LEE入RC:HR三P ORT t)Ntjs−A−44461740n10S/24 J?−A−55 144172ユO/11/εOJ?−八一 5SASO?9S 22/1ユ/8 0rNTERNAT1ON入L 入PPLICAT!ON No、 PCT/U S 8710C377(SA :6S3:)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ペンプロッタおよびインキジェットプリンタ等のようなな装置での水系液状 インキマーキング用にした像記録用要素であって、その要素が支持体とその上に 担持された親水性架橋性フィルム形成性材料のインキ受容層とを含んでなり、前 記材料が、水分散性架橋性着色剤/樹脂組成物を含む水系インキを急速に吸収す ることを可能にしながら耐水性にするのに充分な程度に架橋されており、そして 前記のインキ受容層が、それに与えられた水系液状インキ中の架橋性着色剤/樹 脂組成物を架橋することのでる架橋剤を含んでいる、前記の像記録用要素。 2.前記の親水性架橋性フィルム形成性材料がゼラチンである請求の範囲第1項 記載の像記録用要素。 3.前記のインキ受容層が、ビニルスルホニル化合物で架橋されたゼラチンを含 む請求の範囲第1項記載の像記録用要素。 4.前記のインキ受容層がビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで架橋化さ れたゼラチンを含む請求の範囲第1項記載の像記録用要素。 5.前記の支持体がポリエステルフィルムである請求の範囲第1項記載の像記録 用要素。 6.前記の支持体がポリ(エチレンテレフタレート)フィルムである請求の範囲 第1項記載の像記録用要素。 7.着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の架橋剤が多価金属の水溶 性塩である請求の範囲第1項記載の像記録用要素。 8.着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の架橋剤が水溶性カルシウ ム塩である請求の範囲第1項記載の像記録用要素。 9.着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の架橋剤が水溶性多価金属 アセテートである請求の範囲第1項記載の像記録用要素。 10.着色剤/樹脂組成物を架橋することのできる前記の架橋剤が酢酸カルシウ ムである請求の範囲第1項記載の像記録用要素。 11.前記のインキ受容層が更に艶消剤を含有する請求の範囲第1項記載の像記 録用要素。 12.前記のインキ受容層が更にビニルベンジル4級アンモニウムポリマーを含 有する請求の範囲第1項記載の像記録用要素。 13.ペンプロッタおよびインキジェットプリンタ等のような装置での水系液状 インキマーキング用にした像記録用要素であって、その要素が透明支持体と、そ の上に担持され、多価金属水溶性塩含有架橋ゼラチンを含むインキ受容層とを含 んでなる、前記の像記録用要素。 14.ペンプロッタおよびインキジェットプリンタ等のような装置での水系液状 インキマーキング用にした像記録用要素であって、その要素がポリエステル支持 体ど、その上に担持され、酢酸カルシウム含有架橋ゼラチンを含むインキ受容層 とを含んでなる、前記の像記録用要素。 15.ペンプロッタおよびインキジェットプリンタ等のような装置での水系液状 インキマーキング用にした像記録用要素であって、その要素が二軸延伸熱硬化ポ リ(エチレンテレフタレート)フィルムと、アクリロニトリルと塩化ビニリデン とアクリル酸とのターポリマーからなる下塗層と、ビス(ビニルスルホニルメチ ル)エーテルで架橋されたゼラチンからなりそして酢酸カルシウムを含有するイ ンキ受容層とを前記フィルムの表面上にこの順序で担持している、前記の像記録 用要素。 16.水系液状インキを像記録用要素の表面上に与えてその上にインキマーキン グを形放するインキ付け方法において、(1)前記の水系インキが水分散性架橋 性着色剤/樹脂組成物を含んでおり、そして (2)前記の像記録用要素が支持体とその上に担持された親水性架橋性フィルム 形成性材料のインキ受容層とを含んでなり、前記材料が、前記水系インキを急速 に吸収することを可能にしながら耐水性にするのに充分な程度に架橋されており 、そして前記のインキ受容層が着色剤/樹脂組成物を架橋して前記のインキマー キングを耐水性にする架橋剤を含んでいる、前記インキ付け方法の改良。 17.前記の着色剤/樹脂組成物がポリエステルアミドの水分散性ポリエステル からなる請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 18.前記の着色剤/樹脂組成物が、スルホネート官能性基をもつポリエステル アミドの水分散性ポリエステルからなる請求の範囲第16項記載のインキ付け方 法。 19.