JPH04189392A - ミシンモータの駆動装置 - Google Patents

ミシンモータの駆動装置

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JPH04189392A
JPH04189392A JP2320069A JP32006990A JPH04189392A JP H04189392 A JPH04189392 A JP H04189392A JP 2320069 A JP2320069 A JP 2320069A JP 32006990 A JP32006990 A JP 32006990A JP H04189392 A JPH04189392 A JP H04189392A
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machine motor
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Osami Mori
森 修身
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
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    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
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    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/093Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against increase beyond, or decrease below, a predetermined level of rotational speed

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]   ゛ 本発明は、ミシンモータの駆動装置に関する。
[従来の技術] 従来より、ミシンモータの駆動装置として、外部から指
令された回転速度(以下、指令速度という)に対応する
電流値とモータ巻線に流れる電流との偏差に基づいて、
ミシンモータの通電量を増減制御することで、回転速度
を指令速度に制御する装置が知られている。
この種の駆動装置では、例えばミシンモータに直流モー
タを用いた駆動装置の場合、直流モータの起動から加速
の過程では上記偏差が大きくなり巻線電流も増すが、そ
の巻線電流が過大になると巻線が過熱し絶縁破壊や永久
磁石の減磁が起こるので、許容最大巻線電流を一定の電
流値以下に制限するようにしている。
ところで、厚手の布地を縫製するときには、作業性の点
から、直流モータの回転速度を最低標準速度に落とし、
ミシンを運転する。特に、工業用ミシンでは厚手布地を
重ね縫いするといった極厚物の縫製を行うことがあり布
地の抵抗で直流モータがロック寸前の状態になることも
あるので、許容最大電流のレベルを予め高めに設定し、
直流モータの回転速度が最低標準速度より低速となった
ときには、巻線電流を最大レベルまで増加させて縫い針
の貫通力を増強するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記駆動装置では、許容最大巻線電流のレベル
を高めに設定しているために、起動・加速時の巻線の発
熱量が増え直流モータが過熱するという問題が起こる。
ミシンの運転では起動・加速−減速・停止を頻繁に繰り
返すので、特に直流モータの過熱が起こりやすい。
又、許容最大巻線電流のレベルを高くすると、=3= 直流モータの出力トルクが過大になり起動・加速時にミ
シンの運動機構(機械系)1こ大きな負荷が加わるので
、運動機構が痛み易いという問題も起こる。
勿論、ミシンモータから伝動ベルト及びプーリを介して
運動機構へ駆動力を伝える機構を有するミシンでは、モ
ータ側プーリの径を小さくして運動機構へ伝えるトルク
を増強することが考えられるが、プーリ径を小さくする
