JP2530132Y2 - ワンタッチ取付型換気口 - Google Patents

ワンタッチ取付型換気口

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JP2530132Y2
JP2530132Y2 JP1991061347U JP6134791U JP2530132Y2 JP 2530132 Y2 JP2530132 Y2 JP 2530132Y2 JP 1991061347 U JP1991061347 U JP 1991061347U JP 6134791 U JP6134791 U JP 6134791U JP 2530132 Y2 JP2530132 Y2 JP 2530132Y2
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spring plate
cylindrical portion
cylindrical
opening
ventilation
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JP1991061347U
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利春 高橋
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利春 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、ワンタッチ取付型換気口
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。マンションなどの部屋におけ
る天井として張設されたボード4の換気口用円孔4Aに
は下記のような公知の換気口2が取付けられている。そ
こで、この換気口2は、換気口用円孔4Aに対して遊嵌
できる寸法に構成された円筒部2Aと、この円筒部の下
端に外方に水平な状態で連設されたフランジ部2Bと、
円筒部の下端の開口部に張設されたガラン部2Cとから
構成されている。このような換気口2の換気口用円孔4
Aへの取付けは、図を参照してフランジの上面に接着
剤2Dを塗布しておき、円筒部2Aを換気口用円孔内に
挿入して上昇させボード4の下面とフランジとを接着さ
せていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。ボー
ド4は石膏を主材として構成されているから、脆くて弱
いため時間が経つと換気口2が剥離落下する事故が多発
しているのが実態である。また、このような作業は、例
えばフランジの上面に接着剤2Dを塗布する手間、円筒
部2Aを換気口用円孔内に挿入して上昇させボード4の
下面とフランジとを接着させる手間などがかかる。これ
が1棟のマンションで、何千個もの換気口2を取付ける
ことになるのが通常で、人手不足の今日深刻な問題とな
っているものと云わなければならない。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、換気口用円孔4Aに対して遊嵌でき
る寸法に構成された円筒部2Aと、この円筒部の下端に
外方に水平な状態で連設されたフランジ部2Bと、円筒
部の下端の開口部に張設されたガラン部2Cとから構成
されている換気口2において、円筒部2Aには上下の円
孔2E,2Fが開設され、スプリング3は、上下の円孔
2E,2F内に遊嵌できる幅に構成されたスプリング板
を素材としてなる外方に湾曲する外方スプリング板3A
と、この外方スプリング板の内方に位置する外方に湾曲
する内方スプリング板3Bとを上端において連結して構
成され、スプリング3の上端部分を上の円孔2Eに挿入
係止すると共に、内方スプリング板3Bの下端3B1を
下の円孔2Fに挿入係止したワンタッチ取付型換気口で
ある。
【0006】この場合、下記のように構成することがで
きる。 A.換気口用円孔4Aに対して遊嵌できる寸法に構成さ
れた円筒部2Aと、この円筒部の下端に外方に水平な状
態で連設されたフランジ部2Bと、円筒部の下端の開口
部に張設されたガラン部2Cとから構成されている換気
口2において、スプリング31は、外方に湾曲する外方
スプリング板31Aと、この外方スプリング板の内方に
位置する内方スプリング板31Bとを上端において連結
して構成され、スプリングにおける内方スプリング板を
円筒部2Aの外側面に当接した状態のまま耐熱アルミテ
ープ11Aで固定した構成にすることができる。 B.換気口用円孔4Aに対して遊嵌できる寸法に構成さ
