JPH0143888B2 - - Google Patents

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JPH0143888B2
JPH0143888B2 JP21465081A JP21465081A JPH0143888B2 JP H0143888 B2 JPH0143888 B2 JP H0143888B2 JP 21465081 A JP21465081 A JP 21465081A JP 21465081 A JP21465081 A JP 21465081A JP H0143888 B2 JPH0143888 B2 JP H0143888B2
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JP
Japan
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signal
vehicle
axle
section
weight
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Application number
JP21465081A
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English (en)
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JPS58112841A (ja
Inventor
Yutaka Kamatsu
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Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyowa Electronic Instruments Co Ltd filed Critical Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Priority to JP21465081A priority Critical patent/JPS58112841A/ja
Publication of JPS58112841A publication Critical patent/JPS58112841A/ja
Publication of JPH0143888B2 publication Critical patent/JPH0143888B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/08Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for incorporation in vehicles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、道路上等で車両の重量を測定する装
置に関するものである。
トラツク等において過積みを行うと、その車両
自体の運転性に支障があるのみならず、交通事故
あるいは路面の傷みの要因ともなる。そこで警
察、道路公団等においては、法定の積載量以下の
積載量であるか否かを測定装置を用いて取締りあ
るいは通行規制を行つている。従来、この種の測
定としては、車軸の各軸重を測定し、それらを加
算し、表示およびプリントアウトするものが一般
的である。しかし、単に各軸重を加算した測定結
果は、乗車実員、規定の空重量たる車両重量なら
びに積載重量の和として表われるため、積載重量
は、取締員が測定結果から手計算による演算処理
を行わなければならなかつた。更に、本来必要と
するのは過積みであるか否か、過積みであればど
の程度超過しているかの点であるにも拘らず、こ
の点についても煩瑣な手計算に頼らなければなら
ないものであつた。他方、トラツクの種別、例え
ばトレーラトラツク等にあつては積荷の荷重が各
軸重の加算結果として直接的に表われてこないの
で、トレーラトラツクに対応する場合、計算の困
難性が倍加するものであつた。
かくして、手計算による測定結果の処理の遅滞
は、迅速な取締、規制を不可能とし、交通渋滞を
招く。
本発明は、前記従来の問題点に対処するために
提案されたもので、その目的とするところは簡単
なる操作で単なる各軸重の和のみならず、測定対
象車両の諸情報、特にその車両の軸への荷重態様