前記の着色剤/樹脂組成物が5−ソジオスルホイソフタル酸氷分散性コポ リエステルからなる請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 20.前記の着色剤/樹脂組成物が色素/樹脂組成物である請求の範囲第16項 記載のインキ付け方法。 21.前記の着色剤/樹脂組成物が顔料/樹脂組成物である請求の範囲第16項 記載のインキ付け方法。 22.前記の色素/樹脂組成物中の色素を、アゾ、アントラキノン、メチンおよ びジスアゾ色素の群から選ぶ請求の範囲第20項記載のインキ付け方法。 23.前記の色素/樹脂組成物が (A)分散色素約5〜約60重量%、および(B)直鎖状水分散性コポリエステ ル約95〜約40重量%、または (C)前記コポリエステル(B)と炭素原子6〜12個の飽和脂肪族または環状 脂肪族ジカルボン酸とのブレンドであって前記ジカルボン酸がブレンド合計重量 の約40重量%までである前記ブレンド95〜約40重量%からなる水分散性組 成物であり、そして前記のコポリエステルが (D)脂肪族、環状脂肪族または芳香族ジカルボン酸成分少なくとも1種と (E)少なくとも約20モル%が式 H−(OCH2CH2)−nOH (式中、nは2〜約14の整数である)のポリ(エチレングリコール)である炭 素原子約2〜約28個のジオール成分と (F)芳香族核に結合した−SO3M基(ここでMは水素原子、Na+,Li+ またはK+である)を含み、そして成分(D)と成分(F)との合計モルの少な くとも約8モル%〜約45モル%を構成する、二官能性ジカルボン酸少なくとも 1種と からなるものである、請求の範囲第20項記載のインキ付け方法。 24.前記の親水性架橋性フィルム形成性材料がゼラチンである請求の範囲第1 6項記載のインキ付け方法。 25.前記のインキ受容層が、ビニルスルホニル化合物で架橋されたゼラチンを 含む請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 26.前記のインキ受容層がビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで架橋化 されたゼラチンを含む請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 27.前記の支持体がポリエステルフィルムである請求の範囲第16項記載のイ ンキ付け方法。 28.前記の支持体がポリ(エチレンテレフタレート)フィルムである請求の範 囲第16項記載のインキ付け方法。 29.前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する架橋剤が多価金属の水溶性塩である 請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 30.前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する架橋剤が水溶性カルシウム塩である 請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 31.前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する架橋剤が水溶性多価金属アセテート である請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 32.前記の着色剤/樹脂組成物を架橋する架橋剤が酢酸カルシウムである請求 の範囲第16項記載のインキ付け方法。 33.前記のインキ受容層が更に艶消剤を含有する請求の範囲第16項記載のイ ンキ付け方法。 34.前記のインキ受容層が更にビニルベンジル4級アンモニウムポリマーを含 有する請求の範囲第16項記載のインキ付け方法。 35.水系液状インキを像記録用要素の表面上に与えてその上にインキマーキン グを形成するインキ付け方法において、(1)前記の水系インキが、 (A)分散色素約5〜約60重量%、および(B)直鎖状水分散性コポリエステ ル95〜約40重量%、または (C)前記コポリエステル(B)と炭素原子6〜12個の飽和脂肪族または環状 脂肪族ジカルボン酸とのブレンドであって前記ジカルボン酸がブレンド合計重量 の約40重量%までである前記ブレンド95〜約40重量%からなる水分散性組 成物を含み、そして前記のコポリエステルが (D)脂肪族、環状脂肪族または芳香族ジカルボン酸成分少なくとも1種と (E)少なくとも約20モル%が式 H−(OCH2CH2)−nOH (式中、nは2〜約14の整数である)のポリ(エチレングリコール)である炭 素原子約2〜約28個のジオール成分と (F)芳香族核に結合した−SO3M基(ここでMは水素原子、Na+,Li+ またはK+である)を含み、そして成分(D)と成分(F)との合計モルの少な くとも約8モル%〜約45モル%を構成する、二官能性ジカルボン酸少なくとも 1種と からなるものであり、そして (2)前記の像記録用要素が透明支持体とその上に担持され、多価金属水溶性塩 含有架橋ゼラチンからなるインキ受容層とを含んでなる、 前記インキ付け方法の改良。 