JPH0146990B2 - - Google Patents

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JPH0146990B2
JPH0146990B2 JP55090067A JP9006780A JPH0146990B2 JP H0146990 B2 JPH0146990 B2 JP H0146990B2 JP 55090067 A JP55090067 A JP 55090067A JP 9006780 A JP9006780 A JP 9006780A JP H0146990 B2 JPH0146990 B2 JP H0146990B2
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mol
discharge lamp
radiation
pressure mercury
low
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Reenderuto Koniinendeiiku Uiremu
Kurisuchiaan Peterusu Roberuto
Yohanesu Marii Uiremusen Petorusu
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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Publication of JPH0146990B2 publication Critical patent/JPH0146990B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、選択的透過率を持つたガラスから作
られた放電管を有し、該管がその内側を発光層で
被覆された放射目的のための低圧水銀蒸気放電灯
に関するものである。
305〜320nmの波長範囲の放射が、例えば乾癬
(psoriasis)およびその他の皮膚病の処置におい
て好適な治療効果があることは既知である〔アフ
イニダード(Afinidad)におけるエツチ・トロ
ンニール等による論文、1977年5月第285−290頁
を見よ〕。上述の波長範囲において選択的に放射
させようとした冒頭の段落に定義された型の放電
灯は、公衆審査のため公開されたドイツ特許出願
第2707894号に開示されている。この既知の放電
灯には発光性のセリウムで活性化されたアルミン
酸ストロンチウムから成る発光層を設ける。特開
昭49−77893号(特願昭48−122941号、オランダ
特許出願第7214862号)および特開昭51−115682
号(特願昭50−17526号、オランダ特許出願第
7401935号)の公報にさらに記載されているこの
発光材料は、約310nmにおいて最大値を持つた比
較的幅の広い放射帯域(バンド)(半値幅約
45nm)を有するため、この材料によつて放射さ
れる約半分の放射は、紅斑(紅疹)(erythema)
範囲(290〜315nm)のUVB部分に配置される。
最大の紅斑感度(約297nm)において、この材料
の強度は、310nmにおける絶頂値のなお約75%で
ある。一般に、光線療法に対してほんの極微の紅
斑放射線量は許容できるので、この既知の放電灯
にフイルタが用いられる。この理由のため、この
発光層を有する放電管は選択的透過率を有するガ
ラスから作られる。特に、このガラスは、約
295nmにおいて吸収端を持たなければならない。
すなわち295nmより下では略々透過がない。
この既知の放電灯には、この発光材料によつて
放出される放射の60%よりも多くのものがこの放
電管壁によつて吸収されるので、放射効率が非常
に低いという重大な欠点がある。さらにこの放電
灯によつて放出される放射の選択性があまり高く
ないのは明らかである。すなわち、UV(250〜
400nm)において放出される全放射の各ワツトに
対して、この放電灯が、307.5〜317.5nmの範囲に
おいて有用な放射のほんの0.14ワツトを生ずるに
すぎないことが明らかになつた。従つて、長い照
射時間が必要であり、これは、すべての欠点を伴
なう。この既知の放電灯の別の欠点は、又その貧
弱な選択性のために、この放電灯によつて放出さ
れる紅斑放射が理論的には可能である最小量を可
成り越えているということである。すなわち、
307.5〜317.5nmの範囲の紅斑感度曲線(国際照明
