JPH0150021B2 - - Google Patents

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JPH0150021B2
JPH0150021B2 JP58235265A JP23526583A JPH0150021B2 JP H0150021 B2 JPH0150021 B2 JP H0150021B2 JP 58235265 A JP58235265 A JP 58235265A JP 23526583 A JP23526583 A JP 23526583A JP H0150021 B2 JPH0150021 B2 JP H0150021B2
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JP
Japan
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disk
elevating
pick
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movable
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Application number
JP58235265A
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JPS60127564A (ja
Inventor
Masanobu Furukawa
Juji Sato
Isao Koga
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Sansui Electric Co Ltd
Original Assignee
Sansui Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sansui Electric Co Ltd filed Critical Sansui Electric Co Ltd
Priority to JP58235265A priority Critical patent/JPS60127564A/ja
Publication of JPS60127564A publication Critical patent/JPS60127564A/ja
Publication of JPH0150021B2 publication Critical patent/JPH0150021B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、デイスクプレーヤに係り、とくに、
本体の前部に引出し状に突出したデイスク支持体
上にデイスクを支持し、デイスク支持体を上記本
体内に没入してデイスクを本体内に挿入し、本体
内でデイスクの再生を行なうようにしたものに関
する。
(従来の技術) 近年、デイスクプレーヤにおいても、カセツト
テーププレーヤ等と同様なフロントローデイング
方式のものが開発されている。このフロントロー
デイング方式でも、デイスクを水平に装着するも
のと、デイスクを垂直に装着するものとがある
が、水平フロントローデイングの場合、デイスク
支持体が本体の前部に引出し状に出没する構造
で、突出状態のデイスク支持体上にデイスクを支
持し、デイスク支持体を本体内に没入してデイス
クを本体内に挿入するようになつており、さら
に、本体内に挿入したデイスクに対して下部チヤ
ツク体が昇降する構造で、下部チヤツク体の上昇
によりデイスク支持体からデイスクを持ち上げる
とともに上部チヤツク体との間にデイスクを挾持
するようになつており、上下のチヤツク体の一方
を回転駆動して他方を従動させ、この状態で、ピ
ツクアツプによりデイスクの再生を行なうように
なつている。
そのため、デイスクのローデイングには、デイ
スク支持体を出没移動させる機構と下部チヤツク
体を昇降させる機構が必要であるが、従来の水平
フロントローデイング方式のデイスクプレーヤで
は、2つの機構を独立に設けているため、駆動用
のモータも2つ必要で、構造も複雑となり、その
上、これらの連動制御のために回路構成も複雑化
し、全体的に材料費や製造コストが上昇し、さら
にデイスク支持体の出没移動にラツク・ピニオン
等のギヤ機構を用いているため、騒音が発生しや
すく、また、デイスク支持体の移動が阻害された
ような場合、モータに過大な負荷が加わることに
なり、この状態を検知してマイコンによりモータ
を停止・反転させる等の保護処理を行なわせたと
しても、その間に数秒間の時間が必要なため、モ
ータの寿命が短縮するなどの問題もあつた。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述した従来の水平フロントローデ
イング方式のデイスクプレーヤではローデイング
にラツク・ピニオン等のギヤ機構を用いているた
め、機械的構造が複雑で、ギヤから騒音が発生し
やすく、しかも、デイスク支持体の出没移動用と
下部チヤツク体の昇降用の2つのモータが必要
で、その上、この2つのモータの他にデイスクの
回転用のモータが有り、ピツクアツプのリニアト
ラツキング用のモータも必要なため、これらの連
動制御のために回路構成も複雑となり、全体的に
材料費や製造コストが上昇することになる。さら
に、ギヤ機構を用いているため、デイスクの搬送
中にデイスク支持体の移動が阻害されたような場
合、モータに過大な負荷がかかり、この状態を検
知してマイコンにより、モータを停止・反転させ
るまでにも数秒間の時間が必要なため、モータの
過熱・破損等の事故が発生する可能性もある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、機械的構造及び回路構成を単純化するととも
に、1つのモータによつて、デイスクの支持体の
出没移動、下部チヤツク体の昇降及びピツクアツ
プのリニアトラツキング動作を行なうことによ
り、材料費や製造コストを下げ、騒音の発生を無
くし、さらに、駆動装置に過大な負荷がかかるの
を防止しようとするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明のデイスクプレーヤは、前面に開口部3
を有した本体1と、この本体1の開口部3に出没
移動自在に設けられたデイスク支持体6と、上記
本体1内に移動自在に設けられ上記デイスク支持
体6を出没移動させる出没用作動体52と、上記
本体1内におけるデイスク支持体6の下方に昇降
自在に設けられた昇降体7と、上記本体1内に移
動自在に設けられ上記昇降体7を昇降させる昇降
用作動体80と、上記昇降体7により昇降し上昇
時に上記本体1内におけるデイスク支持体6上の
デイスクDを持ち上げる回動自在の下部チヤツク
体28と、上記本体1内におけるデイスク支持体
