JPH0145011B2 - - Google Patents

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JPH0145011B2
JPH0145011B2 JP53055575A JP5557578A JPH0145011B2 JP H0145011 B2 JPH0145011 B2 JP H0145011B2 JP 53055575 A JP53055575 A JP 53055575A JP 5557578 A JP5557578 A JP 5557578A JP H0145011 B2 JPH0145011 B2 JP H0145011B2
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JP
Japan
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signal
acoustic
histogram
time
rotation
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JP53055575A
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Osami Matsushita
Masuo Furudono
Motohiro Sato
Katsuaki Kikuchi
Susumu Hioki
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばラビング、軸受のガタ、弛みな
どのように回転機械の回転と同期して発生する音
響信号を用いて回転機械の異常の位置を評定し、
且つその音響発生時刻および頻度を判定する音響
信号による回転機械の異常発生検出方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第1図は従来の音響信号を用いた回転機械の異
常検出を行うための装置を示すものである。回転
機械における回転軸1は、回転機械の回転中にお
いて回転体が静止側に接触したりあるいは回転体
にクラツクが入ると、それに起因し数メガヘルツ
帯域の音響(例えばAcoustic Emission)信号を
発生することが知られている。そして、この音響
信号を検出することにより、機械の故障・破損の
予知や欠陥の発見に関する有効な情報を得ること
ができる。
音響センサ2,3は回転軸1の左右の軸端にそ
れぞれ設置され、回転軸1に発生する異常の位置
を評定するためのものである。この音響センサ
2,3は、例えば回転軸1にクラツクが入つて音
響が発生したとき、その信号を検出するためのセ
ンサである。この回転軸1に設置された音響セン
サ2,3で検出された信号は、スリツプリング
(図示せず)を介して静止側に取り出される。こ
のようにして得られる音響信号vAE (1)とvAE (2)の時
間差を求めることにより異常発生位置を評定する
方法が採用されている。
4,5は回転体の回転数に同期した回転パルス
信号Pを得るための装置で、4は回転軸1に設け
た突起、5はギヤツプセンサである。ギヤツプセ
ンサ5の出力である回転パルス信号Pは、回転体
の回転数の算出のために用いられると同時に回転
角度の基準信号としても利用される。
このようにして得られた音響信号を加工処理し
有効な情報を導き出すデータ処理法の例として次
の2件について述べる。
a 1次元位置評定法 第1図に示した構成より、第2図に示すよう
に回転パルス信号Pを基準として回転軸1の左
右の軸端に設置した音響センサ2,3から2つ
の音響信号vAE (1)とvAE (2)とを得る。この図によ
うに音響信号には多くの雑音が含まれている
が、これらの雑音レベルより高い音響信号が含
まれることがある。この高レベルの音響信号は
回転体と静正体との接触あるいは回転軸1のク
ラツクにより発生したものである。
仮に音響信号源が第1図に示すように回転軸
1の中央から右にxの位置にあるとき、音響信
号のピークが音響センサ2および3に到達する
までの時間t2およびt3は式(1)および式(2)で表さ
れる。