に基く種別をも取込んで、取締等に必要な結果を
自動的に出力させ、もつて迅速な処理が可能な車
両重量測定装置を提供することにある。
上記の目的を達成させるため、第1の発明(特
許請求の範囲第1項記載の発明)は、車両の車軸
毎に軸重を測定可能に配置され軸重を電気信号と
して出力する検出部と、この検出部からの出力を
増幅する増幅器と、この増幅器からのアナログ信
号をデイジタル信号とするA/D変換器と、測定
対象車両が普通トラツクとは軸への荷重態様が異
なるセミトレーラ、ポールトレーラ、フルトレー
ラ等の牽引車両である場合にその種別を手動によ
り入力する車種設定器と、測定対象車両の軸数、
乗車実員、空車重量、最大積載量等の各種データ
数値をそれぞれ手動により入力するために用いら
れる0〜9からなるキーボードと、前記各種デー
タ数値、各軸重値等の各種データを順次取込ませ
ると共に予め定められた制御プログラムに従つて
次の処理ステツプに移行させるための確認信号を
入力する確認スイツチと、前記各種データを取込
み記憶部への格納しまた格納されたデータおよび
予め該記憶部に格納された制御プログラムに基づ
き演算処理すると共に各部に制御信号を発する演
算処理器と、この演算処理器からの信号を受け前
記各種データ、演算処理結果および前記各処理ス
テツプでの処理内容を表示する表示部と、前記演
算処理器からの信号を印字記録する記録部とを具
備し、前記表示部に表示される処理内容に従い、
前記車種設定器の手動操作により生成される車種
信号、前記キーボードの手動操作により生成され
る測定対象車両の軸数信号、乗車実員数信号、空
車重量信号および最大積載量信号のそれぞれと前
記確認スイツチの手動操作により生成される前記
確認信号とを交互に前記演算処理器に取込み、さ
らに前記A/D変換器からの各軸単位の軸重信号
と前記確認スイツチの手動操作により生成される
前記確認信号とを前記車両の軸数分交互に前記演
算処理器に取込んで前記記憶部に格納し、測定対
象車両が普通トラツクで前記車種信号が前記車種
設定器から入力されなかつた場合、前記演算処理
器において、前記軸重信号を前記軸数設定器によ
り設定された軸数分加算して車両の測定総重量を
演算し、この測定総重量から乗車実員換算値およ
び空車重量を減算して積載重量を演算し、この積
載重量から最大積載量を減算して超過積載量を演
算し、この超過積載量を最大積載量で除算し且つ
これに100を乗算して超過率を演算し、一方、前
記車種設定器からセミトレーラ、ポールトレーラ
およびフルトレーラのいずれかを示す車種信号が
出力された場合、前記演算処理器において、前記
車種信号に応じた所定の演算式により前記普通ト
ラツクの場合に準じて積載重量、超過積載量およ
び超過率を演算し、この演算結果を前記表示部に
表示させると共に前記記録部に印字させるように
構成したことを特徴としたものであり、 第2の発明(特許請求の範囲第2項記載の発明
は、上記第1の発明の各構成要素のうち、少なく
とも前記増幅器と前記A/D変換器と前記記録部
とを第一処理部とし、前記車種設定器と前記キー
ボードと前記確認スイツチと前記表示部とを第二
処理部とし、これら第一処理部および第二処理部
の両方またはいずれか一方に前記演算処理器と記
憶部を設けると共に、前記検出部と前記第一処理
部と前記第二処理部とを信号伝達手段を介して信
号授受が可能なるように連結し、前記第一処理部
を、前記測定対象車両を前記検出部上に誘導する
誘導員が携帯しつつ操作し得るように構成したこ
とを特徴としたものである。
以下、本発明を図面に基き詳細に説明する。
第1図は本発明装置の一例を示すブロツク図、
第2図は、道路での測定状況を示す概要図、第3
図は本発明装置の操作パネルの一構成例を示す正
面図、第4図は本発明装置に用いられる重量測定
カードの一例図、第5図a〜dは、種別を異にす
る車両の概要図である。
図において1は、検出部で道路Rの片側に車輪
の巾だけ離間して一対の検出器1a,1bが配設
される。各検出器1a,1bは例えば6個のロー
ドセルを設けたもので、その進入側および退出側
には案内板1cが設置される。この検出部1から
の車軸毎の軸重信号は、コンデシヨナ機能を備え
た増幅器2に入力される。この増幅器2は、ロー
ドセルによる抵抗変化を電圧に変換させるための
ブリツジ電源と、ブリツジの平衡をとるための初
期平衡調整器と、ブリツジに抵抗を並列に挿入し
ひずみ量と表示値とを比較校正する校正回路と、
増巾部本体とを備えている。また増幅器2からの
