JPH01500176A - 発泡性顆粒状材料の製造方法 - Google Patents
発泡性顆粒状材料の製造方法Info
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- JPH01500176A JPH01500176A JP62504230A JP50423087A JPH01500176A JP H01500176 A JPH01500176 A JP H01500176A JP 62504230 A JP62504230 A JP 62504230A JP 50423087 A JP50423087 A JP 50423087A JP H01500176 A JPH01500176 A JP H01500176A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
沸とう性顆粒の製造方法、同方法によって製造した沸とう性顆粒ならびにその用
途
本発明は、少なくとも1種類の固体結晶質の食用有機酸、特にクエン酸と、水溶
液中での有機酸との反応によってCO2を遊離する、少な(とも1種類のアルカ
リ金属炭酸塩またはアルカリ土金属炭酸塩とを含む沸とう性顆粒の製造方法と同
方法によって製造した顆粒ならびにその用途に関する。
西ドイツ公開第3434774号明細書から、前記種類の沸とう性粒子ならびに
その製造方法が公知である;この方法では有機酸の結晶、特にクエン酸結晶に真
空中での反応によって多層状炭酸カルシウム含有被覆を与える。この方法では、
真空混合機械中で第1反応工程では、例えば水、アルコールまたはこれらの混合
物のよう・な、酸に対する溶剤で酸結晶を湿らせ、次に酸と炭酸塩との反応によ
って形成された結合層を介して初めてそれぞれの酸結晶の表面に付着する被覆層
を形成するために、少なくとも1種類のアルカリ金属炭酸塩またはアルカリ土金
属炭酸塩を含む、最初の粉末状被覆材料と密接に混合し、次に最初の被覆層が形
成された後に、他の少なくとも1つの反応工程で少なくとも1種類の他の、場合
によっては最初の材料と一致する、アルカリ金属炭酸塩またはアルカリ土金属炭
酸塩を含む固体粉末状被覆材料を加え、先行反応工程で形成され、反応で放出さ
れた結晶水湿分により先行被覆層に付着する少なくとも1つの他の被覆層を形成
するために、密接に攪拌しながら反応させ、次に最後に被覆形成が停止した後に
仕上げ乾燥が行われるように処置する;西ドイツ公開第3434774号明細書
による前記方法は、以下では、「種類に応じた方法(gattungsgemi
per Verfah−ren) Jとも呼ぶ。
前記溝とう性顆粒ならびにそれを製造するための種類に応じた(gattung
sgea+1pe)方法は実際に良好であることが判明している、この方法では
これを製造するために種類に応じた軸attun−gsgemipe)技術分野
では真空混合機中で実施する処置を、任意に真空混合機を用いずに望ましい品質
の沸とう性顆粒を製造できるが公知の真空混合法を用いた場合には迅速な処置過
程ならびに製造される沸とう性顆粒の安定性に関して有利であり、特に後者が特
別に反応力のあるアルカリ金属炭酸塩もしくはアルカリ土金属炭酸塩である場合
にもまたはこれらを非常に高濃度で含む場合にも有利であるようにさらに改善す
ることは、このような条件下で種類に応することを前提とする公知の方法を用い
る場合に真空混合機内での非常に激しい反応のために困難が生ずるので、望まし
いと分っている。この場合にあまりに多い炭酸塩を真空混合機内の特定工程で有
機酸と反応させるおよび/またはあまりに多い溶液を用いるならば、真空混合機
の容器内で好ましくない非常に大きい凝集が生じ、それによって凝集塊が形成さ
れ、容器内の攪拌機も阻害されうるので、炭酸塩含有層によって酸結晶粒子を確
実に被覆するという望ましい目的が達成されないことになる。
それ故、本発明は種類に応する輸attungsgemipe)方法を、任意に
