JPH01501297A - 不規則な回転面を仕上げるため及びサーボ制御機械加工を行うための超精密機械加工方法及び装置 - Google Patents

不規則な回転面を仕上げるため及びサーボ制御機械加工を行うための超精密機械加工方法及び装置

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JPH01501297A JP62507089A JP50708987A JPH01501297A JP H01501297 A JPH01501297 A JP H01501297A JP 62507089 A JP62507089 A JP 62507089A JP 50708987 A JP50708987 A JP 50708987A JP H01501297 A JPH01501297 A JP H01501297A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不規則な回転面及びサーボ制御機械加工に使用される超精密機械加工方法並びに 装置本発明は、規則正しい或は不規則な回転面を機械加工する装置に関し、該装 置は、工具の位置を決めるために所定の方向に並進状に移動可能な又は所定の回 転軸線の周りに回転状に移動可能な工具案内装置と、軸線に沿ってワーク担持ス ピンドル組立体を案内するスピンドルスライドと、スピンドルスライド及び工具 案内装置の夫々の移動を測定する第1及び第2センサと、所定の加工周波数に相 当する所定の速度で工具案内装置を移動させる装置とを備える。
平行座標又は極座標を使用して複雑な表面を加工する超精密工作機械は、スライ ドに設けたワーク担持スピンドル組立体を使用し又通常直流電気モータと協働し たねじ・ナツト式の制御装置で制御される。該直流電気モータはスライド駆動ね じに直結されている。その上にワークを取付けるスピンドルを空気軸受を介して スピンドル組立体に設ける。空気軸受を使用することによってスピンドルは剛直 性が得られる。
空気軸受を使用するためには、スピンドルとステータ間に約5−の極めて小さな 間隙が必要である。しかし全体きしてスライドの欠点がなくならないのでスピン ドルの精度向上の副産物であるかく乱運動をなくすことができない。
ワークの回転を制御する高度の精確性と安定性とを得るために、制御可能な磁気 軸受に設けたワークを調整することが試みられている。しかしこのことは着脱可 能な磁気軸受は特殊な形のワークの加工にしか使えぬことを意味する。
フランス特許第7530209号に相当するアメリカ特許第4180946号に は整流装置用の工具担持スピンドル組立体が開示されている。スピンドルは制御 可能なラジアル軸受に設けられ、スピンドル組立体のステータに協働しかつ二つ の端部ラジアル軸受間に配置された電動モータを含む。このような工具担持組立 体は数種類の機械加工作業を行ない得る弾力性を有するが、超精密工作機械の構 成に使用するには適していない。
本発明は上記の欠点を除去し、極めて高い精度の高い各種の機械加工を可能なら しめ、使用範囲に弾力性がありかつ各種の高品質の作業に適した機械を使用して 、規則正しい又は不規則な表面或は回転面を形成することを目的とする。
上記の目的は、本明細書の冒頭に述べた型の超精密機械加工装置において、本発 明によれば、ワーク担持組立体がスピンドルスライドに取付けたステータと、5 軸のサーボ制御軸を有する制御可能な磁気支持部によってステータに設けられる と共に少なくとも二つのラジアル軸受と一つのアキシアル軸受を含むスピンドル とを備え、ラジアル及びアキシアル磁気軸受が80Hz以下の自然周波数でサー ボ制御され、ワーク担持組立体のスピンドルを自然周波数以下であって20〜7 5Hzの所定の速度で回転させる装置と、ラジアル及びアキシアル磁気軸受のサ ーボ制御回路に種々の標準電圧を与える装置とを備え、上記の標準電圧は、ワー ク担持組立体のスピンドルを半径方向及び軸線方向の位置を正規位置の周りに選 択的に変化させるために機械加工制御信号を基にして変化するものであり、又上 記制御信号が所定値を超えた時にのみスピンドルスライドを移動させる装置を備 えた規則的及び不規則な超精密面を機械加工する装置によって達成される。
本発明はまた、ワーク担持スピンドル組立体内の5軸の制御可能な磁気支持部を 介して設けられたスピンドルによって所定位置に保持されたワークに超精密回転 面を機械加工する方法であって、上記ワーク担持スピンドル組立体はY’ Y軸 に沿って案内されるスピンドルスライド上に設けられ、所定の方向の軸に沿った 並進移動可能又は所定の回転軸の周りの回転移動可能な機械的工具案内装置に搭 載された工具によって機械加工されるものにおいて、 a)自然周波数が80Hz以下の磁気支持部の制御可能なラジアル及びアキシア ル磁気軸受をサーボ制御し、自然周波数以下即ち b)20Hzから75七までの、好ましくは2〇七から40七の所定の速度でス ピンドルを回転させ、C)移動センサによってスピンドルスライドと工具案内装 置の移動を常時監視し、 f)標準電圧をラジアル及びアキシアル磁気軸受に与えてスピンドル組立体内の 正規の位置の周りにスピンドルの軸線方向及び半径方向の位置を選択的に変調し 、上記の標準電圧は工具の位置に関係した制御信号を基にして変化するものであ り、 e)上記の制御信号が所定値以下の場合にはスピンドルスライドの移動を禁止し 、 d)所定の機械加工周波数に相当する所定速度で工具案内装置を移動させる回転 面の超精密機械加工方法を提供する。