委員会によつて定義されるように)がなお20%か
ら略々0%に並ぶ値を有するので、この波長範囲
の放射は又紅斑活性を示す。例えば、等エネルギ
ースペクトルを有する放射は、この範囲におい
て、ワツト当り約0.08紅斑ワツト(erythema
watt)を有する。それはそのとき、得ることが
できる最低量である。しかしながら、既知の放電
灯は、有用な放射のワツト当り約0.17紅斑ワツト
放射するように見える。与えられた一定の許容し
うる紅斑負荷に対し、これは、処置当りの有用な
放射線量の制限を意味し、従つて、必要とする処
置の回数の増加を意味する。
本発明の目的は、高い放射効率および高度に改
良された選択性を有する放射目的のための放電灯
を提供することである。
本発明によれば、選択的の透過率を持つたガラ
スから作られた放電管を有し、この管がその内側
を発光層で被覆された放射目的のための低圧水銀
蒸気放電灯は、発光層が312nmにおいてガドリニ
ウムの特徴ある線放射を示す発光材料を含むこ
と、および放電管が、68〜83モル%のSiO2,2.5
〜3.0モル%のB2O3,16〜20モル%の少なくとも
アルカリ土金属酸化物、0〜2.0モル%のAl2O3
およびさらに、少量の少なくとも1種の酸化物
TiO2,CeO2,CuO,Fe2O3およびV2O5から成り
260〜280nm間に位置を定めた吸収端を有するガ
ラスから作られ、312nmにおいて少なくとも80%
の透過率を有することを特徴とする。
さらに、放電管のガラスが、75.5±2モル%の
SiO2,2.8±0.1モル%のB2O3,10.2±0.3モル%の
Na2O,7.7±0.3モル%のK2O,3.0±0.1モル%の
BaO,1.0±0.03モル%のAl2O3、さらに、その
上、500〜2000wt.ppmのTiO2を含むと好ましい。
本発明は、用いられるべき発光材料を非常にき
びしい要求が課せられるときはじめてやつと高い
放射効率および高い選択性が得られるという事実
の認識にその基礎を置く。254nm放射による励起
についての高効率に加えて、この発光材料は305
〜320nmの範囲に略々完全に集中する放射を持た
なければならず、この発光材料によつて放出され
る略々すべての放射がそのときすなち有用な放射
であり、フイルターが、そのとき必要でない紅斑
放射を制限するため約295nm(それ故望まれる放
射の範囲の下限に比較的近い)において吸収端を
有する。ガドリニウム放射を有する材料がこれら
の条件を完全に満足させることが明らかになつ
た。Gd−イオンが特徴ある放射スペクトルを有
する。すなわち、このスペクトルは、発光イオン
が組み入れられる宿主格子にはほんの少ししか依
存しない。このGd−放射は、約312nmにおいて
最大値を持つ非常に狭い帯域(バンド)(実際に
は幾つかの極く接近した放射ライン)から成る。
この放射帯域の半値幅はほんの2〜4nmにすぎな
い。さらにGd−発光は違つた宿主格子において
非常に効率よく生ずるように見える。
紅斑放射に対する吸収フイルタは、本発明によ
る放電灯においては不必要であるけれども、放電
管はしかもなお選択的透過を持たなければならな
い。特に、この放電管のガラスは、260〜280nm
に位置を定める吸収端を持たなければならない。
これは、260〜280nmの範囲の波長におけるこの
ガラスの透過率曲線が10%の値に到達し、さらに
その波長の下方の低い値に到達する。これは、
260nmより下では放射は略々透過しないというこ
とを保証する。さらに、このガラス管は312nmに
おいて少なくとも80%の透過率を持たなければな
らない。前記の透過の性質は、185nmおよび主に
254nmにおいて放電灯に生ずる水銀共振放射が放
電灯の外側に通過しないようにするため必要であ
る。312nmにおいて少なくとも80%の透過率があ
るという要求は、透過率曲線が十分に急勾配に変
化すること、および大部分のGd−放射が透過す
ることを保証する。
本発明による放電灯を用いて、20%よりも多く
ないものとして高い放射効率を得ることは可能で
あり、この放電灯に対するガラスの最適の選択に
おいて、この発光材料によつて放出されるなおは
るかに少ない量の放射がこの放電管壁によつて吸
収される。これは、放射の60%より多くが吸収さ
れる既知の放電灯と比較して可成りの改良であ
る。本発明による放電灯のさらに可成りの利点
は、その優れた選択性である。UV(250〜
400nm)においてワツト当りの有用な放射
(307.5〜317.5nm)のうちのほんの0.14ワツトの
