JPH0145004Y2 - - Google Patents

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JPH0145004Y2
JPH0145004Y2 JP19487984U JP19487984U JPH0145004Y2 JP H0145004 Y2 JPH0145004 Y2 JP H0145004Y2 JP 19487984 U JP19487984 U JP 19487984U JP 19487984 U JP19487984 U JP 19487984U JP H0145004 Y2 JPH0145004 Y2 JP H0145004Y2
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spring
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wire spring
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は室壁に取付けられた本体の開口部を化
粧パネルにて覆う様にした換気扇に係り、特に化
粧パネルを二股状の線ばねを介して取付ける様に
した換気扇に関する。
[考案の技術的背景] 従来より、この種換気扇においては、第5図及
び第6図に示す構成としたものが供されている。
即ち、室壁たる天井1に取付けられる本体2に対
し、第6図に示す構成のばね保持具3を取着し、
このばね保持具3のばね挿通部4(第6図に図
示)に二股状の線ばね5を挿通して保持し、この
線ばね5に化粧パネル6に設けた掛合具7を掛合
させることにより、該化粧パネル6を前記本体2
に取付ける様にしたものがある。しかして、この
ものでは、化粧パネル6を取付ける場合、線ばね
5を第6図に二点鎖線で示す如く、予めばね保持
具3から引き下げて狭めた状態にし、この線ばね
5に前記掛合具7を掛合して化粧パネル6を押し
上げ、該線ばね5の復帰力即ち拡開力の上方の分
力により化粧パネル6をその重量に抗し天井1に
当接する状態に保持する。
[背景技術の問題点] ところで、化粧パネルとしては、種々の形式が
あり、その重量もまちまちである。中でも該第5
図に示す化粧パネル6は、その化粧枠8にパネル
板9を交換可能に備えて構成されていて、この場
合そのパネル板9としてはプラスチツク製のもの
や石こうボード製のもの等種々ある。一方、上記
従来のものにおける線ばね5の拡開力はばね保持
具3のばね挿通部4の対向縁部4a,4a間の寸
法によつて決定されるが、この場合、化粧パネル
6の重量が増加すると、その線ばね5の拡開力に
よる上方への分力が化粧パネル6の重量に抗しき
れず、該化粧パネル6が正常な取付位置から下が
つてしまう問題があつた。この対策として、線ば
ね5の線径を大きくして該線ばね5のばね力を強
くすることが考えられるが、しかしこの場合、化
粧パネル6が比較的軽いものであると、その取付
時に該化粧パネル6が線ばね5の強いばね力によ
つて天井1に衝突して該天井1あるいは化粧パネ
ル6が破損する虞が生じる。
[考案の目的] 従つて本考案の目的は、重量の異なる化粧パネ
ルであつてもこれら化粧パネルを正常な取付位置
に保持でき、しかも該化粧パネルの取付時に室壁
あるいは該化粧パネルが傷付く虞もない換気扇も
提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、ばね保持具を、夫々対向縁部間の寸
法が異なる複数のばね挿通部を有する様に構成
し、この複数のばね挿通部に選択的に線ばねを挿
通することにより、該線ばねの拡開力を変更でき
る様にしたことを特徴とするものである。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例につき第1図乃至第4図
を参照して説明する。まず、第2図及び第3図に
おいて、11は室壁たる天井12に取付けられた
本体で、これは、室内側に開口部13を形成した
本体ケース14に、モータ15及び羽根16等を
備えた構成である。17は化粧パネルで、これ
は、取付枠18と化粧枠19とを所定の隙間を存
して連結すると共に、化粧枠19にパネル板20
を取出し可能に配置して構成されている。21は
ばね掛合具であり、これは、化粧パネル17の対
向内側部に夫々形設されている。22は線ばね
で、これは第1図に示す如く二股状に形成されて
いて、その基端部には、円環状の掛合部22aが
形成されている。さて、23はばね保持具であ
り、これは本体11の所定部位例えば本体ケース
14の対向内側面に取付けられている(一つのみ
図示)。以下このばね保持具23について述べる。
即ち第1図に示す如く、24はコ字形をなす板材
製の保持具本体で、その下板部24a中間部から
側板部24b中間部にわたる部分を折込んで抜止
片24cを形成しており、また、該下板部24a
に対向端縁に夫々奥行き寸法の長い溝部25,2
5及び奥行き寸法の短い溝部26,26を形成
し、一対の溝部25,25によつて第1のばね挿
通部27を形成し、他の一対の溝部26,26に
よつて第2のばね挿通部28を形成している。し
かして、第1のばね挿通部27における対向縁部
25a,25a間の寸法L1と、第2のばね挿通
部28における対向縁部26a,26a間の寸法
L2とは異なり、この場合L1>L2である。
以上にあつて、化粧パネル17を本体に取付け
る場合を説明するに、今化粧パネル17が比較的
軽量であるものの場合、線ばね22を第1のばね
挿通部27(溝部25,25)に挿通して保持
し、該線ばね22を第1図二点鎖線で示す様に、
下方へ引出し、該線ばね22の掛合部22aに化
粧パネル17のばね掛合具21を掛合し、しかる