本発明の方法特許の第1の見地において、工具の位置に関係する上記の加工制御 信号が工具案内装置に取付けられかつ工具の軸線を含む垂直平面に配設された移 動センサから出され、又機械加工すべきワーク上にコピーすべき標準表面を含む 標準ワーク即ちテンプレートが上記移動センサに対面した静止位置に配設される 。
より詳しく説明すると、移動センサから出された信号を処理して機械加工すべき ワークの表面に、コピーずべき標準表面の幾何学的変形即ち該標準表面を補完し た表面或は幾何学的に相似の表面或は歪像化した表面を形成するための制御信号 を作る。
本発明の方法特許の第2の見地において、工具の位置に基づいた上記制御信号が 、再現すべき標準ワークの手本となる子午線の各点の座標を記憶したメモリから 出される。
より詳しく述べるとこの場合工具の各位置について、メモリで最初に再現すべき 標準ワークの手本となる子午線に相当した点の座標軸を読み取り、次に工具案内 装置の移動速度及びスピンドルスライドの速度を読み取り、上記工具案内装置の 移動実速度を第]センサで検出し、又上記スピンドルスライドの移動実速度を第 2センサで検出し、移動速度の測定値と工具の位置に相当するメモリから読取っ た速度とを比較し、測定値とメモリからの読取り値開に速度差がある場合にはワ ーク担持組立体のスピンドルの半径方向の移動または軸線方向の移動の速度制御 して上記の速度差をなくする。
本発明の方法特許の第3の見地において、上記スピンドル位置制御信号が所定の 振幅及び周波数を有する周期信号である。
この場合、周期的スピンドル位置制御信号が、上記加工周波数よりも小さい周波 数で出され、これによって中高又は中低の表面を形成する。
周期的スピンドル位置制御信号が、上記加工周波数よりも大きい周波数ではある が上記のスピンドル回転速度よりも小さい周波数で出され、これによって加工す べき表面(240)上に制御可能な振幅のら線状部を形成し、該ら線状部ででこ ぼこしまた標準表面を構成する。
周期的スピンドル位置制御信号が、スピンドル回転速度の倍数の周波数で出され 、これによって加工すべきワーク上に放射状の溝を形成する。
本発明に使用する制御信号は種々の異なった根源から起る。
1)制御信号は、簡単な形状又は機、械的テンプレート或はコンピュータテンプ レートを元にした突起、溝、ら線、丸味、隅肉等の変形が得られるように予め適 宜に決めることができる。
2)ザボ制御機械加工用の制御信号は、機械的テンプレート又はコンピュータテ ンプレートと例えばスピンドルスライド等の制御すべきスライドの実際位置との 間の誤差の測定値であって、上記スライドは通常のサーボ制御方法によって上記 テンプレートにならうように制御される。
3)制御信号は、所定の速度ベクトルを機械加工すべきワーク上に亘った工具の 相対的移動の速度ベクトル間の誤差から得られる。
4)制御信号は、機械的テンプレートを読み取るセンサから出た信号又はコンピ ュータから出てかつ加工すべきワークを±1507−の範囲で表した信号から得 られる。
制御信号はまた上述したカテゴリーから得られた各種信号の組合わせから得られ る。
本発明の方法及び装置は光学的分野に属する性能を得ることができる。従って一 例をあげると、サーボ制御磁気軸受に設けたワーク担持スピンドルを使用した本 発明によって、実物からミクロンの1710以下の相異を有する円柱状ワークを 得ることができる。詳細には、直径220mmのAG5アルミニウム合金の加工 小片の最大誤差は0.1−で、直径55mmのゲルマニウムの加工小片の最大誤 差は0.089μであった。
平坦状小片も又完全平坦からの差の少ない加工が得られる。
従って直径105mmのゲルマニウム及びAG5アルミニウム合金の完全平面と の誤差は夫々λ/8及びλ/2.3(λ=0、6320j−)であった。
本発明の他と特徴と利益は、添付図面を参照した実施例についての詳細な説明を 読めば明らかになるであろう。
第1図は、制御可能な磁気軸受を有して本発明に使用可能なワーク担持スピンド ル組立体の概略軸断面図、第2図及び第3図は直角座標軸系を使用しかつ本発明 が利用可能な工作機械の実例を示す平面図及び側面図、第4図及Q第5図は極座 標軸系を使用しかつ本発明が利用可能な工作機械の実例を示す平面図及び側面図 、第6図及び第7図は、平行座標軸系のコピーによって回転面がどのように機械 加工されるかを示す概略図、第8図〜第41図は、極座標軸系のコピーによって 回転面がどのように機械加工されるかを示す概略図、第12図は、第6図に類似 の図であるがワーク担持組立体の位置制御用回路をより詳細に示し、第13図は 、第12図の実施例を類似の実施例であるが、加工すべき表面の特性はコンピュ ータメモリに合成されており、第14図は、第13図と類似であるが、加工速度 は監視されたものである。
