JPH0145212B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0145212B2 JPH0145212B2 JP15861280A JP15861280A JPH0145212B2 JP H0145212 B2 JPH0145212 B2 JP H0145212B2 JP 15861280 A JP15861280 A JP 15861280A JP 15861280 A JP15861280 A JP 15861280A JP H0145212 B2 JPH0145212 B2 JP H0145212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- thin wall
- forming
- thin
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
本発明は電解コンデンサケースの製造方法に関
し、すぐれた防爆機能を有しかつ品質バラツキの
少ない電解コンデンサケースが生産性よく得られ
るようにすることを目的とする。衆知の通り電解
コンデンサは過電流又は逆電圧等が印加されると
電解コンデンサ内部にガスが発生して圧力上昇し
爆発的に破壊される。従つて従来から所定の内部
圧力に達したガス等を外部に逃す機能をコンデン
サにもたせ爆発の危険を避けている。 従来は電解コンデンサの封口ゴムの一部に薄肉
部を設け防爆機能をもたせているがゴム材質の為
経年変化によりゴム自身が硬化あるいは、劣化し
たりして所定の防爆機能を維持することが困難で
ある。 又、次のようなケースに防爆機能を設けたもの
もあるがそれぞれ欠点がある。たとえば衝撃加工
方式によりケース（特に直径12〜50mmの大形電解
コンデンサに用いられる）の底面部に薄肉部を設
けたもの、又は切削加工によりケースの外側面に
薄肉部を設け防爆機能をもたせたものがあるが、
成形時の治具の精度やプレス加工時の精度のバラ
ツキがあり再現性が乏しく又、電解コンデンサの
小形品（特に直径４〜6.3mm）に適用することが
困難であつた。本発明は上述のような従来の欠点
を解消しようとするものである。 以下本発明の一実施例を図面を用い詳しく説明
する。第１図はアルミニウム帯板から所定のケー
スに成形する工程を示している。図中１はケース
の連続成形に供された展延性を有するアルミニウ
ム帯板、２は帯板１に形成したケース部５の内側
壁に形成された薄肉部、３は所定の寸法に仕上げ
られた薄肉部である。ケース部５は図に示すよう
に順次絞り加工による成形工程が重ねられ、その
途中で薄肉部成形を経て所定寸法に仕上げられ最
後に帯板１から切離される。第２図は上記成形工
程途中の薄肉部を設ける工程を詳しく示す。図に
示すように、ケース部５の内側壁には、複数の縦
長リブ６を側壁に有するポンチ７と入口に段差も
しくはテーパ部８をもつダイ９によつて薄肉部２
が形成される。さらに順次絞り加工の工程を経る
に従いケース部５の側壁はまつすぐに延ばされ第
３図、第４図に示すようなケースとして完成され
る。 本発明においては以上のような方法によりケー
スの内側面に薄肉部を設けるので、第４図に示す
ごとく全長Ｌ方向の任意の位置に薄肉部３を設け
ることが容易に出来る。 次に、本発明によるケースと従来のケースとの
防爆機能の差を調べる為に、油圧を用いてケース
内部圧力を高め確認を行つた結果を下の表に示
す。なお従来のケースは外側面切削方式によるも
のである。また試験に供した個数は各々100個で
ある。
し、すぐれた防爆機能を有しかつ品質バラツキの
少ない電解コンデンサケースが生産性よく得られ
るようにすることを目的とする。衆知の通り電解
コンデンサは過電流又は逆電圧等が印加されると
電解コンデンサ内部にガスが発生して圧力上昇し
爆発的に破壊される。従つて従来から所定の内部
圧力に達したガス等を外部に逃す機能をコンデン
サにもたせ爆発の危険を避けている。 従来は電解コンデンサの封口ゴムの一部に薄肉
部を設け防爆機能をもたせているがゴム材質の為
経年変化によりゴム自身が硬化あるいは、劣化し
たりして所定の防爆機能を維持することが困難で
ある。 又、次のようなケースに防爆機能を設けたもの
もあるがそれぞれ欠点がある。たとえば衝撃加工
方式によりケース（特に直径12〜50mmの大形電解
コンデンサに用いられる）の底面部に薄肉部を設
けたもの、又は切削加工によりケースの外側面に
薄肉部を設け防爆機能をもたせたものがあるが、
成形時の治具の精度やプレス加工時の精度のバラ
ツキがあり再現性が乏しく又、電解コンデンサの
小形品（特に直径４〜6.3mm）に適用することが
困難であつた。本発明は上述のような従来の欠点
を解消しようとするものである。 以下本発明の一実施例を図面を用い詳しく説明
する。第１図はアルミニウム帯板から所定のケー
スに成形する工程を示している。図中１はケース
の連続成形に供された展延性を有するアルミニウ
ム帯板、２は帯板１に形成したケース部５の内側
壁に形成された薄肉部、３は所定の寸法に仕上げ
られた薄肉部である。ケース部５は図に示すよう
に順次絞り加工による成形工程が重ねられ、その