信号は、A/D変換器3によりデイジタル信号に
変換され、インターフエイス4を介して演算処理
器5へ取込まれるようになつている。この演算処
理器5には、各種のデータを一時的に記憶してお
くRAMおよび制御プログラムを予め格納してな
るROMの2種の型式の記憶部6が付設されてい
る。7は、時間設定器で、インターフエイス8を
介して現測定の年月日、時刻の信号を次述する記
録部および後述する表示部へ与えるよう構成され
ている。
9は印字選択器で、インターフエイス8を介し
て後述の重量測定カードに印字記録させるか否か
の信号を記録部へ与えるよう構成されており且
つ、印字側に選択した場合において、測定対象車
両が未超過積載または超過積載でもある超過率以
下のときは重量測定カードに印字させない機能を
もたせてあり、当該超過率を予め任意に設定でき
る超過率設定器10が付設されている。この実施
例の場合、超過率設定器10としてのデイジタル
スイツチで0〜99%まで1%おきに超過率を設定
できるように構成されている。11は記録制御器
で、演算処理器5からの指令に基いて各種データ
および演算処理器5からの演算処理結果を、プリ
ンター等の記録部12へ出力する。一方、検出部
1を除く前述の各作動部は、第一処理部Paとさ
れる。13は確認スイツチでインターフエイス1
4を介し、演算処理器15(および/または5)
に各種測定値、設定値等の各種データを順次取込
ませると共に予め定められた制御プログラムに従
つて次の処理ステツプに移行させるためのタイミ
ング信号すなわち確認信号を与えるように構成さ
れている。演算処理器15には、演算処理器5と
同様にRAMおよびROMの2種の形式の記録部
16が付設されており上記確認スイツチ13から
のタイミング信号により各種データを記憶部16
に格納または読出しを行い且つ予めプログラムさ
れた記憶内容を読出す機能を有する。17は較正
値スイツチで、検出部1より生ずるひずみ量と後
述する表示部に表示される値とを比較、校正し精
度の高い測定結果を得るための較正回路に含まれ
るものであつて、例えばブリツジ回路に一定の等
価ひずみを生ずるように並列に較正抵抗を挿入す
るためのスイツチとして用いられる。18は呼出
しスイツチで、測定の準備段階で操作入力された
各種設定値(後述する)を測定に先立ち呼出し確
認するためのスイツチとして用いられる。19は
時間設定器7の時間(例えば年月日時分)の設
定、変更時その他後述する各種データの入力時に
用いられる0〜9からなるキーボードである。2
0は訂正スイツチで、操作入力の訂正等のために
使用される。21は車種設定器で、第5図a〜d
に示すような各車種に応じて選択操作され、第5
図b,cおよびdに示されるようなセミトレー
ラ、ポールトレーラおよびフルトレーラの測定を
行おうとする場合にそれぞれ操作するセミトレー
ラスイツチ21a,ポールトレーラスイツチ21
bおよびフルトレーラスイツチ21cを有してお
り、これらスイツチを操作しない場合は第5図a
に示されるような普通トラツクとして演算処理器
15(および/または5)で処理される構成とな
つている。そして車種設定器21の出力信号はイ
ンターフエイス14を介して演算処理器5(およ
び/または15)へ入力されると共に表示制御器
22へ入力される。この表示制御器22は本実施
例の場合、32文字ドツトマトリツクス液晶表示
器からなる表示器23へのデータ表示の制御を行
う。一方、上述のスイツチ13,17,18,2
0、設定器21、キーボード19、演算処理器1
5、記憶部16、表示制御器22および表示部2
3は第二処理部Pbとされ、第一処理部Paとは別
体に構成される。そして、第一処理部Paおよび
第二処理部Pb間は、それぞれ通信制御器24お
よび25並びにケーブル26を介して接続される
が、無線によるリモートコントロール方式による
接続であつてもよい。
このように構成された装置において、測定に際
しては、まず所定の道路に検出部1を配置し、こ
れと測定器本体とをケーブルにより接続すると共
に、電源を確保する。次いで、電源スイツチ(図
示せず)を投入して、各作動部が正常に動作する
か点検し、あるいは較正等の準備を行う。なお、
この準備操作の中で、第4図に示されるような重
量測定カードCaに記録部12をもつて各種デー
タを印字させようとする場合には、印字選択器9
を選択操作し且つ、印字記録させたい超過率を超
過率設定器10で設定する。例えば、超過率30%
以上の過積載車両に対して、印字記録させたいと
