JPH0147990B2 - - Google Patents

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JPH0147990B2
JPH0147990B2 JP59245552A JP24555284A JPH0147990B2 JP H0147990 B2 JPH0147990 B2 JP H0147990B2 JP 59245552 A JP59245552 A JP 59245552A JP 24555284 A JP24555284 A JP 24555284A JP H0147990 B2 JPH0147990 B2 JP H0147990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barley
white
split
pearl barley
rice
Prior art date
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Expired
Application number
JP59245552A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60256354A (ja
Inventor
Junsuke Ishibashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIBASHI KOGYO KK
Original Assignee
ISHIBASHI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ISHIBASHI KOGYO KK filed Critical ISHIBASHI KOGYO KK
Priority to JP59245552A priority Critical patent/JPS60256354A/ja
Publication of JPS60256354A publication Critical patent/JPS60256354A/ja
Publication of JPH0147990B2 publication Critical patent/JPH0147990B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、従来全くなかつた割精白はと麦と割
精白むぎとから成る保健食品とその製造方法に関
する。
従来の技術 従来より、はと麦は食用として自然食品市場に
かなり出回つているが、はと麦でんぷんは糊化
(アルフア化)が米麦に比べて著しく困難である
ために、長時間水に浸漬した後に白米と混合して
炊飯するか、おかゆとするか、あるいは圧力釜で
煮るか等の調理法により利用されているに過ぎな
く、はと麦の有する特性がフルに活用されている
とは言い難いものであつた。また、大麦(精白む
ぎ原料)は押麦の形態に加工することにより米麦
飯混用として愛用されてきたが、近時その需要は
激減し、主として味噌、焼酎等の食品工業原料と
して流通しているに過ぎないものであつた。
発明が解決しようとする問題点 近年、大麦の中には、人体の生理的消化にすば
らしい効用を有する食物繊維「ダイエータリーフ
アイバー」の一つであるヘミセルローズが白米の
80倍も含有されていることが再確認され、大麦が
健康、長生きのためには不可欠のものであるとい
つても過言でなく、ここ3〜4年前からにわかに
クローズアツプされてきた。また、はと麦の果皮
を除去した穀果は、よくいにんと呼ばれ、滋養強
壮の効能があり、生薬の原料として広く活用され
ているものである。
本発明はこの人体に有益なはと麦と大麦を混合
させ、米と比重を等しくなすことにより、調理性
を向上させ得た保健食品で、はと麦でんぷんの強
力な粘着性に包まれた大麦の炊飯時のフツクラと
した炊き上りによつて大変風味の良いモチモチと
したテクスチヤーが十分に発揮された嗜好性の高
い保健食品を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は次のよう
な構成としている。すなわち、0〜8%の加水混
合を行ない、1〜5時間テンパリングをなした
後、加湿機を80〜95℃に保ちつつ約25〜35分間連
続運行させて約20〜40%まで糊化(アルフア化)
させた割精白はと麦に、従来法により造成した割
精白むぎを配合して混合し、次に加湿機を90〜
100℃に保ちつつ約25〜35分間連続運行して割精
白はと麦35〜45%、割精白むぎ25〜40%まで糊化
させて保健食品を製造する。
作 用 はと麦は楕円形で長さ7mm内外、側面に1条の
縦溝があり、外面は淡黄白色、内面は白色粉状、
味は粘着性であつて、その成分はたんぱく、脂
肪、でんぷん質に富む。はと麦のでんぷん粒は米
やソバ類のでんぷん粒に比して2倍も大きく、又
糯性であるが、はと麦の糊化開始温度及び最高糊
化温度は米より高温が必要で、糊化すればその粘
度は糯米よりさらに高い粘度を有する。しかし、
常温下における生のはと麦は他の穀物に比して粘
りがなく、非常に脆い穀物であつて、はと麦は生
のままで加工を施こすと破砕してしまう。そのた
めに、本発明ではまず割精白はと麦の予備調質を
