JPH0144260Y2 - - Google Patents

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JPH0144260Y2
JPH0144260Y2 JP15423685U JP15423685U JPH0144260Y2 JP H0144260 Y2 JPH0144260 Y2 JP H0144260Y2 JP 15423685 U JP15423685 U JP 15423685U JP 15423685 U JP15423685 U JP 15423685U JP H0144260 Y2 JPH0144260 Y2 JP H0144260Y2
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cutting edge
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、カツタ本体の先端部外周に、その
軸線方向に沿つて複数のスローアウエイチツプが
装着されたスローアウエイ式転削工具に関する。
[従来の技術] 近年、エンドミル等に用いられる転削工具とし
て、カツタ本体の先端部外周にその軸線方向に沿
つて複数のスローアウエイチツプが着脱自在に装
着されたスローアウエイ式の転削工具が多用され
つつある。
第14図〜第19図は、従来のこの種のスロー
アウエイ式転削工具(以下、転削工具と略称す
る。)を示すもので、図中符号12はこの転削工
具のカツタ本体を示すものである。
このカツタ本体12は、基端部がエンドミル等
の駆動源に軸線X廻りに回転自在に保持される略
円柱状のもので、その先端部外周には、軸線方向
に等間隔を置き、かつ円周方向に等間隔を隔てた
複数の箇所(図では4箇所)に、その一部分が外
周に向けて大きく取り除かれてなるチツプポケツ
ト12a……が形成されている。そして、このカ
ツタ本体12の外周面に位置しかつ上記チツプポ
ケツト12aに臨ませた4つのチツプ取付座12
bが形成され、このチツプ取付座12bに各々ス
ローアウエイチツプ1が着脱自在に装着されてい
る。
このチツプ1は、第17図〜第19図に示すよ
うに、外観が菱形の板状に形成されたもので、そ
の上面2の4つの稜辺部3……には、4つの主切
刃4が形成されている。そして、これら主切刃4
から着座面とされる下面5に至る側面には、これ
ら主切刃4のすくい面6が形成されている。ここ
で、上記すくい面6は、上記主切刃4から下面5
に向けて延びる平滑な傾斜面によつて形成されて
おり、さらにこのチツプ1のこれら対向するすく
い面6,6間の幅寸法は、上記主切刃4の切刃先
端14から切刃後端15に至るまで一定とされて
いる。また、上記上面2の中央部には、上記下面
5に向けて貫通する取り付け用の孔部10が穿設
されている。
そして、これらスローアウエイチツプ1……
は、第15図に示すように、それぞれ上記取り付
け用の孔部10に挿通された取付ボルトにより、
上記カツタ本体12のチツプ取付座12bにいず
れも同一の正のアキシヤルすくい角α(=取付傾
斜角)を付された状態で装着されている。ここ
で、これらスローアウエイチツプ1は、菱形面を
外周面側に配され、第14図に示すように、互い
の回転軌跡におけるこれら主切刃4……を軸線方
向に沿つて連続させて装着されている。また、上
記各スローアウエイチツプ1は、その主切刃4の
切刃先端14と切刃後端15とが、カツタ本体1
2の軸線Xから等距離にある同一円弧面上に位置
するようにして装着されている。
また、第20図〜第22図は他の従来例を示す
もので、この例の転削工具においては、カツタ本
体20の先端部の円周方向に等間隔をおいた位置
に、外周と先端部とに開口する複数(図では4)
の螺旋状のチツプポケツト21が形成されてい
る。また、カツタ本体20の外周面には、上記チ
ツプポケツト21に臨ませた複数(図では10)
のチツプ取付座23……が形成されている。そし
てこれらチツプ取付座23……には、それぞれス
ローアウエイチツプ1……が装着されている。
このスローアウエイチツプ1は、上記従来例と