と、ミシンの最高運転速度が下がり高速運転に支障が出
るという問題があるので、採用は困難である。
そこで本発明は、ミシンの運動機構に過重な負担を掛け
ることなく、しかもミシンの最高運転速度を落とさずに
低速回転時のミシンモータの出力トルクを増強できるミ
シンモータの駆動装置を提供することを目的としてなさ
れた。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、 ミシンモータの巻線を通電する通電手段と、ミシンモー
タの巻線を流れる電流量を検出する電流=4− 量検出手段と、ミシンモータの回転速度を検出する回転
速度検出手段と、検出された回転速度と外部からの指令
速度とに基づき通電手段による通電量を制御する通電量
制御手段と、電流検出手段により検出された電流量に基
づき通電手段による通電量を所定の制限電流量以下に制
限する通電量制限手段と、回転速度検出手段により検出
されたミシンモータの回転速度が、当該ミシンにおける
縫製運転の最低速度に基づいて予め定められたミシンモ
ータの最低回転速度より下降しているか否かを判定する
判定手段と、判定手段により肯定判断がなされると、通
電量制限手段の制限電流量を増量変更する制限電流量変
更手段とを備えることを特徴とするミシンモータの駆動
制御装置にある。
[作用] 以上のように構成された本発明のミシンモータの装置に
よれば、 通電手段が、回転速度検出手段により検出された回転速
度と外部からの指令速度とに基づき通電手段による通電
量を制御し、通電量制御手段が、上記通電量を所定の制
限電流量以下に制限する。
例えば、通電量が最大限に増量されることで、ミシンモ
ータの回転速度が指令速度へと制御される場合には、最
大電流量は制限電流量に制限される。
従って、通電量が制限電流量のときにミシンモータの出
力トルクは最大となる。
ここで、ミシンが極厚の布地を縫製し、布地の抵抗でミ
シンモータの回転速度が極めて低くなったとする。する
と、判定手段が、ミシンモータの回転速度が最低回転速
度より下降していると判定し、その結果、制限電流量変
更手段が制限電流量を増量変更する。このため回転速度
が最低回転速度より下降している間は、巻線電流が所定
の制限電流量を越えて増量されミシンモータの出力トル
クは上記最大のレベルを越えて増強される。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず、第1図は本発明が適用されたミシンモータの駆動
装置を表す電気回路図である。
ミシンモータMには永久磁石・整流子直流モー夕が用い
ら札 ミシンモータMの駆動力は針棒機構などの運動機
構(図示路)に伝えられる。ミシンモータMには制動の
ための電磁ブレーキ機構Bが付設さね ミシン・テーブ
ル(図示路)の下部にはフット・コントローラFCが設
けられている。
フット・コントローラFCには、ペダルPの踏み込み量
に応じてミシンモータMの回転速度を指令する指令信号
SSPを出力するホール素子HDと、ペダルPの踏み込
みによりOFFするスイッチSWとが内蔵されている。
尚、ペダルPには遊びがあり、僅かに踏み込まれたとき
に(よ スイッチSWh<OFFするだけでホール素子
1−(Dからは速度指令信号SSPは出力されない。ペ
ダルPが本格的に踏み込まれると指令信号SSPは出力
される。
図□に示すように、ミシンモータMの駆動装置1は、交
流ACから直流を作成する直流電源部3と、直流電源部
3から給電されてミシンモータMを通電する通電部5と
、通電部5の通電時期を決定するドライブ信号SDRを
出力する駆動部7と、ドライブ信号(後述する)SDR
のパルス・デユーティ比を制御することで通電部5の通
電量を増減してミシンモータMの回転速度を制御する速
度制御部9とを主要部として構成されている。
直流電源部3は、ダイオード・ブリッジ回路DBと平滑
用のコンデンサCとからなる周知の整流・平滑回路であ
る。
通電部5は、駆動部7からのドライブ信号SDRにより
駆動されてミシンモータMを通電する電力トランジスタ
Triと、電力トランジスタTriのOFF時にモータ
電機子巻線(以下、単に巻線という) Ll二発生した
