JPH01501840A - 繊維芽細胞成長因子の産生 - Google Patents

繊維芽細胞成長因子の産生

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JPH01501840A
JPH01501840A JP88501259A JP50125988A JPH01501840A JP H01501840 A JPH01501840 A JP H01501840A JP 88501259 A JP88501259 A JP 88501259A JP 50125988 A JP50125988 A JP 50125988A JP H01501840 A JPH01501840 A JP H01501840A
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fibroblast growth
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bfgf
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バンクス,アリン・アール.
フオツクス,ゲーリー・エム.
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アムジエン・インコーポレーテツド
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    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
    • C07K14/50Fibroblast growth factor [FGF]
    • C07K14/503Fibroblast growth factor [FGF] basic FGF [bFGF]

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1i維芽細胞成長因子の産生 本発明は、大腸菌宿主株内での組換え塩基性!!雑雑報細胞成長因子産生方法に 係わる。特に、本発明は大腸菌宿主株内での組換えヒト塩基性繊維芽細胞成長因 子(ヒトr −bFGF)の産生方法及び該因子をコードするポリヌクレオチド に関する。
先 行 技 術 繊維芽細胞成長因子(FGF)は、Gospodarowicz ニよ゛ツテN ature 、 249.123 (1974)に初めて、牛の脳又は下垂体組 織由来の、1!帷芽lIl胞及び内皮細胞に対するマイトジェン効果を有する活 性物質として報告されたものである。その後、脳由来のこの初代マイトジェンは 下垂体から単離されたものとは異なるものであることが判明した。
これら二種類の物質は、生物学的活性は同一ではないが互いに類似しており、等 電点が異なっているため、夫々、酸性及び塩基性FGFと呼ばれている。引き続 いて、塩基性FGFに非常に良く似ているか又は同一である他の内皮細胞マイト ジェンが様々な@織及び腫瘍から単離された。例えば、肝がん由来成長因子(に Iagsbrun他、PNAS、 83.2448−2452 (1986)及 びLobb他、J、 Biol、 Chet、 23.6295−6299 ( 1984)) 、軟骨肉腫由来成長因子(Shing他、5cience、 2 23.1296−1299 (1984)) 、β−網膜由来成長因子(Bai rd他、Bioches++1stry、 24.7855−7860(198 5)) 、軟骨由来成長因子(Sullivan及びにIagsbrun、J。
Biol、 Chew、、 260.2399−2403 (1985)) 、 星状膠細胞成長因子2 (Pettlan他、FEBS Lett、 189. 102−108)、眼由来成長因子(courty他、Biochimie、  67、265−2698 (1985)) 、カチオン性視床下部由来成長因子 (にlagsbrun及びShing、 PNAS、 82.805−809  (1985))、クラス2及びβヘパリン結合成長因子(LObb及びFett 、 Biochemistry、 23.6265−6299 (1984)  ; Lobb他、Biochem、、24. 4969−4973 (1985 ) : Lobb他、 BBRC,131,586−592(1985); L obb他、 J、Biol、Ches、、261.1924−1928(198 6)) 。
及びマクロファージ由来成長因子の成分(Baird他、BBRC,126゜3 58−36jl (1985))等を挙げることができる。以上列記したものは 全て、ヘパリンに強固に結合するという塩基性FGFの性質を有しており、かつ 全て塩基性タンパクである。ヘパリン結合性因子である類似群、典型的には、例 えば酸性FGFも同様に発見されている。この群に属する分子は、低塩化ナトリ ウム濃度下でヘパリンから溶離し酸性の等電点を有している。これらの因子がヘ パリン結合を有しているが故に、その精製は容易であり、幾つかのものについて はアミノ酸配列分析をするに充分足る船のタンパクを単離することを可能にした 。このように、ヘパリンを使用することによってFGFの精製を容易に行なうこ とができるが、六M模な精製操作に於いては、費用がかかりすぎること、ヘパリ ンにより汚染されている可能性があること、及びヘパリンに対する不可逆的結合 による収率低下の理由によって、ヘパリンを用いることはのぞましくない。酸性 FGF及び塩基性FGFは恐らく同じ系統の遺伝子由来のものであり、アミノ酸 配列に於いて55%の相同性を有し、同じイントロン/エクソン構造を有してい る。サザンプロットによって酸性及び塩基性FGFに対する遺伝子は夫々一つだ けであることが示唆されている。異なる組織から単離された分子間の差違は恐ら く翻訳後のプロセシングに依るものと思われる。この二種類のFGFの生物学的 活性領域は同一であるが、塩基性FGFは酸性FGFと比較してほとんどのバイ オアッセイ系に於いて約10倍の活性を示す。
塩基性FGFは、グリコジル化されていない分子量約16,500の単鎖タンパ クである。塩基性FGFには4つのシスティン残基が含まれているが、それらが ジスルフィド結合を構成しているか、又は構成しでいるとした場合のその数につ いては知られていない。塩基性FGFについては、155個のアミノ酸から成る 一次翻訳産物が考えられているが、下垂体組織中に見出される主な形態は146 個のアミノ酸を有するものである。N末端長が異なっている幾種類かの分子最形 態のものが種々の組織から単離されており、それらは全て生物学的活性を保持し ている。
FGFは等電点が9.6という極めて塩基性のタンパクである。
塩基性FGFはヘパリンに強固に結合し、1.6HNaG!11度近傍でヘパリ ンセファ0−ス力ラムから溶出される。FGFの生物学的活性は熱処理(70℃ )又は界面活性剤によって破壊される。
FGFは37℃に於いてはかなりの長期間安定であると思われる。
ゲノム中では、この翻訳産物をコードする配列は二つのイントロンによって切断 されていて、第1番目の切れ目(Split) 600番目コドンにあり、二番 目の切れ目は94及び95番目のコドンを分離するものである。ゲノムコード領 域の全長は明らかにされていないが、少なくとも34kbである。塩基性FGF の遺伝子は第4染色体上に位置している。
塩基性FGFの配列に関するデータはBohlen他によってPNAS。
