JPH01500800A - 球技、特にテニスプレイ用のラケツト並びにそのガツト張設装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 球技、特にテニスプレイ用のラケ ット並びにそのがット張設装置 本発明は、打球面のガツトを有する、球技、特にテニスプレイ用のラケットであ って、ガツトがフレームのホールに通して案内された形式のものとガツトに使用 することのできるガツト線並びにガツト張設装量に関する。

球技用ラケット、特にテニスラケットのガツト張設け、ガツト線をフレームのホ ールを例えば内側から外側へと通して案内し、変向させ、次いでまた次のホール に外側から内側へと案内するようにして行なわれ、その結果全体としてメアンデ ル状のガツト構造が得られる。ガツト線が切れると、もちろんこれは隣シのガツ トにも影ｔ＃ヲ与え、したがってこの場合には実際にはガツト全体金新しくしな ければならない。公知のガツト形式のラケットのもう１つの欠点は、ガツト線の 変向により隣り合うホールの互いに対向する範囲にそれぞれ大きな力がかかむ（ いわゆる孔の面に対する力）、これはラケットの長期使用後には屡々破断をもた らすことがあることである。もう１つの欠点は、ラケットのガツト張設をまさに 手間のかかる、大ていは熟練者のみによって取扱うことができる張設装置によっ て行なわなければならないことである。

上記の欠点を取除くためには、ガツト線が破断した際にこのことによって隣接の ガツト線への遡及作用が起らず、その結果破断したガツト線のみを交換すればよ く、かつこの交換も面倒な張設装置を用いずにできる限シ簡単な方法で行なうこ とができるようにすることが本発明によって達成されなければならない。

この課題を解決するためには、本発明によれば冒頭に記載の形式のラケットにお いてガツトが対向したホール相互間にそれぞれ単独ガツト線を有しており、かつ この単独ガツト線がこのガツト線を包囲固定しているリベットスリーブによって ラケットフレーム内に保持されておシ、リベットスリーブのリベット頭部がホー ルの外側の縁に当接しているように構成されている。

したがってラケットのガツトは交差したガツト線の数に等しい数の単独ガツト線 を有する。端部に設けられたリベットスリーブのすえ込みによってリベットスリ ーブとガツト線との間の固定的な結合を簡単な形式で得ることができる。ガツト 線の所期の予負荷は以下のようにして得ることができる、すなわち単に１端にお いて固定的に取付けられたリベットスリーブを支持したガツト線をリベットスリ ーブを備えていない自由端でもってフレームのホールを通して案内し、場合によ シ既に設けられた直角方向のガツトと交差させながら対向するフレーム側まで案 内し、次に対応する孔に挿入する。引続きとこにおいて、すなわちいわば外側か らリベットスリーブを嵌込み、ガツト線を予負荷下にもたらし、次いでこのリベ ットスリーブをすえ込む。

その結果このリベットスリーブもガツト線と固定的に結合される。次いでリベッ ト頭部がホールの外側の縁に当接するように、適用された予負荷のためにリベッ トスリーブをフレーム中のホール内へ滑シ込むようにする。当初ガツト線に適用 された予負荷はリベットスリーブがホール内に入り込んだことによって減少する ので、適用される予負荷を測定するときにはこの事情を考慮すべきでおる。

このようにして各ガツト線は他のガツト線とは別個に固定されるので、このよう なガツト線の１つが破断したときには単にこの単独ガツト線を交換することによ って修理を行なうことができる。

更に本発明によれば、リベット頭部とホールの外側の線との間にそれぞれ弾性材 料、有利にはプラスチック製の座金が配置されるように構成することができる。

更に本発明によれば、リベットスリーブが保護ホースによって取巻かれるように 構成することができる。

保護ホースは有利な形式で、リベットスリーブがホール内にスるのをた易くする ように働くことができる。

最初のガツト用またはまた予備ガツト用に使用される単独ガツト線は、各単独ガ ツト線の１端にリベットスリーブが固定的に取付けられており、かつガツト線を 対向するホール内へ挿入した後に嵌込んで結合するための可動のリベットスリー ブが設けられていることを特徴とする。

