JPH0147864B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0147864B2
JPH0147864B2 JP19503282A JP19503282A JPH0147864B2 JP H0147864 B2 JPH0147864 B2 JP H0147864B2 JP 19503282 A JP19503282 A JP 19503282A JP 19503282 A JP19503282 A JP 19503282A JP H0147864 B2 JPH0147864 B2 JP H0147864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
movable member
screw
socket
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP19503282A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5984495A (ja
Inventor
Teizo Fujita
Yoshitaka Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idec Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Idec Izumi Corp filed Critical Idec Izumi Corp
Priority to JP19503282A priority Critical patent/JPS5984495A/ja
Publication of JPS5984495A publication Critical patent/JPS5984495A/ja
Publication of JPH0147864B2 publication Critical patent/JPH0147864B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、リレーあるいはタイマ等の小形制
御機器用のソケツトに関し、特に電線の接続作業
を簡略化したものに係る。
従来、この種のソケツトに圧着端子付電線を接
続する場合、ソケツトの端子台に配設されている
端子板から端子ねじを一旦取外し、この端子板に
圧着端子を配設したのち取外した端子ねじを取付
けなければならず、また圧着端子を取外す場合に
も端子ねじを端子板から取外さなければならない
ため作業が非常に煩雑になるだけでなく、電線の
ソケツトへの接続作業もしくは取外し作業の際に
端子ねじを粉失する憂いがあつた。
この発明は上述の点に鑑みたもので、電線の接
続作業および取外し作業を容易にするとともに、
端子ねじの粉失を防止するソケツトを提供するこ
とを目的としたものである。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
1はモールド絶縁物からなるソケツト単体で、
中央部に基台11を有し、その長手方向の両側端
には段状に端子台12a,12bが設けられ、各
端子台12a,12bの背面側には隔壁13がそ
れぞれ各端子台12a,12bの高さに応じて段
状に立設されている。そして、前記基台1にリレ
ーあるいはタイマ等の挿込端子(図示せず)の挿
脱用の凹孔11a,11a,11b,11bを前
面側に寄せて設けており、凹孔11aと両側端の
上段に設けた端子台12aとはそれぞれ凹孔底面
と端子台表面とを結ぶ凹孔11cにより連絡さ
れ、同様に凹孔11bと両側端の下段端子台12
bとは凹孔底面と端子台表面とを結ぶ凹孔11d
により連絡されており、前記各凹孔11a,11
bおよび11c,11dはともに前面側に開口さ
れている。3および4は接続金具で、凹孔11a
および11bに嵌入する受栓端子31および41
を一端に形成し、他端に端子台12aおよび12
bに導出される端子板32および42を形成して
いる。端子板32および42は、その水平片の略
中央部に端子ねじ5の螺合されるねじ孔32aお
よび42aが螺設されている。また、各水平片の
先端部分を下方へ直角に折曲して下垂片33およ
び43を延出させ、下垂片33および43の内側
下端部に固定バネ受部33aおよび43aを凹設
している。また、接続金具33および4の各下垂
片33及び43と対向する側壁と水平片間にまた
がつて切欠条溝34および44を穿設しており、
後述する可動部材6の取り付けおよび案内用とし
ている。可動部材6は断面路状の導電金具から
なり、首部61の略中央部に抜け止め部(図示せ
ず)を有する端子ねじ5を取り付けるとともに、
首部61から下方へ略直角に下垂片62を延出さ
せている。下垂片62はその幅L1を前記条溝3
4および44の幅L2よりも若干細くL1<L2とな
るよう形成している。また下垂片62の下端部に
は他の部分よりも幅広の矩形状のストツパ63を
形成し、このストツパ63の内側壁に可動バネ受
部63aを凹設している。7は圧縮バネで、矩形
状板材の中央部に窓孔71を穿ち両横の条板7
2,73の隣接対応部位において山と谷とが逆に
なるように形成している。この圧縮バネ7は一端
74を固定バネ受部33aに他端75を可動バネ
受部63aに各々保持させるようにしている。可
動部材6の接続金具3および4への取り付けは、
可動部材6の下垂片62の側面Aを条溝34およ
び44に対向させた状態、すなわち第2図を参照
して説明すると、可動部材6を図示の状態から端
子ねじ5を中心に時計方向に略90度回転させた状
態で、条溝34および44に挿入したのち、元の
状態に復帰させて取り付ける。したがつて、取り
付け後において可動部材6の端子板32および4
2上に形成された水平条溝34aおよび44aの
内側面に沿つて上下可動的に支持されるととも
に、ストツパ63によつて接続金具3および4か
