JPH01500718A - ブラッシカの種における形質転換及び外来遺伝子の発現 - Google Patents
ブラッシカの種における形質転換及び外来遺伝子の発現Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
2、前記DNAがオープンリーディングフレームである、請求の範囲第1項に記
載の細胞。
3、 前記オープンリーディングフレームが前記細胞に表現型性質を特徴する請
求の範囲第1項に記載の細胞。
4、前記造成物が少なくとも1個のT −DNAボーダーを含んで成る、請求の
範囲第1項に記載の細胞。
5、前記ブラフシカがナプス(止り旦Ω−又はカンペストリス(9シe s t
r i s )である、請求の範囲第1項に記載の細胞。
6、前記転写開始領域がカリフラワーモザイクウィルスの353領域である、請
求の範囲第1項に記載の細胞。
7、 ブラフシカの細胞を形質転換してブラフシカ植物を製造する方法であって
、
ブラフシカの細胞を、転写カセットと少なくとも右T−DNAボーダー、及びマ
ーカーを含有する細胞の選択を提供するマーカーとをインビトロ連結することに
より得られる挿入配列を含んで成るプラスミドを含んで成るA、ツメファシェン
スと共に同時培養し、これによって前記ブラフシカ細胞が前記挿入配列によって
形質転換され、この配列が植物細胞ゲノムに導入され;
前記形質転換されたブラフシカの細胞を、少なくとも1種類のオーキシンを含有
しそして前記マーカーを含んで成る細胞に対して選択的なカルス誘導培地に移し
て、前記形質転換された細胞からカルスを生成せしめ;前記カルスを、約2%未
満のシュークロース又はカロリ。
−が同等の有機物を含有する再生培地に移して芽(shoot)を生成せしめ;
そして
前記芽を生育培地に移して植物を生成せしめる;ことを含んで成る方法。
8、前記ブラフシカの細胞が胚軸の細胞である、請求の範囲第7項に記載の方法
。
9、前記胚軸の細胞が茎のセグメントの形である、請求の範囲第8項に記載の方
法。
10、前記カルス誘導培地がサイトカイニンを含有しない、請求の範囲第7項に
記載の方法。
11.前記再生培地が約1%のシュークロースを含有する請求の範囲第7項に記
載の方法。
12、前記A、ツメファシェンスが非武装株である請求の範囲第7項に記載の方
法。
13、前記カルス誘導培地が約1■/lのオーキシン、及び約O〜1■/1のサ
イトカイニンを有し、そして前記再生培地が約1%のシュークロースを特徴する
請求の範囲第7項に記載の方法。
14、前記ブラフシカがカンペストリス又はナプス種である、請求の範囲第7項
に記載の方法。
15、請求の範囲第1項に記載の細胞を含んで成るブラフシカ植物。
16、前記ブラフシカがカンペストリス又はナプス種である、請求の範囲第15
項に記載のブラフシカ植物。
17、請求の範囲第1項に記載の細胞の細胞培養物。
18、前記培養物が選択剤を特徴する請求の範囲第17項に記載の細胞の細胞培
養物。
19、請求の範囲第7項に記載の方法により製造される植物。
20、前記転写カセットがカリフラワーモザイクウィルス35Sプロモーターを
含んで成る、請求の範囲第19項に記載の植物。
明 細 書
ブラフシカの種における形質転換
及び外来遺伝子の発現
矢′ への宙 な舌
本出願は1986年3月29日に出願された出願番号N186B、640の部分
m続出側であり、そして引用によりこの明細書に組み入れる。
主」LΔjL景
主更夏公国
この発明はアグロバクテリウム(A robacterium)を基礎とする遺
伝的形質転換によるブラフシカ(Brassica)における遺伝子型及び関連
する表現型の改良方法に関する。
宜−量
ブラッシカエ(Brass 1ceae)類の十字架植物の種は蛋白質、油、調
味料及び化学飼料の資源として広く使用されている。
常用の植物育種により栽培ブランシカの種の品質を改良するためにかなりの努力
が行われ、そして多数の大きな成功が報告されている。しかしながら常用の植物
育種法はブラフシカ(Brassica)層の構成員から同じ属の他の構成員へ
の遺伝子及び形質の移行、及び少数の顕著な例における他の害接に関連する属か
らの“広域交配(wide crosses)”に限定される。
ブラフシカの種に外来遺伝子を導入するための方法の開発はブラフシカの油種及
び野菜に付与し得る形質の範囲を一般に拡大するであろう。
有用な遺伝子をブラフシカの種に導入するための確実な系を得るために多くの障
害が克服されなければならない。これらには標的組織の全体植物への再生の最適
化、ブラフシカの細胞とアグロバクテリウム−値11脂四士■カシ)細胞との同
時培養のための条件(例えば、時間、細菌濃度、及び培地)の特定、遺伝子移行
のためのブラフシカについて適当な毒性(virulence)のアグロバクテ
リウムの株の発見、形質転換された組織での外来遺伝子の発現を確実にするため
の適当な制御配列(プロモーター)の同定、及び形質転換体の同定を可能にする
選択マーカーの発現を包含する。
翫゛車 の ′ な蕾己 −
ブラフシカの種は組織外植体(tissue explant)からの再生のた
めに広範に研究されている。ブラフシカ・ナブス(紅と胚山1旦…蛙及びブラフ
シカ・オリラセア(Brassica m111−cea)の両者は、胚軸(M
、F、Dietert等、Plant 5cience Let−ters(1
982)26:233 240) 、葉カルス(G、R,Stringham、
Z。
並び記載及び茎プロトプラスト(1,、C,Li及び)1.W、Kohlenb
ach。
Plant Ce1l Re orts(1982)上: 209−211 ;
K、Glimelius、ハLsio1. Plant、 (1984)61
: 38 44)を包含する種々の組織からの芽の再生を示す。さらに、Ra
dke等、Crucifer GeneticsWorkshop、Guelp
h+1986年6月29日によるポスターを参照のこと。
ブラフシカの形質転換のためのベクターとしてのアグロバクテリウムの適切さは
、ブラフシカの幾つかの種〔ナプス7) 、オレラセア(oleracea)
、ニグラ(i及びカンヘストリス(組肛且江n)を包含する〕がアグロバクテリ
ウムに対して感受性であることを示すDeCleene及びDeLey(Bot
anical Rev、 (1976)42 : 386−466)による宿主
域の研究により示唆されている。
組織外植体を用いる植物の形質転換のためのアグロバクテリウム・ツメファシェ
ンス(A robacterium tumefaciens)の(1983)
303 : 209213) 、Fraley等(Proc、Natl、Aca
d、Sci。
USA (t983)80 : 4803−4807) 、及びBevan等[
Nature(1983)304 : 184−187)を参照のこと。植物に
おけるキメラ遺伝子の発現を指令するためのカリフラワーモザイクウィルスから
の353プロモーターの使用が報告されている(C,に、Shewmaker等
、■組圏■(1985) 140 : 281−288 、及びR,C3Gar
dner等、Plant Mo1ecular Biolo (1986) 6
: 221 228を参照のこと〕。
光里二目!