リベットスリーブが内面に刻み目を有していると、ガツト線のリベットスリーブ 内での付着性を高めることができる。リベットスリーブがラケットフレームの厚 さよシも長く構成されている場合には、リベットスリーブは単独ガツト線と結合 するためにフレーム外側でのみならず、フレーム内側でもすえ込むことができ、 これによシ結合の弧さが高められる。場合によシ保護ホースによって包囲された リベットスリーブが僅かにガツト範囲内へ突出している場合には、特に有利であ る、それというのもラケットフレームのホール内でガツト線がこすれるのが阻止 されるかまたは減少せしめられるからでおる。

本発明を実施するためには問題な〈従来のラケットフレームを使用することがで き、従来一般的なガツトの代わりに本発明によるガツトを使用する。

本発明により１１成されたラケットのガツトを張設するための装置は、トルクレ ンチのように作業する固定装置が設けられており、この固定装置がラケットの縁 に装着される当接部分とラケットの内縁に対して当付くように構成された可動の 、したがって異なるフレーム厚さに対して調節可能である保持部分とを備えてお り、かつ当接部分内にレバーまたはこれと類似のものを介して操作可能である予 負荷装置が設けられておシ、この予負荷装置がガツト線を締付は保持するための 締付は装置と得られた予負荷を表示するための測定装置とを備えておシ、かつ予 負荷されたガツト線でリベットスリーブをすえ込むための装置が設けられている ことを特徴とする。固定装置とすえ込み装置は有利には別体の部材として構成さ れる。

更に本発明によれば締付は装置は当接部分に固定的に取付けられた締付は面と偏 心的に旋回可能に配置された、もしくは構成された締付は板とを備えている。

締付は板は締付は面に対して相対的に、有利にはばねによシガット線の引張り方 向とは逆の方向で予負荷されている。

有利には測定装置は目盛りとして構成されている。

更に本発明によれば、レバーまたはこれと類似のものを介して操作可能である予 負荷装置は外すことのできる閉止爪を備えたラチェット装置を備えている。最後 に本発明によれば保持部分が調節移動可能に当接部分に取付けられている。

ガント張設装＆（その作用については図示の実施例で詳説される）は比較的簡単 な構造を持っておシ、シたがって単独ガツト線は技術的にしろうとの者によって も問題なく交換す慝ことができる。

本発明のもう１つの利点は、ガツト線からラケットへの力の伝達が専らリベン） １１部によって行なわれ、かつ力がホールの周辺に均一に分配されるので、ガツ ト線の長手方向に対して直角方向の力が生じないことってラケット中央からずっ と離れた位置にあるガツト線にかかる応力は相対的に著しく小さい。ガツト線は 大てい中央範囲で破断する。本発明によれはガツト線を個々に交換することがで きるので、”その他の“ガツト範囲におけるガツト線の相対的に著しく高い寿命 を完全に利用することができ、そのために全体的に本発明によるラケットのガツ トは従来のガツトよフも著しく長期にわたって保持可能である。

以下において図示の実施例につき本発明を詳説する。

第１図は本発明によるラケットの部分正面図、第２図は単独ガツト線の図、第３ 図はラケットのフレームに取付けられたガント張設装置の略示図、第４図は第３ 図の矢印■によって示される方向でみた、第３図による装置の部分図、第５区は ガツト張設装置による緊張下にちる第３図に示されたガツト線の詳細な図とやつ とことして構成されたすえ込み装置の側面図、第６図は第５図のＶｌ　−■線に 沿った断面図、第７図は予負荷下にリベットスリーブでもってホール内に挿入し たガツト線の、突出端部が切断されていない状態の略示図でおる。

球技用、特にテニス用のラケットのヘッドが全体として符号１で示されている。

ヘッド１は全体的に符号２で示されたガラトラ備えている。ガツト２は横方向に 設けられた単独ガツト線３と縦方向に設けられた単独ガラ）［４である。符号５ で示された、ヘッド１のフレームは公知の形式で横ガツト３を受容するためのホ ール６と相当する形式で縦ガン）４を受容するためのホール（図示せず）とを有 している。単独ガツト線３および４の端部はそれぞれリベットスリーブ７によっ て包囲固定されている。リベットスリーブＴの外径はホール６の内径よりも小さ い。各リベットスリーブ７はリベット頭部８ｔ−有しており、このリベット頭部 の外径はホール６′の内径よりも大きい。図示の実施例ではホール６の外側の縁 はフＶ−ムの周面よシも深い位置に、しかもラケットの使用状態においてリベッ ト頭部８がフレーム５０局面から突出しないように形成されている。ガツト線３ および４は、リベット頭部８がホール６の外側の縁９に当付いていることによっ てフレーム５内に予負荷下に保持されている。図示の実施例ではホールの縁９と リベット頭部８との間に更に弾性材料、例えばプラスチック製の座金１０が配置 されている。更にリベットスリーブ７は保護ホース１１によって包囲されている 。有利には弾性材料製の保護ホース１１は特にリベットスリーブ７のホール６内 への挿入を軽減する。