6の上方に設けられ上記下部チヤツク体28の上
昇時に下部チヤツク体28とでデイスクDを上下
から挾持する回動自在の上部チヤツク体86と、
上記下部チヤツク体28または上部チヤツク体8
6を回転駆動させる回転用モータ87と、上記本
体1内にデイスクトラツキング方向に移動自在に
設けられデイスク再生用のピツクアツプ11,1
2を有するピツクアツプ基板10と、上記出没用
作動体52に軸支された動滑車104,105
と、上記昇降用作動体80に軸支された動滑車1
06,107と、上記ピツクアツプ基板10に軸
支された動滑車108,109と、上記各動滑車
104〜109に掛け回された駆動線条134
と、この駆動線条134を駆動し上記各動滑車1
04〜109を介して上記出没用作動体52及び
上記昇降用作動体80及び上記ピツクアツプ基板
10を移動させ上記デイスク支持体6の出没移動
及び上記昇降体7の昇降及び上記ピツクアツプ基
板10のトラツキング移動を行なわせるローデイ
ング・トラツキング用モータ128と、上記昇降
体7を下降させる方向に上記昇降用作動体80が
移動した状態でこの昇降用作動体80を係止し上
記デイスク支持体6が上記本体1内に移動した状
態でこの昇降用作動体80の係止を解除する昇降
制御体138と、上記デイスク支持体6を本体1
内に移動させる方向に上記出没用作動体52が移
動した状態でこの出没用作動体52を係止し上記
昇降体7が下降した状態でこの出没用作動体52
の係止を解除する出没制御体140とを具備した
ものである。
(作用) 本発明のデイスクプレーヤは、駆動力の伝達に
駆動線条134を用い、1つのローデイング・ト
ラツキング用モータ128により、駆動線条13
4及び動滑車104〜109を介して、デイスク
支持体6の出没移動、下部チヤツク体28の昇
降、ピツクアツプ基板10のトラツキング移動を
行ない、それぞれの動作を、昇降制御体138、
出没制御体140及びそれぞれの動作に要する駆
動力の違いによつて、所定の順序で行なうもので
ある。
(実施例) 本発明のデイスクプレーヤを、図面を示す実施
例に基づいて詳細に説明する。
第1図及び第2図は通常のアナログのレコード
デイスクDを再生するデイスクプレーヤを示すも
ので、この図を中心に説明する。
図において、1はケース状の本体で、この本体
1の上側前部に操作表示部2が設けられ、前側下
部に横長の開口部3が設けられている。そして、
上記本体1内の下部にメインシヤーシ4が設けら
れ、このメインシヤーシ4上に両側1対のレール
5が前後方向に向けて設けられているとともに、
この1対のレール5にデイスク支持体6が前後方
向移動自在に支持され、このデイスク支持体6が
上記本体1の開口部3から引出し状に出没するよ
うになつている。そして、上記メインシヤーシ4
の略中央部上に後述する下部チヤツク体28を昇
降させるための昇降体7が軸8を介して片持ち状
に軸支され、この昇降体7の先端部が昇降自在に
形成されている。また、上記メインシヤーシ4の
一側部上に両側1対のレール9が前後方向に向け
て設けられているとともに、この1対のレール9
にピツクアツプ基板10が前後方向移動自在に支
持され、このピツクアツプ基板10に1対のピツ
クアツプとしてのピツクアツプカートリツジ1
1,12がそれぞれアーム13,14を介して前
後方向及び上下方向に偏位して支持されている。
さらに、上記本体1内に後述する上部チヤツク体
86を支持する倒コ字形のサブシヤーシ15が、
上記メインシヤーシ4の両側部間に跨がるよう
に、設けられている。
上記デイスク支持体6は、第3図及び第4図に
も示すように、デイスクベース21とデイスクプ
レート22とで構成され、デイスクベース21
は、その両側下部に軸支された複数のローラ23
を断面コ字形の上記1対のレール5に係合するこ
とにより、前後方向にのみ移動自在にかつ水平状
に支持されており、上記デイスクプレート22
は、その両側下部に軸支された複数のローラ24
を上記デイスクベース21上に前後方向に向けて
形成された両側1対の長溝25に係合することに
より、デイスクベース21上においてデイスクベ
ース21の前端縁部21aと後端縁部21bとの
間で前後方向移動自在に支持されている。
したがつて、上記デイスクプレート22を、第
3図及び第4図に示す状態つまりデイスク支持体
6が本体1内に没入した状態から前方へ(F方
向)へ移動すると、デイスクプレート22は、本
体1内においてデイスクベース21上を移動し、
ついでデイスクベース21の前端縁部21aに当
接した後には、デイスクベース21がレール5に
沿つてデイスクプレート22とともに前方に移動
して本体1の開口部3から前方に突出するように
なつており、また、この状態からデイスクプレー
ト22を後方(B方向)に移動すると、デイスク
プレート22はデイスクベース21上を移動し、
ついでデイスクベース21の後端縁部21bに当
接した後には、デイスクベース21がレール5に
沿つてデイスクプレート22とともに後方に移動
して本体1の開口部3に没入するようになつてい
る。
なお、上記デイスクプレート22の移動ストロ
ークを32cmとし、上記デイスクベース21上にお
けるデイスクプレート22の可動ストロークを10
cmとすると、デイスクプレート22の移動にとも
なうデイスクベース21の移動ストロークすなわ
ちデイスクベース21の突出長さは32−10=22cm
となる。
そして、上記デイスク支持体6のデイスクプレ
ート22の前端中央部に下部チヤツク体28が設
けられている。この下部チヤツク体28は、第3
図、第4図及び第6図にも示すように、チヤツク
プレート29の中央部にスピンドル30を植設す
るとともに、このスピンドル30にEPアダプタ
31を上下動自在に嵌合してチヤツクプレート2
9の上面に出没自在に設けたもので、上記スピン
ドル30は常時チヤツクプレート29の上面に突
出しており、上記EPアダプタ31は、通常はば
ね32によつて、その爪31aが上記チヤツクプ
レート29に係止する位置まで上昇して、チヤツ
クプレート29の上面に突出し、デイスクDの重
量が加えられると、チヤツクプレート29の凹部
29a内に下降するようになつている。
そして、上記下部チヤツク体28は、上記デイ
スクプレート22に形成した孔35及び凹部36
に遊嵌されて、水平方向及び上下方向に遊動自在
に設けられているとともに、抜け止めリング37
をデイスクプレート22の下方からチヤツクプレ
ート29に嵌合してリング37の爪37aをチヤ
ツクプレート29に係止することにより上方への
抜け止めが行なわれている。なお、上記下部チヤ
ツク体28は、通常は自重によつて下降して、そ
のチヤツクプレート29の上面とデイスクプレー
ト22の上面とが略同一面となつている。
また、上記デイスク支持体6のデイスクベース
21の中央部、つまり後方に移動したデイスクプ