れた円筒部2Aと、この円筒部の下端に外方に水平な状
態で連設されたフランジ部2Bと、円筒部の下端の開口
部に張設されたガラン部2Cとから構成されている換気
口2において、スプリング32は、 外方に湾曲する外方
スプリング板32Aと、この外方スプリング板の内方に
位置する内方スプリング板32Bとを上端において連結
する下向きコ字状の連結部32Cと、内方スプリング板
32Bに外方に向け突設した抜け止め爪32B1から構
成され、スプリング32における連結部で円筒部2Aの
上辺に挟持状態で圧着固定した構成にすることができ
る。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は本案のワンタッチ取付型換気口である。2は公知のプ
ラスチック製の換気口で、換気口用円孔4Aに対して遊
嵌できる寸法に構成された円筒部2Aと、この円筒部の
下端に外方に水平な状態で連設されたフランジ部2B
と、円筒部の下端の開口部に張設されたガラン部2Cと
から構成されている。2E,2Fは円筒部2Aに開設さ
れた上下の円孔である。これら円孔2E,2Fの直径は
約5mmである。3はスプリングで、円孔2E,2F内
に遊嵌できる幅に構成されたスプリング板を素材とし
て、外方に湾曲する外方スプリング板3Aと、この外方
スプリング板の内方に位置する外方に湾曲する内方スプ
リング板3Bとからなり、両者は上端において連結され
ている。そして、このスプリング3の換気口2への取付
け状態は、当該スプリング3の上端部分を上の円孔2E
に挿入係止すると共に、内方スプリング板3Bの下端3
B1を下の円孔2Fに挿入係止する。この結果、外方ス
プリング板3Aは円筒部2Aにおける左右部分において
外方に膨大した状態で取付けられることになる。そこ
で、このワンタッチ取付型換気口1によれば、スプリン
グ3の上端部分を上の円孔2Eに挿入係止すると共に、
内方スプリング板3Bの下端3B1を下の円孔2Fに挿
入係止するから、確実にスプリングを換気口に取付ける
ことができる。
【0008】11は他の実施例のワンタッチ取付型換気
口である。2Aは公知のプラスチック製の換気口2にお
ける円筒部で、この円筒部は換気口用円孔4Aに対して
遊嵌できる寸法に構成され、この円筒部の下端に外方に
水平な状態で連設されたフランジ部(図示略)と、円筒
部の下端の開口部に張設されたガラン部(図示略)とか
ら構成されている。31はスプリングで、約5mmの幅
に構成されたスプリング板を素材として、外方に湾曲
る外方スプリング板31Aと、この外方スプリング板の
内方に位置する外方に湾曲する内方スプリング板31B
とからなり、両者は上端において連結されている。そし
て、このスプリング31の円筒部2Aへの取付け状態
は、当該スプリング31における内方スプリング板31
を円筒部2Aへ当接した状態のまま耐熱アルミテープ
11Aで固定されている。この結果、外方スプリング板
31Aは円筒部2Aにおける左右部分において外方に膨
大した状態で取付けられることになる。そこで、このワ
ンタッチ取付型換気口11によれば、内方スプリング板
31Bを円筒部2Aへ当接した状態のまま耐熱アルミテ
ープ11Aで固定されているから、円筒部2Aに上下の
円孔を開設するなどの手間をかけることなく容易かつ確
実にスプリングを換気口に取付けることができる。
【0009】12は他の実施例のワンタッチ取付型換気
口である。2Aは公知のプラスチック製の換気口2にお
ける円筒部で、この円筒部は換気口用円孔4Aに対して
遊嵌できる寸法に構成され、この円筒部の下端に外方に
水平な状態で連設されたフランジ部(図示略)と、円筒
部の下端の開口部に張設されたガラン部(図示略)とか
ら構成されている。32はスプリングで、約5mmの幅
に構成されたスプリング板を素材として、外方に湾曲
る外方スプリング板32Aと、この外方スプリング板の
内方に位置する内方スプリング板32Bとからなり、両
者は上端において下向きコ字状の連結部32Cで連結さ
れていると共に、内方スプリング板32Bには抜け止め
爪32B1が外方に向け突設されている。そして、この
スプリング32の円筒部2Aへの取付け状態は、外方ス
プリング板32Aと内方スプリング板32Bで当該円筒
部2Aを挟持するようにして装着し、連結部32Cで円
筒部2Aの上辺を圧着固定する。この結果、外方スプリ
ング板32Aは円筒部2Aにおける左右部分において外
方に膨大した状態で取付けられることになる。そこで、
このワンタッチ取付型換気口12によれば、内方スプリ
ング板32Bには抜け止め爪32B1が外方に向け突設