第２図には張る前の単独ガツト線３．４の１つが示されている。この単独ガツト 線の長さは有利には少なくともラケットの最も長いガツト線の最大長さに等しい 。単独ガツト線の、図面でみて左側の端部にはリベット頭部８を有するリベット スリーブ７が固定的に取付けられている。固定的な結合は有利には、ガツト線上 に嵌込まれたリベットスリーブ７が適切な装置によって、このリベットスリーブ ７がガツトｋを包囲固定するようにすえ込むことによって達成することができる 。更に可動のリベットスリーブが設けられてお９、このリベットスリーブは第２ 図に符号７′で示されておシ、かつこれはガツト線の自由端（図面でみて右側） 上に嵌込むことができる。

単独ガツト線の張設は以下のようにして行なわれる、すなわち各単独ガツト線３ ．４を”自由”端（したがって固定的に取付けられたリベットスリーブを持たな い）でもってホール６の１つに外側から通し、次いで（既に設けられている場合 には）直角方向に延びたガツト線に交差させ、かつ自由端を内側から第１のホー ル６に対向するホール６に通して案内する。後端には固定的に取付けられたリベ ットスリーブ７があるので、このリベットスリーブ７はホール６内に引込まれ、 かつリベット頭部８はホールの緑９に当接する。単独ガツト線の自由端は対向す るホール６から突出している。

次に自由端に外側からリベットスリーブＴ′の１つ全嵌込む。次いでガツト線３ の突出している端部１２に対して矢印Ａ（第１図）によって示される方向の予負 荷を適用し、かつリベットスリーブ７′をすえ込みによって単独ガツト線３と固 定的に結合する。ガツト線３の端部１２を解放すると、適用されていた予負荷の ためにガツト線３は収縮し、これによりリベットスリーデフ′は対応するホール ６内へ引込まれる。

このようにしてリベットスリーブ７′のリベット頭部８は対応するホール６の縁 ９に当付く。リベットスリーブ７′のリベット頭部８から突出している自由端１ ２を切断する。

この状態における予負荷、すなわち各単独ガツト線がラケットの使用状態におい て持つ予負荷が矢印Ａによって示される方向で緊張させる過程中に適用された予 負荷よりも小さいことは自明である。しかしこの事情は申し分なく考慮すること ができる。

ラケットにガツトを張設するための装置は全体的に符号１３で示された固定装置 と全体的に符号１４で示されたすえ込み装置とを備えている。固定装置１３はト ルクレンチの形式により作業し、かつフレーム５に取付は可能である当接部分１ ５とラケット内縁に対して当接するために設けられた可動の、かつ可動であるた めにフレームの異なる厚さに合わせて調節可能である保持部分１６とを有してい る。保持部分１６はプレート形に構成されており、かつちょうねじ１７を介して 調節移動可能に当接部分１５に取付けられている。

そのためには当接部分１５は複数の孔１８，１９゜２Ｃ１有している。対向して 当接部分には当接ビン２１が設けられている。更に固定架［１１３内にはレバー ２２が旋回可能に符号２３０所で支承されている。

第３図に示されたフレーム５に対する当接位置においてレバー２２を矢印Ｂによ って示される方向へ旋回させると、旋回軸２３に対して反対側に位置するレバ一 部分２４が矢印Ｃによって示される方向へ旋回せしめられる。レバ一部分２４に はガツト線３の端部部分１２を固定締付けするための締付は装置２５が設けられ ている。更に固定装置１３は目盛り２６として構成された、得られる予負荷を表 示するための測定装置並びにばねによって予負荷された、閉止風２７ｆ：備えた ラチェット装置２６を備えており、閉止風は当接部分１５の係止ノツチ２８に係 止する。