きは、例えばデイジタルスイツチなどからなる超
過率設定器10で「30」に設定する。
これが終了したならば、測定対象車両Tを誘導
員Mbが導いて、検出部1の直前で一旦停止さ
せ、車両の乗員から車両検査証を借用する。この
とき、前述の準備の終了信号に基いて記憶部16
にストアされた表示信号が演算処理器15により
読み出され操作パネルCP(第3図)の表示部23
に例えば「シヤシユセンタク?」の如く表示され
る。ここでは、先ず測定対象車両が普通トラツク
であると仮定して設明していくこととする。この
場合には、車種設定器21を操作せず、確認スイ
ツチ13を押す。すると、表示部23に例えば
「ジクスウ?」の如く表示される。この表示に従
がい車両の軸数をキーボード19を叩いて設定を
行うと表示部23の「?」マークが設定入力した
数値に変るので、これを確認し、もし、間違いが
なければ確認スイツチ13を押すことにより、演
算処理器15からの順序指令に基いて表示部23
に例えば「ジヨウシヤジツイン?ニン」の如き表
示がなされる。前記車両の軸数の設定を誤つた場
合には、訂正スイツチ20を押した後、キーボー
ド19で軸数を入力し直し、更に確認スイツチ1
3を押せば、次の動作(処理)ステツプ(乗車実
員の設定)に移行する。ここで訂正スイツチ20
を2度続けて押すと2つ前の動作ステツプつまり
車種選択動作段階に戻るので前述の操作を繰り返
すことによつて、順次設定値を変更入力すること
ができる。
さて、次に乗車実員を確認し、その人員の数を
キーボード19を叩いて設定を行うと前記と同様
表示部23の「?」マークが入力した数値に置き
変えられるのでそれを確認し間違いがなければ、
確認スイツチ13を押すと、次のステツプに移行
する。なお、ここで、キーボード19を操作せず
確認スイツチ13を押すと後に述べる準備段階の
最終ステツプまで進み、車両の総重量のみを求め
るモードに設定される。
キーボード19を叩いて乗車実員の数を入力し
確認スイツチ13を押すと表示部23に「シヤリ
ヨウジユウリヨウ?Kg」を表示されるので、自動
車検査証(以下車両検査証という)に記載された
車両重量の値をキーボード19で設定する。以下
同様にして車両の最大積載量をキーボード19で
設定し確認スイツチ13を押すと表示部23に点
滅状態で「ジユンビ」の如く表示される。この状
態になつたら準備段階の各種データの入力設定動
作が完了し車両の重量の測定に入ることとなる
が、もし、普通トラツク以外の車両である場合に
は、若干能様を異にする測定動作が行われるがこ
れは後述することにする。またこの状態で呼出し
スイツチ18を押すことによりこれまで入力した
データの確認、訂正および追加をすることができ
るように構成されている。
次に、誘導員Mbは車の運転者に指示して車両
Tの第1軸を検出部1上に導く。車両の軸が検出
部1上に載ると、表示部23に「ソクテイチ」の
文字と軸重値を表わす数字が表示されるので、そ
の表示数字が安定したところで確認スイツチ13
を押す。その結果、検出部1からの第1軸の重量
信号は、演算処理器5(および/または15)に
取込まれ、その表示値が演算処理器5(および/
または15)を介して記憶部6(および/または
16)に記憶格納される。
その後同様にして車両Tの軸数分だけ、上述の
測定操作を繰返す。全ての設定軸数について測定
が終了すると記憶部6(および/または16)に
格納されていた軸重は、演算処理器5(および/
または15)において軸数分加算され、その結果
である測定総重量が記録制御器11を介して記録
部12の重量測定カードCa(第6図)に印字記録
される。
また、先に時間設定器7、印字選択器9、超過
率設定器10により設定された設定信号および、
キーボード19および確認スイツチ13の操作に
より順次設定された車両軸数、乗車実員、車両重
量、最大積載量の設定信号は、記憶部6(およ
び/または16)に格納されているので、演算処
理器5(および/または15)は、これを読み出
してそのまま記録部12へプリントアウトすると
共に、次述する演算を行ないその結果を測定カー
ドCaにプリントアウトする。
いま、車台が一体化されている第5図aに示す
普通トラツクについて第4図に示すカードCaに
記録される事項は、次の意味および演算処理結果
を示している。
(A) 測定総重量:各測定軸重の総和 (B) 乗車実員:乗車実員数とこれに55Kgを乗算し
