JPH01500078A - 周波数変調信号を少なくとも１つの中間周波数を経て低周波信号に変換する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 周波数　調信号を少なくとも１つの中間周波数を経て低周波信号に変換する方法 及び装置 本発明は、請求の範囲の独立項の前提部及び従属項に従って、周波数変調信号を 少なくとも１つの中間周波数を経て低周波信号に変換するための方法及び回路装 置に関する。

西ドイツ特許出願公開公報（ＤＥ−Ｏ３）　３０４８２６３は、フィルタ装置を 設けたラジオ受信機について記述しである。これの受信された信号は、１つまた はそれ以上のミクサ段を介して中間周波信号に変換され、そしてこれらは諸中間 周波フィルタを経て復調器に送られ、ここで、それらは低周波信号に変換される 。干渉を最小レベルに保つために、それらフィルタは、狭帯域に構成され、そし てその復調器の出力電圧から制御電圧が得られ、これが、復調器の上流に接続さ れた狭帯域中間周波フィルタの共振周波数を変位させ、それによってその中間周 波数の特定の瞬時値が常にそのフィルタの通過帯域内にあるようにする。

その制御電圧が、逆制御の結果として混合及び選択後に発生されるので、制御遅 延が起こり、これら遅延は、基本的にそのフィルタの包絡線遅延により与えられ る。

これが意味することは、フィルタのための制御電圧及び中間周波電圧が時間シフ トされており、そしてそのフィルタと中間周波数との間に相対的な移動があるこ とである。高い周波数の場合、この遅延は、フィルタの追従に困難をもたらし、 その結果干渉が起こり得ることになる。

本発明の課題は、周波数変調信号を少なくとも１つの中間周波数を経て低周波信 号に変換し、これと同時にフィルタの追従特性を改善した、方法及び回路装置を 提供することである。

本発明によれば、この課題は、独立の請求項及び従属の装置請求項の特徴部分が その前提部と組み合わさって解決される。発振器の駆動は低周波数の高いレンジ において偏位低減が引き起こされるように行われるという事のＩ；め、諸フィル タの共振周波数は、高周波数においである限られた範囲で前後に移動するだけで あり、その結果それらフィルタの追従特性が改善される。この偏位低減は、好ま しくは、発振器を駆動するのに使用する低周波信号の位相回転を通して生じ、こ の位相回転は帰還路内に接続されＩ；インバータによって単純に行われる。

有利な更に別の発展並びに改善は、従属の請求項に記載した手段によって可能と なる。

本発明の１実施例は、図面に示してあり、以下により詳細に記述する。この単一 の図面は、本発明による回路を示している。

第１図において、１はこの回路装置の入力端子であり、これには周波数変調受信 信号または中間周波段の中間側波出力信号が与えられる。参照番号２は、ミクサ 段を指しており、このミクサ段は、電圧制御発振器３と、いくつかのフィルタ５ から成るフィルタ装置４とに接続されている。フィルタ装置４は、復調器６の入 力に接続されており、これの出力には低周波信号が現れる。第１の帰還回路は、 復調器６とフィルタ装置４の間に整合回路７を通って設けられており、そして第 ２の帰還回路は、復調器６の出力と発振器３との間に設けられている。インバー タ８とローパスフィルタ９とは、その第２の復帰回路内に接続されている。

変調された高周波受信信号、または中間周波信号は、ミクサ段２を通り、ここで それら信号は、発振器３の出力、信号と混合されて、中間周波信号をミクサ段の 出力に発生する。その通過帯域に従って、フィルタ装置４はその中間周波信号を フィルタして除去し、そしてこれらは復調器６で低周波信号に復調される。復調 器６のこの低周波出力電圧は、フィルタ５の中心周波数がミクサ段２から取るこ とができる中間周波信号・の瞬時周波数に追従するような方法で、整合回路７を 通してフィルタ装置４に供給される。その遅延の結果として、高い周波数での中 心周波数の追従に制限が加えられる。この追従特性の改善は、偏位、即ち中間周 波信号の変位、従って低周波信号の変位がより高い周波数レンジにおいて低減さ れる場合、達成することができる。偏位低減は、中間周波数が低周波数の高レン ジに向かうにつれ位相の増す電圧を電圧制御発振器が供給することで、もたらす ことができる。これの意味するところは、低周波数レンジの高い周波数にて発振 器電圧が中間周波電圧と同相となるように、発振器に帰還される低周波信号が位 相回転されねばならないことである。

