JPH03151136A - アップセット金型 - Google Patents

アップセット金型

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JPH03151136A
JPH03151136A JP29003589A JP29003589A JPH03151136A JP H03151136 A JPH03151136 A JP H03151136A JP 29003589 A JP29003589 A JP 29003589A JP 29003589 A JP29003589 A JP 29003589A JP H03151136 A JPH03151136 A JP H03151136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upset
thickness
mold
upsetting
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29003589A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Komizo
小溝 眞二
Keiichiro Mori
森 敬一郎
Minoru Asakura
朝倉 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH03151136A publication Critical patent/JPH03151136A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ドリルパイプ等油井管等の鋼管端部におけ
るアップセット部形状精度を確保する金型に係る。
[従来の技術] 従来、油井管は多数の鋼管端部をネジ締結により連結し
て組立てられる。鋼管端部はそのネジ切りのためアップ
セット加工により増肉されるが、従来、かかる管端成形
法として、管端に内アップセットを施すことが特開昭5
9−215221号公報、特開昭59−76638号公
報で知られる。
また、−旦外アツブセットした管端を絞り機で内側に増
肉部を形成して、管端の内外部に増肉部を形成する方法
も、特公昭61−46212号公報に開示され、さらに
、この外アブッセット中内アップセットを単一・のアッ
プセッターで行う方法を本件出願人において出願してい
る。(特開昭63−149038号公報)。
特に後者の方法は、外アップセットで確保した形状を内
側に転写することになるので、画期的な精度で内部形状
を得ることができ、且つ単一の機械(アップセッター)
で行えるので、生産性、設備費の面で非常に有利である
この方法は、詳細に後述するが、第5図のように、外ア
ップセットして管端を増肉する工程Bと、該増肉部を管
の内側に転写するプレス工程Cと、さらに内アップセッ
トして成品とする工程りとから構成される。このプロセ
スは、単一の設備で全ての工程を処理できるので、設備
的に簡単で、形状粒度が高く、且つ高い増肉比が適用で
きる利点があるが、一つの問題は、プレスの段階で上下
金型(割り型)の天地方向で、素材引っ張り応力が作用
して肉厚が所定の設定値より、薄くなることか確認され
た。該天地方向での肉厚不足は、後段工程Cの内アップ
セット段階でアンダーフィルと称する肉引けと増肉部の
長さ不足等が生じ、製品形状に悪影響を与えることがあ
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、前記プレス時の天地方向での肉厚を確保し、
高い精度の形状をもつ成品を得ることを目標としたアッ
プセット金型を提供するものである。
[課題を解決するための手段] しかして、本発明の要旨は、外アップセット工程、プレ
ス工程、内アップセット工程を、単一のアップセッター
で増肉する装置において、前記プレス工程Cでの天地方
向での減肉を考慮して、その益段工程B、即ち、外アッ
プセット工程で該減肉を補償すべく、天地方向に相当す
る所定領域を正規の寸法よりも大きくして増肉できるよ
うに、外アップセット孔型に膨出溝を形成し、プレス加
工との組合せによって、最終的に所定寸法形状の成品と
することを特徴としている。
[作用] 第5図は、本発明が適用されるアップセット法を示して
おり、素材として鋼管1は、先ず外アップセッター金型
2Aとポンチ3Aとの間で、ポンチ3への図面上左方に
押し込み、斜線のように増肉部と外テーバ部4を形成す
る。(B図)次に、同じアップセッター金型の側孔型に
移動し、金型2Bにより、前工程で付与した増肉部を内
側へ転写する。(プレス工程)(C図)これによって外
テーパ部は内側釘押し出され、テーパMiuとなり、次
いで最終工程で再度アップセッター金型とポンチ3Bと
で成品に加工される。
(D図) 第6図にアップセットした成品管端部の呼称を示した。
即ち、内側のテーパ部はMiu、外側のテーパ部はMe
u、内側の増肉部はLiu、外側の増肉部はLeuと称
する。
次に、第二のプレス加工工程Cで前記問題が発生ずる理
由を説明する。プレス金型1は、アップセットと同様に
、上下2分割の金型に所要の孔型が穿設されたものであ
って、第7図のような挙動を伴う。先ず、A図では金型
2のエツジ(角部分)a部分が、素材lの外周に接触し
た状態を示す。次にさらに金型が閉じると素材1の左右
部(開放部)は、金型2との摩擦で圧縮力が働き(矢印
)、増肉(膨張)して一部が開放部から突出する(B図
)。次に金型と最後に接触する金型の天地方向に位置す
る素材には、結果として引張力(矢印)が働き、その部
分が減肉する(C図)。
第8図には、その結果をlO倍変位量での素材形状を示
しており、天地方向で減肉部すが、そして左右方向では
増肉部Cが発生する。この減肉部分は、後段の内アップ
セット工程りでは、増肉比を大きくしないため、素材長