た値 (C) 車両重量:空車重量(車両検査証記載の値) (D) 空車総重量:(B)+(C) (E) 積荷重量:積載している重量(A)―(D) (F) 最大積載量合計:許容積載量(車両検査証記
載の値) (G) 超過積載量:過積載量(E)―(F) (H) 超過率:過積載率(G)/(F)×100% 他方、軸への荷重態様が異なる牽引車両につい
ては、事情が異なる。まず、設定の当初に誘導し
てきた測定対象車両の種別を確認し、上述したよ
うに表示部23に「シヤシユセンタク?」の如き
表示が出た操作段階で、車種設定器21のいずれ
かのスイツチ21a,21b,21cを押す。そ
の後は軸数設定以後の設定操作を行う。この車種
設定器21による設定信号が演算処理器15(お
よび/または5)に入力されると、全ての測定完
了後、演算処理器15(および/または5)は普
通トラツクとは別のプログラムに則つて演算処理
を行う。また牽引車両では車両検査証が2つ以上
あり、設定するデータも多い。そこで、これらの
データの設定も行うものである。
第5図bに示すようなセミトレーラでは、 (A) 測定総重量:トラクタの測定総重量(A′)
〔各測定軸重の和〕+トレーラの測定総重量
(A″)〔各測定軸重の和〕 (D) 空車総重量:乗車実員(B)+トラクタの車両重
量(C′)〔車両検査証記載の値〕+トレーラの車
両重量(C″)〔車両検査証記載の値〕 の2点で普通トラツクの演算と異なる。
また、第5図に示すようなポールトレーラで
は、セミトレーラと、 (F) 最大積載量合計:トラクタの最大積載量
(F′)〔車両検査証記載の値〕+トレーラの最大
積載量(F″)〔車両検査証記載の値〕 の点で異なる演算が行われる。なお第4図は、こ
のポールトレーラについて実測してその各数値を
印字記録した重量測定カードCaの例を示してい
る。
第5図dに示すようなフルトレーラでは、普通
トラツクの場合における演算方式に準じて、トラ
ツク部とトレーラ部に分けて別々の計算により
別々の結果をプリントアウトする。
かくして、普通トラツク以外の牽引車両であつ
ても簡単な操作で迅速に積載重量、超過積載量お
よび超過率を演算表示および記録ができる。
なお、上記実施例においてカードCaの記録が
その項目、例えば、測定総重量の項を印字してい
るときは、表示部23には、その値が表示される
ようになつており、順次印字の項目毎に表示部2
3の表示値も変わるように構成されている。更に
また、上記実施例においては表示部23には、重
量測定カードCaへの印字項目以外にも「シヤリ
ヨウジユウリヨウトラクタ?Kg」、「サイダイセキ
サイリヨウ?Kg」の如き各設定時の設定項目をメ
ツセージする文字を表示し、更にまた、「E0007、
トラクタジクスウセツテイフリヨウ」、「E0004、
ジクジユウリヨウチヨウカ」の如きエラーコード
およびエラーメツセイジを表示するよう構成され
ているので操作手順が明確で、特に経験や熟練を
要することなく簡単に操作できしかも誤まりの極
めて少ない重量測定を行うことができる。
一方、上述の説明からも推測がつくように、入
力データとしては車両検査証記載の値が含まれる
ため、この値を道路Rの中央部にいる誘導員Mb
が大声で読み上げて道路R端にいる記録員Maに
伝えたり、車両Tの前を横切つて記録員Maに車
両検査証を渡す(危険性を伴う)のでは、円滑な
処理を行なうことができない。
そこで、第1図のように、第一処理部Paと第
二処理部Pbとを分け、これを別々にボツクス化
しておけば、誘導員Mbが車両検査証を借用した
箇所で設定を行うことができ、処理を円滑且つ安
全に行なうことができる。
更に加えて、道路の中央付近にいて車両Tを誘
導する誘導員Mbが携帯する本発明装置の第二処
理部Pbは、上述の如く構成されており、特に、
測定対象車両の軸数、乗車実員数、車両空車重
量、最大積載量、等のデータを入力するのに、キ
ーボードおよび確認スイツチを用いるように構成
したので、第二処理部Pbをコンパクトにボツク
ス化でき、携帯性、操作性を向上できる。
なお、本発明は上述した実施例に限らず、多種
多様に変形実施できるものである。
例えば、演算処理器および記憶部を、第一処理
部と第二処理部に設け、それぞれの処理部内の演
算処理機能、記憶機能を主として分担させている
が、これら機能の分担は適宜変更してもよいし、
第一処理部のみに設けるようにすることもでき
る。もつとも上記実施例のように第二処理部にも
演算処理部、記憶部を設けた方が両処理部間の信
号授受のために好都合である。
また、上述の実施例では、表示部23の液晶表