レート22の下部チヤツク体28が対向する部分
には孔40が形成されているとともに、その前方
のデイスクベース21上面には上記下部チヤツク
体28の下部及び上記抜け止めリング37が通過
するための凹部41が形成されている。
また、上記デイスク支持体6のデイスクベース
21及びデイスクプレート22の後部には上記後
方下方側のピツクアツプカートリツジ12が通過
するための孔44,45が形成されている。
さらに、上記デイスク支持体6のデイスクプレ
ート22の後端中央上部及びデイスクベース21
の後端中央下部には上記各ピツクアツプカートリ
ツジ11,12を清掃するブラシ48,49が設
けられている。
なお、上記デイスク支持体6の突出長さを、先
に述べたように22cmとすると、デイスクプレート
22の突出長さは、デイスクベース21の前端縁
部21aの巾を差し引いても20cm強となり、30cm
LPデイスクDの前後方向後方側の2/3程度をデイ
スクプレート22上に、本体1の外部において、
支持することができる。
また、上記デイスク支持体6を出没移動させる
出没用作動体としての移動体52が上記メインシ
ヤーシ4に設けられている。この移動体52は、
第5図及び第9図にも示すように、上記メインシ
ヤーシ4の他側部に前後方向に向けて形成された
長孔53に前後方向移動自在に係合されている。
そして、上記移動体52を移動すると、上記デ
イスク支持体6が出没移動するようになつてい
る。すなわち、第9図に示すように、上記移動体
52の上部に前後1対の動滑車56,57が軸支
され、上記長孔53の前方に位置して上記メイン
シヤーシ4上に2つの定滑車58,59が第10
図にも示すように軸支されているとともに、長孔
53の後方に位置してメインシヤーシ4上に3つ
の定滑車60,61,62が第11図にも示すよ
うに軸支され、また、上記定滑車60の一側部に
位置してメインシヤーシ4上にテンシヨン滑車6
3が調節ねじ64によつて移動自在に軸支され、
また、メインシヤーシ4の一側前端部上及び一側
後側部上にそれぞれ定滑車65,66が軸支され
ているとともに、メインシヤーシ4の略中央部上
に定滑車67が軸支され、さらに、長孔53の前
方に位置して突部68がメインシヤーシ4上に突
設されており、そして、一端を上記長孔53の前
方一側部においてねじ69でメインシヤーシ4に
固定した連動線条70が、突部68に掛けられた
上で、移動体52の上部前側の動滑車56に掛け
られ、ついで、この連動線条70が、順次、各定
滑車59,62に掛けられた上で、移動体52の
上部後側の動滑車57に掛けられ、ついで、順
次、定滑車60及びテンシヨン滑車63に掛けら
れた後、再び定滑車60に掛けられた上で、再び
移動体52の上部後側の動滑車57に掛けられ、
ついで、この連動線条70が、順次、各定滑車6
1,66,65,67,58に掛けられた上で、
再び移動体52の上部前側の動滑車56に掛けら
れ、ついで、この連動線条70が再び突部68に
掛けられた上で、その他端をねじ71でメインシ
ヤーシ4に固定されており、さらに、この連動線
条70は、上記一側部の定滑車65,66間及び
他側部の定滑車59,62間において、それぞ
れ、上記デイスク支持体6のデイスクベース21
に形成した長孔21c,21dから下方に突出さ
れたデイスクプレート22の固定具22a,22
bに固定されている。(第2図及び第3図に示す) したがつて、第13図にも示すように、移動体
52を前方(F方向)に移動すると、移動体52
の上部後側の動滑車57によつて、上記デイスク
支持体6のデイスクプレート22の固定具22
a,22bが、連動線条70を介して後方の定滑
車62,66に向かつて引つ張られ、デイスク支
持体6が後方(B方向)に移動し、また、逆に移
動体52を後方(B方向)に移動すると、移動体
52の上部前側の動滑車56によつて、上記デイ
スク支持体6のデイスクプレート22の固定部2
2a,22bが、連動線条70を介して、前方の
定滑車59,65に向かつて引つ張られ、デイス
ク支持体6が前方(F方向)に移動する。
なお、動滑車56,57を用いたことにより、
デイスク支持体6のデイスクプレート22の移動
ストロークは移動体52の移動ストロークの2倍
となり、移動体52の移動ストロークを16cmとす
ると、デイスクプレート22の移動ストロークを
先に述べたように32cmとすることができる。
また、連動線条70は、実質的には、ねじ69
からテンシヨン滑車63までの実線で示した部分
と、テンシヨン滑車63からねじ71までの一点
鎖線で示した部分の2系統に分けることができ、
この2系統を別個に設けること、つまり、2本の
連動線条を用いることもできるが、この実施例の
ように、2系統の連動線条を一本化しておくと、
実線で示した部分と一点鎖線で示した部分の張力
を常に均一にすることができ、したがつて、デイ
スク支持体6のデイスクプレート22の両側部を
移動させる力も均一となり、デイスクプレート2
2及びデイスクベース21の出没移動が円滑にで
き、ぎくしやくした動きが無くなる。
なお、上記テンシヨン滑車63を支持する場合
に、第14図に示すように、メインシヤーシ4に
取付けた固定支持片171に調節ねじ64を挿通
するとともに、この調節ねじ64の先端部をテン
シヨン滑車63を軸支した可動支持片172に螺
合し、調節ねじ64の頭部と固定支持片171と
の間に円筒状のサポータ173、ワツシヤ174
及びばね175を介在させると、デスク支持体6
が後方に無理に押し込まれた場合等に、連動線条
70が弛んでも、ばね175によつてテンシヨン
滑車63が引つ張られるので、この連動線条70
の弛みを吸収できる。
第5図及び第6図に示すように、上記昇降体7
の先端上部には、上記本体1内に没入したデイス
ク支持体6の下部チヤツク体28を持ち上げるス
ラスト軸受74が下部チヤツク体28のスピンド
ル30に対向して設けられ、その下方にはカム板
75が軸76を介して昇降体7下部に軸着され、
このカム板75の先端部が昇降体7の先端部に所
定範囲上下動自在に係合され、さらに、カム板7
5の先端部と昇降体7の先端部との間にこれらを
互いに離間させるばね77が装着されており、カ
ム板75を上昇させると、ばね77を介して昇降
体7が上昇し、昇降体7のスラスト軸受74がス
ピンドル30を介して下部チヤツク体28を持ち
上げるようになつている。
また、上記昇降体7を昇降させる昇降用作動体
としての移動体80が上記メインシヤーシ4に設
けられている。この移動体80は、第5図、第6
図及び第12図にも示すように、上記昇降体7の
カム板75の下方に位置してメインシヤーシ4に
略前後方向に向けて形成された長孔81に複数の
コロ82を介してカム板75と平行に移動自在に
係合され、その上部にはカム板75に対するコロ
83が軸支されている。
したがつて、移動体80を前方(F方向)に移
動すると、コロ83が昇降体7のカム板75と係
