JPH0145398B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145398B2 JPH0145398B2 JP59244861A JP24486184A JPH0145398B2 JP H0145398 B2 JPH0145398 B2 JP H0145398B2 JP 59244861 A JP59244861 A JP 59244861A JP 24486184 A JP24486184 A JP 24486184A JP H0145398 B2 JPH0145398 B2 JP H0145398B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- output
- electric motor
- thread trimming
- inverter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 35
- 238000009966 trimming Methods 0.000 claims description 20
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は糸切り装置を備えたミシン装置に係
り、特に上記糸切り装置をミシン針駆動装置を駆
動する電動機で駆動するようにしたミシン装置に
関するものである。
り、特に上記糸切り装置をミシン針駆動装置を駆
動する電動機で駆動するようにしたミシン装置に
関するものである。
第3図は上記ミシン装置の従来例を示すブロツ
ク図であり、同図において、1はミシン針駆動装
置、2は糸切り装置であり、上記各装置1,2は
電磁ブレーキを備えた誘導電動機3に連結されて
駆動される。4は上記誘導電動機3に第4図に示
すようなV/fパターンで可変電圧・可変周波数
出力を供給して可変速駆動するインバータであ
り、該インバータ4は制御手段としての制御回路
5によりその電圧・周波数出力が制御されてい
る。一方、6はミシン針速度設定用の足踏みペダ
ル7の操作位置を検知するペダル検知回路であ
り、該ペダル検知回路6は足踏みペダル7の踏込
み量に対応した速度指令を上記制御回路5に出力
してインバータ4の出力周波数を設定するように
なつている。また上記ペダル検知回路6は足踏み
ペダル7のけり返しを検知して低速指令を上記制
御回路5に出力するとともに糸切り装置2を作動
させる糸切り設定器を兼ねている。なお、ミシン
針駆動装置1にはミシン軸に直結し、回転速度と
針位置を検出する検出器8が備えられており、上
記検出器8からの出力を制御回路5に入力してフ
イードバツク制御することにより足踏みペダル7
の踏込み量に応じた回転速度が得られ、また足踏
みペダル7の戻し時、あるいはけり返し時等の停
止時には上記検出器8からの針位置にもとづき電
動機3の電磁ブレーキを作動させ、ミシン針を下
死点あるいは上死点近傍に停止させるようにして
いる。
ク図であり、同図において、1はミシン針駆動装
置、2は糸切り装置であり、上記各装置1,2は
電磁ブレーキを備えた誘導電動機3に連結されて
駆動される。4は上記誘導電動機3に第4図に示
すようなV/fパターンで可変電圧・可変周波数
出力を供給して可変速駆動するインバータであ
り、該インバータ4は制御手段としての制御回路
5によりその電圧・周波数出力が制御されてい
る。一方、6はミシン針速度設定用の足踏みペダ
ル7の操作位置を検知するペダル検知回路であ
り、該ペダル検知回路6は足踏みペダル7の踏込
み量に対応した速度指令を上記制御回路5に出力
してインバータ4の出力周波数を設定するように
なつている。また上記ペダル検知回路6は足踏み
ペダル7のけり返しを検知して低速指令を上記制
御回路5に出力するとともに糸切り装置2を作動
させる糸切り設定器を兼ねている。なお、ミシン
針駆動装置1にはミシン軸に直結し、回転速度と
針位置を検出する検出器8が備えられており、上
記検出器8からの出力を制御回路5に入力してフ
イードバツク制御することにより足踏みペダル7
の踏込み量に応じた回転速度が得られ、また足踏
みペダル7の戻し時、あるいはけり返し時等の停
止時には上記検出器8からの針位置にもとづき電
動機3の電磁ブレーキを作動させ、ミシン針を下
死点あるいは上死点近傍に停止させるようにして
いる。
従来装置は以上のように構成されており、通常
の縫製作業時には足踏みペダル7の踏込み量に対
応した速度で運転され、また縫製物の方向を変え
たり、縫い残しを見るために縫製途中で停止させ
る場合には、足踏みペダル7を中立点に戻すこと
により、電動機3に供給される出力周波数の低下
とともに低速運転となり、検出器8からの針位置
の下死点を示す出力により電磁ブレーキが作動さ
れ、ミシン針は下死点近傍で停止する。一方、縫
製物が縫い終わり、縫製物の取り出し、又は交換
等のために停止させる場合には、足踏みペダル7
を中立点から踏込み方向と逆方向にけり返すこと
によりペダル検知回路6(糸切り設定器)から制
御回路5に低速指令が出力されて電動機3が低速
運転されるとともに糸切り装置2が作動され、上
記電動機3の回転力により糸切りが行なわれる。
そして、検出器8からの針位置の上死点を示す出
力により電磁ブレーキが作動され、ミシン針は上
死点近傍で停止する。
の縫製作業時には足踏みペダル7の踏込み量に対
応した速度で運転され、また縫製物の方向を変え
たり、縫い残しを見るために縫製途中で停止させ