安定な発現が可能な新規なヌクレオチド構成を含有する形質転換されたブラフシ
カ植物及び組織が提供される。形質転換技法は、形質転換の頻度、標的組織の回
復、及び形質転換された組織からの植物の再生を最適化するように計画される。
望ましい形質転換されたブラフシカ植物を得るためのこの発明の好ましい技法は
アグロバクテリウム・ツメファシェンスの株(ブラフシカに対する毒性を有する
)の使用、通常より低い炭素B、(2%以下のシュークロース又は同等のカロリ
ー値)を含有する選択過程の培地の使用、効果的なプロモーターの使用、及び標
的組織としての胚軸の使用を含む。この技法は、形質転換頻度及び標的Mi織の
回収を助けるためにタバコ懸濁細胞のフィーダー細胞を使用する。
凹皿■呈見鼠に班
第1図は細胞蛋白質のポリアクリルアミドゲル電気泳動により形成されたオート
ラジオグラフィーマツプであって、γ−32P−ラベル化^TPを用いるカナマ
イシンのATP介在リン酸化の存在を示すことにより、選択培地上で増殖する形
質転換された細胞におけるネオマイシン・ホスホトランスフェラーゼ遺伝子の存
在を示すものである:
レーン1.2.3及び4 : A281X200アグロバクテリウム・ツメファ
シェンスにより形質転換されたブラフシカ・ナプスcv Wester紺織;
レーン5及び6 : K12X100アグロバクテリウム・ツメファシェンスに
より形質転換されたブランシカ・ナプスcv Wester組織;
レーン7:形質転換されていないブラフシカ組織の陰性対照;
レーン8:細菌ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ活性(陽性対照)。
第2図は、形質転換されたブラフシカ組織及び非形質転換ブラッシカ組織のカナ
マイシンに対する感受性を示すグラフ第3図は、pTiA6 T−DNAのマツ
プ、及びpTiK61への経路である。
特淀!」■1因匠虹
典型的には葉及び胚軸外植体(hypocotyl explant)を用いる
、ブラフシカ・ナプスの細胞への新規なヌクレオチド造成物の導入を含む新規な
方法及び生成物が提供され、この場合、植物の形質転換された細胞は前記造成物
中に存在するl又は複数の遺伝子を発現せしめ、植物のための少なくとも1つの
新規な性質、特に表現型性質を提供する。
効率的な頻度の形質転換、標的組織の回収、及び形質転換された組織からの植物
の再生のために多くの工程段階が用いられる。最初の段階はブラフシカの効率的
な形質転換をもたラスアグロバクテリウム・ツメファシェンスの選択である。
次の段階において、少量のみの炭素源材料(2%未満のシュークロース又はこれ
に相当するカロリー値)を含有する選択培地及び再生培地が用いられる。使用さ
れる造成物はブラフシカにおいて効率よく機能する転写開示領域を含有すべきで
ある。形質転換のための植物細胞源は好ましくは胚軸に由来する。
アグロバクテリウムの
ブランシカの種に遺伝物質を移行せしめることができるアグロバクテリウムの多
くの株のいずれもこの発明の他の変法と組合わせて使用することができるが、特
に改良された形質転換、回収、及び再生は、アグロバクテリウム・ツメファシェ
ンスA281 、 EHAIOI、及びに61株、並びにこれらの株と共通の特
徴を共有する他の株を用いることにより達成され得る。
好ましいプラスミド(後で詳細に記載する)を含有するこれらの細菌株は、アメ
リカン・タイプ・カルチュア・コレクション、ロックビル、マリ−ランドに寄託
されており、そしてATCC寄託番号、A、ツメファシェンスA281 (pc
GN200) ATCC隘67121 、 A、ツメファシェンス(K61)A
TCC寛 が認められた。
異るTi−プラスミドを有するアグロバクテリウム・ツメファシェンスの多くの
株、例えばアグロピン(■ユ旦匹)又はツバリン(7)特異的なもの、が開発さ
れている。
武装された(armed)プラスミド及び非武装(disarmed)プラスミ
ドの両者が用いられ、すなわち、武装されたプラスミドは植物細胞に移送され得
る腫瘍原性(oncogen ie) T −DNAを含有し、そして非武装プ
ラスミドは植物細胞に移送され得る腫瘍原性T −DNAを含有しない。菌株は
、アグロバクテリウム・ツメファシェンスA281株、EHAIOI株及びに6
1株を包含する。
Bo342株からのTi−プラスミドを含有するアグロバクテリウムA281は
次の特性:バイオタイプ(biotype) 1、アグロピン・シンサーゼ及び
アグロピン分解陽性、並びに3−ケトラクトース陽性、を有する。この武装され
た株は、野性型Bo342とAl36株、すなわちそのTi−プラスミドが除去
されそしてリファンピシン及びナリジキシン酸に対して耐性にされたC58ツバ
リン株誘導体とのイン・ブランク(順1セユ垣)接合により造成された(E、)
food等、Biotechnolo (1984)2 : 702−708
; D、5ciaky等、Plasmid (1978)上:238−253)
、無傷のvir刊域及びT −DNA領域を含有する毒性(virulenc
e)プラスミドpTiBo542は249KDである。
EHAIOI株は)food等、ム奸」肛旦亘虱並■(1986) 168 :
1261−1301中に記載されている。
KSI株は、広宿主域複製系pVK102 (Knauf’及びNe5ter。
Plalsmid(1982)8 :45 54)並びにpTi86の左及び右
T−DNAボーダーを含有するpCGN567とのトリパルタイト交配(tri
partite mating)によりアグロバクテリウムに12株から誘導さ
れる。
pTiA 5を含有するアグロバクテリウムA348 (Garffnkel等
、(旦(1981)釘: 143−153)がA114又はN71株に形質転換
され、そしてBTB培地()1ooykaas等、J、Gen、Microbi
ol、 (1979) 110:99−109)上でオクトピン分解について選
択された得られた株かに12と命名された。
形質転換系として使用されるべきアグロバクテリウムは、E、コリ (E、 c
oli)からアグロバクテリウムにDNAを移送することができる広宿主域プラ
スミドにより便利に形質転換される。これは、P−1不和合性(inco+np
atibility)プラスミドレブリコン、例えばRK2、及びE、コリにお
いて多数コピー、通常E、コリにおいて少なくとも5コピー、好ましくは少なく
とも10コピー、そして200コピーまでをもたらすことができるプラスミドレ
プリコンを手にすることにより達成される。
広宿主域プラスミドは、少なくとも1個のT −DNAボーダー配列、特に右ボ
ーダー配列を有することにより、又は植物種ゲノムに組み込まれることが意図さ
れる種々の造成物によって1方向に分離されている両ボーダー配列を有すること
により特徴付けられる。上に示したように、アグロバクテリウムの株は非武装T
i−プラスミド又はRi−プラスミドのいずれかを有することができる。プラス
ミド9CGN200はA、ツメファシェンスに形質転換しそしてカナマイシン耐
性により検出することができる。次に、植物細胞がA、ツメファシェンス形質転
換体と共に同時形質転換され、増殖し、そして殺生物剤に対する耐性及び目的遺
伝子の発現について選択され、そしてサザンプロット及びウェスタンプロット、
イムノアッセイ等によりモニターされ得る。マーカーとして特に興味のあるのは
、形質転換された植物種が効率的に選択され得るように、植物細胞及び植物に殺
生物剤耐性を付与するマーカーである。
艮l五換灰
形質転換される植物細胞は培養物中の細胞、カルス中の非組織化塊として存在す
る細胞、葉外植体として組織化された細胞、芽培養物、種子、果実、葉、根、又
は全体植物として組織化された細胞であることができる。胚軸片の使用により増
強された形質転換及び回収率が得られるので、形質転換された植物細胞を形成す
るための標的細胞として胚軸片が特に好ましい。胚軸は植物の胚子の子葉下の軸
又は茎の部分である。
アグロバクテリウムの株はプラスミド(Ti−プラスミド又は広宿主域プラスミ
ドのいずれか)上に、植物細胞に形質転換されることが予定されている外来造成
物を含むであろう。
この様な移行の結果として、外来造成物は通常、形質転換及び再生の後植物組織
のすべての又は実質上すべての細胞中に存在するであろうが、しかしながら発現
は特定の細胞又は植物の発達の特定の段階に限定されるであろう、外来造成物は
転写及び翻訳開始及び終止シグナルを含有し、開始シグナルは注目の遺伝子の5
′側にそして終止シグナルは注目の遺伝子の3′側に、転写の方向に存在するで
あろう。
RNAポリメラーゼ結合部位(プロモーター)を含む転写開始領域は植物宿主に
とって本来的なものでもよく、又は該領域がブラッシカ宿主において機能的であ
れば他の源に由来することもできる。広範囲の種類の転写開始領域を使用するこ
とができ、これにはブラッシカにとって又は特定のブラッシカの種、例えばナプ
スm旦)にとって同種性(endogenous)、あるいはプラッシカにとっ
て異種性の(exogenous) 、すなわちブラッシカの種の細胞以外の細
胞源からのそれが包含される。この様な転写開始領域源は他の植物種、植物ウィ
ルス、細菌プラスミド、例えばTi−又はRi−プラスミド、特に植物細胞中で
機能的なT −DNA遺伝子を包含する。転写開始シグナルは構成的(cons
titutive)でも制御可能(regulatable)でもよい。制御可
能な遺伝子は、光及び熱のごとき物理的シグナル、代謝産物のごとき化学的シグ
ナル、又は細胞分化シグナル、例えば根特異的シグナル、種子特異的シグナル等
、あるいはストレス−関連シグナル等を包含する外的シグナルにより制御可能な
ものであることができる。好ましいプロモーター領域はカリフラワーモザイクウ
ィルスからの353プロモーターである。このプロモーターはよく知られている
が、しかしブラッシカと共に今まで使用されていない。