合してカム板75を持ち上げ、昇降体7を上昇さ
せて下部チヤツク体28を上昇させ、また、逆に
移動体80を後方(B方向)に移動すると、昇降
体7が自重により下降して下部チヤツク体28も
自重により下降するようになつている。
第4図及び第6図に示すように、上記本体1内
に没入したデイスク支持体6の下部チヤツク体2
8の上方には上部チヤツク体86が設けられてい
る。この上部チヤツク体86は、上記サブシヤー
シ15の中央下部に取付けられた正逆駆動の回転
用モータ87の回転子に取付けられ、所定の回転
数つまり33 1/3RPM及び45RPMで両方向に回転
するようになつており、その下面中央部には上記
下部チヤツク体28のスピンドル30及びEPア
ダプタ31が嵌合する凹部88,89が形成さ
れ、上昇状態の下部チヤツク体28との間にデイ
スクDを挾持するようになつている。
上記各ピツクアツプカートリツジ11,12を
取付けたアーム13,14は、第7図及び第8図
に示すように、それぞれジンバル機構92,93
を介して上記ピツクアツプ基板10に支持されて
おり、各ピツクアツプカートリツジ11,12は
それぞれ前後方向及び上下方向に揺動自在となつ
ている。そして、一方のアーム13はピツクアツ
プ基板10の前側上部つまり本体1内に没入した
デイスク支持体6の前部上方に位置するように設
けられているとともに、このアーム13に取付け
たピツクアツプカートリツジ11はその針先を下
方に向けて、デイスクD上面の前後方向の直径の
前方の半径部分を再生するようになつており、ま
た、他方のアーム14はピツクアツプ基板10の
後側下部つまり本体内に没入したデイスク支持体
6の後部下方に位置するように設けられていると
ともに、このアーム14に取付けたピツクアツプ
カートリツジ12はその針先を上方に向けて、デ
イスクD下面の前後方向の直径の後方の半径部分
を再生するようになつている。そして、両ピツク
アツプカートリツジ11,12の前後方向の偏位
は20cm程度に設定されており、30cmLPデイスク
の場合で、両ピツクアツプカートリツジ11,1
2の一方がデイスクDの外周部に位置したとき
に、他方がデイスクDの内周部つまりレーベルに
近接した位置に位置するようになつている。(第
3図及び第4図に示す) また、上記各アーム13,14は、ともにスタ
テイツクバランス型のもので、ピツクアツプカー
トリツジ11,12を所定の針圧でデイスクDに
当接するように形成されているが、不使用時に
は、それぞれレバー94,95により、ピツクア
ツプカートリツジ11,12がデイスクDから離
れる方向つまり上方または下方に揺動されるよう
になつており、また、使用時にはソレノイド9
6,97によりレバー94,95の作用が解除さ
れるように形成されている。
そして、上記レバー94,95が作用している
ときには、レバー94,95とアーム13,14
との係合により、アーム13,14はその水平方
向の揺動中心に位置決めされるようになつてお
り、両カートリツジ11,12を位置決めして前
後方向の偏位を先に述べた20cm程度に設定するよ
うになつている。
また、図示しないが、上記各アーム13,14
に対して、その水平方向の揺動を検出してピツク
アツプ基板10のサーボ駆動つまりアーム13,
14のリニアトラツキングを行なわせるための光
電検出機構が設けられている。
さらに、上記各ピツクアツプカートリツジ1
1,12の先端部にはデイスクDの最外周の無信
号部及びデイスクDの信号記録部間の無信号部を
検出する光電検出機構11c,12aがそれぞれ
針先と同方向に向けて設けられている。
また、上記ピツクアツプ基板10の下部には突
部100が設けられ、この突部100が上記メイ
ンシヤーシ4の長孔101に前後方向移動自在に
遊嵌されている。
そうして、上記メインシヤーシ4の下面側に位
置して、上記デイスク支持体6の出没用移動体5
2の下部に前後1対の動滑車104,105(第
5図及び第12図に示す)が軸支されているとと
もに、上記昇降体7の昇降用移動体80の下部に
前後1対の動滑車106,107(第6図及び第
12図に示す)が軸支され、上記ピツクアツプ基
板10の突部100にも前後1対の動滑車10
8,109(第7図、第8図及び第12図に示
す)が軸支されている。
また、上記メインシヤーシ4の下面に、第12
図に示すように、上記出没用移動体52が移動す
る長孔53の前方に位置して2つの定滑車11
2,113が、長孔53の後方に位置して2つの
定滑車114,115が軸支され、また、上記昇
降用移動体80が移動する長孔81の前方に位置
して定滑車116が軸支されているとともに、長
孔81の前後に位置して突部117,118が突
設され、また、上記ピツクアツプ基板10の突部
100が移動する長孔101の前方に位置して2
つの定滑車119,120が、長孔101の後方
に位置して3つの定滑車121,122,123
が軸支されている。
そして、上記メインシヤーシ1の下面前側部に
駆動滑車126及びテンシヨン滑車127が設け
られ、駆動滑車126はメインシヤーシ4上に設
けられた正逆駆動のローデイング・トラツキング
用モータ128(第2図に示す)にプーリ、ベル
ト、プーリ、ウオーム、ウオームホイール等を介
して連結され、テンシヨン滑車127はばね12
9により駆動滑車126から離れる方向に付勢さ
れている。なお、上記ばね129の付勢力はねじ
30により調節できるようになつている。
そして、その一端を上記長孔81の前方一側部
においてねじ133でメインシヤーシ4に固定し
た駆動線条134が、上記突部117に掛けられ
た上で、昇降用移動体80の下部前側の動滑車1
06に掛けられ、ついで、この駆動線条134
が、順次、各定滑車116,112に掛けられた
上で、出没用移動体52の下部前側の動滑車10
4に掛けられ、ついで、各定滑車113,119
に核けられた上で、ピツクアツプ基板10の突部
100前側の動滑車108に掛けられ、ついで、
定滑車120に掛けられた上で駆動滑車126に
1回転以上巻回された後、テンシヨン滑車127
に掛けられ、再び、駆動滑車126に1回転以上
巻回され、さらに、この駆動線条134が、各定
滑車123,122に掛けられた上で、ピツクア
ツプ基板10の突部100後側の動滑車109に
掛けられ、ついで、各定滑車121,115に掛
けられた上で、出没用移動体52の下部後側の動
滑車105に掛けられ、ついで、定滑車114に
掛けられた上で、昇降用移動体80の下部後側の
動滑車107に掛けられ、ついで、突部118に
掛けられた上で、ねじ135でメインシヤーシ4
に固定されている。
したがつて、第13図にも示すように、駆動滑
車126をモータ128で時計方向に回動する
と、ピツクアツプ基板10は、その突部100前
側の動滑車108を介して前方(F方向)に向か
う駆動力を受け、出没用移動体52は、その前側