81、5364−5368 (1984)に最初に発表され、これは牛の下垂体 組織から精製された物質のN末端15個のアミノ酸について得られたものである 。その後、Esch他はPNAS、 82.6507−6511 (1985) に、年下垂体由来の塩基性FGFの全配列を報告し、同時にこれを酸性FGFの N末端配列と比較している。国際特許出願第W O86/ 07595には大腸 菌内に於ける中塩基性FGFの産生について開示されている。しかしながら、報 告されている収率は極めて低いものである。牛の塩基性FGFの遺伝子のクロー ニングについては、Abraham他によって5cience、 233.54 5−548に最初に報告されており、その後、同じ蕃者によってそのヌクレオチ ド配列及びヒト塩基性FGFのゲノム構造が明らかにされている(EHBOJ、 、 5.2523−2528 (1986))。牛由来の塩°基性FGFとヒト 由来の塩基性FGFとは豆いにアミノ酸が2つだけ異なっているにすぎない。
高度にN製された塩基性FGF調製物は最近になってようやく試験用に入手可能 になったが、様々なN製段階の物質を用いて、これまでにも数多くのイン・ごト ロ研究がなされてきた。
これらの研究を通じて、FGFが中胚葉を起源とする広範囲な細胞に対するマイ トジェンとして作用し得るものであって、内皮細胞及び繊維芽細胞に対して走化 作用を示す(ChelOtaCt iC)ことが判明した。加えて、天然及び組 織由来の組換え塩基性FGFはウサギ角膜及びひよこ漿尿膜を用いたアッセイに 於いて血管新生を誘発することが判った。従って、FGFは傷の癒着を促進させ るために使用し得るものである。Fourtanier他はJ。
lnV、 Derl、、 87.76−80 (1986)に、牛網膜由来の1 1M物がテンジクネズミの水N (blister)モデルに於ける傷の癒着を 促進し、血管新生及び再上皮化(reepithel 1alization) を刺激し臀ることを報告している。DaVidSOn他はJ、 Ce11. B iol、、 100.1219−1227 (1985)に、ラット創傷モデル に於いて、牛軟骨(bovinecarHlage)由来因子によって、顆粒組 織及びコラーゲン蓄積の増加を伴う傷の修復促進が誘発されることを報告してい る。
同様に、BuntrOCk及び彼の共同研究者によって、牛の脳組織抽出物を用 いることにより、ラットに於ける傷の1!肴促進に伴って顆粒組織及び血管新生 が増加することがExp、 Path、、 21.62−67 (1982)に 報告されている。
&一旦−色一里−1 本発明は、天然ヒト塩基性繊維芽I胞成長因子の一次構造フンホメーションの全 て又は一部及びその生物学的性質の一つ又はそれ以上を有するポリペプチドの産 生方法であって、(a) 適当な栄養条件下で、ヒト塩基性繊維芽細胞成長因子 の一次構造コンホーメーションの全て又は一部及びその生物学的性質の一つ又は それ以上を有するポリペプチドを大腸菌宿主発現用にコードするDNA配列、調 節プロモーター配列、及び温度誘導性コピー数調節遺伝子を含むDNAプラスミ ドベクターで形質転換された大腸菌宿主細胞を増殖し、 (b) 前記ベクター内のDNA配列の発現による所望ポリペプチド産生物を単 離し、 (C) 該所望ポリペプチド産生物を精製する、ことから成る前記方法に係わる ものである。
本発明はまた、ヘパリン非含有クロマトグラフィ系を用いた、大腸菌からの組換 え塩基性繊維芽細胞成長因子の精製に関するものである。
本発明は更に、ヒト塩基性繊維芽細胞成長因子の全て又は一部をコードするDN A配列を提供するものである。これらの配列は、好ましくは、大腸菌宿主株によ って選択される発現用「優先コドン」 (大腸菌発現コドン)が導入されており 、更に制限エンドヌクレアーゼ酵素による開裂部位が供給されており、そして発 現容易なベクターを容易に構築するための開始、終結又は中1mDNA配列を付 加的に有しているものである。
本発明の新規なりNA配列は、天然塩基性繊維芽@胞成長因子の一次構造フンホ メーションの少なくとも一部及びその生物学的性質の一つ又はそれ以上を有する ポリペプチド産生物を大腸菌宿主細胞内で発現させるのに使用し得るDNA配列 である。
該DNA配列は、特異的には、 (a) 第■表に記載のDNA配列又はその相補鎖:(b) 第■表に記載のD NA配列又はその断片と本明細書に記載のハイブリダイゼーション条件下又はよ りストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNA配列:及び(C) 遺 伝コードの縮重がないとしたら、第1表に記載のDNA配列とハイブリダイズし 得るDNA配列を含むものである。上記(C)が特異的に意味するものは、微生 物宿主内の伝令RNAの1訳を促進するコドンを含有する、塩基性Mill芽細 胞成長因子をコードする人よりNA配列である。
こうした人工配列は、公開された国際出願W O83/ 04053に記載のA ltOn他の方法によって容易に構築することができる。
本発明は、天然塩基性繊維芽細胞成長因子及びその対立遺伝子変異体の一次構造 コンホメーション(即ち、アミノ酸残基の連続配列)の一部又は全て、それらの 生物学的性質(例えば、免疫学的性質及びイン・ヒドロ生物学的活性)の一つ又 はそれ以上及び物理的性質(例えば、分子量)を有するi製・単離ポリペプチド 産生物を提供するものである。
これらのポリペプチドは、遺伝子合成によって得られた外来性DNA配列の大腸 菌宿主発現産生物であるということによっても特徴付けられるものである。大腸 菌宿主細胞によって発現された本発明のポリペプチド産生物は哺乳動物由来の如 何なるタンパクとも共存していないものである。加えて、本発明ポリペプチドは 開始メチオニンアミン酸残基(第2図中1番目の位置にある)をも含むものであ る。
本発明は更に、種々の複製可能クローニングベヒクル、発現ベヒクル及び形質転 換大腸菌培養物に係わる。これらのものは全て、大腸菌に組換え塩基性繊維芽i t胞成長因子の産生を°行なわせるのに必要な変更された遺伝情報を所有してい るものである。
図面の簡単な説明 第1図は、bFGF遺伝子アセンブリ及びそのクローニングを概略的に表わした ものである。
第2図は、組換えbFGFのヌクレオチド及びアミノ酸配列を示す。実線で描か れた四角形は、牛bFGF遺伝子をヒトbFGFをコードする遺伝子に変換させ るための部位特異的突然変異によって生じるヌクレオチド変化及びその結果であ るアミノ酸変化を示すものである。
第3図は、NIH3T3細胞に対するbFGFのマイトジェン活性を示すグラフ である。(・)はヒトbFGFを(0)は牛bFGFの前記活性を示す。bFG Fの投与量は、3Hチミジン取込みによって測定されるDNA合成の最大刺激に 対する百分率でプロットされている。
詳 細 な 説 明 寒明III中、「組織由来!I性ll雑芽細胞成長因子」とは、腫瘍、培養真核 m胞及び正常組織等から得られる塩基性111ffl芽細胞成長因子を意味する 。
本明細書中、DNA配列又は遺伝子に関して使用される「人工」という用語は、 ヌクレオチド塩基の集合(assembly)によって完全に化学的に合成され るか、又はこうして化学的に合成された生成物の生物的複製によって得られる産 生物を意味するものである。このように、「人工」という用語は、元々生物的起 源である出発物質を含むゲノムクローニングによるcD N A方法によって合 成される産生物は排除するものである。
本明細書中、「対立遺伝子変異体(型)」という用語は、本発明のbFGFアナ ログの生物学的活性を変えることなく、そのアミノ酸配列のうちの一つ又はそれ 以上を修飾することを意味する。こうした対立遺伝子変異体は当業者によって容 易に製造・確認することができる。