締付は装置２５は当接部分１５に固定的に取付けられた締付は面２９と符号３０ の所で偏心的に支承された締付は板３１とを備えており、締付は板はぼね３２に よってガツト線３の緊張方向（矢印ＡもしくはＣによって示される方向）とは反 対方向に予負荷されている。

第３図によれば固定装置がフレーム５に取付けられており、かつリベットスリー ブ７′を嵌込んだ後の自由端１２が締付は装置２５内に挿入されている。引続き レバー２２を矢印Ｂによって示された方向へ操作する。

偏心的に構成された締付は板３１と引張シばね３２のために、矢印ＢもしくはＣ によって示される方向での旋回運動の際にガツト線３の自由端１２は締付は保持 される。ラチェット装置２６の作用によってその都度適用される予負荷は維持さ れ、との予負荷の量は目盛り２６によって読取ることができる。

第５図および第６図に略示されたすえ込み装置１４はやっとこに似た構成体３２ として構成されていて、しかもやっとこヘッドに半円形の範囲３３を有している 。この範囲の長さはリベットスリーブ７の長さにほぼ等しいので、リベットスリ ーブ７をこの範囲３３によって包囲し、次いでやっとこレバー３５．３６（７） 操作によってすえ込むことができる。更にすえ込み装置１４は突出している端部 １２１ｃ切断するための切断装置を備えていてもよい。このような切断装置が略 示されておシ、符号３７で示されている。

予負荷装置は例えはねじ山を介して調節移動可能に構成することができ、そのた めに予負荷の調節は回転運動によって行なわｎる。予負荷の測定は圧力測定ボッ クスを介して行なうことができ、その場合に所望の予負荷の達成は信号、例えば 光信号によって表示することができる。所望の予負荷の調節は圧力測定ボックス で行なうことができる。

ＦＩＧ、　２ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８１！条の７第１項）昭和６３年５月１８日 特許庁長官　小　川　邦　夫　殿 １、　国際出願番号 ＰＣＴ／ＤＥ　８７１００４１８ ２、　発明の名称 ３、　特許出願人 氏名コルテーユンガーマン、　ハンスーヴエルナー国　籍　Ｐイッ連邦共和国 ４・代理人〒１００ ５、補正書の提出年月日 昭和６３年５月　３日 ６、　添付書類の目録 請　求　の　範　囲 １８球技、特にテニスプレイ用のラケットに単独ガツト線を張設するための装置 において、トルクレンチのように作業する固定装置（１３）が設けられておシ、 この固定装置がラケットの縁に取付けることのできる当接部分（１５＞　ｉ、ラ ケットの内縁に対して当付くように構成された１、可動の、したがって異なるフ レーム厚さに対して調節可能な保持部分（１６）とを備えておシ、かつ当接部分 内にレノ々−（２２）またはこれと類似のものを介して操作可能である予負荷装 置（２６）が設けられておシ、この予負荷装置がガツト線の締付は保持のための 締付は装置（２５）と達成される予負荷を表示するための測定装置とを備えてお り、かつ予負荷されたガツト線でリベットスリーブをすえ込むための装置（１４ ）が設けられていることを特徴とする、ラケットにガツトな張設するための装置 。

２　固定装置（１３）およびすえ込み装置（１４）が別体の部材として構成され ていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の装置。

３、測定装置が目盛シ（２６）を有していることを特徴とする請求の範！！第１ 項または第２項記載の装置。

屯　レノ９−またはこれと類似のものを介して操作可能である予負荷装置が、外 すことのできる閉止型（２７）を備えたラチェット装置を備えていることを特徴 とする請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１つの項記載の装置。

５、保持部分（１６）が調節移動可能に当接部分（１５）に取付けられているこ とを特徴とする請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１つの項記載の装置 ０６、球技用、特にテニスプレイ用のラケットに請求の範囲第１項から第５項ま でのいずれか１つの項による装置を用いて取付けるための単独ガツト線において 、単独ガツトｉｌｔ［（３，４）の１端にリベットスリーブ（７）が固定的に取 付けられておフ、かつガツト線を対向するホールに挿入した後に妖込んで結合す るための可動のリベットスリーブ（７′）が設けられていることを特徴とする、 単独ガツト線。