36.水系液状インキを像記録用要素の表面上に与えてその上にインキマーキン グを形成するインキ付け方法において、(1)前記の水系インキが、 (A)分散色素約5〜約60重量%、および(B)直鎖状水分散性コポリエステ ル約95〜約40重量%、または (C)上記コポリエステル(B)と炭素原子6〜12個の飽和脂肪族または環状 脂肪族ジカルボン酸とのブレンドであって前記ジカルボン酸がブレンド合計重量 の約40重量%までである前記ブレンド95〜約40重量%からなる水分散性組 成物を含み、そして前記のコポリエステルが (D)脂肪族、環状脂肪族または芳香族ジカルボン酸成分少なくとも1種と (E)少なくとも約20モル%が式 H−(OCH2CH2)−nOH (式中、nは2〜14の整数である) のポリ(エチレングリコール)である炭素原子約2〜約28個のジオール成分と (F)芳香族核に結合した−SO3M基(ここでMは水素原子、Na+,Li+ またはK+である)を含み、そして成分(D)と成分(F)との合計モルの少な くとも約8モル%〜約45モル%を構成する、二官能性ジカルボン酸少なくとも 1種と からなるものであり、そして (2)前記の像記録用要素がポリエステル支持体と、その上に担持され、酢酸カ ルシウム含有架橋ゼラチンを含むインキ受容層とを含んでなる、 前記のインキ付け方法の改良。 37.水系液状インキを像記録用要素の表面上に与えてその上にインキマーキン グを形成するインキ付け方法において、(1)前記の水系インキが、 (A)分散色素約5〜約60重量%、および(B)直鎖状水分散性コポリエステ ル約95〜約40重量%、または (C)前記コポリエステル(B)と炭素原子6〜12個の飽和脂肪族または環状 脂肪族ジカルボン酸とのブレンドであって前記ジカルボン酸がブレンド合計重量 の約40重量%までである前記ブレンド95〜約40重量%からなる水分散性組 成物を含み、そして前記のコポリマーが(D)脂肪族、環状脂肪族または芳香族 ジカルボン酸成分少なくとも1種と (E)少なくとも約20モル%が式 H−(OCH2CH2)−nOH (式中、nは2〜約14の整数である)のポリ(エチレングリコール)である炭 素原子約2〜約28個のジオール成分と (F)芳香族核に結合した−SO3M基(ここでMは水素原子、Na+,Li+ またはK+である)を含み、そして成分(D)と成分(F)との合計モルの少な くとも約8モル%〜約45モル%を構成する、二官能性ジカルボン酸少なくとも 1種とからなるものであり、そして (2)前記の像記録用要素が二軸延伸熱硬化ポリ(エチレンテレフタレート)フ ィルムと、アクリロニトリルと塩化ビニリデンとアクリル酸とのターポリマーか らなる下塗層と、ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルで架橋されたゼラチ ンからなりそして酢酸カルシウムを含有するインキ受容層とを前記フィルムの表 面上にこの順序で担持しているものである、 前記のインキ付け方法の改良。
JP62501889A 1986-03-10 1987-02-25 液状インキマーキング用の速乾記録用要素 Pending JPH01501871A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US837,993 1986-03-10
US06/837,993 US4649064A (en) 1986-03-10 1986-03-10 Rapid-drying recording element for liquid ink marking

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01501871A true JPH01501871A (ja) 1989-06-29

Family

ID=25275987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62501889A Pending JPH01501871A (ja) 1986-03-10 1987-02-25 液状インキマーキング用の速乾記録用要素

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4649064A (ja)
EP (1) EP0297108B1 (ja)
JP (1) JPH01501871A (ja)
WO (1) WO1987005265A1 (ja)

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3780181T2 (de) * 1986-02-07 1993-02-25 Canon Kk Bildaufzeichnungsverfahren.