大腸菌による朝換え塩基性FGFは以下の一般的な手法によって製造することが できる。
Esch他によってPNAS、 82.6507−6511 (1985)に発 表された牛の塩基性FGFのアミノ酸配列に基づいて大腸菌内発現用の人よりF GF遺伝子を合成した。この人工遺伝子のヌクレオチド配列は、大腸菌によって 最も頻発に用いられるコドンを含み、さらにクローニングの目的に使用するため に便利な1限酵素部位を含むものである。この人工遺伝子の例を第工表及び第■ 表に示す。第1表は牛のbFGFに対する人工遺伝子を、第■表はヒトbFGF に対する人工遺伝子を夫々示している。該遺伝子の画鋲に対応するオリゴヌクレ オチドを重複する領域で合成し、二つの大きなセクションにハイブリダイゼーシ ョンよって集合させ、その後連結させた。この二つの大きなセクションを適当な ファージベクター(即ち、M13@p 18)内でクローニングししてヌクレオ チド配列の分析に供した。このようなファーベクターは当業者には公知のもので あって容易に入手可能である。
配列が正しいことを確認した上で、二つのセクションを制限エンドヌクレアーゼ で消化し、ゲルで単離し、適当な発現ベクターと連結した。前記プラスミド上に コードされているbFGF遺伝子の発現は、発現ベクター上に位11Fする調節 プロモーター配列及び温度誘導性コピー数調節遺伝子によって調節される。
本明wA!中、「調節プロモーター」とは、P1プロモーター類及び短縮された P、プロモーターを意味する。このような調節遺伝子類を有する発現ベクターは 、欧州特許出願用136.490号に開示されている。大腸菌宿主株内でこのプ ラスミドを増殖させると本発明のポリペプチド産生物が得られた。bFGFを含 有する細胞を溶解し低速遠心にかけると、上溝画分にbFGFの約70%が可溶 形態で見出される。ヘパリン非含有クロマトグラフィ系、即ち、アフィニティク ロマトグラフィを用いてfiHすると、実質的にエンドトキシンを含まずDNA による汚染も見られない、ポリアクリルアミドゲル電気泳動により純度が少なく とも95%であると推定されるポリペプチド産生物が得られる。このようにヘパ リン非含有クロマトグラフィ系を使用することによって、精製bFGFの収率を 高め、ヘパリンに帰因する汚染物質混入の可能性を回避することができるのであ る。
大腸菌内で発現された組換えbFGF (r−bFGF)は、ヘパリンのFGF 結合活性に依らないクロマトグラフィ系を用いて精製される。好適には、大腸菌 由来のr−bFGFはヘパリン非含有アフィニティクロマトグラフィカラムを用 いて[Jする。
前述の如く、牛及びヒトbFGFは互いに2つのアミノ酸が異なっているだけで ある。牛bFGFをコードする遺伝子を部位特異的突然変異によってヒトbFG F遺伝子に変換した。ヒト及び牛のbFGF遺伝子は極めて類似しているので、 牛bFGFについて開発された[i手順はそのままヒトbFGFt1Mにも利用 できる。
本発明の大腸菌由来r−bFGFのマイトジェン活性は、細胞分裂期のDNA合 成増加を伴うマウス3T3細胞による放射標識チミジンの取込みの増加に基づく マイトジェンアッセイを用いて測定した。大腸菌由来r−bFGFの血管形成( 新生)活性(angiogenic activity)は、ひよこ漿尿膜アッ セイによって測定した。これらの結果から、0.45%メチルセルロース中に調 製し乾燥させた本発明の大腸菌由来中r−bFGF(11I9)は検出し得るだ けの上記血管形成活性を示さなかった。同様に調製した天然bFGFは同投与量 で内管形成活性を上記アッセイに於いて示した。
しかしながら、同様に:I製した本発明の大腸菌由来中r−bFGFは同投与量 でも、天然の塩基性繊維芽細胞成長因子と同様に、毛管内皮細胞に対してマイト ジェン活性を保持している。この驚くべき結果については、多くの因子をその理 由として考えることができる。大腸菌由来のr−FGFポリペプチドがマイトジ ェン活性は保持し得るが血管形成活性は保持し得ないような様式で折畳まれた可 能性があろう。また、組織由来FGF調製物には汚染物質が混入していた可能性 があり、この汚染物質が報告されている組織由来FGFの血管形成特性を担って いることも考えられる。第三番目の可能性としては、FGFの一次翻訳産物のあ る断片が血管形成活性を担っているということである。いずれの汚染物質も、そ れが元の分子の断片でない限り、血管形成に関与するその汚染物質が組織のまっ たく同じ範囲に見出されそしてあらゆる場合に一緒に精製されるということは考 えにくいことである。
実施例 1 シbFGFをコードしている人造遺伝子の製造に関する。組換FGF産物をコー ドしている人造遺伝子を製造するのに使用した実験手順(プロトコール)は、A  I tonらのPCT公開第WO33104053(引用によって本明細書中 に含ませる)の開示中に一般的に記載されている。これらの遺伝子は、最初に成 分のオリゴヌクレオチドを多数の二重鎖(duplex)に組み立て、次にこれ を組立てて2個の別々の部分とするように設計した。これらの部分は容易に増幅 できるように設計されており、増幅系から取り出した際、継続的に、または多断 片連結によって、適切な発現ベクター内に組立てることができた。
ill芽細胞成長因子の第1の部分の組立て二表■に示した彫工部分の組立てに 必要な16種のオリゴマーを各々200 piずつ測り取ってエツベンドルフチ ューブに入れ、高速真空ポンプで乾燥した。10x連結バツフア(50Mへベス 、pH7,6>を324.10mHのATPをO0鷹、3 x 107カウント /分/越の放射能標識したATPを1屑、および水を2664含有するキナーゼ ミックス320IIiを調製した。10単位//1lljの激変の酵素キナーゼ が204入ツテイるBoehrin(Her Hannheimキナーゼチュー ブ中で試薬を合わせた。このキナーゼミックスの試料を採取し、オリゴヌクレオ チド2〜15をそれぞれ入れたチューブ2〜15の各々に入れた。オリゴヌクレ オチド1と16を入れたチューブには連結バッファだけを入れた。、2〜15を 入れたチューブを37°で45分間インキュベートした。この時間の経過後、各 チューブから1744の試料を取り、D E 81.1片上にじみをつけ、0. 35Mギ酸アンモニウムで溶出し、液体シンチレーションカウンターで分析した 。