途中で薄肉部成形を経て所定寸法に仕上げられ最
後に帯板１から切離される。第２図は上記成形工
程途中の薄肉部を設ける工程を詳しく示す。図に
示すように、ケース部５の内側壁には、複数の縦
長リブ６を側壁に有するポンチ７と入口に段差も
しくはテーパ部８をもつダイ９によつて薄肉部２
が形成される。さらに順次絞り加工の工程を経る
に従いケース部５の側壁はまつすぐに延ばされ第
３図、第４図に示すようなケースとして完成され
る。 本発明においては以上のような方法によりケー
スの内側面に薄肉部を設けるので、第４図に示す
ごとく全長Ｌ方向の任意の位置に薄肉部３を設け
ることが容易に出来る。 次に、本発明によるケースと従来のケースとの
防爆機能の差を調べる為に、油圧を用いてケース
内部圧力を高め確認を行つた結果を下の表に示
す。なお従来のケースは外側面切削方式によるも
のである。また試験に供した個数は各々100個で
ある。
【表】
以上の表からわかるように本発明によるもの
は、低い圧力で破壊し電解コンデンサ防爆機能目
標値を十分に満足し得る。 また本発明によると、ケースの開口部にまでわ
たらないようにして側壁内面に薄肉部を形成する
ことが容易であるから加工精度の面からも品質が
よくなりバラツキが少なくなる。さらに巾狭の薄
肉部を形成することが容易であるから、特に小形
ケースに適用する上で有利である。しかも製造に
際しては、帯板をプレス成形によりケース状に順
次成形する工程中に縦長のリブをもつポンチを用
いケース側壁内面に薄肉部を設け、更に所定の寸
法に成形、切離しすることにより、多数のケース
を高スピードで連続的に生産できる。
は、低い圧力で破壊し電解コンデンサ防爆機能目
標値を十分に満足し得る。 また本発明によると、ケースの開口部にまでわ
たらないようにして側壁内面に薄肉部を形成する
ことが容易であるから加工精度の面からも品質が
よくなりバラツキが少なくなる。さらに巾狭の薄
肉部を形成することが容易であるから、特に小形
ケースに適用する上で有利である。しかも製造に
際しては、帯板をプレス成形によりケース状に順
次成形する工程中に縦長のリブをもつポンチを用
いケース側壁内面に薄肉部を設け、更に所定の寸
法に成形、切離しすることにより、多数のケース
を高スピードで連続的に生産できる。
第１図〜第４図は本発明の一実施例を示し、こ
のうち第１図はアルミニウム帯板から所定のケー
スに成形する工程を示す図、第２図は薄肉部を設
ける工程を示す断面図、第３図、第４図はそれぞ
れ完成された電解コンデンサケースの縦断面図お
よび横断面図である。 １……アルミニウム帯板、２，３……薄肉部、
５……ケース部、６……縦長リブ、７……ポン
チ、９……ダイ。
のうち第１図はアルミニウム帯板から所定のケー
スに成形する工程を示す図、第２図は薄肉部を設
ける工程を示す断面図、第３図、第４図はそれぞ
れ完成された電解コンデンサケースの縦断面図お
よび横断面図である。 １……アルミニウム帯板、２，３……薄肉部、
５……ケース部、６……縦長リブ、７……ポン
チ、９……ダイ。
Claims (1)
- １ 展延性を有する部材を絞り加工することによ
り順次ケース部を成形する工程と、側壁に複数の
縦長リブを有するポンチと入口に段差もしくはテ
ーパ部をもつダイを用いてプレス加工を行なうこ
とにより、前記ケース部の開口側端部を除いた内
側壁に薄肉部を形成する工程と、前記ケース部を
絞り加工することにより、ケース部の側壁をまつ
すぐに延ばして開口側端部を除いた内側壁に薄肉
部を有する所定の長さのケースに加工する工程
と、このケースを前記部材から切離す工程とを備
えた電解コンデンサケースの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15861280A JPS5783023A (en) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | Electrolytic condenser case and method of producing same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15861280A JPS5783023A (en) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | Electrolytic condenser case and method of producing same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5783023A JPS5783023A (en) | 1982-05-24 |
