JPS62500556A - 周波数変調信号を少なくとも一つの中間周波数を経て低周波信号に変換するための方法及び回路装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 周波数変調信号を少な（とも一つ の中間周波数を経て低周波信号に 変換するための方法及び回路装置 この発明は請求の範囲第１項の前文及び独立した請求の範囲第６項に従って周波 数変調信号を少な（とも一つの中間周波数を経て低周波信号に変換するための方 法及び回路装置に関係している。

ＤＥ−Ｏ３３０４８２６５は直結（オンライン）フィルタ装置を備えたラジオ受 信機を記載している。受信信号は一つ以上の混合器段によって中間周波信号に変 換され、そしてこの中間周波信号は中間周波フィルタを通して復調器に送られて 、低周波信号に変換される。干渉乞できるだけ小さくするために、フィルタは狭 帯域の構成を持っていて、追従電圧が復調器出力電圧から得られており、従って 復調器の上流に接続された狭帯域中間周波フィルタの共振周波数は中間周波数の 瞬時匝が常にフィルタの通過帯域内にあるようにずらされる。

更に、混合段の発振器が復調器の低周波出力電圧から得られた電圧によって中間 周波数と同相で追従させられるようになっている、周波数変調信号を低周波信号 に変換するための回路装置は既知である。それゆえ、混合器段出力における信号 の周波数偏移は大いに減小され、従って狭帯域選択性フィルタを中間周波フィル タとして使用することができる。

時間的には制御電圧の発生は混合及び選択の後に行われるので、逆制御は制御遅 延につながるが、−これは本質的にはフィルタの群遅延から生じるものである。

一般的に認められているところでは、到来信号の雑音及び干渉の抑制は狭帯域性 の増大と共に増大するが、一つ又は複数のフィルタの群遅延、制御遅延又は遅れ の増大も存在する。このことは、制御電圧及び中間周波電圧が時間移動を受け、 従ってフィルタ又は発振器の周波数と中間周波数との間に相対的移動が存在する ことを意味する。

中間周波数に対する時間的変化が大きいほど、この相対的移動も太き（なる。更 に、制御電圧と中間周波数移動との間の位相角のために、中間周波数はその位相 で変調されて、前記のスプリアス変調が有効な周波数変調に重畳される。スプリ アス変調の程度は中間周波数の時間的変化に比例し、従って周波数の増大と共に 増大する。それゆえ、高い方の低周波領域においては振幅増大が存在し、そして これが相対的移動、従って、干渉する位相変調の増大につながる。発振する傾向 ７待ったこの正帰還の結果として、フィルタ又は発振器の追従能力は著しく減小 される。

それユニ、この発明の問題は、高い方の低周波領域における相対的移動及び干渉 位相変調が狭帯域フィルタを使用したときに小さく保たれ、従ってフィルタ又は 発振器を混合器段に満足に追従させることができる、周波数変調された信号を少 な（とも一つの中間周波数を経て低周波信号に変換するだめの方法及び回路装置 を与えることである。

この問題は、本質的に新規であって真剣な考察から生じたものであり、この発明 に従って、方法の請求の範囲第１項及び回路装置の請求の範囲第６項の特徴記載 部分の特徴事項並びにそれらの前文部分の特徴事項によって解決される。

干渉する位相変調とは逆の位相である、中間周波数の付加的変調の結果として、 制御遅延から生じる干渉する位相変調が補償され且つ中間周波数とフィルタ周波 数との間の相対的移動が減小されるので、狭帯域フィルタを用いて雑音及び干渉 の抑制の増大を計ることができる。

この発明によれば、少なくとも一つ９高域フイルタが追従分岐路て接続されてい て、このフィルタは反転変調なしで振幅増大のある高い方の低周波領域における 制御電圧を位相変調器に供給するだけである。低い方の低周波領域は阻止される ので、変調特性は比較的小さい周波数範囲にわたって線形を呈すればよい。高域 フィルタの使用は各高域フィルタに固有の進みが制御遅延を部分的に補償すると いう更なる利点を提供する。

望ましくは個個の段の下流又は上流において幾つかのフィルタ及び位相補償を用 いると、個個の直結フィルタとこれに関係した位相変調器との間の中間周波数に 対する遅延が小さくなるので、はとんど正確な総合位相補償を得ることができる 。