液体シンチレーション分析によってカウントの半分以上が原点にあることが示さ れたので、2〜15のオリゴヌクレオチドを含むチューブの各々に10mHのA TPを2度ずつ加え、その後このチューブをさらに45分間37°でインキュベ ートした。この時間の経過後、全てのチューブを10分間煮沸し、遠心し、合わ せて二重鎖を作成した。すなわち、チューブ9をチューブ1に加え(二重鎖#1 )、チューブ10をチューブ2に(二重鎖#2)、チューブ11をチューブ3に (二重鎖#3)、チューブ12をチューブ4に(二重鎖#4)、チューブ13を チューブ5に(二重鎖#5)、チューブ14をチューブ6に(二重鎖#6)、チ ューブ15をチューブ7に(二重鎖#7)、そしてチューブ16をチューブ8に 加えたに1鎖#8)、次に、これら8個のオリゴヌクバンドを認めることができ 、連結が完全であることを示していた。7M尿素も含有している8%ポリアクリ ルアミドゲルを作成した。連結ミックスをエタノールで沈澱させ、乾燥した後8 0薦の80%ホルムアミド中に入れた。次に、この連結ミックスの半分を、Hp aIrで切断したpB R322のマーカーを含むレーンの隣の分取vA製用ゲ ル上に載せた。キシレンシアツール染料マーカーがゲルの底に到達するまでゲル を泳動処理した。次にこのゲルを電気泳動装置から外し、1枚のKodak X 線フィルムに接するフィルムカセット内に入れた。このフィルムを現像してバン ドを可視化し、隣りのレーンのl−1pa■242マーカーのすぐ上にあるバン ドを、繊維芽細胞成長因子の完全に連結された第I部分に対して期待される24 4塩基対のバンドと共に取り出した。このゲル片を注射器によってエツベンドル フチューブ内に押し出し、Haxai+ G11bertグル溶出溶液で覆い、 −晩37°にインキュベートした。次に、このチューブの中身を注射器筒の中の ガラス繊維フィルターによって濾過し、上清をトブタノールで三回抽出し、エタ ノールで沈澱させた。乾燥したベレットを、次に200IiiのTE中に入れ、 遠心でチューブの底に沈澱するポリアクリルアミドの残渣を除去した後再度エタ ノールで沈澱させた。このエタノールで沈澱したサンプルは、約37.000カ ウント/分を含んでおり、この連結に必要とされたオリゴマーに対応する放射能 に基づいて約1.5ρmの二重鎖に相当していた。次に、これらの1.51)! +を、放射能標識したATPを3×107カウント/分含有する連結バッファ2 0Iiiに溶解した。1744の試料を採り、DE81細片上にしみをつけた。
次に、1/111のキナーゼを加え、チューブを37′″で45分間インキュベ ートした。この時点でチューブから174ハを採り、別のDE81細片上にしみ をつけた。次にこれらの細片を0.35Mギ酸アンモニウムで溶出した後、切片 に分け、液体シンチレーションカウンターで計数した。
これら光の細片と後の細片は、カウントが最初の原点で取り込まれていたことを 明白に示していた。したがって、このキナーゼ酵素反応(に1nation r eaction)は、101のATPを1ρ添加して37°で30分以上インキ ュベートすることで完了することが明らかとなった。次に、キナーゼ反応混合物 を5分間煮沸し、ゆっくり室温に冷却した。
同様にして繊維芽細胞成長因子の第■の部分を組立てた。表■に示した12種の オリゴヌクレオチドを各々200 piずつ測り取ってエツペンドルフチューブ に入れ、高速真空乾燥した。
表 ■ FG(−オリゴマー第ll−8P分 80%エタノールを100成用いて乾燥を繰返した。キナーゼミックスをvA製 した。このミックスは、10×連結バツフアを24成、放射能で標識したA T  P (1,5X 107カウント/分/越)を2J11.10mHのATPを 0.54、キナーゼを20度、およびこのキナーゼミックスの全容積を240I 11とする水を1934含有していた。この混合物を20ρずつ、キナーゼ処理 するオリゴヌクレオチド18〜27をそれぞれ収容した各チューブに加えた。オ リゴヌクレオチド17と28を入れたチューブには連結バッファだけを入れた。
次いでこれらのチューブを37°で45分間インキュベートし、この時点で各チ ューブから174pの試料を取り出し、DE81細片上にじみをつけた。次に、 DE811B片を0.35Mギ酸アンモニウムで溶出し、液体シンチレーション カウンターでチェックして開始点でのカウント数を決定した。カウンターはキナ ーゼ酵素反応が進行中であることを示していた。この時点で各チューブに10m HのATPを1ρずつ加え、チューブをさらに45分間37℃でインキュベート した。これらのチューブを5分間煮沸した後遠心し、合わせて二重鎖を形成させ た。オリゴヌクレオチド#23は#17と結合しく二重鎖#17) 、 #24 は#18と(二重鎖#1g) 、#25は#19と(二重鎖#19) 、#26 は#20と(二重鎖#20) 、#27は#21と(二重鎖#21)、そして# 28は#22と(二重鎖#22)それぞれ結合した。次にこれらの二重鎖混合物 を煮沸し、1時間かけてゆっくり室温に冷却した。次いで、二重鎖を合せてテト ラマーを形成させた。二重鎖17+18が結合してテトラマー17を形成し、二 重鎖19+ 20が結合してテトラマー19を形成し、二重鎖21+22が結合 してテトラマー21を形成した。これらを37°で10分間アニールした。各テ トラマー混合物に10iHのATPを24とT4 DNAリガーゼを24加えた 。3つの連結混合物を一晩4℃でインキュベートした。この時点でこれらテトラ マーを含有する3個のチューブの各々から4gの試料を採り、7M尿素を用いて 作成した10%ポリアクリルアミドゲル上で泳動させた。このゲルのオートラジ オグラフィーによって、連結反応が進行中であることが示された。テトラマー1 7と19をプールし、10iHのATP4/IIiと共にリガーゼ4成を加えた 。次いで、この連結混合物に最後のテトラマーを加える前に、この8片連結混合 物を37°で15分間、そして4°で6時間インキュベートした。この時点でオ クタマ一連結混合物にテトラマー21を加え、連結混合物全体を37℃で15分 間インキュベートした。
リガーゼを5u1加え、10iHのATPを5J1137°テ15分間加えた。
リガーゼを5Jl!加え、10i+HのATPを5RLe連結混合物に加え、連 結混合物全体を4°で一晩インキユベートした。7M尿素を用いて作成した8% ポリアクリルアミドゲルで全連結混合物をチェックしたところ、予想通りの突出 した242塩基対バンドが示された。連結ミックスをフェノール抽出し、エタノ ールに沈澱した後prepゲルに載せた。連結ミックスの172を8%の7H尿 素ゲルに載せ、オートラジオグラフィーで242塩W対生成物を可視化し、取り 出した。
実施例 2 ウシ塩基性繊維芽a胞成長因子のクローニングと発現ウシbFGF遺伝子を、実 施例1に記載したように、2つの部分にして合成した。各々の部分を、発現ベク ターのpCFM1156中に組み込む前に配列検証のためにM13mpla中に クローン化した。第Iの部分のクローニングのために、M 13+ap18を3 倍過剰のEC0RIとXba■で2時間消化した。等容量のフェノールで抽出す ることによって反応を停止した後、クロロホルム抽出し、2.5容量のエタノー ルで沈澱させた。DNAベレットをエタノールで洗浄し、減圧下で乾燥し、10 iHトリス、0.1slylのE D TA 、 pH7,4ニ溶解した。上記 ノヨうニwI!aシタM13IIlp18ベクター0.06 pmoleを、5 0rAHトリス(1)H=7.4) 、101118のHgα2.10mHのD TT、1mHスペルミジン、11IIHのATP、 100埒/!dのBSAお よび1単位のT4リガーゼ中、14℃で4時間、合成FGFの第1部分0.3  pmoleと共にインキュベーションすることによって連結した。JM109宿 主細胞をコンピテントにした。
すなわち、指数増殖期の培養細胞を取って遠心し、氷冷した50g+HのCaC e2中に1.20D/dの濃度で20分間懸濁した後、再度遠心し、細胞を同じ 溶液に120D/Idの濃度で再懸濁した。連結混合物の試料(0,1〜10/ 11)をコンピテント宿主細胞の試料200薦に加え、氷上に40分放置した。
次に各チューブの中身を、200威の新鮮なJM109.100mHのIPTG を104と2%のX−Ga1を504含む融解した1−top寒天3mに加えた 。この混合物をし一プレート上に置き、−晩37℃でインキュベートした。得ら れた透明なプラークの4個をプレートから取り上げ、宿主株としてJM109を 用いて10I11になるまで培養増殖させた。これらの培養物から単鎖のファー ジDNAを調製し、M13ユニバーサルブライマーを用いてジデオキシ法によっ て配列決定した。これら4個のうちの1個が望みの配列をもっており、FGF遺 伝子を発現ベクター中に組み込むために貯えた。