第1図は制御可能な磁気軸受を備えかつ本発明の超精密工作機械のスライド上に 設けるのに適したワーク担持組立体1の全体構造を示す図である。
スピンドル組立体1は、第2.3図に符号202でまたは第4.5図に符号40 1で示したようなスライドに取付けたステータ10を備える。スピンドルステー タ組立体10は、スピンドル組立体1のスピンドル50に対して比較的大きな隙 間(約0.3mm)を区画形成する前部ラジアル磁気軸受12及び後部ラジアル 磁気軸受11のステータ要素を内蔵している。
ステータ組立体10はまたアキシアル磁気軸受のステータ要素を含み、該ステー タ要素は、スピンドル50の後部に取付けられかつ該スピンドル50の軸線に直 角に延びてアキシアル当接体を構成した円板141と協働する。
スピンドル50の前端にワーク担持チャック5が設けられている。このワーク担 持チャック5はスピンドル組立体と共軸でかつスピンドル50の直径よりも大き い直径を備える。
チャック5が吸引円板である第1図の好ましい実施例において、ワーク担持チャ ック5はスピンドル50の軸線方向に延びたダクト51と連通した凹所52を有 する。ワーク担持円板5の前面53全体に亘って孔54が分配されかつ凹所52 内に開通していて、吸引作用によってワーク担持円板5の前面に接触した機械加 工すべきワークを保持する。
スピンドル組立体のステータ10の外部にある電気モータ2によってスピンドル 50を駆動する。この電気モータは精密ボール軸受21.22又は円錐形軸受又 は磁気軸受に設けるのに適したロータ20を有する。外部モータはその偏心度が 数ミクロンを超えないように構成されている。
スピンドル50と外部モータ2のロータ20とを継手30によって互に接続して モータの駆動力を伝達しかつモータの偏心度に起因する機械的かく乱を少なくす る。
継手装置3はエラストーマ又は類似の弾性を有する材料で作られたパイプ30で 構成することが好ましく、スピンドル50の自由端及びモータ2のロータの自由 端に気密状に取付けられている。継手をこのように構成することによってガスケ ットを付加する必要がなく、上述した機械的機能を完全に満足できる状態で達成 することができる。
ダクト31が継手の内部を軸線方向に延びて形成されるので、スピンドル50内 のダクト51とモータ2のロータ20に沿って軸線方向に延びたダクト23間の 連続性が得られる。
ダクト31はダク)23.31及び51間の連続した気密シールが得られるよう に形成されている。
モータ2の後部には分配室40を区画形成する吸引ハウジング4がモータのステ ータに固着されている。分配室はバイブ41を介して図示せぬ真空ポンプに連通 し、次にモータ2のロータ20を沿って延びたダクト23に連通ずる。このよう に構成すると、外部から室40、ダクト23.31.51及び室52で構成され た吸引回路に至る最大の漏洩は、モータ2のロータ20と該モータのステータと の間の隙間で発生する。
この隙間を小さな寸法(約0. I M)にすると、このような漏洩による水頭 損失はかなり低くなる。従って実施が困難でかつ軸線方向の振動を起し易いごま かしのそらせ板やその他の回転シール手段を設ける必要がない。
継手3があると、スピンドル50を介して真空ポンプからワーク担持円板5の室 52にポンプ輸送する吸引回路と、エラストーマパイプ又は金属製ベローズから なる継手3と、モータ2のロータ20と、吸引ハウジング4とによってポンプ輸 送による不可避の機械的かく乱、殊に軸線方向のかく乱等のすべてのかく乱はモ ータ2によって完全に吸収されてスピンドル50に伝えられることがない。ラジ アル軸受に協働するモータが存在せず、又スピンドル50の直ぐ後方においてポ ンプ輸送をしないので、短くかつ小形のスピンドル50を使用することができ、 従ってスピンドルに高い剛性と安定性を付与することができる。
ステータ10の内側におけるスピンドル50の磁気的支持装置は、ステータ10 の後部付近及び前部付近に夫々配設した第1及び第2の制御可能なラジアル磁気 軸受11.12を備える。夫々のラジアル磁気軸受11及び12は通常の巻線と 積層板とからなるステータと、スピンドル5oに取付けた磁気回路とを備える。
夫々のラジアル軸受11及び12を制御可能なと書いたのはサーボ制御ループ7 o又は8oと協働し、又対応したラジアル軸受の付近に配設した少なくとも一つ の検出器と協働してスピンドルの半径方向の位置を検出するからである。上記の 検出器を符号17.18.61で表す。制御可能な磁気軸受で公知のように、半 径方向の検出器17.18.61は誘導型であってステータ磁気回路と、スピン ドル5oに形成された環状の標準軌道に対向状に配設された巻線とを含む。
検出器17.18.61がフランス特許! 2214890号明細書の記載のよ うな同調拒絶型ラジアル検出器で形成されると都合がよい。
ワーク担持スピンドル組立体1を超精密工作機械に使用するには、スピンドル5 0の幾何学的間隙(軸受の同中心性と検出器の同中心性)を改善するためにスピ ンドル5oを調整し、又検出軌道及び軸受の円形性を改善する必要がある。