JPH01502805A (ja) * 1987-02-24 1989-09-28 ザール リミテッド 記録用透明シート及び方法
US5198306A (en) * 1987-02-24 1993-03-30 Xaar Limited Recording transparency and method
US5139868A (en) * 1989-01-27 1992-08-18 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium and image forming method making use of it
US5277965A (en) * 1990-08-01 1994-01-11 Xerox Corporation Recording sheets
US5219928A (en) * 1990-10-24 1993-06-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent liquid absorbent materials
US5208092A (en) * 1990-10-24 1993-05-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent liquid absorbent materials for use as ink-receptive layers
US5389723A (en) * 1990-10-24 1995-02-14 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent liquid absorbent materials for use as ink receptive layers
US5192617A (en) * 1990-10-24 1993-03-09 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent liquid absorbent materials
US5134198A (en) * 1990-10-24 1992-07-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent liquid absorbent materials
US5241006A (en) * 1990-10-24 1993-08-31 Minnesota Mining And Manufacturing Company Printable transparency
GB9117642D0 (en) * 1991-08-15 1991-10-02 Ici Plc Inkable sheet
US5190805A (en) * 1991-09-20 1993-03-02 Arkwright Incorporated Annotatable ink jet recording media
EP0604024B1 (en) 1992-11-25 1999-01-27 Tektronix, Inc. Reactive ink compositions and system
US5380769A (en) * 1993-01-19 1995-01-10 Tektronix Inc. Reactive ink compositions and systems
US5292855A (en) * 1993-02-18 1994-03-08 Eastman Kodak Company Water-dissipatable polyesters and amides containing near infrared fluorescent compounds copolymerized therein
WO1994020303A2 (en) * 1993-03-02 1994-09-15 Mitsubishi Paper Mills Limited Ink jet recording sheet
EP0636489B1 (en) * 1993-07-30 1997-11-12 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium, ink-jet recording method using the same and print obtained thereby, and dispersion and production process of the recording medium using the dispersion
US5423432A (en) * 1993-12-30 1995-06-13 Eastman Chemical Company Water-dissipatable polyesters and amides containing near infrared fluorescent compounds copolymerized therein
US5429860A (en) * 1994-02-28 1995-07-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Reactive media-ink system for ink jet printing
US6264321B1 (en) 1994-05-31 2001-07-24 Eastman Kodak Company Method of producing recorded images having enhanced durability on a variety of substrates
US5532064A (en) * 1994-06-02 1996-07-02 Azon Corporation Film article
DE4433077C1 (de) * 1994-09-16 1995-11-16 Renker Gmbh & Co Kg Aufzeichnungsmaterial für Tintenstrahldruck
JPH09150570A (ja) * 1994-10-31 1997-06-10 Canon Inc 被記録媒体、該媒体用分散液、該媒体の製造方法、及び該媒体を用いる画像形成方法
US5988782A (en) * 1995-04-07 1999-11-23 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet printing apparatus
JPH09314991A (ja) * 1996-03-27 1997-12-09 Mitsubishi Paper Mills Ltd インクジェット用被記録材
US5958999A (en) * 1996-04-05 1999-09-28 Cabot Corporation Ink compositions and method for generating images produced therefrom
EP0934370B1 (en) * 1996-10-28 2002-09-11 Isotag Technology, Inc. Organic solvent based ink for invisible marking/identification
US6071368A (en) * 1997-01-24 2000-06-06 Hewlett-Packard Co. Method and apparatus for applying a stable printed image onto a fabric substrate
US6632510B1 (en) 1997-07-14 2003-10-14 3M Innovative Properties Company Microporous inkjet receptors containing both a pigment management system and a fluid management system
US6114022A (en) * 1997-08-11 2000-09-05 3M Innovative Properties Company Coated microporous inkjet receptive media and method for controlling dot diameter