人造FGF遺伝子の第1の部分と同一の方法を使用して配列決定するために、第 ■の部分をM 13np18中でクローン化した。
場合は、第■の部分に付着端を設けるために、M 13g+p18ベクターを( 3倍過剰の))lindI[[とEC0RIで消化した。連結するために、0. 025 pmoleのM 13mp18ベクターを0.075 pmoleのリ ン酸化合成FGF第■部分と混合し、前のように14℃で4時間インキュベート した。第Iの部分と同じCaCl2法を使用して形質転換すると透明なプラーク が得られた。しかし、コントロールのプレート上の透明プラークのバックグラン ドが高かったため、ハイブリダイゼーションによってさらに選択した。前に記載 したようにJM109を宿主を使用していくつかのプラークを増殖させ、ファー ジDNAを含有する上清でニトロセルロースフィルターにじみをつけた。第■の 部分の合成に使用したオリゴヌクレオチドキナーゼを用いてリン−32ATPで 放射能標識し、上記のフィルターを探査するのに使用した。スクリーニングに陽 性のクローン2個を選択し、前のようにして配列決定した。これらのクローンの うちの1個は期待した配列をもっており、遺伝子をpc F M 1156中に 組み込むのに使用した。
第1の部分と第■の部分のM13クローンに対する二重鎖複製型DNAをII製 した。JM109宿主中で各ファージの培養物500 dを増殖させ、遠心して 細胞を集めた。次に、細胞を15%スクロース、0.05Mトリス、0.05M のEDTA、およびld/dのリゾチーム中に再!!濁し、氷上で25分間イン キュベートした。RN A seを0.11Pg/ dまで加え、氷上でさらニ 10分間インキュベーションを続けた。等容量の0.1%トリトン)fニー10 0.501H)−リス、50iHのEDTAを加え、氷上でさらに10分間イン キュベーションを続けた。次に、これらの溶解物を39000X 9で60分間 遠心し、透明な上清を貯えた。エチジウムプロミドを1jIy/IIl!まで加 え、塩化セシウムを加えて1.55SF/dの密度とした。この溶液を平衡させ るためにV ti−500−ター中、45.000rp園で18時間遠心した。
各チューブから得たスーパーコイルDNAバンドをUV光で可視化し、注射器で 集めた。ブタノールで抽出してエチジウムプロミドを素早く除去し、10■Hト リス、0、 IIIHのEDTAに対して充分に透析してCsCl!を除去した 。
このようにしてit製したDNAストックを用いてざらにクローニングした。
このDNAを発現するには数多くのベクターが使用できるけれども、産物の収量 を最大にするためには、調節プロモーターおよび温度誘導コピー゛数制御遺伝子 を有する発現ベクターが好ましい。本実施例で使用する発現プラスミドpCF  M 115BはプラスミドI)CFM836から容易に構築でき、この後者の構 築は公開されたヨーロッパ特許出願第136,490号に記載されている。
まずpCF M 836をNdeIで切った後、T4ポリメラーゼを用いて存在 している両NdeIIIS位が失なわれるようにプラント末端を形成する。次に 、このベクターをC1a工と3ac[で消化して存在しているポリリンカーを除 去した後、表Vに示したような別のポリリンカーに連結する。この代わりのポリ リンカーはAltonら、5upraの手順に従via築できる。発現pcFM 115Gプラスミドにおける発現は短縮ラムダP、プロモーターによって制御さ れ、このプロモーター自身は(E 、 coli K12株△Htrpから得ら れるような)CI857リブレツサー遺伝子に14節され得る。
FGFの第Iと第■の部分と連結するために、発現ベクターpc F M 11 56を(2倍過剰の)XbaIとHindI[lr消化した。
上記のように1lljした第Iと第■の部分のDNAストックを(2倍過剰の) XbaIおよびKpnI(第工の部分の場合)で、またはKpnIおよびHin dl[l(第■の部分の場合)で消化した。
3種の消化物を、501Hトリス−酢酸塩中で作成した1、2%5ea−プラー クアガロースゲル上に載せ、60ボルトで3時間電気泳動した。1埒/dのエチ ジウムプロミド溶液でゲルを染色し、UV光の下でバンドを可視化した。線状化 したベクターバンドと第Iおよび第■の部分のバンドとをメスでゲルから切り出 し、別々のチューブに入れ、70℃で15分間融解させた。線状化したベクター を含む融解ゲル51i1を、第Iと第■の部分を含む切片の各104に加え、混 合物を37℃で平衡化させた。融解しているゲルを、2■HのATPと0.5単 位のT4リガーゼを含有する氷冷した2×リガーゼバツフアと等容置ですばやく 混合し、144a工一晩インキユベートした。この連結ミックスの試料を、Ha nahan、 J、 Hot、 Biol、、166、557−580 (19 83E記載の形質転換法を用いて、凍結したコンピテントFM6′F3主株中に 形質転換し、2.5時間増殖させてカナマイシン耐性を発現させ、20R/Id のカナマイシンを含有するし一プレート上で平板培養した。
プレートを一晩28度Cにインキュベートした。コロニーをニトロセルロースフ ィルター上にレプリカ培養し、マスタープレートを保存した。フィルター上のコ ロニーを28度で約1mlの直径になるまで増殖させた後、37[で−晩平板培 養してプラスミドのコピー数を増大させた。6×のSSCSCバフフッ96Cで (遺伝子合成で得た)放射能標識したオリゴヌクレオチド18とハイブリダイゼ ーションすることによってフィルターをスクリーニングした。24個の陽性クロ ーンが得られ、そのうちの4個を選択して500dに培養増殖させた。第Iと第 ■の部分について記載したように、透明ライゼート法を使い、その後CsCe平 衡密度勾配遠心して複製型DNAをIIB製した。
表 V L C1an、n XbaZ、29 NdeL、コS !1ineal、HB4 Lt 39 QλuL、47 meoRil。
s5””Tioic1xE’is 57 s’EEX ト1゜ジデオキシ配列決 定反応用の鋳型として発現ベクターの二重鎖を直接用い、これら4つのり0−ン の配列を決定したところ、4つの全部が正確な配列をもっていることが判明した 。これらのうちの1つを選んでウシbFGFの発現に使用した。これは以後pC FM1156/ b F G Fと称する。こうして構築されたりCFM115 G/bFGFベクター中のウシbFGF遺伝子のDNA配列は表工に示されてい る。
実施例 4 シbFGFの発現と11i製 発 現 前記製造株の一晩培養物を20n/ldカナマイシンを含むし一ブロス中28℃ で増殖させ、8!!の醗酵バッチへの接種に使用した。81バツチの培地は40 gの酵母エキス、407のグルコース、10gの塩化ナトリウム及び適当な1l iilii!、ビタミン溶液、及び撤回金属を含むものであった。二連絵詞プロ トコルを使用した。
最初の飼料(11) )は450gのグルコースと適当量のビタミン及び塩を含 んでいた。200 D (600nmにおける光学密度)まで増殖させた後、2 00d / hrの速度で2番目の絵詞を開始し、温度を42℃に変えた。この 飼料溶液は200g/i)のバクトドリブトン、100g/itの酵母エキス及 び100g/i)のグルコースを含むものであった。42℃で6時間、it胞濃 度が回収時の500Dに達するまで増殖を継続した。