る場合には、足踏みペダル7を中立点に戻すこと
により、電動機3に供給される出力周波数の低下
とともに低速運転となり、検出器8からの針位置
の下死点を示す出力により電磁ブレーキが作動さ
れ、ミシン針は下死点近傍で停止する。一方、縫
製物が縫い終わり、縫製物の取り出し、又は交換
等のために停止させる場合には、足踏みペダル7
を中立点から踏込み方向と逆方向にけり返すこと
によりペダル検知回路6(糸切り設定器)から制
御回路5に低速指令が出力されて電動機3が低速
運転されるとともに糸切り装置2が作動され、上
記電動機3の回転力により糸切りが行なわれる。
そして、検出器8からの針位置の上死点を示す出
力により電磁ブレーキが作動され、ミシン針は上
死点近傍で停止する。
従来装置は上述したように、糸切り時等の停止
時にはインバータ4の出力周波数を低くして電動
機3を低速運転することにより、検出器8からの
針位置にもとづき電磁ブレーキを作動させミシン
針を上死点あるいは下死点近傍で停止することが
できるようにしている。ところで、この種装置に
おいては、電動機3の低速領域での発熱等を防ぐ
とともに、負荷の回転速度に見合つた所定の出力
トルクが得られるようにインバータ4の電圧・周
波数出力は第4図に示すように一定周波数(ここ
では60Hz)までは周波数に比例して電圧が増加す
るV/fパターンで出力される。しかしながら、
上記従来装置にあつては、糸切り時において、上
記V/fパターンにもとづき低速運転される電動
機3により負荷としてミシン針駆動装置1が駆動
されるとともに糸切り装置2も駆動されるため、
電動機3には大きな負荷トルクがかかり、時して
停止する場合があつた。
時にはインバータ4の出力周波数を低くして電動
機3を低速運転することにより、検出器8からの
針位置にもとづき電磁ブレーキを作動させミシン
針を上死点あるいは下死点近傍で停止することが
できるようにしている。ところで、この種装置に
おいては、電動機3の低速領域での発熱等を防ぐ
とともに、負荷の回転速度に見合つた所定の出力
トルクが得られるようにインバータ4の電圧・周
波数出力は第4図に示すように一定周波数(ここ
では60Hz)までは周波数に比例して電圧が増加す
るV/fパターンで出力される。しかしながら、
上記従来装置にあつては、糸切り時において、上
記V/fパターンにもとづき低速運転される電動
機3により負荷としてミシン針駆動装置1が駆動
されるとともに糸切り装置2も駆動されるため、
電動機3には大きな負荷トルクがかかり、時して
停止する場合があつた。
本発明は係る問題点を解決するためになされた
もので、糸切り時に電動機が停止することのない
ミシン装置を得ることを目的とするものである。
もので、糸切り時に電動機が停止することのない
ミシン装置を得ることを目的とするものである。
本発明に係るミシン装置は、糸切り設定器の出
力を検出してインバータの制御手段を制御するこ
とにより電動機のトルクを高くするトルク制御手
段を備えたものである。
力を検出してインバータの制御手段を制御するこ
とにより電動機のトルクを高くするトルク制御手
段を備えたものである。
本発明においては、糸切り設定器からの出力で
トルク制御手段が作動してインバータの制御手段
を制御することにより、電動機の出力トルクが高
くなるようにインバータの出力が制御される。
トルク制御手段が作動してインバータの制御手段
を制御することにより、電動機の出力トルクが高
くなるようにインバータの出力が制御される。
以下、本発明を第1図及び第2図に示す実施例
にもとづき説明する。なお、前記従来例と同一又
は相当部分には同一符号を用い、その説明は省略
する。第1図において、9は本発明により備えら
れたトルク制御手段としての電圧調節器であり、
この電圧調節器9は糸切り装置2を作動させるペ
ダル検知回路(糸切り設定器)6からの出力によ
り作動して制御回路5を制御し、インバータ4の
出力電圧を予め設定されたV/fパターンより一
定量高くするように構成されている。
にもとづき説明する。なお、前記従来例と同一又
は相当部分には同一符号を用い、その説明は省略
する。第1図において、9は本発明により備えら
れたトルク制御手段としての電圧調節器であり、
この電圧調節器9は糸切り装置2を作動させるペ
ダル検知回路(糸切り設定器)6からの出力によ
り作動して制御回路5を制御し、インバータ4の
出力電圧を予め設定されたV/fパターンより一
定量高くするように構成されている。
このように構成することにより、インバータ4
からの電圧・周波数出力は、第2図に示すように
通常運転時には従来同様のV/fパターンで出
力され、糸切り時には上記V/fパターンより
も一定量電圧高めのV/fパターンで出力され
る。ここで、電動機3の出力トルクは供給される
電圧の2乗に比例する関係にあるので、糸切り時
においては通常運転時に較べて電圧増加に見合つ
た分大きな出力トルクが得られる。従つて、糸切
り時に電動機3によりミシン針駆動装置1ととも
に糸切り装置2が駆動されても十分な出力トルク
があるので、電動機3が停止するようなことがな
くなる。
からの電圧・周波数出力は、第2図に示すように
通常運転時には従来同様のV/fパターンで出
力され、糸切り時には上記V/fパターンより
も一定量電圧高めのV/fパターンで出力され
る。ここで、電動機3の出力トルクは供給される
電圧の2乗に比例する関係にあるので、糸切り時
においては通常運転時に較べて電圧増加に見合つ