同一のもので、上記カツタ本体20のチツプ取付
座23……に、互いの主切刃4……をそれらの回
転軌跡において上記カツタ本体20の軸線方向に
連続させて装着されている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記いずれの転削工具にあつても、
切刃先端14をカツタ本体12の先端側に向けて
スローアウエイチツプ1を装着しているので、4
つの主切刃4……のうち対向する2つの主切刃
4,4しか使えないという問題があつた。また、
チツプ1のすくい面6を、平面状の傾斜面によつ
て形成しているので、その切削性能を向上させる
ために上記すくい角αを大きくすると、少なくと
もカツタ本体12の最先端に装着されたチツプ1
には正面逃げ角γをとらなければならない関係か
ら、いきおい切刃先端角βが鋭角化してしまうた
め、刃先強度が低下し、よつて切刃が欠損してし
まうという恐れがあつた。
[考案の目的] この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
スローアウエイチツプの4つの主切刃を使用可能
とするとともに、高い切削性能と優れた刃先強度
とを得ることができる転削工具を提供することを
目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この考案の転削工具は、複数の略菱形状のスロ
ーアウエイチツプを、その略菱形面を外周面側に
配しかつ主切刃を回転軌跡においてカツタ本体の
軸線方向に連続させてカツタ本体に装着されてい
る。上記スローアウエイチツプは、その上面の4
つの稜辺部にそれぞれ主切刃を形成するととも
に、その主切刃に沿う側面に形成されるすくい面
を、上記主切刃中央における上記すくい面間の幅
寸法が上記主切刃の切刃先端と切刃後端とにおけ
る各幅寸法より大きくなる凸曲面により形成して
構成されたものである。なお、スローアウエイチ
ツプは、そのアキシヤルすくい角を円周方向にお
いて正負交互に装着し、またカツタ本体の先端に
装着したスローアウエイチツプのアキシヤルすく
い角は、他のそれよりも小さく設定する方が、切
削性向上の点から好ましい。
[実施例] 第1図〜第7図は、この考案の転削工具の一例
を示すもので、第14図〜第19図に示したもの
と共通する部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
第1図〜第3図において、この例の転削工具に
おいては、カツタ本体12のチツプ取付座12b
……にそれぞれスローアウエイチツプ30……が
着脱自在に装着されている。
上記チツプ30は、第4図〜第6図に示すよう
に、略菱形の板状をなし、その上面2の4つの稜
辺部3……にそれぞれ主切刃32……を形成する
とともに、上記主切刃32……から着座面とされ
る下面5に至る側面にすくい面31……を形成
し、そのすくい面31は、それぞれ主切刃32の
切刃中央部33における上記すくい面31,31
間の幅寸法が上記主切刃32の切刃先端34と切
刃後端35とにおける各幅寸法より大きくなるよ
うな円滑な凸曲面により形成されている。ここ
で、上記すくい面31を形成する凸曲面は、第7
図に示すようにこのチツプ30をカツタ本体12
に装着した際に、上記主切刃32がその切刃先端
34から切刃後端35に至るまで、上記軸線Xを
中心とした同一円弧面36と一致するような形状
にすることが望ましい。
上記のように構成されたチツプ30は、第1
図・第2図に示すように、その略菱形面を外周面
側に配し、互いの上記主切刃32をそれらの回転
軌跡において上記カツタ本体12の軸線方向に連
続させるとともに、円周方向に互いに離間させて
カツタ本体12のチツプ取付座12bに着脱自在
に装着されている。この場合、カツタ本体12の
円周方向で隣り合うチツプ30どうしは、鋭角状
の切刃先端34をカツタ本体12の先端側(第2
図で下方)と基端側とにそれぞれ交互に向けて配
されている。また、カツタ本体12の最先端に装
着されたチツプ30は、そのアキシヤルすくい角
αを正にかつ鋭角状の切刃先端34をカツタ本体