手(軸)方向のメタルフローはあるが、直径方向には作
用しないので解消しない。
そこで、本発明では第1図のように、減肉する天地方向
に対して増肉比を大きくする前段階の外アップセット工
程Bで、その部分を厚くしておき、プレス後、所定の肉
厚となるようにする。このための外アップセット加工要
領は、第1図に示すように外アップセット孔型の天地部
分の所要幅Wについて、最大Rだけ正規の直径より大き
くした膨出溝dを形成する。
本発明者等の試験によれば、第9図に示すように、Rを
大きくすると、又R/Wを大きくすると、外アップセッ
トで金型膨出溝への充満が不充分で、Rを小さくすると
、減肉補償が不足し、内アップセットでの充満度が不足
する。このため、■ 0.017≦R≦0.047 であれば、殆ど所期の目的を達成する。
但し、Dは外アップセット後のアップセット外径 Tは外アップセット素材原管の肉厚 即ち、鋼種、サイズ、加1−比等により若干変わるか、
廿するに過去の試験結果に基つき、減肉相当部分を解消
する肉補充を行う寸法及び形状を決定する。
また、本発明で用いるプレス用孔型の好ましい例を第2
図に示した。第1図と異なるポイントは、天地方向は当
然所定の成品円弧をもつが、孔型の左右開放部にも逃が
しeをつけ、増肉外が素材の内側に出ないように工夫し
た点である。この場合の逃がしeの形状は、図のように
接線方向に延長してもよいし、円弧で逃がしてもよい。
第1図の孔型を用いた時の外アップセット形状を第3図
に示す。増肉比を 1.4〜1.7と大きくとっている
ので、金型逃かし部にも材料が充満しつつ、天地方向が
増肉した形状を示している。また、第4図には、さらに
第2図の金型プレス加工した素材断面を示しており、前
段で増肉させていた天地方向は、プレス時の引張応力で
、他の部分と同様の肉厚まで減肉し、左右方向は増肉外
が外面に出て、内面は殆ど−様な円弧となっている。
なお左右方向の突き出し部は、外面旋削するのて、製品
形状には影響しない。
[発明の効果コ 以上本発明によれば、プレス孔型の形状改良によって、
減肉のないほぼ−様な厚みの管状素材が得られるので、
内アップセットによっても、アンダーフィルやLju短
尺を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による外アップセット用孔型をもつア
ップセット金型であり、第2図は、本発明のプレス工程
で使用する孔型をもつ金型であり、第3図は、第1図の
金型で加工した素材断面、第4図は、第2図の金型で加
工した素材断面、第5図は、本発明が適用するアップセ
ット加工を示し、716図は、アップセット加工した管
端部の呼称を示し、第7図は、プレス工程での孔型と素
材の関係を示し、第8図は、第7図で加工した素材断面
を示し、第9図は、本発明で適用するアップセット孔型
の天地部分における幅WとR/Tとアップセット結果と
の関係を示している。 1・・・素材、2・・・金型、3・・・ポンチ、4・・
・テーパ部、d・・・膨出溝、e・・・逃がし。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、素管の管端の外周に増肉加工する外アップセット用
    孔型と、該増肉部を素管内面側に転写するプレス用孔型
    と、素管内周に増肉加工する内アップセット用孔型をも
    つアップセット加工装置において、前記外アップセット
    孔型天地部分に、プレス工程で生じる減肉を補償する増
    肉用の膨出溝(d)を形成した孔型を配置したことを特
    徴とするアップセット金型。 2、外アップセット孔型天地部分に、下記条件を満たす
    幅W及び最大Rの増肉用膨出溝(d)を刻設した孔型を
    配置したことを特徴とする請求項1記載のアップセット
    金型。 D/7≦W≦D/3 0.01T≦R≦0.04T 但し、Dは外アップセット後のアップセット外径 Tは外アップセット素材原管の肉厚
JP29003589A 1989-11-09 1989-11-09 アップセット金型 Pending JPH03151136A (ja)

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JP29003589A JPH03151136A (ja) 1989-11-09 1989-11-09 アップセット金型

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JPH03151136A true JPH03151136A (ja) 1991-06-27

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ID=17750943

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JP29003589A Pending JPH03151136A (ja) 1989-11-09 1989-11-09 アップセット金型

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JP (1) JPH03151136A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5517843A (en) * 1994-03-16 1996-05-21 Shaw Industries, Ltd. Method for making upset ends on metal pipe and resulting product
WO2009099135A1 (ja) * 2008-02-05 2009-08-13 Showa Denko K.K. 車両用リンク部品

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