i1図はラジアル軸受11.12に関連したサーボ制御ループ70.80と、ラ ジアル軸受14に関連したサーボ制御ループ90を概略的に示した図である。図 においてサーボ制御ループ70と80を互に独立した回路で示したが、例えば米 国特許第3787100号明細書のように相互作用するようにしてもよい。
各サーボ制御ループ70.80において、ラジアル検出器17゜18(場合によ っては61)の少なくとも一つから送られた信号を、減算器71又は81によっ て回路73又は83から送られた標準電圧と比較される。減算器71又は81か らの誤差信号は処理・増幅回路72又は82に送られ、該処理・増幅回路から関 連したラジアル軸受11又は120巻線を駆動する出力信号が出される。これと 同様に、アキシアル検出器62から送られた信号は、回路93から送られた標準 電圧と減算器91で比較される。減算器91からの誤差信号は処理・増幅回路9 2に送られ、該処理・増幅器92からの出力信号はアキシアル当接体14の巻線 の駆動に直接に使用され、或はインバータ94によって信号を逆にした後に使用 される。
後述するように回路?3.83.93はステータ10に対するスピンドル50の 正規位置を形成するために使用する標準電圧を作るものである。この正規位置は 隙間が全部に亘って等しい中心位置と、隙間が部分的に小さな値になってスピン ドルが精確に中心にある時の隙間の約半分となる故意に軸線をずらした位置とに 亘って変化する。回路?3.83.93によって生じた標準電圧はスピンドル外 部の機械部品の欠陥を修正するためだけのものではなく、ワーク担持円板5の特 殊な位置従って機械加工すべきワークの位置を精確に区画形成するのに役立つ。
本発明によれば、サーボ制御の自然振動数は80七以下、好ましくは50〜6〇 七に選択され、ワーク担持スピンドルの回転数は2 Or/s (I(z) 〜 75)Lz、好ましくは25〜40Hzに選択される。サーボ制御ループは少な くとも最初の同調回転数及び最初の二つ又は三つの同調回転数に対して最大のゲ インを有する。これは上記の回転数は最大の振幅を有する機械加工範囲の振動数 を構成するためである。
iE1図のワーク担持スピンドル組立体1を有する超精密工作機械について説明 した。
第2図及び第3図に、XX’、YY’の平行座標構成の複雑な表面を機械加工す る機械の第1例を示す。
直交した移動軸XX’、YY’を有する二つのスライド201.202が花崗岩 等のブロックの支持部材上に設けられている。この支持部材は空気支持手段を介 して地面に接続される。
′スライド201は工具207を搭載したターンテーブル203を支持し、又ス ライド202は上述のワーク担持スピンドル組立体1を支持する。加工すべきワ ーク204がスピンドル組立体1の前部にあるワーク担持円板上に置かれる。
ターンテーブル203は機械加工に使用する切断刃物が常に同一部分であるよう に工具を配向し、該刃物が幾何学的に不均済にならぬようにする。
交流電気モータ210.220で夫々のねじ−ナット手段を駆動して夫々のスラ イド201.202を移動させる。スライド201、202は数値制御装置を介 して移動され、その移動量を通常のドツプラー干渉装置で測定する。
干渉装置はレーザ源290と、平面鏡ハウジング294と、工具スライド201 の移動を測定する干渉計ハウジング293と、二つの平面鏡ハウジング296. 399と、スピンドルスライド202の移動を測定する二つの干渉計ハウジング 295.398と、干渉計ハウジング295.398と平面鏡ハウジング296 .399間を接続するベローズ397.396と、測定用レーザ光線を保護する チューブ391〜395とによって構成されている。
例えばハウジング296のような各平面鏡ハウジング294゜296、399は 平面鏡296aと調節ストッパ296bとを備える。
各干渉計ハウジング293.295.398は測定用干渉計293a。
295aと、受光器293 b 、 295 bと295c等の調節装置とを備 える。
加工された表面を精確にするためにスピンドルが偏心しないで回転し、スピンド ルが精確に移動することが必要であり、従って、スピンドルスライド202の運 動を検出し、スピンドル50を半径方向に移動して修正をすることが必要である 。
この種の修正は略±150Kmで、これで充分である。二つのスライド201, 202の移動によって生ずる欠陥が加工すべきワークに影響がないようにするに は工具側のスライド201のスピンドル50の軸線方向の欠陥移動を検出するこ とが必要である。この修正は略150pmである。
又ワーク担持スピンドル組立体1は工作機械の機械的要素の欠陥を補償する仕事 をする。ワーク担持スピンドル組立体1の磁気軸受のサーボ制御ループを制御す ることによって、ローリング、ピッチング、ヨウィングがあっても或はスライド 201,202のいずれかの移動に起因した首振り欠陥があってもスピンドルの 軸線を精確に保持することができる。
ラジアル磁気軸受11.12の夫々のサーボ制御ループに例えばステータ10に 取付けた金具上に設けた容量型検出器216゜218又は215.217の如き 二つの検出器を設けてスピンドル担持スライド212の移動方向YY’に平行に 位置した平坦な標準面211.212からの距離の変化を検出することによって 、上記の補償は実時間に行なうことができる。サーボ制御装置の軸線に直角な標 準面211.212はスピンドル組立体lの支持面に対して約45°の角度をな している。
平坦な標準面211は検出器215と216に対して共通であり、また平坦な標 準面212は検出器217と218に対して共通である。両標準面211.21 2は金属化した鏡で形成することが望ましい。
検出器215〜218から送られて来た信号を処理して対応した夫々のラジアル 軸受サーボ制御ループに送り、磁気軸受11゜12のステータに対するスピンド ル50の軸線位置を決定する標準電圧を変える。
次にスライド201上に搭載した工具207について述べると、スライド201 が活性化された時に、スピンドル1の軸線に直角な平面上に工具207の先端を 維持するには、工具207の垂直軸面に検出器281を設ける必要がある。この 検出器281はスライド201に取付けられ、あらかじめスピンドル50の軸線 に直角に配設された標準面282に対する接近変化を測定する。検出器281は 容積型であってかつ静止状支持部材280に設けた平面鏡282と協働すること が好ましい。
検出器281からの信号を処理してアキシアル磁気軸受14のサーボ制御ループ に送り、スピンドル組立体のステータに対するスピンドル50の実際位置を決め る標準電圧を変える。
第2図において、符号231と230は夫々ターンテーブル203を回転させる ためのタコメータ発電機と直流電気モータを示す。ターンテーブル203にはま た角度符号器が設けられる。
第4.5図は複雑な表面を加工する極座標型機械の一例を示す。この機械は垂直 軸ターンテーブル403上に延びたスライド401上に設けられた、前述のスピ ンドル組立体と同様の水平軸スピンドル組立体1を備え、垂直軸ターンテーブル 403はスライド上に工具203を搭載したスライド402を有する。花崗岩等 で作った支持ブロック406が空気支持を介して地面に設置されている。第2. 3図の実施例と同様にスピンドル1のワーク担持円板5にワーク204が取付け られる。スライド402は直流モータ420で駆動したねじナツト手段によって 制御される。
磁気軸受内でのスピンドル組立体1のスピンドル5oの移動がターンテーブル4 03の回転を基にしてプログラム化されていると、特殊な形状のワーク204の 表面形状を加工することができる。
工具207は前方又は側方の位置に、加工表面に対して直角に配置される。
極座標型機械の全体的構造は平行座標型機械に類似であるが第2.3図に示すよ うな干渉測定装置を用いる必要がない。
その理由は機械加工中にスピンドルの回転のみを確める必要があるが其の他のパ ラメータは最初の調節によって決まるためである。ターンテーブル403にはタ コメータ発電機及び角度符号器が設けられていて、加工に必要なすべての検知装 置が完備している。
平行座標軸又は極座標軸系に作動する工作機械に配設した磁気軸受を有するワー ク担持スピンドルを電気的に付勢して半径方向及び軸線方向に移動させると、例 えば球面鏡、光学レンズ、シール部材、磁気記憶ディスク等の超精密回転面を形 成するように運動する機械装置の欠陥を修正できると共に、例えばボール又はロ ーラ軸受の軌道等の回転表面を有する不規則な表面を直接得ることができ、或は 第6〜14図について以下に述べるように機械テンプレート又はコンピュータテ ンプレートを使用することによって任意の超精密回転形を得ることができる。
第6図は、本発明によって、通常の手段であらかじめ加工した標準ワーク片30 8上の表面380の影像コピー又は実コピーを基にして、表面240を有するワ ーク204を機械加工する装置を示す。
標準ワーク片308は該ワーク片308の表面380が工具スライド201の移 動方向Xx′に沿って延びるように配設されている。工具207の軸線上におい てスライド201に移動センサ307を設けて上記表面380を検知すると共に スライド201からの距離を測定する。移動センサ307から出た信号をアキシ アル軸受14のサーボ制御ループ90の回路93に送る。スピンドル50の軸線 方向の位置、従って加工すべきワーク204の位置はセンサ307からの情報を 基にした工具207の軸線方向の位置に変えられ、従ってテンプレート308の 表面380の形状を極めて精確にコピーすることができる。
第7図は環状表面240をテンプレート308の標準表面380をコピーするこ とによって加工できることを示す。この実施例の場合テンプレート308は、ス ピンドル組立体1のYY’軸に平行な工具スライドの移動方向に沿って配設され ている。
これらの装置は第6図の装置に類似である。但しこの場合移動センサ307から の信号は、アキシアル軸受14のサーボ制御ループ90の回転93に送られる代 りに、スピンドル組立体1のラジアル軸受11.12のサーボ制御ループ内の回 転73゜83に送られ、従ってワーク204の軸の半径方向の位置はテンプレー ト308から読み取った形状を基にして変更される。
移動センサ307から送られた信号を回路93又は回路73゜83で処理し加工 すべきワーク204上に表面240を形成する。