12の先端に向けて、そしてこの最先端に装着さ
れたチツプ30に円周方向で隣り合う他のチツプ
30は、そのアキシヤルすくい角αを正にかつ鋭
角状の切刃先端34をカツタ本体12の基端側
(第2図で上方)に向けてそれぞれ装着されてい
る。以下、同様にいずれのチツプ30も、上記同
様のアキシヤルすくい角αになつている。
しかして、上記のような転削工具にあつては、
チツプ30の切刃先端34を、カツタ本体12の
先端側と基端側とに円周方向上、交互に配してい
るので、4つの主切刃32をすべて使うことがで
きる。加えて上記のようなチツプ30にあつて
は、すくい面31を凸曲面によつて形成してある
ので、第2図に示すように、カツタ本体12に従
来と同様の正のアキシヤルすくい角αを付して装
着した場合、上記従来のチツプ1よりも大きな刃
先角度β1を得ることができる。このため、刃先強
度を大幅に向上させることができ、よつて切刃の
欠損や過度の摩耗を生じることがなく、工具寿命
を延ばすことができるだけでなく、排出される切
り屑にその幅を拡散させる作用が働くため切り屑
内の歪も小さくなり、びびりや振動の発生を防ぐ
等の優れた切削効果も得ることができる。また、
凸曲線状をなす上記主切刃32により生成される
切屑が従来のものよりも薄くなるうえに、上記す
くい面21を形成する凸曲面により切屑を分断す
る作用を得ることができるため、切屑の排出性に
非常に優れたものとなる。
第8図〜第10図は、この考案の転削工具の第
2実施例を示すものである。
第7図〜第9図において、この例の転削工具に
おいては、カツタ本体40の先端部の円周方向に
等間隔をおいた位置に、外周と先端部とに開口す
る複数(図では4)の螺旋状のチツプポケツト4
1が形成されている。また、カツタ本体40の外
周面に位置しかつ上記チツプポケツト41に臨ま
せた複数(図では10)のチツプ取付座43……
が形成されている。そしてこれらチツプ取付座4
3……に、10個のスローアウエイチツプ30……
が装着されている。
このスローアウエイチツプ30は、上記第1実
施例と同一のもので、上記カツタ本体40のチツ
プ取付座43……に、互いの主切刃32……をそ
れらの回転軌跡において上記カツタ本体40の軸
線方向に連続させて装着されている。
しかして、この例の転削工具にあつても、第1
図〜第7図に示した第1実施例のものと同様の作
用効果を得ることができる。
第11図はこの考案の第3実施例を示すもの
で、第11図においてこの例の転削工具において
は、カツタ本体50の先端部の円周方向に等間隔
をおいた位置に、外周と先端に開口し軸線に対し
て1方向に傾斜する複数(図では2)の螺旋状の
チツプポケツト51aと、このチツプポケツト5
1aと逆方向に傾斜して外周に開口する3つの長
孔状のチツプポケツト51bとが、交互に2列ず
つ形成されている。このカツタ本体50の外周面
にかつ上記チツプポケツト51aに臨ませて、チ
ツプ取付座(図示せず)が形成されている。この
チツプ取付座には、第1実施例と同一構成のスロ
ーアウエイチツプ30a,30bが着脱自在に装
着されている。この場合、切刃先端34をカツタ
本体50の先端側に向けて配されたスローアウエ
イチツプ30aは、上記螺旋状のチツプポケツト
51aに臨ませて装着され、また切刃先端34を
カツタ本体50の基端側に向けて配されたスロー
アウエイチツプ30bは、上記長孔状のチツプポ
ケツト51bに臨ませて装着されている。そし
て、上記一方のスローアウエイチツプ30aは、
正のアキシヤルすくい角αを付され、また他方の
スローアウエイチツプ30bは、負のアキシヤル
すくい角α(正のアキシヤルすくい角αと同じ角
度)を付されている。
上記のように構成された転削工具にあつては、
第1実施例と同様の作用効果を生じさせるが、さ
らにスローアウエイチツプ30aとスローアウエ
イチツプ30bとでは、それらのアキシヤルすく
い角α,αが同一角度で正・負逆になつている。
したがつて、従来の第15図・第21図に示すよ
うに、アキシヤルすくい角αがいずれも同じ方向
を向いて力が軸線上方方向に働く場合と異なり、