精 製 水中で、Gau l i nホモジナイザーにより旦、亜旦細胞を破壊し、4. 2にで40分間J6B遠心分離器により遠心分離した。5O3−PAGEで分析 すると、FGFは沈降物及び上清の両方に見られ、上清の該タンパク質は60〜 70%であった。そこで沈降物は廃棄し、上溝をイオン交換クロマトグラフィー により精製した。上溝をトリス塩基によりpH7,4に滴定した後、1霞HDT Tとし、40mMトリス−HCj /1nHDTT/pH7,4で平衡化したC M−セフ70−ス樹脂と混合した。該樹脂を同じバッファーでバッチ式に洗浄し 、0〜0.7HのNaal直線勾配によりカラムで溶出した。5DS−PAGE 分析に基づき、0.5H周辺の単一ピークを集収した。集収物をトリス−PA基 によりI)88.2に滴定し、冷水で3倍に希釈し、40釦Hトリス−HC4l  /1++HDTT/pH8,2中のCM−セファロースにかけた。カラムを0 .15M NaC1!で洗浄し、0.15〜0.5HのNa(j! M線勾配に より溶出した。2つの小ピークの間の主たるピークを集収し、これは非還元5O S−PAGE分析により約り5%純度であり、少量のダイマーを含んでいること が判明した。収率は約90%であった。
集収物を直ちに18 Na0Ac/pH4により約pH5に滴定してウシbFG F生成物の酸化を防ぎ、その後20@Hクエン酸ナトリウム10、IHHa C i!/pH5中のセファデックスG−15カラムに直接かけ、肩部(ダイマーに 相当する)と小化合物(例えばDTT>のピークの間の単一溶出ピークを得た。
このピーク中のフラクションを集収し、4℃あるいは一20℃で保存するか、あ るいは凍結乾燥した。このグル濾過における収率はほぼ100%であつた。56 0gの細胞ペーストから約400■のウシbFGFを得た。
友1里−1 ヒトbFGFの調製 この実施例に使用した方法はGi l I 1alH等、Gene、 12.  p、129−137 (1980)の方法の変形である。ヒトbFGFはウシF GFとは113位!(serに代えてtir )及び129位1(proに代え てser )の2つのアミノ酸のみが異なる。実施例1においてvAllFGF をコードする遺伝子への変換には、2つのヌクレオチドの変換を必要とするのみ である。この変換は、下記のプライマーを使用した部位指向突然変異誘発により M 13mp18/ bFGFセクション■クローンにおいて行なった。
’16−15) 5’ GACCAGTCTTCGAACCCAG’ll’rT GTA 3”96−16) 5’ CATACCAGGAAGTGTATTTA CGAGA 3’M13ユニバーサルプライマー及び上記のプライマーそれぞれ の10gmolを、70018 トリス、10I18 H(IC12,51+1 4 DTT 10d中の1mHATP及びポリヌクレオチドキナーゼの10単位 と共に37℃で30分間インキュベートすることによりホスホリル化した。キナ ーゼを作用させたそれぞれのオリゴヌクレオチドの5piolを約0.5埒の一 本!l M 13+ep18/ bFGFと混合し、65℃に加熱し、室温に冷 却することにより再結合させた。この鋳型/プライマー混合物に、dATP、d CTP、dGTP及びTTPのそれぞれの25mHの溶液の14.100iHA  T Pの14、T4リガーゼの2単位及び8単位DNA Po1I大フラグメ ント(にIenow)を加えた。この混合物を14℃で4時間インキュベートし た。この結合混合物を前述のJM101中に形質転換し、0.7%L−アガーに プレート化した。得られた透明プラーク上にニトロセルロースフィルターを載置 及び除去し、放射線標識オリゴヌクレオチド96−156よび96−16に対す るハイブリダイゼーションによりフィルターをスクリーニングした。各プローブ の使用によりいくつかの陽性が得られたが、両方のプローブについて陽性のもの はなかった。96−15から陽性の1つを選択し、−重鎖DNAを調製し、オリ ゴヌクレオド96−16を突然変異誘発性プライマーとして使用した以外は前と 同じ手順を繰返した。この実験により、96−15及び9ト16の両方とハスプ リダイズしたいくつかのプラークが得られた。これ等の4つを選び、−重鎖DN Aを配列決定のため増殖させた。四つのクローンは全て正しい配列を含んでいた 。このようにしてiI製したヒトbFGF遺伝子のDNA配列を表2に示す。旦 5匹旦に由来するヒトwA換えbFGFは実施例4に記載した方法により発現及 びyi製され得る。ヒト組換えbFGFのアミノ酸配列を表4に示す。
表 4 ヒト塩基性フィブロブラスト増殖因子 MetPro入1aLeuProclu入spc;lyGlysercly入1 aPheF’roProC+lyHisPheLysλsp入rgc.1yVa lValser:leLysG1yValcysAli入sn入rdyrLeu 入1aJ{etLysc1u八spGlyArqLauLeu入1aserLy scysa1τhr八spCluCysE’hePhePheG1u入rgLe ucLuSerAsnAsnTyrAsn′rhrTyrArgSerArqL ys丁yrτhrserTrpτyrVal入1aLeuLysArgτhr( ,1yG1nTyraysLeuC,1ySerLysThr(,lyPrcc ly(,lr.Lys入1alleLeuP■■ シbFGFの特性 活性:ウシbFGFの活性を[3H]チミジン添加3T311B胞において測定 した。4℃及び−20℃で保存したもの及び凍結乾燥したものの全ての調製物は 、アッセイに使用した3731[1胞の特定の株に応じ、20−210pg/  I!1からのタンパク質濃度で、半最大活性に関し、投与量依存性の活性を示し た。
RI?生成物の一般的な特性 260/280比 〜2.O LA L <0.6 El/Id(0.623 FGF■)D N A <20  pQ/d! (0.623 FGFク》消哀係数 0.1%タンパク質につい て1.3純 度 〉95% 安 定 性 ウシbFGF調製物を4℃において異なるpHにおいてインキユベートすると、 ウシbFGFはpH≧5.9においては鎖間のジスルフィド結合により2つ以上 のbFGF分子がらなるポリマーの形成を示し、pH≧4.0においてはAsp −Pro結合の酸不安定性により分解した。この知見に基づきpH 5のバッフ ァーを選択した。この安定性のデータは、Ti離の−SH基は最終生成物におい て鎖内よりは鎖間のジスルフィド結合を示す傾向にあることを示している。ウシ bFGFHl製物は、セファデックスG−75ゲルP過により測定すると明らが に単量体である。
実施例 7 本実験に使用したHtJV内皮細胞は、Gimbroneの方法(Gimbro ne, HA, Cotran, R.S., Folkian, J. Hu ilan VascularEnclothelial Cells in C ulture.The Journal of Cell Biology,1 974 Vol. 60 pgs. 673−684)によりJudith A . Berlinerが単離したものである。細胞は、リン酸塩緩衝塩水中の0 .1%ゼラチン及びウシ胎児血清を含まない培地中の10R/−フィブロネクチ ン( Boehringer Hannheim)でコートした培養フラスコ中 ヘ30分間連続的に前培養することによって雑持した。m胞は0.0125%ト リブシンーo. oos%EDTAで解放され、週に1:2あるいは1:3が死 滅した。使用した維持培地は、ペニシリンG(10units/d) 、ストレ プトマイシン(10IIg/xi!) 、ウシ胎児血清(20%, hyclo ne)、L−グルタミン( 2iH)、ビルピン酸ナトリウム(1iM)、ヘバ リン( 40gy / rd , 170units/雌)及び内皮細胞増殖補 充物(ECGS, 40R/IIRCollaborative Reserc h)を含むM (:, [) B105 ( Irvine Scientif ic)であった。i胞は2%C O 2インキュベーターで増殖させた。