下部の動滑車104を介して前方に向かう駆動力
つまりデイスク支持体6を本体1内に没入させる
方向の駆動力を受け、昇降用移動体80は、その
前側下部の動滑車106を介して前方に向かう駆
動力つまり昇降体7を介して下部チヤツク体28
を上昇させる方向の駆動力を受けることになり、
逆に、駆動滑車126を反時計方向に駆動する
と、ピツクアツプ基板10は、その突部100後
側の動滑車109を介して後方(B方向)に向か
う駆動力を受け、出没用移動体52は、その後側
下部の動滑車105を介して後方に向かう駆動力
つまりデイスク支持体6を本体1の前部に突出さ
せる方向の駆動力を受け、昇降用移動体80は、
その後側下部の動滑車107を介して後方に向か
う駆動力つまり昇降体7を介して下部チヤツク体
28を下降させる方向の駆動力を受けることにな
る。
なお、第13図は、駆動系の原理図であるが、
図面を単純化するために、駆動線条134に対し
ての出没用移動体52と昇降用移動体80の配置
を逆にしてある。
また、上記ピツクアツプ基板10を移動させる
駆動力は、上記デイスク支持体6を移動させる駆
動力及び上記昇降体7を介して下部チヤツク体2
8を昇降させる駆動力のいずれよりも小さく設定
されている。なお、これは、ピツクアツプ基板1
0は精密なサーボ動作(リニアトラツキング)を
行なう関係上、元来、そのレール9などの移動用
支持部材に高精度のものを用い、移動時の抵抗を
極めて小さくしてあるので、特別な配慮を行なわ
なくとも、達成できる。
そして、第5図及び第6図に示すように、上記
昇降用移動体80が移動する長孔81の後部に位
置してメインシヤーシ4上に昇降制御体としての
レバー138が軸139を介して回動自在に軸支
されているとともに、上記出没用移動体52が移
動する長孔53の前部に位置してメインシヤーシ
4上に出没制御体としてのレバー140が軸14
1を介して回動自在に軸支されている。
上記昇降制御レバー138は、その前部に係止
爪144を有するとともに、その上部に連動部1
45を有し、かつ、図示しないばねにより第6図
において時計方向に付勢されている。そして、上
記昇降用移動体80が後方つまりカム板75を介
して昇降体7及び下部チヤツク体28を下降させ
る方向に移動した状態で、上記係止爪144が、
移動体80に形成した係合凹部80aに係合して
移動体80を係止し、移動体80の前方への移動
つまり昇降体7及び下部チヤツク体28を上昇さ
せる方向への移動を阻止するようになつている。
また、上記連動部145が上記昇降体7に形成し
た孔7aの上方に突出しているとともに、上記デ
イスク支持体6のデイスクプレート22の下部に
突設した突片146がデイスクベース21に形成
した長孔147の下方に突出しており、デイスク
支持体6が本体1内に没入したときつまりデイス
クベース21が本体1内に位置するとともにデイ
スクプレート22がデイスクベース21上の後部
に位置したときに、デイスクプレート22の突片
146が連動部145を押動して、上記係止爪1
44による移動体80の係止を解除するようにな
つている。
上記出没制御レバー140は、その一端部に係
止爪150を有するとともに、その他端部が、上
記昇降用移動体80が移動する長孔81の側部に
位置してメインシヤーシ4上に軸151を介して
軸支された連動レバー152に、ロツド153を
介して連結され、かつ、ばね154により第5図
において反時計方向に付勢されている。そして、
上記出没用移動体52が前方つまりデイスク支持
体6を本体1内に没入させる方向に移動した状態
で、上記係止爪150が上記移動体52に形成し
た係合凹部52aに係合して移動体52を係止
し、移動体52の後方への移動つまりデイスク支
持体6を本体1前部に突出させる方向への移動を
阻止するようになつている。また、上記連動レバ
ー152に対して上記昇降用移動体80から突片
155が突設されており、上記昇降体7及び下部
チヤツク体28が下降したときつまり昇降用移動
体80が後方に移動したときに、上記突片155
が、連動レバー152を反時計方向に回動すると
ともに、ロツド153を介して出没制御レバー1
40を時計方向に回動し、その係止爪150によ
る移動体52の係止を解除するようになつてい
る。
したがつて、第5図及び第6図に状態つまり出
没用移動体52が前方に移動してデイスク支持体
6が本体1内に没入しているとともに昇降用移動
体80が前方に移動して昇降体7及び下部チヤツ
ク体28が上昇している状態では、出没用移動体
52が出没制御レバー140により係止されて移
動不能で、昇降用移動体80の後方への移動つま
り昇降体7及び下部チヤツク体28の下降が可能
である。そして、昇降用移動体80が後方に移動
すると、その突片155が、連動レバー152及
びロツド153を介して、出没制御レバー140
による出没用移動体52の係止を解除し、これに
よつて、出没用移動体52の後方への移動つまり
デイスク支持体6の本体1前部への突出が可能と
なる。そして、出没用移動体52が後方に移動す
ると、デイスク支持体6のデイスクプレート22
が前方に移動して、その突片146が昇降制御レ
バー138の連動部145から離れ、昇降制御レ
バー138の係止爪144が昇降用移動体80の
係合凹部80aに係合してレバー138が移動体
80を係止し、これによつて、昇降用移動体80
の前方への移動つまり昇降体7及び下部チヤツク
体28の上昇が阻止される。また、この状態つま
り、出没用移動体52が後方に移動してデイスク
支持体6が本体1の前部に突出するとともに昇降
用移動体80が後方に移動して昇降体7及び下部
チヤツク体28が下降した状態では、昇降用移動
体80が昇降制御レバー138により係止されて
移動不能で、出没用移動体52の前方への移動つ
まりデイスク支持体6の本体1内への没入が可能
である。そして、出没用移動体52が前方に移動
すると、デイスク支持体6が本体1内に没入して
デイスクプレート22の突片146が昇降制御レ
バー138の連動部145を押動し、昇降制御レ
バー138による昇降用移動体80の係止を解除
し、これによつて、昇降用移動体80の前方への
移動つまり昇降体7及び下部チヤツク体28の上
昇が可能となる。そして、昇降用移動体80が前
方に移動すると、その突片155が連動レバー1
52から離れ、出没制御レバー140の係止爪1
50が出没移動体52の係合凹部52aに係合し
てレバー140が移動体52を係止し、これによ
つて、出没用移動体52の後方への移動つまりデ
イスク支持体6の本体1前部への突出が阻止さ
れ、第5図及び第6図の状態となる。
また、上記昇降用移動体80が移動する長孔8
1の前端部に上昇検出スイツチ158が設けられ
ているとともに、上記出没用移動体52が移動す
る長孔53の後端部に突出検出スイツチ159が
設けられ、さらに、上記ピツクアツプ基板10の
