JPH0144709Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144709Y2 JPH0144709Y2 JP1983085951U JP8595183U JPH0144709Y2 JP H0144709 Y2 JPH0144709 Y2 JP H0144709Y2 JP 1983085951 U JP1983085951 U JP 1983085951U JP 8595183 U JP8595183 U JP 8595183U JP H0144709 Y2 JPH0144709 Y2 JP H0144709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- fixed
- blade
- blades
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 239000005322 wire mesh glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアルミ合金製の可動ガラリーに関す
る。
る。
従来、可動ガラリーは第6図に見られるよう
に、各羽根のほぼ中心に回転心を設けて、各羽根
を回動し、閉鎖または開放するように構成され
た。しかるに、この構造では換気および気密に関
しては特に問題はないが、閉鎖時における雨仕舞
に関しては風雨が直接羽根の重なり部に当るた
め、重なり部の隙間より雨水が容易に侵入し、雨
仕舞が損なわれる欠点があつた。
に、各羽根のほぼ中心に回転心を設けて、各羽根
を回動し、閉鎖または開放するように構成され
た。しかるに、この構造では換気および気密に関
しては特に問題はないが、閉鎖時における雨仕舞
に関しては風雨が直接羽根の重なり部に当るた
め、重なり部の隙間より雨水が容易に侵入し、雨
仕舞が損なわれる欠点があつた。
また、防火性能に関しては、従来、アルミ合金
製の可動ガラリーは防火性能が低いと考えられて
いたために使用されなかつた。近年、アルミ合金
製建具の発達により、外装材へのアルミ合金の使
用は増加し、アルミ合金製のサツシに網入りガラ
スを取付けた窓であつて2種防火戸としての性能
を有する製品が多く見られるようになつたが、す
ぐれた防火性能を有するアルミ合金製の可動ガラ
リーについては未だ開発されるに至つていない。
製の可動ガラリーは防火性能が低いと考えられて
いたために使用されなかつた。近年、アルミ合金
製建具の発達により、外装材へのアルミ合金の使
用は増加し、アルミ合金製のサツシに網入りガラ
スを取付けた窓であつて2種防火戸としての性能
を有する製品が多く見られるようになつたが、す
ぐれた防火性能を有するアルミ合金製の可動ガラ
リーについては未だ開発されるに至つていない。
それ故、本考案の目的は閉鎖した際にすぐれた
水密性を有すると共に、すぐれた防火性能を有す
るアルミ合金製可動ガラリーを提供することであ
る。
水密性を有すると共に、すぐれた防火性能を有す
るアルミ合金製可動ガラリーを提供することであ
る。
本考案によるアルミ合金製可動ガラリーの特徴
は、両側の縦枠に所定間隙で固定された一連の固
定羽根と、その間の室内側に備えられた一連の可
動羽根を含み、各可動羽根の開閉によりこのガラ
リーの閉鎖、開放を行なう二重羽根構造にしたこ
とである。
は、両側の縦枠に所定間隙で固定された一連の固
定羽根と、その間の室内側に備えられた一連の可
動羽根を含み、各可動羽根の開閉によりこのガラ
リーの閉鎖、開放を行なう二重羽根構造にしたこ
とである。
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。第1図は本考案による可動ガラリーの
正面を示すものであつて、1はガラリーの両側の
縦枠であつて、2は枠1に所定間隔で固定された
固定羽根であり、3は固定羽根2の間に設けられ
た可動羽根である。これらの枠および羽根はアル
ミ合金で作られる。第2図および第3図に示すよ
うに、各固定羽根2の室内側の部分にはスクリユ
ーホール4が在り、その下に溝5が一体に形成さ
れている。固定羽根2は適当な角度で下方に傾斜
しており、且つ第4図に示すように、ピンまたは
ねじ6により、スクリユーホール4において縦枠
1に固定される。各可動羽根3は固定羽根2の間
の室内側に設けられ、その上縁7は固定羽根2の
溝5に回転自在に嵌合している。図示のように、
好ましくは可動羽根の縁7は円柱状、即ち断面が
ほぼ円形になつており、且つ固定羽根の溝5も断
面が円弧状の溝である。また、各可動羽根3に
は、その開閉のためアーム8が取付けられ、さら
に各アーム8はピン9により共通の連結棒10に
回転自在に取付けられている。
説明する。第1図は本考案による可動ガラリーの
正面を示すものであつて、1はガラリーの両側の
縦枠であつて、2は枠1に所定間隔で固定された
固定羽根であり、3は固定羽根2の間に設けられ
た可動羽根である。これらの枠および羽根はアル
ミ合金で作られる。第2図および第3図に示すよ
うに、各固定羽根2の室内側の部分にはスクリユ
ーホール4が在り、その下に溝5が一体に形成さ
れている。固定羽根2は適当な角度で下方に傾斜
しており、且つ第4図に示すように、ピンまたは
ねじ6により、スクリユーホール4において縦枠
1に固定される。各可動羽根3は固定羽根2の間
の室内側に設けられ、その上縁7は固定羽根2の
溝5に回転自在に嵌合している。図示のように、
好ましくは可動羽根の縁7は円柱状、即ち断面が
ほぼ円形になつており、且つ固定羽根の溝5も断
面が円弧状の溝である。また、各可動羽根3に
は、その開閉のためアーム8が取付けられ、さら
に各アーム8はピン9により共通の連結棒10に
回転自在に取付けられている。
この可動ガラリーを第3図の開放状態から閉鎖
する際は、連結棒10を上方に移動すればよく、
それにより各可動羽根3はアーム8を介しその上
縁7を中心に室内側に回動し、その先端、即ち下
端が一段下の固定羽根2の上端に接触し、第2図
に示すように隣接する上下の固定羽根2の間の隙
間を塞ぐ。なお、固定羽根2の室内側の下側の縁
11は閉鎖時の可動羽根3の下側の縁より下方に
位置するのが好ましい。
する際は、連結棒10を上方に移動すればよく、
それにより各可動羽根3はアーム8を介しその上
縁7を中心に室内側に回動し、その先端、即ち下
端が一段下の固定羽根2の上端に接触し、第2図
に示すように隣接する上下の固定羽根2の間の隙
間を塞ぐ。なお、固定羽根2の室内側の下側の縁
11は閉鎖時の可動羽根3の下側の縁より下方に
位置するのが好ましい。
また逆に開放する際は連結棒10を下方に移動
すればよく、それにより各可動羽根3はその上縁
7を中心に室外側に回転し、第3図に示すよう
に、隣接する上下の固定羽根2の間の隙間を開放
する。
すればよく、それにより各可動羽根3はその上縁