t2=l/2+x/V ……(1) t3=l/2−x/V ……(2) ただし、V:音響信号の伝播速度 l:軸長 よつて第2図に示すような音響信号のピークの
時間差Δtおよび中央からの距離xは前述の式(1)、
(2)から式(3)および式(4)となる。
Δt=l/2+x/V−l/2−X/V=2x/V……(
3) ∴x=Δt・V/2 ……(4) このように二つの音響信号の時間差Δtを計
測することにより、回転軸1の中央よりxの位
置が音響信号の発生源であることがわかり、位
置評定が可能である。このΔtは具体的には、
第2図において、速く到達した音響センサ3か
らの音響信号でカウンタ(時間)を開き、音響
センサ2からの音響信号の到達でカウンタを閉
じ、その間の時間間隔を求める方式が採用され
ている。
b ヒストグラム法 回転体がある特定の角度を通過するときに静
止側との間に摩擦を生じて音響を発生するラビ
ングのような場合には、接触摩擦に起因する音
響信号が発生し、それは突発的な単現象ではな
く回転数に同期した繰返し現象となる。このた
め横軸に回転角度を、縦軸に各角度毎の音響発
生回数(頻度)をとると、このヒストグラム上
には特定の角度にピークが現われる。そこでヒ
ストグラムを第3図のようにして作る。
先ず回転体から角度の基準となる回転パルス
信号(1回転に1パルス)Pを検出する。この
検出と同時に、回転角度信号(例えば回転体の
1度回転ごとに1パルス出力する)Paを作る。
更に前記どちらか一方の音響センサからの音響
信号vAEを検出し、それを検波した検波信号と
する。次にこの検波信号のレベルをコンパレー
タレベルCLとを回転角度信号Paの周期時間間
隔ごとに比較し、0または1のレベルのコンパ
レータ出力信号を作る。このようにして得たコ
ンパレータ出力信号を各回転周期ごとに加え合
わせる。即ち、回転角度信号Paの各パルス間
隔ごとに音響信号の有無を調べ、毎回転ごとに
加算していくことによつて、回転角度を横軸
に、音響発生回数(頻度)を縦軸とするヒスト
グラムの包絡線となる。これを表したヒストグ
ラム図を第4図に示す。このヒストグラムの包
絡線はコンパレータの出力信号の0゜〜360゜の波
形を1秒間で60回サンプリングした平均をとつ
たものである。横軸の回転角度は0゜がパルス発
生時刻に対応して次のパルス発生時までが回転
角度で示され、一回転360゜になると角度は0゜に
クリヤされ、この波形を概ね繰り返すヒストグ
ラム形状となる。このヒストグラムの包絡線を
表した波形は、回転数に同期した信号となり、
位相の分解性能は回転角度信号Paの角度ピツ
チに対応する。また、この方法は、統計的な処
理を施しているために、S/N比の低い場合で
もはつきりと異常音をとらえうる。
〔発明が解決しようとする課題〕
先に述べた音響信号処理法にはそれぞれ次のよ
うな欠点がある。
即ち、上記従来技術の一次元位置評定法は一次
元の回転軸の位置評定法としては正しいが、異常
音響の発生時刻あるいは異常音響発生時の回転体
の角度に関する時間的な情報が欠除している。ま
た、ヒストグラム法は異常音響発生時の位相角度
および発生位相間隔について理解することができ
るが、異常音響の発生時刻に関し音響伝播時間の
遅れがあること、および一次元の発生位置が不明
確であるという問題があつた。
本発明の目的は、回転軸の異常現象発生の位置
および発生時刻および頻度を容易に検出すること
ができる回転機械の異常発生検出方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、回転機械に回転パルス発生装置お
よび軸方向の2ケ所に音響センサを設置し、これ
ら音響センサからの音響信号の時間差から軸方向
の音響発生位置を評定する信号と、さらに一方の
音響センサからの音響信号と回転パルス発生装置
からの回転パルス信号とにより音響ヒストグラム
を作成し、この音響ヒストグラムに音響伝播時間
遅れの時間補正を施すことにより実時間の音響ヒ
ストグラム信号に加工し、この音響ヒストグラム
から雑音レベルの信号を取り除き、前記音響発生
位置を評定する信号と雑音レベルの信号が取り除
かれた音響ヒストグラム信号とを加え合せて1つ
の信号を作成し、この信号の直流成分が軸方向の