逆起電力の循環経路を形成する転流ダイオードD1と、
巻線りに流れる電流iを検出するための電流検出抵抗R
iとを主要部として構成されている。電力トランジスタ
Triは、駆動部7からの所定周波数のドライブ信号S
DRにより駆動さねう電力トランジスタTrlのON期
間はドライブ信号SDRのパルス幅により制御さね そ
のON期間の長短により巻線電流iが増減する(詳細は
後述する)。
駆動部7はトランジスタTr2を中心とした周知のスイ
ッチング回路である。トランジスタTr2は、フォトカ
プラPHを介して速度制御部9から入力されるパルス信
号5PW(後述する)によって駆動される。そして、駆
動部電源VDDから給電されると共に電力トランジスタ
Trlのエミッタ電位を負極電位として、入力パルス信
号SPWと同じパルス幅のドライブ信号SDRを作成し
て電力トランジスタTriのペースへ出力する。このた
め、電力トランジスタTriのON期間の長短、従って
巻線電流iの増減はパルス信号SPWのパルス幅により
制御される。
速度制御部9は、ミシンモータMの回転速度を指令する
速度指令信号VS及び回転停止信号(VS=0)を出力
する速度指令回路9aと、ミシンモータMの回転速度N
を検出し速度検出信号VNを出力する速度検出回路9b
と、指令速度Sと検出速度Nとの偏差(S−N=ΔN)
を検出して偏差検出信号V−ΔNを出力する偏差検出回
路9cと、偏差検出信号V−ΔNに基づき巻線りに流れ
る電流iを増減すると共に巻線電流iの許容最大値を設
定するための電流制御回路9dと、電流制御回路9dか
らの閾値信号STHのレベルにより出力パルスSPWの
デユーティ比を制御するPWM回路9eと、電流制御回
路9dの出力する閾値信号5TI−1の最大レベルを高
水準又は低水準へ切り換えることを指令する最大電流切
り換え指令回路9fと、電磁ブレーキ機構Bを駆動する
制動制御回路9gとを主要部として構成されている。
尚、本実施例では偏差検出回路9C及び電流制御回路9
dが通電量制限手段に相当し、最大電流切り換え指令回
路9fが判定手段に相当する。
速度指令回路9aは、電圧設定器VRIとダイオードD
2とからなる最低速度設定回路ULSと、フット・コン
トローラFCからの指令信号SSPを通すダイオードD
3からなるパス回路UPSとから構成されている。最低
速度設定回路ULSは、フット・コントローラFCのス
イッチSWに並列に接続さね、スイッチSWがOFFし
たときミシンモータMの標準駆動時における最低速度N
LSの指令信号VLSを出力する。
速度指令回路9aは、フット・コントローラFCのペダ
ルPを僅かに踏み込んだときには最低速度指令信号VL
Sを、本格的に踏み込んだときにはフォトコントローラ
の速度指令信号SSPを速度指令信号vSとして偏差検
出回路9cへ出力する。
又、ペダルPの踏み込みが外されスイッチSWがONす
ると、速度指令信号vSはゼロとなる。
速度検出回路9bは、オペアンプOPIを中心としだ差
動増幅回路であって、ミシンモータMの端子間電圧Vf
と電流検出抵抗Riからの電流検出信号(電流検出抵抗
R1の端子間電圧が巻線りに流れる電流iに対応してい
る)Ifとを夫々入力し、これら二つの電位差を、ミシ
ンモータMの回転速度Nに対応した速度検出信号VNと
して偏差検出回路9c及び最大電流切り換え指令回路9
fへ出力する。
ここで端子間電圧Vfと電流検出信号1fとの電位差を
速度検出信号VNとした理由について説明する。
整流子直流モータにおいては、内部抵抗をr、逆起電力
をe [V]、回転速度をN[rpm]  4  モー
タ定数をKとすると、公知の次式の関係が成り立つ。
N=に−e=K (Vf −i ・r):K(Vf−1
f) (但し、巻線電流iの単位は[A]、モータ端子間電圧
Vf及び電流検出信号1fの単位は[V]とする。) 従って、モータ定数Kに応じてオペアンプOP1の外付
は抵抗の値を決定すれ1′j−速度検出回路9bは回路
はミシンモータMの回転速度Nに対応した速度検出信号
VNを出力することができる。
偏差検出回路9cは、オペアンプOP2を中心としだ差
動増幅器DFとオペアンプOP3を中心とした電流バッ
ファBFとからなる。差動増幅器DF[i 速度指令回