この実施例では、軸線方向に働く力が互いに打ち
消しあつて切削抵抗を軽減させることができる。
第12図はこの考案の第4実施例を示すもの
で、第12図においてこの例の転削工具において
は、カツタ本体60の先端部の円周方向に等間隔
をおいた位置に、外周に開口する複数(図では
4)の螺旋状のチツプポケツト61……が形成さ
れている。また、カツタ本体60の外周面に位置
して上記チツプポケツト61に臨ませた複数(図
では10)のチツプ取付座(図示せず)が形成さ
れている。そして、これらチツプ取付座に、12個
のスローアウエイチツプ30c,30d……が装
着されている。
上記スローアウエイチツプ30c,30dは、
上記第1実施例と同じ構成のもので、カツタ本体
60のチツプ取付座に、互いの主切刃32……を
それらの回転軌跡においてカツタ本体60の軸線
方向に連続させて装着されている。そして、カツ
タ本体60の最先端に装着されたスローアウエイ
チツプ30cのアキシヤルすくい角α1は、そう
でない他のスローアウエイチツプ30cのアキシ
ヤルすくい角α2,α3よりも小さく設定されて
いる。すなわち、α1<α2(<α3)になつて
いる。なお、カツタ本体60の先端に装着された
スローアウエイチツプ30cの正のアキシヤルす
くい角α1は、正面逃げ角γが必要なために、あ
まり大きくとることはできないが、他のスローア
ウエイチツプ30dの正のアキシヤルすくい角α
2は、正面逃げ角γを必要としないために大きく
とることができる。なお、上記チツプ30cに円
周方向で隣り合うチツプ30dについても先端側
から基端側にかけて徐々に大きなすくい角α1<
α2<α3になつている。
上記のようにスローアウエイチツプ30c,3
0dを装着した場合には、カツタ本体60の先端
以外に装着された他のスローアウエイチツプ30
cは、その主切刃32の軸線方向成分の長さl1
を軸線方向に連続させるべき軸線方向成分の長さ
l2の範囲内で位置させればよいので、連続させ
るべき軸線方向成分の長さl2の範囲内でアキシ
ヤルすくい角α2,α3を大きくとることができ
る。これにより、他のスローアウエイチツプ30
c,30dは、正面逃げ角γを必要としないこと
とあいまつて、そのアキシヤルすくい角α2を、
先端に装着されたスローアウエイチツプ30aの
アキシヤルすくい角α1よりも大きくとることが
できるので、転削工具全体の切削抵抗が軽減し、
切削性向上に大きな効果がある。
第13図は、上記第4実施例の変形例を示すも
ので、第4実施例とほぼ同じ構成である。スロー
アウエイチツプ30c,30dのアキシヤルすく
い角は、カツタ本体60の先端側から基端側にな
るにつれて(第13図において下から上)徐々
に、α4<α5<α6となつている。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案の転削工具は、複
数の略菱形状のスローアウエイチツプを、その略
菱形面を外周面側に配しかつ主切刃を回転軌跡に
おいてカツタ本体の軸線方向に連続させてカツタ
本体に装着されている。主切刃中央におけるすく
い面間の幅寸法は、主切刃の切刃先端と切刃後端
とにおける各幅寸法より大きくなる凸曲面により
形成されている。この転削工具によれば、チツプ
の4つの主切刃を使うことができるとともに、チ
ツプが従来のものより大きな刃先角度を得ること
ができるため、高い切削性能と優れた刃先強度と
を共に得ることができ、工具寿命を延ばし、切削
抵抗の低減によりびびりや振動の発生を防ぐこと
ができる等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案のスローアウエイ式
転削工具の一実施例を示すもので、第1図はカツ
タ本体にスローアウエイチツプを装着した状態の
回転軌跡を示す転削工具の正面図、第2図はカツ
タ本体にスローアウエイチツプを装着した状態の
展開図、第3図は上記転削工具の底面図、第4図
は上記転削工具に装着されているスローアウエイ
チツプを示す正面図、第5図は第4図のA矢視
図、第6図は第4図のB矢視図、第7図は第3図
のE部拡大図である。第8図〜第10図は第2実