3′終止領域は、転写開始領域と同一の又は異る遺伝子に由来することができる
。例えば、注目の遺伝子がブラッシカの種子で機能する転写終止領域を有する場
合、この領域を前記遺伝子と共に残すことができる。
転写開始領域、該転写開始領域の転写制御のちとにある注目の遺伝子、開始コド
ン、遺伝子(イントロンを伴うか又は伴わない)コード配列、及び翻訳終止コド
ンを含有し、そしてこれに続いて転写終止領域(これはターミネータ−を含有す
るであろうし、そしてポリアゾニレ−ジョンシグナル配列及び転写終止に関連す
る他の配列を含有することができる)を含有するであろう発現カセットを造成す
ることができる。
方向は転写の方向において5’−3’である。このカセットは通常約10KD未
満であり、しばしば約6KD未満であり、通常約IKD以上、より普通には2K
D以上である。
注目の遺伝子は染色体遺伝子、cDNA、合成遺伝子、又はこれらの組合わせに
由来することができる。この遺伝子の発現生成物が細胞質以外に位置すべき場合
、遺伝子は通常、オルガネラ(例えば葉緑体、ミトコンドリア又は核)又は細胞
質膜であることができる特定の部位への生成物のトランスロケーションをもたら
す特定のアミノ酸配列を含有するように、あるいは生成物が細胞のペリプラズム
空間に外部環境に分泌され得るように構成される。種々の分泌リーダー、膜結合
配列、及びペプチド発現生成物を特定の部位に向けるためのトランスロケーショ
ン配列(トランシフトペプチド)が文献に記載されている。例えば、Cashm
ore等、 Biotechnolo (1985)3 : 803−808、
Wickner及びLobish、5cience (1985)230 :4
00−407を参照のこと。
ブラッシカの種において使用するための注目の遺伝子は広範囲の種類の表現型特
性及び非表現型特性を含有する。表現型特性は特に、ストレス、例えば熱及び塩
分から生ずる脱水に対する抵抗性、昆虫、除草剤、毒性金属又は徽良金属に対す
る抵抗性、並びにこれらに類似する性質を提供する酵素である。抵抗性は、標的
部位の変化、宿主細胞中の標的蛋白質の量の増強、宿主をストレスに対して保護
する生成物への生合成経路に関与する1又は複数の酵素の増加、等の結果として
であることができる。遺伝子は、細胞、真菌(例えば酵母)、ウィルス、植物又
は哺乳類を包含するがこれらに限定されない原核生物又は真核生物から得ること
ができ、あるいは全体的に又は部分的に合成することができる。遺伝子の例には
グリホセート耐性3−エノールピルビルオスホシキメートシンサーゼ遺伝子、ニ
トリラーゼ遺伝子、プロリン及びグルタミン生合成経路中の遺伝子、及びメタロ
チオネインが含まれる。
注目の他の遺伝子は、生育の制御、例えば水源/下水(source/5ink
) (炭素分配)関係の操作、ホルモン制御;除草荊、例えばフエンメディファ
ム(phenmed ipham)に対する耐性;雄性不稔の生成;光合成効率
の制御、例えばRuBPカルボキシラーゼの効率の変化;植物の味及び栄養価の
品質の管理;油又は蛋白質の状態、収量又は品質の変化;あるいは特定の不所望
の代謝産物、例えばゲルコシル−ト類又は非常に長い鎖の脂肪酸、例えばC22
脂肪酸の減少、に関与するものであることができる。
発現力セントに代えて転写カセットを手にすることができ、この場合生産される
RNA配列は内因性転写生成物に対して相補的である。相補的又はアンチ−セン
ス配列はオーブンリーディングフレーム、あるいは非コード領域、例えばイント
ロン又は5′−非コードリーダー配列に対するものであることができる。この場
合、種々の同種性生成物の発現が調節され得る。
1個又は複数個のカセットが関与することができ、この場合、カセットは、相互
に独立に生成物を発現せしめることができるか又は連係して制御される得る独立
した遺伝子の発現のためにタンデム配置で使用されることができ、生成物は独立
して、又は関連して作用し得る。
発現カセットがアグロバクテリウムにより植物細胞中に形質転換されるべきであ
る場合、このカセットは右T −DNAボーダー及び場合によっては左T −D
NAボーダーに接しているであろう。これらのボーダーは任意のTi−又はRi
−プラスミ〆 ドから得ることができ、そして常用手段により発現カセットに連
結され得る。発現カセットはTi−又はRi−プラスミド以外のプラスミドから
直接移行される様に、あるいは相同性組換を介してTi−又はRi−プラスミド
のT −DNA領域に組込まれるように構成することができる。すなわち、発現
カセットは該発現カセットの一方の又は両方のボーダーにTi−又はRi−プラ
スミドのT −DNA中に存在する配列と相同なりNA配列を有することができ
る。
発現カセットは少なくとも1個の複製系を有するベクター上に担持されるであろ
う。便宜上、E、コリにおいて機能する複製系、例えば凪El 、 psclo
l 、 pAcYc184等を有するのが一般的である。この様にして、各操作
の後の各段階において、得られた生成物をクローン化し、そして配列決定し、そ
して操作の正しさを決定することができる。E、コリ複製系に加えて又はこれに
代えて、広宿主域複製系、例えばP−1不和合性プラスミド、例えばpRK29
0を使用することができる。これらのプラスミドは特に、植物種宿主にT −D
NAを移送するために武装された又は非武装Ti−プラスミドと共に用いて効果
的である。
複製系に加えて、1又は複数の宿主中で有用な少な(とも1個のマーカー、又は
個々の宿主のための異るマーカーがしばしば存在するであろう、すなわち、1つ
のマーカーが原核性宿主中での選択のために使用され、他方他のマーカーが真核
性宿主、特に植物種宿主での選択のために使用されるであろう。マーカーは殺生
物剤、例えば抗生物質、毒素、重金属等に対する保護であることができ、あるい
は栄養要求性宿主に原栄養性を付与する補完により機能することができる。使用
され得る種々の遺伝子にはネオマイシンホスホトランスフェラーゼ(NPTII
i APHnとしても知られる)、ハイグロマイシンホスホトランスフェラー
ゼ()IPT) 、クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ(CAT
) 、ニトリラーゼ、及びケンタマイシン耐性の遺伝子であることができる。植
物宿主の選択のためには、特に興味あるマーカーにはカナマイシン耐性又はG4
18耐性を提供するNPTniハイグロマイシン耐性を提供するHPT 、クロ
ラムフェニコール耐性を提供するCAT ;グリホセート耐性を提供する変異し
たAroA遺伝子;等が包含される。
種々の造成物、発現力セント、マーカー等を含んで成る種々の断片を、適切な複
製系の制限酵素開裂及び利用可能な部位への特定の造成物又は断片の導入により
引き続き導入することができる。連結及びクローニングの後、ベクターを単離し
てさらに操作することができる。これらの技法のすべては文献に詳細に例示され
ており、そして具体的な例示がMania〜tis等、Mo1ecular C
loning : A Laborator Manual、ColdSpri
ng Harbor Laboratory、 コールドスプリングハーバ−1
NY、19B2に例示されている。
一旦ベクターが完成すれば、今や造成物は植物細胞中に導入され得る。植物細胞
を形質転換する技法にはマイクロインジェクション、ポリエチレングリコールを
用いる直接DNA取り込み、エレクトロポレーション、ウィルス感染、及びアグ
ロバクテリウムによる形質転換が含まれる。この発明に従えば、アグロバクテリ
ウムを用いてブラフシカ細胞を形質転換するための機能的方法が開発された。こ
の発明は効率的な方法で外来遺伝子により植物種を形質転換する方法を提供し、
こうして効率的で再現性ある態様で植物細胞を形質転換しそして再生するための
迅速な技法を提供する。
儂煎則崖−
従来技術はブランシカが多くの植物組織から再生され得ることを教示しているが
、胚軸が最大効率の形質転換をもたらすことが見出された。他の植物部分、例え
ば葉外植体をこの発明の選択及び再生培地と組み合わせて使用することができる
。しかしながら、胚軸組織の使用がこの発明の好ましい態様を代表する。
ブラフシカの胚軸の分離源として好ましくは無菌種子が使用される。3週間経過
した植物からの表面殺菌された葉片又はブラフシカ・ナプスcv Wester
の無菌生育した胚軸の両者が容易に再生する。これらの外植体の切断された表面
は理想的なアグロバクテリウムの標的を提供する。
本発明の実施において任意のブラフシカの種、例えばB、ナプス(菜種及びカブ
ハボタン)、B、オレラセア(B、 oleraceae)(キャベツ、ブロッ
コリ、芽キャベツ及び他のオレラセアの2種) 、B、シュンセア(B、 垣赳
並)(インドヵラシ)、B、カンヘストリス(B 、 組並組扛亘) (カブラ
ナ)、等を用いることができる。
形 転 のフィーダー細胞の 用
形質転換過程においてフィーダー細胞を使用することができる。フィーダープレ
ートの細胞はブラフシカ外植体のための保護培養物(nurse cultur
e)として、及び形質転換率の効率の増強のために機能する。一般に、操作が容
易であるためにタバコフィーダー細胞が使用される。他のフィーダー細胞、特に
微細懸濁液の形態のブラフシカのフィーダー細胞を使用(Gamborg) 、
ミラー(Miller)及びオジマ塩(B5塩) (Gamborg等、Exp
、Ce11.Res、 (1968)50 : 151−158を参照のこと)
、炭素源、例えばシュークロース(3%)、及び適当量の増殖物質、すなわちオ
ーキシン、例えば2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D) 、カイネチ
ン及びビタミン類(例えばチアミン)を含有し、そして5〜6、好ましくは約5
.5に適当に緩衝化されている軟寒天培地上に、植物懸濁培養物〔例えば、0.