路9aからの速度指令信号VSと速度検出回路9bから
の速度検出信号VNとを夫々入力して、二つの信号の電
位差を出力する。
電流バッファBFは、差動増幅器DFから入力した信号
をの電流増幅すると共に、ダイオードD4及び゛ツェナ
ーZDからなるクランパにより自らの出力レベルを所定
値以下1こ制限する。即ち、負の領域ではツェナーZD
の降伏電圧VZDより小さく制限する。尚、正の領域で
は回路電圧vCCより小さく制限する。
このように偏差検出回路9cは、速度指令信号vSと速
度検出信号VNとの差から、信号指令速度Sと実回転速
度Nとの偏差ΔNに対応する偏差検出信号V−ΔNを作
成して出力する。この偏差検出信号V−ΔNは、速度指
令信号vSが速度検出回路速度検出信号VNより大きい
ときには負のレベルとなり、逆のときに正のレベルとな
る。又、これら三信号VS及びVNのレベルが等tいと
きには、僅かに負のレベル(以下、基準レベルVREと
いう)になるよう1こ調整されている。これは、ミシン
モータMの定速駆動時において僅かに増速する方向へ回
転を制御゛してミシンモータMの回転むらを抑制するた
めである。
電流制御回路9dは、オペアンプOP4を中心とし外付
けの可変抵抗VR2によりゲイン調整される反転増幅器
であって、電流検出信号1fに偏差検出信号V−八Nを
加算したものを反転増幅して閾値レベル信号VSHとし
てPWM回路9eへ出力する。閾値レベル信号VSI−
1の最大レベルは、偏差検出信号V−ΔNが最大レベル
(VZD)によって基本的には決まるが、可変抵抗VR
2により一定範囲で調整される。
又、可変抵抗VR2には、アナログスイッチASW及び
切り換え抵抗RCVが付設されており、アナログスイッ
チAS、WがONすると、切り換え抵抗RCVが可変抵
抗VR21こ並列接続され全体の抵抗値が低減して、オ
ペアンプOP4のゲインが大きくなる。つまり、アナロ
グスイッチASWがONすると、閾値レベル信号VSH
の最大レベルを更に所定レベル高くできるようにされて
いる。
以下、アナログスイッチASWがOFFのときの閾値し
ベル信号VS)Iの最大レベルを低水準最大レベル、ア
ナログスイッチASWがONのときの最大レベルを高水
準レベルという。閾値レベル信号VSHの低水準最大レ
ベルは、巻線電流iが所定の低水準最大値I MAXL
になるように、高水準レベルは、巻線電流iが低水準最
大値I MAXLを越える所定の高水準最大値I MA
XI−1になるように、夫々設定される。低水準最大イ
直I MAXLはミシンモータMが過熱しない範囲で、
高水準最大値I MAXHはミシンの縫い針が極厚布地
の貫通するために必要十分な大きさで、夫々実測に基づ
いて設定される。
尚、本実施例では可変抵抗VR2とアナログスイッチA
SW及び切り換え抵抗RCVとからなる回路が制限電流
量変更手段に相当する。
PWM回路9eは、コンパレータC,P 1を中心とし
た周知のパルス幅変調回路であって、電流制御回路9d
から入力される閾値レベル信号VSHによって、三角波
発振器oCから入力される所定周波数の三角波信号をパ
ルス幅変調してパルス信号SPWを作成する。閾値レベ
ル信号VSHのレベルによって出力パルスSPWのパル
ス幅が制御される。
このパルス信号SPWは、フォトカプラPHを介して電
気的に絶縁されると共に信号反転されて駆動部7へ伝達
される。
従って、閾値レベル信号VSHの高・低によって、通電
部5の電力トランジスタTrlのON期間の短・長、即
ち巻線電流iの低減・増加が制御されることになる。
最大電流切り換え指令回路9fはコンパレータCP2か
らなり、速度検出回路9bからの速度検出信号VNと電
圧設定器VR3により設定された電圧信号VBSとを比
較し、速度検出信号VNが電圧信号VBSより下がると
アナログスイッチASWをONさせるドライブ信号SS
Wを出力する。つまり、速度検出信号VNが電圧信号V
BSより下がると、アナログスイッチASWがONL、
電流制御回路9dの最大出力レベルを所定レベル高くな
る。
尚、電圧信号VBSは、ミシンモータMの標準の最低速
度NLS(VLS)より下い超低速度NBS+、一対応
する電圧であり、ミシンモータMの電気的仕様及びミシ
ン運動機構の機械的構造から定まるミシンモータMの回