以下の実験を実施し、HUV内皮細胞に対する下記の3つの異なる形態のFGF の増殖抑嗣及びマイトジエン活性を比較した。
1) E. coli由来組換ウシ塩基性F G F (rbFGF)、2》ウ シ酸性FGF (aFGF,特にウシ脳からfI製)、3)ウシ塩基性FGF( ウシ下垂体より精製したn−bFGF,Sigma )。
24ウェルプレートの中央の8ウェルのみを使用し、ウェル当り 100個の細 胞をプレート化した。各24ウエルプレートの細胞を、上記維持培地中でn−b FGFの代りに上記の増殖因子の1つのみの存在下あるいは増殖因子なしに増殖 させた。
最初の接種から3日及び6日後にそれ等の同じ増殖因子を供給した。接種の10 日後、培養物をクリスタルバイオレット染色により分析した。
表7の結果は、8ウエル当りのコロニーにおいて、a FGFあるいはn−b  F G Fを含むウエルのコロニーよりもrbFGFを含むコロニーの方がそれ ぞれ20%及び32%多いことを示している。また、rbFGFを含む培養に由 来する全コロニーの75%は0.5jw及びそれより大きいのに対し、a FG F及びn一bFGFと共に増殖したコロニーにおいてはそれぞれ55%及び51 %のみがそのような大きさであることも興味がもたれる。
これ等の結果は、rbFGFがaFGFあるいはn−bFGFのいずれよりも優 れたHtJV内皮細胞の成長及び増殖因子であることを示している。増殖因子を 含まないコントロールについても評価した。
表 7 増殖因子 8ウェル当りの 8ウェル当りのコロニー数 ≧0.5allコロニ ー数r b F G F 351 265 a F G F 293 160 n −b F G F 265 134コントロール 8 。
実施例8 本アッセイで使用した細胞は、ATCCから入手したNi1(3T3細胞である 。細胞をペニシリンG (10埒/d)、ストレプトマイシン(10埒/d)及 び仔ウシ血清(10%)を含むDME@地中で成長させる。細胞を1:40で1 週間に2回継代させる。アッセイ 1日目に、下位集密的培養物(subcon fluent cultures)をトリプシン分散させ、前記成長培地のウェ ル当り 1H!、1d当り2x 10’細胞の濃度で24枚のウェルプレートに 載せる。
5日目に、培地をペニシリン、ストレプトマイシン及び5%ヒト血小板に冨まな い血W(清澄化ヘパリン添加血清)を含むDMEと置換する。ウェル当り1dと する。この時点で細胞は集密的でなければならない。6日目に、FGFの実験サ ンプル及び対照サンプルを100成以下の容量で培地に添加する。
18時間後、細胞を5%仔ウシ血清及び2μCiの3H−Heチミジンを含むD ME 1dを用いて37℃で1時間パルスする。次いで、細胞を4℃においてP BS、5%トリクロロ酢酸を11dずつ用いて洗浄する。プレートを30分間風 乾後、各ウェルに1dの0.25H−NaOHを添加する。室温で1時間放置後 、各ウェルの内容物を101dのaquasol lを収容した個々の計数バイ アルに移す。サンプルをLS 7,500シンチレーシヨンカウンターの0−3 97ウインドを介して1分間計数する。
pH5のクエン酸ナトリウム緩衝液中に600埒/ dの濃度のストックから、 FGF標準を作成する。使用した標準の濃度範囲は5〜100011g/ad! である。最大の3日−チミジン摂取を示す標準の最低濃度はsoopgである。
平均140〜210 pCIで、標識したチミジンの最大取込み量の半分が取込 まれる。
対照:希釈剤50i11、添加剤なし 夫々50成の複製 希釈剤−DHEH+ 0.1%BSA (Miles ) +0.01%NP4 0+pell / 5trept+ L−グルタミン(2mM)1/21aXは 140〜210 [1である。
実施例1で作成したウシbFGF遺伝仔のヒトbFGFをコードする遺伝子への 変換は、オリゴサイト定方向突然変異誘発により実施した。
修飾さすべきセグメントをまずファージベクター813園p18にクローン化さ せ、−重鎖ファージDNAを成長及び作成するためにE、colt JHlol に形質転換させた[Hessing、 、J、ら、 Vat、 9゜Nucl、  Ac1d Res、 、 pp、309〜32t(1981) ] 、約0. 514の鋳型DNAを591OIの万能813配列決定プライマーと5pmO+ の各突然変異誘発性プライマーと混合し、65℃に3分間加熱し、ゆっくり冷却 した。アニーリングした鋳型プラニマーをATP、dNTPミックス、 DNA  Pot■大断片及びリガーゼと混合後、15℃で4時間インキュベートした。
この反応ミックスのアリコートをコンピテントJH101細胞に形質転換し、0 .7%L−寒天に入れた。突然変異体ファージを含むプラークを、複製ニトロセ ルロースフィルターを32.−標識突然変異プライマーを用いてハイブリダイゼ ーションすることにより選択した。−重鎖DNAを、正のスクリーニングプラー クから作成し、その配列をジデオキシ鎖終止法を用いて証明した。実施したアミ ノ酸変化及び使用した対応の突然変異誘発性プライマーは次の通りである。
プライマーはbFGF遺伝子のアンチセンス鎖に対応する。
FGFのWii酵生産(fermentation production)  Lt 次(7) ヨウニLtて実施する。
培養物のバイアルを封をした(secure+j)培養物好jl−70℃フリー ザーから取り出した。バイアルを室温で解凍し、層流フードの下でFernba chフラスコに接種する。各フラスコには[υriaブロス(Luriaブロス :バクトトリプトファン10g/L、酵母エキス59/L、 NaC1! 59 /L)が含有されている。
接種したフラスコを約28℃で10〜16時間振盪する。標準の操作法に従って 加圧滅菌したバッチ培地(表■)を収容したmW器に、Fernbachフラス コの内容物を無菌移動して接種する。攪拌速度、温度、+1)1及び溶存酸素は 製造規格に特定されている如く設定する。pl(をリン酸及び水酸化アンモニウ ムを用いて自動的に維持する。溶存酸素は、攪拌速度、空気流速及び/又は背圧 を増大させることにより特定のレベルに維持する。
サンプルを一定間隔で無菌的に取り出し、細胞密度を測定した。供給培地#1( 表■)をIB胞密度に従って特定の流速で長時間に亘って供給する。特定のi飽 密度で温度は約42℃に上昇し、生成物の合成が誘発される。供給培地#1を直 ちに供給培地#2(表■)に置換する。供給培地#2を醗酵の終りまで成る特定 の供給速度で維持する。温度が上昇してから約6時間後、醗酵器を冷却し、醗酵 器内の細胞を遠心分離により集める。
表 ■ pcFH1156中に合成りFGF遺伝子を含むE、colil[l胞を実施例 4と同様にして成長させた。ilB胞を分裂させ、低速度で遠心分離すると、b FGFが上清及びベレット画分中に検出された。ペレットからの精製は、変性剤 により可溶化し、再生して活性物質を得る必要がある。これらの工程は、下記す る如き上清からの精製により避けられ得る。上記画分を40a+HTris−H G、 pH7,4のCM−セファ0−ス力ラムにかけ、直線Naα勾配で溶出さ せた。