なす。つまり、はと麦は国内産、輸入品では含水
率に1〜6%及び硬軟質の差があるために0〜8
%の加水混合を行ない、1〜5時間テンパリング
をなした後、加湿機に送り込み、飽和蒸気と加熱
蒸気をはと麦の産地、品質の差異如何により加減
調節して噴射し、25〜35分間運行しつつ加熱吸湿
させ、はと麦のアルフア化度を20〜40%まで進行
させる、この精白はと麦の予備調質工程は、アル
フア化度の異なるはと麦と精白むぎのアルフア化
を2次調質工程で調整させるためのもので、予備
調質をなした割精白はと麦に割精白むぎを配合
し、糊化の際粘性で固化し易いために個々に分離
させる工程が精白はと麦だけでは至難ゆえに精白
むぎとの混合によつて集塊化を排除し得るもので
ある。
発明の効果 本発明に係る保健食品は、割精白はと麦と割精
白むぎとの混合によつて糊化工程の際のはと麦の
集塊化を排除し得ると共に、米との比重を等しく
し得るために調理の際の至便性をも高め得るもの
である。米飯と混用で炊飯した場合、圧扁状の本
保健食品は炊き上がりの状態では比重の差によつ
て上層部に集中的に偏在する傾向にあり、一般家
庭の如く少量炊飯であれば撹拌することによつて
均等に分布させるのは容易であつたが、大量炊飯
を行なう学校、自衛隊、病院等の集団給食あるい
は大型飲食店等においては撹拌作業は重労働であ
つて、本保健食品では米との比重を等しくするこ
とにより、炊き上りの混炊時には均等に分布し得
るようになせるので、本保健食品の偏在は解消し
得ると共に、はと麦や割精白むぎの特異臭も混合
させることにより消殺し得るために違和感もなく
享受し得るもので、はと麦と大麦が持つそれぞれ
の長所短所を相互に補ない合える相乗効果が期待
し得るものである。また、本保健食品は原料の計
量から製品化までの製造装置を連続状となして自
動化し得るので、量産加工を可能とし、製造コス
トを安価になせ、かつ製品の品質を安定化し得る
等、前記した様な顕著な諸効果を奏するものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 でんぷんの糊化を2段階に分けて促進させ35
    〜45%まで糊化させ割成した精白はと麦と、でん
    ぷんの糊化を25〜45%まで糊化させ割成した精白
    むぎとの混合物より成り、精白はと麦の硬度と精
    白むぎの硬度との調整を成すことを特徴とする、
    保健食品。 2 必要に応じて加水混合を行ないテンパリング
    をなした後に蒸気を噴射して約20〜40%まで糊化
    させた割精白はと麦に割精白むぎを配合混合し、
    さらに蒸気を噴射して割精白はと麦を35〜45%、
    割精白むぎを25〜45%まで糊化させることを特徴
    とする、保健食品の製造方法。
JP59245552A 1984-11-19 1984-11-19 保健食品とその製造方法 Granted JPS60256354A (ja)

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JP59245552A JPS60256354A (ja) 1984-11-19 1984-11-19 保健食品とその製造方法

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JP59082416A Division JPS60224454A (ja) 1984-04-23 1984-04-23 保健食品の製造方法及び製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60256354A JPS60256354A (ja) 1985-12-18
JPH0147990B2 true JPH0147990B2 (ja) 1989-10-17

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55159764A (en) * 1979-05-29 1980-12-12 Onishi Shokuhin Kk Preparation of flattened adlay converted to alpha-form
JPS5643214A (en) * 1979-09-19 1981-04-21 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd Recovery agent for stress symptom accompanied by autonomic imbalance
JPS56140861A (en) * 1980-04-03 1981-11-04 Nippon Carbide Ind Co Ltd Adlay grains
JPS59169553A (ja) * 1983-03-16 1984-09-25 アルフア−ラヴアル・アクツイエボラ−グ 中心スラツジ排出部を有する遠心分離機

Patent Citations (4)

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JPS60256354A (ja) 1985-12-18

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