既知の放電灯の放出された放射の代わりに、有用
な放射のこの部分は、本発明による放電灯におい
て係数が5〜6高い、すなわちワツト当り0.70〜
0.80ワツトである。この放電灯の非常に良好な選
択性は、選択されたガラスに依存して、有用な放
射のワツト当りほんの0.10〜0.13紅斑ワツトにす
ぎないように見え、その値が理論的に可能な最小
量に非常に接近する、紅斑放射の部分(割当)が
低いことからも明らかである。
好適である、本発明による放電灯の実施例は、
発光層が、GdおよびBiによつて活性化されかつ
0.15x,0.001y0.05、およびx+y1の
場合に、式La1-p-yGdxBiyB3O6によつて定義され
る硼酸塩を含むことを特徴とする。特願昭52−
81530号(特開昭53−33986号)公報に記載された
(オランダ特許出願第7607724号にさらに記載さ
れ、公衆審査のため公開された)これらの硼酸塩
は、特徴のあるGd−放射を非常に効率よく放出
する。約254nmの波長を有する水銀共振放射によ
る励起に際し、これらの材料を用いて70〜75%の
量子効率を得ることができる。
本発明による放電灯の第2の有利な実施例は、
発光層が、GdおよびPbによつて活性化されかつ
六方晶系磁鉛鉱〔マグネツトプランバイト:2
(Pb,Mn)O0・3Fe2O3〕構造を有する三元アル
ミン酸塩を含み、このアルミン酸塩が、組成
ABCを有し、ここでAは、25〜99モル%の1/
2Gd2O3,1〜35モル%のPbOおよび、可及的に、
1/2La2O3を表わし、ここでBは、Al2O3
Sc2O3によつて置換された20モル%より多くない
Al2O3を表わし、さらにここでCは、MgOおよ
び/又はZnO,MgOおよび/又はZnOといつし
よに当量のSiO2によつて可及的に置換された10
モル%までのAl2O3,SrOおよび/又はCaOによ
つて可及的に置換された70モル%までのA、およ
び、同時に、1/2Al2O3によつて可及的に置換
された当量のCを表わし、さらにここで成分A,
BおよびCは、〔A〕0.02,0.55〔B〕<0.95
および〔C〕1/2〔A〕なる条件を満足させ
ることを特徴とする。これらの発光性アルミン酸
塩は、特願昭54−149648号(オランダ特許出願第
7811436号)にさらに記載されていて、高い量子
効率を有するようにみられる。式Gd0.90Pb0.
15MgAl11O19および式Gd0.88Pb0.18ZnAl11O19によ
つて定義される材料は、例えば、50〜55%の量子
効率(254nm−励起)を有する。
本発明による放電灯の別の好適の実施例は、発
光層が、0.01p0.50および0.05q2.0の場
合に、式(Sr,Ca)3-pPbp(Y,La)2-qGdqSi6O18
によつて定義され、GdおよびPbによつて活性化
されたSrおよび/又はCaと、Yおよび/又はLa
との珪酸塩を含むことを特徴とする。254nm−励
起において、これらの珪酸塩は、約60%のGd発
光に対する量子効率を有する。
本発明による放電灯の放電管用のガラスとし
て、石英ガラス又は主にSiO2から成るガラスが
用いられ、その他の元素の少量の添加によつて
260〜280nmの範囲に対して吸収端が変えられた
ものと考えられる。
しかしながら、本発明による低圧水銀蒸気放灯
に対して好適なものとして、その放電管のガラス
は、 68〜83モル%のSiO2、 2.5〜3.0モル%のB2O3、 16〜20モル%の少なくともアルカリ金属酸化
物、 2.6〜3.3モル%の少なくともアルカリ土金属酸
化物、 0〜20モル%のAl2O30 0〜2.0モル%のAl2O3、 およびさらに、少量の少なくとも1種の酸化物
TiO2,CeO2,CuO,Fe2O3およびV2O5を含むた
め、このガラスの吸収端が260nmと280nmとの間
に位置を定める。基本組成がここではモル%にて
与えられかつ化学的に純粋な材料を用いなければ
ならないこれらのガラスは、例えば210nmにおい
て非常に短波の吸収端を有するため、これらのガ
ラスは比較的短かい波長まで紫外線を通過させ
る。そのような基本組成に対して極く微量の1種
又は2種以上の酸化物TiO2,CeO2,CuO,
Fe2O3およびV2O5を添加することによつて、そ
のガラスの吸収端を比較的広い範囲の間に調節す
ることができる。上の酸化物の使用量が多くなる
のに従つて、その吸収端が長い波長において見ら
れるだろう。本発明による放電管用にしようとす