前方及び後方にピツクアツプ検出スイツチ16
0,161が設けられている。
次に、全体の作動を説明する。
なお、説明は、第3図ないし第6図、第9図及
び第12図の状態、つまり、デイスク支持体6が
本体1内に没入し、昇降体7及び下部チヤツク体
28が上昇し、ピツクアツプ基板10が前方に移
動した状態から始める。
まず、操作表示部2を操作して「オープン指
令」を出す。
そうすると、ローデイング・トラツキング用モ
ータ128が駆動して駆動滑車126が反時計方
向に回動し、駆動線条134により、ピツクアツ
プ基板10、出没用移動体52及び昇降用移動体
80が、それぞれその後側下部の動滑車109,
105,107を介して後方(B方向)に向かう
駆動力を受ける。
すると、ピツクアツプ基板10の移動に要する
駆動力が小さく設定されているので、第1番目
に、ピツクアツプ基板10が後方に所定のストロ
ークつまり30cmLPデイスクDの再生に要する10
cm程度のストロークを移動して図示しないストツ
パにより停止する。
この状態では、出没用移動体52が出没制御レ
バー140により係止されているので、第2番目
に、昇降用移動体80が後方に所定のストローク
を移動して図示しないストツパにより停止し、こ
れによつて、昇降体7及び下部チヤツク体28が
下降する。
この状態では、昇降用移動体80の突片155
が、連動レバー152及びロツド153を介し
て、出没制御レバー140による出没用移動体5
2の係止を解除するので、第3番目に、出没用移
動体52が後方に所定のストロークたとえば16cm
移動して図示しないストツパにより停止するとと
もに、突出検出スイツチ159が作動される。
そして、出没用移動体52が後方に向かつて移
動すると連動線条70によつてデイスク支持体6
のデイスクプレート22が連動して前方に移動す
る。
なお、出没用移動体52が後方への移動を開始
すると、デイスクプレート22の突片146が昇
降制御レバー138の連動部145から離れ、昇
降制御レバー138が昇降用移動体80を係止す
る。
そして、出没用移動体52が16cm移動すると、
デイスクプレート22はその倍の32cm移動するの
で、デイスクベース21上におけるデイスクプレ
ート22の可動ストロークを10cmとすると、デイ
スクベース21は本体1前部に22cm突出し、デイ
スクプレート22は本体1前部に20cm強、突出す
る。
使用者は、この状態で、デイスクDをデイスク
プレート22前端部の下部チヤツク体28のスピ
ンドル30またはEPアダプタ31に嵌合してデ
イスクプレート22上に支持する。
この際、30cmLPデイスクDの場合でも、デイ
スクプレート22が20cm強、突出しているので、
LPデイスクDの前後方向後方側の2/3程度をデイ
スクプレート22上に支持することができ、デイ
スクDの支持が不安定となることがなく、しか
も、デイスクDの支持を完全に本体1の外部で行
なうことができる。そして、デイスクベース21
の突出長さは22cmで、デイスクベース21上でデ
イスクプレート22が移動する10cmの長さを本体
1内に余分に残しておくことができるので、デイ
スクベース22が下降傾斜することもない。
なお、下部チヤツク体28のスピンドル30ま
たはEPアダプタ31に対するデイスクDの嵌合
は、本体1の外部で使用者が目視しながら行なえ
るので、確実にできる。
また、デイスク支持体6が前方に移動する際
に、デイスク支持体6のデイスクプレート22及
びデイスクベース21に取付けられたブラシ4
8,49が各ピツクアツプカートリツジ11,1
2及び光電検出機構11a,12aをこすつてゆ
くので、ピツクアツプカートリツジ11,12の
針先及び光電検出機構11a,12aの投光・受
光部のほこり等が除去される。
また、使用者は、この状態で、操作表示部2を
操作して、デイスクDの再生順序等を設定する。
(なお、この操作はデイスクDのローデイング後
でもよい。) そして、デイスクDの支持及び再生順序等の設
定を行なつている間にデイスクDの上面の再生準
備が、次のように行なわれる。(なお、これは、
始めに再生する面を上にしてデイスクDを支持す
るのが使用者の通常の心理であること、及び、次
のデイスクDのローデイングを早く行なうためで
ある)。
すなわち、上述したように、出没用移動体52
が後方に所定のストローク移動すると突出検出ス
イツチ159が作動されるが、このスイツチ15
9が作動すると、ローデイング・トラツキング用
モータ128は反対方向に駆動して駆動滑車12
6が時計方向に回動するようになつている。
したがつて、駆動滑車126の時計方向の回動
により、駆動線条134を介して、ピツクアツプ
基板10、出没用移動体52及び昇降用移動体8
0が、それぞれその前側下部の動滑車108,1
04,106を介して前方(F方向)に向かう駆
動力を受ける。
すると、ピツクアツプ基板10の移動に要する
駆動力が小さく設定されているので、ピツクアツ
プ基板10が前方に所定のストロークつまり10cm
程度のストロークを移動して図示しないストツパ
により程止するとともに、前方のピツクアツプ検
出スイツチ160が作動され、このスイツチ16
0の作動によりローデイング・トラツキング用モ
ータ128が停止する。
そして、上述したようにデイスクDの支持を行
なつた後、操作表示部2を操作して「クローズ指
令」を出す。
そうすると、ローデイング・トラツキング用モ
ータ128が駆動して駆動滑車126が時計方向
に回動し、駆動線条134により、ピツクアツプ
基板10、出没用移動体52及び昇降用移動体8
0が、それぞれその前側下部の動滑車108,1
04,106を介して前方(F方向)に向かう駆
動力を受ける。
この状態では、ピツクアツプ基板10がすでに
前方に移動しているので、出没用移動体52及び
昇降用移動体80が前方に向かう駆動力を受ける
が、昇降用移動体80が昇降制御レバー138に
より係止されているので、まず、出没用移動体5
2が前方に所定のストローク移動して図示しない
ストツパにより停止する。
そして、出没用移動体52が前方に移動する
と、連動線条70によつてデイスク支持体6のデ
イスクプレート22が連動して後方に倍のストロ
ークを移動し、デイスク支持体6が本体1内に没
入し、デイスクプレート22の前端部の下部チヤ
ツク体28が昇降体7の上方に位置する。
また、デイスク支持体6が後方に移動する際
に、デイスクプレート22及びデイスクベース2
1に取付けられたブラシ48,49が各ピツクア
ツプカートリツジ11,12及び光電検出機構1
1a,12aを再びこすつてゆくので、ピツクア
ツプカートリツジ11,12の針先及び光電検出
機構11a,12aの投光・受光部のほこり等が
除去される。
この状態では、デイスクプレート22の突片1
46が昇降制御レバー138の連動部145を押
動し、昇降制御レバー138による昇降用移動体