らの離脱が防止される。第1図に示す実施例のソ
ケツトは、上述のような構成されたソケツト単体
1をその前面開口部側を同一方向にして、任意数
のソケツト単体1を集設して任意の極列のソケツ
トを得るようにしたものあり、最終端に位置する
ソケツト単体1を端板8にて閉塞させてソケツト
を完成させたものである。このソケツトの組立に
際して、接続金具3よび4に可動部材6を取り付
けたのち圧縮バネを固定バネ受部33aおよび4
4aと可動バネ受部63aおよび63a間に保持
させた状態でこれらをソケツト単体1の前面開口
端側から嵌入取り付けることができるため、組立
が非常に簡単に行うことができる。次にこの発明
によるソケツトへの電線接続作業について説明す
る。第1図の左上段の端子台12aは電線を接続
していない状態を示している。バネ7の復元力の
ため可動部材6のストツパ63が端子板32に当
接する上限位置にあり、端子ねじ5の可動部材6
の首部61から脱落せず、ねじ先端ねじ孔32a
に対向している。第1図の左下段の端子台12b
は電線9を接続した状態を示している。端子板4
2と首部61が電線9を挟着し、可動部材6は下
限近くまで下降している。
この発明において、可動部材6の形状寸法が同
じであつても、ねじ5の長さ又は固定バネ受部3
3a,43aの高さにより、ねじ止めしない状態
が2通りに変化する特徴がある。すなわち、第3
図に示すように可動部材6の上限位置におけるね
じ5の先端と端子板32,42の上面の間隔をl1
とし、そのときの可動バネ受部63aと固定バネ
受部33a,43aの上下方向長さをl2としたと
き、l1>l2を満足する場合は、第3図a図に示す
上限位置と、第3図b図に示す下降位置の2位置
において可動部材6が安定保持される。この2位
置の間に圧縮バネ7の長さが最小になる中立点が
存在し、可動部材がその中立点よりも上方にある
ときはバネにより可動部材に上向きの力が作用
し、可動部材の中立点よりも下方にあるときはバ
ネにより可動部材に下向きの力が作用する。
そのため、使用者は第3図a図の状態に引き上
げておいて電線を挿入し、可動部材6を押え込む
と直ちにb図の状態になり、b図の状態でバネ7
の復元力が電線を挟着する向きに作用し、ねじを
締めてゆく間もバネ7の力の抗することなく作業
を行うことができ、しかもねじの締結中、バネ7
の力がねじを締める向きに作用しつづけているの
で、振動等によりねじが緩むおそれがない。
この発明によれば、可動部材を上限位置に安定
保持させて電線を挿入し、下限位置にして仮止め
を行つたのち、ねじ締めを行うことができ、した
がつて多数のソケツトが並設されて取り付けられ
ていた場合におけるねじ締め作業を非常に能率的
に行うことができる。また、電線接続時において
端子ねじが離脱して粉失する恐れもない。
なお、圧縮バネ7の形状は図示例に限らずa板
バネ、b板バネの中央縦方向にスリツトを穿つた
もの、cループ状線状バネ、d両端が自由端をな
す線状バネ、e二重巻き線状バネ、f長方形線材
バネなど種々な形状・構造により実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す正面図、第2
図はこの発明の要部分解斜視図、第3図はこの発
明の作用説明図である。 1……ソケツト単体、12a,12b……端子
台、11a,11b,11c,11d……凹孔、
3,4……接続金具、31,41……受栓端子、
32,42……端子板、32a,42a……ねじ
孔、33,43……下垂片、33a,43a……
固定バネ受部、6……可動部材、61……首部、
62……下垂片、63a……可動バネ受部、7…
…圧縮バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上面に小形制御機器の端子が挿脱可能な凹孔
    を開口させ、且つ側面に端子台を導出させてなる
    ソケツトにおいて、前記端子台に配設され略中央
    部にねじ孔を施してなる端子板と、該端子板に圧
    縮ばねを介して上下可動的に支持させてなる可動
    部材と、該可動部材の首部に前記ねじ孔に対応さ
    せ、且つ抜け止めを施し回動可能に取り付けた端
    子ねじとからなり、前記可動部材を上限位置と下
    降位置の二位置において安定保持されるように
    し、前記端子板と可動部材の首部との間に電線を
    挟着させ端子ねじにて締め付けるようにしたこと
    を特徴とするソケツト。
JP19503282A 1982-11-05 1982-11-05 ソケツト Granted JPS5984495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19503282A JPS5984495A (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ソケツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP19503282A JPS5984495A (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ソケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5984495A JPS5984495A (ja) 1984-05-16
JPH0147864B2 true JPH0147864B2 (ja) 1989-10-17

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JP19503282A Granted JPS5984495A (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ソケツト

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