次いで、FGF含有画分を同一のa脂(但し40mHTris−HG、 pH8 ,2)に結合させ、直線Haα勾配で溶出させた。これらの2種のクロマトグラ フィーにおいて、1nHのDDTを含有させて酸化を防止した。さもなければ、 分子間ジスルフィド結合が形成された。タンパクを、20mMクエン酸ナトリウ ム、0.1HNaC1,I)H5,0のセファデックスG−75カラムを用いる ゲル濾過によりyi製した。E、 Co I i細胞からFGFをN製するjI 初の試みで、1aHのDDTを精製過程で含有させないときにはダイマーがすぐ に形成されることが判明した。ヒトbFGFの精製は、実施例4に記載されてい るウシ材料の場合と本質的に同様にして実施した。精製過程でヒト及びウシbF GFの差異は認められなかった。還元条件下で5OS−PAGEを試験すると、 bFGF類はモノマーな分子量に相当する16,500ダルトンで主要なバンド と多分ダイマー及びテトラマー形態を表す高分子量で小さなバンドを示した。非 還元条件下で操作すると、高分子量バンドによる混入がより多く見られた。
精製bFGFのアミノ酸配列分析から、多くの材料からメチオニンが開裂し、7 0%ブOリン、13%アラニンが生じ、ト末端のメチオニンはたった17%であ った。天然の材料と同様に、組換えbFGFはヘパリンに対して強い親和性を示 し、ヘパリンセファロースカラムから約1.5〜2.0 M Ha(j!で溶出 させた(データ示さヒトbFGFの活性を、実施例8と同様にして3T3 m胞 への[3Hコチミシンの取込みにより調べた。HIM 3T3細胞はATCCか ら入手した。細胞を10%ウシ血清、 10u/dペニシリン及び1015/m ストレプトマイシンを補充したDHE中で成長させた。
細胞を1:40で13!!間に2回継代させた。アッセイ 1日目に、下位集密 的培養物をトリプシン分散させ、前記成長培地のウェル当り 1jIi!、11 !1当り20.0001[11!+7)濃度テ24枚Q)つxルフレートに載せ た。5日目に、培地をペニシリン、ストレプトマイシン及び5%ヒト血小板に冨 まない血漿を含むDHEと置換する。
ウェル当り 11dとする。6日目に、実験サンプルを100fi以下の容量で 培地に添加した。18時間後、細胞を5%仔ウシ血清及び2μCiの3日チミジ ンを含むDHE 1a!を用いて37℃で1時間パルスした。次いで、細胞を4 ℃においてPBS、5%トリクO口酢酸を17!ずつ用いて洗浄した。プレート を30分間風乾後、各ウェルに1mの0.258−Ha叶を添加し、室温で1時 間放置した。
各ウェルの内容物を10jd!のAquasol I[を収容した個々のバイア ルに移し、液体シンチレーションカウンターを用いて計数した。
第3図に示すように、組換えヒトbFGFは本アッセイで組換えウシbFGFと 本質的に同一の能力を示し、約150〜200 Dg/dでDNA合成の最大刺 激の半分を生じた。
111遍 t: トFGF Gニー HUV−ECツHUVEiB胞アッセイについては実 施例7に記載されている。本実験で使用したヒト鱗静脈内皮細胞はJudith  A、 Berliner博士から提供された。細胞を、リンl1lfti食塩 水中の0.1%ゼラチンを用いて30分間、次いで胎仔ウシ血清(FBS)を含 まない培地中の1101I/Idフイブロネクチンを用いて30分間コーティン グして作成したフラスコ内で成長させた。使用した維持培地は、10u/dペニ シリンG、10u、/dストレプトマイシン、20%FBS。
2aHL−グルタミン、 1iHピルビン酸ナトリウム、 40埒/meヘパリ ン(170μ/my)及ヒ404 / d内皮細胞成長補足要素(ECGS。
Co11aborative Re5earch)を補充したHCDB105( Irvine 5cien−tifiC)でありた。細胞を24枚のウェルプレ ートに載せ、ECG5含有維持培地、又はECG5に代えて組換えヒトbFGF を含むか成長因1 子を含まない同一培地中で成長させた。最初の接種から3目 釘及、ノ゛6日目に細胞を供給した。このとき新鮮な成長因子も添加、シ1之。
接種から10日目釘、WIA胞をクリスタルバイオレットで染色し、計数した。
組換えヒトFGFを添加すると、成長因子を含まない対照に比べて広範な細胞増 殖が生じた。ウシ及びヒトbFGFの間に有為な差は認められなかった。
当業者に自明の如く、上記した実施例を参照して各種変更及び修飾を行なうこと が可能である。従って、本発明は請求の範囲にのみ限定されると解釈されるべき である。
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Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.天然ヒト塩基性繊維芽細胞成長因子の一次構造コンホメーションの少なくと も一部及びその生物学的性質の一つ又はそれ以上を有するポリペプチド産生物を 大腸菌宿主細胞内で発現させるのに使用するDNA配列であって、(a)第II 表に記載のDNA配列又はその棺補鎖;(b)上記(a)で定義されたDNA配 列又はその断片とハイブリダイズするDNA配列;及び (c)遺伝コードの縮重がないとしたら、上記(a)及び(b)で定義されたD NA配列とハイブリダイズし得るDNA配列の中から選択される前記DNA配列 。
  2. 2.前記ポリペプチド産生物を発現し得るような方法で請求の範囲第1項記載の DNA配列で形質転換された大腸菌宿主細胞。
  3. 3.請求の範囲第1項記載のDNA配列を含有する、生物学的に機能するブラス ミド又はウィルス性DNAベクター。
  4. 4.請求の範曲第3項記載のDNAベクターで安定的に形質転換された大腸菌宿 主細胞。
  5. 5.天然ヒト塩基性繊維細胞成長因子の一次構造コンホメーションの全て又は一 部及びその生物学的性質の一つ又はそれ以上を有するポリペプチドの産生方法で あって、(a)適当な栄養条件下で、塩基性繊維芽細胞成長因子の一次構造コン ホメーションの全て又は一部及びその生物学的性質の一つ又はそれ以上を有する ポリペプチドを大腸菌宿主発現用にコードするDNA配列、調節プロモーター配 列、及び温度誘導性コピー数調節遺伝子を含むDNAブラスミドベクターで形質 転換された大腸菌宿主細胞を増殖し、(b)前記ベクター内のDNA配列の発現 による所望ポリペプチド産生物を単離し、 (c)該所望ポリペプチド産生物を精製する、ことから成る前記方法。
  6. 6.ヘパリン非含有クロマトグラフィ系を用いて前記所望ポリペプチド産生物を 精製する、請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 7.前記DNA配列が請求の範囲第1項記載のDNA配列である、請求の範囲第 5項記載の方法。
  8. 8.ヒト塩基性繊維芽細胞成長因子の一次構造コンホメーションの全て又は一部 及びその生物学的性質の一つ又はそれ以上を有するポリペプチドを大腸菌宿主発 現用にコードするDNA配列、調節プロモーター配列、及び温度誘導性コピー数 調節遺伝子を含むDNAブラスミドベクター。
  9. 9.塩基性繊維芽細胞成長因子をコードするブラスミドを含む大腸菌宿主株が発 現した組換え塩基性繊維芽細胞成長因子の精製法であって、該大腸菌宿主株から の単離に続いて、該組換え塩基性繊維芽細胞成長因子をヘパリン非含有クロマト グラフィ用カラムを用いてクロマトグラフィにかけることを含む前記精製法。
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