2■/lの2,4−ジクロロフェノキシ酢酸及び0.1■/!のカイネチンが補
充されたムラシゲ最少有機培地(Flow Lab、)中で増殖したニコチアナ
(Nicotiana)の細胞を用いることにより調製される。2.4−D及び
カイネチンの濃度は1■/βである。ビタミン類及び補充物の最終濃度は次の通
りである:イノシトール(100■/2)、ニコチン酸(1■/l)、ピリドキ
シンHCC(1■/り、チアミンHCl(10■/l>。好ましくは、フィーダ
ープレートは使用に先立って、通用、使用される24〜48時間前に調製される
。
フィーダープレートに多孔性カバーをかけることによりフィーダー細胞がブラフ
シカの葉又は芽外植体と接触するのを防止する。この多孔性カバーは外植体が条
件化培地に浸たるのを許容する。これは無菌濾紙ディスクを用いることにより容
易に達成され得る。次に、外植片を前インキュベートし、そして組み込み(in
tegration)のための造成物を含有しそして造成物を植物細胞に移行せ
しめる遺伝的能力を有するアグロバクテリウムの株の液体培養物に移す。一般に
、細菌数は約10’〜10’/ml(最終濃度)である。細菌液体培養物、例え
ばMG/L (LBMGと同じ; Garfinkel等、J、Bacteri
ol、 (1980)144 ; 732−743)中での細菌との接触時間は
好ましくは約30分間〜1時間であり、但しより長いか又は短い時間を用いるこ
とができる。次に、外植片を細胞溶液から移し、過剰の表面液を除去し、そして
切片をフィーダープレートにもどす。フィーダープレート上での細菌同時培養は
12時間以上3日間以下であり、平均1〜2日間である。
這択及グ再生迭
ブラフシカの細胞と形質転換用細菌との同時培養に続く再生処理の間の低炭素源
培地の使用が増強された回収及び再生をもたらすことが見出された。低炭素源培
地は、2重量%未満のシュークロースを含有するか又はカロリー値において2重
量%未満のシュークロース溶液と同等の培地である。他の炭素源(例えば、モノ
−又はジ−サツカライド)が同じカロリー値をもたらすのであれば、それらは同
様の効果をもたらすことができる。再生培地のため、サイトカイニンと組合わせ
て典型的な塩及びビタミン混合物が使用される。
前記の細菌との1〜2日間の同時培養の後、外植体は典型的にはブラフシカのカ
ルス培地(これは、好ましくはB5塩及びビタミン、1rd/lの2.4−D及
びカイネチン、3%のシュークロースを含有する)に移される。サイトカイニン
が排除され、そしてそれらの不存在が再生頻度を増強する。カルス形成培地は殺
菌前、例えばカルベニシリン(500■/i)を含有し、そして選択剤が適用さ
れる。例えば、カナマイシン耐性遺伝子(ネオマイシンホスホトランスフェラー
ゼNPT■)を選択マーカーとして使用する場合、約10〜200■/lの濃度
のカナマイシンが培地に含められよう。選択のための典型的な濃度は10〜50
■/lであり、但し幾らかの形質転換体は200■/2のカナマイシンに耐性で
あろう。組織はこの培地上で1〜3週間、好ましくは約7日間生育する。
この時間の後、カルス化外植体はブラフシカ再生培地に移される。この培地は、
ガンボーグ、ミラー及びオジマB5塩、及び下記のビタミン、1%シュークロー
ス、3−ベンジルアデニン(3mg/f)、ゼアチン(zeatin) (1m
g//! ) 、0.6%精製寒天(Phytagbr)ビブコ、及び500■
/!のカルベニシリンを含有する。この段階で選択剤を適用することができる。
処理及び同時培養条件に依存して約3〜6週間以内に芽の形成が始まる。やはり
潜在的に再生可能であるカナマイシン耐性カルスが同様の時間内に生育する。再
生体及び形質転換されたカルスが取り出され、そして規則的に(−週間ごとに)
、すぐ上に記載した他の成分を含有する新鮮なり5培地に移される。規則的な移
行を行わない場合、形質転換体のロス及び見かけ形質転換率の低下が生ずる。
前記のブラフシカの形質転換及び再生系は迅速でありそして効率的であることが
見出された。十分な比率の同時培養外植体が形質転換され、ブラフシカを形質転
換するための経済的な系が提供される。
次の例は限定的ではなく例示的に与えられる。
pRK290タイプのレプリコンを含有する二元ベクターのための宿主として、
E、コリl’1M294株(Hanahan、J、Mo1.Biol、 (19
83)遷玉: 557−580)を使用した。K12株は、pTi八6へA11
4(NTI)株(Nester及びにosuge、 Ann、Rev、Micr
obiol、 (1981)35 : 531 ;Hoekema等、Natu
re(1983)303 : 179)に形質転換することにより生成した。ア
グロバクテリウムA281株は野性型Bo342をA136株(D、5ciak
y等、Prasmid (1978)土:238−253)と接合せしめること
により生成した。アグロバクテリウムEHAIOI株はHood等、J、of
Bacteriolo (1986)168 : 1291−130 、により
記載されている。
E、コリと共に使用される抗生物質のレベルはカナマイシンでは30■/I!、
クロラムフェニコールでは50ov/β、ペニシリンでは300■/7!、テト
ラサイクリンでは10■/1、そしてゲンタマイシンでは20■/lである。特
にことわらない限り、アグロバクテリウムと共に使用される抗生物質のレベルは
カナマイシン又はゲンタマイシンでは100■/β、そしてカルベニシリン又は
クロラムフェニコールについては50■/!である。
天MXt眠順
制限酵素及びT4リガーゼは商業的提供者から得、そして製造者の推奨に従って
使用した。クローニング及び分子分析の標準的方法はManiatis等、前掲
、に記載されているようにして行った。
これらの方法において使用される培地の名称は次の通りである。
B5培地はGamborg、 Mi 1ler及びOjima、Ex 、Ce1
l Re5earch硫酸アンモニウム 134.0
硼酸 3.0
塩化カルシウム 150.0
塩化第一コバルト 0.025
硫酸第二&PlO,025
硫酸第一鉄 27.8
硫酸マグネシウム 250.0
硫酸マンガン 10.0
ヨウ化カリウム 0.75
硝酸カリウム 2500.0
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 37.3モリブデン酸ナトリウム 0.2
5
リン酸二水素ナトリウム 150.0
硫酸亜鉛 2.0
特にことわらない限り、B5培地は3%(重量/容量)シュークロースを含有す
る。
B5ビタミン び 工lL
ミオ−イノシトール 100.0
ニコチン酸 1.0
ピリドキシンH(J 1.0
チアミンHCjl! 10.0
名称B50/1/1はB5培地、3%のシュークロース、1■/2の2.4−D
、1■/lのカイネチンを意味し、そして名称B50/I10は前記と同じであ
るがカイネチンが含まれないことを意味する。生育物質濃度は/(スラッシュ)
表示により表わし、3種類の生育物質の濃度が■/lで示される。
これらの順序はインドール−3−酢酸/2.4−D/カイネチンである。
名称B5BZ 1%は、B5塩、ビタミン及び補充物+1%(−/ν)シューク
ロース、3■/lペンジルアデミン及び1■/iゼインを意味する。85B21
%はここではブラッシカの組織のカナマイシン耐性のための再生及び選択培地と
して使用される。
APHII (Jorgensen等、No1.Gen、 (1979)17ユ
:65〕のための完全な構造遺伝子を含有するTn5の旦LLI[−3mal断
片をpUc8 (Vieira及びMessing、Gene(1982)旦:
259)にクローン化し、SmaI部位にすぐ隣接して旦coR1部位が存在
するため、前記断片が旦1ndnl一旦coRI断片に転換した。次に、APH
n遺伝子の3′部分を含有するPstl一旦coRI断片を、イシン耐性を付与
しないため、APHIf遺伝子の旦しII −P s tI断片を旦amHI
−Pst I部位に挿入することによりカナマイシン耐性を得た(pCGN54
6X)。この方法はAPHII遺伝子を再構成し、旦coRI部位が該遺伝子を
挟む。1個のATGコドンが、AP)l IfのATG開始コドンを伴うリーデ
ィングフレームの外側でその上流に存在した。この不所望のATGは、余分なA
TGを欠< AP)IIIの5′−末端からの5auI[I A −Pst I
断片をpCGN546WのBamHI −Pst 1部位に挿入してプラスミド
pcGN550を得ることにより除去された。
次に、API(n遺伝子(I ATG)を含有する旦coRI断片を、発現用オ
クトビンシンサーゼカセットを含有するpcGN451のユニーク足並R1部位
にクローン化してpCGN552 (IATP)を得た。
プラスミドpcGN451 は、オクトビンカセットを含み、このカセットはp
TiA 6のオクトビンシンサーゼ遺伝子の3′非コード領域に旦coRIリン
カ−を介して融合した5′非コード領域の約1556bpを含有する。Bark
er等、Plant Mo1.Biol。
(1983) 2 : 325により定義されたように、pTiの座標は、3′
領域については11,207〜12,823であり、そして5′領域については
13,643〜15,208である。
5′断片を次のようにして得た。コード領域の5′末端を含有する小さなサブク
ローニングされた断片をBamHI −EcoRI断片としてpBR322にク
ローン化しプラスミドpCGN407とした。旦amHI −EcoRI断片は
コード領域中に1個のXmn1部位を有し、他方pBR322は2個のXmnI
を有する。
pcGN407をXμUで消化し、Ba131ヌクレアーゼで削り取り、そして
断片に旦coRIリンカ−を付加した。EcoRI及びBamHI消化の後、断
片をサイズ分画し、両分をクローン化しそして配列決定した。1つの場合、完全
