JPH0148569B2 - - Google Patents

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JPH0148569B2
JPH0148569B2 JP4733384A JP4733384A JPH0148569B2 JP H0148569 B2 JPH0148569 B2 JP H0148569B2 JP 4733384 A JP4733384 A JP 4733384A JP 4733384 A JP4733384 A JP 4733384A JP H0148569 B2 JPH0148569 B2 JP H0148569B2
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JP
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ram
flag
erase
flag bit
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Yoshihiro Tatsumi
Masaaki Nagafune
Masaharu Okuda
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Tatsumi Denshi Kogyo KK
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Tatsumi Denshi Kogyo KK
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Publication of JPH0148569B2 publication Critical patent/JPH0148569B2/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、RAMのデータ処理方法及び装置に
関し、詳しくは、データの消去処理時間が全デー
タを消去するに必要な時間よりも短いRAMのデ
ータ処理方法及び装置に関する。
〔従来の技術と解決するべき課題〕
従来、RAMのデータ処理方法及び装置では
RAMへのデータ書込みは、該RAMの全アドレ
スに残つている古いデータを消去してから新しい
データを書き込むようになつていた。従つて、消
去処理時間が全データを消去し得る時間よりも短
く設定される場合は、1消去処理時間にその
RAMの一部分しか消去できなくなり、又、次の
書込み処理に於いて新しいデータに書き換えられ
ずに残されて、次の読出し処理に於いて読みだす
べきでない古いデータが最新の書込み処理で書き
込まれたデータと共に読みだされるという問題が
あつた。
この問題を解決するために、アクセスタイムが
早い高速RAMや高速論理回路を用いて短い消去
処理時間内に全てのアドレスの消去を行うことも
考えられる。しかしながら、高速RAMや高速論
理回路は高価であるうえ、場合によつては必要な
処理速度を得ること自体困雑であつた。
本発明は、上述した従来技術に鑑みて考え出さ
れたRAMのデータ処理方法及び装置であつて、
その目的とするところは、消去処理時間が全デー
タを消去し得る時間よりも短い時間しか取り得な
いメモリーシステムに用いられているRAMにお
いて、先の読出し処理で読出された古いデータが
残つているアドレスと最新の書込み処理でデータ
を書込まれたアドレスとか混在するRAMから最
新の書込み処理で書き込まれたデータのみを識別
して出力できるRAMのデータ処理方法及び装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかるRAMのデータ処理方法は、上
記目的を達成するために、RAMの各アドレスの
特定複数ビツトをフラグビツトとし、1回の消去
処理で、所定の順序に従つて選択された上記
RAMの一部分のアドレスのデータを消去し、こ
のデータが消去されたメモリ領域の全てのフラグ
ビツトに消去フラグを立て(例えば、論理“1”
とする)、全てのアドレスにわたり消去フラグが
立られているフラグビツトを有効フラグビツトと
して択一的に選択し、次の書込み処理において、
新たなデータが書き込まれたアドレスの上記有効
フラグビツトの消去フラグを降ろし(即ち、論理
“0”にする)、次の読み出し処理において、読出
されたデータから最新の書込み処理において書き
込まれたデータを上記有効フラグビツトの消去フ
ラグの有無によつて識別して出力する手順を繰り