位相変調器は直結フィルタに比べて広帯域構成であるので、近点選択に影響を及 ぼさないが、遠点選択は増大する。

請求の範囲の従属項に与えられた手段の結果として、更なる付加的な発展及び改 善が可能である。

この発明の実施例は以下において図面に関して更に詳細に説明されるが、その図 面中、 第１図は幾つかの直結フィルタが追従させられており且つ位相変調器が設けられ ている第１実施例の回路構成を示し、第２図は混合器段出力器の追従が行われて いる第２実施例の回路構成を示し、 第３図は位相補償が各段で行われている混合段の後の回路装置を示し、 第４図は整合回路を備えた位相変調器の回路ケ示している。

第１図において、１は回路装置の入力端子であって、これに中間周波数段の中間 周波出力信号又は周波数変調された到来信号が加えられる。符号２は混合器段６ に接続された位相変調器乞示し、これには発振器４の出力信号が供給される。混 合器段乙の出力はフィルタ装置５に接続されており、このフィルタ装置は数個の 直結フィルタ６からなっている。フィルタ装置５は復調器７の入力に接続されて おり、この復調器の出力には低周波信号が存在している。この信号は、フィルタ 装置５と関連した第１整合回路８を介し且つ又位相変調器２と関連した第２整合 回路９を介し又帰還させられる。

変調された高周波到来信号又は中間周波信号は制御された位相変調器２を通して 混合器段６に送られ、この段で発振器４の出力信号と混合されてこの段の出力に おいて中間周波信号となる。フィルタ装置５はその通過帯域幅に対応して中間周 波信号を通過させ、この信号は復調器７において低周波信号に復調される。復調 器７の低周波出力電圧は整合回路８を通してフィルタ装置５に供給されるが、こ の整合回路はフィルタ６の中心周波数が混合器段３から得られる中間周波信号の 瞬時周波数に追従するような方法で分圧器として構成すればよい。位相変調器２ に対する制御信号も又別の整合回路９を通して低周波出力信号から得られる。位 相変調器２は、別の場合にフィルタ装置５の出力に存在するスプリアス変調が補 償されるような方法で混合段６の出力における中間周波数を変調する。この目的 のために、位相変調器２によって中間周波数に重畳される変調は干渉する位相変 調に対して逆位相でなければならない。この逆位相は、回路装置の出力によって 供給される制御信号を反転させる整合回路９に存在するインバータによってもた らされ得る。別の実施例では、共振回路の離調のために又は追従目的のために使 用されるものであって同調ダイオードとして構成され得るような直結フィルタ６ の制御素子は、やはり同調ダイオードの形態であり得る位相変調器２の制御素子 とは逆の極性を持っている。

第４図は整合回路９？：備えた位相変調器２の構成を示している。この位相変調 器は単段選択性増幅器として構成されていて、これの同調回路Ｌ１，０１は制御 することができる。制御は整合回路９に接続されている同調ダイオード０１を用 いて行われる。

抵抗Ｒ１，Ｒ２は同調回路Ｌ１．ＣＩＹ減衰させるために且っ又トランジスタＴ 　２　′ｆ！：備えたバッファ状態Ｖ２へのｖｌの直接結合のために使用されて いる。整合回路９は演算増幅器ＯＰを備えており、これの反転入力には高域フィ ルタＲ３，ＣＩ’＆介して変調器出力信号が送られる。Ｒ３，ＣＩの遮断周波数 は無線装置に対しては約１０ＫＨｚである。演算増幅器ＯＰの増幅に影響を及ぼ す帰還抵抗Ｒ４は最適位相補償に必要な大きさにされている。

中間周波信号のための必要な低抵抗匝はエミッタ配線Ｒ５，Ｃ４に関連してトラ ンジスタＴろを介して得られる。エミッタは又中間周波数に対する短絡回路を構 成している。整合回路は場合によっては、図示されて〜・ないインバータを含む ことができる。