なコード領域及び10bpの5′非翻訳配列が除去され、5′非転写領域、mR
NAキャップ部位、及び16bpの5′非翻訳領域(BamHI部位まで)が無
傷のまま残った。この小断片は、7%アクリルアミドゲル上でのサイズ画分及び
約130bpの長さの断片の溶出により得られた。このサイズ分画されたDNA
をM13mp9に連結し、そして幾つかのクローンを配列決定し、そしてその配
列をオクトピンシンサーゼ遺伝子の既知の配列と比較した。M13造成物をpI
4と命名し、このプラスミドをBamHI及び旦coR■により消化して小断片
を得、これをpTiA 6 (Garfinkel及びNe5ter、 J、B
acteriol、(1980)144 : 732)からの上流5′配列を含
有するXhol一旦amHI断片に、及び3′配列を含有する旦coRI −X
ho I断片に連結した。生ずる又hol断片をXhol断片をpCGN426
と称するpUC8誘導体のXhoI部位にクローン化した。このプラスミドは、
DNAポリメラーゼIによりフィルインされた唯一のEcoRI部位を有するこ
と、及びptlc8のユニークHinc[部位にXholリンカ−が挿入された
場合H4ncII制限エンドヌクレアーゼの汚染によりPstl及びHindI
[1部位を失っていることによりpUC8と異る。生ずるプラスミドpcGN4
51は、5′非コード領域(これは、T −DNAの右ボーダーを含む1 、5
50bpの5′非転写領域、mRNAキャップ部位、及び16bpの5′非翻訳
配列を含有する)と3′領域(これは、276bpのコード領域、終止コドン、
196bpの3′非翻訳DNA 、ポリA部位、及び1,153bpの3′非転
写部位を含有する)と間に蛋白質コード配列の挿入のための単一の1匹R1部位
を有する。
適切な方向にocs5 ’及びocs3 ’を有する得られるプラスミドpcG
N451を旦coRIにより消化し、そして無傷のカナマイシン耐性遺伝子を含
有するpcGN451からのEcoRI断片を旦coR1部位に挿入して、適切
な方向にカナマイシン耐性遺伝子を有するpCGN552を得た。
このocs/KAN遺伝子を用いて、タランスー型二元ベクター pCGN58
7のための選択マーカーを得た。
操作されたオクトピンシンサーゼプロモーターカセットの5′部位は、1520
B−13644(Barker等、前掲、におけるBarkerの番号付与)に
おけるXαす断片からのTiAD DNAから成り、これはまたT −DNA移
行に関与するT −DNA境界配列(ボーダー)を含有する。プラスミドpCG
N587において、pCGN552からのocs/KAN遺伝子が選択マーカー
及び右ボーダーを提供する。左ボーダー領域を且1ndn[一旦coRI断片か
らに凱■一旦飴RI断片としてpCGN565中に再クローン化してpCGN5
80を得る。pCGN565はpUc8− Cmに基礎を置くがしかしpUc1
8リンカ−を含有するクローニングベクターである。pcGN580を1吐HI
により線状化し、これを用いてpVcK102 (Knauf及びNe5ter
、Plasmid (1982) 8 : 45)の小さい方の且旺I[断片を
置換してpCGN585を生じせしめた。pCGN585の小さい方の5刀j断
片をocs/KAN遺伝子を含有するpCGN552からのXhoI断片で置き
換えることにより、pccN587が得られた。
−〆μり甜Wj1衣
CaMV (35S)からの成長プロモーター及び選択マーカーとしてのカナマ
イシン遺伝子を含有するプラスミドpcGN200を造成するため、pcGN1
67を二元ベクターpCGN578に再連結した。
pcGN167を造成するため、Cal’lVの人1uI断片(7144−77
35bp) (R,Gardner等、Nucl、Ac1d Res、 (19
81) 9 : 2871−2888)をAlulにより消化により得、そして
M13mp7 (Vieira等、銃匣(1982)耳し259〕の且1ncI
I部位にクローン化してC614を生成せしめた。C614のEcoRI消化に
より35Sプロモーターを含有するC614からのEcoRI断片を生じさせ、
これをpUc8 (Vieira等、Gene(1982)19 : 259)
の旦coR1部位にクローン化してpcGN146を生成せしめた。
プロモーター領域を切り整えるため、旦れ■部位(bp7670)をIn及び1
虹31により処理し、そして次に1社31で処理されたDNAに旦dnリンカ−
を付加してpcGN147を得た。
pCGN528 (下記参照のこと)を扛■で消化しそしてpcG147からの
B am HI −旦しI[プロモーター断片を挿入することにより、プロモー
ター領域、選択マーカー(2個のATGを有するKAN)及び3′領域を含有す
るpcGN148aを調製した。この断片をpCGN528のHa部位にクロー
ン化してfi[I[部位がpccN528のカナマイシン遺伝子に近くなるよう
にした。
この造成のために使用したシャトルベクターpCG528は次の様にして作った
。カナマイシン遺伝子を担持するIn5を含有するプラスミド(Jorgens
on等、Mo1.Gen、 (1979)177 : 65)を且1ndl[[
一旦amHIで消化し、そしてカナマイシン遺伝子を含有する且fndI[[−
BamHI断片をpAcYc184 (Chang及びCohen、J、Bac
teriol、(1978)134:1141 1156)のテトラサイタリフ
遺伝子中のHind m −BamHI部位に挿入することによりpCGN52
5を調製した。pTiA 6 (Thomasha−等、む土1 (1980)
月1729−739)の旦憇H1断片をpCGN525の旦憇HI部位に挿入す
ることによりpCGN526を調製した。XhoIにより消化しそして再連結す
ることによりpCGN526から小XhoI断片を除去することによりpCGN
52Bを得た。
pMB9KanXXIからのBamHI−カナマイシン遺伝子断片をpcGN1
48aのBamH1部位にクローン化することによりpCGN149aを調製し
た。
pMB9KanXXIはpUC4にの変形体(Vieira及びMessing
、Gene(1982) 19 : 259−268)であって、このものは止
lを欠いているがTn903からの機能的カナマイシン遺伝子を含有し、アグロ
バクテリウムでの効率的な選択を可能にする。
pcGN149aをqn及びIIで消化した。pcGN149aのこの小l11
−盈pit断片を、1憇H1及びIIによる消化によって単離された旧(下記参
照のこと)からの旦amHI−3phl断片で置き換えた。こうして、全長Ca
MVプロモーター、1個のATGを有するカナマイシン遺伝子、3′末端、及び
細菌Tn903−型カナマイシン遺伝子を含有する造成物pcGN167を得た
。MlはpCGN546X (pCGN587の造成を参照のこと)からのEc
oRI断片であり、これをM13J)9のEcoRIクローニング部位にクロー
ン化して、1個のATGを有するカナマイシン遺伝子中のPstI部位がM13
mp9のポリリンカー領域に近くなるようにした。
二元ベクターpCGN587を含有するE、コリC2110(史」A1)株をp
cGN165で形質転換することによりpcGN200を調製した。
pcGN167をインビドで組み換えてpcGN200を作った。直接DNA相
同の2個の領域が存在し、これによって組換が起こり得たのであろう。この場合
、pcGN167及びpCGN587により担持されたpUC複製開始点で組換
が起った。カナマイシン耐性により組換体を選択した(deFromard等、
Biotachnology+1983年5月、262−267頁〕。
pcGN200を交配(mating)によりアグロバクテリウム・ツメファシ
ェンスA281及びに12に導入した。細菌交配は2種類のE、コリ株及び1種
類のアグロバクテリウム株を用いて行った。
一方のE、コリ株(MM294)はpRK2073を担持し、動員機能を提供し
、そして他方の株(C2110)はアグロバクテリウムに移送されるべきカナマ
イシン耐性を伴うプラスミドを担持する。
2種類のE、コリ株をLB液体培地中で振とうしながら37℃にて一夜増殖せし
めた。アグロバクテリウム株はMG/L培地中28℃にて一夜増殖せしめた。5
0mずつの3つの株をニトロセルロースフィルター上で混合し、そしてMG/L
プレート上に置いた。プレートを28℃にて3日間インキュベートした。次に、
混合物を、100g/−のカナマイシン及び100i/’−のストレプトマイシ
ンが補充されたAB最少培地(D、M、Glo−ver、DNACIonin
VolumelN(1985)、78頁〕上にストリークし2、そして28°C
にて2日間インキュベートした。2つのE、コリ株を殺すためにストレプトマイ
シンを含めた。単コロニーを拾い上げ、上記培地上でのさらに2回のストリーキ
ングにより精製した。
上−1u(0遺戒
TiプラスミドpTiA 6をアグロバクテリウムA348株(Garfi−n
kel等、と旦(1981)27 : 143−153)から単離し、そし7て
これを用いてアグロバクテリウムA114株(NT lとも称される)(Cur
rier及びNe5ter、 J、Bacteriol、 (1976) 12
6 : 157−165)を形質転換した。BTB培地(Hooykaas等、
J、Gen、Microbiol。
(1979) 111 : 99−1091上でオクトビン異化作用について選
択した。この株をに12と命名した。
pTiA6の右T −DNAボーダー領域(Barker等、前掲、の番号付与
系によるbp 602 2212)を士、ndUT−3,!AI断片とし7てフ
ァージベクターM13mp9 (pcGN501)中にクローン化した。
M13mp9リンカ−構造が旦1ndnl−E匹R1断片としてこの断片を提供