返す、という手段を講じた。
また、本発明にかかるRAMのデータ処理装置
は、上記課題を達成するべく、1回の消去処理で
一部分のアドレスのデータしか消去し得ず、且
つ、消去処理、書込み処理、読出し処理を一定時
間内で繰り返し行うところのRAMのデータ処理
装置であつて、各アドレスの特定複数ビツトをフ
ラグビツトとし、消去処理でデータが消去された
メモリ領域の全てのフラグビツトに消去フラグを
立て、全てのアドレスにわたり消去フラグが立て
られているフラグビツトを有効フラグビツトと
し、書込み処理において、新たなデータが書込ま
れたアドレスの上記有効フラグビツトの消去フラ
グを降ろすように駆動されるRAMと該RAMか
ら読出されたデータに含まれる上記特定複数のフ
ラグビツトの中の有効フラグビツトを選択するフ
ラグビツト選択手段と読出されたデータから最新
の書込み処理に於いて書込まれたデータを上記有
効フラグビツトの消去フラグの有無によつて識別
する手段を設ける、という手段を講じた。
〔作用〕
以下、本発明にかかるRAMのデータ処理方法
とRAMのデータ処理装置の原理について、消去
処理時間Teが読出し処理時間Trの半分の時間に
制限され、従つて、1回の消去処理では所定の順
序に従つてアドレスの半数が消去され、残りの半
数のアドレスは次回の消去時間に消去される
RAMを例にとつて図面を参照しながら具体的に
説明する。
第1図イ〜ニは、夫々本発明の手順の消去、書
込み、次回の消去、次回の書込みの各処理が終わ
つた状態のRAM1のメモリ構成図である。
このRAM1では全てのアドレスが消去される
のに2回の消去処理が必要なので、各アドレスの
最上位のビツトFB1とその下のビツトFB2の2
ビツトがフラグビツトとされる。
さて、最初の消去処理で下半分Lを消去するも
のとして、この消去処理でデータを消去された下
半分Lの各アドレスの全てのフラグビツトFB1
とFB2には、第1図イに示す如く“1”を書き
込むことにより消去フラグが立てられる。
これにより、全てのアドレスの2番目のフラグ
ビツトFB2に消去フラグが並ぶとする。このよ
うに全てのアドレスにわたつて消去フラグが立ち
並ぶフラグビツト、即ち、第2のフラグビツト
FB2が有効フラグビツトとして選択される。
上記消去処理の後に行われる書込み処理に於い
ては、各アドレスに書き込まれる新しいデータ
は、最上位から3番目以下のビツトに納められ、
フラグビツトFB2に“0”を付加されて上半部
U及び下半部Lの所要のアドレスに書き込まれ
る。
従つて、新たなデータの書込みが終わつた
RAM1では、第1図ロに示す如く、有効フラグ
ビツト、即ち、第2のフラグビツトFB2の中の
その回に書き込まれたデータを記憶するアドレス
は、“0”となつて消去フラグが降ろされ、上記
消去処理の前に書き込まれていたデータを記憶し
ているアドレスの第2のフラグビツトFB2の消
去フラグは立てられたままになつている。
この書込み処理の次に読出し処理に於いては、
RAM1の全てのアドレスからデータが読み出さ
れる。これらのデータの内、第2のフラグビツト
FB2に消去フラグが無いアドレスから読出され
たデータは、最新のデータと識別されて出力さ
れ、第2のフラグビツトFB2に消去フラグが残
つているアドレスから読出されたデータは、古い
データとして出力されない。
次に、上半部Uのデータが消去され、第1図ハ
に示す如く上半部Uの全てのフラグビツトFB1
及びFB2に消去フラグが立てられる。このとき
には、前回の消去処理で立てられた消去フラグが
立てられたまま放置されている下半部Lの最上位
のフラグビツトFB1と上半部Uの最上位のFB1
とに消去フラグが立てられる。このとき、上半部
U、下半部Lとも最上位のフラグビツトFB1が
全て1であるので、該最上位のフラグビツトFB
1が新たな有効フラグビツトとして選定される。
そして、前回と同様にして次の書込まれた処理と
読出し処理が行われる。但し、この回の書込み処
理では各アドレスに書込まれる新しいデータは、
最上位のビツトに“0”を付加されて書き込まれ
る。第1図ニは、この2回目の書込み処理が終わ
つた状態を示している。
また、この回の読出し処理では、有効フラグビ
ツトに選定された第1フラグビツトFB1の消去
フラグ有無によつて古いデータと最新のデータと
の識別が行われる。
この回の読出し処理の後、上述の下半部Lのデ
ー消去からここまでの手順が必要に応じて繰り返
される。
上述のように、本発明では、消去処理を終わつ
た時点で全てのアドレスにわたり消去フラグが立
てられているフラグビツトを有効フラグビツトと
して択一的に選定し、次の書込み処理に於いて荒
谷データを書込まれたアドレスの有無の有効フラ
グビツトの消去フラグを降ろすので、この書込み
処理の次の読出し処理で有効フラグビツトの消去
フラグが降ろされているか否かを識別することに
より各アドレスのデータが最新の書込み処理で書
き込まれた最新のデータか否かを識別できる。
そして、この識別に従つて最新のデータのみを
選択して出力できることになる。
〔実施例〕
次に、本発明をテレビゲームの映像データの処
理に適用した実施例を図面に参照しつつ具体的に
説明する。
第2図は、本発明を適用したテレビゲーム機の
ブロツク回路図であり、第3図イ〜チは、その各
メモリ領域の動作を順に示すタイムチヤートであ
る。
このテレビゲーム機には、テレビ画像中の移動
物体の映像データを処理するために、4個のメモ
リ領域211〜214が設けられている。これら
のメモリ領域211〜214のうち、第1メモリ
領域211は、偶数ラスタの偶数ドツトの映像デ
ータの処理を、第2のメモリ領域212は偶数ラ
スタの奇数ドツトの映像データの処理を、第3の
メモリ領域213は奇数ラスタの偶数ドツトの映
像データの処理を、第4のメモリ領域214は、
奇数ラスタの奇数ドツトの映像データを分担して
収納できるようになつている。従つて、各メモリ
領域211〜214は、夫々テレビ画像の1ラス
タのビツト数の半数の映像データを処理するに足
るメモリ容量を有するように構成されているので
ある。更に、各領域は、上半分(U領域とする)、
下半分(L領域とする)を有し、下記の如く、テ
レビ画面への表示動作の際は1水平帰線時間にL
領域又はU領域だけしか消去できないようになつ
ている。また、これらのメモリ領域212〜21
4は、下記の如く偶数ラスタの映像データを処理
するものどうし、奇数ラスタの映像データを処理
するものどうしが、それぞれ組みをなすように構
成されている。
各メモリ領域211〜214の読出し(リー
ド)及び書込み(ライト)のタイミングは、リー
ト/ライト制御回路210を介して垂直ラスタア
ドレスの最下位ビツトの信号Ro〔第3図a〕によ
つて制御される。
即ち、Roが論理“0”のときは、偶数ラスタ
の組みのメモリ領域211,212にリード/ラ
イト制御回路210から、まず、書込み指令
WR1,WR2が互いに同期して入力され、書込み
アドレスカウンタ133から、各アドレス切換え
回路201,202を介して、各メモリ領域21
1,212に入力される書込みアドレス信号AW
に同期して、第3図cに示す如く、第1のバツフ
ア225に記憶された偶数ラスタ偶数ビツトの映
像データが第1のメモリ領域211の所要のアド
レスに、第2のバツフア226に記憶された偶数
ラスタ奇数ビツトの映像データが第2のメモリ領
域212の所要のアドレスに夫々書き込まれる。
また、Roが論理“1”のときには、読出しカ
ウンタ134から、各データ切換え回路201,
202を介して、これらのメモリ領域211,2
12に入力される読出しアドレス信号ARに同期
して、リード/ライト制御回路210のRD1
RD2に従つて両メモリ領域211,212の読出
し処理(即ち、テレビ画面への表示)が行われ、
続いて、リード/ライト制御回路210の消去指
冷CS1又はCS2に従つて両方のメモリ領域211
又は212の半分の領域消去処理(このとき画面
は水平帰線時間)が行われる。
消去処理を更に説明すると、水平帰線時間の間
バツフア225,226の出力は“1”になつて
いる。そして、メモリ領域221と212には書
込み指令信号WR1,WR2と消去指令信号CS1
CS2が入力されているので、上記“1”が後述す
る如く各メモリ221,212のU領域又はL領
域のいずれか全部の領域に書き込まれ、消去が完
了擦る。
同様に、奇数ラスタの組の各メモリ領域21
3,214では、第3図dに示す如く、Roが論
理“1”のときに書込み指令信号WR3,WR4
従い書込みアドレス信号AWに同期して両メモリ
領域213,214の書込み処理が行われ、Ro
が論理“0”のときに読出し指令RD3,RD4に従
つて行われる読出し処理と、これに続いて消去指
令CS3又はCS4に従つて両方のメモリ領域213
又は214の半分の領域の消去処理が行われる。
203,204は、それぞれ第3、第4のメモ
リ領域213,214へのアドレス信号AW,
ARを切り換えるアドレス切換え回路である。
メモリ領域211と212及び213と214
の動作は、全く同じであり、又メモリ領域211
と213の動作は、第3図d,fに示す如く、位
相が異なるだけで、各1動作周期内の動作内容