80の係止が解除されるので、つぎに、昇降用移
動体80が前方に所定のストロークを移動して図
示しないストツパにより停止するとともに、上昇
検出スイツチ158が作動され、このスイツチ1
58の作動によりローデイング・トラツキング用
モータ128が停止する。
なお、昇降用移動体80が前方への移動を開始
すると、その突片155が連動レバー152から
離れ、出没制御レバー140が出没用移動体52
を係止する。
そして、昇降用移動体80が前方に向かつて移
動すると、昇降体7が上昇し、そのスラスト軸受
74が下部チヤツク体28のスピンドル30を持
ち上げて、下部チヤツク体28をデイスクプレー
ト22から上昇させて回動自在に支持するととも
に、スピンドル30を上部チヤツク体86の凹部
88に嵌合して、下部チヤツク体28の中心軸つ
まりデイスクDの中心軸を上部チヤツク体86の
中心軸と一致させ、さらに、昇降用移動体80の
移動が終ると、デイスクDが下部チヤツク体28
のチヤツクプレート29と上部チヤツク体86と
の間に、ばね77によつて弾性的に、挾持され
る。
そうして、この状態で、使用者の操作により設
定された順序でデイスクDの再生が行なわれる。
たとえば、30cmLPデイスクDの上面を再生す
る場合; その「再生指令」によつて、回転用モータ87
が駆動して、上部チヤツク体86が時計方向に所
定の回転数で回動し、この上部チヤツク体86と
ともにデイスクD及び下部チヤツク体28が回動
するとともに、前側上部のピツクアツプカートリ
ツジ11の先端部の光電検出機構11aがデイス
クDの外周部を検出することにより、ソレノイド
96が作動してレバー94の作用を解除し、前側
上部のアーム13がフリーとなり、ピツクアツプ
カートリツジ11が所定の針圧でデイスクDの上
面外周部に当接し、デイスクDの再生を開始す
る。
そして、デイスクDの再生が開始されると、周
知の方法により、ピツクアツプ基板10が後方に
サーボ駆動してアーム13のリニアトラツキング
が行なわれる。
すなわち、ピツクアツプカートリツジ11の針
がデイスクDの音溝をトレースしてアーム13が
ジンバル機構92を中心に水平方向に所定の角度
を揺動すると、このアーム13に対して設けられ
た図示しない光電検出機構がこの揺動を検出し、
この信号により、ローデイング・トラツキング用
モータ128が「オープン指令」及び「クローズ
指令」のときよりも低い電圧で駆動され、駆動滑
車126が反時計方向に回動する。このため、移
動に要する駆動力が小さいピツクアツプ基板10
だけが、駆動滑車126の低トルクの回動によ
り、後方に移動する。そして、このピツクアツプ
基板10の移動により、アーム13の揺動状態が
元の状態に戻ると、上記光電検出機構がこれを検
出し、この信号により、ローデイング・トラツキ
ング用モータ128が停止する。したがつて、こ
のような、アーム13の揺動に対するピツクアツ
プ基板10の間けつ的な追従移動をくり返すこと
によつて、ピツクアツプ基板10のサーボ駆動が
行なわれ、アーム13のリニアトラツキングが行
なわれる。
なお、デイスクDの直径が30cm未満の場合に
は、ピツクアツプカートリツジ11の先端部に設
けられた光電検出機構11aがデイスクDの外周
部を検出するまで、ピツクアツプ基板10を後方
に、駆動した後、ソレノイド96が作動するよう
になつている。
そして、デイスクDの再生が終ると、ピツクア
ツプ基板10が図示しないストツパにより停止す
るとともに、後方のピツクアツプ検出スイツチ1
61が作動され、このスイツチ161の作動によ
り、各モータ87,128が停止するとともに、
ソレノイド96の作動が解除されて、アーム13
がレバー94により揺動してピツクアツプカート
リツジ11がデイスクDから離れる。
また、30cmLPデイスクDの上面及び下面を連
続再生する場合; その「再生指令」によつて、上記と同様にデイ
スクDの上面の再生を行ない、上面の再生が終つ
て、後方のピツクアツプ検出スイツチ161が作
動され、このスイツチ161の作動により、各モ
ータ87,128が停止するとともに、ソレノイ
ド96の作動が解除されて、前側上部のピツクア
ツプカートリツジ11がデイスクDの上面から離
れると、回転用モータ87が反対方向に駆動し
て、上部チヤツク体86が反時計方向に所定の回
転数で回動し、この上部チヤツク体86とともに
デイスクD及び下部チヤツク体28が回動すると
ともに、後側下部のピツクアツプカートリツジ1
2の先端部の光電検出機構12aがデイスクDの
外周部を検出することにより、ソレノイド97が
作動してレバー95の作用を解除し、後側下部の
アーム14がフリーとなり、ピツクアツプカート
リツジ12が所定の針圧でデイスクDの下面外周
部に当接し、デイスクDの再生を行なう。
そして、デイスクDの再生が開始されると、上
述したような周知の方法によりピツクアツプ基板
10が低い電圧で前方にサーボ駆動してアーム1
4のリニアトラツキングが行なわれる。
なお、デイスクDの直径が30cm未満の場合に
は、ピツクアツプカートリツジ12の先端部に設
けられた光電検出機構12aがデイスクDの外周
部を検出するまで、ピツクアツプ基板10を前方
に駆動した後、ソレノノイド97が作動するよう
になつている。
そして、デイスクDの下面の再生が終ると、ピ
ツクアツプ基板10が図示しないストツパにより
停止するとともに、前方のピツクアツプ検出スイ
ツチ160が作動され、このスイツチ160の作
動により、各モータ87,128が停止するとと
もに、ソレノイド97の作動が解除されて、アー
ム14がレバー95により揺動してピツクアツプ
カートリツジ12がデイスクDから離れる。
なお、デイスクDの再生は、上述した上面の再
生及び上下面連続の再生に限らず、下面のみの再
生もでき、さらに、各ピツクアツプカートリツジ
11,12の光電検出機構11a,12aは、デ
イスクDの信号記録部と信号記録部相互間の無信
号部とを光の反射の相異によつて検出できるの
で、操作表示部2の操作によりデイスクDの上下
両面に渡つて任意の順序で曲の再生順序を設定し
てランダムな再生を行なうこともでき、また、繰
り返し再生を行なうこともできる。
そうして、デイスクDを本体1内から取り出す
場合には、操作表示部2を操作して「オープン指
令」を出す。
そうすると、上述したように、ピツクアツプ基
板10、昇降用移動体80、出没用移動体52が
順番に後方に移動し、下部チヤツク体28の下降
が行なわれてデイスクDがデイスク支持体6上に
支持され、ついで、デイスク支持体6が本体1の
前部に突出するので、使用者が本体1の外部にお
いてデイスク支持体6からデイスクDを取外すこ
とができる。
なお、不使用時には、操作表示部2を操作して
「クローズ指令」を出し、デイスク支持体6を本
体1内に没入させておく。
なお、デイスクDのローデイングに際して、デ
イスクDが下部チヤツク体28のスピンドル30