真空混合機を用いない場合にも高品質かつ高安定性の沸とう性顆粒が製造され、
激しく相互に反応する、一方での酸結晶と他方での被覆層材料の組合せの場合に
も全体的に迅速な方法実施が保証されるように改善するという課題に基づく。
本発明によると、この課題は被覆方法をさらに発展させて請求の範囲第1項に記
載した特徴によって解決される。
本発明による方法の特に有利な実施態様は、請求の範囲第2項〜第15項の対象
である。本発明による沸とう性顆粒は請求の範囲第16項の対象であり、その用
途は請求の範囲第17項、第18項および第19項の対象である。
酸結晶を被覆する前に適当な溶剤中で、例えば水、アルコールまたはアルコール
−水混合物中で例えばクエン酸の一部と例えば炭酸カルシウムの一部とを相互に
反応させ、このようにして製造された前反応溶液を次に酸結晶に塗付するならば
、例えばオーストリア特許第376147号明細書に述べられているように、場
合によっては真空混合機を用いないでも、例えばクエン連結晶上で単層状または
多層状のアルカリ金属炭酸塩またはアルカリ土金属炭酸塩含有被覆の望ましい反
応の実施に成功することを予想外に発見したことに本発明は基づいている。この
ことは例えば西ドイツ公開第3434774号明細書から公知の方法の予想外に
有利な展開を表しており、この方法によると程度の差こそあれ極性の溶剤を含む
クエン酸結晶の表面でアルカリ金属またはアルカリ土金属の炭酸水素塩または炭
酸塩との反応が実施され、この反応で生成した、前記の場合には本質的にクエン
酸の一塩または二基から成る反応生成物がその都度の次の層すなわち塩等を取付
けるための結合剤として役立つ。公知の方法の問題点は真空混合機を用いた場合
にも本発明による教えによって完全に除去される、すなわち本発明による方法で
はあまりに激しい反応の場合に、すなわちあまりに多量の液体を真空混合機には
用いた場合に、混合容器自体の内部で好ましくない、あまりに大きい凝集が起り
、凝集塊が生成され、混合容器内の攪拌機が阻害され、酸結晶を被覆するという
望ましい目的が完全には達成されないという問題点がもはや生じない0本発明に
よるとこの反応の少なくとも一部が混合容器の外部で行われる、例・ えばカル
シウム生成物およびカリウム生成物の場合にもクエン酸と、最終的に濃縮した溶
液が純粋(blosk)であり、少なくとも数時間結晶が生じないような濃縮形
の炭酸カルシウムまたは炭酸水素カリウムとの反応が生ずる。この非常に濃厚な
前反応溶液は次に真空混合機内に吸収されるが、前記の例でクエン酸−カルシウ
ム塩またはクエン酸二カルシウム塩のいずれが溶液内に生じたかに応じて、混合
機内に存在する酸結晶との反応が全て発生しないかまたはごくわずかに発生する
にすぎないという利点を有する。クエン酸三カルシウム溶液の製造は公知のよう
に、これは水に不溶であるので、不可能である。第一反応工程の開始時にまたは
他の反応工程にはおいてもクエン酸に溶剤単独ではなく、前反応した溶液として
、すなわち本発明によって用いる前反応溶液として反応相手を吸収させるならば
、これは他の炭酸カルシウム−9炭酸水素カリウム−または炭酸水素ナトリウム
被覆層のための結合剤として役立つためにも適している。適当な被覆層が形成さ
れた後に、比較的多量のアルコール、最も適切にはイソプロパツールを添加する
ことが有利である。アルコールは有機酸、特にクエン酸の無機塩を、アルコール
存在下では結晶水を付加した結晶化が不可能であるので、当然結晶水を含まない
形で沈澱させる。このアルコールが蒸発する前に、例えば澱粉または中性塩(例
えば乳酸カルシウム等)を加えることができる、この塩は程度の差こそあれ「粘
着する」、このときに初めて存在する全ての水がキャリヤ剤としてのアルコール
によって除去される。特にクエン酸カリウムの非常に濃厚な溶液はごく低い蒸気
圧を示すにすぎないので、この過程は特に有利である、すなわちこのような溶液
は100℃では沸とうせず、150°Cでまたは180℃で初めて沸とうするに