るこれらのガラスは、一般に100〜2500wt・ppm
の前記の酸化物を含む。これらのガラスには、十
分に険しく変化する透過曲線を有するため大部分
の望ましい有用な放射が透過されるという別の利
点がある。さらに、これらのガラスは、低圧水銀
蒸気放電灯用の放電管に製造するのに好適の性質
を有する。
本発明による低圧水銀蒸気放電灯の放電管用に
特に有利なガラス組成は、 75.5±2モル%のSiO2、 2.8±0.1モル%のB2O3、 10.2±0.3モル%のNa2O、 7.7±0.3モル%のK2O、 3.0±0.1モル%のBaO、 1.0±0.03モル%のAl2O3、 および、その上、 500〜2000wt・ppmのTiO2から成る。
本発明による放電灯の実施例を図面と多くの測
定値とにつきさらに説明する。
第1図に示す放電灯は、ガラスの放電管1を有
し、この管1は長さが約120cmであり、外径が約
38mmである。この管1の壁の厚さは約0.75mmであ
る。この管のガラスは次の組成を有する。すなわ
ち、 SiO2 75.46モル%(68.4重量%)、 B2O3 2.76モル%(2.9重量%)、 Na2O 10.17モル%(10.9重量%)、 K2O 7.68モル%(10.9重量%)、 BaO 2.94モル%(6.8重量%)、 Al2O3 0.97モル%(1.5重量%)、 TiO2 900wt.ppm. このガラスは、約265nmの波長において10%の
透過率を有する。波長312nmにおいてこの管の透
過率は85〜90%である。この放電灯の各端部には
1個づつの電極2および3が設けられ、作動中こ
れらの電極間に放電が起る。この放電灯は、起動
ガスとして希ガスの混合物と、少量の水銀とを含
む。この放電管1の内側は、特色あるGdの
312nm放射線を放射する発光材料から成る発光層
4で被覆される。この発光層4は、例えば発光材
料を含む懸濁液によつて、この管1に通例の方法
で塗布することができる。この放電灯は作動中
40Wの電力を消費する。
例 1: 第1図に示す型の多数の放電灯が、一般式La0.
487Gd0.5Bi0.013B3O6によつて定義される発光性硼
酸塩の層で被覆された。100時間作動させた後、
これらの放電灯が、全スペクトル(250〜400nm)
にわたつて合計5.603Wになる放射線量を放射し
たことが明らかになつた。307.5〜317.5nmの範囲
における有用な放射線量が、4.460Wであること
が明らかになつた。すなわち、放射する全体の放
射線の約80%が有用な放射線である。第2図は、
この放電灯によつて放射される放射線のスペクト
ルエネルギー分布をグラフで示す。nmを単位と
して示す波長λを横軸にとり、放射する放射エネ
ルギーEを、5nmの波長間隔当りのWにて縦軸上
にプロツトした。
例 2: 第1図に関して記載される構造を有するが、長
さが150cmであり、かつ80Wの電力を消費するこ
とを意図した放電灯が、例1で用いられたものと
同じ発光材料から成る発光層によつて被覆され
た。100時間作動させた後、これらの放電灯につ
いて11.2Wの(250〜400nm)にわたつて放射さ
れた全放射線量が測定された。8.0W(71.5%)が
307.5〜317.5nmの範囲において放射されたことが
明らかになつた。この放電灯によつて放射された
健康線(erythema radiation)放射量が、0.92健
康線ワツト(erythema watt)、すなわち、有用
な放射線全量のほんの約11.5%であることが明ら
かになつた。比較のため、上述の放電灯に等しい
構造を有するが、約300nmにおいて吸収端を有し
かつ発光性のセリウムで活性化したアルミン酸ス
トロンチウムを含むガラスから作つた既知の放電
灯は、全体(250〜400nm)で5.9Wの放射線(す
なわち、この発光材料で発生する放射のうちほん
の約33%にすぎない)を放射する。しかしなが
ら、この放射線量のほんの約0.83W(すなわち約
14%)が307.5〜317.5nmの範囲に位置する。その
上、既知の放電灯によつて放射される健康線放射
線量が有用な放射線量(すなわち約0.14健康線
(erythema)ワツト)の16.7%であることが明ら
かになつた。
本発明による放電灯が用いられると、その故、
有用な放射線と同じ放射線量に対し放射時間を10
係数短かく選ぶことが可能である一方、健康線量
(the erythema dose)が約35%の程度まで減ら
される。
例 3: 第1図に示すこの種の多数の放電灯が、式Sr2.