音響発生位置を評定し、その上に重畳している波
形が音響ヒストグラムを表すことによつて達成さ
れる。
〔作用〕
回転パルス発生装置からの回転パルス信号と音
響センサからの2つの音響信号をもとに音響発生
時刻、音響発生位置および音響ヒストグラムが内
包されている1つの信号を作成しているため、こ
の信号を見ることにより回転軸の異常現象発生を
容易に検出することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第5図〜第8図によ
り説明する。
第5図は音響信号を用いた回転機械の異常検出
を行うための装置を示すもので、図において、6
は回転機械における回転軸、7は回転軸6に取付
けられている円板、8は回転軸6を支持する軸受
を示す。9,9′は回転軸6の左右の軸端にそれ
ぞれ設置されている音響センサで、これらの音響
センサ9,9′で検出された音響信号はそれぞれ
増幅器10,10′を通り、スリツプリング11,
11′を介して静止側に取り出される。12は回
転軸6に設けた突起、13はこの突起12に対向
して設置されるギヤツプセンサで、突起12をギ
ヤツプセンサ13により回転パルス発生装置が構
成され、回転体の回転数に同期した回転パルス信
号Pを得ることができる。
第5図に示す装置により検出される回転パルス
信号Pおよび音響信号vAE (1),vAE (2)を用いて第6
図に示すように信号処理する。
まず、時間差測定器14により一方の音響セン
サ9からの音響信号vAE (1)と他方の音響センサ
9′からの音響信号vAE (2)の高レベル波形の時間差
Δtoを各回転毎に求め、この高レベル波形の時間
差Δto値に比例する電気信号を作り、この信号を
Δt信号とする。そして、このΔt信号に、除算器
15により音響信号の伝播速度Vの半分の値V/
2を前述の式(4)に従いかけることにより、回転軸
6の中央より計つた音響発生位置xを示すx信号
を得る。このΔt信号あるいは、x信号は第7図
に示すように求める。
ここで音響発生位置xを得たので、音響発生位
置xから音響センサ9まで音響信号の伝播する時
間を計算することができる。すなわち、音響信号
の音響センサ9に到達する時間Δt(1)は式(9)で表さ
れる。
Δt(1)=l/2+x/V ……(5) ただし、l:軸長 V:音響信号の伝播速度 一方、音響センサ9′に到達する時間Δt(2)も同
様に計算できるが、原理的にはいずれか一方の音
響信号のみに着目すればよくここでは音響センサ
9に関して説明する。
このようにして音響センサ9までの伝播時間を
得る。これは音響センサの検生する音響信号とし
てはこの時間だけ遅れて検出されたことになり、
音響発生点の音響信号としてはvAE (1)をΔt(1)だけ
時間を進めた波形として検出される筈であること
がわかる。すなわちvAE (1)をΔt(1)だけ位相を進め
た波形が丁度音響発生時刻での音響信号であり、
換言すれば回転パルスPを基準として音響発生時
刻を知ることができる。
次に一方の音響センサ9からの音響信号vAE (1)
と回転パルス発生装置からの回転パルス信号Pと
により第3図と同様の手法によりりヒストグラム
処理手段16を介して音響信号のヒストグラムvH
(1)を作成する。このヒストグラムvH (1)は、第7図
に示すように横軸は回転角度で、縦軸は各角度毎
の音響発生回数(頻度)であり、回転パルス信号
Pに同期した波形となる。
このようにして得られる音響ヒストグラム信号
を第7図のようにvH (1)と記す。この音響ヒストグ
ラム信号vH (1)は音響センサ9で検出した音響信号
のヒストグラムであり、前述の式(5)で説明したよ
うに伝播時間Δt(1)だけ遅れた現象のものである。
音響発生位置での音響ヒストグラム信号vHは、遅
れ時間の補正を考慮して、第7図に示すように波
形をΔtだけ前に動かし、式(6)となる。
vH=vH (1)(t+Δt(1)) ……(6) この音響ヒストグラム信号vHは音響センサ9′
からも同様の手順で作ることができることを附記
しておく。
以上の処理で、音響の発生位置を示す信号xと
音響発生時刻にタイミングを合わせた音響発生位
置での音響ヒストグラム信号vHを得たので、これ