は、本質的に同じであるので、偶数ラスタの組み
の両メモリ領域211,212を例にとつて、そ
れらの動作を説明する。尚、第3図d,fでは、
説明を簡単にするために各メモリ領域211〜2
14の各アドレスは、夫々1個のアドレスで代表
的に示してある。また、上記各モリ領域211〜
214の各アドレスでは、その最上位のビツト
(第1ビツト)FB1とその下のビツト(第2ビツ
ト)FB2とがフラグビツトとされている。
両メモリ領域211,212の1回の消去処理
で映像データを消去された領域、例えば、L領域
では、全てのフラグビツトFB1及びFB2に、第
3図イに示す如く、“1”を書き込むことにより
消去フラグが立てられる。これにより、各メモリ
領域211,212の全ての第2ビツトFB2に
わたり消去フラグが立ち並び、この第2ビツト
FB2が有効フラグビツトとして選定される。
次に行われる書込み処理に於いては、両メモリ
領域211,212の所要のアドレスに、最上位
から3番目以下のビツトに納められる映像データ
に、垂直ラスタアドレスの最下位のビツトの上の
信号R1〔第3図bここではR1=0〕とその反転信
1(ここでは1=1)とをそれぞれ最下位の
下のビツトと最上位のビツトとに付加したデータ
が書き込まれる。従つて、書込み処理が終わつた
段階では、第3図ロに示す如く、今回書込みデー
タが書き込まれ、第2ビツトFB2が“0”とな
つて消去フラグが降ろされたアドレスと、この前
の消去処理で第2ビツトFB2に記入された“1”
がそのまま残り、消去フラグが立てられたままに
なつているアドレスとが混在している。(第3図
d,fでは、この混在した状態を/の符号で表し
ている。) 次の読出し処理では、各メモリ領域211,2
12の全てのアドレスからデータが読み出され、
それぞれデータ切換え回路215,216に入力
される。各データ切換え回路215,216に
は、それぞれ垂直らすたアドレスの最下位ビツト
の信号Ro(の反転信号Ro)に同期して、両組み
のうち書込み処理を終わつたばかりの組みの各メ
モリ領域(この場合は各メモリ領域211,21
2)から読出されたデータ切換え回路215,2
16から出力されたデータは、両フラグビツト
FB1及びFB2の信号と映像データとに分から
れ、両フラグビツトFB1及びFB2の信号は、各
フラグビツト切換え回路217,218では、垂
直ラスタアドレスの最下位の上のビツトの信号
R1の反転信号1により制御されるフラグビツト
選択信号発生回路219から出力されるフラグビ
ツト選択信号に従つて選択される有効フラグビツ
ト(この場合、FB2)の信号のみが選択されて
アドレスの順に出力される。この有効フラグビツ
トFB2の信号と上記各データ切換え回路215,
216から出力された映像データとがアドレスご
とに同期されて次の偶数ドツト/奇数ドツト切換
え回路220に入力される。
偶数ドツト/寄数ドツト切換え回路220で
は、偶数ドツトのメモリ領域211からの映像デ
ータと奇数ドツトのメモリ領域からの映像データ
とか1アドレス(即ち、1画素)ごとに交互に並
ぶシリアルな1ラスタ分の表示信号VD1に組み変
えられ、映像ドツト同期信号Doに同期して順に
出力される。
また、有効フラグビツトFB2の信号も偶数ド
ツト/奇数ドツト切換え回路220内で各メモリ
領域211,212の映像データのアドレスに対
応してシリアルに並べ変えられ、表示信号VD1
各映像信号とアドレスごとに同期させられて出力
される。
この有効フラグビツトFB2の信号と表示信号
VD1は、終段のデータ切換え回路221に入力さ
れる。上述の説明から明らかなように、表示信号
VD1には、今回書き換えられた最新の映像データ
と前回までの読出し処理で既に読出された古いデ
ータとが含まれている。有効フラグビツトFB2
の信号は、終段のデータ切換え回路221から出
力すべき表示信号を各ドツトごとに図示しない移
動物体と、それに表示される例えば背景画像デー
タ出力回路から供給される表示信号VD2にする
か、上記各メモリ領域211,212から出力さ
れた映像データからなる表示信号VD1にするかを
選定するデータ切換信号として使用される。
即ち、各アドレスの有効フラグビツトFB2の
信号が、“0”か“1”か、換言すれば、有効フ
ラグビツトの消去フラグが降ろされているか否か
により、メモリ領域211,212側からの各ア
ドレスの映像データが最新の書込み処理に於いて
書き込まれたのか否かが識別され、有効フラグビ
ツトFB2が、“0”であるビツトでは、最新のデ
ータである表示信号VD1が優先されて、有効フラ