た分大きな出力トルクが得られる。従つて、糸切
り時に電動機3によりミシン針駆動装置1ととも
に糸切り装置2が駆動されても十分な出力トルク
があるので、電動機3が停止するようなことがな
くなる。
なお、糸切り動作は瞬時であるので電圧増加に
よる電動機3の発熱等の問題は生じない。
よる電動機3の発熱等の問題は生じない。
以上説明したように本発明によれば、糸切り時
に電動機の出力トルクを高くするトルク制御手段
を備えたので、ミシン針駆動装置とともに糸切り
装置を駆動することにより大きな負荷トルクが電
動機にかかつても停止することのないミシン装置
が得られるという効果がある。
に電動機の出力トルクを高くするトルク制御手段
を備えたので、ミシン針駆動装置とともに糸切り
装置を駆動することにより大きな負荷トルクが電
動機にかかつても停止することのないミシン装置
が得られるという効果がある。
第1図は本発明によるミシン装置の一実施例を
示すブロツク図、第2図は上記実施例におけるイ
ンバータ出力のV/fパターンを示す図、第3図
は従来のミシン装置の一例を示すブロツク図、第
4図は上記従来例におけるインバータ出力のV/
fパターンを示す図である。 1…ミシン針駆動装置、2…糸切り装置、3…
電動機、4…インバータ、5…制御手段、6…糸
切り設定器、7…足踏みペダル、9…トルク制御
手段。なお、図中、同一または相当部分には同一
符号を用いている。
示すブロツク図、第2図は上記実施例におけるイ
ンバータ出力のV/fパターンを示す図、第3図
は従来のミシン装置の一例を示すブロツク図、第
4図は上記従来例におけるインバータ出力のV/
fパターンを示す図である。 1…ミシン針駆動装置、2…糸切り装置、3…
電動機、4…インバータ、5…制御手段、6…糸
切り設定器、7…足踏みペダル、9…トルク制御
手段。なお、図中、同一または相当部分には同一
符号を用いている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ミシン針駆動装置を駆動する電動機と、糸切
り設定器の出力にもとづき上記電動機で駆動され
る糸切り装置と、上記電動機を駆動するインバー
タと、このインバータの電圧・周波数出力を制御
する制御手段とを備えたミシン装置において、上
記糸切り設定器の出力を検出して上記制御手段を
制御することにより上記電動機のトルクを高くす
るトルク制御手段を備えたことを特徴とするミシ
ン装置。 2 糸切り設定器は、ミシン針速度設定用の足踏
みペダルに連動して成ることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のミシン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24486184A JPS61122893A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | ミシン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24486184A JPS61122893A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | ミシン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122893A JPS61122893A (ja) | 1986-06-10 |
JPH0145398B2 true JPH0145398B2 (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=17125078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24486184A Granted JPS61122893A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | ミシン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61122893A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688687A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-18 | Brother Ind Ltd | Speed control device for sewing machine motor |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP24486184A patent/JPS61122893A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688687A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-18 | Brother Ind Ltd | Speed control device for sewing machine motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122893A (ja) | 1986-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |