JPH01501049A - 溶接 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 溶接 本発明は溶接に係わり、更に詳しくは、例えば環状のように閉じた形の溶接部を 形成するのに使用される溶接用電極装置に関する。

成る一つの部材を他の部材に形成されている穴内に溶接することが時々要求され る。この溶接部は穴の周辺回りに形成され、このようにして該一つの部材によっ て該穴がシールされるようになされる。

このような要求は、英国特許第ＧＢ−Ａ−２３６１０７７号に記載されているよ うなナトリウム硫黄電池の製造に於て生じる。このような電池に於て、金属ロッ ドとされる中央集電極は、電池の「蓋」上に取り付けられた金属ワッシャの穴を 通して延在される。又、集電極をワッシャの穴内に溶接して、その穴をシールす ることが必要とされる。

溶接は、ロッドとワッシャとの間に電流を流すことで行われるのであり、又、こ れは溶接用′Ｒ流の供給源に接続された相互に絶縁されている複数の電極に対し て臼ラド及びワッシャを接触させることで達成されている。

本発明によれば、内側電極、及びこの内側電極の回りで閉じた形を形成する複数 の互いに電気的に導通された外側電極を含み、該外側電極が閉じた形の軸線方向 に弾性的となされて構成されている溶接用電極装置が提供さ本発明の電ｅ装置は 、使用に於て、閉１−：た形の回りにて内側及び外側の電極の間を流れる溶接用 電流が実質的に等しく分布されるようになし、従って閉じた形の回りに実質的に 均一な溶接部が形成されるという利点を有するのである。

複数の外側電極は、複数の別々に形成した部材を共通する本体により担持されて 備えることかり能である。この場合、内側電極は外側電極の間を存在するように 共通本体に形成されている穴を通して延在される。

これとは別に外側電極を、外側連結リムから内方へ向かって延在された該リムと 一体に形成されている複数のフィンガとして備えることができる。

本発明は、図面を参照して実施例を挙げて以下に説明される。これらの図面では ： 第１図は、本発明による電極装置の断面とした側面立面図： 第２図は、第１因の装置の端面図； 第３図は、本発明の他の電極装置の一部の平面図；第４図は、第３図に於る線Ｔ Ｖ−ＩＶに沿う断面図：そして、 第５図は、ナトリウム／硫黄電池の製造に第３図及び第４図に示されたような部 分を含む装置を使用する状態を示す側面立面図である。

第１図及び第２図を参照すれば、ここに示されている電極装置は円筒形のｆＪ４ 製本体１を含んでおり、この本体１には軸線方向の貫通穴２が形成されている。

この穴２を通して内側金属電極３が延在されており、この電極３は、本体１に形 成されている凹部５内に収容される例えばＰＴＦＥのようなプラスチック材料製 の絶縁体４によって、電気的に絶縁された状態で本体１上に支持されている。

この絶縁体４は、穴２に沿ってその壁面と電＆３との間に延在する部分６及び凹 部５内に受け入れられる拡径部分７とを有している。本体１の自由端面（第１図 に見て下部）には、穴２を取り巻く円弧に沿って１２個のばね押圧された外側真 鍮電極８が配列されている。、電極８のばね押圧力はそれら電極に軸線方向の弾 力性を付している。これらの電極８の自由端部によって環状の閉じた形が定めら れており、内側電極３はこの形の軸線に沿って延在されているのである。第１図 に示したように、外側電極８は内１１電極３の自由端部を超えて延在されている 。

このように説明された電極装置は、コレット１００によって溶接用ガン（図示せ ず）の残りの部分に対して取り付けられる。フレット１００は本体１上の前方へ 向いた肩部分９と係合し、又、溶接用ガンの残りの部分との係合のための内ねじ 付シュラウド部分１０１を有している。電極装置がガンに取り付けられる際、電 極３及び８は通常の方法で溶接用電源のターミナルに対して接続される。

さて第３図、第４図及び第５図を参照すれば、ここに示した装置は、ばね押圧さ れた内側電極２０と複数の外側電極２１とを含んで構成されている。外側電極２ １は１２Ｃ４の内方へ向けられたテーパー形のフィンガ２１としてＩａ瓦られて おり、これらのフィンガは外側の環状の連結リム２２から延在しまた一体とされ ている。第４図及び第５図に明瞭に示されるように、これらのフィンガ２１及び リム２２は切頭円錐形をなしており、内側電極２０がその頂部にて延出されてい る。フィンガ２１の自由端部は環状の閉じた形を定めており、又、その閉じた形 に於ける軸線方向に弾性を付されている。更に各フィンガ２１はリム２３に比べ て厚さが薄くなされている。

第５因に示すように、リム２２はコレット装置２３内に保持される。このコレッ トは溶接用ガンの残りの部分の一部を形成している。又、使用のために、電極２ ０及び２１は通常の方法によって溶接電源のターミナルに接続される。

第５図は、英国特許第ＧＢ−Ａ−２１６１０１７号に記載されているようなナト リウム／硫黄電池のカバー２０２に取り付けられている環状の金属ワッシャ２０ １の穴内に集電極の金属ロッド２００を溶接するのに第３図から第５図の電極装 置を使用した状態を示している。この電極装置は図示したようにロッド２００が 穴の中に位置された状態で前進されるのであり、これにより内側電極２０はロッ ド２００の端部と係合されるのであり、又、外側電極フィンガ２１がロッド２０ ０の回りの閉じた形（円形）のワッシャ２０１と係合する迄、内側電極２０はそ のばね抑圧力に抗して押し戻されるようになされるのである。この時点で、溶接 用電流（大体１２００アンベヤ）が電極２０及び２１の間をロッド２００及びワ ッシャ２０１を通して流され、これによりロッド２００がワッシャ２０１の穴内 に溶接される。

第１図及び第２図に示した電極装置は、内側電極３がＯラド２００の端部と係合 するより前に外側電極８の輪がワッシャ２０１と係合することを除けば、前述と 同様な方法で使用されるのである。

上述した装置に於て外側電極が環状の閉じた形を形成しているが、この閉じた形 は必要とされる何れの形とすることができることは明白となろう。

国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．内側電極、及びこの内側電極の回りで閉じた形を形成する複数の互いに電気 的に導通された外側電極を含み、該外側電極がこの閉じた形の軸線方向に弾性的 となされて構成されている溶接用電極装置。
2. ２．外側電極が、共通の本体に担持される、複数の別々に形成された部材として 構成される請求の範囲第１項記載の装置。
3. ３．各部材が個々にばね押圧されている請求の範囲第２項記載の装置。
4. ４．外側電極の間を延在するように共通本体に形成されている穴内を通して内側 電極が延在されている請求の範囲第２項又は第３項に記載の装置。
5. ５．外側電極が、外側連結リムから延在されまた該リムと一体に形成されている 内方へ向かう複数のフインガとされている請求の範囲第１項記載の装置。
6. ６．フインガがリムに比べて厚さを薄くされている請求の範囲第５項記載の装置 。
7. ７．フインが及びリムが切頭円錐形を形成している請求の範囲第５項又は第６項 に記載の装置。
8. ８．内側電極がばね押圧されており、又、フインガの自由端の間をそれらの自由 端部を超えて延在されている請求の範囲第７項記載の装置。
9. ９．請求の範囲第１項から第８項迄の何れか一項に記載の電極装置を有する溶接 用ガン。