すぎないので、例えば70°Cにおける真空蒸発は容易に可能ではない、しかの
沈澱が生じ、存在する水が同時にアルコール中に溶解し、再び正常な蒸気圧比が
生ずるので、真空混合方法を用いた場合には減圧によっ・て水またはアルコール
または両者が共に(イソプロパツールの場合は共沸蒸留)蒸発する。この過程も
任意に数回くり返すことができる。
少なくとも1種類の炭酸カルシウム含有被覆に一方では無水澱粉を他方では請求
の範囲の種類の無水カルシウム塩を加える、本発明の特に好ましい実施態様は、
溶解速度を減することなく、溶解速度を明らかに高めながら、しかも沸とう性顆
粒の保存性をさらに明白に改善して沸とう性顆粒のカルシウム濃度を高めること
ができるという特別な利点を有する。この無水添加剤を用いることによって、こ
の添加剤自体が顆粒もしくは沸とう性錠剤を貯蔵する場合に付加的な添加剤とし
て作用し、炭酸カルシウムとクエン酸との間の水放出性連続反応の開始を阻止す
る、二の水放出性連続反応は沸とう性顆粒もしくは沸とう性錠剤の早期老化また
は使用不能を招来すると考えられる。さらに、この場合澱粉は難溶性および/ま
たは食用有機酸と反応しない付加的なカルシウム塩に対する爆発剤としてさらに
作用するので、このカルシウム塩は沸とう性顆粒の溶解時に機械的な爆発作用を
利用して特に迅速に水中に分散する0本発明によってこの好ましい実施a様で製
造した沸とう性顆粒は特にインスタント製剤として通しており、約5°Cのよう
な低温においては許容できない数分間の溶解時間を必要とする炭酸カルシウム製
剤に比べて、溶解時間は約5℃において約20〜30秒間である。
本発明にとつて澱粉を完全に無水状態で用いることが特に重要である。このよう
な場合にのみ、前記のような短い溶解時間を保証する、適当な重機械的な爆発作
用が保証されるからである。
本発明による方法によって製造した沸とう性顆粒は一方での無水澱粉と他方での
難溶性もしくは食用有機酸と反応しない無水カルシウム塩との相乗作用によって
得られる「乾燥則的性質」のために実際に開封したビン中で保存されうるほど、
変質し難い。
各場合に、前反応した「緩衝性顆粒化溶液」を用いるという本発明の考えは種類
に応じて(gattungsgemipe)行う性質の真空混合方法において特
に、しかし「大気顆粒化」すなわち真空混合機を用いない顆粒化の場合にも、前
記のかなりの利点をもたらし、例えば工業的規模での混合機等における顆粒化お
よびベルト乾燥機等による仕上げ乾燥も実施可能である。
本発明によると、インスタント糖と約1:5の比まで混合可能であり、顆粒のち
密性と予想外に高い局所溝とう性のために5倍量までのインスタント糖を旋回さ
せ同時に溶解させうる状態であることを特徴とする請求の範囲に述べたような、
等張性かつ高張性の沸とう性顆粒が製造される。これによって、通常のソフトド
リンクと同様に8〜10重量%の糖を含む他、必要量のクエン酸、カルシウム、
マグネシウム、ナトリウムおよびカリウムのような無機塩を含み、当然香料をも
含むインスタントソフトドリンクも製造可能である。このようなインスタント製
品は水中で非常に緩慢にのみ溶解する他かなり気の抜けた味がする、今まで公知
の同様なインスタント製品とは異なり、非常に有利である。
本発明の他の特徴および利点は、実施例中で個々に説明する下記の記述によって
明らかになろう。
1隻皿上
結晶化クエン酸270重量部を真空容器内で、例えばオーストリア特許第376
147号明細書に述べられているような真空混合機内で60″Cに加熱する。真
空容器の外部で、蒸留水5.7重量部と蒸留水中に溶解したクエン酸3.7重量
部とから成る溶液を製造する。この溶液を高速回転の攪拌機で攪拌し、炭酸カル
シウム0.75重量部を加え、クエン酸と反応させる。この際に溶液は35°C
に熱せられる。
反応過程が終了した後に、このように製造した、35°Cの前反応溶液を真空容
器内に存在する排気されたクエン酸に吸収させ、振動攪拌によって酸結晶の表面