グビツトFB2が、“1”であるときには、表示信
号VD2が優先されて、終段のデータ切換え回路2
21にから、例えばカラーCRT表示装置のカラ
ー変換回路136に出力される。
上記の書込み処理と読出し処理に続いて次回の
消去処理が行われる。この回の消去処理では、前
回消去されなかつた両メモリのU領域、第3図ハ
に示す如く、第1、第2のメモリ領域211,2
12の全てのアドレスにわたり消去フラグが立ち
並ぶ第1ビツトFB1が有効ビツトに選定される。
続く書込み処理では、第3図ニに示す如く、新た
に映像データが記入されたアドレスの有効フラグ
ビツト、即ち、第1ビツトFB1の消去フラグが
降ろされる。さらに続く読出し処理では、この有
効フラグビツトFB1の消去フラグの有無によつ
て、各アドレスに対応する終段のデータ切換え回
路221の出力が、VD2,VD1いずれかに切り換
えられる。
以下、第3図ホ〜チに示すように、上述と同様
の手順が必要とされる範囲で繰り返される。
なお、奇数ラスタの組みのメモリ領域213及
び214への書込み処理に於いては、それらの所
要のアドレスに最上位から3番目以下のビツト
に、納められるコード化された映像データに、
,R1をそれぞれ最上位のビツトとその下のビツ
トに付加して書込む。
このように1ラスタの映像データを偶数ドツト
と奇数ドツトとに分けて2個のメモリ領域211
と212または213と214で分担処理する
と、テレビ画像1ドツトのデータ処理に2ドツト
時間かけることができ、メモリ領域の処理時間の
2倍の速度で1ラスタの映像データが処理でき
る。
また、偶数ラスタの組みのメモリ領域211,
212の動作と奇数ラスタの組みのメモリ領域2
13,214の動作とを互いに垂直ラスタアドレ
スの最下位ビツトの信号Roの半周期づつずらせ
ることにより、各組みのメモリ領域211,21
2と213,214が交互に1ラスタ分のデータ
をそれぞれ2ラスタ以上かけて処理して出力でき
ることになる。
勿論、本発明は、上述の実施例に限定されるも
のではない。
例えば、RAMのメモリ容量が、1回の消去時
間に消去されるメモリ領域のメモリ容量の整数倍
でなければならないということはない。即ち、1
回の消去処理で消去されずに残るメモリ領域が、
そのときに消去されたメモリ領域よりも小さくて
もよい。この場合には、次の消去処理のときに前
回消し残されたメモリ領域と前回消去されたメモ
リ領域の一部分とが消去されることになるのであ
る。また、RAMの全てのアドレスを消去するの
に要する消去処理の回数は2回に限らず、3回以
上にしてもよい。全てのアドレスを消去するのに
要する回数を3回以上にする場合には、各アドレ
スのフラグビツトの数は、そのRAMの全てのメ
モリを消去するのに要する消去処理の回数と同数
にすればよい。
さらに、消去フラグは、“1”に代えて“0”
を書き込むことによつて立てられ、“1”を書き
込むことによつて降ろされるように構成してもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明にかかるRAMの
データ処理方法によれば、消去処理時間が、書き
込み時間や読出し処理の時間よりも短く制限され
ている場合に、消去処理に於いて全アドレスの同
一順位のフラグビツトに消去フラグを立て、次の
書込み処理に於いて新たにデータを書き込んだア
ドレスでは、その同一順位のフラグビツトに立て
られた消去フラグを降ろし、その次の読出し処理
に於いてその同一順位のフラグビツトの消去フラ
グが降ろされているか否かによつて最新の書込み
処理で書き込まれたデータを識別して出力するの
で、高速RAMや高速論理回路を用いずに、最新
のデータだけを読みだすことができる効果を奏す
る。
そして、本発明にかかるRAMのデータ処理装
置によれば、既存の構成に加え、有効フラグビツ
トを選択するフラグビツト選択手段と、最新書込
みデータを、有効フラグビツトの消去フラグビツ
トの有無を識別する手段を設けることで、従来の
高速RAMや高速論理回路を用いずに、上述した
作用、効果を奏する装置を、大幅にコストダウン
して提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜ニは、本発明の原理を示す各処理段
階におけるRAMのデータ構成図、第2図は、本
発明を適用したテレビゲーム機のハードウエアの
動作を示すブロツク図、第3図aは、垂直ラスタ
アドレスの最下位ビツトの信号Roのタイムチヤ
ート、第3図bは、垂直ラスタアドレスの最下位
の上のビツトの信号R1のタイムチヤート、第3