この表面240は標準表面380の正のコピー又は負のコピーを構成し、或は標 準表面を拡大又は縮少した形状を有する。従って標準小片を幾何学的にコピーし た近似小片又は変形小片が得られる。
極座標軸で機械加工される機械において、移動センサ307から送られた信号を 使用して標準形状380のコピー240を同様に作ることができる。この移動セ ンサ307は、工具207を含みかつ工具207を支持するターンテーブル40 30回転軸線を通る垂直平面307に設けられる。センサ307がら出た信号は 第6図の実施例で示したと同様にサーボ制御ループ90の処理回路93に送られ る(第8図〜第11図)。センサ307からの信号がどのように処理されるかに よって、標準形状380のコピーは完全球面と加工すべきワーク4との間に正又 は負の差を生ぜさせることによって形成される。スピンドル組立体スライドをタ ーンテーブルに対して移動させるだけで標準表面380に対して幾何学的に相似 した加工表面が得られる。
第6〜11図についての説明において、コピーすべき表面の子午線の変移はスピ ンドルの動的移動範囲よりも少なく、ワーク204は磁気軸受11.12.14 のサーボ制御ループ70,30゜90上の作動のみによって加工できる。
しかし本発明は、子午線の変移がスピンドル5oの動的移動範囲よりの大きい場 合の表面のコピーにも適用することができる。主たる移動はスライドのサーボ制 御により行なわれ、スピンドルが修正移動される。
第12図に示すように、センサ307からの信号Vはスライド202のストロー クを制御する電子回路101、従ってスピンドル50の電子回路に送られる。こ の回路101はスライ!’ 202の駆動モータ220を制御する電子回路10 2に続がっている。
信号Vが約±150−のしきい値1 (この値はアキシアル軸受14上に作用す るスピンドル50の動的移動の軸線方向の範囲の限界に相当する)を超過すると 、該信号Vは制御回路101で使用されてスライド202の駆動モータ220を 作動させる。
検出器から送られた信号Vは減算回路103の第1人力部に送られる。この減算 回路103の第2人力部は二人力加算回路104からの出力信号を受ける。加算 回路104への入力部の一つはステータに対するスピンドル50の軸線方向移動 1.を測定するセンサ62より送られた信号を受ける。加算回路104への他の 入力部はスライド202の軸線方向の移動を測定するセンサ35からの信号V+ ε (εは正又は負の代数学的数字)を受ける。もし加算回路104からのV+ ε+11の大きさとセンサ307からのVの大きさとの差がOり外であると、減 算器回路103は誤差信号aを出す。この誤差信号はスピンドル50を支持する アキシアル軸受14を制御する回路105に通られて該誤差信号をキャンセルす る。従って複雑な形であってスピンドル移動の動的範囲を超したワークを加工す る時でも、工具207に対するワーク小片204の位置をち密にかつ精確に調節 することができる。
本発明の特殊な実施例において、第2センサ607が第1センサ307に対して 平行でかつ工具207の移動方向に若干ずらせて設けられている。第2センサ6 07から出た信号V2を第1センサ307から出た信号VIと比較し、上記二つ の信号間の差の絶対値IV2−V11が所定の値eを超すと、第1センサ307 から出た信号V、は最初にスピンドル担持スライド202又は401の移動を制 御する所定の時定数を送る。又二つの信号間の差の絶対値1v2−v、lが所定 の値eよりも小さくなると、第1センサ307から出た信号は上記の所定の時定 数を独占的に送ってラジアル軸受11.12及びアキシアル軸受14の回路を制 御する。
テンプレート380を速やかに検知する移動センサ607を使用することによっ て加工回数に無関係に有効なストローク制御をすることができ、加工回数に適し た所定の時定数だけが必要となる。
第12図の回路と類似の回路は、円柱形の加工をする第7図に示す実施例にも適 用できる。
第8〜11図に示すような極座標加工をする場合に、スピンドル50及びスライ ド202の移動を制御する一対のサーボ制御回路を第12図に示すのと同様に設 けることができる。
本発明は関連小片308で形成する代りにコンピュータプログラムで合成したコ ピー表面にも適用することができる。
この場合、加工すべき表面に関する情報は標準表面を検知するセンサ307によ って与えられないで、センサ38によって検知した工具担持スライド201の位 置を基にしてメモリに記憶したデータを出すコンピュータ手段によって与えられ る。
第13図は第12図の実施例と全く類似の実施例を示すが、加工すべき表面の子 午線は一組の点座標の形でコンピュータ内に合成され、それらの複数の点が所望 の精度の函数となっている。
センサ38による工具担持スライド20】の移動を基にしたスピンドル担持スラ イド202及びスピンドル50の移動(この移動は動的範囲及びスライド202 とスピンドル50の粘度に関係する)をコンピュータで制御J−る。X−x=座 標軸上の所定の点でコンピュータによってYyi座標軸をX座標軸がxi−+の 前述の点のY yi−+座標軸と比較する。もし差1 ’J’ 1− ’/ i −I Iの絶対値が磁気軸受の動的範囲に相当するしきい値eよりも大きい場合 には、スピンドルスライド202に命令を送って移動させ値y8の位置に位置さ せる。