ミクサにおいてその２つの入力信号の差周波数の電圧が位相増加効果を伴って形 成されるので、中間周波信号の偏位は低減され、それにより、諸フィルタの中心 周波数は、その高周波数レンジにおいて前後に僅かに動かされることが必要とな るだけである。フィルタの伝送時間並びにそれに関連した遅延のため、同相動作 が発振器電圧と中間周波電圧との間に高周波レンジにおいてもたらされる場合、 逆相動作が低周波数レンジにあり、これが偏位増大につながる。低周波数レンジ の低い周波数におけるこのような偏位増大は、不利なものではない。何故なら、 諸フィルタの中心周波数がそれほど速く追従しなくてもよいからである。

位相回転は、復調器６の出力と発振器との間の帰還回路において行われ、そして 図面から判るように、インバータ８がその帰還回路内に接続されている。このイ ンバータは、低周波信号を反転する、即ち位相を１８０６回転させる。このよう に、簡単な手段を使いまたその伝送時間を考慮にいれそれを直接利用することに より、偏位低減が低周波数レンジの高い側でもたらされる。ローパスフィルタ９ が、一層の伝送遅延のためインバータ８と発振器３との間に接続され、それによ り、回路装置全体の伝送時間を、中間周波数での発振器電圧の逆相動作から同相 動作への遷移が所望の周波数レンジで生ずるように、適合させることができるよ うにする。更に、低周波数レンジの低い部分での偏位増大を幾分減少させるため 、バイパスフィルタをその帰還路内に配置することができ、その遮断周波数（例 えば３００Ｈｚ）は、高周波数レンジにおける所望の偏位低減に影響を及ぼさな いように選ばれる。

インバータは、簡単でしかも安価に、帰還回路内の低周波信号の位相回転をもた らし、またより高い周波数レンジにおける中間周波信号の偏位低減をもたらす。

しかしながら、位相回転は、位相シックを用いる他の方法で行うこともできる。

田腔捌査報告 ＡｈＪＮＥＸ　Ｔｏ　：ｄＥ　ｒＮＴＥＲＮＡＴｒＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴ　ｕＮＤＥ−Ａ−３２２３９０４２９／１２／１３３　Ｎｏｎｅ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．周波数変調信号を少なくとも１つの中間周波数を経て低周波信号に変換する 方法であって、中間周波信号が発生されそして発振器電圧との混合及び続くフィ ルタ処理の後に復調され、このフィルタの共振周波数が、その復調された信号か ら得る制御電圧により中間周波数の移動に従って追従するようにされた、前記の 変換方法において、発振器が、高レンジの低周波数において偏位低減が生ずるよ うに制御されること、を特徴とする変換方法。 ２．請求の範囲第１項記載の変換方法において、前記発振器が、低周波信号によ り制御され、前記低周波信号の位相回転が生ずること、を特徴とする変換方法。 ３．請求の範囲第２項記載の変換方法において、１８０°位相回転があること、 を特徴とする変換方法。 ４．請求の範囲第１項の方法を行う回路装置であって、発振器により制御される ミクサ段と、中間周波信号をフィルタする少なくとも１つのフィルタと、該フィ ルタの下流に接続された復調器と、を備え、復調器の出力電圧から制御電圧を得 てフィルタの共振周波数を中間周波数の移動に従って制御する、前記の回路装置 において、電圧制御発振器（３）を設け、これの制御電圧を復調器（６）の出力 電圧から得、位相回転手段が発振器制御回路内に接続されていること、を特徴と する回路装置。 ５．請求の範囲第４項記載の回路装置において、前記位相回転手段は、インバー タ（８）として構成されていること、を特徴とする回路装置。 ６．請求の範囲第４項または第５項記載の回路装置において、ローパスフィルタ （９）は、発振器制御回路内に接続されていること、を特徴とする回路装置。 ７．請求の範囲第４項から第６項のいずれかに記載の回路装置において、ハイパ スフィルタとバンドパスフィルタ、若しくはハイパスフィルタまたはバンドパス フィルタが、発振器制御回路内に接続されており、それらフィルタの遮断周波数 が、高周波数レンジにおける偏位低減に影響を及ぼさないように選ばれているこ と、を特徴とする回路装置。