7を中心に室外側に回転し、第3図に示すよう
に、隣接する上下の固定羽根2の間の隙間を開放
する。
所望により、連結棒10の一端を火災熱により
容易に溶融するヒユーズを介して固定し且つ他端
をスプリングを介して固定し、常に可動羽根を閉
じるような力を連結棒10に負荷し、または煙セ
ンサとそれによつて連結棒10を作動するマグネ
ツト等により火災の際に自動的に閉鎖するように
してもよい。
容易に溶融するヒユーズを介して固定し且つ他端
をスプリングを介して固定し、常に可動羽根を閉
じるような力を連結棒10に負荷し、または煙セ
ンサとそれによつて連結棒10を作動するマグネ
ツト等により火災の際に自動的に閉鎖するように
してもよい。
上記のように、本考案による可動ガラリーは、
閉鎖すれば、外側の固定羽根間の室内側の隙間が
可動羽根で閉鎖され、固定羽根と可動羽根の二重
羽根構造になるので、吹付ける風雨の大部分は固
定羽根で遮えぎられ、勢いの衰えた状態のわずか
な風雨を可動羽根が受け止めればよいため雨仕舞
が損なわれることはなく、第6図に示すような羽
根12が部分的に重なり合う従来の構造とは比較
にならない程良好な水密性を有する。さらに、火
災に対しても、侵入しようとする火炎や煙の大部
分は固定羽根で遮えぎられるため、すぐれた防火
性能を有する。
閉鎖すれば、外側の固定羽根間の室内側の隙間が
可動羽根で閉鎖され、固定羽根と可動羽根の二重
羽根構造になるので、吹付ける風雨の大部分は固
定羽根で遮えぎられ、勢いの衰えた状態のわずか
な風雨を可動羽根が受け止めればよいため雨仕舞
が損なわれることはなく、第6図に示すような羽
根12が部分的に重なり合う従来の構造とは比較
にならない程良好な水密性を有する。さらに、火
災に対しても、侵入しようとする火炎や煙の大部
分は固定羽根で遮えぎられるため、すぐれた防火
性能を有する。
第1図は本考案の一例による可動ガラリーの正
面図、第2図は第1図の線A−A断面図で閉鎖状
態を示す図、第3図は開放状態を示す第2図に類
似の断面図、第4図は固定羽根の取付状態を示す
部分横断面図、第5図は可動羽根と開閉部材の関
係を示す部分横断面図、そして第6図は従来の可
動ガラリーの羽根の断面図である。 図中、1…縦枠、2…固定羽根、3…可動羽
根、5…溝、7…可動羽根の上縁、8…アーム、
10…連結棒。
面図、第2図は第1図の線A−A断面図で閉鎖状
態を示す図、第3図は開放状態を示す第2図に類
似の断面図、第4図は固定羽根の取付状態を示す
部分横断面図、第5図は可動羽根と開閉部材の関
係を示す部分横断面図、そして第6図は従来の可
動ガラリーの羽根の断面図である。 図中、1…縦枠、2…固定羽根、3…可動羽
根、5…溝、7…可動羽根の上縁、8…アーム、
10…連結棒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両側の縦枠に所定間隔で固定された一連の固
定羽根と、前記固定羽根の間の室内側に備えら
れた一連の可動羽根を含み、各前記可動羽根は
その上縁がそれに対応の前記固定羽根に一体に
形成された溝に枢止され且つ前記可動羽根に取
付けられたアームおよび共通の連結棒を介して
開閉され、閉じられると前記可動羽根の下端が
前記固定羽根の上端に接触して前記固定羽根間
の隙間を塞ぐようになつているアルミ合金製可
動ガラリー。 (2) 前記可動羽根の上縁は断面がほぼ円形になつ
ており、且つ前記溝は断面が円弧状の溝である
実用新案登録請求の範囲第1項記載のアルミ合
金製可動ガラリー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8595183U JPS59190889U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | アルミ合金製可動ガラリ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8595183U JPS59190889U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | アルミ合金製可動ガラリ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190889U JPS59190889U (ja) | 1984-12-18 |
JPH0144709Y2 true JPH0144709Y2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=30215899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8595183U Granted JPS59190889U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | アルミ合金製可動ガラリ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190889U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104494610A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-04-08 | 南车资阳机车有限公司 | 一种机车用简易风动活动风栅通风机构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935781A (ja) * | 1972-08-07 | 1974-04-02 | ||
JPS574705U (ja) * | 1981-02-24 | 1982-01-11 |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP8595183U patent/JPS59190889U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935781A (ja) * | 1972-08-07 | 1974-04-02 | ||
JPS574705U (ja) * | 1981-02-24 | 1982-01-11 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104494610A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-04-08 | 南车资阳机车有限公司 | 一种机车用简易风动活动风栅通风机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59190889U (ja) | 1984-12-18 |
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