あるいはEPアダプタ31に正しく嵌合されてい
ない場合などには、デイスク支持体6の後退が不
能となつたり、下部チヤツク体28の上昇が不能
となつたりすることがあるが、このような場合、
ローデイング・トラツキング用モータ128の駆
動力は駆動滑車126から駆動線条134を介し
て各動滑車104,105,106,107,1
08,109に伝えられるので、デイスク支持体
6の移動、昇降体7の昇降あるいはピツクアツプ
基板10の移動に異常があつたようなときにも、
駆動線条134と駆動滑車126等との間にすべ
りが生じ、モータ128に過大な負荷が加わるこ
とが無い。したがつて、この異常を検知してマイ
コンによりモータ128の停止・反転等の処理が
行なわれるまでの間に、モータ128が加熱した
り、破損したりすることがない。
なお、この実施例では、デイスクプレート22
をデイスクベース21の範囲内で前後方向移動自
在としたが、デイスクプレートをデイスクベース
の前方に突出するまで移動自在にすると、デイス
クD全体をデイスクプレート上に支持することも
できる。
また、本発明は、上述した通常のアナログオー
デイオデイスクを再生するデイスクプレーヤに限
らず、光学式のデジタルオーデイオデイスクプレ
ーヤ、溝有りあるいは溝無しの静電容量方式のビ
デオデイスクプレーヤ及び光学式のビデオデイス
クプレーヤなどにも適用することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、駆動力の伝
達に駆動線条134を用いたので、ラツク・ピニ
オン等のギヤ機構のように騒音を発生することが
なく、しかも、複雑な動力伝達も駆動線条134
によれば単純にできるので、構造が単純にでき、
そして、1本の駆動線条134によつて、複数の
動滑車104〜109を介してデイスク支持体6
の出没移動及び上部チヤツク体86に対する下部
チヤツク体28の昇降及びピツクアツプ基板10
のトラツキング移動を行ない、これらの3つの動
作を昇降制御体138、出没制御体140及びそ
れぞれの動作に要する駆動力の違いによつて、所
定の順序で行なうようにしたので、3動作に対し
てモータが1つでよく、回路構成も単純にでき、
安価なデイスクプレーヤを提供でき、その上、動
作が阻害されたようなときでも、駆動線条134
と滑車の間ですべりが生じるので、ローデイン
グ・トラツキング用モータ128に過大な負荷が
かかることが全くなく、破損の心配もない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のデイスクプレーヤの一実施例を示
し、第1図はその斜視図、第2図はその内部の平
面図、第3図及び第4図はそのデイスク支持体部
分の平面図及び縦断面図、第5図及び第6図はそ
のチヤツク機構部分の平面図及び縦断面図、第7
図及び第8図はそのピツクアツプ部分の平面図及
び正面図、第9図ないし第12図はその駆動系統
を示し、第9図及び第12図は平面図、第10図
及び第11図は第9図の一部に対応する側面図、
第13図はその駆動原理図、第14図は駆動系統
の一部の変形例を示す平面図である。 1……本体、3……開口部、6……デイスク支
持対、7……昇降体、10……ピツクアツプ基
板、11,12……ピツクアツプとしてのピツク
アツプカートリツジ、28……下部チヤツク体、
52……出没用作動体としての移動体、80……
昇降用作動体としての移動体、86……上部チヤ
ツク体、87……回転用モータ、104,10
5,106,107,108,109……動滑
車、128……ローデイング・トラツキング用モ
ータ、134……駆動線条、138……昇降制御
体としてのレバー、140……出没制御体として
のレバー、D……デイスク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前面に開口部3を有した本体1と、この本体
    1の開口部3に出没移動自在に設けられたデイス
    ク支持体6と、上記本体1内に移動自在に設けら
    れた上記デイスク支持体6を出没移動させる出没
    用作動体52と、上記本体1内におけるデイスク
    支持体6の下方に昇降自在に設けられた昇降体7
    と、上記本体1内に移動自在に設けられ上記昇降
    体7を昇降させる昇降用作動体80と、上記昇降
    体7により昇降し上昇時に上記本体1内における
    デイスク支持体6上のデイスクDを持ち上げる回
    動自在の下部チヤツク体28と、上記本体1内に
    おけるデイスク支持体6の上方に設けられ上記下
    部チヤツク体28の上昇時に下部チヤツク体28
    とでデイスクDを上下から挾持する回動自在の上
    部チヤツク体86と、上記下部チヤツク体28ま
    たは上部チヤツク体86を回転駆動させる回転用
    モータ87と、上記本体1内にデイスクトラツキ
    ング方向に移動自在に設けられデイスク再生用の
    ピツクアツプ11,12を有するピツクアツプ基
    板10と、 上記出没用作動体52に軸支された動滑車10
    4,105と、上記昇降用作動体80に軸支され
    た動滑車106,107と、上記ピツクアツプ基
    板10に軸支された動滑車108,109と、上
    記各動滑車104〜109に掛け回された駆動線
    条134と、この駆動線条134を駆動し上記各
    動滑車104〜109を介して上記出没用作動体
    52及び上記昇降用作動体80及び上記ピツクア
    ツプ基板10を移動させ上記デイスク支持体6の
    出没移動及び上記昇降体7の昇降及び上記ピツク
    アツプ基板10のトラツキング移動を行なわせる
    ローデイング・トラツキング用モータ128と、 上記昇降体7を下降させる方向に上記昇降用作
    動体80が移動した状態でこの昇降用作動体80
    を係止し上記デイスク支持体6が上記本体1内に
    移動した状態でこの昇降用作動体80の係止を解
    除する昇降制御体138と、上記デイスク支持体
    6を本体1内に移動させる方向に上記出没用作動
    体52が移動した状態でこの出没用作動体52を
    係止し上記昇降体7が下降した状態でこの出没用
    作動体52の係止を解除する出没制御体140と
    を具備したことを特徴とするデイスクプレーヤ。
JP58235265A 1983-12-14 1983-12-14 デイスクプレ−ヤ Granted JPS60127564A (ja)

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JPS63105955U (ja) * 1986-12-26 1988-07-08

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