らの両者を加え合せた1つの信号yを第7図に示
すように作ると、信号yは式(7)で表される。
y=x+vH=x+vH (1)(t+Δt(1))……(7) この信号yは第7図に示すように、その直流成
分の大きさから音響発生位置xがわかり、それに
重畳した部分が音響ヒストグラムで、その音響発
生時間は回転パルスからみた回転角度の時刻であ
ることがわかる。このように、1つの信号yは非
常に有意義な信号である。
ところで、式(7)に示す音響ヒストグラム信号vH
(1)は位相を進めなくてはならないので、これを厳
密に実行することはむつかしい。そこで1回転遅
れの波形で近似しても、現象は回転パルスに同期
しているので支障ないと考えられる。そのときは
式(8)で表される。
y=x+vH (1)(t+Δt(1)−T) ……(8) ただし、T:回転軸の1回転周期 第6図に戻つて、音響発生位置を示すx信号に
平均化処理を施すこともノイズ対策として有効で
ある。x信号をx信号平均化処理手段17により
平均化したものをとすると、信号は式(9)で表
される。
=1/NT∫t t-NTx(t)dt ……(9) ただし、 N:平均化処理を施すための演算時間間隔を示す
回転回数 T:回転軸の1回転周期 それに伴い、音響の伝播時間Δt(1)もΔt(1)信号平
均化処理手段18により平均化されたものとな
る。なお、ここに示す平均化処理を施すための演
算時間間隔を示す回転回数は通常次の通りであ
る。
例えば、時間tからみて過去1〔秒〕〜10〔秒〕
位の平均をとる。するとR〔rps〕回転すると、 N=(1〜10)Rとなる。具体的には R=60〔rps〕とするとN=60〜600(回)となる。
次にΔt(1)を平均化した(1)信号は式(10)で表さ

る。
(1)=l/2+x/−/V ……(10) また、y信号は式(11)で表される。
y=+vH (1)(t+(1)−NT) ……(11) このように、本発明では、このy信号の直流成
分が軸方向の音響発生位置を示し、その上に重畳
している波形が音響ヒストグラムを示すようにし
ている。このために、y信号の直流成分を明確に
させておく必要がある。しかし、実際には、雑音
に対してもヒストグラムが作られることがあるの
で、ヒストグラム信号vH (1)には直流成分が含まれ
ることが多く、第7図及び第8図に示す波形にみ
られるようにピークhpのすそ野部分hsが直流成分
として現れることはさけられない。ここで、ピー
クhpの頻度は、60回サンプリングした場合、10〜
20程度である。
そのため、式(11)に従い、とvH (1)を加え合せた
y信号の直流成分は、とvH (1)の直流分の和とな
るので、のみを表しているとは言い難い。この
ため、第8図に示すように、“y”信号はそのす
そ野部分hsの成分δが誤差となる。これを避ける
ためには、音響ヒストグラム信号vH (1)を第8図に
示すように、雑音レベルとなるレベルH0で切り、
すそ野部分hsを0とする必要がある。通常、ラビ
ングが始まるとそれに伴いラビングの音響信号
VAEに雑音の増加も起こる。そして、ヒストグラ
ム信号VH (1)のヒストグラムピークもはつきりと
認められるのだがhsのすそ野も少し高くなる。こ
れは、全体に音響信号VAEに時として発生する高
雑音レベルを閾値(コンパレータレベルCL)以
上となつたときにその雑音をラビリングと判断
し、その値を拾うためのものである。ヒストグラ
ムのピークに対し約1割のノイズは避けられな
い。このすそ野hs部分は雑音に起因している。す
そ野部分hsの切られた音響ヒストグラム信号をH
(1)とすると、H (1)は、振幅は小さくなるが、すそ
野部分がない波形となる。このH (1)にを加え合
せると、y信号はそのすそ野である直流成分がx
そのもの、すなわち、音響発生位置を正しく示す
ことになる。この結果、y信号のピークが音響ヒ
ストグラム信号を示し、そのすそ野の直流成分が
音響位置を正確に意味するようになる。
この処理内容を第6図を用いて説明する。
まず音響ヒストグラム信号vH (1)を信号xに加え
合せる前に、コンパレータ19に通し、vH (1)があ
るレベルH0に達しないときは0とし、vH (1)があ
るレベルH0より高くなつたときはvH (1)−H0とな