転可能な最低速度や、極厚物の実際の縫製結果に基づい
て、定められる。
制動制御回路9gはコンパレータCP3と、コンパレー
タCP3と、制動機構を駆動するための一16= 電磁ブレーキ機構BのソレノイドBLを通電するトラン
ジスタTr3とからなる。偏差検出回路9cから入力さ
れる偏差検出信号V−ΔNが負レベルになると、コンパ
レータCP3は、l−1−1iレベルの信号をトランジ
スタTr3へ出力してONさせる。
その結果、電磁ブレーキ機構Bが作動する。
次に、駆動装置1及びミシンモータMの動作について、
第2図のタイミング・チャートに沿って説明する。
図の(a)・ (b) ・ (C) ・ (f)欄に示
すように、まずペダルPが僅かに踏み込まれ最低速度N
LSが指令されると、速度指令信号VS(=VLS)と
速度検出信号VNとの偏差(V−ΔN)が、負のレベル
で基準レベルVREを超え、パルス信号SPWのパルス
幅が延びる。このパルス信号SPWに基づいて、駆動部
7のトランジスタTr2がドライブ信号SDRを出力し
て通電部5のトランジスタTriを駆動する。すると、
巻線電流iが増加しミシンモータMの回転速度は上昇し
、最低速度NLSで一定となる。この回転速度の上昇に
連れて、偏差(V−八N)は小さくなり基準レベルVR
Eにもどり巻線電流iは増加したレベルで一定となる。
続いて、ペダルPが本格的に踏み込まれると、偏差検出
信号V−ΔNが負の領域で犬きくなり最大レベルV、Z
Dに達する。すると、パルス信号SPWのパルス幅も最
大となり、そのため巻線電流1は低水準最大値I MA
XLまで上昇し一定となると共に、ミシンモータMの回
転速度Nも指令速度Sへと上昇する。この上昇に伴い偏
差検出信号V−ΔNは負の領域で基準レベルVREまで
減少する。回転速度Nが指令速度Sになると、偏差検出
信号V−ΔNは基準レベルVREで推移するので、巻線
電流iは一定レベルで安定しミシンモータMは指令速度
Sの定速で回転する。
図の(d)欄に示すように、ペダルPを戻すと、速度指
令信号vSが最低速度NLSのレベルVLSまで下がり
、偏差検出信号V−八Nが正のレベルに転じるので、電
磁ブレーキ機構Bが作動してミシンモータMの回転速度
Nは最低速度NLSに下がると共に、パルス信号SPW
のパルス幅がゼロに近付き巻線電流iは急減する。回転
速度Nが最低速度NLSになると、偏差検出信号V−Δ
Nが負のレベルに戻り電磁ブレーキ機構Bが解除ぎ担 
回転速度Nは最低速度NLSで一定となる。
ここで、ミシンモータMを最低速度NLSで駆動しなが
ら厚手布地の縫製を行い、この縫製途中には重ね縫いの
箇所があったとする。このときには、ミシンの縫い針が
強い抵抗を受け、その負荷でミシンモータMの回転速度
Nが最低速度NLSより下がると共に、偏差検出信号V
−ΔNが負の領域で大きくなり最大レベルVZDに達す
る。すると、パルス信号SPWのパルス幅も最大となり
、そのため巻線電流iは低水準最大値I MAXLまで
上昇し一定となる。
しかし、巻線電流iが低水準最大値I MAXLまで増
加し出力トルクが増大したにも拘わらず、布地の抵抗が
強ぐ縫い針が布地を貫通できないために、ミシンモータ
Mの回転速度Nが超低速度NBS以下に下がりモータロ
ック寸前の状態になることがある。このようなときには
、図の(e)欄に示すように、速度検出信号VNが超低
速度NBSに対応する電圧信号VBS以下になり、アナ
ログスイッチASWがONする。そのため、閾値レベル
信号VSHが高水準レベルになりパルス信号SPWのパ
ルス幅が更に大きくなるので、巻線電流1は高水準最大
値I MAXHまで上昇する。
この結果、ミシンモータMの出力トルクが一段と強めら
札縫い針は布地を貫通し重ね縫い箇所を通過する。する
と、ミシンモータMの回転速度が上昇し超低速度NBS
を越えアナログスイッチASWが0FFL、閾値レベル
信号VSHは低水準レベルに戻り巻線電流iは低水準最
大値I MAX!に下降する。そして、回転速度Nが最
低速度NLSに復帰すると、偏差検出信号V−ΔNは基
準レベルVREに安定し巻線電流iも最低速度NLSに
対応する一定レベルで安定する。
最後にペダルPを離すと、スイッチSWh<ONするの