示素子を用いた例を説明したが、必らずしもこれ
に限られるものでなく、LED等の表示素子を多
数用いて同様の機能をもたせてもよい。
以上詳述したように第一の発明によれば、簡単
な操作で単なる軸重の和のみならず、測定対象車
両の諸情報、特にその車両の軸への荷重態様に基
づく車両の種別をも取込んで、取締等に必要な超
過積載量のおよび超過率などの結果を自動的に演
算し、表示並びに記録させ、もつて正確、迅速な
処理が可能な車両重量測定装置を提供することが
できる。
さらに、第二の発明によれば、処理部を別体と
し、特に第二処理部に各種データの設定機能、表
示機能を合理的に構成して具備せしめたので、携
帯性、操作性が頗るよく、ひいては処理能率の向
上および安全性の確保に達成し得る車両重量測定
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一例の構成を示すブロツ
ク図、第2図は、道路での測定状況を示す概要
図、第3図は、本発明装置に係る操作パネルの正
面図、第4図は本発明装置により印字記録された
重量測定カードの一例図、第5図a〜dは種別を
異にする車両の概要図である。 1……検出部、2……増幅器、3……A/D変
換器、5,15……演算処理器、6,16……記
憶部、12……記録部、13……確認スイツチ、
19……キーボード、21……車種設定器、23
……表示部、Pa……第一処理部、Pb……第二処
理部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の車軸毎に軸重を測定可能に配置され軸
    重を電気信号として出力する検出部と、この検出
    部からの出力を増幅する増幅器と、この増幅器か
    らのアナログ信号をデイジタル信号とするA/D
    変換器と、測定対象車両が普通トラツクとは軸へ
    の荷重態様が異なるセミトレーラ、ポールトレー
    ラ、フルトレーラ等の牽引車両である場合にその
    種別を手動により入力する車種設定器と、測定対
    象車両の軸数、乗車実員、空車重量、最大積載量
    等の各種データ数値をそれぞれ手動により入力す
    るために用いられる0〜9からなるキーボード
    と、前記各種データ数値、各軸重値等の各種デー
    タを順次取込ませると共に予め定められた制御プ
    ログラムに従つて次の処理ステツプに移行させる
    ための確認信号を入力する確認スイツチと、前記
    各種データを取込み記憶部へ格納しまた格納され
    たデータおよび予め該記憶部に格納された制御プ
    ログラムに基づき演算処理すると共に各部に制御
    信号を発する演算処理器と、この演算処理器から
    の信号を受け前記各種データ、演算処理結果およ
    び前記各処理ステツプでの処理内容を表示する表
    示部と、前記演算処理器からの信号を印字記録す
    る記録部とを具備し、前記表示器に表示される処
    理内容に従い、前記車種設定器の手動操作により
    生成される車種信号、前記キーボードの手動操作
    により生成される測定対象車両の軸数信号、乗車
    実員数信号、空車重量信号および最大積載量信号
    のそれぞれと前記確認スイツチの手動操作により
    生成される前記確認信号とを交互に前記演算処理
    器に取込み、さらに前記A/D変換器からの各軸
    単位の軸重信号と前記確認スイツチの手動操作に
    より生成される前記確認信号とを前記車両の軸数
    分交互に前記演算処理器に取込んで前記記憶部に
    格納し、測定対象車両が普通トラツクで前記車種
    信号が前記車種設定器から入力されなかつた場
    合、前記演算処理器において、前記軸重信号を前
    記軸数設定器により設定された軸数分加算して車
    両の測定総重量を演算し、この測定総重量から乗
    車実員換算値および空車重量を減算して積載重量
    を演算し、この積載重量から最大積載量を減算し
    て超過積載量を演算し、この超過積載量を最大積
    載量で除算し且つこれに100を乗算して超過率を
    演算し、一方、前記車種設定器からセミトレー
    ラ、ポールトレーラおよびフルトレーラのいずれ
    かを示す車種信号が出力された場合、前記演算処
    理器において、前記車種信号に応じた所定の演算
    式により前記普通トラツクの場合に準じて積載重