US6138913A (en) * 1997-11-05 2000-10-31 Isotag Technology, Inc. Security document and method using invisible coded markings
AU742184B2 (en) 1998-04-29 2001-12-20 3M Innovative Properties Company Receptor sheet for inkjet printing having an embossed surface
US6074057A (en) * 1998-05-22 2000-06-13 Eastman Kodak Company Pigmented ink jet inks and recording elements containing hardening agents
US6435678B1 (en) * 1998-05-22 2002-08-20 Eastman Kodak Company Waterfast ink jet images treated with hardeners
US6217794B1 (en) 1998-06-01 2001-04-17 Isotag Technology, Inc. Fiber coating composition having an invisible marker and process for making same
US6383612B1 (en) * 1998-06-19 2002-05-07 3M Innovative Properties Company Ink-drying agents for inkjet receptor media
US6537650B1 (en) 1998-06-19 2003-03-25 3M Innovative Properties Company Inkjet receptor medium having ink migration inhibitor and method of making and using same
US6703112B1 (en) * 1998-06-19 2004-03-09 3M Innovative Properties Company Organometallic salts for inkjet receptor media
US6277476B1 (en) 1998-07-31 2001-08-21 Eastman Kodak Company Matched ink/receiver set containing colloidal inorganic particles
US6142621A (en) * 1998-12-18 2000-11-07 Eastman Kodak Company Ink jet printing process
US6156110A (en) * 1998-12-18 2000-12-05 Eastman Kodak Company Jet ink composition
US6206517B1 (en) * 1998-12-18 2001-03-27 Eastman Kodak Company Ink jet printing process
JP3470879B2 (ja) * 1999-01-22 2003-11-25 タイホー工業株式会社 インクジェット用被記録材用塗工剤及びインクジェット用被記録材
EP1161349B1 (en) 1999-02-12 2004-10-06 3M Innovative Properties Company Image receptor medium with hot melt layer, method of making and using same
CN1354715A (zh) 1999-04-16 2002-06-19 3M创新有限公司 带有多阶段油墨迁移抑制剂的喷墨接受介质
US6773769B1 (en) * 1999-05-18 2004-08-10 3M Innovative Properties Company Macroporous ink receiving media
AU5175500A (en) 1999-06-01 2000-12-18 3M Innovative Properties Company Optically transmissive microembossed receptor media
CN1167553C (zh) 1999-06-01 2004-09-22 3M创新有限公司 喷墨打印介质及其制备方法
GB9914114D0 (en) * 1999-06-18 1999-08-18 Eastman Kodak Co Inkjet ink image recording element
IT1309923B1 (it) 1999-09-03 2002-02-05 Ferrania Spa Foglio recettore per stampa a getto di inchiostro comprendentegelatina e un sale metallico.
IT1309927B1 (it) 1999-11-22 2002-02-05 Ferrania Spa Foglio recettore per stampa a getto di inchiostro comprendente uncopolimero
US6555213B1 (en) 2000-06-09 2003-04-29 3M Innovative Properties Company Polypropylene card construction
US6979480B1 (en) * 2000-06-09 2005-12-27 3M Innovative Properties Company Porous inkjet receptor media
AU2001222589A1 (en) 2000-06-09 2001-12-24 3M Innovative Properties Company Materials and methods for creating waterproof, durable aqueous inkjet receptive media
US6506478B1 (en) 2000-06-09 2003-01-14 3M Innovative Properties Company Inkjet printable media
EP1167052A3 (de) * 2000-06-22 2004-04-21 Degussa AG Bedruckte Medienbeschichtung und Tinte
DE10030704C2 (de) * 2000-06-23 2003-08-21 Degussa Bedruckte Medienbeschichtung
US20030027893A1 (en) * 2001-06-28 2003-02-06 Eastman Kodak Company Ink jet printing method
US6602006B2 (en) * 2001-06-29 2003-08-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Techniques for printing onto a transparent receptor media using an inkjet printer
US6648533B2 (en) * 2001-06-29 2003-11-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Label-making inkjet printer
US6866381B2 (en) * 2002-09-30 2005-03-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Auxiliary fluids which give improved print permanence
US7416297B2 (en) * 2003-02-03 2008-08-26 Kodak Il Ltd. Process and materials for marking plastic surfaces