図cは、偶数ラスタの組みのメモリ領域の動作の
タイムチヤート、第3図dは、偶数ラスタの組み
の両メモリ領域を動作の順に追つたデータ構成
図、第3図eは、奇数ラスタの組みのメモリ領域
の動作のタイムチヤート、第3図fは、奇数ラス
タの組みの両メモリ領域を動作の順に追つたデー
タ構成図である。 1……RAM、211〜214……メモリ領
域、U,L……メモリ領域、FB1〜FB2……フ
ラグビツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1回の消去処理で一部分のアドレスのデータ
    しか消去し得ず、且つ、消去処理、書込み処理、
    読出し処理を一定時間内で繰り返し行うところの
    RAMのデータ処理方法において、RAMの各ア
    ドレスの特定複数ビツトをフラグビツトとし、消
    去処理でデータが消去されたメモリ領域の全ての
    フラグビツトに消去フラグを立て、全てのアドレ
    スにわたり消去フラグが立てられているフラグビ
    ツトを有効フラグビツトとし、次の書込み処理に
    おいて、新たなデータが書込まれたアドレスの上
    記有効フラグビツトの消去フラグを降ろし、次の
    読出し処理において、読出されたデータから最新
    の書込み処理に於いて書込まれたデータを上記有
    効フラグビツトの消去フラグの有無によつて識別
    して出力する手順を繰り返すことを特徴とする
    RAMのデータ処理方法。 2 上記消去時間がRAMの半分の領域のデータ
    しか消去できない時間であり、且つ、各アドレス
    の2ビツトをフラグビツトとした特許請求の範囲
    第1項に記載のRAMのデータ処理方法。 3 テレビ画面の1ラスタに表示されるデータを
    収納し得るRAMを用い、且つ、消去時間が水平
    帰線時間である特許請求の範囲第2項に記載の
    RAMのデータ処理方法。 4 半分の領域に奇数ドツトに対応するデータを
    収納し、他の半分の領域に偶数ドツトに対応する
    データを収納し得るようにし、更に上記2つの半
    分の領域に対して同時にアクセスする特許請求の
    範囲第3項に記載のRAMのデータ処理方法。 5 上記RAMが偶数ラスタに表示されるデータ
    を収納するRAMと奇数ラスタに表示されるデー
    タを収納するRAMであつて、且つ、それぞれ
    RAMが交互にアクセスされる特許請求の範囲第
    4項に記載のRAMのデータ処理方法。 6 1回の消去処理で一部分のアドレスのデータ
    しか消去し得ず、且つ、消去処理、書込み処理、
    読出し処理を一定時間内で繰り返し行うところの
    RAMのデータ処理装置であつて、各アドレスの
    特定複数ビツトをフラグビツトとし、消去処理で
    データが消去されたメモリ領域の全てのフラグビ
    ツトに消去フラグを立て、全てのアドレスにわた
    り消去フラグが立てられているフラグビツトを有
    効フラグビツトとし、書込み処理において、新た
    なデータが書込まれたアドレスの上記有効フラグ
    ビツトの消去フラグを降ろすように駆動される
    RAMと該RAMから読出されたデータに含まれ
    る上記特定複数のフラグビツトの中の有効フラグ
    ビツトを選択するフラグビツト選択手段と読出さ
    れたデータから最新の書込み処理に於いて書込ま
    れたデータを上記有効フラグビツトの消去フラグ
    の有無によつて識別する手段とからなることを特
    徴とするRAMのデータ処理装置。 7 テレビ画面の2ラスタに表示される画像デー
    タを収納し得る2つのラスタ領域を有し、且つ、
    該2つのラスタ領域が交互にアクセスされ、更
    に、消去時間を水平帰線時間としたRAMと2つ
    のフラグビツトと、上記フラグビツトラスタごと
    に交互に選択できるようにしたフラグビツト選択
    手段とを用いた特許請求の範囲第6項に記載の
    RAMのデータ処理装置。 8 上記1つのラスタ領域の半分の領域に奇数ド
    ツトに対応するデータを収容し、他の半分の領域
    に偶数ドツトに対応するデータを収納し得るよう
    にし、更に上記2つの領域に対して同時にアクセ
    スし得るRAMを用いた特許請求の範囲第6項に
    記載のRAMのデータ処理装置。
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