後、該化粧パネル17を押し上げると、線ばね2
2が自身の拡開力による上方への分力により該化
粧パネル17を伴つて本体11側へ摺動し、この
結果、化粧パネル17が本体11の開口部13を
覆う様に且つ天井12に当接する状態に取付けら
れる。この取付状態において、化粧パネル17の
重量が比較的軽いことから、上記線ばね22の拡
開力の上方への分力が該化粧パネル17の重量を
上回り、従つて該化粧パネル17は正常な取付位
置に保持される。
一方、化粧パネル17が比較的重に場合、第4
図に示す如く、線ばね22を上述とは違つて、ば
ね保持具23の第2のばね挿通部28(溝部2
6,26)に挿通し、その後、上述と同様の手順
にて化粧パネル17を取付ける。この場合、第2
のばね挿通部28の縁部26a,26a間の寸法
L2が前述の場合における第1のばね挿通部27
の縁部25a,25a間の寸法L1よりも短いこ
とから、線ばね22が前述の場合に比してさらに
狭小に狭められ、この結果該線ばね22の拡開力
が強化され、従つてその上方への分力も強化さ
れ、よつて、化粧パネル17の重量が大であるに
もかかわらず、該化粧パネル17を上述と同様に
正常な取付位置に保持できる。
この様な本実施例によれば、ばね保持具23
を、夫々対向縁部25a,25a間寸法L1及び
26a,26a間寸法L2が異なる第1のばね挿
通部27及び第2のばね挿通部28を有する様に
構成したので、該第1及び第2のばね挿通部27
及び28を選択することによつて、線ばね22の
拡開力を変えることができ、この結果パネル板2
0の交換等に伴い化粧パネル17の重量が異なつ
ても、その重量に充分抗し得て該化粧パネル17
を常に正常な取付位置に保持できる。しかも、線
ばね22の線径を何等大きくすることなく、その
拡開力の強化を図り得、よつて線ばね22の線径
を大きくする場合とは異なり、化粧パネル17の
取付時に該化粧パネル17が天井12に衝突する
こともなく、従つて、天井12あるいは化粧パネ
ル17が傷付く虞も全くない。
尚、本考案は上記実施例に限定されず、例え
ば、ばね挿通部は一対の溝部から形成するのでな
く長孔にて形成するようにしてももよく、又ばね
挿通部の数は二つ以上でもよい等、要旨を逸脱し
ない範囲内で種々変更して実施できる。
[考案の効果] 本考案は以上の記述にて明らかな様に、室壁に
取付けられ室内側に開口部を形成し且つ所定部位
にばね保持具を取着した本体に対し、これの前記
開口部を覆う化粧パネルを、前記ばね保持具に挿
通保持した二股状の線ばねを介して取付けるよう
にした換気扇において、前記ばね保持具を、夫々
対向縁部の寸法が異なる複数のばね挿通部を有す
る様に構成したことを特徴とするものであり、こ
れにて、化粧パネルの重量が変更された場合で
も、ばね保持具のばね挿通部を選択して線ばねを
挿通することで、化粧パネルを常に正常な取付位
置に保持でき、しかも、線ばねの線径を何等大き
くせずに済むので、化粧パネルの取付時に室壁あ
るいは該化粧パネルが傷付く様な虞もなくし得る
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図はばね保持具及び線ばねの斜視図、第2図
は換気扇全体の縦断側面図、第3図は本体と化粧
パネルとを分離した状態での斜視図、第4図は線
ばねの挿通形態が第1図と異なるばね保持具及び
線ばねの斜視図である。そして第5図及び第6図
は従来例を示す夫々第2図相当図及び第1図相当
図である。 図中、11は本体、12は天井(室壁)、13
は開口部、17は化粧パネル、21はばね掛合
具、22は線ばね、23はばね保持具、27は第
1のばね挿通部、28は第2のばね挿通部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室壁に取付けられ室内側に開口部を形成し且つ
    所定部位にばね保持具を取着した本体に対し、こ
    れの前記開口部を覆う化粧パネルを、前記ばね保
    持具に挿通保持した二股状の線ばねを介して取付
    ける様にしたものにおいて、前記ばね保持具を、
    夫々対向縁部間の寸法が異なる複数のばね挿通部
    を有する様に構成したことを特徴とする換気扇。
JP19487984U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0145004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19487984U JPH0145004Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JP19487984U JPH0145004Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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Publication Number Publication Date
JPS61110029U JPS61110029U (ja) 1986-07-12
JPH0145004Y2 true JPH0145004Y2 (ja) 1989-12-26

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JP5148338B2 (ja) * 2008-03-27 2013-02-20 東芝キヤリア株式会社 ダクト用換気扇

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JPS61110029U (ja) 1986-07-12

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