に分散させる。この分散後に同様にまで真空中で炭酸カルシウム130重量部と
粉末状クエン酸30重量部とを加え、クエン酸結晶の表面上に分散させる。この
場合に、真空混合機の外部ですでに前反応が実施されているので、ご(僅かな反
応が生ずるにすぎないが、分散後にさらにクエン酸30重量部と炭酸カルシウム
60重量部とを加えて、反応させうるために、これで充分である。
添加した部分的に中和されたクエン酸前反応溶液は当然さらに反応し、分離によ
ってさらに反応水を形成するが、この場合にクエン酸カルシウムの非常に濃厚な
溶液が結合剤として存在する。水を蒸発させる前に、被覆形成を中断させるため
にイソプロパツール9重量部を添加すると、このアルコール添加によって非常に
濃厚な、塗布した溶液およびさらに生成した溶液からカルシウム塩が沈澱し、こ
の場合に水はアルコール中に吸収される。この段階がないと、濃縮溶液中の水は
非常に低い蒸気圧を有する、換言すると、約180℃の沸点を有し、真空中での
除去は時間を要するようになる。アルコールを添加することによって塩が沈澱し
、水がアルコール中に吸収され、このアルコールと共に共沸蒸留によって除去さ
れる。このようにして、残留水分を殆んど含まない充分に無水の結合剤層が生じ
、これに応じて非常に良好な安定性の沸とう性顆粒が製造される。
前記過程を数回くり返すと、使用溶液もしくは前記反応溶液の濃度が当然広い限
界内で変動しうる。例えば被覆段階に、乳酸カルラムまたはへブタグルコン酸カ
ルシウムのような「既製の」カルシウム塩を添加するならば、このすでに中性の
塩は反応減衰剤として作用−し−あまり強度に中和されないもしくは前反応した
溶液によって作用される。これに反して澱粉を添加する場合には、残留水分の澱
粉中への侵入を阻止するために高濃度溶液の使用が有利である。この場合にも、
アルコール特にイソプロパツールによる次の処理は真空中でも同様に澱粉から残
留水分を除去するための非常に巧妙な可能性であり、これに応じてこのように製
造された沸とう性顆粒の安定性にも良好な影響を与える。
実施■呈
本発明による方法は吸湿性の扱いにくいカリウム塩を扱う場合に特に有利である
。さらに粒度0.4〜086mの結晶化クエン酸250重量部に、水15重量部
中のクエン酸20重量部の溶液を加え、炭酸水素カリウム20重量部を添加し、
前記の前反応溶液をか実施例1と同様に高速回転攪拌機による溶解によって製造
する。次に粉末状炭酸水素カリウム210重量部を加える。この場合に、実際に
クエン酸二カリウムから成る前反応溶液はクエン酸と炭酸水素カリウムとの間の
結合剤かつ緩衝剤として作用するが、クエン酸二カリウムは炭酸水素カリウムと
非常に緩慢にかつ不活発に反応するにすぎないので、激しい反応は生じない。
これによって顆粒化、すなわち一様に流動性の目的物体の形成のみが保証される
のではなく、一方でのクエン酸結晶と他方での非常に強い吸湿性の炭酸水素カリ
ウムとの間の不働態層の形成もしばしば保証される。この方法では、アルコール
に不溶な無水カリウム塩を沈澱させ、溶剤として役立、水をアルコールと共に、
イソプロパツールの場合には特に有利に共沸蒸留によって、除去するために、前
記のような1.2回の被覆過程の終了時に多量のアルコール、好ましくは前に用
いた水量の3〜4倍量のアルコールを加えることが経済的であり、かつを利であ
る。
この方法によって、好ましく流動性の顆粒が製造され、これは非常に硬質の沸と
う性錠剤に圧縮成形することができるが、この場合クエン酸二カリウムは、クエ
ン酸−カリウムに比べて結晶水を含むことができるので、この沸とう性錠剤の空
気中の水分に対する感受性は非常に強く低下する。同様な可能性はクエン酸三カ
リウムの場合にも存在し、この場合には前反応溶液は、前述のような20重量部
の炭酸水素カリウムを含むのではなく、30重量部の炭酸水素カリウムを含む、
この場合にはクエン酸三カリウムの溶液を用いて顆粒化するが、クエン酸三カリ
ウムはアルコールによって再び無水物として沈澱し、個々の反応パートナ−間、