する。pTiA6の右T −DNAポ・−ダー領域<bp13362−1520
8、8arker等、前掲)を旦coRI −Xho I断片として、酵素足並
RI及び5alIにより切断したM13mpυ中にサブクローン化した(pcG
N502)。次Gコ、この断片をEcoRI −、Hin d m断片として切
り出すことかできた。プラスミドpcGN501及びpcGN502をHind
nl及び旦coRIで消化し、そしてあらかじめHindIIIのみで切断され
たpUC8に連結した。白色のペニシリン耐性コロニーの選択が、天然の方向に
pTtA 6の左及び右T −DNAボーダーを含有する3、5kbp旦1nd
DI断片を存するpUC8(pcGN503)を含有する単離体をもたらした。
次に、T−DNAボーダーを含有するこの3.5kbp且ハ、dI[[断片をp
VK102のH4ndn[部位に移行せしめた。この広宿主域クローニングベク
ターpVK102(pVCK102とも称される)は記載されている(Knau
f及びNe5ter、Plasmid(1982) 8 : 45 54) 、
pVK102ベクターに対するpcGN506中のボーダー断片の方向は、左
T−DNAボーダー領域がテトラサイクリン耐性座に近い。pCGN506は左
及び右ボーダー領域の間にユニーク旦coR1部位及びユニークBamHI部位
を有し、すなわち、すべての挿入部は天然方向に方向付けられているであろう。
カナマイシン耐性決定基を担持するpUC4にの1憇HI断片をpCGN506
の1憇HI部位に連結することによりプラスミドpCGN567を造成した。従
って、pCGN567はテトラサイクリン及びカナマイシンの両耐性をコードす
る。
最少培地上でのトランスコンシュガント(transconjugant)アグ
ロバクテリウムについてカナマイシン選択を用いてトリパルタイト(tripa
rti te)法[Ditta等、Proc、Natl、Acad、Sci。
LISA(1981) 77 : 7347−73513によりプラスミドpC
GN567をアグロバクテリウムに12株に交配した。次に、プラスミドpPH
IJI〔Garf 1nke1等、Ce1l (1981)27 : 143−
153)を有するE6コリをに12(pCGN567)株と交配し、そしてトラ
ンスコンシュガント。
アグロ・ダクテリウムをカナマイシン及びゲン′アマイ):、、p :、/の両
者を含有する最少培地上で選択した。pp旧Jl及びpCGN567は不和合性
プラスミドであるため、、T%−プラスミドとの相同の2つの直接領域間の二重
組換事象は、ボーダー領域間のすべての腫瘍原性遺伝子座とカナマイ・リン耐性
遺伝子座との交換をもたらすと予想された〔方法の説明についてはGarfin
kel等、Ce1l(1981)27 : 143−153を参照のこと)。し
かしながら、これは起こらなかった。pPHIJlをK12(pCGN567’
)ζこ導入することにより生じたカナマイシン及びゲンタマイシン耐性アグロバ
クテリウムは非常にi/″Dっくり増殖し、pCGN56’?及びpP)IIJ
Iの両者は不安定な状態で存在し、不和合性問題のために個々の細菌が2つのプ
ラスミドの1方を排除する傾向を有するためにコロ−=−の見かげ上非常!、:
Jい増殖が起こる。−夜培養において力ナマ・イシン鳴汀培地及びゲンタマイシ
ン含有液体培地上での交互の増殖j7こより、予想通りの増殖速度を有する単離
体を同定した。、て、の株からブラ”スミドDNAを単離し、そしてこれを用い
てA114株を形質転換し7、カナマイシン耐性について選択し、そし2てゲン
タマイシン感受性について、1)マようじで拾い上げた。従って、アグロバクテ
リウムの得られる株に61はpP+11.11を久いブ、−0((61中の、−
のプラスミド(pTiK61)の、Sma I 、 MPa I 、EcoRI
及びΣ鮭■を用いる制限酵素分析は、pTiA6のkbp 173.30−18
1及び0.0 53.35 (Knauf及びNe5ter、 Plasmid
−(1982) 8 : 47354、の番号付与系を用いる〕に対応する配列
を欠<Ti−プラスミドを示した。これは、pTiA6により通常コードされて
いる形質である、オクトビンの利用を61に1株が行うことができないことを説
明する。
すなわち、pTiK61はpTiA 6の自律的欠失を示し、この場合、左ボー
ダーはなお存在するが、腫瘍遺伝子、右T −DNAボーダー、Ti DNA?
+Ji域、及びオクトビン異化を含む他の座が欠けている。pTiA 6の囚工
領域をコードする領域、すなわち座標111−168(Knauf及びNe5t
r、前掲、の番号付与を用いる)は、pTiK61中において無傷であり、これ
は、腫瘍原性遺伝子又は機能的T −DNAを欠くがしかし二元T −DNAベ
クターからのT −DNAの移行を達成するのに必要な虫遺伝子を含有する非武
装Ti−プラスミドを示す。
−EMBI、4 (Fisehauf等、J、Mo1.Biol、 (1983
)170 : 827−842)中にゲノムライブラリーを造成した。4X10
’個の組換体ファージをニックトランスレーションpN1ナビンcDNAプロー
ブ(Crouch等、J、Mo1.A 1.Gen、 (1983) 2 :
273−283)とのプラークハイブリダイゼーションによりスクリーニングし
た際、λBnNa及びλBnNbと称する2個のユニークなナビンゲノムクロー
ンが単離された。
ナピンゲノムクローンを制限ヌクレアーゼマツピング及びザザンブロットハイプ
リダイゼーションにより分析した。各ファージはちょうど1個のナビン遺伝子を
含有し、そしてナビン遺伝子領域のみが胚RNAから調製されたcDNAにハイ
ブリダイズする。λBnNaナピン遺伝子を含有する3、3kb EcoR1断
片をpLlc8(Veiera及びMessing、 1982)中でサブクロ
ーニングし、そしてpgNaと命名した。
約320bp Sal I断片をpgNaのXhoI部位にクローン化し、pg
Na中のナピンコード領域の終止コドンの後に“タッグとして細菌DNA配列を
置< pcGN714を生成せしめた。この場合、細菌DNA配列は、ジヒドロ
フオレート・レダクターゼ(DHPR)遺伝子のコード領域を含有する5alI
制限断片から成る。
3oobpのプロモーター及びナビンコード領域に続く約2100bpを伴うナ
ミン遺伝子を含有するpgNa中のEcoRI断片はpCGN714中で約3.
6kbである。
pUc18 (Yanisch−Perron等、Gene(1985)33
: 103)中の旦1ndI[[一旦coRIセットのリンカ−をpUc12c
m (Keith J。
Buckley、 Ph、D、Thesis、 USCD、 1985]中に移
行せしめることによりpCGN565を生じさせた。これは基本的に、pUc1
2の青−白クローニング系及びクロラムフェニコール耐性に連結されたpUcレ
プリコンであるタッグされたナピン遺伝子を含有するpcGN714の1赳R1
断片をpCGN565の足並RI部位に移行せしめてpCGN723を得た。こ
れはpcGN714のペニシリン耐性ではなく、クロラムフェニコール耐性をコ
ードする。pUc8cm(Keith J、Buckley、Ph、D、The
sis、UC5D、1985) のHindII[−1印R1リンカ−を1旦d
I[I−EcoRIで切断されたpEMBL19 (Dente等、Nucl、
Ac1ds、Re5(1983)11 : 1645に移行せ軒めてpcGN
730aを作った。親pEMBL19と異り、pcGN730aはすべての基1
0部位を欠く。タッグを付されたナビン遺伝子を含有するpCGN23の旦co
RI断片をpcGN730aの旦coR1部位に移行せしめた。従って、ナビン
遺伝子中の5stI部位は得られるプラスミドpCGN735中でユニークであ
った。
2つの27marオリゴヌクレオチドを、アプライド・バイオシステムスDNA
合成機上で合成した。#Aは次の配列:C−C−T−G−A−T−G−八−T−
G−A−T−G−A−T−G−A−T−G−C−T−G−C−A−G−C,Tか
ら成り、5’−3’の順序である。#13は次の配列:G−C−^−G−C−^
−T−C−八−T−C−A−T−CへA−T−C−A−T−C−A−G−G−A
−G−C−T−から成る。これら2個のオリゴヌクレオチドは部分的に相補的で
あり、アニーリングによりこれらは5stI部位にクローニングするのに適合性
の3′接種末端を残す。好ましい方向において、1個の挿入部は追加の9アミノ
酸のコードを加え、その内の5個はメチオニン残基である。オリゴヌクレオチド
#A及び#Bのアニーリングにより生成した合成dsDNAをpCGN735の
5st1部位にクローン化した。オリゴヌクレオチドはリン酸化されていないた
め、挿入部がpCGN735の5stl末端に対して過剰であっても、唯一個の
要素が挿入されるであろう。このプラスミドpCGN757の制限酵素分析は挿
入部が存在することを示した(このこと及び方向は後でDNA配列決定により確
認された)。pCGN757の1赳R1断片をpCGN565に移行せしめ、プ
ラスミドpCGN757cが、)CGN757のペニシリン耐性ではなくむしろ
クロラムフェニコール耐性をコードするようにした。
pPHIJI (Hirsch及びBeringer、 Plasmid (1
984)12 : 139)の旦coRI(ゲンタマイシン耐性をコードする)
をEcoRI及びPstIにより切断したpUC9にクローン化することにより
pCGN549を作った。pCGN587を1旦dI[r及び1旺■により切断
し、そして且1ndlI[及び旦amHIにより切断されたpCGN549と結
合せしめることによりpCGN594を作った。これはpUCレプリコン及びp
CGN587のクロラムフェニコールマーカーを細菌ゲンタマイシンマーカーに