施例を示すもので、第8図はカツタ本体にスロー
アウエイチツプを装着した状態の回転軌跡を示す
転削工具の正面図、第9図はカツタ本体にスロー
アウエイチツプを装着した状態の展開図、第10
図は上記転削工具の底面図である。第11図・第
12図はこの考案の第3,4実施例を示すもの
で、それぞれカツタ本体にスローアウエイチツプ
を装着した状態の展開図、第13図は第4実施例
の変形例を示すカツタ本体の展開図である。第1
4図〜第19図は従来のスローアウエイ式転削工
具を示すもので、第14図はカツタ本体にスロー
アウエイチツプを装着した状態の回転軌跡を示す
転削工具の正面図、第15図はカツタ本体にスロ
ーアウエイチツプを装着した状態の展開図、第1
6図は上記転削工具の底面図、第17図は上記転
削工具に装着されているスローアウエイチツプを
示す正面図、第18図は第17図のC矢視図、第
19図は第17図のD矢視図である。また第20
図〜第22図は、従来の他の例を示すもので、第
20図はカツタ本体にスローアウエイチツプを装
着した状態の回転軌跡を示す転削工具の正面図、
第21図はカツタ本体にスローアウエイチツプを
装着した状態の展開図、第22図は上記転削工具
の底面図である。 2……上面、3……稜辺部、5……下面、1
2,40,50,60……カツタ本体、30,3
0a,30b,30c,30d……スローアウエ
イチツプ、31……すくい面、32……主切刃、
33……切刃中央部、34……切刃先端、35…
…切刃後端、α,α1,α2,α3,α4,α5
……すくい角、β1……刃先角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カツタ本体の先端部外周に、上面の4つの稜
    辺部にそれぞれ主切刃を形成するとともに上記
    主切刃から着座面とされる下面に至る側面にす
    くい面を形成した複数の略菱形板状のスローア
    ウエイチツプを、その略菱形面を外周面側に配
    し、互いの上記主切刃をそれらの回転軌跡にお
    いて上記カツタ本体の軸線方向に連続させると
    ともに、円周方向に互いに離間させて着脱自在
    に装着するようにしたスローアウエイ式転削工
    具において、上記スローアウエイチツプは、上
    記主切刃に沿う上記すくい面を、上記主切刃中
    央における上記すくい面間の幅寸法が上記主切
    刃の切刃先端と切刃後端とにおける各々の上記
    すくい面間の幅寸法より大きくなる凸曲面によ
    り形成して構成されるとともに、円周方向で隣
    り合うスローアウエイチツプどうしは、鋭角状
    の切刃先端をカツタ本体の先端側と基端側とに
    それぞれ交互に向けて配し、かつカツタ本体の
    最先端に装着されたスローアウエイチツプは、
    そのアキシヤルすくい角を正にかつ鋭角状の切
    刃先端をカツタ本体の先端側に向けて装着され
    てなることを特徴とするスローアウエイ式転削
    工具。 (2) 正のアキシヤルすくい角を付されたスローア
    ウエイチツプと、負のアキシヤルすくい角を付
    されたスローアウエイチツプとが、円周方向に
    交互にカツタ本体に装着されたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のスロ
    ーアウエイ式転削工具。 (3) カツタ本体の最先端に装着したスローアウエ
    イチツプの正のアキシヤルすくい角は、他のス
    ローアウエイチツプの正のアキシヤルすくい角
    よりも小さく設定されたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のスローアウ
    エイ式転削工具。
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JPS6265113U JPS6265113U (ja) 1987-04-22
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