されているから、この抜け止め爪が円筒部2Aの内面に
圧接することになるから、スプリングの円筒部への取付
け状態をより確実なものとすることができる。
【0010】作用について効果と共に説明する。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.ボード4に換気口用円孔(たとえば直径100m/
m)をあけて取付けるだけで短時間で施工が可能であ
る。 2.外方スプリング板3Aが上下の円孔2E,2F間を
跨ぐように長く構成されているから、ボードの厚さが違
っていても容易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の取付け状態を示す1部を切り欠いた斜視
図である。
【図2】同上の要部拡大図である。
【図3】他の実施例の要部拡大図である。
【図4】他の実施例の要部拡大図である。
【図5】従来の取付け状態を示す1部を切り欠いた斜視
図である。
【符号の説明】
1 ワンタッチ取付型換気口 2 公知のプラスチック製の換気口 2A 円筒部 2E 円孔 2F 円孔 3 スプリング 3A 外方スプリング板 3B 内方スプリング板 4A 換気口用円孔 11 ワンタッチ取付型換気口 11A 耐熱アルミテープ31 スプリング 12 ワンタッチ取付型換気口 32 スプリング

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気口用円孔(4A)に対して遊嵌でき
    る寸法に構成された円筒部(2A)と、この円筒部の下
    端に外方に水平な状態で連設されたフランジ部(2B)
    と、円筒部の下端の開口部に張設されたガラン部(2
    C)とから構成されている換気口(2)において、円筒
    部(2A)には上下の円孔(2E,2F)が開設され、
    スプリング(3)は、上下の円孔(2E,2F)内に遊
    嵌できる幅に構成されたスプリング板を素材としてなる
    外方に湾曲する外方スプリング板(3A)と、この外方
    スプリング板の内方に位置する外方に湾曲する内方スプ
    リング板(3B)とを上端において連結して構成され、
    スプリング(3)の上端部分を上の円孔(2E)に挿入
    係止すると共に、内方スプリング板(3B)の下端(3
    B1)を下の円孔(2F)に挿入係止したことを特徴と
    するワンタッチ取付型換気口。
  2. 【請求項2】 換気口用円孔(4A)に対して遊嵌でき
    る寸法に構成された円筒部(2A)と、この円筒部の下
    端に外方に水平な状態で連設されたフランジ部(2B)
    と、円筒部の下端の開口部に張設されたガラン部(2
    C)とから構成されている換気口(2)において、スプ
    リング(31)は、外方に湾曲する外方スプリング板
    (31A)と、この外方スプリング板の内方に位置する
    内方スプリング板(31B)とを上端において連結して
    構成され、スプリングにおける内方スプリング板を円筒
    部(2A)の外側面に当接した状態のまま耐熱アルミテ
    ープ(11A)で固定したことを特徴とするワンタッチ
    取付型換気口。
  3. 【請求項3】 換気口用円孔(4A)に対して遊嵌でき
    る寸法に構成された円筒部(2A)と、この円筒部の下
    端に外方に水平な状態で連設されたフランジ部(2B)
    と、円筒部の下端の開口部に張設されたガラン部(2
    C)とから構成されている換気口(2)において、スプ
    リング(32)は、外方に湾曲する外方スプリング板
    (32A)と、この外方スプリング板の内方に位置する
    内方スプリング板(32B)とを上端において連結する
    下向きコ字状の連結部(32C)と、内方スプリング板
    (32B)に外方に向け突設した抜け止め爪(32B
    1)か ら構成され、スプリング(32)における連結部
    で円筒部(2A)の上辺に挟持状態で圧着固定したこと
    を特徴とするワンタッチ取付型換気口。
JP1991061347U 1991-07-08 1991-07-08 ワンタッチ取付型換気口 Expired - Lifetime JP2530132Y2 (ja)

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JPH055914U JPH055914U (ja) 1993-01-29
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