７、　リベットスリーブ（７、７’）が内面に刻み目を有していることを特徴と する請求の範囲第６項記載の単独ガツト線。

８、各リベットスリーブがラケットフレーム（５）の厚さよシも長く構成されて いることを特徴とする請求の範囲第６項または第７項記載の単独ガツト。

国際調査報告 ＋＋ｊＡ＋１＋＋１１＋＋＆ｌ＋　ＰＣＴ／ＤＥ８７１００４１８−７−一一一 −ｍ　ＰＣＴ／ＤＥ８７１００４１８−、イ１０．−＾＃Ｍ＆　ＰＣτ／ＤＥ８ ７１００４ゴ８国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．打撃面のガットを有する、球技用、特にテニスプレイ用のラケットであつて 、ガットがフレーム内のホールに通して案内された形式のものにおいて、ガット （２）が対向するホール（６）相互間でそれぞれ単独ガット線（３，４）を有し ており、かつ単独ガット線がリベツトスリーブ（７）によつてラケットフレーム （５）内に保持されており、リベットスリーブのリベット頭部（８）がホールの 外側の縁（９）に当付いていることを特徴とする球技用、特にテニスプレイ用の ラケット。 ２．リベツト頭部（８）とホールの外側の縁（９）との間に弾性材料から製作さ れた座金（１０）がそれぞれ１個配置されていることを特徴とする、請求の範囲 第１項記載のラケット。 ３．リベットスリーブ（７）が保護ホース（１１）によつて包囲されていること を特徴とする、請求の範囲第１項または第２項記載のラケット。 ４．請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１つの項によるラケットの単独 ガット線において、単独ガツト線（３，４）の１端にりベツトスリーブ（７）が 固定的に取付けられており、かつガット線を対向するホールに挿入した後に族込 んで結合するための可動のリベットスリーブ（７′）が設けられていることを特 徴とする、単独ガット線。 ５．リベットスリーブ（７，７′）が内面に刻み目を有していることを特徴とす る請求の範囲第４項記載の単独ガット線。 ６．各リベツトスリーブがラケツトフレーム（５）の厚さよりも長く構成されて いることを特徴とする、請求の範囲第４項または第５項記載の単独ガツト線。 ７．請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１つの項によるラケットに、有 利には請求の範囲第４項から第６項までのいずれか１つの項による単独ガット線 を張設するための装置において、トルクレンチのように作業する固定装置（１３ ）が設けられており、この固定装置がラケットの縁に取付けることのできる当接 部分（１５）と、ラケットの内縁に対して当付くように構成された、可動の、し たがつて異なるフレーム厚さに対して調節可能な保持部分（１６）とを備えてお り、かつ当接部分内にレバー（２２）またはこれと類似のものを介して操作可能 である予負荷装置（２６）が設けられており、この予負荷装置がガツト線の締付 け保持のための締付け装置（２５）と達成される予負荷を表示するための測定装 置とを備えており、かつ予負荷されたガツト線でリベットスリーブをすえ込むた めの装置（１４）が設けられていることを特徴とする、ラケットにガツトを張設 するための装置。 ８．固定装置（１３）とすえ込み装置（１４）とが別体の部材として構成されて いることを特徴とする、請求の範囲第７項記載の装置。 ９．締付け装置（２５）が当接部分（１５）に固定的に取付けられた締付け面（ ２９）と偏心的に旋回可能に配置された、もしくは構成された締付け板（３１） とを備えており、締付け板が締付け面に対して相対的に有利にはばね（３２）に よつてガツト線の緊張方向とは反対の方向に予負荷されていることを特徴とする 、請求の範囲第７項または第８項記載の装置。 １０．測定装置が目盛り（２６）を有していることを特徴とする、請求の範囲第 ７項から第９項までのいずれか１つの項記載の装置。 ｌ１．レバーまたはこれと類似のものを介して操作可能である予負荷装置が外す ことがてきる閉止爪（２７）を備えたラチェット装置を備えていることを特徴と する、請求の範囲第７項から第１０項までのいずれか１つの項記載の装置。 １２．保持部分（１６）が調節移動可能に当接部分（１５）に取付けられている ことを特徴とする、請求の範囲第７項から第１１項までのいずれか１つの項記載 の装置。