で速度指令信号VSがゼロとなり、同時に偏差検出信号
V−八Nが正レベルに転じる。この結果、電磁ブレーキ
機構Bが作動して、ミシンモータMが停止すると共にミ
シンモータMへの通電が遮断される。
以上説明したように本実施例では、ミシンモータMの起
動及び最低速度NLSから加速のときには、巻線電流(
通電量)iを低水準最大値I MAXL以下に制限し、
回転速度Nが超低速度NBS以下になると、例えば極厚
物の縫製途中でミシンモータMがロック寸前の状態にな
ると、巻線電流1を低水準最大値I MAXLから高水
準最大値I MAXHまで増やし出力トルクを増強して
、ミシンモータMを駆動する。従って、ミシンモータM
の過熱を防止することができると共に、極厚物の縫製も
スムースに行うことができる。
更に、極厚物の縫製に対応した従来の駆動装置によるミ
シンモータの運転のように、最低速度からの加速−減速
の反復′によりミシンモータが過熱するも、ミシンの運
動機構に過大な負荷が加わることもないので、ミシン及
びミシンモータMの耐用年数が延びるという効果がある
又、従来のようにモータ側プーリの径を小さくすること
ないので、最高運転速度を落とさずに低速回転時のミシ
ンモータMの出力トルクを増強できる。
尚、本実施例ではミシンモータMの回転速度が最低回転
速度以下に下がると巻線電流iの最大値を上方修正する
ように構成したが、この外に最低回転速度NBS以下に
下がり、且つ偏差信号V−八Nが所定レベルより大きく
なると、巻線電流iの最大値を上方修正するように構成
してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれ(戴 ミシンモータの
回転速度が最低回転速度より下降している間だけ、通電
量が所定の制限電流量を越えて増量されミシンモータの
出力トルクが増強されるので、ミシンモータの過熱を防
止することができると共に、過大な負荷がミシン運動機
構にかからない。
従って、ミシン及びミシンモータの耐用年数が延びる。
又従来のようにミシンモータ側プーリの径を小さくする
ことないので、ミシンの最高運転速度を落とさずに最低
回転速度以下の超低速時におけるミシンモータの出力ト
ルクを増強できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のミシンモータの駆動装置を表す電気回
路図、第2図は駆動装置の動作を表すタイミングチャー
トである。 ]・・・ミシンモータの駆動装置 5・・・通電部  7・・・駆動部  9・・・速度制
御部9a・・・速度指令回路   9b・・・速度検出
回路9c・・・偏差検出回路   9d・・・電流制御
回路9f・・・最大電流切り換え指令回路 VR2・・・可変抵抗 ASW・・・アナログスイッチ
FC・・・フット・コントローラ M・・・ミシンモータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ミシンモータの巻線を通電する通電手段と、ミシンモ
    ータの巻線を流れる電流量を検出する電流量検出手段と
    、 ミシンモータの回転速度を検出する回転速度検出手段と
    、 該検出された回転速度と外部からの指令速度とに基づき
    上記通電手段による通電量を制御する通電量制御手段と
    、 上記電流検出手段により検出された電流量に基づき上記
    通電手段による通電量を所定の制限電流量以下に制限す
    る通電量制限手段と、 上記回転速度検出手段により検出されたミシンモータの
    回転速度が、当該ミシンにおける縫製運転の最低速度に
    基づいて予め定められたミシンモータの最低回転速度よ
    り下降しているか否かを判定する判定手段と、 該判定手段により肯定判断がなされると、上記通電量制
    限手段の制限電流量を増量変更する制限電流量変更手段
    と、 を備えることを特徴とするミシンモータの駆動制御装置
JP2320069A 1990-11-22 1990-11-22 ミシンモータの駆動装置 Pending JPH04189392A (ja)

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