WO2004087435A1 (en) 2003-04-01 2004-10-14 Creo Il. Ltd. Method and media for printing aqueous ink jet inks on plastic surfaces
US9249319B2 (en) * 2010-06-29 2016-02-02 Korea University Research And Business Foundation Liquid additive for etching silicon nitride and silicon oxide layers, metal ink containing the same, and method of manufacturing silicon solar cell electrodes
US9567502B2 (en) * 2011-05-13 2017-02-14 The Governors Of The University Of Alberta Polymers and plastics derived from animal proteins
WO2012155244A1 (en) * 2011-05-13 2012-11-22 Governors Of The University Of Alberta Polymers and plastics derived from animal proteins
JP2020196862A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 株式会社リコー インク、インク収容容器、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1140083A (en) * 1965-01-08 1969-01-15 Scott Paper Co Printing method
US3695904A (en) * 1968-01-15 1972-10-03 Tee Pak Inc Method of improving coloring agent crocking fastness of polymeric alcohol films
DE2234823C3 (de) * 1972-07-15 1984-06-20 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Aufzeichnungsmaterial für Ink-Jet-Bilder
US4073777A (en) * 1975-01-17 1978-02-14 Eastman Kodak Company Radiation crosslinkable polyester and polyesteramide compositions containing sulfonate groups in the form of a metallic salt and unsaturated groups
FR2311820A1 (fr) * 1975-05-22 1976-12-17 Eastman Kodak Co Compositions de colorants et de matieres thermoplastiques pouvant etre dispersees dans l'eau et leur application a l'impression par report thermique
US4136076A (en) * 1977-10-25 1979-01-23 Dennison Manufacturing Co. Ink jet printing composition comprising a solvent, a dye stuff, a volatile base, a multi-valent metal and a polymer containing carboxyl groups
US4446174A (en) * 1979-04-27 1984-05-01 Fuiji Photo Film Company, Ltd. Method of ink-jet recording
JPS55146786A (en) * 1979-05-02 1980-11-15 Fuji Photo Film Co Ltd Ink-jet recording sheet
JPS55150370A (en) * 1979-05-14 1980-11-22 Fuji Photo Film Co Ltd Recording method by ink jet
JPS5736692A (en) * 1980-08-14 1982-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd Sheet for ink jet recording
US4381185A (en) * 1981-06-09 1983-04-26 Dynapol Water-fast printing with water-soluble dyes
JPH0630950B2 (ja) * 1983-12-29 1994-04-27 日本製紙株式会社 水性インク記録用シ−ト及びその製造法
US4528242A (en) * 1984-03-20 1985-07-09 Transcopy, Inc. Ink jet recording transparency
US4554181A (en) * 1984-05-07 1985-11-19 The Mead Corporation Ink jet recording sheet having a bicomponent cationic recording surface
US4575465A (en) * 1984-12-13 1986-03-11 Polaroid Corporation Ink jet transparency

Also Published As

Publication number Publication date
EP0297108B1 (en) 1990-08-16
US4649064A (en) 1987-03-10
EP0297108A1 (en) 1989-01-04
WO1987005265A1 (en) 1987-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01501871A (ja) 液状インキマーキング用の速乾記録用要素
US5474843A (en) Acceptor material for inks
JPS62280069A (ja) 被記録材
EP0482835A1 (en) Printable transparency
US6194077B1 (en) Waterfast ink receptive material
US5656378A (en) Ink acceptor material containing an amino compound
JPH10505800A (ja) インクジェット印刷シート
JPS63176173A (ja) インクジエツト記録用のシ−ト
JPS5933177A (ja) 被記録材
JPH01146784A (ja) インクジェット記録用シート
JPS62280068A (ja) 被記録材
JPH06502358A (ja) 親水性相互浸透性ネットワークの被覆
WO1995016561A1 (en) Ink acceptor material
JPS62282967A (ja) 被記録材
JPH11115304A (ja) インクジェット記録用シート
JPS62231788A (ja) 記録シ−ト
JPS62282968A (ja) 被記録材
JP3874503B2 (ja) 記録体用組成物および記録体
JPH10226153A (ja) 記録用シート
JPH0533150B2 (ja)
JPS62282965A (ja) 記録方法
JPS62264988A (ja) 被記録材およびそれを用いた記録方法
JP2694042B2 (ja) 被記録材の製造方法
PT870623E (pt) Material para a impressao com tintas diluiveis com agua
JPS61287782A (ja) オーバーヘッドプロシェクター用のインクジエツト記録用シート