より置き換えた。pCGN594の且1ndI[[一旦amHI断片をpUc1
8の且1ndlI[一旦amHIリンカ−と置き換えることによりpCGN73
9を作った。これは、pCGN594の真核性選択マーカーを、他のタイプの選
択マーカーの挿入のための一連のユニーククローニング部位で効果的に置き換え
た。pCGN976 (pcGN165からのHind I[[−BamHI断
片を且1ndI[I一旦amHI消化されたpUc19に挿入して35Sプロモ
ーター、カナマイシン耐性及びtm13 ’ 領域を導入することによって得ら
れた)の1旦dI[l一旦憇H1断片を且ind■一旦amHIにより切断され
たpCGN739に移行せしめることによりpCGN769を作った。pCGN
757cを1旦dIIrにより線状化し、そしてpCGN763の且1ndI[
1部位にクローン化して二元ベクターpCGN767を生成せしめた。このベク
ターは細菌ゲンタマイシン耐性マーカー、キメラ真核性カナマイシン耐性遺伝子
(CaMV 35Sプロモーター及びpTiA6 T−DNA tm1転写終止
シグナルを伴う)、並びにpTiA 6 T −DNAボーダー間のタッグされ
た操作されたナピン遺伝子を含有する。
■−l
ブラフシカの琺′−
ブラフシカ・ナブスcv Wester(アグリカルチュアー・カナダ、サスカ
トーン、カナダ〕の土壌生育した実生からの外植体を一次標的材料として使用し
た。植物を、18−8の光−暗サイクル、μE+++−”S−’で、24℃にて
3〜4週間生育せしめた。部分的に拡大した二次葉を切り取り、1%次亜塩素酸
ナトリウム中で15分間表面殺菌し、そして無菌水で4回洗浄した。
直径4nの葉ディスクを無菌葉からコルクポーラ−を用いて切り出した。これら
のディスクを24時間、24℃にて暗中で、1■/lの2.4−D及び1■/l
のカイネチンを含存し0.6%の精製寒天(Phytagar)を用いて固化し
たB5培地(KCBiologicals) (B50/ 1 / 1)上で前
インキュベートした。
アグロバクテリウム・ツメファシェンスの単コロニーをインキュベートすること
により、アグロバクテリウム・ツメファシェンス(A2811 X 200株)
を!’IG/L液体培地中液体及地中した。細菌を16〜38時間で収得した。
106〜107細菌/dの濃度への細菌の稀釈物を850/1/1液体培地中で
調製した。
葉外植体をアグロバクテリウム懸濁液中に浸漬することにより細菌を接種し、そ
して次にこれらを無菌ペーパータオル上にかるくプロットした。次に、接種され
た葉ディスクを0.1%ディフコPhytagarを含むB50/1/1培地の
ベトリブレートにプレート当り20デイスクの密度で移した。
細菌及び葉ディスクの同時インキュベーションを12〜48時間行った。この同
時培養段階の後、ディスクを液体B50/1/l培地中で洗浄し、そしてB50
/1/1及び500■/lのカルベニシリン、0.6%ディフコPhytaga
rを含むベトリブレートに移した。これらの外植体をこの培地上光(50μEm
−”s−’)中で7〜10時間、カルス形成が明瞭になるまで培養した。
この時点で外植体を、ブラフシカ・ナプスCνWes terの再生について最
適化された第二培地に移した。これはB5塩及びビタミン、3■/lのベンジル
アデニン、1■/lのゼアチン、及び1%のシュークロースを含有した。これは
500■/lのカルベニシリン及び50■/lの硫酸カナマイシンが補充された
。この培地を0.7%のPhytagarを用いて固化した。光照射条件(16
−8の光−暗サイクル、24℃、100A!Em−”s−’)下で、組織は緑色
カルスを発達させ始めた。非選択条件(硫酸カナマイシンを伴わない)で、この
培地上で多くの芽が形成され、増加しそして発根することができる。選択条件下
では緑のカルス及び芽の形成は明瞭であるが、しかし非常に少ない。
これらの選択条件下でカナマイシン耐性材料を温く好結果の形質転換事象が育ち
そして頻度について評価され得る。−次選択圧がカナマイシン耐性についてであ
って、栄養の消耗又は死組織から放出される阻害物質への不感受性についてでは
ないことを確認するため、外植体を7〜10日ごとに同じ培地に再プレートした
。
カナマイシン含有培地上で生育する芽及びカルスを、Re1ss等、砂皿(19
84)30 : 211−218により記載されているアンセイ法を用いてネオ
マイシンホスホトランスフェラーゼ遺伝子の発現について試験することができる
。これは、バックグラウンド蛋白質から酵素を分離するためにポリアクリルアミ
ドゲル電気泳動を用いる。酵素活性を、その場で、γ−32p−ラベル化ATP
を用いるカナマイシンのATP介在リン酸化により検出する0反応の生成物をP
81イオン交換紙上にプロットし、次にこのイオン交換紙を1%ドデシル硫酸ナ
トリウム中プロティナーゼK(1■/ll、シグマ・ケミカルス)により処理す
る(65℃にて45分間)。この処理は、32P−ラベル化量白質に関連する紙
上のバックグラウンド放射能の多くを除去する。この処理中、リン酸化カナマイ
シンは損傷されないで残る。次に、この生成物をオートラジオグラフィーによっ
て検出し、そしてシンチレーション計数によって定量することができる。形質転
換されたカナマイシン耐性ブラフシカ・ナブスの組織について行われたこの様な
アッセイの例を第1図に示す。形質転換体の表現型はカナマイシン耐性である。
ブラフシカA281 X 200形質転換体における耐性のレベルを第2図に示
す。
■一旦
フィーダー細胞層の存在下でアグロバクテリウム・ツメファシェンスを用いて形
質転換を行うことができる。これは、アグロバクテリウムで処理されたmiの回
収のため、及び形質転換活性を刺激するために有利である。この態様においては
、組織を例■に記載したようにして調製するが、しかし次に、アグロバクテリウ
ムに浸漬しそしてプロットした後、ニコチアナ・タバクム(Nicotiana
tabacum) (タバコ)の懸濁細胞のフィーダー細胞を含有するベトリ
ブレートに移す。このフィーダープレートは、1.0−の定常状態タバコ懸濁培
養物を、1■/7!の2,4−D及びカイネチンを上記のビタミン類と共に含有
するB5培地にピペットで加えることにより調製する。培地を0.6%寒天を用
いて固化する。フィーダープレートは使用の24〜48時間前に作り、そして切
り取ったブラフシカの組織をフィーダープレート上でプレーインキュベートする
ことができる。これは、フィーダープレート上に無菌のワットマン3n濾紙を置
き、そしてアグロバクテリウム処理の24時間前にその上に切取られたブラフシ
カの組織を並べることにより行う。
アグロバクテリウム・ツメファシェンス(A281 X 200又は類似の株)
に浸漬した後、ブラフシカの外植体をさらに24〜48時間フィーダープレート
にもどす。この時間の後、これらを、寒天含有培地(0,6%)中に1■/lの
カイネチン、1■/lの2.4−D及び500■/lのカルベニシリンを含有す
るR5培地に移す。他のすべての段階は例2記載したのと同この形質転換法はま
た、葉外植体ではなく胚軸外植体にも効果的に適用することができる。胚軸外植
体の形質転換のためのすべての方法は葉ディスクについて前記したのと同一であ
るが、しかしながら胚軸材料の調製方法は異る。
ブラフシカ・ナブスcv Westerの種子を、500−の無菌溶液当り20
0Iの“トウィーン20″界面活性剤を含有する1%次亜塩素酸ナトリウム溶液
中で表面殺菌した。殺菌剤に20分間浸漬した後、種子を無菌版留水で洗浄し、
そして生育物質を含有せずそして0.6%寒天により固化された、1/10ti
度のB5培地(Gamborg、 Mil Ier及びOjima、Ex er
imental Ceυユ雇(1968)観:月江−158〕を収容する幅71
、長さ70及び高さ10cmの無菌プラスチック箱(メガンタ)に植え付けた。
種子を発芽せしめ、そして23℃〜25℃にて、16−8時間の光−暗サイクル
で約100 u Em−”s−’の光強度で生育せしめた。5日間の後、実生を
無菌条件下で取り出し、そして胚軸を切り取り、そして長さ約4鶴の片に切った
。次に、これらの胚軸セグメントを、例■において葉ディスク外植体に適用した
のと同じすべての手順により処理した。
■−M
ブラフシカ・ナブスcv Westerの種子を95%エタノールに4分間浸漬
した。これらを、100−の無菌溶液当り50it1の“トウイーン20”界面
活性剤を含む1%次亜塩素酸ナトリウムにより殺菌した。45分間浸漬した後、
種子を無菌蒸留水により4回洗浄した。これらを、ピリドキシン<50n/l)
、ニコチン酸(50pg/12 )及びグリシン(200x/l)が添加されそ
して0.6%寒天により固化されたl/1o濃度のMS (ムラシゲ最少有機培
地、ギブコ)50−を収容する幅70、長さ7cm及び高さLoanの無菌プラ
スチック箱に植え付けた。種子を発芽せしめ、そして22℃にて、16−8時間
の光−暗サイクルで光強度約65μEm−”s−’において生育せしめた。5時
間の後、実生を無菌条件下で取り出しそして胚軸を切り取り、そして長さ約4f
iの片に切断した。胚軸片を例■に記載したフィーダープレート上に、又はフィ
ーダープレート無しで固化B50/1/1培地上の濾紙の上に置いた。
これをアグロバクテリウム処理の24時間前に行った。
アグロバクテリウムの単コロニーをMG/L液体培地中で30℃にてインキュベ
ートすることによりアグロバクテリウム・ツメファシェンス(A281 X 7
67株、及びEHAIOI x 767株)を調製した。細菌を16時間後に収
得し、そして−当り10!細胞の稀釈物をMG/L液体培地中に調製した。胚軸
のセグメントをアグロバクテリウム懸濁液に入れることにより細胞を接種し、そ
して30〜60分間置き、次に取り出しそして前記の850/1/1培地を収容
するベトリブレートに移した。プレートを低光度のもとて22℃にてインキュベ