センサ39は値’/s+εを測定してアキシアル軸受14を制御する電子回路に 命令を送る。スピンドル50はセンサ62がy、±ε+e+””yiを測定する ように距離e、に亘って移動する。
この方法は円柱形又は円錐形の外形を有する表面に、さらに点一点の極座標加工 にも適用することができる。
本発明は又加工すべきワークに対する工具207の速度を監視することができる 。このことは第14図に示され、この実施例はコンピュータ内に合成した通りに 表面を加工するものである。
子午線は点座標(x2y)の形でコンピュータ内に合成され、これらの点は所望 の精度の函数となる。メモリは各点における速度■8.Vyを記憶する。これら の速度は夫々工具スライド201及びスピンドルスライド202の速度に相当す る。
パルスを出す精確なセンサ37が工具スライド201に設けられている。
所定の工具スライドの速度Vyにおいて周波数f、を得て、V、=V、、、の場 合にコンピュータでf、=f、、、、のようにこの周波数を分割し、スピンドル スライドに設けたセンサ36から得た周波数と比較する。そし7て両者間に差が あるとこの差がなくなるようにスピンドルの速度を制御する。円柱形ワークの加 工の場合にもこれと同一の装置を使用することができる。
標準小片204又は表面上の点座標の記録をメモリ状に限定するもの又は表面の 子午線がない場合には、磁気軸受のサーボ制御ループの回路73.78.93に 与えられた標準電圧に作用させることによって特殊な形状を加工することができ る。
殊に回路93からアキシアル軸受14のサーボ制御ループ90に働らく標準電圧 が周期的に変動する場合には組立体1のスピンドルはその軸線に沿って移動する 。工具スライド201の活性化中にワーク204の移動によって作られる表面は 、それに採用した因子によって決まる。
従って「加工周波数」をワークの半径に沿って移動する工具の往復時間とした場 合に標準電圧の周波数がこの加工周波数よりも少ないと中高又は中低の表面が得 られる。
もしも標準電圧の周波数がスピンドル回転の周波数よりも小さくしかしながら加 工周波数よりも大きい場合には、制御可能な振幅のら線状部が得られる。これは でこぼこした標準表面を構成するのに適している。
もしも標準電圧の周波数がスピンドル回転の周波数に等しいか又は大きい場合に は放射状の溝付けが得られる。
又、回路73.83を介してラディアル軸受のサーボ制御ループに対する振幅及 び周波数を調節又は変調させる可変標準電圧を使用することによって、高い精度 で極めて特殊な表面を加工することができる。
国際調査報告 国際調査報告−FRB700447

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ワーク担持スピンドル組立体(1)内の5軸の制御可能な磁気支持部(11 ,12,14)を介して設けられたスピンドル(50)によって所定位置に保持 されたワーク(204)に超精密回転面(240)を機械加工する方法であって 、上記ワーク担持スピンドル組立体(1)は(Y′Y)軸に沿って案内されるス ピンドルスライド(202;401)上に設けられ、所定の方向の(X′X)軸 に沿った並進移動可能又は所定の回転軸(430)の周りの回転移動可能な機械 的工具案内装置に搭載された工員(207)によって機械加工されるものにおい て、a)自然周波数が80Hz以下の磁気支持部の制御可能なラジアル及びアキ シアル磁気軸受(11,12;14)をサーボ制御し、 b)自然周波数以下即ち20Hzから75Hzまでの、好ましくは2CHzから 40Hzの所定の速度でスピンドル(50)を回転させ、 c)移動センサ(39,38)によってスピンドルスライド(202;401) と工具案内装置(201;403)の移動を常時監視し、d)標準電圧をラジア ル及びアキシアル磁気軸受(11,12;14)に与えてスピンドル組立体(1 )内の正規の位置の周りにスピンドル(50)の軸線方向及び半径方向の位置を 選択的に変調し、上記の標準電圧は工具(207)の位置に関係した制御信号を 基にして変化するものであり、e)上記の制御信号が所定値以下の場合にはスピ ンドルスライド(202;401)の移動を禁止し、f)所定の機械加工周波数 に相当する所定速度で工具案内装置(201;403)を移動させることを特徴 とする回転面の超精密機械加工方法。 2.制御信号が上記の所定値よりも大きい時に、最初スピンドルスライド(20 2,401)の移動が工具の位置に関係した上記制御信号を基にして制御され、 次いで所望の制御に対するスピンドルスライド(202,401)の位置誤差又 は速度誤差を表す信号を制御信号として使用してd)段階を実施した請求項1に 記載の方法。 3.工具(207)の位置に関係する上記の加工制御信号が工具案内装置(20 1;403)に取付けられかつ工具(207)の軸線を含む垂直平面に配設され た移動センサ(307)から出され、又機械加工すべきワーク(204)上にコ ピーすべき標準表面(380)を含む標準ワーク即ちテンプレート(308)が 上記移動センサ(307)に対面した静止位置に配設された請求項1又は2に記 載の方法。 