| JPH0145212B2 true JPH0145212B2 (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=15675507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15861280A Granted JPS5783023A (en) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | Electrolytic condenser case and method of producing same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5783023A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020230498A1 (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | ヤーマン株式会社 | 美容器、及びその制御方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02267920A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ形電解コンデンサ |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP15861280A patent/JPS5783023A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020230498A1 (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | ヤーマン株式会社 | 美容器、及びその制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5783023A (en) | 1982-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4706051A (en) | Method of manufacturing a waveguide filter and waveguide filter manufactured by means of the method | |
| JPH0145212B2 (ja) | ||
| JP2000140953A (ja) | 板金プレス成形方法およびその成形金型 | |
| JP2505232B2 (ja) | 鍛造方法 | |
| US3719068A (en) | Method of manufacturing an article having a cylindrical peripheral wall and integral thin-walled portions inwardly thereof | |
| JPH01157738A (ja) | 管状の半製品銅合金部品の製造方法 | |
| JP2745505B2 (ja) | 薄肉カツプ端面のプレス切断方法 | |
| JP2790941B2 (ja) | 歯形を有する鍛造製品の製造装置 | |
| US4124935A (en) | Method for manufacturing a base of a pressure mount type semiconductor device | |
| JPS5832017B2 (ja) | ホ−マにおけるピストン圧造法 | |
| JPH06333541A (ja) | 角型電池缶とその製造方法及び角型電池缶用角筒の成形装置 | |
| US1783261A (en) | Process and apparatus for making bullets | |
| JPH0824972A (ja) | ケースの加工方法 | |
| ES8104733A1 (es) | Metodo de fabricacion de un recipiente de metal de forma acopada de una pieza y aparato de embuticion para usar en dichometodo. | |
| JPH105906A (ja) | 有底容器の製造方法 | |
| JPS6257414B2 (ja) | ||
| JPS6162692A (ja) | ホ−ス用係合金具 | |
| JPS5870935A (ja) | リングの製造方法 | |
| EP0089520A2 (en) | Process for manufacturing metal rims for vehicle wheels and products so obtained | |
| JPH03151136A (ja) | アップセット金型 | |
| SU858984A1 (ru) | Способ образовани и отбортовки отверстий в листовом материале | |
| SU1098619A1 (ru) | Способ получени отбортованных отверстий | |
| JP4415437B2 (ja) | 絞り段付け加工法 | |
| KR830004912A (ko) | 알루미늄호일림의 제조법 | |
| SU136698A1 (ru) | Способ изготовлени трубчатых тройников |