すなわち酸結晶と、最初の被覆層から連続するすなわち2つの連続する被覆層と
の間に不働態層を形成する。
本発明によると、クエン酸二カリウムも確かに実証されている、後では反応の範
囲内やクエン酸−カリウム塩、ニカリウム塩および三カリウム塩の混合物である
と思われる、このニカリウム塩の粘着力は1例のみを挙げると明確なりエン酸三
カリウムの粘着力よりも本質的に良好な結合性を保証するからである。
!施■主
実施例2と同様のやり方をくり返したが、この場合には付加的に酸化マグネシウ
ムから成る被覆層をも塗布する。このために結晶化クエン90重量部にクエン酸
二カリウム溶液を加える。
実施例2と同様にして製造した前反応溶液を次に混合によってクエン酸結晶上に
分散させる0次に炭酸水素カリウム20重量部を塗布する0次にさらに前反応溶
液を加え、この上に次に中間層として酸化マグネシウム11重量部を固定する。
最後にさらに前反応溶液と炭酸水素カリウム25重量部を塗布して、最終的な被
覆層を得てから、攪拌しながら仕上げ乾燥する。
全体的に、本発明による方法を用いると、真空混合方法を用いない場合にもすな
わち大気条件下で顆粒化を行う場合にも、まだ湿った顆粒を湿式圧縮成形した後
に沸とう性錠剤(また沸とう性顆粒も)の長時間の加熱処理を行う必要性が避け
られる。
先行技術では通常行われるこのような加熱処理中に水分の一部が蒸発し、本発明
によると真空中で行われるような前記種類の反応が最終生成物中で起るが、この
場合に結晶水の除去はまだ可能でないと当然考えられる。先行技術の方法で添加
される成分、特にビタミン、香料も水分および酸性もしくは強アルカリ性の反応
パートナ−によって破壊されるため、このような方法は敏感な作用物質に対して
適さない。その結果、このかぎりでも特に米国の文献に「キユアリング(Cut
ing) Jとして述べられている方法、すなわち長時間の加熱処理を用いる仕
上げ乾燥を伴う湿式圧縮成形錠剤の処理に比べた本発明による方法がかなり有利
であることが分る。〔例えば、バーバート、エイ、リーバ−マン()lerbe
rt A、 Liebermann)とレイン、う7ハ7ン(Leon Lac
hmann)による「薬剤学的側形−錠剤(Phar+++aceuticaI
dosage foes+5−tablets)」1巻、232−243頁参
照〕上記説明と請求の範囲において明らかにした本発明の特徴は個別にも任意の
組合せにおいても本発明の種々な実施Btuでの実施に対して本質的に重要であ
る。
国際調査報告
ANNEX To T):E IコITERNATIONAL 5EARC:(
RE?ORT 0NUS−A−33591198on@
US−A−3401216None
US−A−3102075None
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1種類の固体結晶化食用有機酸と、水溶液中での有機酸との反応 でCO2を放出する、少なくとも1種類のアルカリーまたはアルカリ土金属炭酸 塩とを含む沸とう性顆粒の製造方法において、次の工程: (a)酸全量の一部と、少なくとも1種類のアルカリーまたはアルカリ土金属炭 酸塩を含む最初の被覆材料のアルカリーおよび/またはアルカリ土金属炭酸塩の 一部とを酸のための溶剤中に溶解して、互いに反応させる;(b)最初の反応段 階でこのように製造した前反応溶液を酸結晶に塗布することによって、酸結晶を この溶液によって湿らす; (c)酸と炭酸塩の反応によって形成された結合層を介して初めてその都度の酸 結晶の表面に粘着する被覆層を形成するために、酸結晶を少なくとも1種類のア ルカリーまたはアルカリ土金属炭酸塩を含む最初の粉末状被覆材料の前反応溶液 の製造に用いられなかった部分とともに密接に混合する;(d)最初の被覆層を 形成した後に、少なくとも1つの他の反応段階において、少なくとも1種頬のア ルカリーまたはアルカリ土金属炭酸塩を含む、他の固体粉末状被覆材料を加え、 先行反応工程で形成され、反応時に放出された結晶水によって湿った先行被覆層 に強度の撹拌下で反応させて、少なくとも1つの新たな被覆層を形成する;(e )被覆形成が停止した後に仕上げ乾燥を行うから成る方法。 (2)最初の被覆層のおよび/または少なくとも1つの他の被覆層を形成した後 に、酸全量の(その都度の)他の部分と次の被覆材料のアルカリーおよび/また はアルカリ土金属炭酸塩の一部との他の溶剤中での前反応によって形成された、 その都度の他の前反応溶液による中間湿らしを行うことを特徴とする請求の範囲 第1項記載の方法。 (3)酸および/またはアルカリーまたはアルカリ土金属炭酸塩を加える前の溶 剤を約30〜40℃に加熱することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項 記載の方法。 (4)酸結晶に塗布する前に前記反応溶液を約30〜40℃に加熱することを特 徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方法。 (5)まだ純粋であり、方法の実施に必要な期間可視的結晶形成が行われないよ うな濃度の前反応溶液を製造することを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項の ずれかに記載の方法。 (6)固体粉末状被覆材料(その都度の)が酸全量の一部を含むことを特徴とす る請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の方法。 (7)少なくとも1つの、場合によっては最後の被覆層の反応後に、アルコール を少なくとも1回塗布して次に乾燥させることを特徴とする請求の範囲第1項〜 第6項記載の方法。 (8)アルコールとしてイソプロパノールを用いることを特徴とする請求の範囲 第7項記載の方法。 (9)澱粉および/または難溶性のおよび/または食用有機酸と反応しないアル カリーおよび/またはアルカリ土金属塩を含む、少なくとも1種類の被覆材料を 用いることを特徴とする請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の方法。 (10)澱粉および/または難溶性のおよび/または食用有機酸と反応しないア ルカリ〜および/またはアルカリ土金属塩を含む、少なくとも1種類の前反応溶 液を用いることを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項のいずれかに記載の方 法。 (11)非反応性塩として乳酸カルシウムを用いることを特徴とする請求の範囲 第9項または第10項記載の方法。 (12)非反応性塩としてレブリン酸カルシウムを用いることを特徴とする請求 の範囲第9項または第10項記載の方法。 (13)非反応性塩としてグルコン酸カルシウム、特にへブタグルコン酸カルシ ウムを用いることを特徴とする請求の範囲第9項または第10項記載の方法。 (14)それぞれのアルカリーおよび/またはアルカリ土金属塩含量に基づいて 5〜30重量%の非反応性カルシウム塩を含む(それぞれの)被覆層を形成する ことを特徴とする請求の範囲第11項〜第13項のいずれかに記載の方法。 (15)それぞれのアルカリーおよび/またはアルカリ土金属炭酸塩含量に基づ いて2〜8重量%の無水澱粉を含む(それぞれの)澱粉含有被覆層を形成するこ とを特徴とする請求の範囲第9項〜第14項のいずれかに記載の方法。 (16)請求の範囲第1項〜第15項のいずれかに記載の方法によって製造した 沸とう性顆粒。 (17)沸とう性飲料等の製造用のインスタント顆粒としての請求の範囲第16 項記載の沸とう性顆粒の使用。 (19)沸とう性錠剤製造への請求の範囲第16項記載の沸とう性顆粒の使用。 (19)沸とう性顆粒を1:5の比までインスタント糖と混合することを特徴と する請求の範囲第17項または第18項記載の使用。
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