ートした。細胞と胚軸セグメントとの同時インキュベーションを24〜48時間
行った。胚軸セグメントを取り出し、そして500■/iのカルベニシリン(こ
のとき、10 、25又は50■/!の硫酸カナマイシンを時には加えた)含有
するB50/1/1上に7日間、連続光(約65μEm−”s−’)のもとで2
2°Cで置いた。これらを、例■に記載したように3■/lのBAP及び1■/
1のゼアチンを含有するB5培地に移した。これは500■/1のカルベニシリ
ン、10 、25又は50■/lの硫酸カナマイシンを補充し、そして0.5%
のPhytagar(ギブコ)により固化した。
この後、外植体を2週間ごとに新鮮な培地に植した。
−ケガ後、カナマイシン含有培地上で選択された緑色カルスから芽が出現した。
芽は3ケ月間発達し続けた。芽がIcm以上の高さになった時カルスから切りと
り、そして1%シュークロースを含み、添加された生育物質を含まず、300■
/lのカルベニシリンを含みそして0.6%Phytagarにより固化された
B5培地上に置いた。芽は生育を続け、そして数枚の葉を取ってネオマイシンホ
スホトランスフェラーゼII(NPTII)活性について試験した。NPT I
I活性陽性の芽を、1%シュークロース、2■/1インドール酪酸及び200■
/2カルベニシリンを含有しそして0.6%Phytagarで固化されたB5
培地を収容するマゲンタ(Magenta)ボックスに入れた。数週間後、芽は
発根し、そしてこれを土壌に移した。植物を生育室中で22℃にて、16−8時
間の光−暗サイクルで光強度220μEm−2s−’にて育生せしめ、そして数
週間の後温室に移した。
葉を収穫し、液体窒素中で凍結し、そしてDNAを挿出した(Dellapor
ta等、PI、Mo1ec、Biol、Re orter(1983)土: 1
9−213 。
サザン分析(Maniatis等、“Mo1ecular Cloning”s
コールド・スプリング・ハーバ−・プレス)は、T −DNAの適切な組み込み
(integration)を確認した。
上記の方法を用いることにより、2%の胚軸セグメントがNTP II活性陽性
の芽を生成した。
1 1159 2% 1159 2%
2 1157 2%
3 1159 2% 1154 2%
!/622% 1/60 2%
1/64 2% 1159 2%
2158 3% 1/60 2%
1158 2% 11592%
2/61 3% 11592%
他の植物遺伝子を有する他の造成物を含有するアグロバクテリウムE)IA−1
01株及びに61株と同時培養されたB、ナプス・カルチパルス(B、促l臣c
ultivars) Westar、Viking及びBridgerの胚軸セ
グメントからもトランスジエニツク(trans−genic)植物が得られた
。この系は異るアグロバクテリウム株、造成物、及びブラフシカ表現型を用いて
反復可能である。
■一旦
胚軸セグメントからの芽の発生頻度は、同時培養及びカルス形成培地からカイネ
チンを除去する(B50/1/1からB50/I10へ)ことにより少なくとも
2倍上昇した。
小なくとも1 の−を する・軸 植 の、庁I Westar 13/22
59% 3/24 12%2 讐estar 12/20 60% 2/28
7%3 Westar 17/23 74% 3/24 12%4 Tt4es
tar 26/29 90% 12/28 43%5 Viking 95/1
0095% 53/10252%6 Bridger 58/10157% 1
3/77 17%この変化は、アグロバクテリウムが接種された胚軸外植体から
回収される形質転換された芽の数の増加をもたらす。
上記の結果が示すところによれば、ブラフシカの種は効率的に形質転換され得、
これによって外来遺伝子が植物ゲノムに組み込まれそして発現され、新しい表現
型性質をもたらすであろう。すなわち、ブラフシカの種は形質転換され得、そし
て遺伝子を用いることが可能であることが示され、ここで形質転換された細胞は
植物に再生され、これは新しい表現型の発現をもたらす。高い形質転換効率によ
り、合理的な時間内に、そして過度に反復的な手順を用いないで好結果の形質転
換が達成され得る。
前記のすべての特許、他の公表、及び特許出願はこの発明が属する技術分野にお
ける技術を有する者の技術の例示である。他特許、他の公表及び特許出願は、各
特許、他の公表し、又は特許出願が引用により導入されることが個々に示されて
いたかのごとく、同じ位置及び同じ程度に、引用により個々にこの明細書に導入
される。
前記の発明は理解を明瞭にするために説明及び例により幾分詳細に説明したが、
添付された請求の範囲内においである種の変化及び変法が実施され得ることは自
明である。
PCT出願人のガイド Volume I −Annex M 3ANNEXM
3
国際出願番号 隘:PCT/ /
手続補Jfitc方j゛0
昭和63年、2月工/日
特許庁長官 吉 1)文 毅 殿
工、事件の表示
PCT/Ui S 87101205
2、発明の名称
ブラッシ力の種における形質転換及び外来遺伝子の発現
3 補正をずろ者
事件との関係 特許出願人
名称 カルジーン、インコーホレイティド4、代理人
住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番1o号5、補正命令の日付
6、補正の対象
(1)特許法第184条の5第1項の規定による書面の「特許出願人の代表者」
の欄
(2)委任状
(3)図面の翻訳文
7、補正の内容
(1) f2) 別紙の通り
(3) 図面の翻訳文の浄書(内容に変更なし)8、添付書類の目録
(1)訂正した特許法第184条の5
第1項の規定による書面 1通
(2)委任状及びその翻訳文 各1通
(3)浄書した図面の翻訳文 1通
国際調査報告
11111MM16fial^””””OP”Cc〒#+1J1710i2OS
1″1′”” ”””””’ ”PCT/IJS87101205
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2個の断片のインビトロ連結により生ずるDNA造成物を有する 形質転換されたブラッシカ(Brassica)の種の細胞であって、該断片が : (1)前記ブラッシカ中で機能する転写開始領域;(2)その5′末端に開始コ ドンを有するオープンリーディングフレームを含んで成るDNA配列又は同種性 転写生成物に相補的な配列; (3)前記ブラッシカ中で機能する転写終止領域;(4)T−DNAの右ボーダ ー; (5)前記ブラッシカ中で発現することができ形質転換されたブラッシカの細胞 の選択を提供する構造遺伝子;を含んで成り; ここで、前記断片が前記ブラッシカ細胞中で発現することができる発現カセット を提供する、 前記細胞。 2.前記DNAがオープンリーディングフレームである、請求の範囲第1項に記 載の細胞。 3.前記オープンリーディングフレームが前記細胞に表現型性質を付与する、請 求の範囲第1項に記載の細胞。 4.前記造成物が少なくとも1個のT−DNAボーダーを含んで成る、請求の範 囲第1項に記載の細胞。 5.前記ブラッシカがナプス(napus)又はカンベストリス(campes tris)である、請求の範囲第1項に記載の細胞。 6.前記転写開始領域がカリフラワーモザイクウイルスの35S領域である、請 求の範囲第1項に記載の細胞。 7.ブラッシカの細胞を形質転換してブラッシカ植物を製造する方法であって、 ブラッシカの細胞を、転写カセットと少なくとも右T−DNAボーダー、及びマ ーカーを含有する細胞の選択を提供するマーカーとをインビトロ連結することに より得られる挿入配列を含んで成るプラスミドを含んで成るA、ツメファシエン スと共に同時培養し、これによって前記ブラッシカ細胞が前記挿入配列によって 形質転換され、この配列が植物細胞ゲノムに導入され; 前記形質転換されたブラッシカの細胞を、少なくとも1種類のオーキシンを含有 しそして前記マーカーを含んで成る細胞に対して選択的なカルス誘導培地に移し て、前記形質転換された細胞からカルスを生成せしめ;前記カルスを、約2%未 満のシュークロース又はカロリーが同等の有機物を含有する再生培地に移して芽 (shoot)を生成せしめ;そして 前記芽を生育培地に移して植物を生成せしめる;ことを含んで成る方法。 8.前記ブラッシカの細胞が胚軸の細胞である、請求の範囲第7項に記載の方法 。 9.前記胚軸の細胞が茎のセグメントの形である、請求の範囲第8項に記載の方 法。 10.前記カルス誘導培地がサイトカイニンを含有しない、請求の範囲第7項に 記載の方法。 11.前記再生培地が約1%のシュークロースを含有する請求の範囲第7項に記 載の方法。 12.前記A、ツメファシエンスが非武装株である請求の範囲第7項に記載の方 法。 13.前記カルス誘導培地が約1mg/lのオーキシン、及び約0〜1mg/l のサイトカイニンを有し、そして前記再生培地が約1%のシュークロースを含有 する、請求の範囲第7項に記載の方法。 14.前記ブラッシカがカンベストリス又はナプス種である、請求の範囲第7項 に記載の方法。 15.請求の範囲第1項に記載の細胞を含んで成るブラッシカ植物。 16.前記ブラッシカがカンベストリス又はナプス種である、請求の範囲第15 項に記載のブラッシカ植物。 17.請求の範囲第1項に記載の細胞の細胞培養物。 18.前記培養物が選択剤を含有する、請求の範囲第17項に記載の細胞の細胞 培養物。 19.請求の範囲第7項に記載の方法により製造される植物。 20.前記転写カセットがカリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーターを 含んで成る、請求の範囲第19項に記載の植物。
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