9Pb0.1LaGdSi6O18によつて定義される発光性珪
酸塩から成る発光層によつて被覆された。100時
間作動させた後、(250〜400nm)のスペクトルの
全紫外部にわたつて放射された4.96Wの放射線量
がこれらの放電灯について測定された。その
3.95Wが307.5〜317.5nmの範囲において放射され
た。これらの放電灯に対して、放射された放射線
のスペクトルエネルギー分布が例1に記載された
放電灯のものと略々等しいことが明らかになつ
た。
以上要するに本発明においては、放射目的の低
圧水銀蒸気放電灯は、選択的透過率を持つたガラ
スから作られた放電管を有し、その放電管は、内
側が発光層で被覆される。この層が、312nmにお
いて特徴あるガドリウムの線放射(ラインエミツ
シヨン)を有する発光材料を含む。この放電管
が、260nmと280nmとの間に位置を定めた吸収端
を有するガラスから作られ、この放電管は312nm
において少なくとも80%の透過率を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による放電灯の断面略図、第2
図はそのような放電灯の放射する放射線のスペク
トルエネルギー分布をグラフによつて示す。 1……放電管、2,3……電極、4……発光
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 選択的透過率を持つたガラスから作られた放
    電管を有し、該放電管がその内側を発光層で被覆
    された放射目的のための低圧水銀蒸気放電灯にお
    いて、 発光層が、312nmにおいてガドリニウムの特徴
    ある線放射を有する発光材料を含むこと、および
    放電管が、68〜83モル%のSio2,2.5〜3.0モル%
    のB2O3,16〜20モル%の少なくともアルカリ金
    属酸化物、2.6〜3.3モル%の少なくともアルカリ
    土金属酸化物、0〜2.0モル%のAl2O3、およびさ
    らに、少量の少なくとも1種の酸化物TiO2
    CeO2,CuO,Fe2O3およびV2O5から成り260〜
    280nm間に位置を定めた吸収端を有するガラスか
    ら作られ、312nmにおいて少なくとも80%の透過
    率を有することを特徴とする低圧水銀蒸気放電
    灯。 2 放電管のガラスが、75.5±2モル%のSiO2
    2.8±0.1モル%のB2O3,10.2±0.3モル%のNa2O,
    7.7±0.3モル%のK2O,3.0±0.1モル%のBaO,
    1.0±0.03モル%のAl2O3、さらに、その上、500
    〜2000wt.ppmのTiO2から成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の低圧水銀蒸気放電
    灯。 3 発光層が、GdおよびBiによつて活性化され
    た硼酸塩を含み、この硼酸塩が0.15x,0.0001
    yとした場合に、式La1-x-yGdxBiyB3O6によつ
    て定義されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項いずれか一方の記載の低圧水銀蒸
    気放電灯。 4 発光層が、GdおよびPbによつて活性化され
    かつ六方晶系の磁鉛鉱構造を有する三元アルミン
    酸塩を含み、このアルミン酸塩が組成ABCを有
    し、ここでAは、25〜99モル%の1/2Gd2O3
    1〜35モル%のPbOおよび1/2La2O3を表わし、
    ここでBは、Al2O3,Sc2O3によつて置換された
    20モル%よりも多くないAl2O3を表わし、さらに
    ここでCは、MgOおよび/又はZnO,MgOおよ
    び/又はZnOといつしよに当量のSiO2によつて
    置換された10モル%までのAl2O3,SrOおよび/
    又はCaOによつて置換された70モル%までのA、
    さらに、同時に、1/2Al2O3によつて置換され
    た当量のCを表わし、成分A,BおよびCが、
    〔A〕0.02,0.55〔B〕0.95および〔C〕
    1/2〔A〕なる条件を満足させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項いずれか一
    方の記載の低圧水銀蒸気放電灯。 5 発光層が、0.01p0.50および0.05q
    2.0の場合に、式(Sr,Ca)3-pPbp(Y,La)2-q
    GdqSi6O18によつて定義され、GdおよびPbによ
    つて活性化されたSrおよび/又はCaと、Yおよ
    び/又はLaとの珪酸塩を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項いずれか一方の
    記載の低圧水銀蒸気放電灯。
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