るようにする。このときのコンパレータ19の出
H (1)は式(12)となる。H (1) =0(ただしvH (1)<H0のとき) vH (1)−H0(ただしvH (1)≧H0のとき)……(12) また、m信号を式(13)に示すように作る。
y=+H (1)(t+(1)−NT) ……(13) これにより、y信号に関する位置評定読みとり
精度は、より正確なものとなる。
また、H (1)信号に時間遅れ手段20により一回
転の周期Tと(1)を加味した(−T)の時間
遅れを掛け、音響発生位置での音響ヒストグラム
とする。
このようにして最終的に1つの信号yを式
(14)に示すように作ることができる。
y=x+vH (1)(t+(1)−T) ……(14) 実際には、第7図に示す回転パルス信号Pと第
8図に示す信号yを1つのモニタ用シンクロスコ
ープに写し出すことによつて、この信号の直流レ
ベルにより音響発生位置xがわかり、その直流分
に重畳した波形により音響シストグラムを知る。
しかもこの音響ヒストグラムは音響発生位置での
ヒストグラムに時間補正されているので、回転パ
ルスからのヒストグラムの位相差をみればパルス
基準で音響発生時刻を知ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば音響発生位置および音響発生位
置でのヒストグラムに関する情報が1つの信号に
含まれているので、この信号をモニタすることに
より回転軸の異常現象発生の位置および発生時刻
および頻度を容易に検出することができる。また
この信号は回転数に同期した信号であるので、シ
ンクロスコープなどに簡単にモニタすることがで
きる。
しかも、本発明によれば音響信号から求まる2
つの情報を1つの信号にまとめたので、ミニコン
のA/Dコンバータの入力チヤンネルは従来2チ
ヤンネル要していたが、1チヤンネルですむよう
になつたなどその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音響信号による回転機械の異常
検出を行うための装置の概略を示す図、第2図は
一次元位置評定法による音響信号の時間差を示す
図、第3図、第4図は音響信号のヒストグラム処
理を説明する図、第5図は本発明の音響信号によ
る回転機械の異常検出を行うための装置の概略を
示す図、第6図は本発明の方法における信号加工
手順の一例を示すフローチヤート、第7図および
第8図は本発明の方法における信号加工法および
それによつて得られる波形を示す図である。 9,9′……音響センサ、x……音響発生位置、
vAE (1),vAE (2)……音響信号、P……回転パルス信
号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転機械に回転パルス発生装置および軸方向
    の2ケ所に音響センサを設置し、これら音響セン
    サからの音響信号の時間差から軸方向の音響発生
    位置を評定する信号と、さらに一方の音響センサ
    からの音響信号と回転パルス発生装置からの回転
    パルス信号とにより音響ヒストグラムを作成し、
    この音響ヒストグラムに音響伝播時間遅れの時間
    補正を施すことにより実時間の音響ヒストグラム
    信号に加工し、この音響ヒストグラム信号から雑
    音レベルの信号を取り除き、前記音響発生位置を
    評定する信号と雑音レベルの信号が取り除かれた
    音響ヒストグラム信号とを加え合せて1つの信号
    を作成し、この信号の直流成分が軸方向の音響発
    生位置を評定し、その上に重畳している波形が音
    響ヒストグラムを表すようにしたことを特徴とす
    る音響信号による回転機械の異常発生検出方法。
JP5557578A 1978-05-12 1978-05-12 Abnormality occurrence detecting method of rotating machine using acoustic signals Granted JPS54147882A (en)

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