4.第2移動センサ(607)が第1センサ(307)の位置に対して平行でか つ工具の移動方向に対して該第1センサから若干変移して配設され、第2センサ (607)から出た信号V2を第1センサ(307)から出た信号V1と比較し 、上記の両信号間の差の絶対値|V2−VI|が所定の値eを超すと、第1セン サ(307)から出た信号V1は最初にスピンドルスライド(202;401) の移動を制御するために所定の時定数を送り、又両信号間の差の絶対値|V2− V1|か所定の値eよりも小さくなると、第1センサ(307)から出た信号V 1は上記の所定の時定数を独占的に送ってラジアル及びアキシアル磁気軸受(1 1,12;14)を制御する請求項2又は3に記載の方法。 5.移動センサ(307)から出された信号を処理して機械加工すべきワーク( 204)の表面に、コピーすべき標準表面(380)の幾何学的変形即ち該標準 表面(380)を補完した表面或は幾何学的に相似の表面或は歪像化した表面を 形成するための制御信号を作った請求項3に記載の方法。 6.工具(207)の位置に基づいた上記制御信号が、再現すべき標準ワークの 手本となる子午線の各点の座標を記憶したメモリから出された請求項1又は2に 記載の方法。 7.工具(207)の各位置について、メモリで最初に再現すべき標準ワークの 手本となる子午線に相当した点の(X,y)座標軸を読み取り、次に工具案内装 置(201;403)の移動速度(Vx)及びスピンドルスライド(202;4 01)の速度(Vy)を読み取り、上記工具案内装置(201;403)の移動 実速度(V′γ)を第1センサ(37)で検出し、又上記スピンドルスライド( 202;401)の移動実速度(V′x)を第2センサ(36)で検出し、移動 速度の測定値(V′x,IV′y)と工具の位置に相当するメモリから読取った 速度(Vx,Vy)とを比較し、測定値(V′x,V′y)とメモリからの読取 り値(Vx,Vy)間に速度差がある場合にはワーク担持組立体(1)のスピン ドル(50)の半径方向の移動または軸線方向の移動の速度制御して上記の速度 差をなくした請求項5に記載の方法。 8.上記スピンドル位置制御信号が所定の振幅及び周波数を有する周期信号であ る請求項1に記載の方法。 9.周期的スピンドル位置制御信号が、上記加工周波数よりも小さい周波数で出 され、これによって中高又は中低の表面を形成した請求項8に記載の方法。 10.周期的スピンドル位置制御信号が、上記加工周波数よりも大きい周波数で はあるが上記のスピンドル回転速度よりも小さい周波数で出され、これによって 加工すべき表面(240)上に制御可能な援幅のら線状部を形成し、該ら線状部 ででこぼこした標準表面を構成した請求項8項に記載の方法。 11.周期的スピンドル位置制御信号が、スピンドル回転速度の倍数の周波数で 出され、これによって加工すべきワーク上に放射状の溝を形成した請求項8に記 載の方法。 12.規則的及び不規則な超精密回転面を機械加工する装置であって、工具(2 07)を位置決めするために、所定の方向(X′X)に並進状に移動可能な又は 所定の画帳紬線(430)の周りに回転状に移動可能な工具案内装置(201; 403)と、軸線(Y′Y)に沿ってワーク担持スピンドル組立体(1)を案内 するスピンドルスライド(202;401)と、スピンドルスライド(202; 401)及び工具案内装置(202;402)の夫々の移動を測定する第1及び 第2センサ(39,38)と、所定の加工周波数に相当する所定の速度で工具案 内装置(201,402)を移動させる装置とを備えたものにおいて、ワーク担 持組立体(1)がスピンドルスライド(202;401)に取付けたステータ( 10)と、5軸のサーボ制御軸を有する制御可能な磁気支持部によってステータ (10)に設けられると共に少なくとも二つのラジアル軸受(11,12)と一 つのアキシアル軸受(14)を含むスピンドル(50)とを備え、ラジアル及び アキシアル磁気軸受(11,12;14)が80Hz以下の自然周波数でサーボ 制御され、ワーク担持組立体(1)のスピンドル(50)を自然周波数以下であ って20〜75Hzの所定の速度で回転させる装置と、ラジアル及びアキシアル 磁気軸受(11,12;14)のサーボ制御回路(70,80,90)に種々の 標準電圧を与える装置(73,83,93)とを備え、上記の標準電圧は、ワー ク担持組立体(1)のスピンドル(50)を半径方向及び軸線方向の位置を正規 位置の周りに選択的に変化させるために機械加工制御信号を基にして変化するも のであり、又上記制御信号が所定値を超えた時にのみスピンドルスライド(20 2;401)を移動させる装置(101)を備えたことを特徴とする規則的及び 不規則な超精密面を機械加工する装置。 13.ラジアル磁気軸受(11,12)のサーボ制御回路(70,80)に働き かけて少なくともスピンドル回転の第1調和において最大利得が得られるように する装置を備えた請求項12に記載の装置。
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