    量、超過積載量および超過率を演算し、この演算
    結果を前記表示部に表示させると共に前記記録部
    に印字させるように構成したことを特徴とする車
    両重量測定装置。 2 車両の車軸毎に軸重を測定可能に配置され軸
    重を電気信号として出力する検出部と、この検出
    部からの出力を増幅する増幅器と、この増幅器か
    らのアナログ信号をデイジタル信号とするA/D
    変換器と、測定対象車両が普通トラツクとは軸へ
    の荷重態様が異なるセミトレーラ、ポールトレー
    ラ、フルトレーラ等の牽引車両である場合にその
    種別を手動により入力する車種設定器と、測定対
    象車両の軸数、乗車実員、空車重量、最大積載量
    等の各種データ数値をそれぞれ手動により入力す
    るために用いられる0〜9からなるキーボード
    と、前記各種データ数値、各軸重値等の各種デー
    タを順次取込ませると共に予め定められた制御プ
    ログラムに従つて次の処理ステツプに移行させる
    ための確認信号を入力する確認スイツチと、前記
    各種データを取込み記憶部へ格納しまた格納され
    たデータおよび予め該記憶部に格納された制御プ
    ログラムに基づき演算処理すると共に各部に制御
    信号を発する演算処理器と、この演算処理器から
    の信号を受け前記各種データ、演算処理結果およ
    び前記各処理ステツプでの処理内容を表示する表
    示部と、前記演算処理器からの信号を印字記録す
    る記録部とを具備し、前記表示部に表示される処
    理内容に従い、前記車種設定器の手動操作により
    生成される車種信号、前記キーボードの手動操作
    により生成される測定対象車両の軸数信号、乗車
    実員数信号、空車重量信号および最大積載量信号
    のそれぞれと前記確認スイツチの手動操作により
    生成される前記確認信号とを交互に前記演算処理
    器に取込み、さらに前記A/D変換器からの各軸
    単位の軸重信号と前記確認スイツチの手動操作に
    より生成される前記確認信号とを前記車両の軸数
    分交互に前記演算処理器に取込んで前記記憶部に
    格納し、測定対象車両が普通トラツクで前記車種
    信号が前記車種設定器から入力されなかつた場
    合、前記演算処理器において、前記軸重信号を前
    記軸数設定器により設定された軸数分加算して車
    両の測定総重量を演算し、この測定総重量から乗
    車実員換算値および空車重量を減算して積載重量
    を演算し、この積載重量から最大積載量を減算し
    て超過積載量を演算し、この超過積載量を最大積
    載量で除算し且つこれに100を乗算して、超過率
    を演算し、一方、前記車種設定器からセミトレー
    ラ、ポールトレーラおよびフルトレーラのいずれ
    かを示す車種信号が出力された場合、前記演算処
    理器において、前記車種信号に応じた所定の演算
    式により前記普通トラツクの場合に準じて積載重
    量、超過積載量および超過率を演算し、この演算
    結果を前記表示部に表示させると共に前記記録部
    に印字させるように構成すると共に、少なくとも
    前記増幅器と前記A/D変換器と前記記録部とを
    第一処理部とし、前記車種設定器と前記キーボー
    ドと前記確認スイツチと前記表示部とを第二処理
    部とし、これら第一処理部および第二処理部の両
    方またはいずれか一方に前記演算処理器と記憶部
    を設けると共に、前記検出部と前記第一処理部と
    前記第二処理部とを信号伝達手段を介して信号授
    受が可能なるように連結し、前記第一処理部を、
    前記測定対象車両を前記検出部上に誘導する誘導
    員が携帯しつつ操作し得るように構成したことを
    特徴とする車両重量測定装置。
JP21465081A 1981-12-25 1981-12-25 車両重量測定装置 Granted JPS58112841A (ja)

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JPS6381220A (ja) * 1986-09-25 1988-04-12 Yamato Scale Co Ltd 軸重測定装置
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