第２図に更なる実施例を示しており、この実施例では、直結フィルタ６が使用さ れないで、これが狭帯域選択性フィルタ１１によって置き換えられているが、こ のフィルタ１１は追従させることができない。この場合の追従は発振器１２によ って行われ、この発振器は整合回路１６を通して復調器７の出力１０に接続され ていて、低周波出力信号から得られた制御電圧によって、混合器段６の出力にお ける信号の周波数偏移が小さくなるように制御される。逆位相の位相変調に関し ては、動作は第１図による構成に対応する。第２図は一つの固定フィルタ１１を 示しているに丁ぎないが、明らかに幾つかのそのようなフィルタが存在し得る。

これに対応して、第１図において、ただ一つの直結フィルタを使用し又もよい。

これらの実施例では、位相変調器２は混合段乙の上流に配置されているが、これ の下流に配置することもできる。

第６図は幾つかの位相変調器２及び直結フィルタ６が使用されている別の実施例 を示している。位相変調器２が各直結フィルタ乙の上流又は下流に接続されてい るので、補償は常に幾つかの段で行われる。

位相変調器は狭帯域フィルタ乙に比べて広帯域構成を持っているので、遠点選択 が改善される。

既述の諸実施例においては、干渉する位相変調とは逆の位相での変調が位相変調 器によって行われる。別の可能性は混合器段の発振器電圧の変調からなっていて 、これは次に中間周波数ＦＩ４．　＋ 国際調査報告

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．周波数変調信号を少なくとも一つの中間周波数を経て低周波信号に変換する ための方法であって、中間周波数信号が発生されて発振器電圧での混合及びこれ に続くフィルタ作用の後に復調され、その際発振器電圧又はフィルタの共振周波 数を中間周波数に対応する復調信号から得られた制御電圧によって追従させるこ とができるものにおいて、中間周波数が制御遅延により発生する干渉する位相変 調とは逆の位格で変調されることを特徴とする前記の方法。
2. ２．混合器段の発振器電圧が逆位相で変調されることを特徴とする、請求の範囲 第１項に記載の方法。
3. ３．請求の範囲第１項に記載の方法を実施するための回路装置であって、発振器 によって制御された混合器段、中間周波信号をフィルタするための少なくとも一 つのフィルタ、及びこのフィルタの下流に接続されていて中間周波数に対応する 発振器電圧又はフィルタの共振周波数の追従のための制御電圧が出力電圧から得 られるようになっている復調器、を備えているものにおいて、位相変調器（２） が回路に接続されており且つ整合回路（９）を通して復調器（７）の出力に接続 されていることを特徴とする前記の回路装置。
4. ４．整合回路（９）が制御電圧を反転させるためのインバータを備えていること を特徴とする、請求の範囲第３項に記載の回路装置。
5. ５．追従させることのできるフイルタ（５）又は発振器（１２）の制御素子が位 格変調器（２）の制御素子（Ｃ１，Ｃ２）の位相とは逆の位相を持っていること を特徴とする、請求の範囲第３項に記載の回路装置。
6. ６．整合回路（９）が高城フイルタ（Ｃ１，Ｒ３）を備えていて、これが低周波 信号の高周波数領域を通過させ且つそれの低周波数領域を阻止することを特徴と する、請求の範囲第３項から第５項までのいずれか一つに記載の回路装置。
7. ７．幾つかの追従フィルタ（６）があることを特徴とする、請求の範囲第３項か ら第６項までのいずれか一つに記載の回路装置。
8. ８．位相変調器（２）が幾つかの又はそれぞれのフィルタ（６）と関係している ことを特徴とする、請求の範囲第３項から第６項まで及び第７項のいずれか一つ に記載の回路装置。
9. ９．位相変調器（２）が混合器段（３）の上流に接続されていることを特徴とす る、請求の範囲第３項から第７項までのいずれか一つに記載の回路装置。
10. １０．発振器（１２）の追従の場合にはフィルタ（１１）が固定狭帯域選択性フ ィルタとして構成されていることを特徴とする、請求の範囲第３項から第７項ま で又は第９項のいずれか一つに記載の回路装置。
11. １１．位相変調器（２）が選択性増幅器として構成されていることを特徴とする 、請求の範囲第３項から第１０項までのいずれか一つに記載の回路装置。
12. １２．位相変調器（２）が広帯域特性を持っていることを特徴とする、請求の範 囲第３項から第１１項までのいずれか一つに記載の回路装置。